未完成のブログ

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Jun 19, 2017
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カテゴリ: Fallout:NewVegas
オルガ・キュリレンコ




レナータ:小さなセキュリトロンの体は後で返すとのこと



FalloutNewvegas127話「レナータ2」

 モニターを見る。ロボスコルピオン、ガッツィーを前に、セキュリトロンはヘザーの守りを固めている。グレタはパイプラインの影に入って見えなくなった。

「向こうも流石にゴリ押しで来ないね」

「レイダーじゃないからね」

「高火力のガッツィーを前にして装甲の厚いセキュリトロンで守りを固めるか……セキュリトロンはミサイルとグレネード持ってるしああやって守りを固められると厄介だね」

「あのガッツィーは……マシンガンとプラズマガンを装備かぁ。連射力が凄いから正面から撃ち合えばひとたまりもないね」

 こちらの戦力数的にまともにぶつかって勝てる相手じゃない。かといって籠城してもヘザーがいる限り外でいくらでも戦力の補充ができてしまう。どうしようか……



 Dr.モビウスが言った。なるほど、そうかもしれない。向こうはわざわざリスクを負って何が待ち構えてるかわからないこっちの建物には入ってこないだろう。

「じゃあどうすれば……サイバードッグ隊とロボトマイトは守りの為に外に出すわけにはいかないし……」

「奴らの裏をかくしかない。攻撃を耐えしのぎ撤退していくのを追い、奇襲をかけるのだ」

「窓のフォースフィールドは大丈夫だろうけど……建物の外壁に穴を開けられたらヤバくない?」

 グレタの手なら壁も破壊するだろう。そこから侵入されたらヤバイ。

「一度侵入されたら長くはもたないだろう。そこでだ……君は反対するかもしれないがロボトマイトに爆弾を持たせる、心臓が止まれば爆発する仕組みだ。倒されても一矢報いることができるだろう」

「んー……生きる屍だから仕方ないといえば仕方ないかな……サイバードッグは爆弾付けないよね?」

「サイバードッグは敵のかく乱が目的だ、使わない」

 もう迷ってる時間も無い。すぐそこまでグレタとヘザーが迫ってきてるんだ。五体満足でまともに戦闘できるのはあたしだけなんだしっかりしなきゃ。

「オルガ、君が寝ている間に皆でサタナイトフィストを修理改造しておいた。手のひらにあるスイッチを押せばスーパーヒート状態になる」



「使い方は君に任せる。サタナイト合金は熱しやすく冷めにくい金属だ。それとステルススーツに追加装甲を取り付けておいた。これで多少の弾丸は防げるだろう」

「よーし……」

「あたしも戦力になるよ。小さいけれどそれを活かすよー!ヘザーには近づけないけど出来ることは何でもやるよ!!」

 レナータが手にソニックエミッターとサタナイトナイフを持っている。小さいけれどあたしと同じならきっと大丈夫やってくれる!!

『敵が動き始めたぞ。後方のセキュリトロン軍団は待機、ガッツィー、ロボスコルピオンは前進、シンクタンクの右側面に移動だ』



「来た!」

 レナータが叫んだと同時に壁はブチ抜かれガッツィーとロボスコルピオンがなだれ込んできた。一斉に攻撃を仕掛けるロボトマイト軍団。マシンガン、レーザー、プラズマ弾に撃たれながらもフォトンアックスを振り下ろし破壊していく。次々と侵入してくるロボ軍団、ロボトマイトの肉体は限界に達し倒れていく。あたしとレナータは通路の影に隠れながらその様子を見ていた。彼らには爆弾が仕掛けてある、近づけば巻き添えを喰らう。

「あっ!」

 ついにロボトマイトの一人が爆発した。ガッツィーとロボスコルピオンを数体巻き込んだ。残念ながらグレタはまだ入ってきていない。次々と爆発していくロボトマイト。5人全員が散っていった。

「小賢しい真似を……だが私は無傷だぞ」

 グレタが入ってきた。コンバットスーツに腰にはハンドガン。ヘルメットをかぶっている。ロボスコルピオンとガッツィーも20ほど体入ってくる。半分位はロボトマイトでやっつけられたかな。

「ここからはやるしかない!」

 サタナイト合金でできた板に取っ手をつけた簡易的な盾を構えて飛び出すあたし。ロボスコルピオンとガッツィーの一斉掃射をガードしながら突進。そして……パワーアーマーから抜き取ったフュージョンコアのスイッチを入れてオーバーロード状態で固定する。フュージョンコアは使い方によってはヌカグレネードの代わりにもなるとさっきDr.達に教えてもらったのだ!

「何!?フュージョンコアだと!?」

 鼓膜がキーンとなるほどの爆音を響かせてものすごい爆風を撒き散らすフュージョンコア、あたしはサタナイトの盾を床に突き立てて耐える。これでロボ軍団は吹き飛ばせたと思うけど……

「やってくれたな……!!」

 やっぱりグレタは無事だ……!

「話し合いなどもはや不要、すぐに死ね!」

グレタの掌をサタナイト盾で受ける。衝撃で吹っ飛ばされるあたし、肩が外れそうになった。追撃を仕掛けてくるグレタ、あたしは盾で殴りつけ腕ごと払う。連続攻撃を盾で払う我慢強く払い続ける!
 今がチャンスなんだ。ここでグレタを倒せばヘザーだけならどうにでもなる。全力を持ってここであたしが仕留める!!

「邪魔な盾だ!」

 盾を掴みにかかるグレタ。まずい、密着してもみ合いになるとこっちが不利だ。打撃の間合いを保たないと勝ち目はない。あたしはわざと盾を掴ませて一歩離れ、サナタイトフィストをスーパーヒートさせる。そして盾を掴んだ手首に向かって手刀を振り下ろす!

「オルガスーパーヒートスラッシャー!!」

 灼熱の手刀がグレタの左手首を襲う。左手もらったー!

「むっ!?」

 グレタの手首を捉えたと思った、だけど手応えがなかった。

「手が……外れた!?」

「馬鹿め!私の腕はメンテナンス用に自在に外せるのだ!!死ねオルガ!!」

 ヤバイ、体勢が崩れてる。グレタの右手振り上げられあたしの顔面を狙ってる。

「ぐぅ……」

 突如グレタの首側面が切り裂かれた!何が起こったの!?

「あたしもいるんだよ!へへへ……」

 レナータだ!サタナイトナイフを持ってる!ミニセキュリトロンの機動力とステルスボーイを使っての奇襲か!

「なんだこのチビロボは!!」

「おや?昨日ドームで死闘を演じた相手を忘れたのグレタ?」

「お前など知らん!破壊する!!」

「おっと!そう簡単に破壊されてたまるか!!」

 バックダッシュからソニックエミッターを放つレナータ、グレタはガードで耐える。あたしはスーパーヒート状態のサタナイトフィストを構えインプラントGRXを起動!

『インプラントGRX起動』

「うおおおおおおおおおおおお!!オルガ爆熱ストーム!!」

 ガード状態のグレタに12連打のスーパーヒートサタナイトフィストを叩き込む。手応えがある、スーパーヒート状態のこのサタナイトフィストは効いている!

「おまえなどに!!」

「うあああああ!!」

 再度インプラントGRXを起動!反撃してくるグレタに打ち勝つにはこれしかない、ステルススーツが警告してるけど今勝てなきゃ終わりだから!
 グレタの右腕をカチ上げて渾身ストレートを顔面に打ち込む。のけぞるグレタの腹に一撃!折れ曲がり前のめりになるグレタの顎にジャンピングアッパーを打ち込む!!止めはオルガスーパーヒートアサルト!!ジャンピングストレートを胸に叩き込む。

「どうだ!!」

顔と胸腹から火を上げて吹っ飛ぶグレタ。

「おのれおのれおのれー!」

 顔の皮膚が半分剥がれ金属製の骨格が見えている。グレタはふらつきながらも立ち上がりハンドガンを取り出す。

「させないよっと!」

 ステルスボーイで隠れたレナータが再び現れグレタのハンドガンを叩き落とす。

「お姉ちゃん!今だ!!」

「くらえっ!オルガギャラクティカマグナムスーパーヒート!!」

 つま先から順に関節を加速しパワーを最大限高めたあたしの超必殺ブロウ!外れたら隙だらけになるけどこれが一番威力のある攻撃だ!

「がああああああ……」

 右手で受け止めるグレタ、まだまだぁ!あたしの拳はそんなものじゃ止められない!!

「ステルススーツ!サイコ、ジェットを注入して!更にインプラントGRXだああああああ!!」

『危険危険!限界値を超えます!!』

「限界なんて超えてやるうううううう!!」

 サタナイトフィストが真っ赤に輝く。グレタの右手を振り払って体を回転させて加速!正真正銘これがあたしの全てを使った一撃!!

「ファイナルオルガギャラクティカマグナムスーパーヒート!!」

「ぬあああああああああああっ」

 渾身の一撃が命中!胸から青白い火を噴きながら吹き飛ぶグレタ。

「どうだぁ」

 あたしはやった、手応えは十分!あたしの勝利だ!!

『マスターRAD値が急激に上昇しています』

「え?」

『敵の体内から噴出される炎から高濃度の放射能を検出。RADーXアウェイを注入します』

 Pimp-Boy3000000000を確認するとRAD値が致死量の半分ほどまで上がってた!あの青白い炎……ヤバイ奴か。もしかしてグレタ爆発する?こんなところで爆発されたら……

「やってくれたな……私のコアを破壊するとは。だがコアを破壊したのは間違いだったな。活動中の私のコアを破壊すれば核爆発を起こす。止めたければ私を今すぐ殺すことだなできるものなら……の話だが?」

「むむむ……」

「さぁ、来い……」

 グレタの言ってることは本当?あたしを誘い込んで自爆に巻き込むんじゃ?でもこのままじゃ爆発してしまう……どうすれば……

「ソニックエミッター!!」

 レナータがグレタを吹き飛ばす。グレタは侵入してきた穴から外に放り出される。

「な……に……!?」

「あたしたちの勝ちだ!!」

 レナータがソニックエミッターを構えて叫ぶ。

「……ここまでか、ここが私の死に場所になろうとはな。アルシアとエイダに挑む前に人間に敗れるとは。だがこれで良かったのかもしれん……私は全力で戦いそして敗れた……悔いはヘザーを残していくことだ……」

「グレタああああああああああああああ!!」

 突如あらわれたヘザーがハンドガンを撃ちながら走ってくる。あたしとレナータは壁に隠れ様子を見るも、ヘザーはこちらを無視してグレタに駆け寄る。

「ヘザー……合図するまで来るなと……ダメだあと30秒で私は爆発する。お前を巻き込みたくない」

「ダメだダメだグレタ!!私を残して死ぬな!!私は一人では生きられない!!そうだ今すぐコアを取り外せば……」

「無理だヘザー……完全に破壊されている。取り外すのは不可能だ。デスクローにも破壊されなかったこのコアがだぞ……」

「そうか……ではここまでなのだな。ここが私たちの死に場所なのだな」

「そうだ……これで良かったのかもしれん二人一緒に死ねるのだから」

「……」

 グレタが爆発した。あたしとレナータはシンクタンクの中で伏せてやり過ごした。爆炎と煙が引くのを待って顔を上げるとシンクタンクの外にクレーターができていた。シンクタンクの壁面は外装が剥がれ落ちコンクリートが剥き出しになっている。グレタとヘザーは跡形もなく消えていた。

―三日後

「どうかね?レナータ、新しいボディは?」

 Dr.クラインがスピーカーから呼びかける。

「いい感じだよDr.クライン!でも背骨と心臓……良いの?お姉ちゃん?」

「いいよ、だって妹だしね。血を分けた姉妹ならぬ肉を分けた姉妹っての?」

 取り出されていたアダマンチウムの背骨と生の心臓はレナータの義体に移植した。そして……左手はグレタの物を取り付けてある。Dr.エイトが解析した結果グレタの手はタキオンなんとかを発生させているらしい。破壊の手をレナータは手に入れた。PIP-BOYと連動して起動させる為一日5回が限度みたいだけど。

「ワンワン!」

 サイバードッグのロキシーだ。彼女はサイバードッグの中でも特に頭が良く、脳にも異常が見られない為シンクタンクにいる。人間の言葉も少し理解できるみたい。

「ロキシーもモハビに連れて行くんだよね?お姉ちゃん」

「うん、行きたくて仕方がないって」

「レックスといい友達になれるといいね」

「だね、モハビは他にまともなサイバードッグいないものね」

「ビッグマウンテンが落ち着いたらモルモンフォートに行くよ。それから……いつか連邦に行ってみたいなぁ……人造人間の本場なんでしょ?あたしのボディももっともっといいのに変えれるかも何年先になるかわからないけど」

 レナータは生まれつき自分の体が無い。だからよりよいボディを求めるのだろう。よく分かる、あたしも体なくなったらそうするもの。

「もう行くの?」

「うん、あんまり長くいられないし。それにこのテレポートガンがあればいつでもすぐここに帰って来れる。ここはあたしの第二の家だ」

「NCRとリージョンの戦争そろそろ始まるんだよね……死なないでねお姉ちゃん」

「アルケイド先生連れてくるから待っててね!じゃあDr.の皆またね~」

 あたしはテレポートガンの座標をオールドモルモンフォートに設定して引き金を引いた。

続く





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Last updated  Jun 19, 2017 08:50:33 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
長月(ながつき) @ Re[1]:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年も…
久 遠@ Re:近況(12/30) あけましておめでとうございます。 今年…
長月(ながつき) @ Re[1]:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) こちらもFO4までに終わらせるつもりです!…
くおん@ Re:FalloutNewvegas103話「Vault22」(07/09) やあ( ´ ▽ ` )ノ EDーEとの意思疎通方法、…

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