未完成のブログ

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May 28, 2022
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柄留:ボーリングをした記憶はない。


ReviveTheGunSword灰蘇の剣銃11「弾着」

 和音君が凄い!何あの咆哮!!まるで……

 あのノッポの相手は大丈夫そう。ボクの相手は毛むくじゃらのデブ。

「ぷふぅ~……めんどくせぇ……とっとと消えろよ」

「やーだね!このボーリング場にいたはずの人はどこに行ったか教えてくれない?」

「しらねーよぉ~ジャメに聞け……」

「ふーん……でも殺意満点で攻撃してくるからオマエはぶちのめすよ!」

 ボクはグレイブラスターに貫通ドリル弾をセット。あの剛毛をぶち抜く!!



 毛デブは全身の毛をユラユラさせてる。キモイ!!そして突然伸ばしてきた!!ボクは地面を蹴って空中回転捻りで回避。着地と同時に貫通弾を6連発!!
 貫通弾は毛を巻き込んでブチブチと音を立てながら食い込んだ。

「きかねーよぉ……俺の毛はそんな弾で突破できねーぞ」

「あっそ、だったら」

 燃える弾丸を撃ってやる!あんな毛なんか燃やしてやる!!

 毛を束にして振り回してくる毛デブ。ボクは反射神経に自信があるから当たらない!!思いっきりジャンプしてボーリング場の天井の梁に登る。

「その身体能力……お前も特別な力を持つ者かぁ?」

「知らない!ボクはこれがあたりまえだって思ってるし!」

 言われてみればそうだ。普通はこんなにジャンプできないんだよね。和音君が凄いのも当たり前のように受け入れてるけど……

「ああ~面倒だ、強い奴と戦うのは面倒だぁ」

「襲ってきて何言ってんだ!!」



「どうだ!」

「ぷふぅ~……悪い子だねぇ~……火遊びなんてねぇ……これは啓蒙が必要だぁ」

「は?毛(け)?毛(もう)?」

「こう見えても俺は元教師でねぇ~陸上部の顧問としてバリバリ生徒をシゴキ上げて数々の大会で成果を出してたんだぁ~……」

「興味ないし!自分語りすんな!!」



「無駄だぁ全部焼かれるより早く毛の再生をしてるからねぇ~」

「だったら超特大のデッカイのぶち込んでやる!!」

 トリガーを握り続けて溜め、直径3メートル程のデッカイ火炎玉を放つ!ボーリング場がヤバイかもって一瞬考えたけど、グレイブラスターで消化弾を撃てば何とかなるはず!

「ぶっぷふぅ~」

 毛を固めて受け止めた毛デブ。巨大火炎弾はそのまま焼きながら毛デブを押していく。

「そのまま燃え尽きろー!!」

「そうはさせん!」

 あ!もう一人のノッポ(長身)が両端刃の棒を投げてボクの作った巨大火炎弾を消した!!

「俺のジャベリンはこういう使い方もできる……」

 は?誰に向かって説明してんだろ?
 前面が黒焦げになった毛デブに和音君が接近、思いっきり蹴って壁まで吹っ飛ばした!

「柄留!ジャベリンが来るぞ!!」「え!?」

 飛んでったジャベリンが戻ってきてボクを狙ってる!梁から飛んで月面宙返りで華麗に着地。ジャベリンは梁を削ってノッポの手に戻る。

「交代だ……今度は俺がテメェの相手をする……しかし妬ましいなぁ……ハンサムとドスケベビッチのカップルかよ……ヤリまくってんだろうなぁ!!」

「は~~~~~~~~~っ!?誰がビッチだ!あとまだヤッてないから!!」

「そいつはソソルなぁ!!」

 ボクはセンシティブ美少女戦士・柄留なんだから!!
 グレイブラスターで貫通弾を連射してノッポを狙う。

「効かねえ!」

 ジャベリンをプロペラのように回して弾丸をはじいた!!

「どうしたどうした?ほらもっと撃ってこいよ」

「それならー!」

 跳弾する弾丸を連続発射!これでジャベリンの死角から狙う!!

「でえええええええい!!」

 上半身をゴムみたいに捻じって回転させるノッポ、ジャベリンを全方位に振り回して弾を全て防いだ。あんな動きアリ!?

「どうだ?絶望したか?怯えろよ……その方が痛めつけがいがあるってもんだ」

 くっそー……あのジャベリンとゴムみたいにくねくね動く体が厄介!
 兜金蒐魅はどうやって戦ってたんだろう……

「……」

 うーん兜金蒐魅は全身サイボーグだから武器一杯つけてたんだろうね。ボクは生身だし武器はグレイブラスターと謎の剣と鞘。剣と鞘は今は和音君が使ってる。

「うはははははー!」

 ジャベリンで連続突きを放って来る。ボクはバックジャンプで離れる。

「……」

 ボクはグレイブラスターを使いこなしてるのかな?色んな弾を撃って攻撃出来るのが特徴……どんな弾でもボクが認識出来得るものなら何でも……

 何でも?

 それなら……

 ボクを強化する弾丸だって撃てるはずだ。

 得体のしれないジャベリンの攻撃を受けるわけにはいかない、だったら……

 ボクはグレイブラスターを上に構える。

 そして六発の弾丸を放った。それは弧を描いてボクの体に命中する。

「なんだぁ?」

「む~~~~~~~!!」

 全身に流れていくグレイブラスターの弾丸エネルギー。ボクのイメージは体を覆い尽くすスーツだ。不思議とそのイメージはすぐに思い浮かんだ。兜金蒐魅と関係ある?

「どれどれ」

 グレイブラスターに映った自分の姿を確認する。

「あれ?全身じゃない!?」

 コンクリート色のスーツ装甲は鼻と口が見えたヘルメット、上腕、肘、肩、胸、腰、足はブーツ状。ゲームとかに出て来そうな戦士風の鎧だ。

「思ってたのと違うけど……これなら行ける気がする!!」

 多分だけど中途半端な変身は記憶が無いのが原因かな?ボクがMか兜金蒐魅か分かんないけどボクはまだグレイブラスターも剣と鞘も使いこなせてない。

 背中の装甲からエネルギーを噴射、爆発的ダッシュでノッポの側面に回り込む。そして肩の装甲を砲身にして粘着弾を発射!ブレイブラスターを構えて熱ビームを撃つ!

「なるほど……各部装甲にグレイブラスターの機能を持たせて撃てるんだ……ボクの演算処理が追いつく限り色んな弾を同時に撃てる!」

 ジャベリンに粘着弾が張り付く。そこに熱線で着火、あっという間にノッポは火だるまになった。
 ジャベリンの刃はどういう仕組みかわかんないけど粘着弾はつかなかったし火は消えている。でも棒の部分は燃えてるし腕から全身に火は移っていった。

「ぐうううううああああああああああああああ!!」

 ノッポはジャベリンを自分に突き刺した。すると火は消え、見えなかったコートの下の全身があらわになった。びっしりと黒い鱗に包まれていた。顔も人間離れしたトカゲ顔。

「テメェ……キャリバーの手先か」

「え?」

「……覚えておくぞ。おいウシジマ!!退散だ!!」

「うっす……了解ジャメ」

 和音君はあの毛デブを追い詰めてるっぽかった。毛デブはあわてて転がってノッポに向かっていく。

「逃がすかー!」「よせ柄留、もういい」

 和音君は怪人どもを逃がす気だ。なんで~?
 毛デブとノッポは窓をぶち破って出ていった。

「和音君なんであいつ等逃がすの?和音君はあの毛デブ追い詰めたじゃん」

「あいつ等を斃すのが目的じゃない。お前はどこまでやるつもりだったんだ?」

「それは……」

 考えてなかった。無力化したとしてその後どうすればよかったのか。

「まあいい、オレたちは使いでここに来たんだ。兜金大河の言ってた人物を探すぞ」

「うん」

 装甲の解除の仕方は……多分グレイブラスターをしまえば……いけた!
 目的を忘れる所だった、和音君は冷静だね。あんなに暴れてたのに。

「あの長身の怪人はトイレから出てきたな……オレは男子トイレ、お前は女子トイレを調べろ」

「おっけー」

 落書きだらけで注射器とか使用済みのコンドームとか落ちてる。汚物入れは一杯で溢れかえってるし汚いなぁ……

「誰かいるー?」

 個室を見ていくけど誰も居ない。残りは一番奥の用具入れだ。

「おっとぉー!?」

 扉を開けるとズルリと出てきた人影。反射的にグレイブラスターを構える。

「生きてる?」

「はひぃはひぃ……」

 髪ボサボサの女の子。服は地味なジャージ姿。両手でアタッシュケースを抱えている。

「大丈夫、キミが何もしなければ撃たないよ?兜金大河の使いで来た者なんだ」

「ほ、ほんと?」

「メモリースティックを持ってるよ」

 おおーい和音くーん。って叫ぶとすぐに来てくれた。

「どうした柄留。その人は?」

「多分だけどこの人が待ち合わせしてた人っぽい」

「オレは諸田和音。こいつは柄留。兜金大河の使いでメモリースティックを持ってきた」

 和音君はG/Tのロゴが入ったメモリースティックを見せた。

「確かにこれは兜金大河さんの物……ではこれをお渡しします」

 アタッシュケースを受け取る和音君。

「ここで何があったのですか?」

「突然だったんです。窓から怪人らが飛び込んできて……私たちはDMCのハンターに備えていたんですがまさかあんな怪人がくるなんて……」

「続けてください」

「4人いた仲間は皆あの怪人に殺されました。偶然私はトイレに居たので難を逃れましたが……でもあなた達が来るのが遅ければ私も今頃は殺されていたでしょう。みんな対アーマー仕様の武装をしていたのですが全く歯が立たなかった」

「そうでしたか……一つ質問をしても?」

「どうぞ」 

「DMCのハンターと言ってましたがどういうことですか?」

「ああ……新しい人なんですね兜金大河さんから聞いてませんでしたか。DMCは第二地区を拠点としているグループです。宗教的な色が強く人間離れした恰好をしてる者も少なくありません。それがサイバネによるものなのかなんなのか分かりませんが。ともかくそのDMCが第六区で浄化の狩りと称して人間狩りをしているのです」

「第六区は見捨てられた地区……警察も見て見ぬふりをしていると」

「ええ、第六区にも治安維持組織はありますが警察程の力はなく後手に回っています。兜金大河さんのG/Tもその一つです蒐魅さんがいた時は良かったのですが……あ、私の名前はメリーと言います」

 メリーが言うには蒐魅がいた頃はDMCのハンターなんて簡単に追い返せてたらしい。でもある日怪人が現れ、第二地区で第六地区の人間が行方不明になる事が増えたのだと。蒐魅も怪人に対抗していたけど返り討ちに会う事も少なくなかったとか。で、キャリバーってのが出てきて怪人に対抗してたらしい。

「キャリバーが警察も追わない奴らを追い詰めやっつけてくれるのは嬉しかったです。キャリバーは第六のヒーローだったんです。正体は蒐魅さんだとか大河さんとか皆噂してましたけどまさか院瀬見のお偉いさんだったなんて……」

「鈴村功太朗のことですね?」和音君が言った。

「ええ、ニュースにもなってましたね。でも第六のみんなは違うって言ってますよ」

 キャリバーね~……そういえばあのノッポ怪人変身したボクを見てそんなこと言ってたなぁ。グレイブラスターとキャリバーは関係ありそう。

「メリーさん、ここを出ましょう。安全な場所まで一緒に」

「え、ええありがとう」

 和音君をじっと見つめてるメリー。だめだよ、和音君はボクが先に好きになったんだからね!

 廃ボーリング場をあとにするボクたち。近くのお店までメリーを送ってく。さっさと別れたらホバーボードにのってG/Tのアジトに戻ろう。

「柄留」「なあに和音君」

 すっごい真剣な顔の和音君。

「メリーさんの仲間の痕跡は一切なかったがどういう事だと思う?」

「あ!そういえば……!!」

「あの人の怯え方は芝居では無かった」

「そうかもね~じゃあ仲間の死体とかは一体どこに?あの怪人が食べちゃったとか?」

「怪人らと言っていた。オレたちが遭遇した二人の他にも怪人はいたと考えるのがいいかもな」

「ふむー……ボクが前に見た怪人と今日会った二人。更にまだいるって事だよね。そんな危ないのがウヨウヨいるんだねこのオータムホースシティ(秋馬原)には」

「想像以上に危険な街だ。亜瑠は一体何をしてたのか……それに兜金蒐魅とG/Tとキャリバー……DMC……それにMとお前だ」

「ホントにねー……ボクって何なんだろう……兜金大河に根掘り葉掘り蒐魅の事聞くしかないね」

 今の所グレイブラスター繋がりでG/Tで兜金蒐魅の事を調べるしか手掛かりは無い。和音君の妹ちゃん亜瑠とMに関しては守山探偵事務所に任せる事になるのかな……

「そういや和音君ってなんであんなに強いの?ふと思ったんだけどあの怪人相当人間離れしてたのにボコってたし」

「鍛えてるからな」

「それだけであんなに~?」

「お前こそ普通じゃないだろ」

「そーだけどさ~」

 あれ~?和音君その辺の所何故かあいまいにするね。兜金大河との会話聞いてたけど特殊体質っぽい何かなのかな?

「最初は分かんなかったけど和音君って薄っすらとオーラみたいなの出てるときあるよね?」

 和音君を包み込んでいるオーラは人型じゃないっぽい。

「見えているのか?それならまだ説明しやすいか……家に帰ったら少し話してやる」

「ほんと?やったぁ!!」

「それと……グレイブラスターについて色々と検証したい事がある。いいか?」

「いいよ!いっぱい試そう!!」

続く





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Last updated  May 28, 2022 11:05:36 PM
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長月(ながつき) @ Re[1]:Fallout:NewVegas 第1話2話「目覚め」(11/19) Keyさんへ ありがとうございますがんばり…
久 遠@ Re:FalloutNewvegas121話「ストレンジトランスミッション!」(07/20) やほーい(=゚ω゚)ノ 何周遅れか分からないけ…
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