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Rの音楽会の後で東京に出発する前の谷間の時間、 花輪君ことFlorianは神戸へ、三代目は沢山いる従兄弟のこれまた沢山いる子供たちと会ったりしていました。 (だから里帰りの時は荷物が一杯・・・。) 大阪(とりあえず)最後の夜は思い出多き老舗のホール、The Symphony Hallで大阪センチュリー交響楽団の演奏会に相方・タヌキと花輪君と三代目の三人を御招待いただきました。 会場に向かう途中、関西フィルの事務所に立ち寄り、すららさんと『Da Vinci Code』の英語版と日本語版を交換。練習中の音が流れる中、お邪魔しましたー。イメージの3分の1くらいの大きさのオフィスでありました。(失礼)閑話休題。大昔・三代目が『夜の女王』(モーツァルト・魔笛)デビューをした時のオケは当時発足間もない大阪センチュリーであった。 今では本番直前まで双子を追いかけているが、当時は経験不足なもので本番前日に眠れないという『テレプシコーラ』のユキちゃん状態だった三代目。 ハイテンションで歌い終え、抜け殻になって楽屋の廊下をぼぉーっと歩いていると、金管楽器のケースを持って帰ろうとしている楽団員さんが『おめでとうございました。』と声を掛けてくださり感動したことを覚えています。 新人歌手にとってプロの集団であるオケの人たちは或る意味で怖い存在だったので、嬉しかったものです。 注目のソリストは盲目のピアニストKさんでした。 赤ちゃんの時に失明されたKさんは、お母さんに支えられ素晴らしいピアニストになりました。 子持ちなら条件抜きにジーンとくるお話です。 指揮者K泉さんに手を引かれてピアノの前に座るKさんの奏でる音は、とても綺麗です。 曲はChopinの協奏曲。 テーマが都はるみの『北の宿から』に似ている、アレです。 というか、はるみ節がショパンに似てるのか。 (みどーれみー らーしーどーしーらーみーふぁそふぁーーみれ) 番号を覚えられない三代目、プログラムを大阪に置いてきてしまったので、いい加減ですみません。 三代目が一生特訓しても弾けないくらい素晴らしいのに注文を付けるものナンなんですが、ひたすら綺麗な音で、なんか物足りない。 ガンっ、と来て欲しいところもキレイ綺麗。 ソロ部分のゆっくりな部分でも、ともかくキレイ、でも何かを表現しようというのではなく、音楽の純粋さだけを追求するようなフレーズ。 ギトギトの自己主張の西洋人が自分の言いたいことに作品を時には強引に引き寄せるのにウンザリしている人には、たまらない新鮮な魅力だろうと思う。 でも三代目は時に破綻してもやりたいことがはっきりしているタイプの演奏が好きなんです。マルタ姉御のように。 会場で偶然出会った、ベルリン時代の仲間で我が信頼のピアニストS子ちゃん曰く、目が見えないから、外しそうな場所でガンっと弾けないのは仕方が無い、とのこと。 確かにそうだ、けどFFがないからダイナミックレンジが少ないのは惜しい。 ソロ部分では伴奏のホルンとのバランスが悪くて残念。 ホルンが音量を抑えるのは難しいそうですが、それにしてもうるさかったよん。 (ホルン奏者は内心ピアノがもっと出せばいいでしょ、と思っているんでしょうねー。笑) アバド時代のベルリンフィルの立ち見に4年通った三代目、音楽性についてはオペラよりオケで学ぶことが多かったと思います。歌手の皆さん、声楽が入らないプロでも、たとえソリストや指揮者が美男美女でなくても、オケの定期演奏会に行きましょうね。 ドイツのオケにはランキングがあります。 日本のオケに(給料を考慮せず)実力だけでランクを付けたら、けっこう良いのが付くはずと思うのですが、物足りないのは整然としすぎていてソロでの表現がとおーっても控えめだってことでしょうか。 それとも指揮者に整然とした音楽を追求する方が多いのだろうか・・・? 『火の鳥』の物足りなさは、つまりそこ。 鳥が生まれてよちよちしている様子とか、もっと積極的に表現すればいいのに、と思ってしまいました。 注文つけてますけど、いい演奏会でしたよ。 客層に中高年夫婦が多いというのも素敵でした。 この日の白眉はアンコール曲でした。 でもタイトルが判らないーー、すみませんっ!! お上品なコンサートホールで帰りにパンを売るというのに、目が点でした。 帰りの電車で食べるのか、翌朝用なのか・・・。 三代目がよく来た時代にはなかったぞ。 ・・・・ホールの空調が効きすぎで風邪ひきました。 この後の苦難に続く。
2006.10.30
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さて、本番。梅田の地下街で購入したトンカツ弁当を持って北新地駅で花輪君ことFlorianを待つ。衣装その他を入れたスーツケースをひきずって15分の遅刻。楽器を持ち歩かないのに、なんでそんな大荷物。シャトルバス乗り場への移動を断念し、タクシーで会場へ。ここで黒子のゆうこちゃん先輩と初顔合わせ。ネットで知り合った関係でアシスタントをお願いしてしまいました。宴会場隣接のチャペルだけあって豪華。控え室もきれいです。唯一舞台裏を感じさせてくれたのはオルガンに上がる階段かな。全員が揃う前にオルガンのレギスター調整。その間、しっかりトンカツ弁当を食べる三代目。花輪君にはカツサンドを買っておいたよー。トランペットと弦楽器のお嬢さん方が揃って通し練習。終わってから地下へ食事に行きました。ここで「いまい」のきつねうどんを賞味。花輪君、「旨いスープだ。」と感動してダシも完食。本番が近づいてきて、お客様が集まってくると懐かしい人が沢山。子供の頃お世話になったオジサンオバサンに会ってウルウルしそうになる三代目。こりゃいかん。控え室に入れば、子連れの宿命。とても集中できません。走り回る双子、パワー全開。特にお出掛けワンピースを着せてもらった娘の方が興奮。葡萄酒村レディースのバザーで買った総ビーズの衣装に着替える。田舎の割りに土地が高い葡萄酒村、意外な利点が。会場は床に絨毯が敷いてあるし、祭壇までどけて補助席を作って満員、きっと音が吸われて響かないだとうと覚悟していたのですが、意外と響いてラッキー。響かないところでバッハの16分音符の連続はきついですからね。ヴァイオリンの人たちは院生ですが、音がとても綺麗。夏の結婚式伴奏では、ヴァイオリンパートを右手、オケパートを脚と左手で弾いて歌ったMozartの羊飼いの王様のアリアL'amero。歌に集中できるって、本当に楽でいいわー、と共演を堪能しました。ヘンデルのラルゴは、私には少々低め。以前なら歌わなかったでしょうが、子供を産んでから低音が楽になったので取り上げてみました。花輪君のMozart、キラキラ星変奏曲。すごく受けました。変奏ごとに音色を替えるのを、お客さんが『実が何が来るかな』と待ち構えている感じでした。実は本番直前に他の曲に替えようとしたんですが、三代目が必死に止めたのです。よかった。メンデルスゾーンのソナタも好評。この楽器でこんな演奏ができるなんて、とマネージャーさんも絶賛。そして、トランペット。水上の音楽。小柄な彼女なんですが、安定感があります。楽々と音が出る感じ。バッハの他のカンタータは音域が低めなのですが、トランペットとの協奏曲のようなBWV51は三代目が嬉しくなる音域で書かれている(多分)唯一の曲です。はやる心を抑えつつスキップするようなアリア、語り、歌い、祈り、歓ぶ。バッハは難しいと言われます。確かにそうだけど、弾くより歌う方が簡単。(爆)内容に深みがあるから練習しても飽きません。オルガンの練習に関して言えば、バロックの巨匠以外の中小の作曲家の曲は練習してて、あまりの中身のなさに飽きるんですよね。ロマン派もそうだけど。アンコールは全員参加でヘンデル。我々はずっと上で演奏していたので、この後、下に降りてお客様の前でもう一度ご挨拶。その時に、まるで自分が歌ったかのように興奮した娘が我々の周囲を走り回った証拠がこれ。花輪君の後ろに彼女のピンクのワンピースが写っています。子供の写真は出さない主義ですが、後姿なので。
2006.10.20
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無事大阪に到着した花輪君ことFlorian。京都と大阪の間にあるという三代目のよく知らない街にホームステイしています。合わせの会場は京都の山奥、乗換えが多い京都経由は断念して、大阪で三代目と落ち合ってH急電車で。大阪=梅田の地下街の迷路、初めて大阪に来た外国人には一人歩きは無理だろうと盲導犬を名乗り出たものの、14年在外大阪人をやっている三代目にとってもハードルが高かった。ホテルリッツカールトンのコンシェルジェで(↑お昼の食べ放題デザートがすごく美味しい。)「最近できた北新地駅ってどうやって行くんですか。」「・・・・できてから大分なりますけど・・・。」と、浦島な事を口走ってしまいました。いきなり反対方向に歩いて待ち合わせに遅刻。昔すたすたと梅田を歩いた頃の倍の時間がかかってるよ・・・・。改札口で花輪君はいきなり『写るんデス』を構え記念写真。「たった1300円でこういう便利なものがある。」と御機嫌である。・・・・・デジカメ持ってへんの?関西の私鉄の改札は進化してるし、京都行きの特急なんて10分に1本も来るし、すごいなー。葡萄酒村からフランクフルトに行く特急は1時間に1本よっ。ハイデルベルクに行く市電でさえ20分間隔さ。そう、ドイツはのんびりしてるのだ。K駅到着。バス乗り場は・・・・ここで三代目すでに自信がありません。どうやらバスは行ってしまったらしい。タクシーで行くことにしたら、変な客?を載せた運転手さんが緊張したらしくメーターを倒すのを忘れ、気づいたのはかなり後。気の毒なので多めに渡す。大昔三代目が現役の女子大生だった頃、一回だけ来たことがあるK市立G大。当時は移転直後で新しかった建物も今やうっすら汚れております。年月を感じる三代目・・・・。弦楽器のお嬢さんたちと顔合わせ。三代目の指令に従って日本の習慣「おみやげ」を贈呈した花輪君、またも「写るんデス」で記念写真。「典型的日本人」な行動に走るドイツ人。御機嫌合わせの後は「Ueberrashung Esel」(仮名)で御飯。ランチの後は栗のパフェを注文する甘党の花輪君であった。バス停わきにある店にマツタケが売っていた。「このキノコは日本で一番高価なキノコで大変良い香りがする。しかし欧米人には靴下の匂いだという噂もある。」と解説したら翌日からマツタケは「くつしたキノコ」と呼ばれることになった。
2006.10.19
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お知らせです。もうすぐ三代目は日本に飛びます。その間あまりここに来れなくなります。トップページの一番上に御案内しております大阪リーガロイヤルホテルの演奏会10月20日はお陰様で切符の出足が良く、追加の席も用意していますが、もしかして満席になるかもしれません。当日気が向いたら行こうと思ってくださる方にお願いです。お出かけの前にホテルに電話して予約してからお越しください。東京大学駒場の演奏会は入場無料で500名まで入っていただけます。こちらは気軽にふらりと覗いていってくださいませ。産経新聞に記事が出るそうです、よろしくー。
2006.10.12
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10月3日は全国的に祝日でした。 何の? (私が来た当時は、ころっと忘れている人が多い、歴史の浅い休日でした・・・。) 統一記念日です。 今年は火曜日にあたったため、飛び石の月曜日が休みになる会社が結構ありました。 うちの相方もそうでしたが、双子の幼稚園も休みでした。 たまたま子供たちの「二代目おねえさん・さとらん」が遊びに来てくれていたので、現在の四代目おねえさん・ワンちゃんと5人で、一番近い外国へアウトバーンを1時間半走って買出しに行きました。(注・ドイツでは日曜休日は店が閉まります。) ドイツの統一記念日だから、フランスは普通の日です。 シュトラスブルク(ストラスブール)へ雨の中疾走するAクラス。 休日でトラックがいないと速いアウトバーン。 しかし、国境のライン川を越える橋の向こうで渋滞。 それもドイツナンバーの車ばっかり。 みな買い物に来るのね。 私は以前、友達がここの劇場でピットに入る仕事の時に付き合って来たことがあります。 この街の問題は駐車場。 前も着いてから車を止めるまでに1時間ぐるぐる回ったっけ。 今回はナビで駐車場を探すものの、満車・・・。 雨もひどいので観光はあきらめ、デパートの駐車場へ。 相方の注文の品を探すついでにナベを見る。 日本ではやっているというル クルーゼの鍋。 華奢な日本女性がこんなに重い鍋を使いこなせるのか疑問です。 いえ、三代目はけっこう力持ちなほうだと思っているんですが、重い鍋って洗うの面倒じゃありませんか? デパートには早々に見切りをつけ(だってドイツより高いものばっかり)、ナビを頼りにスーパーマーケットへ。 たしか日本人の口コミでAuchanがいいと聞いた(ような気がする)。 巨大な駐車場付きの郊外のマーケットに到着して、まずオヤツ。 パン屋のPaulでエクレア、ケーキ、マカロン、カプチーノを注文、皆で味見しあいっこ。 渋滞の疲れを癒します。 チェーン店のわりに美味しいと思う店ですが、マカロンピスタチオ味は中にはさんだクリームはいいけど、甘すぎで人工的な色を付けすぎているのが気に食わない。 パンは帰りに買うことにして、いざマーケットへ。 広い・・・。 遠近法の消失点までレジが続いている感じ。 息子が拗ねて逃走するアクシデントがあったにしろ、あっという間に2時間過ぎてます。 ジャム種類一杯、クッキー種類一杯、ワイン種類一杯、シャンパン・・・・ そして買出しメインのお魚もドイツに比べると数倍の豊富さと新鮮さ。 主な目的の生牡蛎を2パック、計5キロあまり。 エビ食い娘のためにもCrevetteという茹でエビ1キロ。 エビにつける変わりマヨ、プロヴァンス味、にんにく味。 冷凍品で発見した、ホタテはなんと日本産。青森かな? これはホタテスパゲティにしようという計画。 冷凍デザートのエクレア、チョコタルトも保冷剤替わりにという口実で購入。 チーズのモンドール、ドイツで買うより安い! 鴨のフォアグラ缶、日本へのお土産用に購入。 シャンパンは目当ての銘柄がなかったので勘で選ぶ。 15Euroくらいの店のお勧めブランドが、けっこう美味しかったですよ。 (そんなので満足していてはダメですかね??) 勘定の後、バゲットを2本買って帰途へ。 渋滞と駐車場探しで、思ったより遅くなってしまいました。 家に帰ると早速牡蛎の殻むき。 デパートで調達した牡蛎ナイフが、思ったより使いやすいものでした。 大人4人、子供はほとんど食べないだろうし、牡蛎あまるかな。 お隣を呼ぶ?なんて心配しましたが、 全部平らげてしまいました。 エビも700gくらい食べたぞ。 鮮度がやばいかも、という牡蛎はフライにしました。 実はそれが一番美味しかったかも。 旦那にはフライなんて勿体無いと言われましたけど。 ドイツで牡蛎を買うと安くても1個1,50Euro。 今回50個以上食べたので、わざわざ買出しに行く甲斐があったというものです。 まとめ。 フランス製のお菓子、紅茶、鮮魚関係(ただし鮭はドイツのh方が安い)、チーズ、ワイン、パンは買い。美味しく安い。 他のものは高い。 さて、次はクリスマス前かな。
2006.10.03
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