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ポールポジションからスタートしたミカ ライケネン(日本ではライコネン?)が何故か早めにピットイン、その後フェラーリを追い抜くことなく3位に終わる。いつ見てもフェラーリのシーマッハーとマッサ(可愛い顔だったと思う、人違い?)がブーンブーンと先頭で、レースとしては面白くなかったかも。TV観戦だったら途中で家の中をうろうろしていたに違いない。でも生だと(うるさいけど)飽きません。フェラーリのW勝利、出遅れたものの表彰台の下へ歩いていきました。歩きながら国歌を歌う三代目。『・・・・ふゅーあーだすどいっちぇすふぁーたーらんと。』『ふらってりーでぃったーりあー・・・』 あまりに長いのでカットされるのが普通のイタリア国歌、多分一生歌詞を暗譜することはないであろう。ドイツ国歌もうろ覚えだけど。 ドイツ人のキリンの群れに埋もれる三代目。写真を撮れば彼らが振る旗にシューミが隠れてしまう。かろうじて判別可能な一枚。↑さて、レース後、混雑がひどいので駐車場へのシャトルバスが19時までこないと担当者のエリカおばさんが言う。そんなに待ってられないと、何人かは30分かけて歩いて行った。炎天下で30分も歩きたくない三代目、しばらく事務所で涼む。そろそろ人が減ったからバスが来るんじゃないか。エリカおばさん、駐車場へのバスは来ないが駅までのシャトルバスに乗れという。混雑しているからそれまで『博物館見ていったら?』と我々をタダで入れてくれる。ちなみに、会場で売っている飲み物は異様に高い。水が0,5mlで3,10ユーロとかする。でも、博物館の中の自動販売機の飲み物は0、33lと少なめだが1ユーロである。 おお、かわいい。大昔のマンガ(手塚治虫とか)に出てくるレーシングカーって、こんな感じじゃありませんか。さあ、そろそろ駅へのバスも空いたであろう。エリカおばさん、さようなら。ちょいとピットの片付けの様子を見学してバスの乗り場へ。すいませーん、駅へのシャトルってココから出ますか。『もう来ないよ。』ぐあーあーあーあーん。エリカおばさんっ!!!駐車場まで30分、プラス途中でアイス屋に砂漠で水を見つけた旅人のように駆け込んで休憩した10分、『200ユーロ以上の切符がタダだった分、歩きゃいいんでしょ。』とぶつぶつ言いながら歩きました。もうちょいつづく。
2006.07.30
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F1決勝前のイベント、ファンパレード。日本人の浴衣軍団、ブラジルのサンバの他に、地元ドイツの楽隊も参加していましたよ。 いきなり楽器の話で恐縮ですが、赤い制服の楽隊の人が持っている楽器、これが何だか御存知ですか。三代目、ラッパの形から昔の車のクラクションのラッパを連想してしまいました。一杯らラッパが束ねてあってトランペットのようなピストンが付いている。これ、実は名前だけは知っていました。オルガンのパイプにもこの名前のものがあります。答えシャルマイ出発が遅れたパレード、いよいよオールドタイマーに乗った選手の出発です。デイヴィット クーター(クルサード) ジェンソン バトン その後をぞろぞろ歩く選手の出身各国軍団。スペイン、ポルトガル、オランダ、フィンランド、ドイツ、フランス、日本、ブラジル、・・・・。サーキットのカーブって結構傾斜が付いているんですね。それにタイヤの破片がゲタの裏にくっつきます。ルノーのクルーに写真を撮られましたけどTVは来ませんでした。スタートが遅れた分時間が無くなったのか、コースを短縮して呆気なく終わってしまいました。ほとんど待たされただけ。冷房の効いた事務所に戻り、生き返る。レース前に浴衣を脱いで着替えてしまいましたが、それは間違いでした。なぜかというと我々の席には屋根がない。浴衣を着たままだったら日焼けはもっと軽く済んだでありましょう。スタンドに向かう途中、顔見知りのお母さんと偶然出会う。7歳の坊やを連れて観戦するのに座れる席で一番安いのでも母子で300ユーロ以上払ったという。『あれー補習校の連絡網で回ってきませんでしたかー。パレードに出たら切符を貰えたんですよ。』と三代目が言ったらショックを受けておられました。我々が頂いた南側トリビューネというのは良い席らしいです。(多分225ユーロ以上したと思います。)スタートラインに並ぶ車の最後尾の前あたりです。カーブがあるから、ある程度スピードは落ちているので車が見えている時間が長いですね。でも、スタートラインに近いから、ここに突っ込む奴はいないだろうと思っていたら、三代目が携帯カメラをONした時にBMWが目の前15mの壁に。↑ONするのに時間がかかるので、まるで事故を注文したようなタイミングだった・・・・。音は周りの騒音にかき消されたくらいでしたが、臭かった。(耳栓も配給されました。想像以上にうるさかった。)事故車を片付けるのも手早い。つづく。
2006.07.30
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ドイツプロテスタント教会音楽家オルガンD試験でした。土曜の夕べの祈りでオルガンを弾き、その後口頭試験と初見(ぱっと見てぱっと歌う)。初めて弾く教会、初めての牧師、初めての土曜の夕べの祈り。コンビネーションを使うのも初めてで、いきなり最初のBachのプレリュードとフーガの音色を間違った、と真っ青になって、でも実は合っていたという事故ですっかりアタマに血が昇る。緊張して賛美歌を途中で他の曲と混ぜたりしてしまいました。こんな間違いのパターンは初めて。でも賛美歌って皆似たように聴こえる。(ぼそっ)4声と3声、繰り返しごとに違う音を使ったりしたんだけど、ぽろっと間違えたり。牧師がキッカケの言葉を言うかと待ち構えたら実は言わないことになっていて、結果出遅れ。最初と最後のバッハや前奏はまあまあだったんですが、はぁー。初見で歌うとか、カデンツを弾くとか、和音を聴いて種類を当てろとかは、高校の入試でやったようなレベルで問題ないんですが、Paul Gerhardtがいつの人とか、どんな詩があるか、とか、今までやってきた分野と違うことは相当怪しかった。伴奏のテンポも、『あなたは息が長いからゆっくりで歌えるけど会衆は無理。遅すぎる。』と講評されました。結果お情けでこれからもレッスンを受けるという条件で(言われなくても続けたいと思っていたけど)合格。とりあえず時給が上がるらしいです。8月は結婚式1本とミサ4回、9月にも一回(はじめての教会・・・うぐうぐ)。仕事のオフシーズンに試験をするべきだった。20年前に副科で一年やったきりのオルガン、半年ちょっとの間、コレまでの生涯になく集中して練習しました。でも、本業と違うのは本番でどれくらい落ち着いていられるか。これからの課題です。ひきつづき真面目に練習します。(っつーか、これくらい真剣にピアノを練習していれば、憧れの伴奏者になれたんではないか、と25年遅い後悔してます。)
2006.07.29
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タヌキの付き合いで見るようになったF1。(ふぉるめるあいんす)最初は内心(たいくつ)と思ったものでしたが、当時ミヒァエル シューマッハーがヴィルヌーヴ(ドイツの中継だと ヴぃるねふ としか聞こえない、どれが本当?)と僅差を争っていて面白くなりました。その後もミカ ヘッキネン(日本だとハッキネン)@メルセデスが強かったり、簡単には勝たせて貰えないのが応援に力が入ってよかったんですが、2002年にうちの双子が生まれて以来TV観戦も御無沙汰になってしまいました。2年前に引っ越してきた葡萄酒村はホッケンハイムから車で30分。せっかく近くに住んでいてもF1ってチケットが高いらしいし、縁がないなあ、と思っておりましたら渡りに船な企画が流れて参りました。レース前に民族衣装を着てサーキットをパレードするのに日本人参加者が足りないので募集、パレード後レースの観覧席(招待)を用意してくれるというお話が流れてきました。タヌキが『こんなチャンスは二度とないぞ。子供は見るから行って来い。』と言ってくれました。幸い浴衣は持っている。でも、炎天下サーキットを浴衣で2,5キロ歩いて大丈夫だろうか。お暇な方はRTL2(ドイツの民放)で浴衣姿の一団を探してくださいませー。ゲタやめてミュールで歩いていいかなあ。(だめ?ゲタで2,5キロ歩くのは辛いかも。)
2006.07.27
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夏休み中は、代理オルガン弾きの仕事の季節。正規のオルガニストが休暇中、替わりにミサや結婚式で弾きます。本日よりシーズン突入、試験の週以外毎週仕事が入っています。夏休みだから出席している信者さんも少ないし、牧師も代理という日もあります。今日はいつもお世話になっている隣村の聖霊教会。天然ボケ系の60台の牧師と姉御系の女性牧師がいて、教会以外に学校や老人ホーム、病院でもミサをあげています。今日はミサの後で姉御の誕生会がありました。欧州人は見た目より実は若いということがありがち。この方は珍しく、もう少し若いかなと思っておりましたが、40になられたと。誕生会は本人主催でお客に御馳走することになっています。特に大台に乗る時には盛大にお祝いします。うちのタヌキの小父さんが60になった時はレストランで食事、チアガールの余興付きでした。ちなみに、こういうパーティーの余興に出張ストリップっつーのもあるそうで、巨大ケーキの中から踊り子さんが出てくるとか。(ドイツの芸能週刊誌Bunte参照)閑話休題。こういう御祝いで出てくるのはハムやサーモンなどを載せたバゲットの薄切り、発泡ワインSekt、ケーキ、コーヒーなどです。今まで一番粋だったのはオペラの本番の日に誕生日を迎えた演出家が、舞台上で皆が乾杯する場面で、いつもの水ではなく発泡葡萄酒をグラスに入れて驚かせてくれた時。さて、家に帰るとタヌキが『結婚記念日おめでとう。』と言う。えっ!?23日だったっけ。ごめーん、忘れてた。ということは我々の縁結びの神、結婚式で証人になった金髪の女医『ドイツのミニオスカル』の誕生日じゃないか。現在フランス・アルザスで仕事しているミニオスカル(推定身長148cm)、前述しましたがフィリピン、ピョンヤン、フランス領ギアナ、パキスタンに仕事しにいった歴戦の勇士でございます。(戦争したんじゃなくて治療したんですよ、念のため。)『誕生日おめでとう。』『結婚記念日おめでとう。』暑すぎて食欲がなかったけど、子供を先月交替した住み込み弟子ワン子ちゃんに頼んで結婚記念日の食事に行きました。いつも同じイタ飯屋というのもマンネリなので、今回は違うところに。オーデンの森の入り口にあるホテル&レストラン、『キツネの水車』Fuchs'sche Muehle 。『高いドイツ飯だけど日本人駐在員のお気に入りだから絶対旨い。』というタヌキのお勧め。水車屋を改造した建物にも味があります。グラスワインの白、私はGrauburgunder(仏・ぴのぐり)タヌキはRiesling。前菜は『オマール海老のカルパッチョ、Pfifferring茸ソース』をシェア。これ、名前替える方がオーダーが増えると思います。実際は茹でてあるのにカルパッチョというのはいかがなもんでしょうか。ソースはキノコソースというよりオマールソースのような気がしたけど、日本料理のような白い角皿に盛り付けて見た目も綺麗だし味も良かったのです。メインはタヌキが『鯛のソテー、ニンニク入りホウレン草とパスタ添え』、三代目は『オマール海老とステーキ、ハーブニンニクソースとカリカリジャガイモパンケーキ添え』。前菜の海老よりプリプリした身が二つもついて、ステーキも絶品。二つの料理が一つになったようで、値段は高いけどお買い得です。デザートのシャーベット盛り合わせも2人で食べれる内容、パッションフルーツ、リンゴ、オレンジの三種の果物とシャーベット、斜め線に掛けたチョコレートソースで飾ってあります。画像は領収書だけです。写真を撮るムードじゃなかったので想像してくださいませー。
2006.07.23
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5月4日のクイズ、その後お答えがありません。クイズ1 誰の席?クイズ2 オケのオーディションに来た人たちはどこに集合しちゃったのか。そう、ぴかちゃんクイズ2は『半分都市』よん。クイズ3 タキシードの下の秘密仕方がないので答えを一日一個ずつUPします。ではドイツ時間で明日からレスに答えをつけます。ラストミヌーテ解答をお待ちしております。三代目敬白
2006.07.20
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盛り上がった演奏会の翌日、トランペット奏者Tweetyちゃんを駅に送って電車に乗せました。ベルリン Spandau駅では元ベルリンフィル首席奏者の教授の御宅へ付き添って下さるスーパーピアニスト・ウルトラの母がホームへ迎えに来てくれることになっています。三代目はルノーで車の修理。別の演奏会で隣町に向かう花輪クンと今後の打ち合わせをして葡萄酒村に帰ります。土曜はアウトバーンにトラックが走っていないので、行きに比べると随分速い。ちょうど昼時にフランクフルトを通りかかったのでアウトバーンを降りて街へ。ナビ無しのTwingoで市内地図も持ってなくて、多少迷走しましたが、何しろ街の規模がベルリンに比べるとたかが知れているので、いざとなったら一周するだけ。(爆)高層ビルのそびえている方向に向かっていけばどうにかなる、とウロウロしていたらオペラハウスが見えてきた。なんと真向かいに合法的な路駐スペースが!!それも土曜の午後2時から無料になるその瞬間に。ラッキー。何を食べようか、『すしもと』は大将の怒鳴り声で落ち着かないし他の店は行き方がよくわからないので、結局いつも『いろは』に落ち着いてしまう。ここのお昼のメニューには何故かヤクルトが付いてます。『イベリコ豚のカツどん』高いけどスペインの高級豚肉への好奇心に負けました。肉は美味しかったんですが、関西人には味が濃いです、仕方ないけど。揚げ油の匂い?も気になる。(もしくはドンブリに洗剤の匂いが残っていたのか・・・・?)それでも揚げ物下手な三代目が自分で作るより数倍マシということで、お勘定の時に文句は言わず、にっこり『美味しいお肉でした。』。なんで日本料理屋に行ってカツ丼か、それは三代目が実は地味御飯と刺身系和食が苦手だから。食事の後、都会の空気を楽しみ(ウィンドウショッピングとも言う)翌日のデザートのケーキを購入して葡萄酒村へ。アウトバーンの入り口を間違え、街をもう一周。家に帰ったらTweetyちゃんがトランペットの教授の前で演奏したのがどうなったか、ウルトラの母に電話。なんと、管楽器奏者の相手に慣れている彼女も驚いた。先生も『こういう人は日本人には本当に珍しい。』と感嘆。もう技術的にどうこうというレベルではない、音大に入るのはまったく問題なし、オケの研修生になれば、とおっしゃったと!!問題はドイツ語だけ、勉強しましょうね。三代目、自分が大阪で彼女の演奏を聴いて、これはドイツでもいけると思ったのが証明されたようでとても嬉しゅうございます。その日の夜中、三角形に遠回りしてベルリン経由で帰ってきたTweetyちゃん、電車が延着してお疲れ様。写真はフランクフルトの旧オペラ座
2006.07.08
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はい、また降りました。なぜか私が歌う日にはよく雨が降ります。三代目が産まれた年、大阪にも珍しく3月に雪が降ったそうです。気が付いたのは小学校時代、遠足・修学旅行・家族旅行・発表会・・・イベントのある日には雨が多い、おかしいな。小学校6年で転校し、春と秋に二回別の学校で修学旅行に行ったけど、両方降りました。中学、高校、と依然とそのペースは崩れず、大学の卒業旅行で沖縄に行ったらイキナリ大雨。タクシーの運転手さんに、「がっかりしたでしょう、でも今日降らなかったら給水制限になったんですよ。」と教えられました。私が着く前日までカンカン照りだったんすかっ!!初舞台、もちろん雨。毎回降るわけではないにしろ、楽屋にカサを広げた思い出は数知れず。タヌキと知り合った日、雪が降っていました。結婚式は持ちこたえて、ほんの数滴で済みました。例外は双子を産んだ日。暑かったーーーーー。そこで雨女人生に転換期が訪れるかと思ったら甘かった。合唱指揮しても、トラに行っても、教会音楽も、演奏会形式オペラも・・・・・50%くらいの確率で降ります。クリスマスには雪も。年間降水量が少ないドバイに2日ストップオーバーした時も、離陸直前に雨が降り始め滑走路が濡れておりました。昨年7月7日、花輪クン指揮のコンサートの会場に向かう時もアウトバーン上で日本の梅雨のような大雨。「カブリオの屋根を開けて走るはずだったのに。」「私に出演依頼する時点で雨だと思ってね。」今年も7月7日に花輪クンと共演。前日葡萄酒村から炎天下エアコンなしの車で汗だくになって移動した時には「今年こそ・・・」と思いました。当日午前中に合わせして一人居残ってオルガン練習、午後3時に外に出るとざああああああ。まっ、涼しくなっていいけどさ。前日チェックしたサンダルをお買い上げ。翌日Tweetyちゃんが乗る電車の切符を買いに豪雨の中、駅へ。どうも一番降りの強い時に来てしまったようでした。ホテルで着替えて会場へ出直し。この日はW杯の谷間で試合の無い日でした。前回のオルガン演奏会は試合と重なり、お客様はそれでも60から80人、しかも男性もいたというので、(田舎だし、100人くらい入るのかな)と思っておりました。ところが150枚用意したプログラムが足りなくなり、どうやら300人近く入った様子。ベルリンで教会音楽にこんなに人は入らない、と花輪クン。オルガンと一緒の演奏会では演奏者はお客様から見えない場所にいます。そこで最初に祭壇の前に行き、ごあいさつ。花輪クンがTweetyちゃんが、この演奏会の為に日本から来たことを話します。Tweetyちゃん、大学出たてで本当に若いんですが、小柄だから更に若く見えます。平均年齢高そうなお客様の視線が暖かい。ごあいさつの後、上に昇り演奏開始。オルガン演奏台をはさんで右に三代目、左にTweetyちゃん。実は練習で隣に立ったら耳が痛かったので離れることにしました。オケでトランペットのまん前や真横に座る方々の御苦労がわかりました。バッハ、カンタータ。演奏直前の音だしができなかったのに、すごい。快調な滑り出し。三代目、楽しんで歌わせてもらいました。バッハ、オルガンソロ。三代目、黒子で神経使いました。あと何小節・・・と数えながらボタンに手を掛けている時の気分は出を数えるシンバル奏者でした。単なる推測なんですが、銅鑼とかシンバルとか目立つ楽器の出番前って緊張するでしょうね。効果が目立つだけに責任重大。ああ血糖値が下がるって感じで、ヘンデル、水上の音楽ではフラフラになって本当に気分悪かったです。Tweetyちゃん絶好調。普通教会でのコンサートでは最後の曲が終わるまで拍手はしないんですが、まだ一曲残っているのにスタンディング・オベーション拍手が鳴り止みません。ヘンデル・セラフィンの輝かしい翼が実質アンコールみたいになり、ちょうど良かったです。トリオのアンコール曲を用意してなかったのです。後で主催者さんたちと食事中、真相が解明。目が不自由な主催者のオジ様、プログラムを見落としてパンパンと拍手を始めてしまったら、皆がつられて止まらなかったそうな。こんなに盛り上がる演奏会は初めてというくらい暖かい拍手でした。響きがよくてお客様の反応もいい場所で演奏してしまうと、同じ曲を響かない日本でやる時が辛いかも。(マイナス思考じゃいけないぞ。)ひとつ心配事ができました。東京で演奏会やる時も、三代目が花輪クンのソロで黒子をしなければいけないのか・・・・。自分が歌う前には辛いなあ。けど東京にオルガン関係者の知り合いはいない・・・・。暑い場所は趣味ではない三代目、それでも一度アフリカで歌ってみたいです。アフリカで雨が降ったら、もう怖いものなしですわっ!!人道援助で雨乞いコンサートなんて、いかがでございましょうか。ユニセフ関係者の皆様、御一考お願いいたします。
2006.07.07
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ごぉぉぉんごぉぉぉん。午後6時の鐘が鳴る。聖クレメンス教会の石段に座り込んでオルガニスト・ベルリンの花輪クンを待つ。扉が内側から開いて花輪クン登場。いつものノリで。初対面のトランペット奏者Tweetyちゃんを紹介、あんげねーむ。教会の中では夕べの祈りが延々と続いているので、まずはホテルにチェックイン。練習できる時間まで街を散歩。(といっても一瞬で1周できてしまう・・・・。かといって城まで行く時間はない。)ホテルの向かいの店でセールの可愛いサンダルをチェック。演奏会の曲順通りに練習を始める。バッハのカンタータ51番。トランペットのまっすぐな綺麗な音、100発100中に当る正確さ。三代目はテンポを速くあおりたくなる気持ちを抑えつ歌う。通奏低音だけのアリアはリズムを強調して言葉を立てる。コラールは本当はヴァイオリンの二重奏なので、オルガンで弾くのは無茶苦茶難しい。花輪クンでさえ気の毒なくらい。平凡なオルガニストには『こんなもん弾けん。』と却下されたくらいである。「息はなんぼでも続くから、遠慮なくゆっくり弾ききってちょうだい。」と言ったら落ち着いて良くなった。難しい場所って半分以上心理的な原因なんだよね。アタッカ(継ぎ目なし)でアレルヤに入るところで、三代目の歌が速過ぎるとダメが出る。バッハは微妙に低いのでついつい速くしたくなるのだ。でも歌の出だしのテンポで全体が決まってしまうので、速すぎると他の人が困る。この曲のしんどいところは低い箇所なので、心の中で(ここは本当は1オクターブ高い)と魔法をかけながら歌う。オルガンソロ、バッハの前奏曲とフーガEs Dur。格好いい曲である。そして三代目は黒子になる。(譜めくり&レギスター)先日師匠のリサイタルで黒子デビューした三代目。今回はボタン1つで登録した音に変えられるシステムとはいえ、自分が演奏するより或る意味責任重大。はっきりいって黒子のための練習でした・・・・。くっきり休みのある場所は楽ですが、音符の切れ目がなく、テーマの変わり目で音が変わらないといけない場所があります。「ごめん、もう1回。」という箇所がいくつか・・・・。本職のオルガニストでも、黒子をするのは緊張するそうです。自分で演奏するほうが気が楽だと皆さんおっしゃいます。時々オルガニストの「今だっ!」という叫びが御客様にも聞こえてくることがあるらしい・・・・・。カーナビみたいですね。「ボタン8を押してください。今!Drücken Sie die Taste 8. Jetzt!」(日本語のカーナビってどんな喋り方をするんでしょうか・・・。ドイツ語はこんな感じどす。)ヘンデル「水上の音楽」では譜めくりはいらないので、三代目は下に行ってバランスを聴きます。オルガンは近くにいる時と離れて聴くときでは違います。階段を下りていく途中でよく聴こえるパイプが入れ替わる瞬間がわかるくらい。歌もそういうことがあります。近くでやかましい声と遠くに飛ぶ声は別。ヘンデルのアリアも問題なく終了。合間にカントーアや関係者がちょこちょこ現れ、ごあいさつ。充実した練習の後、花輪クンが一人で盛り上がって携帯を取り出す。夜も遅いのに元ベルリンフィル主席トランペット奏者だという友達に電話を掛け、「君と共演してトランペットで何が重要か知っているよ、それをこの子は全部持っているんだ。君はTweetyの演奏を聴かなくてはならない。」と強引に演奏会の翌日の午後に約束を取り付けてしまいました。おいおい、Tweetyちゃんは留学とか考えてないしドイツ語も英語もしゃべれないんだけど。「三代目が付き添えばいい。」あのぉー、車の修理しないといけないんですけど。それにベルリンに行くったって・・・。ぴかままは忙しそうだし、びおらちゃんに電話してみる。「・・・・旅行に出るんじゃなかったら絶対行ってあげるんやけど。ウルトラの母に聞いてみたら?」ウルトラの母はベルリンの管弦楽器奏者のお母さんのようなピアニストです。電話してみたら、快諾してくださいました、やったー。かくして演奏会翌日、Tweetyちゃんを一人でICEに乗せることになりました。ところでTweetyちゃん本人、かなりしばらーーーくして、花輪くんの電話の相手が自分もCDを持っている有名なトランペット奏者と気が付いたそうな・・・・・・・。
2006.07.06
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NRW州、W杯の試合があったばかりのドルトムント近郊で演奏会の前日。夕方6時から会場でベルリンの花輪クンと練習のため、午後1時半ころ葡萄酒村を出発。暑い。そして、私のルノー・トゥインゴにはエアコンが無い。街のぱりじゅえんぬ・Twingo。グラス・サンルーフ付き。買った当時はベルリンの森の中に住んでいたので、エアコンはいらないと思って付けなかったのに、ドイツで最も暖かいと言われる地方に来てしまった、シャイセでございます。(お品の無い言葉なので意味は追求しないで下さいませ。)ゲタ替わりの買い物車、(たったの)43馬力、マニュアル5速。でも大都市(の郊外)に住んでいたら、これで充分だったんです。路上駐車も隙間でちょいちょいと突っ込めるし、街中は飛ばせない、アウトバーンもAVUSという全然飛ばせない区間しか乗らないし、ここで120km以上出せるのは稀。加速に時間がかかる、でも調子に乗ってきたら140kmくらいは出ます。追い越し車線にいて、ミラーにBMWの影が映ると即刻「きゃあーごめんなさいー。」と叫びつつ道を開けます。あいつらは一瞬で真後ろについて、「どけー」というオーラを発散します。でも普段はメルセデスAクラスで、日産Micraだのオペルの小さいやつやフォードなどに道を開けていただいております。アウトバーン上ではエンジンの大きさがすべてでございます。たまに古いでかいメルセデスがよろよろと走っておりますが、あれは大抵お年寄りです。故郷の阪神高速は混んでるので、エンジンの違いを実感することはありませんでしたね・・・。エアコンもナビも付いているAクラス、普段は自分のもののような顔をして使っているのに、こういう日に限って相方に本社出張が入るのだぁぁぁぁぁ。・・・・そしてICEで行ってくれない・・・・・。・・・・・まっ、仕方ないよね、会社の車だし。という訳でゲタで350km移動。引越しの時は荷物と双子を載せてベルリンから600km走ったのに比べれば軽い。2泊の荷物と楽譜、衣装、念のためのオルガン練習用の靴。共演者のTweetyちゃんとトランペットを載せてA5を北上。ところがフランクフルト北インター付近で後部でガタンという凄い音が。がたんがたんがたん。やばそう、今度パーキングがあったら止まろう。と思っていたら右側にピタッと付いた赤いカブリオの黒いグラサンのお兄さんが路肩に寄れと腕を振っている。交通量が多く、トレーラーなどの大型車両も多いのでビビりながらも路肩へ。赤いカブリオも前に止まる。「何か落としたで。」(演出上の都合で大阪弁訳でお届けいたしております。実際は標準ドイツ語でした。)三代目・「」Auspufftopf マフラー が落ちて引きずられています。炎天下のアスファルトがむぉーっとする路上で、車の下を覗き込むお兄さん。「ああ大丈夫、走れるで。はい、これ車に入れて。」と壊れたマフラーを撤去。「あと300kmあるんですけど・・・。」「ああ、いけるいける、ワシ整備士やねん。着いたら修理したらええ。ほな、気ぃつけて行きや。」と格好よく走り去る赤いカブリオ。エンジン再起動。ぶぉぉぉぉぉぉぉぉーーーーーん。どこの暴走族や、という轟音がします。暴走Twingo、山越え谷越え、分不相応に追い越しをかけながら迷惑を撒き散らして300km。ナビなしで一度も道を間違えることなく会場の聖クレメンス教会に到着。(三代目としては珍しい快挙)1時間前に着く予定が30分前になったものの上出来。翌日ホテルのフロントで地元のルノー販売&修理の店を教えてもらい電話。隣街の大手修理・部品チェーンの値段も調査して安いほうに行こうという、ドイツ的な作戦を立てておりましたら、ルノーは「見ないと部品を全部交換するかわからんから、とにかく来て。」と言う。↑相場を調査しておかないとヤラレることが多いドイツでの常識でございます。さて、行ってみるとイキナリ仕事に掛かろうとしてくれる。「ちょっと待って。見積もり先にして。」と頼むと整備士のオジサン、事務所で延々調べている。意外なことに下調べした価格より微妙に安い。「ふぅん。」と微妙な相槌を打つと、「もう少し安くする方法があります。」とオジサン。「部品を作っているメーカーは同じでルノーを通さない、でも同じ部品を使えば部品代は半分になる。在庫はないから注文したら明日の朝に来るよ。」なるほど、安い。そこで裏技修理を依頼して翌日来てみると、さっさと済んだせいか、見積もりより更に10Euro安かったのであります。工賃は時給計算なのだ。葡萄酒村やベルリンのルノーは、必要ない修理を勧めたりして信用ならなかったので、ここのルノーでは感激。↑相方が「女の人が相手だと機械のことがわからないから余計な修理をしようとする。」と怒っていた。修理も次の新車を売る為の布石という発想が無いみたいですね、こういう販売店は。
2006.07.06
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7日の演奏会のトランペット奏者Tweetyちゃんが関西空港からフランクフルトへ到着。お迎えに行きました。一年以上前に演奏している姿を私が一方的に見ただけ。初対面です。里帰りしている時に、お手伝いしているコンクールの入賞者コンサートを聴いて良い印象を受け、ベルリンの花輪君にその話をしたら演奏会に声が掛かったわけです。Tweetyちゃんは京都芸大を卒業したばかりの新人で、欧州に来るのは初めてです。私はともかく、Tweetyちゃんが私のことをわかるか心配しつつ到着ゲートで待っているとサッカー関係のお客さんもウロウロ、中には「チケット求む」と書いた紙を持って立っている人も。おっ、出て来た。でも、何か感じが違う・・・・。思っていたより小柄で、おっとりした感じ。後で話を聞いたら、意外と小さいとは良く言われるそうです。(そういえば私も昔は言われた・・)私が聴いた演奏はカッコいい現代曲で、彼女の立ち居振る舞いもキリっとしていたので、そういう人なのかなと思っていたら、どうやら曲が乗り移っていたらしい。・・・・トランペット界の北島マヤ?
2006.07.01
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