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幼稚園の頃、大阪に住んでいました。 東京へ、父の転勤が決まり、東京の家を見に行く事になり、走り始めた新幹線 に、乗れる事に、なったのです。 幼稚園を休んで、出かけたのですが、その日、幼稚園では、運動会をやってい たのです。その為、後日、皆は、運動会の絵を描かされたのです。私は、運動 会に参加していないので、新幹線の絵を、描く事にしたのでした。 新幹線の先っぽ、って、白いでしょう?!今って、皆が知っている事ですよね。 でも、当時は、違った様です。 私は、見たままに、先っぽを白く描いたのです。すると、幼稚園の先生は、先 っぽは、色が違う、っと、言うのです。”赤い”と言うのです。 え~?!いくら何でも、赤くはなかった・・・子どもながらに、違うよなぁ~、 と、憤りを、覚えました。でも、素直な私は、言われるままに、先っぽを、赤 く、塗りました。それでも、どうしても納得が行かないので、ピンクっぽく、 塗ったのでした。 家に帰ってから、父に聞きました。先っぽは、赤かったか?!と・・・父は、 「夜で、電気がつくと、赤いかも・・・」とか言う事を、言っていました。 でも、矢張り、白いのが、本当だった様です。 この歳になっても、あの時の事は、心残りでなりません。
2007年12月30日

中学3年生の頃、朝、早く、登校する私は、やる事もないので、黒板を、 きれいに消す事が、日課になっていたのです。(あっ、関係ないのです が、制服が、高校と似ているのですが、色が違うのですよ。後、高校で は、ネクタイが付いていました。) バスで通学すると、道路の都合で、時間に遅れが起きたりします。遅刻 も好きではなかったので、早く、家を出る習慣が付いたのです。 早~く着いても、誰もいないし、やる事もないので、毎日、毎日、黒板 を、黒板消しで、端からス~!端からス~!と、一直線に、消して行く のです。少しでも、黒板消しに、凝った方(いるかなぁ~?)なら、お 分かりでしょうが、黒板消し自体が、それ程、きれいでなくても、黒板 は、きれいになるのですよ~!結構、癖になりますよ~。 そんな事で、朝のひと時を、過ごしていると、よそのクラスの女の子が、 私の事を、覗いたりするので、あいさつをしたりしていました。そんな 時、うちのクラスの友達に、「黒板、消す、係なの~?」なんて、私の 行動について、廊下で、問うていたのが、聞こえて来ました。「違うよ ~。」って、小声で、説明していた様です。 変ですけど・・・何でしょうねぇ~!何となく、嬉しい気持ちに、なり ました、っけ・・・
2007年12月27日

何年か前の、ある冬の日、自転車で走っていると、こんな光景に、出会 いました。 皆さん、土下座って、見た事ありますか? どうやら、焼き芋屋さんが、ホームレスの方に、焼き芋を、あげた様な のです。ホームレスのおじさんは、「ありがとう・・・」と、土下座を、 していました。焼き芋屋さんは、「いいよ、いいよ、また、あげるから ・・・」と、言っていました。 自転車で、通り過ぎる時間は、ほんの何秒でしょうか・・・でも、目を、 背けては、いけない様な、気持ちでした。 ”軽く、土下座をする様なヤツは、信用が置けない”って、気がするので す。が、このホームレスの方のそれは、そんな、”虚仮威し”の様なもの では、無いと、思うのです。何も持たない、何のお礼も出来ない、ホー ムレスの方の、只ひとつの、感謝のかたちだったのでは・・・と、思う のです。 ちなみに、このホームレスの方は、うちの辺りでは、有名だったのです。 去年の夏に、”独り言”を言って、いつもと違う感じだったので、”暑さで、 頭でも、おかしくなってしまったのかなぁ~”なんて、思っていました。 でも、冬には、いつもの様子になっていたので、妙に、安心しました。 今年の夏は、姿を見かける事は、ありませんでした。 そして、冬も・・・
2007年12月26日

クリスマス・イヴなのに、全然、関係無い話で、すいませ~ん! ゲゲゲの鬼太郎が、白黒アニメだった頃の、夏の話です。 鬼太郎が、家で寝ていると、どこからか、手が”にゅ~と”伸びて来て、腕に ”双葉”を、植え付けられるのです。すると、それが、成長して、鬼太郎が、 木になってしまう、あらすじです。(その後、鬼太郎は、実った大きな実か ら、出て来た、と、思うのですが・・・) それが、怖くて、怖くて!夏だと言うのに、布団から、手足が出せないので す。手足だけではなく、顔も出せないありさまでした。布団の中で、汗、ダ ラダラの、ビッショリ状態になりながら、眠ったものでした。 そんな夏が、何年も続くのでした・・・ 一応、メリ~・クリスマス!
2007年12月24日

朝、チャップリンが、没後30年だと言う、ニュースをやっていました。 中学生のある日、チャップリンが亡くなりました。ファンだった私は、人知れず、 涙を流したのでした。 でも、新聞などで、チャップリンは、何度も結婚を繰り返し、子どもも、何十人 もいる事を知って、ショックを受けたのです。当時、”純”だった(?)私は、ど うにか、いい結論を見つけたかったのです。 そして、”チャップリンは、世界中、全ての人を、愛したのだ!”と・・・ バカ~!って、感じですが、当時は、一応、そんなこんなで、納得した様に思い ます。 大人になって、チャップリンについては、色々と言われている事も、知りました。 でも、そんな事は、どうでもいいのかも知れません。そう思うのは、”純”で、なく なったからでしょうか・・・?! 否!残された作品には、何も、変わりないのだから。
2007年12月22日

小学生のある日、家の前で、ぶらぶら遊んでいたのです。 何か、不穏な、雰囲気って、あるんですねぇ~。ふっ、と、顔を上げると、妙な 風が、吹いていました。空を見ると、すっごくゆっくりと、だんだん、茶色っぽ く、なって行く感じ・・・ ちょっと、大きなゴミの様な物も飛び交ってきたのです。空、全体が、幾らか暗 くなりました。近所のおばさんも、なに?なに?って、感じでした。頭上を、何 か、大きな、風の様な、竜巻の様なものが、ゴーッと、通っている感じです! ”ヤバイかも・・・”と、思いました。 暫くすると、ス~ッと、明るく、なりました。空には、ゴミの残りが、プワ~ン と、漂って、落ちて行きます。 夢の様な・・・普通の空。 何だったのかなぁ~?
2007年12月21日

今まで生きて来て、一番、笑える体験だと、思っている話です。同時に、一番、 恥ずかし~、かも・・・ 短大生だった私は、駅の階段を、駆け込み乗車しようと、急いで走りました。 走って、ドアの前まで来て、”乗れる!”と、確信した私は、乗リ込んだのです。 でも、ドアは、思惑に反して、素早く、閉まって、私の顔を挟んだのです!( 正確に言うと、顔と、片方の肩なのですが・・・) 普通、人ひとり挟まったら、すぐに、ドアを開けてくれるでしょう。でも、開け てくれなかったのです!じりじりと、ドアが閉まるのです~。顔が、乗客の皆さ んの方に向いているので、すっごく、ばつが悪いですし、電車は発車しないし。 ”注目されてるなぁ~”と、焦っていると、顔がどんどん締め付けられるので、眼 鏡(当時、遠視の眼鏡を掛けていたのです。今は、老眼・・・)が、パキ~ン! と、壊れたのです。壊れた眼鏡が落ちるところで、向かいに立っていた若い男の 方が、両手で、それを、受け取ってくれたのです。 そんなこんなで、やっと、ドアが開きました。男の方は、分解した眼鏡を渡して くれました。余りの事に、開いたドアの前で、暫く、立っていたのですが、電車 も、発車しないのです!”恥ずかし~”けど、その電車に乗り込みました。 ”ヒエ~、参ったなぁ~!”なんて、思っていて、気が付いたら、反対方向の電車 ではありませんか!なんと・・・ 次の駅で、反対方向の電車に、乗り換えたのでした。 あ~!なんて、ドジべ~なのでしょ~! でも、何だか、お気に入りの、面白体験なのです!
2007年12月20日

風呂釜の土間に、カマドウマが、何故だか、いる事が、よくありました。 嫌だなぁ~、なんて思いながら、火なんか着けていると、こっちに向かって、 飛び跳ねて来るんですよ~!普通は、虫の側だって、怖がって、反対方向に、 逃げると思いませんか~!向かって来るところが、カマドウマの、いやらし いところだと、思っています。 お・そ・ろ・し・や・・・
2007年12月19日

小学生の頃、風呂釜に火を着ける時、マッチでつけていたのです。 ある日、いつもの様に、ガスをひねり、マッチをすって、それを、バーナーに 着けようとした時、何故だか、着かなかったのです。着かないと、ガスの中毒 になると危ないので、ガス栓を閉じたり、開いたりしていました。 そして、グズグズしていると、“ボ~!”っと、炎が、吹いたのです! ビックリしましたが、アッと言う間でした!プ~ンと、タンパク質の焦げる匂 いが、漂いました。 でも、火傷もなく、無事に、お釜に火が着きました。 でも、”コワ~!”です。 焦げた匂いは、前髪が焼けたせいでした。”何てこった!”と、鏡を見て、また、 ビックリです。なんと、片目のまつ毛も、ちょっと、焦げてるじゃ~ありませ んか! 運がいいのかなぁ~。今にして思えば、本当、良かった~!
2007年12月16日

その日、仕事の後に用事を済ませ、深夜に、家路を急いでいたのです。 最寄りの駅から、幹線道路沿いを歩いて家まで帰るのですが、何せ、深夜の話 なので、道路にも、歩道にも、誰もいなくなっていたのです。 しばらく歩くと、パトカーが、前から、サイレンを鳴らしながら、何やら放送 しながら、ぶっ飛ばして走り去っていったのです。すると、今度は、後ろから、 白バイが、私を追い越したかと思うと、急に、逆方向に回転して、おまけに、 ”ギュイ~ン”と、ウイリー(って、言うんですか?)をして、その後、電灯(?) を着けて、サイレンを鳴らし、パトカーと同様、走り去って、行きました。 白バイって、大きいじゃないですか・・・そりゃぁ、もう、迫力ですよ! 何にも走っていない大きな道路で、パフォーマンスをしてくれたのかなぁ~。
2007年12月14日

昔の電話ボックスって、こんな感じだったじゃないですか~。だから、スーパー マンだって、着替えられたんですよねぇ。 ある日、公園の横を歩いていると、電話ボックスが幾つか並んで、建っていたの です。中は全く見えません。ちょっと、恐いかも・・・ 一番端のボックスの扉が、ほんの少~し、開いていたのです。恐る恐る覗くと、 風のせいか、ス~と、中が見えるくらいに、動いたのです。 ゲッ!何と、中には、誰かが、ウ○コをしていたのです!それも、凄い量・・・ これでは、まるで、公衆便所です~!
2007年12月09日

新聞を読んでいたら、こんな相談が載っていました。 子どもの、兄弟喧嘩に苛ついて、殴ったり、蹴ったりしてしまい、後で、 後悔にさいなまれる、と言う、内容でした。その方、については、お答え の先生が、きちんとアドバイスされていたので、良かったと思っています。 そんな話を読みながら、思い出したのです。 子どもを育ててると、えらく頭に来る事があるじゃないですか~。そんな時、 思いっきり、子どもを”くすぐる”と、とっても、いいと思いますよ~。そう してる方、結構、いるんじゃないかなぁ~。 思いっきり”くすぐる”と、自分の怒りのエネルギーが使われて、適度に疲れ るのです。子どもの方も、”くすぐられる”から、笑っちゃうんです!笑って いる子どもを見てると、こっちまで、笑っちゃうのです。笑うと疲れて、ど うでも、よくなってしまうのです。 これって、精神衛生に、いいんじゃないかなぁ~!なんて、思っています。 若いお母さん方、是非とも、お試しあれ!
2007年12月08日

何年か前の、話です。 玄関で、何やら、グズグズしていると、サンダルの端のゴミが、目に入りました。 老眼っぽくなっているので、ゴミに見えたのですが、サンダルをどけて、よくよ く見ると、なんと!”ヤモリのおせんべい”じゃぁ~、ありませんか! 因に、私は、ヤモリが大好きなのです。トカゲと違って(トカゲも、好きなの ですが。)、全体の体型が、ポテ~っと、している所が、特に、好みなのです。 ちょっと、摘んでみると、子どもの様で、5センチもありませんでした。もっと、 観察してみると、どうやら、すこ~し、生きている様でした。目は、まん丸で、 真っ黒でした。でも、何だか、ぺっちゃんこで、ひからびた様、な感じでした。 持ってみても、柔らかいと言うより、パリッと、した、感じでしょうか・・・ 「何はともあれ、水だろ~!」と、水を口に垂らしたり、体の形を整えたりして みました。 すると、どうでしょう!せんべいだった、ヤモリは、生を吹き返して、水を飲ん だではありませんか!口に垂らすと、ズズズ~っと、水が吸い取られて行くので す。漫画じゃないですけど、せんべいの体が、厚みを帯びて来るのです。暫くす ると、ヤモリは、普通の、ヤモリに復活したのです。 可愛いので、暫く、見ていると、ペトペトっと、壁を登って行ってしまい、天井 で一休みする程に、回復したのでした。 しかし、家の中に、そのまま置いておく事もできないので、庭の、壁に、放して やりました。 それ以降、ヤモリは目にしていません。どっか、行ちゃったか、なぁ~。
2007年12月06日

高校一年生の頃、隣りのクラスに、矢張り、留年していた女の子がいました。 体育などは、男子と女子に別れるので、隣りのクラスと合同で、やっていた のです。明らかに、ちょっと突っ張った感じでしたが、そのクラスでも、特に、 嫌われている様子もありませんでした。 因に、この頃、学ランや、セイラー服での、不良スタイルを嫌い、ブレザーの 学校が、増えてきたのでした。私の学校でも、制服の校門チェックなど、盛ん でした。 ところがどっこい、ブレザーでの突っ張る方法を、色々と考案していた様です。 例えば、襟の裏側に刺繍があったりして・・・隣りのクラスの女の子は、普段 は、パーマのままですが、個人的には好きな、お団子ヘアーの日もありました。 そして、同じクラスの○○さんは、ちょっと、パーマなんかもかけていて、色の あるリップクリームを塗っていたり、スカートも、ちょっと、長かったかも知 れません。(今の子とは、比べものになりませんよ、ねぇ~。) 気が強いのも影響してか、ある日、○○さんは、隣りの年上の女の子に、階段の 下に、呼び出されたのです。 側には、私達が何人も居る所に、彼女は、たったひとりで、呼び出しに来たの です。 私達はぞろぞろと、階段の下に行きました。そして、彼女の○○さんに対する、 ”気に入らない!”と言う説教を聞いたのです。でも、○○さんは気が強く、負け ていませんでした。そんなこんなで、彼女は暴力にでたのです。私達は、「や めて下さい!やめて下さい!」(何故だか、敬語。)っと、彼女を、止めたの でした。 彼女は小柄だったので、止めるには、そんなに苦労はありませんでした。 彼女は、「良い友達を持ったなぁ。」と、捨て台詞を残して、その場を、去っ て行きました。○○さんは、「ケリまで入ってたからね~。」なんて、戯けてい ました。 隣りのクラスの彼女は、矢張り、二年生になる前に、学校をやめて行きました。 そして、二年生になった時、○○さんとは、クラスが離れました。部活の友達と 主に生活していた私は、二年生になった、○○さんが、どんな生活をしているの かも、知りませんでした。ある日、バスで偶然にいっしょになった時、「もう、 面白くないなぁ~。」って、感じでした。○○さんも、三年生になる前に、学校 をやめたのでした。 友達って・・・
2007年12月05日

高校一年生のある日、友達が、先生に用事があり、職員室で、先生の戻って 来るのを、窓を眺めながら、いっしょに、待っていたのです。 すると、ス~と、自転車に乗った、クラスメイトが、校門を通り過ぎて行っ たのです。 彼は、一年留年した、ちょっと、不良っぽい学生でした。でも、クラスの皆 からは、男女を問わず、何となく、慕われていたのです。本人は、そんな、 立場でも、生きづらいと、思っていたのかも知れません。 その、クラスメイトを発見した私たちは、ぶっ飛ばして走り去る、その姿を 見て、「速いねぇ~!」なんて、話してました。すると、即、放送が入った のです! 放送は、「今、自転車が盗まれました。」と言う、ものだったのです。私達 は、顔を見合わせました。 その、クラスメイトは、二年生になるのを待たずして、学校を、去って行き ました。 当時は、先生も、生徒も、彼を邪魔者にはしていませんでした。だから、寂 しいです・・・それでも、生きづらかったに違いないのですから・・・
2007年12月02日

皆さん、ご存知の、ニャロメについてのお話です。 赤塚不二夫さんの漫画には、よく、ニャロメが出て来ます。でも、長らく、 ”なんか、変な形のネコだなぁ~”、って、思っていたのです。鼻の横の部分 が、どうにも、気に入らなかったのです。 ところが・・・ うちのととが、年を取って、すっかり痩せて、毛も減って、見た目、 すっかりボロネコに、なってしまって、気が付いたのです。(至って、 健康状態はいいのですよ!見た目は、ボロですけど・・・) ニャロメは、正しかったのです~!! 顔が痩せると、頬が凹んで、”ここ”の部分が強調されるのです~!気が 付きませんでした・・・赤塚さん、長らく、”変だ~”って、思ってて、 すみません~!って、感じです。 ニャロメは、野良のボロネコだったのですね・・・ あれっ、と言う事は・・・ととは、”家庭内野良ボロネコ”と言う事に、 なっちゃいますよ~!
2007年12月01日
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