遊園地の室内遊技場で衆人環視の中、幼い子供が誘拐され殺されてしまう。異常が見つかると、すぐに出入り口を封鎖するのに、どうしてそんなことが可能なのか? テーマとしては、幼児に対する性犯罪を絶対に許すまじ!ですが、アメリカにはこれをドラマと高をくくっていられない現状があるのでしょうね。メーガン法によって、性犯罪者のデータを公開するのはそれだけの必要があるからなのでしょう。 日本では、まだそういう制度はありませんが、子供が犠牲になる状況は昨今あまり変わらないように感じます。社会全体で守るべきは幼い命ということでしょう。それでもあらゆる手を使って子供に近づく犯人の異常さは身も凍る思いがしますね。 母親でもあるAlexxにとっても、辛い検死だったと思います。こんな愛おしい存在を誰があんな悪魔に渡すでしょう。 こういうケースにはHoratioが俄然、怒りを見せます。ラボの緊迫感がまた違うようなじ。やはり、見ている方も感情移入してしまいます。被害者の母親に対するHoratioの思いやりもいつもながらじーんと来ますね。 そしてメーガン法のおかげで犯人逮捕に繋がりました。ラストシーン、公園で遊ぶ子供たちをベンチに座って見守るHoratio、あなたは子供の守護神、ガーディアン・エンジェルか、はたまたお地蔵さんか?でも、上から下まで一寸の隙もない黒ずくめ、というのはちょっと怖いんですけど。(爆)もしかしたら、子供に何か思い出があるのでしょうか。 "Life is filled with this disappointment."「人生に絶望はつきものさ。」いつもなにか言ってくるれHoratioですが、「まだやっていなかったのに」と開き直る容疑者に対してこの一言、「お前たちの自由にはさせないぞ」というHoratioの意思表明にも見えました。そして、この犯人はこれだけでは終わりません。 ラボで徹夜、つい眠り込んでしまったCalleighに、「コーヒーを入れるけどどうする?」というHoratio。彼女は"Sugar"と答えていましたが、良いな~。大変良く気が付く上司です。(笑)確かに、Calleighとはケミストリーが良いようです。Horatioの返事の甘いこと。(壊) ところで、スピードが作業中に鼻歌交じりに聴いていた曲は、Lynyrd Skynyrdの"On the Hunt"。The Whoと言い、制作者の好みなんでしょうね。