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February 27, 2014
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カテゴリ: Dr.ハウス S1
「3つの寓話」


「Dr.HOUSE」シリーズの中でベストエピソードであり、グレゴリー・ハウスを理解するのに必見のエピソードですね。
複雑な構成なので、なかなかエピガイを書く気が起こらなかったのですが、最終話を見てから今なら書けるかもと思いました。
ユーモアに溢れていますが、そこには様々な感情が含まれています。医者とはこういうものだというハウスの信念も見ることができます。



ライリー医師が今年5回目の体調を崩し、カディはハウスに診断学の代講をするように頼む。
ハウスの前に、5年前に別れたステイシーが現れ、頼み事があるという。
ステイシーの夫が病気で、これまで5人の医師に診せたが原因がわからない。
最後の手段でハウスに助けを求めるが、ハウスは元恋人の夫の命を救うことには全く興味が湧かない。

ハウスは学生たちに脚の痛みを訴える3人の患者の話をする。

B)バレーボール選手。プレー中に痛みを訴え、始めは肉離れかと思われた。
C)ゴルフ中のカルメン・エレクトラ。
このうちの1人は仮病だと言われ病院から追い出されて、1人は死にかけだが、さて、君たちはどう診断を始めるか。

A)の患者に噛み痕のような傷があった。ヘビに噛まれたと考え、血清を選ぶことにする。
B)実は16歳の女性で、患者に入れ込むと判断を間違う。腱炎と診断されたが、キャメロンが深入りして調べた結果、甲状腺に結節を発見した。高価で痛みを伴う検査をオーダーする。
C)膝蓋腱反射が低下しているが、彼女が仮病なのか。激しく痛みを訴えるので痛み止めを与える。実は、ドラッグ欲しさの患者なのかも知れない。

ウィルソンはステイシーが結婚していたことは予想できなかったのか、という。まさか、夫の病気を口実に会いに来たのか。
ハウスが彼女が俺を嫌っているはずだというと、ウィルソンはむしろ愛しているという。ハウスが最後の頼みの綱だが、一緒にはいられないのを判ってやれという。

B)の患者は抗炎症剤が効き始め、甲状腺の治療も始めるが、そちらの数値は相変わらず低かった。
その後、わずかな接触にも激しい痛みを訴える。ハウスは腺腫の可能性を指摘する。
A)の患者の農場でフォアマンとチェイスがガラガラヘビを見つけたので血清を打つが、激しいアレルギー反応を示した。その後、患部が壊死し始め、チームは血清が違ったのではないかと考える。別のヘビだったかも知れないので、危険を承知で新しい血清を打つ。

おそらく、その犬は隣人を噛んでおり、今回の事で犬は処分されかねない。患者はそれを恐れて何も言わなかったのだった。
C)患者が激しく痛みを訴えたため、尿検査ををする。すると茶色の尿が出た。
感染症などを疑うが医師は理由が判らず、3日目になってやっと本人が筋肉壊死を疑った。

A)犬の唾液を採取して調べたところ、肉食性のバクテリアが検出されたので、ハウスは脚を切断するかも知れないと告げた。
B)腺腫を探したキャメロンは、骨肉腫だと告げた。手術を行い脚を切断するかも知れないと患者の家族に告げる。


患者はハウス本人だった。ハウスは脚の切断を強く拒否して、バイパス手術を要求する。
リスクはあるが、ハウスは血液が流れれば筋肉が元に戻ると信じていた。ステイシーはハウスの意向を尊重しつつ、死なせたくないと訴える。
手術で血栓を取り除き血流が戻ったが、ハウスは激しい痛みに苦しむ。このまま、一生痛みを伴うかも知れない。
カディはステイシーに妥協案として、壊死した筋肉を取り除くという選択肢を提示する。
容態が悪化し、ハウスは1分間ほど心停止を起こす。その間、ハウスはA)とB)の患者が手術後それぞれ元気に復帰している映像を見た。
ステイシーは脚を残すのと自分と、どちらが大事なのかと問う。もし、患者だったらハウスは「たかが脚だ」と言うに違いない。
激しい痛みのため、ハウスを一時的に昏睡状態にすることになった。ステイシーは、その間にハウスの意思決定を自分が代行すると言い、ハウスには断らず、壊死した筋肉を除去する手術を行うことを決める。
ハウスの命は救われたが、結果的に脚の機能は大きく阻害され、痛みも残ってしまった。

講堂は聴講者で一杯になり、学生たちは患者の遺志を尊重するかどうかで、意見を戦わせる。
「患者はバカだ」
その時、すでに予定の時間を20分過ぎていた。
ハウスはライリー医師の体調不良は、鉛入りのクレヨンを使っているせいだとカディに指摘する。
ハウスはステイシーに夫の診察を引き受けると電話する。



途中でC)の患者がハウスだと気付きますね。カルメン・エレクトラで上手くごまかしたものです。
ハウスが杖をつき、痛み止めの依存症である理由が初めて明らかになりました。
この事件がある前は、ハウスにはステイシーという恋人がいて、おそらく人柄も今とは違っていたのでしょうね。
「医療にはミスがつきもの」と言いつつ、それが招く結果はとても大きいです。
また「人は嘘を付く」というハウスの口癖も、ここでは診断の例として取り上げられ、告知の難しさなど、医学生たちは大いに勉強になったでしょう。
3人の若い医学生が、そのままキャメロン、チェイス、フォアマンをイメージさせましたよね。
彼らもいずれ経験を積んで医者の道に進むのでしょう。
始めは半分くらい埋まっていた講堂が、次第に人が増えて満席になっていくのが、物語の盛り上がりを示しているようで印象的でした。
学生たちに苛立った場面も、医師としてなのか、あるいは自分の事を思いだしてなのか。
ステイシーはハウスを死なせるくらいならと、勝手に第3の道を選んでしまい、結局、それが原因で別れたのでしょうね。
確かに、一緒にいれば脚の痛みに苦しむハウスに対して罪悪感を抱くだろうし、会わす顔がないのかも。
でも、ハウスはまた別の感情を持っているように見えました。
元カノの出現に心穏やかではないハウスが、診断を引き受けたのは医師としての責任を感じたのか、ステイシーへの愛情なのか、それは次週になります。
レビューでこの三角関係は「カサブランカ」だという指摘があって、ニヤリとしてしまいました。
ハウスはそんなヒーローじゃないだろう。(笑)


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Last updated  February 27, 2014 08:15:55 PM
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