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どうやらシーズン16が決まったようですね。
NCISのスピンオフも2つとも揃ってピックアップされて、やれやれです。
ついでに「SEAL TEAM」もシーズン2が決まったようで、後は日本での放映を待つばかり。
今週のエピソードは、昔懐かしいという感じの人情エピソードでした。
クァンティコ勤務のスコット・ジェンキンス上等兵が橋の下の小川に倒れているのが見つかる。
広範囲の鈍的外傷や現場に残されていたガラスの破片などから、車に惹かれて大きく飛ばされたと見られる。
前夜は深い霧に覆われており、ジェンキンスは深夜にジョギングをするのが日課だったという。
道路にタイヤ痕はなく、衝突した場所と遺体の発見現場との距離から、100キロ以上のスピードでぶつかったと思われる。
検視では、肺に水が入っており死因は溺死だと判る。
アビーがガラスの破片を組み合わせ、ぶつかったのは青いマセラッティだという。
車種まで判明し、少ない持ち主の中で現場近くに住んでいるジョン・ケンドールの自宅に向かう。
火災報知器が鳴っていたため飛び込むが、料理が焦げていただけで、ケンドールは泥酔した状態で寝ていた。
ガレージに入ったトーレスは、ヘッドライトが割れた青いマセラッティを見つける。
ヴァンス局長に、娘のケイラが万引きしたという連絡が入る。
驚いて警察に向かうが、ショッピングモールで鞄を万引きしたことを本人も認めており、訳がわからない父親に対して、ケイラは大したことはしていないというような態度だ。
ケンドールは、昨夜バーで大酒を飲んだがタクシーで帰宅したという。
アビーがハンドルを始め、車内を探ったが指紋が拭き取られているのか、検出できなかった。
しかし、床にブレスレットが落ちていた。
飲酒運転の常習者であるケンドールのため、この車にはアルコール検知器がついており、酒を飲んだケンドールは運転ができないことが証明された。
ケンドールによると、昨夜はガレージの扉は空いていて、普段から車のキーを車内に置いていたという。
ブレスレットは近くの高校生が着用しているもので、G.B.L.というイニシャルが刻まれていた。
該当するのは、ジュネビーブ・ベルという15歳の少女だった。
ジュネビーブの自宅を訪ねると、両親が娘はまだ学校で部活をしていて、昨夜は親友とお泊まり会をしていたという。
親友のマヤ・グーズマンとは今朝も一緒に登校し、部活も一緒だ。
NCISは学校に向かうが、ジュネビーブはすでに母親から連絡があり帰宅したという。
自宅に戻ると、見知らぬ男が家の中に入っていく。
聞くと、この家の大家で、ベル氏が突如引っ越すと言ったという。
家内は慌てて出ていったのか、ただ事でない様子で家財がそのまま残され、携帯も置いてあった。
その時、ガレージからベル一家が乗った車が飛び出していく。
マヤと父親をNCISに呼び話を聞くが、父親は弁護士で用心深い。
ケンドールとは隣家の関係で、ブレスレットはジュネビーブのものと認める。
ベル家の車が乗り捨てられているのが見つかり、銀行口座から金が引き下ろされていた。
NCISは娘の交通事故容疑で、なぜ一家が逃亡しなければならないのかと考える。
父親には18歳の時に暴れて逮捕された前科があるが、それ以外は夫妻は問題はなく2人共教師をしていた。
再度、マヤと父親から話を聞くが、父親はいきなり「自分がケンドールの車を盗んで事故を起こした」と言い出す。
しかし、アビーがマセラッティのGPS履歴を調べた所、ガソリンスタンドに立ち寄っており、そこの防犯カメラにはっきりと、マヤとジェネビーブが映っていた。
運転していたのはマヤだった。
マヤはお泊まり会の後、ガレージが開いていたのでマセラッティの前で写真を撮ったが、キーがあったのでつい乗ってしまったという。
濃い霧の中で運転していて衝撃があり、車を止めて付近を探したが何も見つからなかった。
おそらく鹿かなにかを轢いたのだろうと思ったが、怖くなり指紋を拭き取ったという。
アビーはベル家に残されていた家族写真を見て、ギブスが調べろと言った理由に気づく。
青い目の両親から茶色の目のジュネビーブが生まれるのは珍しい。
彼女は両親の実の子供ではない可能性がある。
しかし、養子縁組をしたという記録はなく、ジュネビーブの出生届は偽造されていた。
ベル夫妻はジュネビーブを誘拐したのか?
ヴァンスは早く帰宅して、ケイラと向き合おうとする。
しかし、ケイラは今回の万引きが年齢のせいで前科がつかず、初犯なので社会奉仕で済むと取り合わない。
盗みは重罪だというヴァンスに、ケイラはもう謝ったではないか、放っておいてくれと部屋を出ていく。
ヴァンスはケイラの親友マンディが何かと問題があることに、不信感を募らせる。
DNA鑑定で、ジェネビーブの父親が犯罪者で15年間刑務所に出入りしているマーティン・カーティスと判る。
母親は当時17歳の高校生、ブリタニー・ランドで、ブリタニーは出産後6ヶ月で薬物の過剰摂取で死亡した。
ジェネビーブは本来なら児童養護施設に入れられるはずだが、2002年以降記録がない。
ベルの妻はブリタニーの通っていた高校の教師だったが、なぜ彼らは正式にジェネビーブを養子にしなかったのか。
カーティスはジェネビーブの存在を知らないなら、NCISには知らせる義務がある。
アビーはジェネビーブのヘッドホンがブルートゥース利用なのに気づき、現在場所が判るという。
NCISがモーテルに向かうと、ジェネビーブが両親にもう逃げるのは嫌だという。
ベル夫妻はブリタニーからジェネビーブを預かることが多かったが、ブリタニーが死亡して手放せなくなったという。
しかし、夫が若気の至りで前科があり、正式な養子縁組には難しいと考えた。
カーティスはブリタニーからジェネビーブの写真を送られ、ブリタニーが死亡したことは知っていた。
ベル夫妻が違法にジェネビーブを子供にしていることを聞いて、裁判で金が取れるのではないかと言い出す。
NCISはジェネビーブの意思を尊重し、カーティスに会わせる。
カーティスは大きくなった娘の姿に感動し、ジェネビーブからベル夫妻の子供として暮らしたいと訴えかけられる。
親権を放棄すれば、ジェネビーブは今のまま暮らせるだろう。
カーティスは放棄する書類に署名する。
ヴァンスはケイラの気持ちをわかりかねていたが、スローンのアドバイスで、ケイラがマンディの罪を被った事に気づく。
18歳のマンディは過去の万引きで、もしバレると大学進学がだめになる。
17歳ですでに大学に飛び級進学が決まっているケイラが罪を被っても、問題はない。
ヴァンスは娘の気持ちを尊重し、社会奉仕で人の役に立つように話す。
マンディは大学進学への道がひらけたのに、万引きしちゃったという事でしょうか。
せっかくチャンスを得たのに、何で?と思ってしまいますよね。
しかも、自分のことを信じてくれるケイラに罪をかぶってもらって、本当に良いのかな。
一生、負い目を感じることになります。
ケイラもネットを調べて、最低限のダメージで済ませることができると考えるなんて、社会をなめているみたいな感じ。
罪は未成年であっても、罪です。
友情が正義に優先するというのは判るけれど、ヴァンスとしては微妙でしょうね。
まあ、それくらい娘が大きくなったということなのでしょうけど、嘘はいけないと教えなければ。
マヤの罪はどうなるのかな。
未成年なので配慮はされるでしょうが、車を盗んで勝手に運転し(免許は?)、結果的にひき逃げになってしまった。
証拠隠滅したことも、裁判官の心象を悪くするかも知れません。
カーティスが娘のために親権を手放すところは、感動的でした。
ジュネビーブのために更正して、もうひとりのお父さんとして認めてもらえたら良いですね。
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