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いい具合にリアル政権と重なるところもあり、今シーズンは良いと思います。うん。
FBIと地元住民との衝突で、双方に19名の犠牲者が出た。
そのうち3名は子供だという。
リッチモンドでは、政府に対する市民の怒りが増し、険悪な雰囲気になっている。
ソールはオキーフに、この騒動を収めることができたのに投降しなかったという。
オキーフは誰も自分の言葉に耳を貸さず、人心を操るような余裕もなかったというが、反省の様子もない。
ホワイトハウスでは、キーン大統領に事態の報告が行われる。
衝突はやむなかったという意見に対し、ソールは他国の関与があるのではないかという。
オキーフはJJが死んだというフェイクニュースとは無関係と思われ、情報戦が仕掛けられているのではないか。
ウェリントンは、今夜リッチモンドで犠牲者を悼む追悼式が行われ、その後議事堂の前で数千人規模の集会が開かれる事の方に、危機感を持っていた。
下手に対応すると、今回の騒ぎが全州に飛び火するかもしれない。
キーンは地元警察任せの警護ではなく、政府として対策を打つという。
ソールは一人、ある場所へ向かう。
キャリーはウェリントンがシモーヌを使って、マクレンドン将軍を殺害したと考え、かつての中東での仲間を集めて作戦を実行することにする。
シモーヌを脅し、5万ドルが殺人の報酬では安いと言ってウェリントンとの繋がりを確認するつもりだ。
リッチモンドでは群衆が暴動を起こすのを防ぐために、SWATや人質救出部隊などが配置されるという。
キーンは州兵の投入を考えるが、ウェリントンはかえって地元の反発を招くと乗り気ではない。
教会で行われる追悼式で、追悼されるのが14名と聞いて、キーンは殉職したFBIの遺族も参加してほしいと考える。
キーンは死亡したFBIのグッドマンの妻を訪ね、追悼式に参列して欲しいと頼む。
グッドマンの妻はそんなことをすれば、人々の憎しみを煽るだけだと尻込みする。
しかし、キーンは今は夫をなくして耐え忍ぶ妻の姿が必要なのだという。
ソールはワイオミング州の山の中で亡命生活を送る、イヴァン・クルピンを訪れる。
ドイツでCIAに亡命を求めたイヴァンは、今は静かな生活に満足しているようで、キラ・コリガンという女性と同居していた。
ソールはロシア国営テレビが、ウクライナ兵が分離主義者の子供に残虐行為をしたというフェイクニュースを流し、その結果ロシアのクリミア侵攻を正当化した件が、JJが死亡したというフェイクニュースで衝突が起きた手口と似ているという。
イヴァンはその件でロシアの情報局が関わった事を認めるが、アメリカの国内対立を煽ることまではしないだろうという。
ウクライナの件を指揮したグロモフという人物がいるが、今回のような騒ぎを彼一人が起こすのはできないだろう。
イヴァンは国内の危機は国内の危機でしかないという。
帰路についたソールは、イヴァンの監視と同居するキラの身元を調べるように命じる。
追悼式はテレビでも中継され、ホワイトハウスでも様子を見守る。
最低限暴動に備えることにするが、教会内でグッドマンの妻ら、FBI側の犠牲者の家族が教会に到着すると、参列する人々の口から「お前たちのくるところではないと」、厳しい言葉が浴びせられる。
その時、夫を亡くしたエルキンス夫人が席を立ち、グッドマン夫人らを受け入れて、会場内は鎮まる。
キーンはこの後に放送する大統領メッセージにこれを使おうという。
キャリーとダンテのチームは、シモーヌが働くオフィスを見張り、終業後シモーヌが一人になるのを狙って侵入することにする。
車が故障したと思って、オフィスでサービスを待つシモーヌに、男たちが襲いかかり、殺人の報酬の残りを渡すように脅す。
シモーヌは5万ドルがマクレンドン暗殺の金だったと認めて、マックスはバッグに通信機を忍ばせる。
シモーヌはタクシーを呼ぶことなく、外に出るとバーの中に入っていく。
仕掛けた通信機が壊れたと知ったキャリーは、自分がもう一度デバイスを仕込むと言って、車を降りる。
トイレ内でシモーヌの鞄にペン型の通信機を入れることに成功したものの、その後シモーヌは配車サービスを呼んでその車の中に鞄を置き去りにしてしまう。
キャリーは今すぐに鞄を取り戻さなければという。
シモーヌはバーでウェリントンに電話をかけ、今すぐ会いたいと言っていた。
配車サービスの目的地はウェリントンの家で、ダンテは今日の成果で十分にペイリー議員を動かせるという。
キャリーは納得してダンテと別れるが、その後、ウェリントンの家の中を監視していたマックスは、シモーヌとウェリントンの間に、金の話など一切なく、ただ会いたかったといって2人はセックスしているだけだという。
キャリーがウェリントンに固執するのは、体調悪いのか、しばらく現場を離れて勘が鈍っているのかということなのでしょうが、普通に考えてもウェリントンの立場でそんな露骨なことはしないと思いますね。
むしろ、政権をまともに機能させようと、そればかり考えている。
ところで、キャリーが声を掛けると、集まってくるメンバーて一体どういう人達?
カラチの時に、こんな事をしたよねって、外国で誘拐したり拷問したりしていたのか。
アンソンは失業していると言っていましたが、政権が変わって、今は諜報部門にお金が回ってこなくなったということでしょうか。
ダンテもやりたくて今の仕事をしているわけではなく、キャリーと再び組んで嬉しくてたまらないという感じ。
アンソンとも寝たと言っていましたが、ダンテもきっと寝ていたんだろうなあ。
そう思うと、やっぱりクィンは純粋に任務を果たそうとしていたんだなあと思います。
いざという時はキャリーも止めるし、もし今クィンがいたら、こんな浮ついた作戦にはならなかったと思う、というのは私の個人的な考えです。
シモーヌはウェリントンに目的を持って近づいたのか、あるいはたまたまターゲットにされて、何らかの理由で陰謀に加担する事になったのか。
一方、ソールはソールで、背後にロシアがあると考える。
イヴァンはベルリンでソールの情報源になったわけですね。
元スキー選手だった、というのを思い出しました。
こちらも、ロシアが大統領選挙に関与したという前提で、ソールはロシアがアメリカの民主主義を潰そうとしていると言うわけですが、ソールもこの道に深く関わりすぎて真実を見誤っているのではないか、という気もする。
結局は、キャリーとソールが一緒でないと正しい方向へは向かないということですよね。
キーンは「あなたたち、何とかしなさい」という命令するだけで、リーダーとして身を晒して危機に対処するわけでなく、エルキンス夫人の行動をちゃっかり利用している感じ。
この政権は早く倒れた方が、国民のためなのでしょうか。
興味深いですね。
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