PR
Category
Comments
例によって、パーシーがお休みでしたね。
プライドは久しぶりに休暇を取り、娘のローレルと釣り旅行に出かけようとしている。
2日前から行方不明になっている、海軍のリンジー・カーク兵曹の事件はラサールたちがこれから捜査に入るところだ。
まさに出発しようとするプライドに、マーサ・ロバーツという女性が訪ねてきて、リンジー・カーク失踪の犯人を「ミスター孤独」だという。
マーサは妙に馴れ馴れしく、プライドの事を知り尽くしているように話す。
事件については警察無線を傍受して知り、10年来マーサが追い続けている連続殺人事件だという。
自分で調べた分厚い資料をプライドに渡し、2人で事件を解決するのだと迫るが、プライドは部下に相談するように言い、取り合わない。
マーサは急に怒り出すと、帰っていく。
リンジー兵曹は里親の家を転々として、海軍に入隊してからは模範的な兵士として問題はないという。
自宅を調べたところ、クローゼットは空になっていて、周囲は家出だと見ていた。
ラサールは床の傷に気づき、タンスが動かされて壁の傷を隠しているのを発見する。
軍靴の足跡と血痕も見つかり、ここで争いがあったのは確かだ。
リンジーが連れ去られた可能性が高い。
マリーナでローレルとの待ち合わせをしていたプライドは、マーサにテイザーで襲われ意識を失う。
気がつくと、湿地帯の小屋で椅子に縛られていた。
マーサはプライドの携帯を使って、ローレルに旅行をキャンセルしたと連絡したという。
ラサールにもプライドを装って、捜査の進捗を問い続けていた。
マーサの小屋の壁には大量の写真や資料が貼られ、彼女が行方不明になった女性たちを調べて「ミスター孤独」の犯行を結論づけたのだという。
マーサによると、行方不明の女性10人には何者かから古典美術の本や日時計などを送りつけられたという共通点があるという。
プライドは病気があると察し、マーサを落ち着かせようとしながら、脱出を試みる。
リンジーは姿を消す前日、里子の支援団体のヘルプラインに何度も電話をかけていた。
悩みを聞いた担当者は、リンジーに花や本の贈り物が届き、ストーカーの姿におびえていたという。
しかし、ストーカーの姿を見ることはなく、思いすごしかもと言っていた。
セバスチャンはリンジーの自宅で見つかった足跡から、殺虫剤の除虫菊の成分を検出する。
リンジーの部屋にあった、熱帯植物にも除虫菊を使用しており、チームは栽培業者を探すことにする。
昨年廃業したレアアース園芸の温室がまだ残っており、早速NCISが赴く。
廃屋に最近作られた壁があり、その壁を壊すと若い女性の遺体が見つかった。
プライドの携帯にラサールから被害者の写真が届くと、マーサはこれで私を信じるか?という。
ただ、見つかった遺体はリンジーではなかった。
検視では窒息死で密閉された部屋から見つかったため、死んだ時期がわからない。
その頃からチームはプライドに連絡できないことに気づき、ローレルに嘘のメールを送っていたことも知る。
マーサは発見された遺体はリンジーではないという。
「ミスター孤独」は時間をかけて被害者を閉じ込め、救世主を演じるという。
そして、被害者が改心するのを待つ。
プライドは壁の写真の中に、見つかった遺体に該当する女性を見つける。
シェリーは9ヶ月前から行方不明になっていた。
プライドは執拗にプライドを拘束するマーサに、犯行手口を知っていることなど、まるで「ミスター孤独」と同じだという。
強迫観念が強いマーサは最近治療薬を飲んでおらず、だから不安定な混乱状態にあるのだろう。
犯人だと当てこすられたマーサは興奮して暴れてしまう。
チームはプライドの車が残されている場所に、マーサが出入りしていたことを掴む。
プライドとのメールのやり取りから、おおよその居場所が絞られ、チームは基地局近くの小屋をしらみつぶしに当たることにする。
プライドはマーサの心を落ち着かせ、なぜこんな事をするのか話を聞く。
その途中、ラサールたちがプライドを発見して救出した。
マーサは拘束されたが、プライドは本気でマーサをリンジーを救出するために力を借りるという。
マーサは病気のせいで母親から病院に入れられ、遠ざけられた。
行方不明の女性たちは消えても誰にも気づかれない、その事をプライドに気づいてほしかったのだという。
シェリーとリンジーの共通点を探ったところ、2人ともヘルプラインに電話していたことがわかる。
地域のコールセンターで相談者の記録に接することができたのは、ブライアン・デイヴィスだ。
プライドらはデイヴィスの屋敷を捜索し、ディヴィスを逮捕する。
しかし、デイヴィスは不法侵入で訴えると言い、自供しそうにない。
プライドは取り調べをマーサに行わせることにする。
デイヴィスは相談相手の女性たちに美術品などを贈ったことを認めるが、それは孤独な女性たちに救いの手を差し伸べただけだという。
しかし、女性たちはデイヴィスの思いに応えることはなく、デイヴィスは失望を重ねる。
感情的になるマーサを抑えながら、プライドはデイヴィスが今もリンジーに会いたがっていることに気づき、直接会わせてやると持ちかける。
誘いに乗ったデイヴィスの自供でリンジーは無事救出された。
プライドはマーサに入院しないで、治療を受ける道を選ぶように勧める。
今度はマーサがプライドを信じる番だ。
プライドは今度こそ、ローレルとの釣り旅行に出かけることにする。
無敵の男プライドが、女性一人にやられっぱなしというのはちょっと無理な点もありますが、マーサのような人物に対する態度としてはあれが正解なのかな。
個人が執念を持って事件を調べたとしても、警察が耳を貸すことはないのでしょう。
プライドだからこそ孤独なマーサの心に正義の炎を灯すことができた、真実を見抜くことができたのかも。
ストーカー的でも例のハミルトン絡みのプライドへの嫌がらせとは別物でした。
しかし、マーサはまるで「Homeland」のキャリーですよね。
キャリーを意識したかどうかはわかりませんが、マーサには穏やかなごく普通の生活を送ってもらいたいです。
ローレルの話題が久々に出たと思ったら、顔見せなしで残念でした。
NCIS:ニューオーリンズ7 #155 Laissez les… March 27, 2022 コメント(4)
NCIS:ニューオーリンズ7 #154 Runs in the… March 27, 2022 コメント(2)
NCIS:ニューオーリンズ7 #153 Illusions March 20, 2022 コメント(4)