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July 12, 2022
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うーん。

タイトルからして、嫌な予感はしていたんですけどね。
ベトナム帰還兵のタナカさん役のケイリー・ヒロユキ・タガワさんは、「高い城の男」で仮想日本国の官僚として、とても重みのある役柄を演じていたので、キャスティングとしてはピッタリでしたが、もうちょっと出番があっても良かったんじゃないかなあと思いました。





ビーチで釣りをしていた元ベトナム帰還兵で、国立潜水艦記念館のボランティアガイドをしている、クレイグ・タナカ中尉が暴漢に襲われ瀕死の重傷を負った。
中尉は病院で手術中で、息子のジャックはLAPDの刑事だという。
キルブライドの指示で捜査を開始するが、ファティマはアジア系アメリカ人への憎悪犯罪だという。
サムは先入観を持って捜査してはいけないと注意する。
ディークスはベトナム帰還兵が襲われたことに、怒りを通り越して悲しみを覚えるという。

そんな父親の息子としてぜがひでも犯人を捕らえなければならないと、海軍長官に自ら申し出たのだという。

ジャック・タナカは自ら父親を襲った犯人を追うことはできないと、理解しているという。
タナカ中尉は規律の人で、規律を欠いて自分が犯人を捕らえることができなければ、父は自分を許してくれないだろう。
決まった日課をこなし、恨みを買う人ではなかったという。
目撃者の情報で、中尉がおそわれた駐車場から男2人組が道路に駆け上がっていたことがわかる。

中尉の上官からも中尉の人柄に対して、立派な人物であり職務にも真面目にこなしているという口添えがあった。
手術が終わった今もなお、中尉はまだ意識が戻っていない。
ただ、中尉はボランティア以外に、修繕の仕事を引き受けていることがわかった。
レストランの改装で、レンガが投げ込まれたという。
カレンとサムは、店内に落書きを消した跡を見つける。
明らかに日系アメリカ人への差別で、新しいレストランオーナーは日系人だった。

レストランの近くで絵を書いていた男性に話を聞くと、中尉とは知り合いでレストランの落書きを見て、使われている赤のスプレーを拾ったという。
スプレー缶から検出された指紋で、ジェイソン・クィンという男が浮かぶ。
クィンのルームメイトのビリー・ストラウスは、落書きされたレストランを一家で経営していた。
店が潰れ、日系のオーナーに渡ったことで怒りの矛先を中尉に向けたのか。

クィンがカードを使ったことがわかり、ケンジーとディークスが身柄を確保向かう。

クィンは逃走しようとして逮捕され、ストラウスから連絡があり、警察が家に来て殴られたという。
クィン自身は中尉を殴っておらず、ストラウスが殴った、落書きも中傷的なことは書いていないという。
2人組はストラウスと別の男、ということで、NCISはジャック・タナカに話を聞くことにする。
サムとカレンがストラウスの家に向かう前に、何者かが先に住居を訪れていることから、情報が漏れている可能性がある。
ペイントスプレーの指紋の結果を閲覧した人物がいることがわかり、保安官事務所のゲレロ刑事をボートハウスに呼ぶ。
ゲレロの妹はジャック・タナカと交際していて、ゲレロはジャックがストラウスと父親を誘拐したことを認める。
隠れ場所を聞き出したサムとカレンが現場に向かい、親子を縛り上げ銃を向けているジャックを逮捕する。
ジャックは自分のキャリアを捨てて、親子を捕らえ殴っていた。

ケンジーとディークスは、異なる人種の子供を養子として迎えることの覚悟について話し合う。
今回、ストラウスの父親が間違った子育てをしたことがこういう犯罪を引き起こしたことに、ケンジーは愛と受容で子供を育てることができるという。
キルブライドは特別にジャックを中尉の病室に伴う。
ジャックはキャリアを棒に振り、馬鹿なことをしたと思っているかもしれないが、こうしなければならなかったという。
この2年間、アジア系アメリカ人に対して暴行や暴言があった。
警察官として合法的に犯人を追うことができたはずだが、ジャックは父親への暴行には代償があり、見せしめにしなければならなかったという。
そのチャンスを逃すわけにはいかなかった。
ジャックはストラウス親子を締め上げる様子を撮影し、SNSに上げたという。
アジア系アメリカ人は決して声を上げない、従順な模範的マイノリティではない。
我々に手を出せば、結果が伴う。
動画を見た臆病な差別主義者が年寄りに手を出すのを考え直すのなら、自分はキャリアを失っても満足だ。
ジャックは宮本武蔵の「武士道とは死を覚悟することだ」という言葉を引用する。
意識を取り戻した中尉は犯人が逮捕されたことを喜ぶ。




脚本を担当したカイル・ハリモトさんは恐らく日系の方なのでしょうね。
彼はエクゼクティブ・プロデューサーでもあり、昨今のアジア系へのヘイトに対して考えていることをエピソードにしたということなのでしょう。
チームがそれぞれの立場で、ヘイトに対する考えを述べていることも良かったし、ケンジーとディークスが異なる人種の子供を迎え入れれば、その子の人種や文化もそのまま受け入れるのだとシリアスな会話をしているのも良かったと思います。
ラウンドトゥリーもファティマも、それぞれの立場で日頃からいわれなき差別を受けており、それに対して怒りをどう表すかという会話もそれぞれで興味深かったです。
ただ、ジャックの行動を認めてしまったら、ヘイトの連鎖じゃないかと思うのですが、でも、それはハリモトさんとして、意見があるところなのでしょう。
肌感覚というのかな。
おそらく、ジャックが法を守って自制したら、それは弱虫というのか、負けを意味するのではないか。
中尉がそれを望んだかどうかはわかりませんが、息子から見たら中尉はサムライそのものなのでしょうね。
サムライ精神は美化される印象。
うーん、そこがちょっと違うかなと思いました。
LAPDも"one of our own"で、ジャックを擁護するでしょうが、それもまた、問題がある。
中尉の同僚というか、退役軍人のお仲間が同じことをしたら、また印象が変わったかも知れません。
ところで、自分のスペースがほしいというラウンドトゥリーが衣装部屋のミシンをデスクにしているのが、微笑ましかったのですが、キルブライドの「これはビレッジ・ピープルのショーの衣装か」というのはアウトな感じがします。
ファティマはむっとしていましたが、年代的な偏見もあるでしょう。
ラウンドトゥリーは上手く言えないですが、ヘイト偏見、そもそもありきというという印象を受けました。
キルブライドさんはオレゴン出身だそうですが、そのオレゴンでさえ最近アジア系への暴力事件があったようで、個人的にはショックです。
はるか以前に訪れたことがあり、隣のワシントン州も日系人には親しみのある州だと思っていましたが、今は違うようですね。
レストランのそばで絵を書いていた男を演じていた人は、最初は傷痍軍人かと思いましたが、交通事故で両足を失ったとのこと。
スターゲイトSG-1で、ラクノール役、ティルクの盟友だったことなど思い出し、感慨深いです。





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Last updated  July 12, 2022 10:02:49 PM
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