CSI :Miami Files Annex

NCIS:LA ～極秘潜入捜査班13　#288 A Land of Wolves

(3)

後味が少し不安が残るような、スキッ、スカッという感じではなかったですね。
今回はカレン不在、というのは初めてだそうで、これも働き方改革でしょうか。
それにしても、人手不足はどの機関も同じなのですね。

カリフォルニアとメキシコとの国境地帯で5人の射殺体が見つかり、その中にケンジーが潜入捜査中の海兵隊下士官ベニー・ゴメスのいとこが含まれていた。
ケンジーからの定期連絡も遅れており、キルブライドはサムとディークスを現地に向かわせる。
ゴメスはカルテルと組んでメキシコからの密入国を斡旋している容疑があり、ケンジーは渡し屋として潜入していた。
カレンもラウンドトゥリーも不在のため、キルブライドはアーリヤ・デレオン捜査官を加える。
アーリアの父親はサムとシールズの同僚だった。

アーリヤとゴメスの家に向かったファティマは不安げだ。

広大なジャカンバ自然保護地域をパトロールする国境警備局は、この地帯は密入国のルートであり、カルテルが活動する無法地帯だという。
ディークスは死体が発見された場所で四輪バギーのタイヤ痕を見つけ、血痕がケンジーのものではないかという。
ケンジーは密航者と共に攻撃され負傷したが、ローザという少女を助け身を隠す。
ローザは母親が望んでいたLAに行くつもりだという。

キルブライドは地元警察が来る前にゴメスからケンジーの居所を聞き出せというが、ゴメスは口を割らない。
しかし、物置で音がしたため中を調べると、密航者らが潜んでいた。
今後のことを恐れて何も言おうとしない人々にケンジーの情報を聞いたところ、数日前に国境を超える手伝いをしていたという証言を得た。
彼らはアメリカ人を恐れるだけでなく、人を狩る兵士を恐れていたという。
彼らに捕まると、送還されずに殺されるらしい。
兵士というのが軍人なのかどうか不明だが、ゴメスの仲間に不正を図る当局の人間がいるのかもしれない。
ケンジーが危険で、早くゴメスから情報を聞き出さなければならない。

助けようとしたケンジーも捕らえられてしまう。

ファティマとアーリヤがゴメスを厳しく追及し、軍人の身分を利用してメキシコから密輸入する仕事をいとこから誘われたことを聞き出す。
ゴメスは海兵隊の基地で仲間を募り、順番に荷物を受け取って家に隠す。
海兵隊なら国境警備局は荷物を調べないのだという。
ケンジーのことはNCIS捜査官だとは知らなかったが、今どこにいるかはわからない。

ただ、謎の兵士は海兵隊ではなさそうだ。

ヘリからケンジーの痕跡をさぐるディークスらは、焚き火の跡を見つけそこにケンジーのメッセージを発見する。
「民兵組織１１」と書かれてあり、サムは近辺の衛星画像を手に入れるようにいう。
その頃民兵たちの本拠地に捕らえられたケンジーとローザは、ケンジーが連邦捜査官であることから対応を決めるまで拘束されていた。
連邦捜査官がなぜ密入国に手を貸すのか、違法なことをするのは反逆罪ではないか。
広大な土地で手がかりが得られないNCISだったが、ファティマが暗号化通信を調べて、アリゾナの民兵組織が解散後に再結集し、カリフォルニアに移ったことをつかむ。
彼らは南部１１州を意味する「イレブン」と名乗っており、リーダーのレベッカ・ゴードンが山小屋を購入していることがわかる。
ケンジーはイレブンのメンバーが相談している間に逃げ出すが、怪我をしているため遠くへは進めず、レベッカらに追いつかれる。
そこにサムとディークスが到着し、銃撃戦の上ケンジーとローザを救い出す。

ローザは今後国内で親戚を探してもし見つからなければ、里親を探すことになるという。
ファティマは人手不足で急遽現場に出たが、不安な気持ちが収まらない。
自分には軍人の家族や立派な経歴もない。
キルブライドは自分たちはスーパーヒーローではなく、みな同じ人間だという。
今日のように異常な状況で選ばない任務をこなすことになっても、ファティマは本気を出した。
それが我々を捜査官にする。
ファティマは少し落ち着きを取り戻す。

ファティマが辞めてアーリヤが加わるのかと思いましたが、そうではなさそうですね。
でも、アーリヤはいい感じだと思いました。
サムとは知り合いのようでしたが、前には出ていないですよね。
デヴォン・ウォーカーの民兵組織というのも、LAであったのだかどうだか、覚えていません。
南部１１州という南部連合をイメージする民兵組織が、不法を移民を撃ち殺している。
ケンジーは別に不法移民に手を貸しているわけではなく、ペンドルトン基地にカルテルと手を組んで密輸入をしている連中がいるらしいという事を捜査していたのですね。
それには密入国も含まれるわけで、ゴメスは相当悪いことに手を出していることになります。
あのゴメスの家にいた人たちは、アメリカ側のブローカーが引き取るのでしょうか。
ところで、私が大好きなダニー・トレホさんが出ている「マチェーテ」という映画（大好きなドン・ジョンソンも出ている）で、テキサスが舞台なのですが、国境を越えようとするメキシコ人をまるで狩りをするようにバンバン撃つという場面があって、あながち嘘ではないのだろうなと思いました。
カリフォルニアも広いですからね、国境を越えることもあるのかもしれません。
まあ、それにしてもケンジーのタフなこと。
頭でガラスを割って、歯で破片を取り去って、怪我をしているのに、さすがにマチェーテ並のスーパーヒーロー並ではないだろうか。
たった２人のNCISに、訓練を重ねているだろうイレブンの面々が簡単に倒されるのもご愛嬌ということで。
レベッカ役の女優さん、キレキレで良い感じでしたね。
この人とアーリヤがこのエピソードの肝かな。
ローザが里親制度にということだったので、ディークスとケンジーのもとに来るということを思い浮かべました。
あと、２度もケスラーの言及がありましたので、こちらもそろそろ登場するのかな。

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Last updated August 23, 2022 09:26:20 PM
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■コメント

Re:NCIS:LA ～極秘潜入捜査班13　#288 A Land of Wolves(08/23)

録画でみているファンさん

＞今回はカレン不在、というのは初めてだそうで、これも働き方改革でしょうか。
Roundtreeはともかく、カレンのいないLAは珍しいし、ちょっと物足りない感じがしました。結果的に、ファティマに無理をさせているし。
ケスラーの実際の登場は前シーズンの１回だけなのに……時どきセリフで不気味な情報を小出しにしているので、こういう「ケンジーの危機」の場合、とりあえずは「ケスラーの関与」が気になります。……ディークスの心配は当然なのですが……脚本的にはそこまで話を複雑にしたくないので、サムらに「おいおい、考え過ぎだ」と否定させて進行させるしかない感じです。

＞２度もケスラーの言及がありましたので、こちらもそろそろ登場するのかな。
本人役かつ脚本＆制作のFrank Militaryが、どの程度「オレが出る」と主張しているか？？ですね。……前にも書きましたが「カティア」中心でいくのか「ケスラー」中心で行くのか……まだ、綱引きが続いているような気がします。

キルブライドは先週said……
「私は長年にわたって、PTSD患者の水兵・海兵隊員を多数、失ってきた。これ以上、失いたくない。」「You take as much time as you need.」」
ファティマの現場復帰までには……「必要なだけ時間をかけなさい。」という意味です。
なのに……
全く、それを忘れたかのように……今週、現場を押し付けましたねぇ。

キルブライドがカレンに休暇を与え、Roundtreeにも休暇を与える……ファティマ問題を考えていない証拠ですね。まともな上司なら、ファティマが現場に出られず、ケンジーが出張なんだから……二人の休暇が重ならないよう調整します。……結局、ファティマへの約束を果たす努力をしない、「カラ約束野郎」ということなのか？？
それとも……
自分で休暇を与えたカレンについて……「Agent Hanna， where is your partner？」と聞くのは……キルブライトの「認知症」傾向を示唆しているのかなぁ？？年齢的には不自然ではない設定ですが。。
そんなキルブライドでは……
最後のファティマへの「説得」講話も効き目の薄そうなセリフ群だったように思います。
＞それにしてもケンジーのタフなこと。
＞さすがにマチェーテ並のスーパーヒーロー並ではないだろうか。
実際は……スーパーヒーローが支局にはいるし……秘密＝シングルモルト……ズレすぎていて説得力ゼロ！！！ (August 24, 2022 12:33:31 AM)

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Re:NCIS:LA ～極秘潜入捜査班13　#288 A Land of Wolves(08/23)

続・録画でみているファンさん

＞大好きなダニー・トレホさんが出ている「マチェーテ」という映画……
＞国境を越えようとするメキシコ人をまるで狩りをするようにバンバン撃つ……
銃「かなり野放し社会」アメリカでは、
それがヘイトと結びついて「Soldiers who hunt people」などという恐ろしい連中が登場するんですねぇ。20世紀終わりごろからのアメリカ（ブッシュ息子が投票総数ではゴアに負けたけど、選挙人の数で勝った頃）は、理想からどんどん離れているような。

＞デヴォン・ウォーカーの民兵組織というのも……、覚えていません。
５回ほど前の#283 Indentured ……でjosetangelさんwrote
＞取引相手が元陸軍大将のリチャード・コリンズ……
＞……コリンズが民兵組織のデヴォン・ウォーカーと会っていることがわかり……
という程度の登場人物でした。

＞アーリヤはいい感じだと思いました。
＞サムとは知り合いのようでしたが、前には出ていないですよね。
確かに……描き方は……「皆さんご存知の」アーリヤですよ……という登場の仕方ですが、以前のエピソードで登場した形跡がありませんね。お試し登場でしょうか？？

ケンジーの焚火「目印」……文字が書けるんだから、重要な武器「ナイフ」を手放して、残していく必要がないと思うんだけど……けっこう重傷なケンジーが「ナイフ」を失うと攻撃力がゼロに近づいて……レベッカ一人すら倒せないという事態に。どう考えても不合理でした。
他方で、頭突きで窓ガラスを割って、口でくわえて運んで……多分、縄を切った、ここはヒヤヒヤするシーンでした。
＞それにしてもケンジーのタフなこと。
＞頭でガラスを割って、歯で破片を取り去って、……
あの割れ方は運まかせで、そのまま口で咥えるのはコワかったです。飴ガラスじゃなくて、本物のガラスに見えたし。

最後のケンジー＆ディークスの会話……
＞ローザが里親制度にということだったので、
＞ディークスとケンジーのもとに来るということを思い浮かべました。
ですよね。
ローザは何歳の設定かなぁ？どうなるでしょう？？
ラストは……
You know how lucky we are？
I think about that every single day.
And if I forget， you know when I do remind myself？
I wake up and I open my eyes…… and I look at you.
I love you.
I'm so excited you're not dead.
―――君が死ななくて、心底ほっとしている。 (August 24, 2022 12:36:01 AM)

返事を書く

続・録画でみているファンさんへ

josetangel

ファティマは司令部でかつてのネルやエリックの役割をしているので、休みを取らせにくいということなのでしょうかね。
事件も毎日あるわけではないし、継続している事案がなければ休みも自由に取れる状態で、休み中だと呼び出しもないというのが判然とはしませんが。

＞５回ほど前の#283 Indentured ……で

あ、なるほど、すっかり忘れていました。（笑）
ということは、ドラマ上の時間では２～３ヶ月経っているということかな。
あのエピソードと、セットだったのかもしれませんね。
それにしても、解散後の再結集が早いこと。
元の事件の処理、報告などがまだ終わっていない時期だろうに。

ガラスは怪我をしない撮影用のものなのでしょうけど、女優さんが下手をすると顔を傷つけかねない演技をよくするものです。
ハラハラしました。
ケンジーの戦い方は、シールズ並の手段を選ばず、生き延びるための戦闘力という感じでした。
ディークスもきっと大丈夫と自分に言い聞かせているのでしょうね。 (August 24, 2022 08:23:59 AM)

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