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July 8, 2023
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『禁断の恋』



今回は意外な展開なだけでなく、キャラクターの掘り下げもいろいろあって見どころ満載だったなあ。
タイトルは一番良いところで出てきましたね。
ところで言及された映画のタイトル「コードネーム・フューリー」というのは架空のものなのですね。
その他のは見たことがありました。





安モーテルで海軍海上システム司令部勤務のアシュリー・ワッツ少尉が絞殺されているのが見つかる。
アシュリーは経理担当の将校で近くに自宅がある。
死後12時間経っており、場所が場所だけに痴情のもつれかと見られるが、部屋を予約をしたのが何とパーカーの名前だったことから、NCISはパーカーのなりすまし詐欺被害を疑う。
部屋からは犯人の指紋などは検出されず、拭き取られたようだ。

何か思い当たることはと聞かれて、アシュリーにトラヴィスというボーイフレンドがいると明かす。
夫妻は一度だけトラヴィスと食事を共にしたという。
ナイトはジミーと映画デートに行くことになっていたが、娘のヴィクトリアとは一緒に行かないというジミーにモヤモヤした感情を持つ。
検視でアシュリーは容疑者に激しく抵抗したと見られ、そもそも武術などの訓練をしていたようなアザが残っていた。
ケイシーによると、パーカーが個人情報を盗まれたのはハッキングではなく、セキュリティの低いサイトでパスワードを忘れた場合の「秘密の質問」でログイン情報を探られたらしい。
しかしそれならば、パーカー本人の事を知る人物の可能性がある。
さらに盗まれたIDで犯人は国防総省のメインフレームにアクセスし、海軍の人事情報で数百人を詳しく調べたようだ。
最終的にはワッツ少尉に焦点が当てられた。
トラヴィスという人物の情報は見当たらないが、犯人が不正アクセスをした翌日にトラヴィスが少尉の前に現れた。
ワッツ夫妻と食事をしたというレストランのカメラにトラヴィスの姿が写っていた。
男を見たパーカーは見たことがあるという。

パーカーとジョイはフィラデルフィアで育ち交際していたが、ジョイが引っ越してしまった。
パーカーはひたすら手紙を書いて送ったが、返事は来なかった。
そこでSNSでジョイの消息をチェックしていたが、直接連絡を取ることはしなかったという。
ライアンは少年院を出た後、偽造や電信詐欺などで逮捕され、今はなりすまし詐欺に手を出したようだ。
アシュリーはそのターゲットということになるが、パーカーは不思議な運命のめぐり合わせでジョイに再会することになって、感慨深いという。

悪ガキだったパーカーを心配したジョイの両親は、2人を引き離すことを決め引っ越した。
しかしその後のジョイは付き合う男に苦労し、元夫は服役中だという。
こうなったのはパーカーのせいだ。
ライアンにはパーカーの事を話していないが、数週間前に実家に現れたライアンは保管してあったパーカーの手紙の束を見つけたという。
そこからパーカーになりすましたと考えられるが、ジョイは根は優しい息子が殺しをするのはありえないという。
あるとすれば、元夫と組んで詐欺をしていたトッドだ、夫の代わりにライアンに目をつけたのだろう。
息子を助けるため、トッドのところに一緒にいくという。
殺されたアシュリーのことなど知らないというトッドだったが、パーカーの言葉に反応しなりすまし詐欺を認めた。
トッドはCIAの採用担当を装う詐欺を計画し、ライアンがアシュリーに接触した。
アシュリーはライアンを信じ、ライアンは海上システム司令部の経理システムに侵入することに成功した。
トッドは自分の店を支払先に加えただけで、殺しはしていないと主張する。
実はライアンはアシュリーが海軍とトラブルになるのを避けるために足を洗おうとしていたという。
ライアンは詐欺でやっていはいけない、ターゲットを愛してしまったのだった。
アシュリーはライアンに騙されたことを知ったようだが、トッドの目から見て、アシュリーはライアンに隠し事をしているように見えたという。
アシュリーは殺される8時間前に出かけていたことがわかる。
自宅に携帯を置いたままで、殺される直前にカニサンドイッチを食べたことがわかっている。
パーカーは再度ジョイに話を聞くため自宅を訪れると、そこにライアンがいた。
ジョイはパーカーに連絡するつもりだったと言い、パーカーを呼んだのかと疑うライアンに、本当に頼ることができるのはパーカーしかいないという。
パーカーはライアンを逮捕する。
ライアンはアシュリーを愛してしまい、全てを打ち明けトッドを止めようとした。
アシュリーもライアンのことを愛していると言って、許してくれた。
彼女は事を正してケリをつける方法を見つけ、一緒になるのだと言ってくれた。
それはトッドがやったことかと思ったが、とにかくアシュリーは急にスパイのように振る舞って、偽名でモーテルを予約するように指示したという。
それでモーテルに行ってみると、アシュリーが死んでおり逃げてしまった。
アシュリーは使い捨て携帯からライアンに留守電を残しており、怯えたようにライアンからは連絡するなと言っていた。
パーカーはケイシーに音声を分析させる。
マクギーはジョイが息子をかばっているのではないかというが、パーカーはジョイが自分を信じてライアンを託してくれたこと、彼女だけが自分を見捨てないでいてくれたことが自分の更生に繋がったという。
ケイシーはアシュリーの留守電を分析し、背景に地下鉄の音が入っているのを見つけ出す。
降りた駅の近くにはカニサンドイッチの店があり、その店の向かいにはアシュリーが使う貸倉庫があるという。
NCISがアシュリーの倉庫を調べると、隠し部屋があり、そこには高性能武器、外貨、複数のパスポートなどがあった。
つまりアシュリー本人が外国のスパイだったのだ。
アシュリーは志願して海軍海上システム司令部に入り、ライアンがCIAにならないかと接触してそれに飛びついた。
スパイが詐欺に合い、結局アシュリーは愛を選んだ。
裏切ったアシュリーはハンドラーに処分されることになったのだろう。
ライアンも狙われるかもしれない。
パーカーはライアンがおとりになってハンドラーをおびき出すことを、ジョイに理解してもらう。
捜査に協力すれば服役を免除するなど、配慮があるだろう。
本人もやる気になっており、彼は更生できるはずだ。
その筋にライアンの情報を流し、ハンドラーが現れるのを待つと何とアシュリーの両親が現れ、逮捕される。
実は彼らもロシアのスパイで、3人は10年前に普通のアメリカ人として現れたのだった。
ナイトはジミーがなぜ映画を見るのにヴィクトリアを連れて行かないのか、理由に気づく。
ジミーたちはその映画のシリーズを家族で見てきた。
ブリーナを亡くして、ジミーは彼女のいないクリスマスや感謝祭などの節目を超えてきた。
ナイトがヴィクトリアとジミーとその映画を見るということは、ブリーナの死を実感することになり辛いだろう。
ジミーは辛いが避けられないことだと言い、ナイトを抱き寄せる。
パーカーは自分の若い頃を振り返り、ライアンには詐欺や犯罪の経験を活かして正しいことをしろという。
FBIが保護観察中にライアンの面倒をみてくれる。
当に「キャッチー・ミー・イフ・ユー・キャン」だ。
ジョイはパーカーの元妻ヴィヴィアンが離婚後訪ねてきたことがあるという。
彼女は結婚生活の間に競っていた相手に会ってみたかったのだそうだ。
パーカーにはずっと忘れられない女性がいると考えていたみたいで、それがジョイだと思ったらしい。
パーカーは忘れたことはないと答える。




最後のお悔やみのテレンス・オハラさん、何度も名前を見ましたね。
JAGから始まりNCISもたくさん監督をしたようですが、個人的には「ANGEL」でもお名前を見ました。
おなじみの監督さんだったと思います。
パーカーの一途な思いはちょっと意外でした。
気が強い女性が好きなのね、とは思いましたが、いや~ヴィヴィアンと上手くいかなかったのは忘れられない人がいたからなのか。しかも初恋の人。
なるほどと納得させられました。
何十年経っても愛し合っているなんてロマンチックだ、この2人どうなるんでしょう。
このジョイ役のレイチェル・ティコティンさんは「トータル・リコール」に出ていましたね。
一方、ジミーとジェスの関係も切ないけれど、とても良い感じだなと思いました。
超えなければならない「橋」、後戻りはできないのでしょうね。
パーカーの心にジョイが存在し続けたように、ジミーの心にはブリーナが消えることはない。
ジミーの涙目にこちらもついうるうるしてしまいました。
それに気づいたジェスも良かったな、お互いこれから積み上げていくのでしょうが、この2人なら安心して見ていられますね。
筋金入りのスパイを短期間で手にしたライアンはなかなかのやり手ですね。
ちなみに「私を愛したスパイ」というのは無理やりだなと思いましたが、オープニングもタイトル曲も好きです。





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Last updated  August 5, 2023 08:38:36 PM
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Re:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 20 #444 Bridges(07/08)  
録画でみているファン さん
>最後のお悔やみのテレンス・オハラさん、何度も名前を見ましたね。
エンド……で、D.P.ベリサリオの後に追悼されていたテレンス・オハラ監督……監督したシリーズでエピソード数が多いベスト3が、NCISとNCIS:LAとJAGという、僕らがたくさんお世話になった監督さん。
>個人的には「ANGEL」でも……
あの頃は、ANGELとJAGの両方に関わっていたわけですね。
NCISは56話分を監督。遺作はNCISの前シーズンラストの「Birds of a Feather」……レイヴンとパーカー元妻でクリフハンガーしたのが最後でした。ご冥福をお祈りします。

>筋金入りのスパイを短期間で手にしたライアン……
アシュリー……でも、あの部屋を見ると、スパイというよりはスナイパーという感じの凄い持ち物でしたねぇ。

>「私を愛したスパイ」
M.ハムリッシュの音楽&カーリー・サイモン……懐かしい!

>ジミーとジェスの関係も切ないけれど、とても良い感じだなと思いました。
>超えなければならない「橋」、後戻りはできないのでしょうね。
ブリーナ不在の各出来事……「節目」=bridge to cross。
>パーカーの心にジョイが存在し続けたように、ジミーの心にはブリーナが消えることはない。
そうなんです。このテーマ。どれぐらい深く受けとめられるか。

>ジョイ役のレイチェル・ティコティンさんは「トータル・リコール」に出て……
この人、以前にスパドラかどこかでやっていたように記憶する「Law&Order:LA」にも出てましたね。

>パーカーの一途な思いはちょっと意外でした。……
そうそう、もっと恋愛遍歴が多彩かと。
ジョイがパーカーに会った途端、40年来の恨みをこめてボディ・ブロー!
2人はフィラデルフィアで、一卵性双生児のようにいつも一緒に行動していたけれど、junior yearにジョイ一家が引越した―――2人の思春期=1970年代にはアメリカの学校制度が(州&地域によって違いますが)6-3-3制より5-3-4制の方が多くなっていた時期なので、junior year=4年制高校の3年次=17歳ごろに引き離されたと思われます。
パーカーは毎週のように手紙を書き送りつづけたけれど、一度も返事が来なかった、という未練の残る「思い出」でしたが……
ジョイの側によれば―――パーカーのせいでジョイの両親は引っ越しせざるを得なかった=チンピラ犯罪者だったパーカーと一緒だとジョイも堕落するのが目に見えていたから、だそうです。とくに聖パトリック・デイの悪事で、両親はジョイをパーカーから切り離す決断をしたとのこと。ジョイはパーカーの手紙を残し取っておいたけれど、怒っていたし、迎えに来てくれないことに傷ついていたから返事を書かなかった。。。
ただ、こういう経過だと……
普通の??チンピラ犯罪者だと、ヤケになってどんどん転落していくものですが……
後半で、パーカーが「ジョイが聖人だとは言わないが、彼女だけが俺を見捨てなかった。彼女が信じてくれたおかげで俺は更生できた。」というほどに、パーカーのジョイへの絆が強かったんでしょうね。

元妻ヴィヴィアンが、パーカーと離婚した直後にジョイに会いに行っていた!!
ヴィヴィアンwanted to meet the woman she was competing against her entire marriage.
&ヴィヴィアンはいつも感じていたthat you were holding a candle for someone else.
ジョイ「She believed you never got over me.」
パーカー「I did not.」=忘れなかった。「Still have not.」=今も。
「Did you get over me?」……とパーカーが聞き、次回に続くかと思いきや……だいたいこういう場合は次のシーズンまで持ち越しかな。 (July 8, 2023 03:25:17 PM)

Re:NCIS~ネイビー犯罪捜査班 20 #444 Bridges(07/08)  
NCIS大好き♪ さん
パーカーも初めて好きになった人が忘れられず奥さんと上手く行かなかったのですね。
ギブスみたいに結婚を繰り返してないから良しとはますが(笑)ヴィヴィアン側から見れば「寂しさを紛らわす相手として選ばれた私???」「何なのよ!!!」ですね。
まぁヴィヴィアンのことも好きなのでしょうけど。
ジョイと上手く行くのかフェードアウトするのか分かりませんが、変にグチャグチャ揉めるのは勘弁だなぁ…思います。

ジミーの「橋」
これは本当に一つずつ渡って行く、乗り越えて行くのを時間がかかっても見守るしかないですよね。
死別と言うのは本当に苦しく悲しく…ジミーとブリーナはそれこそ純愛で父親の反対も乗り越えて結ばれたのだもの。
ジミーの「橋」だけじゃなくヴィクトリアの「橋」もあるし。
でもジミーはヴィクトリアも一緒にジェスと映画を観に行った後でブリーナのことでジェスに悲しい思いをさせない気がします。
悩めばジェスと乗り越えようとするはず。
なんて、ジミー推しの私は思います(笑) (July 9, 2023 07:15:18 AM)

録画でみているファンさんへ  
josetangel  さん
パーカーの純愛ですね。
90年代くらいの映画みたいです。
若い頃に愛し合って、中年以降に再会して…とか。
親としたら、不良とは付き合わせたくないのが当然で、強権発動したのも時代だったのかなという感じ。
手紙というのが時代を表していて、今だったらメッセージで、息子も母の恋人のことを知ることはなかったかと思いました。
初恋は結ばれないと言いますが、そこもまるで映画のようで興味深かったです。
(July 9, 2023 10:35:45 AM)

NCIS大好き♪さんへ  
josetangel  さん
ヴィヴィアンは結婚がうまく行かない理由をいろいろ考えたでしょうね。
でも、きっとジョイに会って納得して、前に進むことができたのでしょう。
ナイトがいうように、あの顔、あの髪で女性が放っておくはずがない、確かにパーカーはモテますね。

「橋」そうそう、何も一人で渡ることはない。
愛する人と共に一緒に手を取り合って渡ることもできるはずです。
時間の制限はないので、じっくりと確かに進めばよいですね。 (July 9, 2023 10:42:56 AM)

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