<参考>過去の偐万葉・もも篇は コチラ
。
ももの郎女さんのブログは コチラ
。
偐家持がももの郎女に贈りて詠める歌22首
並びにももの郎女が詠める歌1首
焼岳に 雨の降り来や 雷
に 追はれ抜かれつ 山駆け下る (雷家持)
(大正池)
こほろぎの 鳴きつる野辺の 花すすき
押してや照らす 山の 上
の月 (月形家持)
次々に 月のことども 書きつれど 尽きぬことなり 月見て居らむ (月家持)
(本歌)月々に 月見る月は 多けれど 月見る月は この月の月 (作者不詳)
(中秋の名月)
(月見団子と抹茶)
似ずと言ふも 似るときあれば 似るといふを
似ずとは言はじ 似ると言ふものを
(大伴坂様郎女)
(本歌)来むといふも 来ぬ時あるを 来じといふを
来むとは待たじ 来じといふものを
(大伴坂上郎女 万葉集巻 4-527
)
(スズメノカタビラ)
妹が 家
の 楡は秋楡 盆栽に なれどもならず 蟹の塩辛
(関連歌)
・・この片山の もむ 楡
を 五百枝
剥
ぎ 垂
れ 天
光
るや 日の 気
に干し さひづるや 柄臼
につき 庭に立つ すり臼につき 押
照
るや 難波の 小
江の 初垂鹽
を 辛
く垂れ来て 陶人
の 作れる 瓶
を・・(万葉集巻 16-3886
)
(注)この歌の楡は春楡と考えられている。
(アキニレ)
百代
草
百代にゐませ わが背子の 花の 咲
まひの 継ぎて見が 欲
し
(本歌) 父母
が 殿の 後方
の 百代草 百代いでませ わが 来
るまで
(生玉部足国 万葉集巻20-4326
)
(注)百代草=未詳植物。ツユクサ、ヨモギ、リュウノウギクなど
諸説あるが、ノジギクが有力説。
この花の そばに憩へと わが背子が 描
きたる花の 見らくしよしも
焼きそばか野菜炒めか 万
年
草
過ぎて育ちて群れて巻きたる (ペリカン焼)
(マンネングサ)
星の夜は 冴え冴え冷えて 三日月の ブランコぽつんと 乗る人待ちぬ
(銀河家持)
ももの郎女の返せる歌 1
首
流れ月 澄みわたる蒼 黒々と あなたも見つめる さき美しく
水仙の 香りほのかに ただよひ 来
追ひて似合はぬ 燻製の香も
来
ひのきの香 さやかに立ちぬ 切株は 御杖の村の 朝霧の色 (御杖麻呂)
(ヒノキの椅子)
妹が行く 絵島の浦に 寄す波の 音にかけても 在りし日
思
はる
(本歌)千鳥鳴く 絵島の浦に 澄む月を 波に映して 見る今宵かな
(西行 山家集今宵 553
)
(絵島)
花よりも 苺大福 今日はまた 桜餅なる ペリカンの家(家餅)
高岡に 家餅
はあれ 河内なる にせヤカモチは 食へぬ餠なり(家餅)
(苺大福と桜餅)
タミフルを すぐにも処方 せぬ医者で
一夜
余分に われは咳する (須磨咳守)
(本歌)淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に
幾夜寝覚めぬ 須磨の関守 (源兼昌 金葉集 270
小倉百人一首 78
)
春されば つくつくつくし おおつくし それ見つくして こその春なり
(つくつく法師)
(土筆)
おお大砲 思ひ出したる タイトルに 太平楽の 椿も似合ふ (おお家持)
(椿・太平楽)
心なき どちと言ふべし 招かぬに
来たりてわれに 狼藉をなす (発作マグナ)
卯の花の 匂ふ垣根や ペリカンの 家はこのごろ 卯の花もどき
卯の花の 匂ふ頃には ペリカンの 家もおからの 家とやならめ
さてもさて おからからから みからから あはせてからから むからからから
(注)第5句は初案「むからからとや」を「むからからから」に修正した。
(おから入りミートボール)
つらつらに 見とも飽かめや うすべにの
八重なる椿 けふか咲きぬる (水走郎女)
(本歌) 巨勢山
の つらつら椿 つらつらに
見つつ 思
はな 巨勢
の春野を (坂門人足 万葉集巻1-54
)
(椿)
(脚注)
掲載写真は全て☆もも☆どんぶらこ☆氏のブログからの転載です。
偐万葉・どち篇(その12) 2024.04.07 コメント(8)
偐万葉・MoMo太郎篇(その1) 2023.12.11 コメント(4)
偐万葉・ひろみ篇(その17) 2023.11.06 コメント(6)
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着