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リング錠の取り付けをしたついでに久しぶりで乗ってみました。と言っても近所に「とんかつ」を食べに行って、ついでに少し走らせただけですけどね。(^^;と言う事で 2023年 12月 現在における Ori Bike C8 Flag の仕様をご紹介します。やはり、この季節の日没は早いですねぇ。フレームが眩しい。デジカメだと肉眼以上にコントラストがきつくなりますね。肉眼だと、もっと全体が普通に見えたのですけどね。この画像ではノーマルとの差は判りませんね。リアメカはそのままですが「気分」でテンションプーリーとガイドプーリーのみ変更してます。そもそも8速なのに9速用の SORA を使っていて変速性能に問題が有ったので「せっかくだから9速化しよう」と言うのが始まりでした。他は「安っぽいピンクのグリップ」が許せなかったのとブレーキ性能の強化くらいのはずだったのですがね。。。全く目立ちませんがガイドプーリーはブルーでテンションプーリーはレッドにしてフレームカラー(ユニオンジャック)に合わせています。性能向上とは関係ない、完全な自己満足です。(^^;気が付けば、あちこち手を入れる事になってしまいましたが、結果的には非常に満足しています。シフターを SORA にして9速化(もちろんカセットとチェーンも変えてます)グリップは画像のタイプに変更。変速性能を確保するためケーブルの取り回しも変えてます。フロントブレーキは SHIMANO BR-R451(リア用)に変更。リアはブレーキシューのみ SHIMANO XT に変更。フロントはブレーキ自体は BR-R451 ですがシューはアルテグラです。リアもシューのみ XT に変更してブレーキ性能を確保しています。アルテやXTのシューはストッピングパワーの確保と言うよりはブレーキタッチの向上がメインで希望通りの性能を確保できました。また、フロントフェンダーを少し延長して雨天走行でブレーキ本体が汚れないようにしました。次に手を付けたのがフォールディング時の安定性確保でブロントンのパーツを流用しました。取付にはそれなりに苦労しましたし、インスタントリバウンドキャッチのレバーと位置的に干渉するのでレバーに「ノブ」を取り付けて操作可能としました。コレでフォールディング時の安定性が格段に向上しました。フロント廻りは SHIMANO BBR60 + FSA175mm クランク。フロント廻りは軽量化のため SHIMANO BBR60 ボトムブラケットにしてクランクは SHIMANO のロングアームが入手できなかったので FSA 175mmをセット。チェーンリングはガード一体型で独自のチェーンテンショナーが許容する最大径の 56T として低いケイデンスで走る「街乗り極楽仕様」としました。ペダルも三ヶ嶋のトリプルシールドベアリング採用モデルなので、試乗させてもらったオリジナルのM10より良い走りをします。回転部分の性能向上は安価な車両ほど効果絶大です。他社製リアフェンダーとリアキャリアを追加しました。見た目でオリジナルと一番異なる部分となりますが、車両自体もそうですけど、純正リアバッグが入手困難な現在において Tern の DRY GOODS BAG が装着できるようになったので、結果的には「お気に入りポイント」です。リフレクターもリング錠も付いてるので「完璧街乗り仕様」です。また「お座り」状態で前輪が地面に設置するようにキャスターの大きさも調整してます。細かい部分ですが「お座り」状態で前輪が地面から浮いていると不安定なので、キャスターの大きさを調整して前輪が地面に設置するようにしています。今後の展開としては、変速が微妙に安定しないので変速アウターをシマノ純正に帰る予定です。ついでに予想以上に良い走りに仕上がったので DAHON Horize の10速パーツと換装するかも。いずれにしろ「お気に入りの1台」に仕上がりました。(^^)
2023.12.23
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先日は 5Links 2 165 にリング錠を付けましたが、今回は Ori bike C8 Flag にもリング錠を付けてみました。コレで所有する自転車はロードの Cannondale Synapse と Tartaruga Type Sport 以外は、リング錠を取り付けた事になります。今回取り付けたのは、ゴリン GR-920 リングロック(銀)です。以前 DAHON Horize 用に購入して、その重さゆえに VENTANA に取付た同型の銀色仕様です。その後 DAHON Horize には、軽量な GIANT のVブレーキ用リング錠を加工して取り付けました。今回購入した個体は後期型なのか、リング錠の取り付け位置が調整できるようになっていて、小径車でも取付ステーを曲げる事なく取付できました。以前のタイプはMTB専用で小径車だとベースプレートに曲げ加工が必要だったのです。その代わりベースプレートが多少薄くなり、ロゴ型の肉抜きが無くなっていました。シリンダー事態の動きも以前の型より良くなっているように感じます。重さについては、楽天スーパーセールで安かったので妥協しました。黒いバックフォークにシルバーのリング錠が主張していて良い感じ。以前取り付けた 5Links 2 165 のリング錠が取付位置的にも色的にも目立たなかったのですが、今回は目立って良い感じ。やはり「ロックされている」と言う自己主張が重要です。でも「お座りモード」では事前にロックしないとだし、そのまま4輪で動いてしまいます。(^^;元々は「お座りモード」で、あまり意味が無いから付けていなかったのですが、専用サイドスタンドも入手して「普通に駐輪」する事が圧倒的に増えたので、遂に取り付けたって感じです。自転車の「鍵」についてはいろいろな考え方がありますが、面倒だから「少し離れるくらいなら鍵かけなくても良いや」ってなる位ならリング錠でも「鍵を掛けた方が良い」に決まっています。常に同じ場所に屋外保管してる場合は「目を付けられて」しまい、何をしても盗まれてしまうようですが、普通に買い物とか出先で食事やお茶する位なら、私はリング錠で十分だと思ってます。とは言え、個人的に「リング錠でOK」って思えるのは一時間程度の駐輪ですね。それ以上に長い時間の駐輪なら「有料」で「大地ロック」される駐輪場を探して駐輪します。と言う事で楽天スーパーセール最後の買い物は自転車のリング錠でした。
2023.12.21
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ウチの ORi bike C8Flag は BROMPTON のパーツを使ったリファインをいくつか行っていますが、今回はリアキャリアとリアフェンダーの導入です。元々 ORi bike には純正オプションで素晴らしいリアキャリアと専用バッグが存在したのですが、私が C8Flag を入手した頃には既にバッグが在庫切れで入手できない状態でした。専用バッグが入手不可能だと、私にとってはリアキャリアの魅力半減でしたので純正リアキャリアは導入しませんでした。今となっては ORiBike 専用アクセサリー類は、ネットで探しても、見つける事が出来ません。と言う事で、必然的にサードパーティ製アクセサリーが豊富にネット上に存在する BROMPTON 用のリアキャリアとフェンダーを購入しました。今回も Amazon での購入ですが、実は初めての海外業者からの購入です。リアキャリアは10/12に注文して China Post 経由で10/20に到着しました。予定より早く到着したのですが、驚く事に箱に入っていませんでした。致命的な歪みや曲がり傷はありませんでしたが、やはり海外業者からの購入はリスクが高いと改めて感じました。フェンダーは10/14に注文して Ydh 経由で11/3までに到着予定でしたが、こちらも無事に10/22に到着しました。予定よりだいぶ早く着きましたが、やはり簡易梱包でした。まぁ、安いので仕方ありません。幸い傷や曲がりはありませんでした。キャリアもフェンダーも取り付けは大変でしたが…結果的には、良い感じに収める事が出来ました。今回のリアキャリア購入は tern DRY GOODS BAG が付く可能性を愚考しての事だったのですが、予想通り取付できたので、その点では大満足です。非常に安定した「お座り」をするようキャスターサイズを調整しています。フェンダーはリアキャリアが付く事でフォールディングスタイルが変わるので取り付けました。前輪のキャスターを使った3輪運用ではなく、リアキャリアのキャスターを使った4輪運用となる事でフェンダーが入る余裕が生まれるのです。そしてホイールサイズを調整して「お座り」の時に前輪が宙に浮いてしまわないようにしています。ハリークインの E-Bike は「お座り」で前輪が浮いていますが、アレでは「お座り」になりません。前輪が浮いていると不用意に動いてしまい安定しません。あくまで「お座り」は駐輪状態なので、安定して駐輪出来る事が重要なのです。その辺りを考慮して本家 BROMPTON は「尻下がり」のリアキャリアを採用しているのです。また、ハリークインは駆動部が露出する折り方を採用していますが、であれば外装変速を採用するべきです。内装変速、および変速無しは駆動部を露出しない折り畳み方で「厚み」を出さない為に採用されているのです。根本的な部分で「考え無し」なのがハリークインの残念ポイントです。逆に Ori Bike は外装変速ですが駆動部を中に入れてフォールディングしています。Rメカを逃げるように曲げ加工されたステーが個人的に好きです。その「厚さ」も Birdy より薄く BROMPTON 並に収まっています。確かに BROMPTON の「洗練された美しさ」は持ち合わせていませんが、駆動部を内側に入れ込む事に対する執念のようなモノを感じます。そしてフォールディング状態から乗車可能になるまでの速さは、インスタントリバウンドキャッチのご利益で最速です。と言う事で2023年仕様の完成です。リアキャリア導入で tern DRY GOODS BAG を使える車両が3台となり有効活用できて大満足です。由来は「折り紙」と言いつつもエンブレムは「紙飛行機」だったりします。(^^;このように優れたフールディングバイクなのですが、現在の日本では購入出来ません。日本の「折り紙」から ORi Bike と命名されたこのフォールディングバイク、どこかの代理店さんが再度契約して再び日本で販売されませんかねぇ。
2023.10.22
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輸入元の「金沢輪業」さんが取り扱いを終了し、次の取扱元が決まっていないので日本では入手する事が困難になってしまった ORi Bike ですがその潜在能力では、日本でも人気の BROMPTON/ Birdy に勝るとも劣らないと私は考えています。と言う事で、今回はそれぞれの車両の個性的な各パーツについて検証してみましょう。まずはハンドル廻りについて。ブロ(BROMPTON の略)のハンドルバーは純正オプションが3タイプあり、車両購入時にもMタイプかSタイプかが選択できます。M型ハンドルはブロのアイコンのひとつと言っても良いです。あくまで個人の意見ですがSタイプのハンドルを選ぶならタイレルの IVE を選択肢として積極的に考慮するべきです。しなやかなクロモリフレームの特徴を更に判りやすくするM型ハンドルこそがブロのアイデンティティだと思います。対するバーディ( Birdy/BD-1)はダホンのように純正ステムに種類があり、長さが可変するタイプだったり、前傾角度が異なります。自分の体型や好みに合わせてステムを交換する場合、ショップと相談して納車に合わせて同時にカスタムする事をお勧めします。小さな子供から大柄な大人まで対応できるのがバーディの特徴です。オリ(ORiBike の略)は 長さが可変するタイプです。φ31.8 用のステムがオプション設定されており、それぞれが多くのハンドルを好みで選ぶ事ができます。考え方の違いなので「どれが優れる」と言うわけではありませんが、感覚的にはブロに近いですね。サイズを合わせるのではなく特性を変えるのが目的となっています。次にブレーキAssyについて。ブロは、狭いハンドル幅を考慮した独特な形状のブレーキレバーや、ワイヤー類の取り廻しを考慮した逆引きのキャリパーブレーキ(ロングアーチ)を採用する事で、フォールディング時も含めた美しい外観とオリジナルの Bag システムを実現していますが、ストッピングパワーを強力にしたいと考えると、一般的にはブレーキシューの交換以外に選択肢がありません。専用のワンオフに近い高額なキャリパーブレーキや一般的なキャリパーブレーキの改造など、ブロのブレーキ強化は敷居が高いです。バーディは現行でも旧型でもブレーキの選択肢は自由です。Vブレーキを採用したフレームでキャリパーブレーキに変更する事が可能なサードパーティ製パーツまであります。ストッピングパワーに優れるVブレーキを採用しているので不満を覚える事は少ないでしょう。オリはフロントに「リア用」のキャリパーブレーキ(ロングアーチ)を採用し、リアにはミニVブレーキを採用しています。やはり選択は広いですが、一般的にはフロントはシマノ BR-R451 に変更し、リアはブレーキシューのみ変更すれば充分なストッピングパワーを得られます。ブロもそうですが、バーディの Air やオリの「お約束」として、ブレーキレバーはキャリパーブレーキ用を選択しなければなりません。ネット上では中華製の安価な軽量ブレーキレバーが数多く出回っていますが、そのほとんどは「Vブレーキ用」です。キャリパーブレーキやミニVブレーキで、誤ってVブレーキ用のレバーを選択してしまうとブレーキ強化の意味を成しませんので注意が必要です。オリの標準状態でのストッピングパワー(特にフロント)はブロやバーディに劣るので、そのままでも良いブロやバーディと異なりブレーキのカスタムは重要課題です。一般的な楽しみ方をするのであれば、ワイヤー類の取り廻しも含め、そのまま使えるブロやバーディが優れています。オリの場合、フロントの「BR-451 装備」がカスタムの「お約束」と言えるかもしれません。余談ですが、今回取り上げた車両のカスタムに限らず、キャリパーブレーキやミニVブレーキを使用した車両で「ハンドル幅を狭くしたい」場合に「ブロの純正ブレーキレバー」はワイヤーの取り廻しが考慮されているので、とても有効なカスタムパーツだと思います。これはフラットバーロードにも有効なカスタムパーツでワイヤー類の取り廻すがスッキリします。私も、もう少しハンドル幅を狭くしたいので「ブロの純正型ブレーキレバー」を検討しています。ブレーキレバーまで機能的にデザインされたブロは、やはり完成度の高い素晴らしいフォールディングバイクといえます。バーディの Classic やモノコックフレームでもディスクブレーキではない「旧型」は、Vブレーキなのでドロップハンドルに変更する場合はミニVブレーキに変更する必要があります。ミニVブレーキも、ブロやオリがフロントで採用するロングアーチのキャリパーブレーキも、ドロップハンドルで使用する場合には、そのフィーリングにおいて大差ありませんが、現行ロードコンポとの相性は微妙です。バーディのディスクブレーキ仕様や、現行の Air なら「最新のロードコンポ」をセットアップする事も可能ですが、ミニVブレーキやロングアーチのブレーキキャリパーはドロップハンドル化は可能ですが最新のロードコンポとの相性は良くありません。ですのでブルホーンバーに限らずデュアルコントロールレバーを用いない事が多いです。変速システム(駆動系)について。ブロは外装2速と内装3速の両方を装備して 2x3 の6速を実現しています。内装変速と外装変速ではペダリングと変速のタイミングが異なるので馴れが必要となります。バーディの現行モデルは外装変速のみ。オリはモデルによって内装8速と外装8-10速に分かれます。外装変速モデルなら互換性も高く、ある程度は好きなシステムを組む事が出来ます。ですので変速システムについてはバーディやオリが優れますが、小径ホイールのフォールディングバイクと言う使用方法を考慮すればブロのシステムでも必要にして充分だと言えます。もし、走りを重視するのなら、初めから20インチ以上のフォールディングバイクを選択するのが正しい判断です。20インチ未満のフォールディングバイクにおいて、フロントW化は、チェーンテンションの確保、チェーンラインの確保、フォールディング時のチェーン脱落、重量増加、など問題が多いのでお勧めしません。ですが、フォールディングバイクは「趣味の自転車」なので否定はしません。やはり「コレで俺のバーディは12速だぜ!」って言うテンションは、とてもとても大切ですし、他人がガヤガヤ言うべき事ではありません。ですが、走行性能を重視すると言う事なら話は異なってきます。小径車のクランク1回転で得られる走行距離を700cロードと比較すれば理解できる事なのですが、フロントW化で得られるクロスレシオ化は全く意味がありません。逆に重量増とストレートハンドル用のパーツの少なさがネックです。ドロップハンドル化する場合、今度はVブレーキがネックになります。苦労しても性能的に得られるモノは皆無だと断言します。多段化はリア10速(9速でも可)で必要にして充分だし、峠などの坂道を除外した街中での走行に限定すればブロの外装2速や内装3速でも必要にして充分です。だからこそ、ほとんどのママチャリが内装3速を採用しています。とはいえ「多段化」は魅力的に映るらしくメーカーも多段化したモデルを出しています。ですが「フロントW化」はせず、ブロのように内装ギア+外装ギアで「多段化」を実現した例は過去にダホンやターンでも実在しました。現在は「見た目重視」で小径車もフロントW化したモデルが多いですが、個人的には実世的だとは思えません。ギア数の多さよりタイヤサイズの大きさが重要なのです。だからMTBは「29er」になりました。その後、小柄な人向けに一回り小さいタイヤサイズが主流となりましたが走行性能重視なら「タイヤサイズは大きいが勝ち」です。タイヤサイズの小さなフォールディングバイク達は「純粋な走行性能」を犠牲にして「それ以外の何か」を得た自転車なのです。だからこそフォールディングした姿も、走行状態の姿も美しいブロは長い間変わらぬ人気を得ていますし、ブロとは「全く異なるアプローチをしたバーディも人気なのです。そして優れたフォールディングバイクながら、派生モデルの多い「DAHON系」は個性を出す事が難しいからか、それとも安いからなのか「マニア」の話題になる事は少ないです。実際問題として、一日の走行距離が50kmを越える宿泊を伴うツーリング等の長距離走行(日帰り50km程度ならブロでも楽勝)や、峠越え等のハードな走行まで視野に入れるなら、標準状態のブロでは役不足となります。その場合は20インチ(406)以上のホイール径のフォールディングバイクから選択した方が幸せになれます。そういう意味で、18インチのバーディは、20インチ(406)ホイール換装がカスタムプランとして比較的多く、バーディは以前から「走りを意識してる」と言わています。オリの16インチもモールトンの17インチやバーディの18インチへならインチアップ可能ですが、オリには20インチモデルもあるので素直に20インチモデルを購入したほうが良いでしょう。ですが同じ16インチでも外装8-10段装備のオリはブロ以上、バーディ並みには走りますので、個人的にはオリの20インチに興味はありません。オリでは「16インチ最強(と言うかブロの上)」を目指したい。サドル&シートポストについて。クラシカルなデザインのブロに革サドルは似合いますが、革サドルは「馴染ませるのが大変」で「重量も重い」ので個人的にはお勧めしません。最低でも年間300日以上乗るとか、小まめにメンテナンスるとかしないと「革サドルは友達になってくれません」から。セラ・サンマルコのリーガルのように「それっぽい」サドルが存在するので、そちらを使用する事をお勧めします。まぁ「お尻の方を革サドルに馴染ませる」とか「ルックスがなにより重要」って人は「趣味の自転車」なので、好きにしてください。参考までに、世の中に革サドルしか存在しなかった大昔はスプリング付の革サドルが実用車等に使用されていました。ですので、小径ホイール車にスプリング付の革サドルを付けるなら、多少は理解できますが、ランドナーや大昔のロードが使っていた「ブルプロ」をつけるとか、個人的には全く理解できません。私も以前ランドナーに雰囲気重視で「ブルプロ」付けましたが、その後、すぐにロードを作ってそっちにばかり乗っていたので、手放す間際まで石のように硬かったです。現行オリの C8 Classic も「見た目重視」で革サドルが標準装備ですが 、一時期のオリは機能優先で I-Beam システムを採用していました。このシステムはハードな路面を走るMTBを中心に開発されたので小径車への採用は理に適っている(実際、小径車の勇である DAHON も採用していた)のですが、残念ながら I-Beam のシステムは普及せずに終了してしまいました。悪貨が良貨を駆逐する事はいつの時代でも普通です。一枚革の革サドルなんて、今のご時世では碌なもんじゃありません。見た目の雰囲気に騙されませんようご注意を。バーディはホイール径が18インチですし、全体のバランスと強度を意識して独自のシートポスト径を採用していますが、車体デザイン的に革サドルが話題になる事は少ないですね。良い事です。ブロのシートポストはママチャリと同じ構造で、未だにヤグラが別のパーツです。変わらない事が良い事だと言い張るのも如何な物でしょうか。また、シートポストの φ31.8 と言うサイズは、クロモリフレームとしては異例の太さであり「ブロの独自規格」で互換性はありません。ですが、ブロ専用のアフターパーツとして、チタンやカーボンのロングシートポストが安定して流通しているます。この状況は、同じく独自規格を採用したバーディでも同様です。対するオリはアルミフレームでは「一般的」な φ31.6 を採用したのですが、その為に「小径車用」のロングシートポストが使用できません。日本人は比較的小柄な人種ですからオリに乗っている人でも、シートポストの目盛りが25以上なら、長さ 400mm のシートポストが使用可能となり選択肢は多少あります。目盛りが20以下なら長さ 450mm のシートポストから選びしかないので選択肢は狭いです。シートポストの長さに限、カスタムを前提とした場合オリは「小柄な人向け」と言えます。小径車に限らず、カーボンやチタンのシートポストを選べば乗り心地が改善され、比較的軽量なサドルでも楽に乗車する事が可能で「軽量化の有力プラン」なのですが、小径車のロングシートポストは強度が他の車両より重要となるので「慎重な選択」が必要です。また、フォールディング時に必ずシートポストを動かす方式の場合、クイックシートピンが前提となるので、締め付けトルクがシビアなカーボンシートポストは使用しない方が良いです。だからこそ「専用」に用意されたカスタムパーツが流通しているブロやバーディと比較するとオリは劣ります。オリの場合、長さ450mmのシートポストで足りない場合、シートポストでの軽量化や乗り心地の改善は諦めるしかありません。アルミの純正シートポスト(ブロは除く)の場合、サドルのクッション性も形状と同じかそれ以上に重要です。私のオリはシートポストの目盛りが17なので、ブロやバーディのロングサイズシートポストの存在が羨ましいです。ブロでもバーディでもダホンでも、小径車の有名処には専用の軽量なロングサイズシートポストが存在します。オリはシートポストのサイズを一般的な φ31.6 とせず、ブロ互換の φ31.8 かバーディのφ34.9、もしくはダホンのφ33.9に合わせた方が良かったと思います。ホイールについて。小径車のハブは一般的な幅では強度を出しにくいので専用品となります。ブロやモールトン、ダホンのフロントハブの74mmという幅は小径車の理想的なハブ幅で、小径車専用のカスタムホイールでは、ハブの幅が100mmの場合でもフランジ位置が74mmハブと同等になっています。この辺りがブロの「完成度の高さ」の要因だったりします。ブロの場合は更にリアハブも内装3速、外装2速、内装3速+外装2速、のそれぞれが専用品となりますが、実際にはバリエーション豊富なカスタムハブが市場に流通しているので問題ありません。この部分に関しては「変わらない事の良さ」が生かされていて、ブロ用の互換ホイールは種類も豊富です。また、当時の開発時点で既に走りへの拘りが伺えます。だからこそ「変わらなくても」現代でも一級品として成立しています。バーディはハブの幅については従来部品との互換性重視で特に意識されていませんが、その代わり前後にサスペンションを装備する事で対応しています。ハブの幅を一般的な規格とした事でディスクブレーキへの対応も早かったですし、各パーツかコンポーネント化した現代でも対応できています。後発のオリは一般的なハブ幅を採用してコストダウンを実現しています。強度の問題はパーツの進化で問題視するほどではなくなってきました。故にパーツの選択肢は広いのですが、マイナーメーカーゆえに専用ホイールは存在せず、手組みするしかありません。唯一、インチアップを前提とすればバーディ用のホイールが使用できる可能性がありますが、バーディがミズタニの手を離れた現在、バーディのカスタムパーツを国内で入手する事が少しだけ難しくなってきました。金額を無視すればブロの「カスタム沼」は無限に広がります。バーディのカスタムも同様ですが、ブロよりは安価に仕上がる可能性が高いです。対するオリのカスタムは安価に仕上がる可能性は高いですが、専横パーツの少なさゆえにショップの力量が試される事となるでしょうし、ワンオフパーツを多用すれば本末転倒って事になる可能性も在ります。ですが、一般的なパーツを使用しているので、ブロよりはバーディやオリの方が、簡単なカスタムやメンテならショップを選ばずに済みます。ブロの場合、扱っているショップ以外でのメンテは不可能と考えた方が無難で、長距離移動の場合は移動先にブロを扱っているショップが在るかどうかを考慮する必要があるかもしれません。背の高い人で、シートポストを乗り心地の良いチタンかカーボンにしたいと考えるならブロンプトンかバーディが無難です。日本人の一般的な身長で、軽量に仕上げたいならオリは有効な選択肢です。ブロの最軽量モデルは外装2速の S2L-X の 9.84kg ですが、金額が税込み \324,500 と高額です。キャリパーブレーキで3Gフレームのバーディ Air なら税込み\203,500 からで 9.87kg を実現しています。16インチのオリで一番高額な M10 SuperLight は 10.4kg で税込み \130,900 で C8(革サドルの Classic以外)は金澤輪業ヤフー店で、基本送料無料の税込み\80,463 で 10.7kg ですから差額で軽量化すればバーディやオリを車両重量 8kg の大台に仕上げる事も可能かもしれません。個人的な判断ですが、ブロを快適な輪行が出来る軽量な車両に仕上げる場合は車両込みで\500,000 は必要になると考えた方が良いでしょう。それで8kg台で仕上がれば、そのショップさんは非常に有能だと思います。バーディなら車両込みで 30-40万、オリなら車両込みで 20-30万で8kg台に仕上げるのは楽勝でしょう。車両重量が8kg台に収まれば装備重量でも10kg前後に収まりますし、輪行がとても楽になると思います。とは言え、軽量化だけがフォールディングバイクのカスタム目的ではありません。自分仕様を目指して楽しいカスタムが出来れば良いと思います。また、ブロやバーディなら、そのまま乗っても充分に楽しめます。オリだけは少なくともブレーキ強化は行ったほうが良いでしょう。そして Ori Bike が日本で入手できなくなった現在、私が推したいのは四国の Tyrell です。日本国内に Ori Bike が登場した時に BROMPTON と BIRDY の良い所取りなんて書かれていた事が有りますが Tyrell の IVE はまさにそんなバイクだと思います。そして私が思う最高性能のフォールディングバイクである FCX を作っているメーカーさんでもあります。この FCX は唯一 700C ロードから乗り換えても何ら遜色の無い素晴らしいバイクですし Tyrell は小径車に拘った日本の素晴らしいメーカーです。でも、リセールバリューまで考えたら、やっぱり BROMPTON ですかねぇ。ネットの最新情報で2024 DAHON K9X の情報が出始めました。個人的にはコレが一番かも。でも、私は他人の乗っていない Ori Bike C8Flag で死ぬまで楽しみますよ。
2023.10.12
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個人的には "16 のM・Cシリーズなら BROMPTON と、”20 のCR・ARシリーズならその他の”20(406)ホイール車と比較して、勝るとも劣らない個性的で素晴らしいフォールディングバイクだと思っていたのですが、令和3年6月をもって取り扱いを終了されたとの事です。公式HPでも 2021 モデルについてのアナウンスが無かったですし、今思えばヤフオクで在庫処分をされていたのでしょう。そのおかげで私はとても安く購入できたのですが、やはり国内での取り扱いが無くなってしまったのは寂しいです。私のように他人と同じ BROMPTON では面白くない、個性的で走りが良くてコストパフォーマンスに優れたフォールディングバイクを欲しいと思う人たちの選択肢がまた一つ無くなってしまいました。インスタントリバウンドキャッチ(IRT)という他社に類を見ないロック方法で圧倒的なイージーフォールディングを実現した構造はスーパーマーケット等の狭い駐輪場に駐輪する時にも威力を発揮しました。アレックスモールトンを扱ってるダイナベクター辺りが輸入代理店になってくれたら嬉しいのだけど、難しいだろうし、今後は日本でオリバイクを入手するのは難しくなってしまいましたね。個人的にはフレームの構造上、メインフレームにバッテリーを搭載し易いし、電動化さえ期待していたのですが国内での入手が難しくなったのは本当に残念です。
2021.07.23
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先日、路地裏の交差点で急な飛び出しがあって、久しぶりでパニックブレーキに近い急ブレーキを掛けました。その時にリアタイヤが軽くロックしたのですが、フロントが今一でした。ですが BR-R451 のアップグレードパスとなる BR-R650 は既に入手不可能です。と言うことで Tartaruga Type Sport でも行っている旧アルテのブレーキシュー(R55-C3)に交換する事としました。リアはシューのみ既に交換済みでタッチも良いのです。以前にも書きましたがリアはノーマルの無印ミニVブレーキで変更していませんがシマノXTのシューに交換して良好な効きとフィーリングを獲得済みなのです。フロントもノーマルより遥かに良くはなっていたのですが、まだ若干ながら弱いのです。まぁ、あくまで個人の主観ですが。。。既にこの組み合わせは Tartaruga Type Sport で良い結果を得ています。サクッと交換して、外したブレーキシューは 5Links2 165 のフロントに移植します。元々ブレーキが貧弱だとは思っていましたが強化しすぎてもジャックナイフからの前転とか洒落にならないので保留としていました。まぁ BR-R451 のシューなら程好い強化になるとの判断です。無事に取付完了。結果はやはり良好でした♪私は BR-R650 の効きを知らないのですが BR-R451 にアルテ(BR-6700)のシュー(R55C3)の効果は確実で、以前はフロントとリアで同じ程度の効きだったのですが確実にフロントの方が効きもタッチも良くなりました。ロングアーチ BR-R451 の効きとタッチに不満があるなら BR-6700 のシュー(R55C3)への変更は効果があります。なぜ BR-6700 なのかと言うと、今 amazon にて最も安い「舟付きR55C3」だからです。前後分の2組買えば送料も無料だしお勧めします。
2021.03.26
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前回の「テールリフレクターをブロンプトン風に♪」の続きで、前回の「仮付け」から、ステーを使ってきちんと取付をしました。軽量化の為に厚みの薄いステーを使用しました。所詮は「やっつけ仕事」ですが、まずまずの出来かな。この CATEYE 純正の取り付けステーは汎用性は有るのですが、あまり美しくありませんね。でも、この無骨な感じは ORiBike には似合っていると思います。タイラップで振動を制限する為に補強してます。薄いステーを使ったのが災いして強度不足だったので姑息な補強を行いました。位置は前回より少し高くしています。折畳み時の各部クリアランスも問題なし。結果的にブロンプトンとほぼ同じ位置に取り付ける事となったのですが、改めてブロンプトンと言うフォールディングバイクは細かい箇所まで本当に良く作りこまれているのだなと感心してしまいました。まぁ「馬鹿な子ほど可愛い」ので、私は自分の ORiBike C8 FLAAG が好きです。
2021.01.25
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今回は、とっても範囲の狭いお話で ORiBike C8 FLAG/Angel ユーザーさんで、しかも純正サドルバッグを持っているユーザーさん向けのお話です。あの純正サドルバッグに何を入れていますか。私は広い方のポケットには「バイクカバー」を入れていて、薄い方のポケットに画像の鍵を入れています。チェレステカラーが爽やかな Proloop CHURROS です。少し前に Y'sロードさんのバーゲンセールの時に¥500で売っていたので、何となく買ったのですが微妙なサイズ感でお蔵入りしていました。まぁ、色々な鍵のタイプを持っていればケースバイケースで使えるかなって感じで買ったのです。とっても安かったので。なんとジャストサイズです。今までは手持ちのワイヤーロックを二重に丸めて収めていたのですが、とても薄いポケットなので入れるのが地味に手間でした。最近になって、この鍵の事を思い出して試してみたら、まるで、このサドルバッグ専用みたいにピッタリだったのです♪とても「目立ち」ます。板状の鍵ゆえに動きに制限があるのですが、そのおかげで馴れるとワイヤーロックより使い易いです。また、手持ちのワイヤーロックは地味な色だったのですが、この鍵は「目立つ」ので抑止効果も高いと思います。「お座り」モードの時には前輪に。前輪のこの位置に鍵を掛けるのはギリギリでしたが何とか鍵が掛かりました。Vブレーキ台座を活用してママチャリみたいに「リングロック」を使う事も考えたんですが ORiBike だと「お座り」した時に使いにくいので、仕方なくワイヤーロックを使っていました。ですが、この鍵がサドルバッグのポケットにジャストサイズだったのは盲点でした。我ながら当時「この鍵を買った自分」を褒めてやりたいです。既に絶版品で入手する事は難しいかもしれませんが、類似品なら見つかるかも。この型のサドルバッグを使っていて、何処かでこの鍵を見つける事が出来たら入手をお勧めいたします。
2021.01.25
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今回は手持ちのテールライトを利用して ORiBike のテールランプ兼リフレクターをブロンプトン風にしてみました。今まではこんな感じでした。横幅があると収納時に接触してしまうので横型のリフレクターを立て向きに使ってました。セーフティライト(テールランプ)はサドルバッグに付けています。ブロンプトン風な取り付け。まだ、タイラップでの仮付け状態ですが、角度も位置も真面目に合わせています。反射板とセーフティライト一体型なので、これひとつでOKです。真後ろから見るとこんな感じ。これなら収納時に干渉しないですし、反射板とライトが一体になったタイプなら別々に反射板とセーフティライト装備する必要がありません。自転車のセーフティライトは今や安全の為にも必需品ですが、反射板は道路交通法で定められた装備であり、セーフティライトが在るからと装備していなければ、自転車と言えども最悪の場合は道路交通法違反で罰せられます。まぁ、殆どの場合は黙認されていますけどね。ですが、バッテリーを使用したセーフティライトは「電池切れ」で点灯しない場合もあるので反射板(リフレクター)の装備は必要です。ウチは当然ですがロードも含め、反射板とセーフティライトの両方を装備しています。まだまだ暗くなるのが早いですから「街乗り」だからこそ灯火類はしっかり装備したいです。
2021.01.21
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前回の輪行スタイルでも解るとおり、やはり汎用キックスタンドは微妙に邪魔なので、金澤輪業さんのヤフーショップにて純正のキックスタンドを購入しました。以前「ORiBike カバー」も購入させて頂きましたが、金沢輪業さんのヤフーショップは対応が速く、とても良いショップさんです。汎用150gと純正118gで重量差は32gでした。手持ちの汎用スタンドも意外と軽かったです。これだけ軽量なキックスタンドも少ないですから、純正が一番だと思いました。造りは普通ですが、スプリングがかなり強いのか、それともバックフォークと共振するのか、動作音はちょっと大きめで響きます。まぁ、ロックが無いのでこのくらいの強さが必要なのかもしれません。純正キックスタンドはメインの穴がクイックシシャフトの太さです。手持ちの汎用キックスタンドはメインの穴がホイール軸の太さ(一般的な汎用スタンドは同じ)で ORiBike にあわせて追加で、ダボ位置にあわせてネジ穴を開けて取付けていました。当然ですが純正キックスタンドは「無加工ポン付け」で、クイックシャフト分の大きさの穴なので、余分な遊びも無く綺麗にしっかりと取付できます。この差は輪行時にそれなりの違いになります。これならフック不要です。純正との比較で、微妙な大きさ(収納時の長さ)の違いと「外への開き」を是正する為にフックを使用していましたが、流石に純正は納まりが良いので、スタンドの開きを抑えるフックは不要です。ORiBike の「ORi」は折り紙の「折り」なのです。イギリスの ORiBike ですが、だからこそ日本の折り紙にリスペクトしているでしょう。個人的には「折り紙」は正方形の色紙であり、長方形の紙で作る「紙飛行機」が折り紙かと聞かれれば微妙な気持ちになるのですけど… まぁ「オジサン」の戯言です。そう言えば DAHON の姉妹ブランドである Tern も日本の「折り紙」をリスペクトしていて、折り鶴ではありませんが「折り紙で折られた様な鳥」がアイコンとして使用されていて、日本人として少し嬉しい気持ちになります。スタンド側の低い位置なので目立ちませんが、この「紙飛行機」地味に嬉しい。キックスタンドと「お座り」の比率は 7:3 の割合でキックスタンドを利用する事が多いです。小さなお店の店先等、そのまま停めると邪魔になりそうな時に「お座り」を使います。ウチの自転車はロードでもスタンド付いてますし「パパチャリ」はダブルレッグスタンド仕様です。若い頃は軽量化重視でスタンド外してましたが、今時の自転車はフレームが軽いですから、其処まで意識する必要もないでしょう。街乗り、ポタリング、買い物で自転車を使うなら、やはりキックスタンドは便利だし、今となっては必需品です。余談ですが、金沢輪業さんのヤフーショップで「在庫切れ」表示になっていても、更新忘れの場合があるそうなので、必要なパーツについては、問い合わせする事をお勧めします。以上 ORiBike のキックスタンドの話でした。
2021.01.19
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寒い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか。東京都はコロナ過で再び外出規制となっていますが、今年は雪も沢山降っているので、久しぶりにスキーに行きたいと思う今日この頃です。まぁ、実際には不要不急の外出は控えなければいけない状況ですので、仮想輪行という事で、当方のカスタム仕様な ORi Bike C8FLAG の輪行手順をご紹介します。 まずは「お座り」スタイルのご紹介。こんな感じでリアキャスターのエクステンション効果で実に安定しています。この「お座り」スタイルにする場合はクランクの位置は気にする必要がありません。フレームをまたいでリアタイヤにワイヤーロックを掛ければ不用意に動く事もありません。畳む時に、シフトワイヤーとリアタイヤの間にフロントタイヤを挟むようにします。上記のような状態にする事でハンドルが勝手に回ってしまう事もありませんので、実際の運用でも非常に快適です。この状態で、リアタイヤ、リアキャスター、フロントタイヤ、の4輪が地面に接地しています。因みにスーパーや駅前の駐輪スペースではこんな感じで駐輪します。ハンドルとペダルを畳むだけで本当にスリムになります。インスタントリバウンドキャッチはカンタン確実で、もし、ブロンプトンだったとしたら操作が面倒なので実行しないでしょう。それ以前に、ブロンプトンなら、こんな場所には駐輪しませんけどね。さて、ここからは室内での収納スタイルです。輪行スタイルの一歩手前の状態で、通常この状態で室内保管しています。標準状態の ORiBike より少し作業が多いです。始めのステップは「普通」の ORiBike と同じです。まず「リアキャスターを伸ばして」前輪を左方向に180°回転させてからリアタイヤを畳みます。普通のオリバイクならエクステンションを伸ばす作業は不要ですが、その代わりに収納時の安定感が増大します。ここが「普通」の ORiBike と大幅に異なります。次に「リアタイヤを持ち上げながらシートポストを下げ」ます。シートポストでロックされる事でリアタイヤが浮きました。輪行時に安定して「コロコロ」出来るためには重要ポイントです。最後にフロントタイヤを畳んでハンドルを畳めば出来上がり。ここの作業は普通の ORiBike とほとんど変わりません。タイヤは前後輪とも地面に接地しません。キャスター取付加工時に各部の位置を調整しているので、快適に「コロコロ」転がります。室内では輪行袋に入れず、この状態で収納しています。輪行袋に入れる場合は、サドルバッグの着脱やショルダーベルトの取り付けなど。もう一手間かかるのです。室内保管なら、埃もそれほど気になりませんし大きさも充分にコンパクトですから。因みにこのフォールディング状態から乗車できる状態にするまでの所要時間は20~30秒程度でしょうか。急げば10秒台も楽勝です。乗車できる状態からフォールディング状態にするのは30秒程度ですかね。そしてチェーンの脱落も一度もありません。では、ここからタイトルどおり「輪行スタイル」へ移行します。まず、サドルバッグを外して中から輪行袋を出して広げます。まず、フックでスタンドを固定します。このフックは「¥100均」で購入したモノを曲げ加工しました。スタンドが更に「内側」に収まりました。安物の鉄製汎用スタンドを加工流用しているので、スタンドの脚が外に広がらない為の対策です。未確認ですが、純正スタンドなら必要ないかもしれません。そのうち、より軽量なアルミ製に交換するかもしれません。次に牽引用も兼ねた自作ショルダーストラップをフロントはこの位置に。リアはこの位置に掛けます。以前の「ひも」が切れ掛かっていたので、追加加工でインスタントリバウンドキャッチのレバー部に「ノブ」を取り付けました。操作がより確実で簡単になりました。シートポストを目一杯下げてサドルバッグをシートレールに取付けます。輪行時の収納スタイル。サドルが下がり、ショルダーストラップが付きました。厚みも控えめでブロンプトン並に納まりが良いです。上から見るとこんな感じ。ブロンプトンには劣りますが、バーディとは比較にならない収まりの良さ。バーディーはその独特なフロントサスペンション形状のせいで、上から見た時のフロントホイールの収まりが悪く、幅広になります。とはいえ、現行型のバーディはサードジェネレーションのフレームになって、だいぶ改善されているようですが。。。次に、自作アンダーカバーを取り付け、最後に純正バイクカバーを被せゴムのストラップを搾ります。って事で完成。キャスター部分も完璧な仕上がりです。ただし、アンダーカバー取付時にはキャスター周りの調整で一手間掛かり数分を要します。純正バイクカバー自体は数十秒で取付完了します。もちろん底面も死角なしです。広角レンズで撮ったのでキャスターが歪んで見えるのはご愛嬌って事で。そして、快適に「コロコロ」転がし輪行が出来るのです。輪行で気になる重量ですが、ボトルケージ(ミノウラ製ケージホルダー込み)、クリックフィックスアダプター、サドルバッグ、鉄製サイドスタンド、折畳みペダル、前後バッテリーライト、ワイヤーロックまでも含めた、画像の輪行袋入りの状態で12.11kgでした。軽量化は特に意識していませんが、元々がブロンプトンのように重くないので納得の仕上がりです。あぁ、輪行の旅に出たいですねぇ。。。
2021.01.16
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思えば今年も「楽しい自転車弄り♪」な年でした。4月までは古い Tartaruga Type SPORT で遊んでいました。最終的にホイールとタイヤを交換した事で、通勤鈍足から通勤快速になりました。セラミックBBの導入も有効でした。購入を検討されている方はシールドベアリング仕様のDXか、グリーンサイクルステーションさんオリジナルのシールドベアリング仕様KKをお勧めします。もし既にGTやSDを購入されているのなら、ショップでシールドベアリングハブへの換装を相談するのも一考です。5月に入ると定額給付金を当てにして、ヤフオクで ORiBike C8 FLAG の新車を購入しました。16インチになると小径車の癖が強くなりますが、私は中学生の頃に買ってもらった自転車が16インチの折畳み自転車でしたから、乗り辛いというより、その独特な癖が楽しいです。カスタムは、ハンドルポジション、ギア比、8sから9s、快適な輪行、などのポイントを車両込みで定額給付金で収まる事を意識して仕上げました。いま一番のお気に入りです。7月には DAHON Horize のシートピラーとサドルを交換しました。それに従いサドルバッグも複数入手しています。多少の重量増にはなりましたが、快適性能はアップしました。2月までは通勤に自転車を使用していた為、自転車用のライトも久しぶりに追加購入しています。定番の VOLT400 は定番なりの性能でしたが、お値段は高めかな。私はテールタイトとのセット品を購入しましたが、ショップやネットショップのセールを活用すると良いかも。個人的には型落ちの VOLT300 も光束が広くて好きなのですが、予備バッテリーやアクセサリーの入手が安心確実なのは CATEYE 最大のメリットですね。という事でコロナ過の今年は4月から在宅勤務でしたが、余剰時間の多くを「自転車弄り」で楽しんでいました。
2020.12.28
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まず始めに、コンパクトなフォールディングバイクを探していて、予算に余裕があるのなら、素直にブロンプトンを購入する事をお勧めしておきます。坂道の多い日本で使用する事を考慮するとギア比に多少の不安は残りますが、熟成された完成度を誇るブロンプトンは、やはり別格です。ですが、販売店の少なさは気にならない。乗りやすくする為、多少カスタムするのはあたりまえ。とは言え、コストは安いほうが嬉しい。という場合 ORi Bike は選択肢として急浮上します。完成度に多少の難はありますが ORi Bike のコストパフォーマンスは優れています。最大の特徴は簡単なフォールディングにあり Youtube で検索すれば沢山の動画で確認できます。お勧めの車両は、リアキャリアが標準装備の Mi8 CITY です。外装9段の M9 URBAN も良いのですが、内装8段の Mi8 CITI と比較するとギア比と変速フィーリングに不満を覚えるかも。現在リアキャリアは長期欠品中ですので、リアキャリアが必要な場合は重要ポイントです。なお M9URBAN のピンクに限り特価で販売されています。スペック的には M10 SUPERLIGHT も魅力的なのですが、販売価格を考慮すると微妙な存在と考えます。リアキャリアが不要であれば、コストパフォーマンスに優れる C8 シリーズがお勧めです。この C8 シリーズは ECO のみが3パターンのカラーを選べ、他のモデルはカラーリングで名称と仕様が若干異なります。ペイントによる大胆なイギリス国旗がデザインされた FLAG と、爽やかなペイントの Angel は、フレームカラーと共通デザインのサドルが装備され、同デザインのサドルバッグも付くので、お得感があります。カラーリングが気に入ればお買い得です。革サドル仕様の C8 CLASSIC はグリップもクラシカルレザーで、小さめですがサドルバッグも付いてきますし、カラーリングもクラシックで素敵ですが販売価格が高いですし、乗車ポジションを考えると革サドルの装備は微妙かもしれません。価格的には C8 CLASSIC と M8 SPORT と M9 URBAN(ピンク)が同価格となり、税込みでも10万円以下で購入できますが、他の C8 シリーズなら購入時に、ショップで最大の弱点であるフロントブレーキをシマノ BR451に換装してもらっても余裕で10万円以下に収まるでしょう。フレームデザインと価格差を考慮して選べば良いと思いでしょう。また「ヤフオク」をチェックしていると、不定期ですが在庫処分の新車が出品されます。現在(2020/12/17)も C8 Angel と M9 URBAN が出品されています。オークションですので落札金額は時の運ですが、私も C8 FLAG を正規に購入するよりは安価に入手する事が出来ました。流石に防犯登録は近所のショップでお願いしましたが、カスタムは全て自分で行っているので自分仕様の完成状態(純正バイクカバー含む)でも10万円以下に余裕で収まっています。今年の定額給付金で「楽しい自転車遊び♪」が出来ました。一般的には、事前に近所のショップや馴染みのショップに持ち込みカスタムの相談をする必要があるかもしれません。個人的には、最低でもフロントブレーキのカスタムが必要(もちろん、そのままでもママチャリや、ルック車よりは効きます)だと考えますが、それでも ORi Bike はコストパフォーマンスに優れた魅力的なフォールディングバイクです。
2020.12.17
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もう晩秋ですね。関東圏も今週末が紅葉の見ごろでしょうか。。。気が付けば自転車はオリバイクにばかり乗っています。近距離の買い物の脚って感じですが小径車独特のトルクフルな走りと少しクセのあるハンドリングが楽しいです。今回はオリバイクのフロントフェンダーを延長してみました。オリバイクの20(406)シリーズとなるARとCRはフェンダーレスですが、16(349)シリーズとなるM8/9/10とC8はフェンダーが標準装備となり、前後フォークの構造部材にもなっていて丈夫で肉厚なアルミ製です。なので、走行時のシッカリとしたフィーリングは20(406)モデルよりも勝ります。そしてフロントフェンダーが構造部材を兼ねているためフロントブレーキキャリパーの付け根で、バッサリ途切れています。という事で、別に雨天走行を意識したわけではないのですが、見た目的に微妙なのでフロントフェンダーを延長してみました。タルタルーガのフェンダー延長で余ったブロンプトンのフェンダーを流用してます。個人的にはパールシルバーがワンポイントで良い雰囲気だと思っています。取付はタイヤとのクリアランスを考慮してタルタルーガの時と同じくリベット留めです。純正フェンダーは見事にキャリパーの付け根で途切れています。フォールディング時には、この部分を支点として前輪がフェンダーごと前に飛び出すのでフロントフォークは二重構造となっています。フォールディング状態から展開する時、フロントクイックを閉め忘れると、走行中にちょっとした振動で前輪がここを支点として前に飛び出しますから注意が必要です。あまり長く延長するとフォールディング時にフレームと干渉します。自己満足ですが、良い感じに仕上がりました。♪次はリアフェンダーを延長しましょうかねぇ。。。
2020.11.19
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今、一番のお気に入り自転車はオリバイクですが、今回はオリバイクの弱点について書いてみます。オリバイクの弱点、それはパーツアッセンブルや各種ワイヤーの取り廻し等、完成度の低さです。その発想とフレームの造りはとても良いのですが、パーツアッセンブルとワイヤーの取り廻しで、大きく性能をスポイルされています。第一にフロントブレーキ。16インチシリーズはプロマックスのブレーキキャリパーが装備されていますが、ブレーキ性能自体が脆弱でブレーキキャリパー交換は必ず行うべきです。選択肢としてはシマノのロングアーチブレーキキャリパー BR-R451 となりますが、ワイヤーの取り回しを考慮するとブロンプトン用のような逆引きタイプが良いかもしれません。20インチシリーズはキャリパーの構造が異なるのでブレーキシューの交換だけで大丈夫です。16インチシリーズも20インチシリーズと同じブレーキキャリパーを使用したほうがワイヤーの取り回しは良好になりますがブレーキの効き自体は BR-R451 の方が良さそうです。リアはミニVブレーキなのでVブレーキに交換してしまうとブレーキフィールが変わってしまいますので注意が必要です。そのままでも特に問題は無いので、交換するとしてもブレーキシューの交換だけにしておくのが無難でしょう。ワイヤーの取り廻しが特殊なのでメンテナンスと走行前のチェックはこまめに行うべきです。第二にリア変速システム。我が家にやって来た C8 FLAG はリアメカが一世代前のSORA(RD-3500) でした。9速のロードモデルです。ですがカセットスプロケットは8速でシフターも8速です。これでスムーズにシフトすると考える方がおかしいですよね。私はリアメカのSORAに合わせて9速とし、シフターを現行SORA(SL-R3000R)とする事でスムーズなシフトを実現しましたと言いたかったのですが、アウターの取り廻しも変更しています。標準状態のアウターの取り廻しではインナーワイヤーの長さが足りないので、ロングタイプのインナーワイヤーが必要となるのです。という事でフォールディング時に無理な負荷が掛からない範囲でスムーズなシフトを実現するラインに変更しています。このフロントブレーキの効きの悪さと、リア変速システムのフィーリングの悪さでオリバイクシリーズはは大いに損をしていると思います。オリバイクを手に入れる場合、上記2点を自分で改善できるスキルを持っているか、信頼できるスキルを持ったショップで改善してもらう事で、ブロンプトンやBD-1(Birdy)に勝るとも劣らない素晴らしいフォールディングバイクになります。
2020.11.02
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今日も暑いですねぇ。という事で在宅勤務なのを良い事に仕事もせずに涼しくなり始めた夕方からブログを書いております。昼間はエアコンが効かないくらい暑い中、汗かきながら作業をしておりました。もちろん仕事もします。もう少し涼しくなる夜から。汗 作業内容は昼過ぎに到着したオリバイクの輪行用リアホイールの取り付けです。この厚みならペダリングの邪魔になりません。基本ブロンプトン用ですが良い塩梅に取付できました。ですが上記画像のように車軸が貫通する様になった事で、インスタントリバウンドキャッチの操作がとても不便になってしまいました。という事で、穴あけ加工して紐を通しました。これでスムーズに操作出来ます。始めは普通にストラップのようにしたのですが、展開時に噛み込んでしまうので上記のような対策をしました。おかげで変わらずワンタッチでの展開が出来ます。もちろん安定感も抜群です。聞いた事の無い安価なホイールですがベアリングも入っていてクルクル回ります。以前はブロンプトン純正の中古ホイールでしたから、ルックスも良くなりました。細身で安価なホイールですので耐久性はこれから試すって感じですね。前側は約タイヤひとつ分ほど出して向きを後側に合わせてます。ホイールは純正流用でスペース的に片持ちとしました。自分用なので簡単に作ってます。純正の後ホイールも同じ品物なので予備があと二つあります。砂利道や段差には弱いですが、基本は駅構内なので無問題。路面とのクリアランスは一般的な舗装路なら必要にして充分で「お座りスタイル」での押し歩きも可能です。もちろん自作アンダーカバーを付けた輪行状態で快適に転がせます。自作アンダーカバーは地面と擦れたりするでしょうから、ある意味では消耗品扱いですかね。ウチでのオリバイクのポジションは簡単なお買い物、お散歩、気軽な輪行って感じなのでペダルは折畳みの純正を継続使用します。このペダルがダメになったとしても三ヶ島の FD-7(折畳み)に換えるつもりです。お手軽輪行車なので、今のところ他の手持ち車両のように着脱式ペダルに変更する予定はありません。という事で、輪行も視野に入れた自分仕様のオリバイク、一応の完成です。
2020.08.11
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今日も暑かったですねぇ。って事で、アイス抹茶ラテを作ってみました♪基本は珈琲党なのですが、たまには気分を変えてみようかなと。夏だし。wさて、フォールディング時にブロンプトン並(ブロンプトンより少し大きいけどバーディよりは小さい)にコンパクトになるオリバイクは現在のお気に入り自転車なので、輪行についても真面目に考えてみる事にしました。ウチにはフォールディングバイクが3台あって、どれもがフォールディング時に転がして歩ける仕様になっています。しかしながらJRの規則に適合しているのは Tartaruga Type SPORT のみで DAHON Horize も ORi C8 FLAG も輪行袋の底の部分がカバーされていないのでJRの規則に適合しません。まぁ ORi C8 シリーズでもキャリングバッグやトラベルバッグならJRの規則に適合するのですがキャリングバッグは転がして歩けないしバッグ側にキャスターの付いたトラベルバッグは大きすぎます。もちろん、私が購入したのは安価で売れ筋なバイクカバーでして、コレは上から被せてバタつかない様にゴムで絞るだけの簡単なモノです。だからこそ転がして歩けるのですが、底の部分を上手にカバーしないとJRの規則に適合しません。という事で DAHON Horize でも検討している、底の部分のカバーを裁縫して造る事にしました。構想はグリーンサイクルステーションさんのオリジナル商品「マルチアンダーカバー」のパクリで、それにホイール部分が抜ける穴を開けた感じを考えています。まぁ、グリーンサイクルステーションさんの「マルチアンダーカバー」を買って加工しても良かったのですが、今回は自作してみました。メインの材料はダイソーで買った¥150-の手提げバッグです。コレを分解して、ゴム紐やら何やら足して出来上がったのがコレ。んで、こんな感じでセットして、、、上からバイクカバーを被せれば出来上がり♪綺麗にカバーできました。これでJR輪行もOK♪ブロンプトン用パーツの流用でバランスも良好♪3輪でも非常に快適です♪イージーホイールエクステンダーって名前らしいですが、ブロンプトン用なのでカラー作ったりして取付は大変でした。まぁ、おかげでとても安定して気持ち良く転がせます。現行のブロンプトン純正ホイールは厚みがあって靴に当たったりするので、厚みの無いホイールを注文中です。ショルダーストラップも準備しました。底カバーもショルダーストラップも全部元のケースに収まり、そのままサドルバッグへ。サドルバッグにはワイヤー錠も入ってます。転がして歩く時はショルダーストラップを持って引っ張る感じで、2輪の方が前側で方向変換はサドル後部カバーの上から掴んで持ち上げます。前輪に付いているホイールが小さいので段差には注意が必要ですし、輪行袋への収納は底部分が増えた分だけ手間が掛かりますが、駅構内やホームで転がして歩けるのは楽です。何よりオリバイク独自のインスタントリバウンドキャッチがお手軽で折畳むのが楽しくて、まさに折り紙のように「折りバイク」って感じです。という事でオリバイクの輪行準備が整いました。でも、今はコロナ過で他府県に行けないんですよねぇ。orz
2020.08.09
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東京は8月に入ると同時に梅雨明けしました。ちょっと雲は大目ですが、青空を見るのは久しぶりな気がします。セミの声も元気になったように思います。そして最近のお気に入りは、先日セットアップが完了した ORi Bike C8 Flag です。新たにセットした 56T のチェーンリングは快適でアベレージスピードも上がって、低いケイデンスで気持ち良く走ります。純正のギア比ではママチャリより遅いくらいでしたが、ママチャリより確実に速くなりました。16インチタイヤ+175mmのクランクは加速が良く、快適にシフトチェンジできるようになった事との相乗効果でスイスイ走るようになったのです。思えば DAHON Horize の時には 52T から 50T へチェーンリングを小さくしているので対照的では在ります。まぁ DAHON は、どのグレードでも標準状態での完成度が高いので、この辺りは好みです。もしC8シリーズのオリバイクを入手してRディレラーにSORAが付いていたら、フロント 56T チェーンリングと9Sスプロケット、シフターを納車前に組んで貰い9s化する事をお勧めします。走りがガラッと変わって、剛性の高いアルミフレームのメリットを生かした快適な走りを手に入れる事が出来ます。フレームは硬いですが太目の純正タイヤのおかげで乗り心地も良好です。もし、ノーマルのまま使うのなら、お勧めはギア比的にM10かMi8ですかね。やはり街乗りではスタンドが有効です。街中での駐輪は駐輪場に停める事も多く、そんな時にスタンドが在ると重宝します。輪行時は軽量化も考慮してスタンド無しの方が楽ですが、街乗り中心だと必需品かもしれません。また、前輪を保持するタイプの狭い駐輪場ではハンドルやペダルが折畳めるのも出し入れが簡単で助かります。もちろん、ブロンプトンスタイルの駐輪もケースバイケースで利用します。まぁ、割合で言えば9対1でスタンドを利用しますが、置き場所に困るような時にはブロンプトンスタイルの駐輪も便利です。ブロンプトンスタイルでは、タイヤはこの向きが安定します。我が家でオリバイクはフォールディングして室内保管しているのですが、収納時のコンパクトさ故に出し入れが簡単で出番が多くなるのかもしれません。フォールディング時の「美しさ」ではブロンプトンに及びませんが、フォールディングの速さ、簡単さではオリバイクに軍配が上がります。クリックフィックス用アダプターも付けたのですが。。。クリックフィックスのバッグは手持ちでは「アレグラ」が一番大きく、また、バスケット類は位置的にセットできないので、街乗りでは普通のトートバッグを「イルキャッチ」風にセットして使う事が多いです。特徴的なステム周りの形状を有効活用できるし、着脱も簡単なこのスタイルがお気に入りです。小学生の頃、初めて買ってもらった自転車が16インチだった事も関係しているのかもしれませんが、私とオリバイクとの相性は予想以上に良好でした。今は転がして歩く輪行を目指して輪行袋の加工を検討中です。イギリス国旗をモチーフにしたプリントが施された塗装は、まるでドンキホーテで売ってる鉄フレームのルック車のようなジャンクテイストに溢れ、逆に街乗りで使い易いです。笑
2020.08.02
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私がC8FLAG を街乗り自転車として使ってみて感じたのは 「楽しいけど、もう少し重いギアがあっても良いかなぁ」 という事です。この四連休は東京都民は外出規制で他府県に遊びに行けないし、パーツも先日揃ったので、小径車の特色を伸ばす方向でドライブトレインを変更する事にしました。因みにパーツを集め始めたのは、購入直後の5月中頃、全て揃ったのは 6/4 に注文したシフトレバーが手元に来た 7/12 でした。他のパーツは早めに揃っていたのですが、ロードコンポのフラットバー用シフトレバーは、やはりイレギュラーなのでしょう。始めに ORi のギアテーブルについて簡単に説明します。まずC8シリーズとM8SPORTは同じスペックで、リアは 11-26T の 8s、フロントが 48T のシングルです。8sなので9sや10sに変更するのは簡単で、今回は9sにする予定です。 M9URBAN は 11-26T とギアレシオは同じまま9sになり、フロントが 52T になります。このギアテーブルは URBAN の名に相応しく街乗りで使い易いギアテーブルだと思います。そしてM10SUPERLIGHT になると 11-26T から 11-28T の10sと若干ワイドレシオになり、フロントはオプション設定されている 56T になります。クランク長は全車共通で 170mm です。このギアレシオなら条件が良ければ速度を上げる事も可能ですが、ロー側が辛くなるので坂道の多い日本だとちょっと辛いかもしれません。唯一の内装変速であるMi8CITY が一番ワイドレシオですし、フロントチェーンリングを自分の走りに合わせて変更するだけで済むのでベストな選択かもしれません。上記のような事を考えながら今回のパーツを選んでみました。始めに、私(身長180cm、股下84cm)とC8FLAG の組み合わせだと、乗車ポジションとその特徴的なハンドル周りの影響でケイデンスを上げて走るのが難しい車体でした。あと立ち漕ぎ、いわゆるダンシングはハンドル周りに必要以上に負荷が掛かるので難しいですし、メリットも感じられません。という事でクランクの長さは、最も長い175mmを選択しました。BBハイトも高くホイールベースも長く、コーナリングを意識する車両でもないので175mmで無問題。スタイル的に4アームのクランクは似合わないので、5アームのクランク。大きめのチェーンリングを使用するのでコンパクトクランクではなく PCD130 のクランクが良いです。ところが PCD130mm で5アームのクランクは、ホローテックⅡだと既に中古しか選択肢が残されていません。結果として状態の良い品物が少なくなっているし価格も高くなってきました。前々回の DAHON Horize の時には状態の良い105(FC-5600)が簡単に見つかったのですが、前回の Tartaruga の時には既に 175mmが見つからなかったので172.5mmの ULTEGRA(FC-6600)を選びました。今は硬いフレームでケイデンスを上げる事が可能な Horize に 172.5mm クランクをセットし、前後サスペンション装備の TYPE Sport に 175mm クランクをセットしています。色々と物色し、今回のクランクは FSA GOSSAMER 175mm(MEGA-EXO)にしました。幸い FSA の5アームクランクは当時の完成車から外された品物が、まだデッドストックとして残ってるらしく PCD130 でクランク長 175mm のデッドストックを入手出来ました。今回は新車だし、デッドストックとは言え新品クランクが手に入って嬉しいです。参考までに FSA 社は台湾の大手パーツメーカーで、カーボンクランクを始めて量産した会社でもあり、当時の SL-K はシマノ互換のカーボンクランクとして人気でした。また Cannondale の BB30 クランクも FSA が作っています。この BB30 は、使い始めるとカチカチと音鳴りする(実用上の問題は無い)ようになり、日本では BB30 は人気が出ませんでした。ですが、この BB30 システムとホローテックⅡがBB多様化時代の先駆けとなりました。今回入手した GOSSAMER は、当時の105セットを搭載した完成車ロードが、コストカットの為に採用していたパーツで、多くの完成車ロードに FSA GOSSAMER クランクと Tektro や PROMAX のブレーキが採用されていましたが、上記のようなイメージ先行で購入時に交換されてしまったり、ショップオリジナルと称して交換されてしまう代表的なパーツでした。105は中空クランクのホローテックⅡですが GOSSAMER は中空クランクではないので、シマノなら Tiagra か SORA グレードでしょうか。シマノの Tiagra や SORA は独特な色合いのアルマイトカラーなのに対して GOSSMER はシンプルなブラック/シルバーだったので採用するメーカーが多かったのでしょう。確かに変速性能はシマノの圧勝ですが、フロントシングルでの運用なら、5アームでPCD130の GOSSMER は大径チェーンリングの選択肢が多く、ルックスも比較的クラシック寄りで、小径車には使い易いクランクだと思います。探せばシルバーが有るもの高ポイントでしょう。現在、シマノは4アームが標準で GOSSAMER 自体も BB30 や BB386 等の仕様が増えています。今後、5アームクランクのスクエアBB仕様をホーローテックⅡ仕様に変更する場合、5アームは探すのが大変になるでしょうね。困った事です。 当然ですが、安価な GOSSAMER でも性能的にスクエアBB仕様を軽々と凌駕します。小径車、フォールディングバイクの換装クランクとして良い選択肢だと思います。もちろん105(FC-5600/5700)には劣りますが GOSSAMER はデザイン的にも無難な選択肢だし、何よりデッドストックで綺麗なのが嬉しいです。BBは Tartaruga Type SPORT から外した SHIMANO BBR-60 を流用しました。FSA クランクが敬遠されるもう一つの理由がBB規格 MEGA-EXO であり、ホローテックⅡのように簡単な互換性は無くて、かなり細分化されていますし防水性能も劣ります。その上、店頭での入手が困難で自己責任でのネット購入が基本だったりします。幸い今回の GOSSAMER(CK-6020)はシャフト径24mmで、各部寸法的にホローテックⅡのBBが流用可能です。しかし、シマノはマイナス交差でFSAがプラス交差らしく、流用は可能なのですが加工が必要となる場合も有るので完全に互換性があるとは言えません。それでも安価で入手の容易なホローテックⅡのBBが使えるのは助かりました。チェーンリングは Litepro 56T(チェーンガード一体型)を入手。C8標準は 48T なのでチェーンガードの流用が出来ません。チェーンガード一体型は、チェーンガードを別に購入しなくても済むので、コスト的にも軽量化的にも助かります。街中でのチョイ乗りだけなら 48T のままでも不満は無いのですが、ちょっとした下り勾配でもギアが足りないと感じますしC8FLAG は重めのギアでノンビリ走るのが似合うと思うのです。ORi 純正のチェーンリングはM9が 52T で M10 だと 56T になります。そして 56T は純正オプションにも設定されていますから、175mmのクランク長でローケイデンス仕様ならC8に 56T は良い選択だったと思います。独自のチェーンデバイスとの兼ね合いで 56T 以上は難しい。ORiバイクのオリは折り紙の「折り」が由来で、チェーンもこのように折畳まれます。そしてこのデバイスのおかげでフォールディング状態から展開してもチェーンの脱落は皆無なのです。そしてこのチェーンデバイスを生かすなら、フロントチェーンリングは 56T が上限となります。今回はチェーンガード一体型のチェーンリングなので多少の余裕が感じられますが、単体のチェーンガードなら本当にギリギリになると思います。今回、リアディレラーは純正の SORA(RD-3500-SS)を継続使用します。 リアは、元から付いている SORA(RD-3500-SS)が、ロー側で最大 32T まで対応した 9s 仕様なので そのまま使用する事にしました。理由は簡単で、小径車特有の問題(テンションプーリーが地面に接触する可能性が高い)としてGSタイプやMTB用のRDは使用できないのです。前回の DAHON Horize で使用した Zee ならMTB用スプロケットで 10s の運用が可能ですが、例えばロード用の 105 はロー側で 28T までしか対応していません。そう考えると 9s ながらロー 32T に対応した SORA もまた小径車用のRDとして良い選択だと判断しました。ですが、そのままと言うのもつまらないのでガイドプーリーとテンションプーリーをフレームにプリントされたユニオンジャック風に赤と青にしてみました。スプロケットは SORA グレード CS-HG50-9 11-30T(9s)をセット。スプロケットはギアレシオを考慮して CS-HG50-9 から一番ワイドな 11-30T をセレクト。コレはフロントを 56T にしたからバランスをとる為でM10SUPERLIGHT は、リアディレラーが105(RD-5700)でワイドなスプロケットが使えないので 11-28T なのです。9sでの 11-30T ですが、フロントが 56T の小径車だし、今時の仕様と照らし合わせればワイドレシオとはいえません。カセットスプロケットについてはMTB用の 11-32T(9s)を使用する事も考えたのですが、チェーンの長さに不安が有るのと、シフトフィールを最優先としました。参考までに純正ではサンレースのスプロケットとTMCのチェーンが使われていました。シフターも SORA ですが、新型の SL-R3000-R です。オリバイクのC8シリーズは、シマノのロード用リアディレラー(SORA)にMTB用シフターを使用しているので綺麗に変速しないのです。シフトワイヤーの取り回しも微妙ではありますが、変速性能を向上したかったので、今回は素直にメーカー推奨の組み合わせとしました。我が家に来た C8 FLAG は、リアディレラーが 9s の SORA でカセットスプロケットはスラムの 8s を組み合わせており、シフターはMTBラインの下位グレードなしでした。今回はチェーンもシマノの CN-HG93 で、シフターの型番こそ異なりますが、それは SORA の 3500 ラインが販売終了しており流通在庫も無かったので後継の R3000 シリーズとしたからです。もちろんメーカー推奨の組み合わせです。長さは一番長い 118L を選んでいますが丁度でした。シフター付属のワイヤーでは長さが足りません。シフター付属のワイヤーで長さが足りないのは初めてです。オリジナルのワイヤールーティングを維持する場合、シフトワイヤーも長めのモノが必要になりますね。今回は付属ワイヤーで足りるように、かつ、変速性能最優先でシフトワイヤーのルーティングを変更しました。ついでにアウターのカラーリングも変更しています。可能な限りベストな組み合わせでキッチリ調整して気持ち良いフィーリングを出しました。シマノは低グレードでもフィーリングが良いので純正とは比べ物にならないほど気持ち良くシフトします。まぁ、言っても SORA なので我が家では最低グレードなんですが、やはり新しい分だけ良い仕事をしますね。上記のプランでは、RディレラーのSORAを有効活用し、ワイドレシオ化と9s化を実現していますが、16インチの小径車でクロスレシオを意識しても意味がないのです。理由は一般的なホイールとのタイヤ周長比で大きな差異を成さないからで、同様の理由で10sや 11s もオーバースペックと判断しました。上位モデルの M10 は 11-28T の 10s ですから、今回はロー側に2T余裕を持たせた事になります。私が 9s に固執したもう一つの理由が、ロードコンポの 10s ナローケージで 11-30T や 11-32T が使用できないという事です。オリジナルC8のロー側のギア比を確保する為に9sの SORA が丁度良かったのでした。更にワイドな 11-32T だとスプロケットにMTB用を使わなくてはなりません。ホイールを交換して11s仕様にすれば、ロードコンポで 11-32T が使えますが、そこまでコストをかける気はありません。それにフロント 56T でリアが 11-32T だとチェーンの長さも心配ですし。ギアの段数自体は 8s から 9s へと1段増やしただけですが、ギアテーブルは低ケイデンスで速度が稼げる重いようにトップ側を2枚追加し、スプロケットのワイド化で、ロー側も純正と同等のギア比を確保した感じのギアテーブルになっています。11-26T 8sから 11-30T 9sの大きなスプロケットに変更しチェーンリングも 48T から 56T へと変更していますが、重量は純正クランクとBBがそれぞれ810gと342gで今回のクランクとBBは760gと77gでした。スプロケットは11-26T 8s が 264g で 11-30T 9s が 320g でしたからトータルで259gの軽量化ですかね。実際にはチェーンも長くなっているので250g前後でしょうか。車両の実測重量は11.34kgでした。カタログスペックがペダルを除いて10.7kgですから差し引きゼロって感じですかね。スタンドとかクリックフィっクスのアダプターとかライト等の保安部品とか、色々足してますから一応、車両の基本重量は若干の軽量化が出来てると思います。これで C8 FLAG の自分仕様は一応の完成です。後は輪行袋とか、使いながら不具合が有れば変更していく感じになると思いますです。
2020.07.24
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昨日、やってしまいました。フロントのクイックを閉め忘れて走り出してしまったのです。幸い裏道でのUターン時に前輪が外れたので事無きを得ましたが、危ないところでした。毎回、折畳んで室内保管しているので、乗車時には充分に注意したいと思います。オリバイクに乗っている人は気をつけましょう。
2020.06.26
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ネットオークションで安価にて入手した、私の ORi bike C8 FLAG ですが、今回は ORi bike 全般について正規に購入するつもりで考えてみました。価格改定によって大幅に値下がりした事で全般的に魅力度は高くなったと思いますし、フォールディングバイクの選択肢として「アリ」になったと思います。フォールディングバイクの Ori bike はホイールサイズが20インチと16インチの2種類あります。20インチはカーボンフレームと同形状のアルミフレームですが、現在では非常に出来の良いカーボンフレームの CALRACLE-COZ が圧倒的な性能を誇るので選択肢となりません。同形状のアルミフレームの AR9 はコストパフォーマンスが高く、有力な選択枝ですが、フロントフォークの構造的に走りを意識した20インチは、あえて選択する意味が少ないと考えます。逆に16インチモデルは全てのモデルにそれぞれ特徴があり魅力的です。●完成度の高い M10 SuperLight、●リアキャリアが標準装備される M9 Urban、●リアキャリア装備で内装8段変速の Mi8 City、●スタンダードモデルの M8 Sport、ここまでが新しいフレーム形状で、仕様の異なる上記4モデルはどれも魅力的です。以下は従来からあるフレームモデルで主な違いはカラーリングだけです。●イギリス国旗のペイントが映える C8 Flag、●チェレステに似たカラーペイントの C8 Angel、●革サドルとサドルバッグを装備したアルマイトカラーの C8 Classic、●スタンダードなアルマイトカラーの C8 ECO、カラフルなカラーリングとクラシックなスタイルの C8 シリーズは全て魅力的ですが、革サドルを装備した C8 Classic だけ\10,000- 高くなっています。お勧めなのは、在庫限りですが M9 Urban のパールピンク(塗装)と Classic 以外の C8 シリーズです。旧 Birdy 同様ハンドリングには多少クセが有りますが Bridy よりコンパクトになりますし、リアキャリア無しで「お座り」しますし、サスペンションが無いからこそ走りも良いです。何より、ブロンプトンやバーディの半額程度で購入出来るのに、性能的には限りなく近いレベルを持っていると考えれば、素晴らしくコストパフォーマンスの高いフォールディングバイクだと思います。
2020.06.08
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個人的に ORi bike の純正オプションである、リアキャリアとコミューターバッグの組み合わせには非常に魅力を感じます。ですが、残念ながらコミューターバッグは長期欠品中ですし、リアキャリアを追加して車両重量を増やしたくないのが正直な気持ちです。という事で ORi bike のもうひとつの個性である、フロント周りを生かした積載を考えたいです。始めに実行したのは、手持ちのトートバッグを生かした積載でした。左上:ステムの上にバッグが来るので、バランスがとても良いのです。右上:乗車したままでの荷物の出し入れも容易です。左下:取付は「百均」で購入したフックを加工したモノ。右下:予想通り、ハンドリングに与える影響は皆無でした。この方式は、最新のフォールディングバイクである「イルカ」のイルキャッチ(iruCatch)からアイデアを頂きました。近所のちょっとした買い物でとても便利に活用しています。着脱も簡単で、外したフックはトートバッグに入れておけば邪魔になりません。もうこれで完結でも良かったのですが、手持ちのクリックフィックス対応バッグも使えるようにしたいと考えました。せっかく何種類も持っていますしね。という事でリクセンカウルのキャディー(KR851)を入手、独特の構造を活かすため前後逆向きに取り付けました。上:オールラウンダーミニ 下;アレグラアダプターの取付位置は、あまり大きなバッグをセットするつもりも無いので、既に廃盤のようですがオールラウンダーミニを基準にし、アレグラがギリギリ取り付けられる位置としました。手持ちのショッパーコンフォートミニは高さがネックで取付できないしニューワイヤバスケットは奥行きが有りすぎてペダリングに支障をきたしそうなので、取付を諦めました。まぁ、そういう用途は初めから考えていませんしね。右下のミニバスケットは走行中に中身が飛び出しそうなので使いません。右下以外は Cannondale のクリックフィックス対応バッグです。この取り付け位置のメリットは乗車中の荷物の出し易さですね。一番似合うのは「オールラウンダーミニ」ですかね。最小限の荷物だけ持っての、輪行を視野に入れた「ゆるポタ」がこの自転車の目指すポジションです。近所のちょっとしたお買い物はトートバッグで済みますしね。
2020.06.06
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イギリス発祥の ORi bike は、同じくイギリス産の BROMPTON 同様「お座り」モードとフォールディング時に転がせる「お散歩」モードがあるのですが、タイヤサイズの問題なのか、バランスも悪いし綺麗に転がってくれません。という事で、キャスター周辺部の微調整をして、綺麗に転がせるようにしてみました。まずは乗車できる自転車モード。スタンド付けたので、街中ではこの状態で停める事が多いです。普通の姿なので悪目立ちもしませんし、スタンド付けて正解でした。続いて「お座り」モード以前にも書きましたが、ブロンプトンの純正ローラーに交換した事で「お座り」モードの安定性は格段に向上しました。停車場所を節約できるので、この状態て停車する事も少なくないです。フォールディングモードキャスター3輪で完全に自立しているのでコロコロ転がりますし安定性も向上しました。ですが、実際の輪行時には輪行袋にすっぽり収まるので無意味といえば無意味なんですけどね。。。こんな感じで「タイヤ」は浮いています。ブロンプトン純正ローラーの流用で「幅」を確保しています。キャスターの間隔はもう少し広くても良いのですが、走行時の事を考えると難しいです。画像では判りにくいですが、アウターワイヤーはギリギリセーフです。純正キャスターを流用してステーを自作しました。キャスターの向きも進行方向に合わせてあります。L型部材で強度を確保し、進行方向に合わせる為に捻った事で、キャスターと部材が接触する部分はルーターで削って逃がしてあります。本体は無加工なので元に戻す事もできます。気持ち良くコロコロ転がります。一応、荷重バランスを考えたキャスター3輪で接地しますので安定感も良く、サドルを持っての「お散歩」モードは実に快適に仕上がりました。現在はJRにおいて「ラッピングタイプ」の輪行袋は使用出来ません(私鉄各社は基本的にJRに準じています)から「お散歩」モードでの輪行は出来ないので、あくまで自己満足ですが、これで基本設計どおりになったかなと思います。まぁ、本家 BROMPTON と異なりキャスター3輪での接地ですから、純正のラッピング型輪行袋を上手に加工すれば輪行可能かもしれません。試しに純正の輪行袋を買ってみましょうか。。。という事で、輪行時の利便性が向上するかもしれないフロントキャスター加工のお話でした。
2020.06.06
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我が家にやって来た ORi bike C8 FLAG ですが、比較的安価なフォールディングバイクゆえ、部品交換したい箇所が何箇所か存在します。とりあえず、早急に何とかしたい部品を入手、交換したので、改めてお散歩してみました。まず、現行の ORi bike は基本的に前がロングアーチのキャリパーブレーキ、後ろがミニVブレーキと特殊な構成になっています。当初はリアもロングアーチのキャリパーブレーキだったのですが、完成車用の安価なパーツでは絶対的なストッピングパワーが確保出来なかったのでしょう、途中からミニVブレーキに変更されました。フロントは、その構造上変更できなかったのでしょう。これは ORi bike シリーズの特徴ですかね。フロントブレーキですが、その構造上リア用の BR-451 を使います。ママチャリと一緒にノンビリ走るだけなら、なんとか合格点を出せますが、少し速度を上げたり、下り坂だったりすると、前後ブレーキとも役不足なので、取り急ぎフロントをシマノの BR-R451 に交換しました。今回はブレーキシューはそのまま使っています。まだ、物足りない気がしますが危険を感じるレベルは脱しました。リアもブレーキシューが嫌な音を出し始めたので、あまりリムを攻撃する前に、シューだけ交換するか普通のVブレーキに換装予定です。幸い、純正ブレーキレバーは、カムでVブレーキとキャリパーを切り替えられるので、そのまま前後で混在させても大丈夫です。フロントのロングアーチキャリパーブレーキは上位に BR-R650 が存在しますが、対応タイヤサイズがカタログスペックだと28までで BR-R451 なら32まで対応していますからメンテナンスの事を考えれば選択肢は BR-R451 の1択です。この辺りが BR-650 が生産完了になった理由なのでしょう。シマノには太いタイヤに対応した次期モデルの登場を希望します。そもそも C8 FLAG はそれほど速度を出す車両でもないですし、ママチャリからの乗換えなら、純正のままでも充分に我慢できるレベルは確保されています。ブレーキに求める性能も人それぞれという事で、個人的にはスピードコントロール能力とある程度のストッピングパワーが欲しいです。グリップを交換しました。グリップは直に触れる部分(この自転車に乗る時にサイクルグローブはしません)ですし、乗車時に目につく部分なので、サクッと交換しました。銘柄は気にせず、見た目と握り心地の良さそうで安価な物を選んでいます。純正は素手で握るにはちょっと厳しいグリップでした。ブロンプトンの純正ローラー付けました。この手のフォールディングバイクの特徴である「お座り」のバランスが微妙だったので、ブロンプトンの純正ローラーを取り付けました。これで「お座り」のバランスは格段に向上しました。とは言え、この「お座り」状態は結構目立つのですよね。。。なので「普通」に止まれるように、、、スタンド付けました。純正スタンドに、特に不満は無いのですが、使えそうなジャンクスタンドを見つけたので入手。綺麗に洗浄、注油、し、現物合わせで加工して取り付け。普通にショップで購入していたら、純正スタンドを同時購入していたでしょうが、特に純正への拘りも無いので、今回は流用しました。一応、純正同様にホイールのクイックとオプション用の空ダボの2点止めとしています。スマホホルダーは、手持ちの QUAD LOCK を他車から外して付けました。何度も着脱しているとゴムが弱くなってくるので、同じパーツを追加購入しなくては。このミニトートバッグは「イルカ」方式で、ぶら下げています。最新のフォールディングバイク「イルカ」のHPをみるとアクセサリーにキャリアとして iruCatch と言うのがあります。コレの真似をして着脱式のボトルケージにバッグのもち手を引っ掛けて手前にまわしているのです。持ち手が長めのトートバッグならコレでイケます。独特な形状の ORi のフロントは、この方法で荷物がステム上に来るので具合が良いです。純正バッグには輪行袋の「ちび輪バッグ」とワイヤー錠が入っていますし、日帰り輪行ポタリングなら対応できる状態になりました。最低限の改善をした事で、だいぶ具合が良いです。私が一番初めに乗った自転車が16インチの折畳み自転車だったので、何だか懐かしい、妙に馴染んだ乗り心地で良い感じ。今は木造アパートの2階で一人暮らしなのに、自転車が5台もあり、すべて室内保管ですからコンパクトに折畳める C8 FLAG の出番は予想以上に増えるかも。16インチや14インチの自転車に乗った事のある方なら理解できると思いますが、出足が良いのでチョイ乗りに適正があるというか、速度は出ないのですが楽しいです。
2020.05.18
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本日は天気が良かったので運動不足解消の為 ORi bike C8 FLAG で30kmほど走ってみました。まぁ、サイクリー世田谷店とバイチャリ世田谷店にお買い物だったので、試乗もかねて C8 FLAG に出動して貰ったという事です。スマホのナビを徒歩モードにして、住宅街に裏道、街道では歩道をノンビリ流したので、時速10-15km程度ですかね。途中で買い物したりしたので4時間ほどは走ったと思います。走り出す前にシフトの再調整をしたのですが、中々、決まりません。ワイヤーの取り回しが複雑だし、アウターもジャグワイヤーですから交換しないとスパッとは決まらないですね。まず、街道筋の歩道の段差については M 9 urban の試乗時にも感じたのですが、速度が遅いので意外と大丈夫です。逆に車道を走ると僅かな下り勾配ですぐにケイデンスが上がってしまうので具合が悪いです。サドルとBBの位置関係からもケイデンスを上げて走るタイプではありませんから。標準はフロント48Tですが 50-54T ぐらいで良いかもしれません。クランク交換時に検討しましょう。また、BBなのかクランクなのかペダルなのか不明ですが、トルクを掛け過ぎると時々ペダルが逃げるような感触が有りました。まぁ、体重オーバーだからかもしれませんし、ノンビリと走る分には大丈夫です。それでも、クランク一式とペダルは交換しますけど。 リアブレーキはミニVでも、一応はVブレーキなので、強く握ればタイヤをロックさせる事が出来ますけど感触は良くないです。リアブレーキは及第点ですかね。フロントブレーキはダメです。現在の体重では危険なレベル。早急に交換します。タイヤは乗り心地良いですが、意外と減りが早いかな。センター付近のヒゲが綺麗になくなりました。その分グリップ良いですし、このタイヤは悪くないです。帰りにちょっと休憩しました。標準キャスターでは、いまひとつ安定しません。今回は C8 FLAG 用の小物を色々と手に入れたので、この状態はコレが最後です。次回からはさっそく、気に入らない部品や足りない部品を追加、交換していきます。
2020.05.18
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早速、ヤフオクで入手したOri bike C8 FLAG がやって来ました。いやぁ、久しぶりの新車で嬉しい。気分はお子様状態です。ユニオンフラッグのプリント印刷が、安い自転車っぽくて個人的にはとても好ましい。イメージはブリティッシュロックというよりブリティッシュパンクって感じです。左上:梱包は、ほぼ二重梱包と言えるほど厳重で非常にシッカリしていました。右上:中には ORi bike の箱。左下:箱から出しました。右下:各部調整も完璧になされており、実に信頼できる出品者様でした。付属品は折畳みペダル、サドルバッグ、チェーンステーガード、チェーンジャムプロテクター、ベル、何故かリフレクターが付いて無かったのが少し残念。書類関係は、販売証明が輸入元の金沢輪業さんの物で、金沢輪業さんの日本語マニュアルも付属する安心の正規輸入品です。ペダルやフロントフォークの操作に付いては簡単な英文マニュアルも付属しました。それに C8 FLAG は 2019年モデルですから ORi では最新モデルです。早速、各部のチェックをしていきます。一番の特徴はフロント周りで、日本の「折り紙」からイメージした ORi bike の象徴だと思います。フロントホールのクイックが独特の形状をしており、クイックを操作してもアウターフォークからインナーフォークが外れるだけなのでフロントホイールの着脱には少し手間が掛かります。ハンドル周りは、600mm幅のライザーバーで、シマノ8sラピッドシフターが付いてます。ブレーキレバーは、一般的なレバー比の切替が出来ないタイプです。あと保安部品のベルが付いてます。ハンドルグリップがミスマッチな安物なのですぐに交換しなければ。ステムは上限まで伸ばしており、ステムトップには英語で「走る前にフロントのクイックを確認しろ」って書いてあります。ハンドルポストの折畳みは「インスタント・リバウンド・キャッチ」を採用しておりコレも ORi bike の特徴で、ワンタッチです。とりあえず、ボトルケージとライトを付けました。フロントブレーキは PROMAX のロングアーチで、ママチャリだと思えば不足の無い充分な効きです。以前試乗したフルカーボンモデルよりバランスが良いです。現行モデルではブレーキを取り付けるインナーフォークの強度に不安は無さそうなので、一番初めに交換するのはフロントブレーキキャリパーですかね。この状態だと下り坂で少し不安ですから。サドルはソフトな乗り心地で「ゆるポタ」向き。フレームカラーに合わせた刺し色が入ってます。同梱されていたサドルバッグに「ORi」のロゴが入ってますが、フレームはヘッドチューブにエンブレムがあるだけでサイドは C8 FLAG のロゴのみ。メインフレームの塗装は可も無く不可もなく普通かな。BB周りでは折畳み時に活躍するチェーンテンショナーが特徴で、おかげで折畳み時のチェーン外れは皆無です。嬉しい誤算だったのはFD用のダボが既に溶接されている事。個人的にフロントW化の予定は無いですが C8 FLAG でもオプションのフロントW化キットが使えます。BBもグリップ同様で見るからに「安物」で、残念ですが「ホローテックⅡ」に変えますから気にしません。クランクは 170mm PCD130mm 5PIN 48T で、チェーンガード付。折畳みペダルもゴリゴリだし、クランクとペダルは「ホローテックⅡ」にサクッと交換したいです。リアはアルミの特長を生かした形状で、シートステー基部に「インスタント・リバウンド・キャッチ」があり、バックフォークの信頼性とフォールディングの容易さを両立しています。その近くにはブロンプトンのようなキャスターが付いていてブロンプトンのように「お座り」するのですが、タイヤ幅が狭いので早速「小変更」しました。この部分については、ホイールの大型化、適切な取付位置、またはリアキャリアの導入もあわせて考えてみます。チェーンステーに初めからチェーンガードが付いているのは必然で、コレが無いと、フォールディング時の構造上、あっという間にチェーンステーがガビガビになるでしょう。左上:輪行袋は純正サドルバッグに入れました。右上:リアキャリアが無くても「お座り」します。左下:ブロンプトンより少し大きいけど、バーディより小さく、ウチでは一番小さいです。右下:「ちび輪」バッグに超余裕で入りました。 まぁ Tartaruga Type SPORT もフルフォールディングなら余裕で入りますけど。リアブレーキはノーブランドのミニVブレーキです。フロントよりは効きますが、とりあえずブレーキシューを早めに交換したいです。RDはシマノ SORA(RD-3500)なので、スプロケットとシフターとチェーンを交換すれば9sになります。何だか、少し得した気分です。スプロケットが 11-26T 8s なので、軽いギアが足りないと思ったら 11-32T 9s に変更するかもしれません。チェーンステーのエンド手前部分にフロント周りの「キャッチ」が有るので、フォールディング時に Birdy のようにバラける事はありません。タイヤは INNOVA TIRE って聞いた事無い中国のタイヤメーカーでした。ネットで調べるとそれなりに大きなタイヤメーカーですね。型番は IA-2240 で、取付方向の指定がある MINI BIKE 用タイヤです。サイズは 16 x 1 3/8(37-349)で、エアの指定は 50-85PSI。走りは意外と軽く、乗り心地も悪くないので、チョイ乗りには充分かな。タイヤチューブが米式バルブで、家では携帯ポンプでしか空気が入れられませんが、小さなタイヤで空気圧も低いので当面はそのままにします。まぁ、こんな感じでしょうか。この状態でしばらく走って、我慢できない部分から順次、部品交換していく予定です。
2020.05.13
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今日(2020.05.11)は良い天気で暑いです。窓から見えるツツジの花は終わり、新緑の季節のはずですが、今日の気分は夏って感じ。沖縄は入梅らしいですが、私の部屋は日当たり良好で室温30℃を超え冷房ガンガン入れてます。そんな在宅勤務のストレスなのか、物欲に負け ORi bike C8 FLAG(新車)を購入しました♪出品者様の画像を転用。今回は久しぶりにヤフオクでのお買い物。あるショップさんが ORi bike を定期的に破格値で出品されていて、C8 eco(グリーン、展示車)M8 SPORT(ブラック、展示車)M9 URBAN(グリーン、初期型試乗車)と入札はしたのですが落札できず、今回の C8 FLAG(新車)でやっと落札できました。想定金額よりは高くなってしまいましたが、それでも安価で入手できたのでラッキーです。出品者様の画像を転用無事に落札した C8 FLAG のイメージは、ブリティッシュロックかブリティッシュパンクかな。同じイギリスのフォールディングバイクでもトラディショナルなブロンプトンや、他の ORi bike とはだいぶ雰囲気が異なります。16インチの ORi bike シリーズはアルミフレームのアルマイト処理が特徴で、独特なアルマイトカラーがシックでモダンなイメージ。なので、塗装されたフレームは、この C8 FLAG と M9 URBAN のパールピンクだけです。ある意味では「異端」かも。まぁ、その辺りも含めブリティッシュロックやブリティッシュパンクなイメージです。以前試乗した20インチのカーボンフレームを持つCRシリーズは当然アルマイト加工出来ないので塗装ですし、同形状のアルミフレームを持つ AR シリーズも塗装ですが、こちらは走りをイメージした別モデルで、やはり ORi bike というとアルマイトカラーって感じがします。個人的には「振り切った」感じの C8 FLAG って嫌いではありません。パールピンクの M9 ARBAN だとオジサン的には、いかにも女性用って感じで乗るのは微妙かと感じますが C8 FLAG ならアリかなと。元々、街中で見る事の少ない ORi bike ですが、その中でもレアカラーの C8 FLAG なら街中で同じ自転車に出合う事は少ないでしょうし、そのキワモノ感と共に良い感じ。ところで、なぜ5台目のフォールディングバイクとして ORi bike C8 FLAG を手に入れたかと言いますと、単に物欲が振り切っただけではなく、一応、理由があります。出品者様の画像を転用その理由ですが、以前からブロンプトン並に小さくなる自転車が欲しいと、タイレルEVEやカラクル-S のチェックをしていたのですが、正直、メイン車両ではないので予算オーバー。かといって走りを犠牲にしたくもないから DAHON K3 とかも選択外でした。そんな事を考えていると… え? ORi bike がかなり値下がりしてる。これなら買っても良いかも、買えるかも。以前、フルカーボンの20インチモデルは試乗した事があるけど、とりあえず16インチのアルミモデルにも試乗してみよう。で、試乗してみると、悪くない。16インチアルミフレームだけど歩道をノンビリ走る事が出来て乗り心地も予想以上に快適。手持ちの DAHON Horize との棲み分けも出来そうかな。欲しいかも。え、ヤフオクで爆安じゃん。コレなら落札できるかな。うーん、なかなか手ごわい。次こそは。やった落札できた♪。って感じで落札したのが今回の C8 FLAG です。今回は新車ですよ新車。それだけでもテンション上がります。最後に買った新車は1993年の Cannondale Delta V1500 なので27年ぶりの新車ですから。この ORi bike C8 FLAG は、お散歩・プチ輪行・ゆるポタ用として使いたいと考えてます。あぁ、昔、腕時計をコレクションしていた頃を思い出します。フォールディングバイクは腕時計と比較すると大きいから ORi bike で最後かな。でもブロンプトンは確かに気になる。
2020.05.11
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ブロンプトンやバーディ(BD-1)と比較すると、新しいイギリス製のフォールディングバイクが ORi bike です。以前、日本に入って来たばかりの頃でしょうか、当時最新のフルカーボンフォールディングバイクである CR87 に試乗した事がありました。フルカーボンのフレームデザインは素敵だし、、、リアがVブレーキで、フロントがロングアーチのキャリパーブレーキって事でブレーキがダメダメだった事が強烈に印象として残っています。フォールディングサイズも素敵ですが、、、フルカーボンフレームの剛性に問題は無く、良く走っただけにブレーキが残念でした。フロントフォークのギミックはこのグレードにはミスマッチでしょう。確か、価格は30万円以上だったような… 確かに良く走るのですが、ブレーキ性能が追いついていない、非常に残念なフォールディングバイクとして記憶していました。これでフォールディングバイク全般に良くない印象を持ってしまい、その印象は DAHON に試乗するまで変わりませんでした。ではなぜ、今になって再度の試乗を考えたかと言うと、16インチのアルミフレームモデルのお値段が大幅に安くなっていたからです。試乗したのはフルカーボンの20インチモデルでしたが、16インチのアルミフレームモデルなら、イメージもずいぶん異なるとの判断です。16インチアルミフレームの ORi bike は、フォールディング時はブロンプトン並のコンパクトサイズ。重量はバーディ並の10kg台。なのに、お値段は10万以下。となれば、コストパフォーマンスを考慮すれば、国内において理想のフォールディングバイクかもしれない。10万円以下で、輪行と走りの両立が出来るフォールディングバイクとして DAHON や Tern 以外の選択肢が出来た事は素直に嬉しいです。今回試乗したのは前後ともキャリパーブレーキの、かなり古い(おそらく2008年以前)の M9 でしたので写真は撮りませんでした。特徴的なブラックアルマイトは日焼けして茶色っぽかったし、現行モデルとは細かい部分で仕様が異なりますし、パーツもだいぶ変更されていましたから。ですが、試乗した感触は実に良かったです。16インチでサスペンションも無いのに、乗り心地が悪くないのです。コレなら歩道や荒れた路面を走っても安心です。あ、比較対象としてブロンプトンの M6L にも試乗しました。右側が内装3段、左側が外装2段で慣れるまで戸惑いましたが、流石に良く出来ている。まぁ、高いだけの事は有るなと。お財布が許せば、やっぱり、ブロンプトンも1台は欲しいかも。という事で、ブロンプトンはもちろんですが ORi bike も気になるフォールディングバイクとなってしまいました。
2020.05.05
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