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2022.03.23
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テーマ: 和菓子(949)
カテゴリ: 美味しいもの
2022/03/22/火曜日/雪混じりのシャーベットな雨の降る

歌舞伎の外郎売、はなんとなく知っていた。それより名古屋方面のあまりピンとこないお土産、あらすみません、としては大いに知っているし何度も食べている。

しかし、先日小田原のういろう、という存在を知りまさに目からウロコの体験をした。

そもそもういろうには二つある。一つは中国渡りの薬、そして始めは大陸からの客人をもてなす菓子だったういろう。

その二つを作っていたのが外郎家のご先祖さまでその出自は中国浙江省。元の順宗皇帝の時、大医院と礼部院外郎という役目を担っていたが明に滅ぼされ亡命先の日本に帰化したのが1368年のこと。

博多に亡命した延陳裕は陳外郎と役職名で名乗る。2代目が朝廷に上がることを受け入れ以来京都で朝廷に仕える。

外郎家5代目が北条早雲に招かれ小田原に移るが弟が京の外郎家を継ぐ。しかし室町幕府と共に兵火に滅ぶ。以来600余年この小田原の地で二つのういろうを作り続けている八棟お屋敷の外郎家は、地震や津波のたび普請し直し、今日まで来た由。


薬の方は帝に透沈香の名をいただき、これによって痰や喉の痛みを平癒した二代目團十郎が感謝を込めて上演したのが歌舞伎十八番外郎売なのだとか。

いやはやういろうの凄い歴史。最もオリジナルに近いのは黒糖ういろうとのこと。これと栗の2本を買って家路につく。






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最終更新日  2022.03.23 20:19:06
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