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2024.08.28
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テーマ: 縄文文化(105)
カテゴリ: open to public
2024/08/28/水曜日/土砂降りと強い日差し




縄文をゆく
最後はそれに相応しい 呪術 パフォーマンス


井戸尻考古館五十周年企画の一つである
密教系芸術集団  混沌の首  による

縄文・火と大地の記憶  を体験した。



ステージのような所に集い、何やら祈りを捧げる様子。中心のヤグラに火がつくか見守っている?

マッチやライターではなく、木の棒を用いて1分とかからず火を起こした。すごい。


空が暗くなる。火はどんどん成長する。

混沌の首の人たちが始めの秩序から原初の混沌へ


表現する姿が見える。

足は踏み、手は舞う白拍子よりも遡り
足は踏み、手は乞う?

火の勢いは下降していく。
もう一度命を呼び戻すように



火に息吹を吹きかける。
しかし火は鎮まりゆく



イゲタに組んだ柱4本の内、一本が倒れず最後まで天を指して留まる。

翌日館長さんに演出かと尋ねたら、風向きのせいだろうとのことだった。

私には何だか御柱のようにも感じられた。


太古の昔、山から噴き上げる火の柱、溶岩の吹き出す地響きを私たちの祖先はどんなふうに感受したのだろうか。


その日の午前、北杜市の図書館で原爆の絵を見てきた私はプロメテウスの火の長い人類史を思わずにいられなかった。

今年の長崎の慰霊祭にイスラエル絡みで、いわゆる欧米先進国の参加が見送られた。


記憶すべき 火のこと 、は沢山ある。
実践すべき火のことも。


館長さんの火起こしのベストタイムは
34秒⁈だという。

集落に一人はこの技を習得する必要があるのではないだろうか。私たちの煮炊きするほどの火は、私たちの手の中で作ることができるのだ。








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最終更新日  2024.08.28 13:36:49
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