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2025.04.03
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カテゴリ: 旅日記
2025/04/03/木曜日/春の氷雨


3/21 伊万里で



唐津のかつて羽振りのよかった豪華なお屋敷が残る街から来ると、車窓からは職人的な?こじんまりとした家並みが続く伊万里市。
それはあくまで上べのこと。




京町家のように間口は狭いが、しかしその奥は深く陰影も濃い、ということを思い知る。


↑伊万里津屈指の 陶器商、犬塚家 。江戸末期の建造


秀吉に連れられやって来た半島の陶工たちは有田町の泉山で陶石を発見し、そこで作陶した。
当時のものは素地が厚く染付のみの素朴な姿、これは 初期伊万里 と呼ばれる。


有田焼は 伊万里港から出荷されたため、広く伊万里焼



初期の伊万里焼きから間も無くの17世紀半ば、 酒井田柿右衛門 作の煌びやかな伊万里焼は、アジア、ヨーロッパの王侯貴族のステータスシンボルとしていよいよ発展する。




そうなると、つまり儲かれば、 鍋島藩 が放っておかない。将軍家や大名家、諸外国への贈り物として藩窯を 大川内山 に移し、その技法を盗まれないよう固く取り締まった。



一方で、幕府からの奢侈禁止令によって色絵が取締りの対象となり菁色限定となった時期があり、それ以前の色遣いの焼き物を特に 古伊万里 、それ以降を伊万里と呼ぶ、と資料館で聞いたと思うのだが正確だろうか。



古伊万里には初期伊万里と柿右衛門の色絵のものが含まれるということだろうか?



↑犬塚家の平面図。建物意匠と時代背景が面白い。ボランティアさんの説明も優れている。



↑割れないように工夫してお皿を包んだ。その始末そのものが美の壺である。


個人的には初期伊万里の素朴な染付か辰砂と呼ばれる鉄さびの単純な風景が好き。


ひと通り見学の後はみんなでマグカップに絵付けをしてみた。届くのが楽しみ(о´∀`о)



日常に紛れて旅の記憶が薄れる頃に思い出が届くってなかなかよい。





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最終更新日  2025.04.03 16:02:11
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