“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2023.03.07

江戸前　鶴鮨　＠神奈川県足柄下郡真鶴町　～地物握り

カテゴリ：すし協同研究所・現地勉強会

江戸前　鶴鮨　＠神奈川県足柄下郡真鶴町　～地物握り

コラムの執筆が一段落したので、まだアップしていないお店のレビューを書こうと思います。
　こんな感じに始まります。

人が感じる良さは体内をかけめぐる電気信号か知の積み重ねのふたつである。
と言っても長年生きてきた結果の習慣なので、多くの人は意識しているわけでないが、あなたの店に来るお客様が上記のどちらに重きをおいて生活しているかで店の評価が変わる。

　良いものを売りたいと思って店を始める人は多い。でも、多くは失敗する。なぜならば、良いもの売りたいと思った段階で知を積み重ねているからである。知を実現するには更に知を積み重ねて、それを実現する技術を積み重ねてしまっている。
だから、限られた人でなく、より多くの人に売りたいなら、おいしすぎる料理は必要がない。

なお、上記の行は今回のレビューとは関係ありません。

　紹介します店は真鶴の『江戸前　鶴鮨』。

真鶴の駅前に店はあります。
コロナ禍に入る少し前に初めて立ち寄った店です。

　さて、今回も注文するのは「地物握り」税込３,000円にしましょう。

初回訪問時は、鮃、金眼鯛、メダイ、ムツ、鰆、鮑、間八、ヤガラ、活鰺、伊勢海老の軍艦の盛り込みで、昨年が、鰆、鮃、メジナ、真鯛、伊勢海老の軍艦、活鰺、ワラサ、ほうぼう、石鯛、鮑の盛り込みでした。まあ、相模湾の魚だからこんな感じでしょう。

　テーブル席に座ると、コロナ劇場が終わり、お客様も増え感じです。