“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2024.09.11

白露の連続講座　連続セミナー　障害者雇用の可能性　その8

カテゴリ：経営者のための連続コラム

白露の連続講座　連続セミナー　障害者雇用の可能性　その8

2　障害者活用の方向性
2-3　精神障害者の可能性
　世の中が複雑化するにつれて、精神障害者は増えております。一般的に脳の脆弱性に起因すると言われておりますが、高学歴の人に多い、後発的な障害者で、誰でもなる可能性がある障害と言えます。
　また、脳疾患により脳にダメージを受けた記憶力や注意力や集中力が著しく低下した高次知能障害者も含まれます。
脳疾患の低年齢化により増加傾向にあります。
身体障害者、知的障害者の活用はもちろんですが、障害者保護の法制化によって企業のリスクは増加する一方であり、少子化により労働者の漸減が起こっている今後の日本で、現在抱えているうつ病者を“労働者”に活用していくかが課題となるでしょう。
　精神障害は個人によって症状に差があり、また、3級だから活用しにくい、1級だから活用しやすいということでもありません。
その人の特徴を理解して業務についていただく必要があります。
短時間のみのほうが良い人もいれば、長時間働いて2日間休んだほうが良い人もおります。
個々の特徴を把握した上で、複数人で労働時間をシェアする必要があるでしょう。

この仕組みをつくるため、次にお話しします“ジョブコーチ”という制度があります。
良い制度なのでぜひ活用してみてください。

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