団塊定年日記
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21世紀に生きる我々にとって「安心」「安全」「安全性」「信頼性」についての意味するところをきちんと理解した市民をつくるための教育が必要だと思う。現在はこの4つの言葉をきちんと意識したマスコミ報道が行われていないように思われる。 安心と安全は社会科学の領域の人的概念で情緒的である。これに対し、安全性、信頼性は自然科学の領域で工学的概念である。安心と安全は当事者が判断するもので、第三者には判断できない。このレベルは人によってバラバラである。 安全性、信頼性は数値で表現され、客観性があるため科学的である。安全性は事故率、故障率など、信頼性との違いは信頼性は時間のファクターを持つこと。 先日、子宮けいガンのワクチン接種による被害状況が報道されていたが、100万件あたり100件、安全を説明する根拠となる工学的数値、これを安全性という。 一般工業界では100万分の1が安全を判断するレベルになっており、ワクチンの副作用の事故率からは即使用禁止、リコールとなるケースである。 商用航空機の死者を含む事故率は100万回離陸当たり0.5回程度。交通事故の死者数は年間4000人、人口比で30万分の1の確率。原子力発電所の炉心溶融の事故率は1万年に2.5回。これらのデータは事業者、製造者が提供されるもので、工学的事実からなる。 安全は安全性から一般市民が許容できるかどうかで判断されるべきもので、国とか事業者、製造者が言うべき内容のものではなく、現状は安全と安全性がごっちゃに議論されわけがわからなくなっているように思う。製造物責任でいう「消費者期待規準」が安全のレベルになる。 飛行機、自動車、原子力発電では安全性は飛行機、原子力発電、自動車の順に高いが、だれも自動車については危険と叫ばないで自動車の利便性ゆえにこれを許容している。 3.11原発事故で大量の放射性物質をまき散らしたのは事実であるが。低放射線レベルでの人体への影響が確認されているのは100mシーベルトで0.3%ガンになるリスクが高くなるというものであり、年間1mシーベルトの被爆になるよう除染を行っているようだ。
2013.05.18
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