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厚生労働省は昨日、日本脳炎の予防接種について、緊急中止勧告を出した(05/5/30)。昨年7月に、接種を受けた14歳の女性が、呼吸停止などを起こして寝たきりになったのだ。つまり、自発呼吸ができなくなり、脳の一部に炎症も見つかり、全身不随となったとのことだ。 その他にも、接種の副作用で、03年度に80人が被害を受けた。うち脳炎・脳症を起こした人が8人。他にアナフィラキシーと呼ばれる急性のアレルギー反応や、39度以上の発熱などが起きた。 厚労省は今後、予防接種法が接種を推奨する対象疾病から日本脳炎を外すことも視野に同法の改正を検討するとのこと(毎日新聞、日経新聞)。 3日前に「 ワクチンで子供4人死亡。愛犬は大丈夫か」を書いたばかりだ。すでに、そのときには厚労省内では、日本脳炎のワクチン接種の中止勧告で大騒ぎをしていたのだ。ワクチンで子供4人が死亡していた事実を暴かれるのを恐れて、その情報を先に公表したのだ。 人のワクチン副作用死でさえ、10年以上も公表しないのだ。犬の狂犬病ワクチンや混合ワクチンの副作用死については、農林水産省も簡単には公表しないだろう。愛犬達の命よりも、賄賂接待の好きな小役人は獣医界の意向を重視する。 AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインを再度掲載する。1 ワクチンを必要以上に接種してはならない。ワクチンを必要以上に頻繁に再接種してはならないと、警告している。狂犬病ワクチンは3年、混合ワクチンは7年の効力があると指摘されているのに、日本は必要以上に頻繁に再接種している。獣医団体等の関連機関が儲けるために、科学的な警告を無視している。毎年、混合ワクチンの注射を勧める獣医は自分の利益しか考えてない。愛犬の健康は無視されている。2 ワクチンは動物に障害を与えないと言ってはいけない。ワクチンは強力な活性を持つ薬剤であり、副作用が発生する可能性があると、警告している。日本の獣医は混合ワクチンは安全ですと、平気でウソを言って、愛犬家を騙している。3 その犬が過去にアナフィラキシ-を起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならない。アナフィラキシ-とはアレルギ-反応の大きなもので、死につながるほどの症状のことだ。一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシ-でショック死すると、警告しているのだ。 混合ワクチンを勧めている獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。混合ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。日本の獣医は儲けることしか考えてない。4 不活化ワクチンを生ワクチンの前に投与してはならない。すなわち、狂犬病ワクチンを注射したあとで、混合ワクチンを注射すると、混合ワクチンの効果はないとのことだ。日本の獣医は、そのことを周知徹底しているかな。5 妊娠した犬にワクチンを接種してはいけない。親犬が流産したり、胎児がワクチンの病気に感染する可能性があるとのこと。 ワクチン接種後の下痢や元気消失はワクチンの副作用であることをわかってない愛犬家が多い。知人の愛犬は副作用で死んだ。誰も補償してくれない。それこそ、犬死にだ。 愛犬のパピヨンのパナは犬死にさせたくないので、ワクチンのお世話には一切なってない。お陰様で、副作用の心配はなく、ノ-リ-ドで元気溌剌だ。 関連随想集 1 狂犬病ワクチン副作用被害:日本は5万匹! 内3,000匹毎年死亡! 2 民主党よ!次は犬の狂犬病注射廃止を公約に 一千万人以上の愛犬家が賛同する! 狂犬病注射有害無用論の随想集 狂犬病予防注射の問題点については通常のHPにも詳述。 狂犬病予防ワクチン注射のからくり 狂犬病予防法は御用済みの悪法だ
2005.05.31
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このブログに「 愛犬は鶏の骨が大好きだ!?」と「 愛犬にチョコレート! 心配しすぎ!?」を書いた。今までの常識を覆す情報なので、多くの愛犬家が驚いた。そして、なるほどと賛同した。 しかし、いまだに、ドッグフード業界や獣医界の関係者と思われる人達から、自分の所在を明らかにしない覆面投稿の嫌がらせがある。科学的に正しいことを多くの愛犬家に知られては商売に差し支えるからだ。 愛犬のパナは人工的なドッグフードは好まない。自然の鶏の骨をかじって食べている。先代の登山犬初代のパピヨンも、ケンタッキーなどの鶏のから揚げの骨をかじって食べていた。両端を食べて、中央部分は残していた。お蔭様で歯磨きをしたことはないのに享年15歳以上で急逝するまで歯は丈夫だった。 今のパナも同じような食べ方をする。ジャーキーさえ見向きもしないほど鶏の骨の食餌に満足している。犬の遺伝子のDNAに組み込まれた因子が骨を求めているのだ。肉食動物の骨好きは自然の摂理なのだ。 食餌の料理法は、このブログの「チン~で愛犬のヘルシーフード!」 に詳述してある。鶏の骨からカルシュウムなどの有用無機物を摂取するか、ドッグフードでとるか、犬にとってはどっちの方が良いのか。 チョコレートにはテオブロミンというカフェインと同類の興奮作用のある物質が含まれている。チョコレートを食べると、元気になるのはそのためだ。先代の登山犬のパピヨンとは登山中に、チョコレートを分け合って、よく食べた。冷えた缶コ-ヒ-も好きだった。今のパナも缶コーヒーは好きで飲む。 テオブロミンの致死量は体重1kg当たり、犬は120~500mgで、人は300~500mgだ。犬の体重が10kgなら、10倍すればよい。「明治ミルクチョコレート」100gにはテオブロミンが280mg含まれている。「ガ-ナミルクチョコレート」100gには240mg含まれている。 板チョコ100gは女性の手のひらほどの大きさのものだ。それを10個一度に愛犬に食べさせたら、体重10kgの愛犬は中毒死する可能性があるということだ。 体重3kgの愛犬なら、100gの板チョコ3個を一度に食べさせたら、死ぬかも知れないのだ。そのようなバカなことをする飼い主はいないだろう。そんなに沢山食べら、人間だって、胃の調子がおかしくなる。 なぜか、犬の世界に関しては実に馬鹿馬鹿しいことが、さも正論のように罷り通っている。困ったことには、それを正しいと信じ込んでいる愛犬家が多いことだ。こちらの方が非常識のように思われる。変な世の中だ。 殺人さえ平然と行ったオカルトのオウム真理教でさえ、いまだに信者がいる世の中だ。愛犬に関するオカルト的風説風評を盲信している愛犬家がいてもおかしくない。犬は色盲だと信じ込んでいる人も多い。水入りペットボトルで犬猫が逃げると思い込んでいる人もいる。盲信者の改心は不可能に近い。それが世の中だ。(東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.30
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涙は常時流れていて、眼を潤して保護している。眼に入る涙量と出る涙量のバランスがとれているのが普通だ。出る量よりも入る量が多いと、目から涙がこぼれだし、その涙が目がしらの下の毛について赤茶色に変色する。 涙やけとか、流涙症という。 涙の目への出入りのバランスを壊している原因は大別して二つある。その一つは、涙の出入りする涙道が詰まっている場合だ。涙は目の上部の涙腺から出て、目を潤し,目がしらにある小穴の涙点から鼻涙管を通って鼻腔に排出される。つまり、悲しいときには鼻からも涙が出ているのが普通だ。ところが、涙点や鼻涙管が詰まっていると、常時、頬に涙が流れることになる。すなわち、涙道閉塞が涙やけの原因になる。 獣医のHPには、涙やけの原因は、この涙道閉塞だけが強調されている。つまり、手術して、儲けたいのだ。手術しても、治らなかったら、どうするつもりだろうかと思う。 もう一つは、愛犬の食餌に関係している。タンパク質、つまり、肉類が不足していたり、ドッグフ-ドに含まれている防腐剤(合成保存料)が関係している。殆どの涙やけの原因はドッグフ-ドによる栄養バランスの不良だと見ている。 結論から先に記述すると、肉食を主体にした手作りの食餌を与えると、早い事例では10日ほどで改善の兆候が出る。普通はひと月ほどで完治する。人の食べ残しの魚もよい。知人の愛犬のチワワも涙やけだったが、愛犬のパナが鶏の手羽先を好んで食べていることを教えたら、3ヶ月ほどで完治した。 その時に、2%程度のホウ酸水で、変色した毛を毎日拭いてやるとよい。ホウ酸の脱色作用はおだやかで皮膚や毛に優しい。その作り方は犬の涙やけ用目薬「ホウ酸水」の作り方 流涙症の原因はタンパク質不足!にある。 涙やけの治療薬については、数多くの商品が販売されている。全く効果のないものも多いと見ている。つまり、詐欺商品だ。 愛犬に関する商品には、誇大広告や詐欺広告が多い。取り締まる法律がないのだ。詐欺師が暗躍している無法地帯だ。巧妙なやり方で愛犬家を騙して、何の効果もない商品を売りつけようとしている。 一例を挙げると、一人二役の間が抜けた詐欺師がいる。リンゴ酢は涙やけに効果があったので、皆さんにもお勧めすると、いかにも、その商品の製造販売には無関係な一般の愛犬家のようブログがある。調べてみると、文体もその商品のPR文と同じだ。 頭が良いのか悪いのか、頭隠して尻隠さずだ。リンゴ酢はよく効くと勧めているのに、その商品のHPにはリンゴ酢のことは一言も記載されてない。なぜ、一般の愛犬家がその商品は原料がリンゴ酢とわかるのか。 似たようないかがわしい商品が氾濫している。サプリメントもあるが正体不明の商品だ。 愛犬家は頭を使って商品を入手しないと、無駄金を使うだけでなく、愛犬の健康を守ることができない。正しい情報の入手が大切だ。参考随想1 犬の涙やけの食餌療法は鶏の骨つき肉で!2 涙やけが鶏肉手羽先の手作り食事で治った! 飼い主のお礼の投稿3 犬の涙やけ用目薬「ホウ酸水」の作り方 流涙症の原因はタンパク質不足!4 愛犬の食材鶏の骨に関する6編の随想集!5 加熱した鶏の骨も愛犬の食餌に最適! 6 鶏の骨ハサミで切れば犬に良い食材! (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.29
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重大な事実を厚生労働省が長年隠していた。子供4人がワクチンで死亡していた。10年以上も前の1994年から一昨年までのワクチンの副作用の情報を昨日(2005/5/27)公表した。百日ぜき、ジフテリア、破傷風の三種混合ワクチン(DPTワクチン)と、日本脳炎ワクチンについて、接種を受けた1~3歳の子ども計4人が脳症を発症して死亡していたと発表した。他に7人の子供が意識消失などの脳症の症状が現れていたとのこと。 今回の発表はワクチンメ-カ-5社が自主的に精査した結果、急性脳症が多発していることがわかり、公表せざるを得なくなった。賄賂接待付け届けの好きな厚生労働省がメ-カ-の意向や動きを見て公表することにしたようだ。 人のワクチン副作用死でさえ、10年以上も公表しないのだ。犬の狂犬病ワクチンや混合ワクチンの副作用死については、農林水産省も簡単には公表しないだろう。愛犬達の命よりも、賄賂接待の好きな小役人は獣医界の意向を重視する。 昨日、牛肉偽装事件で「ハンナン」元会長に懲役7年の実刑判決があった。その判決文に「農水省が犯行を助長した」と指摘された農水省だ。 AAHA(米国動物病院協会)の犬のワクチンのガイドラインによると、1 ワクチンを必要以上に接種してはならない。ワクチンを必要以上に頻繁に再接種してはならないと、警告している。狂犬病ワクチンは3年、混合ワクチンは7年の効力があると指摘されているのに、日本は必要以上に頻繁に再接種している。獣医団体等の関連機関が儲けるために、科学的な警告を無視している。毎年、混合ワクチンの注射を勧める獣医は自分の利益しか考えてない。愛犬の健康は無視されている。2 ワクチンは動物に障害を与えないと言ってはいけない。ワクチンは強力な活性を持つ薬剤であり、副作用が発生する可能性があると、警告している。日本の獣医は混合ワクチンは安全ですと、平気でウソを言って、愛犬家を騙している。3 その犬が過去にアナフィラキシ-を起こしたことがわかっているワクチンを再接種してはならない。アナフィラキシ-とはアレルギ-反応の大きなもので、死につながるほどの症状のことだ。一度、ワクチン注射で体調を崩したことのある愛犬に、再度、注射をすると、アナフィラキシ-でショック死すると、警告しているのだ。 混合ワクチンを勧めている獣医のHPには、そのようなことは記述されてない。混合ワクチンは安全ですと強調しているHPが多い。日本の獣医は儲けることしか考えてない。4 不活化ワクチンを生ワクチンの前に投与してはならない。すなわち、狂犬病ワクチンを注射したあとで、混合ワクチンを注射すると、混合ワクチンの効果はないとのことだ。日本の獣医は、そのことを周知徹底しているかな。5 妊娠した犬にワクチンを接種してはいけない。親犬が流産したり、胎児がワクチンの病気に感染する可能性があるとのことだ。 ワクチン接種後の下痢や元気消失はワクチンの副作用であることをわかってない愛犬家が多い。知人の愛犬は副作用死した。誰も補償してくれない。それこそ、犬死にだ。 犬を何十年も飼い続けているが、怖いワクチンとは一度もお付き合いしたことがない。お陰様で、副作用の心配をしたことがない。勿論、ワクチンに関連する病気になったことはない。皆元気で長寿だったし、今の愛犬のパナも元気溌剌だ。 (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.28
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自分の愛犬は臆病でノーリードの犬を見るとこわがるので、ノーリードは止めてくれとこのブログに投稿があった。自己中心的な投稿だ。臆病な犬を正常な犬にしつけ治すのが先決だ。自分のやるべきことを怠り、他人の生活行動をやめさせようとすることは身勝手だ。 また、犬嫌いもいるからという輩もいる。好き嫌いの個人的な感情で、他人の幸せな生活行動を止めさせてもよいと思いあがっている。あつかましい。社会良識が欠如していて、横柄な人だ。 愛犬を公園などでノーリードにして自由に遊ばせるには基本的なしつけが出来ていることが必要だ。不可欠な2点を挙げる。1 わかりやすく言うと、おとなしい犬ならば、ノーリードにしてもよい。各都道府県条例では「人畜に危害を加えるおそれのない」犬であり、東京都条例は「人の生命、身体及び財産に対する侵害のおそれのない」犬であることだ。逆な言い方をすると、 攻撃的で喧嘩ぽい犬はノーリードにしてはならない。 噛みつく癖のある犬は論外だ。公園に連れてくるなと言いたい。暴走族が国道を走っているのと同じだ。軽犯罪法に抵触する犬だ。 愛犬がおとなしいか、他人に危害を加えるおそれがあるかどうかを判断するのは飼い主だ。しつけに自信がある人は自分の責任でノーリードにしてもよい。 事故を起こせば裁判所で、その飼い主の判断が正しかったかどうかが問われることはある。自信が持てるだけの犬のしつけをしておけばよい。犬の管理も自己責任だ。公園管理者が責任をとるわけではないし、犬嫌いがとるわけでもない。責任の無い者が法律条例に反する言動をするのは無責任で、横着だ。迷惑千万だ。2 飼い主が呼んだら、直ぐに帰ってくる犬であること。愛犬のパナは山野や公園で遊んでいる時に口笛や登山用笛を吹くと、遠くから直ぐに帰ってくる。飼い主が呼んでも、勝手に遊び続けるようではしつけが足りない。 上記2点が満たされているなら、ノーリードにしても、他人からとやかく言われる筋合いはない。法律条例違反でないから、警察も取り締まりの対象としてないし、罰金もない。 愛犬がノーリードで自由に遊ぶのは、犬だけでなく、飼い主も幸せだ。人も犬も心身共に健康になる。楽天の画像容量オーバーのため、写真集は別に保存してあります。いろんな愛犬の沢山のノーリードの写真があります。ここをクリックしてください。 (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.27
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愛犬のウェブサ-フィンで思ったことがある。愛犬のしつけの時に使う指示命令に使う言葉の重要度の軽重を意識してない飼い主が多いようだ。その中には、英語を使っている外国かぶれの自称指導者もいる。そういう人ほど、日常英会話のできない人ではないかと思う。 なぜ、英語を使うのかとの質問には、犬が他の日本語の言葉と間違わないからとのこと。では、アメリカでは犬のコマンドはロシア語でも使っているのかと聞きたくなる。 コマンドの内容もいろいろあり、重要度の軽重や愛犬に教える時の順序については記述してあるHPが見あたらない。自慢そうに、5大コマンドとして、オスワリ、フセ、マテ、オイデ、ヒ-ル(ツケ)をあげて、それぞれ丁寧に解説しているが、肝心の教える順序順位については触れてないHPもある。 仮に幼犬に、ここに記載した順序でコマンドを教えると、幼犬は混乱して、なかなか覚えないだろう。なぜ、オスワリやフセしなければならないのかわからないからだ。物事には何にでも順序がある。それを間違うと、愛犬も飼い主も混乱するだけだ。なお、オテは芸の一つであり、しつけができた後でお教えた方がよい。 愛犬のパナに指示命令の言葉として最初に教えたのは、マテだった。個人的な理由からだ。愛犬がノーリードで横断歩道を渡ろうとしたり、登山中に危険な場所を歩こうとするのを止める必要が大きかったからだ。 一般的な家庭犬のしつけとしては、まずダメを最初に教えるのが良いだろう。ダメの意味を理解したようなら、次はマテを教える。最後にヨシを教えると良い。つまり、愛犬に教える指示命令の言葉はダメ、マテ、ヨシの3語だ。コマンドというよりも会話の言葉として教えた。だから、今では「待ってよ」とか、「駄目だよ」といっても通じる。ダメ、マテ、ヨシの言葉の中でも、最初に、ダメの意味を理解させることが大切だ。犬のすべての行動を指示制御する基本の言葉だ。 ダメの意味がわかるようになると、マテ、ヨシはすぐに理解するようになる。横断歩道を渡ろうとするときに、赤信号を見ながら、「まだだよ」といっても通じるようになる。「よし」と子供に話しかけるように言うと、飛び跳ねるように横断歩道を渡る。 登山中は危険な場所では、「待っていなさい」とか、「待ちなさい」の言葉もよく使う。 普通の家庭で愛玩犬として愛犬を飼っているなら、オスワリやフセは強いて教えなくても、生活には支障がない。ヒ-ル(歩行中、飼い主の左後ろから付いて来い)も不要だ。教えたければ、教えて楽しめばよいだけの話だ。 しかし、上記のダメ、マテ、ヨシの3語は愛犬と生活する上で不可欠と言ってよい。愛犬の生活行動のすべてにかかわる基本的な指示命令の言葉だ。 オイデ(コイ)やチョウダイ(ダセ)などは、コマンドとして教えるほどのものではない。生活の中で、自然に愛犬が身につけていくものだ。愛犬のパナには、家に先に「入りなさい」とか、ベットやソファ-から「降りなさい」とか、日常生活に必要な言葉は普通に使っている。教えたわけではない。自然にそうなったのだ。どれほどの言葉を知っているか数えたこともない。生活に困らない程度に言葉を理解している。 コマンドを英語で教えると、愛犬は教えたわずかな言葉しか理解できない融通の利かない犬になるということだ。 愛犬は人が思っているよりも、はるかに利口だ。幼犬のしつけで苦労している飼い主も自分の愛犬を信じ、ご自分のしつけ方に自信をもって、愛犬と楽しく暮らしながら、気長にしつけることをお勧めする。 補足 屋内放し飼いでウサギを飼っている。愛犬と仲良しの写真をブログトップとこの下に掲示してある。ワルの天才で名をラピ-という。トイレは所定の場所でする。 愛犬のパナにせがまれ、ウサギの習性も知らないで飼い始めて、2,3ヶ月は土壁削り、ビデオ、パソコンのコ-ド切断、畳の穴あけ、コタツ布団の綿集め等のワルにびっくりの連続。しつけは出来ないと思い、知恵比べで対応した。 最近はかわいがろうと思い、「ラピ-」と名前を呼ぶと、叱られていると思い、逃げる。ワルをしている時に頻繁に「ラピ-、ダメ-」と言っていたのだ。だから、「ラピ-」は自分の名前ではなく、叱られるときの言葉として理解している。黙って、なでたり、だっこでかわいがると喜ぶが、「ラピ-」の名前を口に出すと、慌てて逃げ出す。名無しのウサギにしたのは、飼い主の自業自得だ。 換言すると、ウサギも、言葉でしつけが出来るのだ。公園でノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちの写真集があります。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)公園でノ-リ-ドで遊ぶ愛犬たちや珍しい愛犬たちの写真集
2005.05.26
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公園などで他の犬と仲良く遊べない犬の性格は二つに大別できる。その一つはアルファ犬の性格の犬だ。オオカミのリ-ダ-のことをアルファというが、飼い主がしつけを間違って、アルファ犬にしてしまった犬だ。 アルファ犬の特徴は嫌な時は、飼い主でも噛んだり,吠えたりする。食事中に食器を動かすしたり、好きな玩具などを動かすと、威嚇の声をだす。 散歩の時は自分の好きな方向に飼い主を引っ張る。引き戻そうとすると、綱引きみたいになる。他の犬と出会うと,むやみに威嚇して吠える。攻撃的だ。以上のような症状をまとめて権勢症候群、または、アルファ・シンドロ-ムという。 アルファ的な性格の犬になったのは幼犬の時のしつけに問題がある。愛犬のリ-ダ-であるアルファは飼い主であることを、ことあるごとに教えてなかったことに起因する。わがままを見過ごしてきたのだ。パピヨンとか、チワワなどの小型犬にもいる。特にパピヨンは気位の高い犬種なので、アルファ・シンドロ-ムになりやすい。他人がかわいあろうと手を出すと、噛みつく犬もいる。 他の犬と会うと、直ぐに喧嘩腰になる犬の中でも、アルファ犬の性格をなおして、他の犬と仲良く遊ばせるようにするのは簡単ではない。犬の調教師などにお世話になり、そのアルファ的な性格を治すことが先決だ。 もう一つは、公園などの他の犬が怖くて、会うと直ぐに喧嘩腰に吠えまくる犬だ。アルファ犬と違い、自分が強いとか偉いとは思ってない。怖いから、空威張りしているだけだ。攻撃的ではなく、防衛的に吠えている。言い換えると、臆病な犬なのだ。 生後4ヶ月くらいまで外に出さなかった犬に多い。遅れて世の中に出てみたら、怖そうな大きな犬たちが沢山いるので、成犬になったら、アルファになろうという望みを失ってしまった犬たちだ。飼い主には忠実従順な犬が多い。 この喧嘩腰の犬は、攻撃的ではない他の犬達と根気よく付き合わせることにより、他の犬が怖い生き物ではないのだとわかるようになると、喧嘩腰の性格は徐々に治る。本来、犬は人間と同じように、群を作って生活する動物だ。他の犬とも仲良く遊べるのが、犬本来の習性だ 。キツネのように一人で山中で暮らすのを習性としている動物とは違う。 愛犬のパナはやさしい性格で人好き、犬好きだ。はじめて会う大小いろんな犬と仲良く遊ぶ。一度、おもしろいことがあった。 公園で初めて会った二周りほど大きい犬にパナが「遊ぼうよ」と近づいた。すると、噛みつかんばかりに大声で吠えだした。パナは「どうしたのよ」と落ち着いて、その吠える姿を見ている。静と動の奇妙な情景だ。しばらく続いた。 その吠え犬の飼い主は愛犬を引っ張って立ち去ろうとしたが、しばらく犬たちの行動をみましょうとお願いして、そのまま吠えさせていた。パナは静かに吠え続ける犬を見ている。パナが攻撃的でないことがわかったのか、やっと、吠えるのを止めた。でも、パナと遊ぼうとはしなかった。そのまま別れた。 一週間ほど後に、同じ公園で偶然再会した。その吠え犬がパナを見ても吠えない。びっくりしたのは、その飼い主だ。今まで、その吠え犬が他の犬に会って吠えなかったのは初めてとのこと。パナが攻撃的ではなく、安全だとわかったのだ。その後も、積極的にパナと遊ぼうとするわけではないが、パナがその吠え犬の傍で遊んでいても、吠えることはなかった。 別の犬の話だが、やはり、最初はパナが遊ぼうと近づくと、飼い主の後ろに逃げ回っていた。何度か会っているうちに、パナとボ-ル投げ遊びをするようになった。愛犬達もよい友達なら、一緒に遊びたいのだ。愛犬が他の愛犬たちと仲良く遊んでいるのを見るのは楽しいことだ。愛犬も幸せだ。 喧嘩犬を他の犬と仲良くするには、まず、気立ての優しい犬と遊ばせて、他の犬は怖くないのだとわからせることも、一つの方法だ。
2005.05.25
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肛門腺絞りが必要な愛犬は病気だ! 愛犬の異常な飼い方がさも正常なように取り上げられている。「肛門腺絞り」でインタ-ネットを検索したところ、何と2,460件でてきた。犬の肛門の両側には、ジャコウジカ、スカンク、イタチ、フェレットなどと同じように、臭いを出す小さな穴がある。肛門腺という。 ジャコウジカの肛門のうは乾燥され、香料の原料として高価な価格で取引されていた。今は、ジャコウジカが保護動物に指定されたために、化学合成香料が使用されている。昔はムスクといえば、ジャコウジカの肛門のうが原料であったが、現在、石鹸などに使われているのは、すべて合成品だ。 スカンクが敵に襲われた時に放出する悪臭成分も、肛門腺からの噴出物だ。イタチ科の動物であるフェレットにも肛門腺がある。臭いを放出するということだ。そこで、手術で肛門のうを切除したものを「臭いのないフェレット」として、高価で販売しているようだ。手術だけを獣医に頼むと、4~5万円は必要とのこと。 ジャコウジカの肛門のうは重宝がり、フェレットのそれは嫌うとは、人間は身勝手な生き物だ。 犬の場合は、テリトリ-の主張や異性間の生殖行動のためのマ-キングに必要不可欠な器官として肛門腺がある。一匹一匹その臭いが異なり、その臭いで、その犬の大きさだけでなく、性格までも判断できるようだ。 犬が見知らぬ他の犬の糞を懸命に嗅いでいるのは、糞にふりかけられている肛門腺の噴出物で、見知らぬ他の犬の情報を得ているのだ。きたないと、叱るのは愛犬にとっては心外だ。 人は景色を眺めて、散歩を楽しむが、愛犬はいろんな臭いを嗅いで散歩を楽しんでいる。飼い主の勝手な思いだけで、愛犬を散歩させるのではなく、愛犬の楽しみも考慮して散歩させると、愛犬も幸せだ。 上述のように、動物の肛門線はその動物の生活行動に必要不可欠な器官だ。つまり、その器官は状況に応じて自動的に機能する。自動的に機能しないなら、病気だ。犬の場合も同じだ。糞の時やマ-キングをしたいときに、自動的に噴出する器官だ。何十年も犬を飼い続けてきて、未だに、肛門線縛りをしたことは一度もない。先代も今のパピヨンのパナも、何の問題もない。 しかし、インタ-ネットには次のような記述が多い。原文のまま転載する。「肛門腺とは?:肛門の左右には臭腺が一対あります。この臭腺は袋になっていて、その中に悪臭のある分泌物が入っています。臭腺から続く管が肛門括約筋の左右につながって開いているので肛門を左右から押してやると脂状の貯留物が排泄されます。この脂状の貯留物が肛門腺や肛門膿などと呼ばれているものです。目的:大型犬の中には、自分で便をする時に肛門腺を一緒に排泄することが出来る子もいますが、小型犬や中型犬など現在の犬は、肛門腺を絞り出して排泄する力を持っていないので、ヒトが絞り出してあげなければいけません。肛門腺を絞らずに放っておくと化膿したり炎症をおこしたり、ひどい時には破裂してしまうこともあるので充分に絞り出してあげる必要があります。 肛門腺を絞る目安:だいたい1ヶ月に1回は絞り出してあげるのが良いと思います。」 肛門腺まで獣医やトリマ-の儲け仕事に組み込まれていることに驚いている。屁理屈をつけて愛犬家を脅して、商売の間口を広げようと画策してる。 もし、自分で肛門腺の分泌ができない犬がいるなら、その犬は病気だ。病気の犬の機能不全を取り上げて、あたかも、正常な犬も人の手で肛門腺絞りをするのが当然のような記述は控えるべきだ。何にでも人の手を加えて、商売にしようとしているのはありがた迷惑だ。一種の詐欺商売だ。自然の摂理に反する。 フェレットが好きなら、手術してない臭いのあるフェレットを飼うことを勧めたい。臭いもフェレットの自然現象だ。 手術したフェレットは断尾断耳犬と同じで、人工的過ぎる。自然のままが最高だ。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.24
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愛犬の性格も人の性格と同じように、「生まれ」と「育ち」で決まる。「生まれ」とは親から授かる遺伝子が関与する先天的な性格だ。変えることは難しい。しかし、「育ち」は生まれ育った環境や教育で良くもなれば悪くもなる。後天的な性格に関与する。 愛犬の「生まれ」は、どんな愛犬に育てたいかを考慮して、購入以前に決めておくべきことなので、ここでは触れない。実際に、今いる愛犬の話をしたい。すなわち、「育ち」の話に絞る。 子犬は生後3週~15週までにいろんな事物に接して性格が形成される。生後3週~15週は犬の一生を左右する重要な時期だ。その時期の愛犬の育て方で、愛犬の性格が決まるのだ。人でいう「三つ子の魂百まで」に相当する。 ところが、混合ワクチンを売るつけたい獣医界はワクチンで免疫がつくまでは、子犬を外界から遮断することを勧めている。悪質だ。獣医界の言うようにすると、臆病犬や喧嘩好きな犬になる。自然界の動物は自然免疫で病気にはならない。自然にできる獲得免疫で十分だ。 何十年も犬を飼い続けてきて、一度も混合ワクチンの注射をしたことがない。金の問題ではない。機会損失の問題だ。 混合ワクチンに関する病気になれば、治療すれば完治する。病気になる確率も、完治しないで死ぬ確率もきわめて低い。 しかし、臆病犬や喧嘩好きな犬になってから、その性格を治そうとしても、簡単にはいかない。一生その性格のままのことが多い。 病気は治せる。性格は直せない。獣医界は物事の軽重をわかってない。わかってはいるが金儲けのために、愛犬家を騙している。まともではない。 犬にとってどっちが幸せか。飼い主にとっては社会性の豊かな犬の方がいいに決まっている。それなのに、悪徳獣医にだまされて、臆病、または、喧嘩ぽく、他の犬や人に馴染まない犬にしてしまっている。 ノ-リ-ドにしてもトラブルを起こさない犬かどうかは、犬の社会性があるかどうかで決まるのだ。人も社会性の豊かな人は周囲の人とトラブルを起こさない。トラブルになりそうなことでも、うまく対応して事なきを得る。犬も同じだ。上手に対応する。 愛犬のパピヨンのパナは生後50日の時から、公園に連れて行き、ノ-リ-ドで大小各種の犬たちや子供達と遊ばせた。混合免疫注射はブリ-ダ-で1回した証明書が付いていたが、買い取ってからはしてない。自然の免疫で十分だ。 悪徳獣医師は免疫が付くまでは公園などには連れて行くなと、愛犬家を脅かしている。注射代で稼ぎたい獣医にだまされて、生後半年後に愛犬を公園に連れて行くと、はじめて見る他の犬や子供達が異常に見え、飼い主の後ろに隠れたり、抱っこしてとおののくことになる。あるいは、吼えて威嚇する喧嘩犬になる。 昔の犬は注射をしなくても病気などしなかった。罹病することをおそれて、公園などにつれていかないで、社会性の乏しい犬に育てるか、それとも、罹病防止は自然免疫で十分だと考え、公園で遊ばせて、社会性の優れた犬に育てるかの選択だ。 換言すると、臆病犬や喧嘩犬の性格は飼い主が「育ち」の重要性を認識していなかったことに起因している面が大きいといえる。 最後の2枚の写真のパピヨンは、臆病犬だったが、飼い主の根気よい努力で、ノ-リ-ドで他の犬達とも、仲良く遊べるようになった。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.23
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断尾断耳に関するブログに「生まれつき尻尾のない犬はいない」と記述したら、ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの場合は、生まれつき尻尾のない犬がいて、ナチュラル・ボブと呼ぶそうだとの投稿があった。 早速、ナチュラル・ボブについて調べてみた。女性の容姿に関する情報は沢山あるが、肝心の犬の尻尾に関する情報は少ない。あっても、情報としては価値が少ない。殆どが又聞き情報だ。 「尻尾のない犬もいるそうだ」と書かれている。実際に生まれた犬に尻尾が先天的になかったとか、断尾したように短かったというような記載は全くない。 ナチュラル・ボブにするための研究はノルウェーが最も進んでいるとの記載が1件あった。断尾した犬同士を掛け合わせて、尻尾のない犬が生まれる研究をしていると言うことか。自然の摂理に反する研究だ。非情で無情な研究だ。 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの歴史は10世紀にまで遡るとのことであり、その間に断尾の長い歴史もある。もし、尻尾のない犬が生まれ、それが遺伝するようだと、今もナチュラル・ボブにするための研究をしていると言うのは、おかしい。成功してないと言うことだ。成功しているなら、その子孫を増やせばすむことだ。 欧州は断尾断耳の禁止の運動が激しい。法律で禁止している国も多い。その潮流の中で、断尾のウェルッシュ・コーギ・ペンブロークの業界団体が既得権益を守るために、いろいろと裏で画策していると見ている。 動物の基本的な機能形態が遺伝的に進化するには、100年単位の短い期間では不可能に近い。犬がオオカミから進化して、大小いろんな犬が人間の手で品種改良されて来たが、犬の持つ基本的な機能形態は変わってない。 犬の尻尾は犬の感情を表現する基本的な機能形態だ。環境に適応するために、基本的な機能形態を進化させた動植物は多いが、その進化には少なくとも何万年の期間が必要だ。 ウェルッシュ・コーギ・ペンブロークのナチュラル・ボブの話は、にわかには信じがたい。 動物愛護精神の強い欧米では、ここ10年の間に断尾・断耳を禁止する法律が北欧を中心に制定されている。多くの国々が賛同している。 日本にも動物愛護法があるが、棚の上の飾り物のようだ。働いてない。動物愛護相談センタ-などの行政機関も、「動物愛護」の意識は希薄のようだ。断尾断耳については黙認している。何もしてない。情けない動物虐待国だ。楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。「断尾断耳は動物虐待だ!70枚の写真集」 (東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。)
2005.05.22
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フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。普通のHP【愛犬と登山 パピヨンと高山200回以上の教訓】の「 愛犬の登山技術」に下記の記述をしてある。 「 夏山にはダニがいます。ワラビ取りに行った時に、1ミリほどのダニが100~200匹付いたことがあります。薬剤で退治すると、犬にも害が及びますから、風呂場で一日がかりで、手で除去したことがあります。大きく成長した後では、手で除去しにくいほど固着してしまいます。 ダニの付着予防のために、いろいろな市販薬剤を試してみて、一番効果があるのは、フマキラ-、ア-ス・ジェットおよびキンチョ-ルの家庭用ノミ、ハエ、蚊などの駆除剤ということがわかりました。安いことも幸いです。それらの商品の成分はレスメトリンとフタルスリンで同じです。 フロントラインなどは副作用が強いので、使用していません。 登山のスタ-ト地点で下車したら、犬が地面に付く部分、すなわち、足と腹の部分だけに、フマキラ-を噴霧すればよいのです。皮膚にはつけずに、毛に臭いが付く程度にわずかでよいのです。それで、一日は大丈夫です。」 レスメトリンとフタルスリンはピレスロイド系駆虫剤で、天然の除虫菊の成分を真似て合成した化学物質で、昆虫類には神経毒で殺虫力が強い。一方、人は体内で、その薬を分解してしまうので、低毒性だ。 通常、大量でない限り、中毒することはない。薬剤をなめた程度なら、口をゆすぎ、家庭で様子を見ていても差し支えない。皮膚についたら、石鹸で洗い流したらよい。 化学的薬理学的に興味のある人には下記の記述も参考になる。 レスメトリンのADI :0.125mg/kg/day で安全性が高い。 フィプロニルのADI :0.0002mg/kg/day で毒性が高い。 ADI(Acceptable Daily Intake)とは、許容一日摂取量のことだ。人がその化合物を毎日摂取し続けても、安全性に問題のない量だ。一日当たり体重1kgあたりのその化合物の重さで表す。体重50kgの人なら、上記数字に50を掛けた数量のレスメトリンを毎日摂取しても安全。それを越すと危険だ。 レスメトリンのマウス経口LD50 : 435~400mg/kg で安全性が高い。 フタルスリンのマウス経口LD50 : 1,920~2,000mg/kgで更に安全。 経口LD50とは、マウスに薬を食べさせた場合、50%のマウスが死ぬ薬の致死量だ。人の場合は、その数字に自分の体重、たとえば、50kgの人は50を掛けると、安全性の目安になる。フタルスリンを約100g食べると、死ぬ確率は50%だ。フタルスリンは粉末だ。それを半分の50gくらい食べても死なないほど安全ということだ。 フロントラインの主成分であるフィプロニルについては、信頼できる経口LD50の数値が見当たらない。農薬であり、蜜蜂やゴキブリが死ぬ薬剤だ。怖い化学物質だ。 ノミやダニ対策には怖い農薬のフロントラインよりも、家庭用品として広く使用されているフマキラ-などを使用した方が愛犬の健康によい。夏のダニやノミのつく時期には、愛犬の散歩の前に、足などにわずかにスプレ-するだけで、ダニやノミの付着防止になる。完璧とは言えないが、かなり有効だ。追加補足 朗報 天然の「ひば水・ヒバ油」のほうが香りも良く、ノミ、ダニ、蚊の忌避効果も優れていることがわかった。詳細は「天然ひば水で愛犬をノミ・ダニ・蚊から守る ヒノキチオールは香りの良い無害な防虫成分にある。 フロントラインの有害性については「フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 」 に詳述してある。参考随想ノミ駆除剤の副作用 6編の随想集 2005年2月から11月までに、ノミ・ダニ駆除剤フロントラインについて書いた6編の随想のタイトルをまとめて掲載しました。愛犬の健康にご参考になれば幸いです。1 農水省フロントライン副作用の怖い情報!? 愛犬のノミ・ダニ用フロントラインがゴキブリ駆除剤と同じ化学物質であり、有害な農薬であることを、このブログに書いたら、いろいろと嫌がらせの投稿がある。2 フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 農水省動物医薬品検査所が動物用医薬品副作用情報を公開している。全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を伝えている。3 フロントラインでゴキブリも死ぬ!? ノミやダニを殺すフロントラインとゴキブリを殺す薬剤は同じ化学物質であり、化学名をフィプロニル(Fipronil)と言い、人にも有毒な農薬だ。4 フロントラインで愛犬が湿疹掻痒、膿皮症! フロントラインの副作用ではないかと、愛犬の皮膚の病状を心配した飼い主から、次の投稿があった。5 ノミ・ダニ用フロントラインは有害農薬!? 蜜蜂が大量に死んだ。原因はフロントラインの主成分であるフィプロニル(Fipronil)だ。フランスでの昨年の話だ。フランスも日本もフィプロニルは農薬とし承認し、使用している。6 ノミやダニ防止はフマキラ-で!? フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.21
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農水省動物医薬品検査所が動物用医薬品副作用情報を公開している。全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を都道府県を通じて、農林水産省に提供する制度がある。 フロントラインの副作用については、2001年4月分で、35件の報告があり、うち1件の死亡例がある。実際の数字はその何百倍、何千倍だろう。症状は次の通り。 下痢、嘔吐、流涎、虚脱、血便、疼痛、発熱、元気消失、食欲減退、脱毛、痙攣、縮瞳、皮膚壊死、顔面発赤、眼瞼腫脹、湿疹掻痒、膿皮症など。 しかし、薬品メ-カ-や獣医のHPには、たとえば、次のような記述がある。 「この薬品は、昆虫の中枢神経系に作用して、短時間で死滅させます。この薬品は、生体に塗布すると直ちに体表や皮脂腺内の脂肪の中に溶け込みます。そして皮脂腺から脂肪分が体表に分泌されるときに一緒に体表に再分布することで長期間の効果の持続が発現します。この薬品自体の副作用はありません。昆虫と、哺乳類の中枢神経系の刺激伝導系の構造が違うために哺乳類には作用しません。」(原文のまま) このような虚偽の宣伝文句を信じ込んでいる愛犬家が多い。動物病院でフィロントラインを滴下してもらい、クルマで帰宅。しばらくして、家中が愛犬の下痢で、掃除に1時間半かかったとのブログ日記があった。下痢の原因は病院で緊張したせいだろうと推測していた。クルマの中でなくてよかったと喜んでいる。 コメント投稿者が十数人いたが、誰一人、フロントラインの副作用ではないかと、疑問を呈した人はいなかった。それほど無害神話が浸透しているのだ。真実を知らないから、怖くないのだ。 このブログの「 ノミ・ダニ用フロントラインは有害農薬!?」には、フロントラインを滴下した後の病状を投稿した愛犬家がいる。 Aさんの投稿 病院で薬を皮膚に落としてもらい自宅へ・・・すると夜から異変が・・吐くし腰が抜けて立てず おまけに失禁!ビックリしました。それ以後は恐ろしくて 使っていません。 Bさんの投稿フロントラインを使うとヨダレを垂らして様子が変になるんです。それで蚤ダニの恐怖はありましたけど勇気を出してやめたんです。 フロントラインの主成分は農薬のフィプロニルだ。ゴキブリの駆除剤と同じだ。フランスでは蜜蜂が大量死して、フィプロニル系農薬は現在、使用禁止になっていることは前のブログに記述した。強い副作用のある危険な化学物質だ。 愛犬は言葉での意思伝達ができない。気持ちが悪くなっても、飼い主に伝えることができない。下痢、嘔吐、流涎で、はじめて対応するようでは愛犬がかわいそうだ。人間には立派な頭脳がある。その頭脳を活用して愛犬の健康を守るのが、人間らしいやり方だ。参考随想ノミ駆除剤の副作用 6編の随想集 2005年2月から11月までに、ノミ・ダニ駆除剤フロントラインについて書いた6編の随想のタイトルをまとめて掲載しました。愛犬の健康にご参考になれば幸いです。1 農水省フロントライン副作用の怖い情報!? 愛犬のノミ・ダニ用フロントラインがゴキブリ駆除剤と同じ化学物質であり、有害な農薬であることを、このブログに書いたら、いろいろと嫌がらせの投稿がある。2 フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 農水省動物医薬品検査所が動物用医薬品副作用情報を公開している。全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を伝えている。3 フロントラインでゴキブリも死ぬ!? ノミやダニを殺すフロントラインとゴキブリを殺す薬剤は同じ化学物質であり、化学名をフィプロニル(Fipronil)と言い、人にも有毒な農薬だ。4 フロントラインで愛犬が湿疹掻痒、膿皮症! フロントラインの副作用ではないかと、愛犬の皮膚の病状を心配した飼い主から、次の投稿があった。5 ノミ・ダニ用フロントラインは有害農薬!? 蜜蜂が大量に死んだ。原因はフロントラインの主成分であるフィプロニル(Fipronil)だ。フランスでの昨年の話だ。フランスも日本もフィプロニルは農薬とし承認し、使用している。6 ノミやダニ防止はフマキラ-で!? フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.20
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獣医から、愛犬の手術が必要だと言われ、麻酔死を恐れた愛犬家から、次の投稿があった。「そけいヘルニアと診断された子は2歳のチワワ♀です。左の下腹部にポコッとした丸い塊があり、撫でると元に(平らに)戻ります。全身麻酔が恐いです。(泣)」 そけいヘルニアとは、犬の足の付け根(そけい部)の「腹膜を守る筋肉」に「すきま」ができて、そこから脂肪や小腸などが体腔外に飛び出して、手でさわれるような状態になっていることだ。 小腸、大腸、膀胱などは腹膜に包まれて体腔内にあるのが正常だ。しかし、そけい部や肛門のまわり(会陰部)の「腹膜を守る筋肉」に「すきま」がある犬がいる。 幼犬には多いようだ。成長と共にその「すきま」が小さくなり、ヘルニアは治るようだ。 成長後も「腹膜を守る筋肉」に「すきま」があると、脂肪や腸が飛び出すことがある。ヘルニアとはラテン語で脱出を意味するとのこと。脱腸と呼ばれることもあるが、「すきま」が大きいと、膀胱、胃、膵臓、脾臓、肝臓なども飛び出すこともあるようだ。 軽いヘルニアは手術をしないでも、特に問題はないようだ。「すきま」が小さいと、脂肪組織の一部がわずかに脱出する程度だ。「すきま」が大きいと、腸管の一部が自由に「出入り」するが、それほど大問題にならないことが多いとのことだ。このブログの投稿者の場合、「下腹部にポコッとした丸い塊があり、撫でると元に(平らに)戻ります。」とのことだから、手術の必要はなさそうだ。 「脱出」した腸管の一部が戻ることができなくなり、鬱血して腫れてくるようになると、腸管内の流れがストップし、嘔吐、食欲不振、発熱など腸閉塞と同じような症状が現れるとのこと。つまり、手術が必要だ。 なお、軽いヘルニアは手術治療をしなくても問題はないが、子犬を生ませると危険だ。胎児が成長がするにつれて、体腔内の圧力が高まり、大きな臓器までも飛び出す可能性がある。子犬を生ませないか、手術するかの二者択一だ。 なお、前記の投稿には次の文章も付加されていた。「 その手術のついでに避妊手術と歯石も取りましょうとの事です。片方にヘルニアがある子はもう片方もなりやすいとの事で、念の為、左右両方のそけいヘルニアの治療をするそうです。」 2歳になった犬に避妊手術をしても、乳腺腫瘍の予防にはならないことは、このブログで取り上げた。また、2歳の犬には除去しなければならないほどの歯石はついてない。さらに、右そけい部は正常なのに、手術で治すとは過剰診療だ。肛門のまわり(会陰部)のヘルニアは左右両側に発生することがあるとの科学的な記述があるが、そけいヘルニアには、そのような記述は見あたらない。拡大解釈か詐欺商法だ。 なお、この愛犬家は別の3歳半の愛犬の避妊手術を同じ獣医から勧められたが、このブログの随想をみて、避妊手術をとりやめた愛犬家だ。一番喜んだのはその愛犬だろう。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.19
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平成14年5月に農林水産省から、フィラリア症の予防注射の副作用の緊急報告が出されている。副作用の内容はアナフィラキシーショック死3件、注射部位の硬結、嘔吐、元気食欲減退、顔面腫脹などだ。 狂犬病ワクチンと同じ時期に注射すると、死ぬこともあるようだ。 農林水産省には、全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を都道府県を通じて、農林水産省に提供する制度がある。そのモニタ-獣医からの報告だ。 氷山の一角の数字だと見ている。その何千倍、何万倍の数が隠れていると見るのが順当だろう。愛犬が副作用死しても、モニタ-でない獣医は簡単には認めない。評判が落ちるからだ。それを認めても、農林水産省の報告ル-トにのせる手続きを嫌がる。儲けにならないとからと申告しない。闇から闇に副作用はないことにされる。 だから、農林水産省にあがった数字はきわめて重大な数字なのだ。 経口投与の場合は、すなわち、薬を食べさせる内服薬の場合のフィラリア予防薬の副作用については元気消失、食欲不振、嘔吐、あるいは歩行異常や呼吸困難を呈する大静脈症候群などが現れるようだ。長期に投与するので、肝臓障害や腎臓障害も起こるようだ。日向には必ず、陰ができるように、副作用のない薬はないのだ。 それなのに、獣医は愛犬家には、フィラリアの薬は副作用がありませんと、平気で言う。信じる者は救われる、のではない。信じる者は騙される、だ。 その点では長期に服用するフィラリアの予防薬よりも、昨日の随想に記述したように、感染し、罹病したあとで、フィラリア成虫を駆除する治療薬の方がよい。一度、注射し、半年後に、もう一度、注射すればよい。回数が少ないので、副作用も少なくてすむ。 昨日の随想から、主要部分を転写する。全文は「フィラリア治療薬! 好評発売中! 」 にある。 商品名「イミトサイド」が共立製薬(株)他1社から発売されている。概要 : 犬糸状虫駆除剤 動物用医薬品 要指示医薬品有効成分 メラルソミン二塩酸塩 効能又は効果 : 犬の心・肺に寄生する犬糸状虫の駆除 包装 : 50mgバイアル 5本入り 2004年3月2日の農林水産省(厚生労働省ではない)の動物用医薬品等部会でイミトサイドの安全性と有効性が再確認されている。20施設で、1,087頭の感染犬を治療して、肝臓への副作用はないと報告されている。 参考随想1 フィラリア予防薬の副作用と治療薬の効果従来からあるフィラリア症の予防薬ではなく、予防薬を使わないで、フィラリア症になってしまった愛犬の病気を治す治療薬が農水省から承認され、発売されている。2 フィラリア予防薬は誇大広告の駆虫剤だ!フィラリアの予防薬も治療薬も科学的に言えば駆虫剤だ。薬剤としても駆虫剤に分類されている。いわゆる予防薬はフィラリアの幼虫を、治療薬は成虫を駆虫する。 3 フィラリア治療薬完治率98,6%! フィラリアの予防薬ではなく、治療薬が平成6年に承認され、発売されている。商品名をイミトサイドといい、化学名をメラルソミンという。4 フィラリア治療薬 農水省承認発売中!?従来からあるフィラリア(糸状虫症)に予防薬ではなく、予防薬を使わないで、フィラリアになってしまった愛犬の病気を治す薬が農水省から承認され、発売されている。5 ワクチン等薬剤で愛犬がアレルギ-に!?獣医によって愛犬の肉体はいろんな薬剤で攻撃されている。愛犬がアレルギ-になっても不思議ではない。狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防薬、フロントライン等が愛犬の肉体を攻撃している。6 フィラリア予防はしない!治療薬がある!「 副作用が怖いフィラリアの薬!?」 に詳述したように、フィラリアの予防薬の副作用はこわい。アナフィラキシーでショック死することもある。7 副作用が怖いフィラリアの薬!?平成14年5月に農林水産省から、フィラリア症の予防注射の副作用の緊急報告が出されている。副作用の内容はアナフェラキシーショック死3件、注射部位の硬結、嘔吐等だ。8 フィラリア治療薬!!好評発売中!朗報だ。予防薬ではなく、治療薬が1996年に承認され発売されている。なぜ、獣医は、そのことを隠しているのだ。フィラニアの副作用の少ない立派な治療薬があるのに。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.18
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朗報だ。予防薬ではなく、治療薬が1996年に承認され発売されている。なぜ、獣医は、そのことを隠しているのだ。フィラリアの副作用の少ない治療薬があることが、世の中に広く知られると、フィラリアの予防薬は売れなくなると、商売根性をむき出しにしているのか。いずれにしろ、副作用の少ない治療薬が発売されいることはありがたい。 フィラりアは蚊の媒介で伝染し、フィラりアの成虫が心臓などに入り込み、外科手術で取り出さない限り、犬は病死する怖い病気だった。従来の治療薬は副作用が強く、犬が死ぬリスクが大きかった。 だから、多くの愛犬家は蚊の発生する夏の間、フィラりアの予防薬の投与を余儀なくされていた。予防薬の副作用よりも、フィラニア病になるのが怖かったからだ。 安全で、有効な治療薬があれば、予防薬を使わないで、副作用の弊害を避けることができる。感染しても、愛犬の病死は防止できる。発病してからでも、対応できる。 商品名「イミトサイド」が共立製薬(株)他1社から発売されている。概要 : 犬糸状虫駆除剤 動物用医薬品 要指示医薬品有効成分 メラルソミン二塩酸塩 効能又は効果 : 犬の心・肺に寄生する犬糸状虫の駆除 包装 : 50mgバイアル 5本入り 2004年3月2日の農林水産省(厚生労働省ではない)の動物用医薬品等部会でイミトサイドの安全性と有効性が再確認されている。20施設で、1,087頭の感染犬を治療して、肝臓への副作用はないと報告されている。 初代パピヨン登山犬の先代も、今のパピヨンのパナも室内で飼っているので、フィラリアの薬のお世話になったことがない。副作用が怖いからだ。フィラリアの幼虫が毒死するような化学物質が犬の体内に夏の半年間も滞留していて、副作用がない筈がない。肝臓機能を阻害することがありうる。 しかし、今までは安全で有効な治療薬がなかったので、蚊に刺されないようにと、かなり気を配っていた。 治療薬が発売されたので、もし、発病しても、完治する薬があると、気が楽だ。ありがたいことだ。このブログを書くために、いろいろと調査してきたが、一番うれしい情報だ。 詳細に薬効を知りたい人のために、HP記載の効能を原文のまま引用する。-------------------------------未成熟糸状虫、成虫の両方に対して効果がある。チアセトアルサミドより効果的な成虫駆除薬であり、血栓塞栓症と肺高血圧症などの駆虫後の副作用も高くない。報告では感染犬382症例中、重症のフィラリア症の犬(55頭)の31%で軽~中等度の肺動脈血栓塞栓症がみられた。 一般的な副作用として、投薬後5~7日後の発熱、咳、食欲不振がみられることがある。また、1/3の犬で注射部位の反応がみられるが、3ヶ月以内に自然治癒する。------------------------------- 参考随想 フィラリア症の予防薬と治療薬の随想集1 フィラリア予防薬の副作用と治療薬の効果従来からあるフィラリア症の予防薬ではなく、予防薬を使わないで、フィラリア症になってしまった愛犬の病気を治す治療薬が農水省から承認され、発売されている。2 フィラリア予防薬は誇大広告の駆虫剤だ!フィラリアの予防薬も治療薬も科学的に言えば駆虫剤だ。薬剤としても駆虫剤に分類されている。いわゆる予防薬はフィラリアの幼虫を、治療薬は成虫を駆虫する。 3 フィラリア治療薬完治率98,6%! フィラリアの予防薬ではなく、治療薬が平成6年に承認され、発売されている。商品名をイミトサイドといい、化学名をメラルソミンという。4 フィラリア治療薬 農水省承認発売中!?従来からあるフィラリア(糸状虫症)に予防薬ではなく、予防薬を使わないで、フィラリアになってしまった愛犬の病気を治す薬が農水省から承認され、発売されている。5 ワクチン等薬剤で愛犬がアレルギ-に!?獣医によって愛犬の肉体はいろんな薬剤で攻撃されている。愛犬がアレルギ-になっても不思議ではない。狂犬病ワクチン、混合ワクチン、フィラリア予防薬、フロントライン等が愛犬の肉体を攻撃している。6 フィラリア予防はしない!治療薬がある!「 副作用が怖いフィラリアの薬!?」 に詳述したように、フィラリアの予防薬の副作用はこわい。アナフィラキシーでショック死することもある。7 副作用が怖いフィラリアの薬!?平成14年5月に農林水産省から、フィラリア症の予防注射の副作用の緊急報告が出されている。副作用の内容はアナフェラキシーショック死3件、注射部位の硬結、嘔吐等だ。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.17
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人も牛乳を飲むと、腹具合がおかしくなる人が多い。少量の牛乳でも下痢症状になる人は乳糖不耐症だ。 最近まで、遺伝的な体質のように考えられていたが、食生活に影響される。だから、牛乳でカルシュ-ムなどの栄養素を摂取したいと思っている人は、体質改善をすれば、牛乳を飲んでも下痢することはなくなる。 犬についても同じなので、愛犬の食餌に牛乳を追加したいと考えている人は、この文章は犬について記述してあるものとご理解いただくとよい。 砂糖はブドウ糖と果糖が手をつないだような化学構造をしている。二糖類という。 牛乳に約4%含まれている乳糖はブドウ糖とガラクト-スが手をつないだ二糖類だ。この乳糖は、その名のように、人の母乳にも、親犬の乳にも含まれている。だから、乳幼児や、乳幼犬は乳糖を分解して、ブドウ糖とガラクト-スにして、小腸で吸収してエネルギ-源としている。 その時に働いているのが、ラクタ-ゼという酵素だ。その他に腸内細菌も大きく関与しているようだ。 ところが、乳離れして、乳糖を取らなくなると、そのガラクターゼと腸内細菌が減少する。乳糖を分解する力が弱くなっているのだ。小腸で吸収されなかった乳糖が大腸に行き、その乳糖が綿のように水を吸って、下痢を誘発する。 乳糖不耐症を改善するには、まず、牛乳を下痢しない程度に少しづつ、毎日飲むのがよい。それで、乳糖の分解に関与するガラクトースや腸内細菌が徐々に増えてくる。 乳糖不耐症を早く改善したい場合は、牛乳と一緒にヨーグルト、カルピスやヤクルトなどの乳酸菌飲料を同時に摂るのがよい。料理の食材として併用するのもよい。腸内細菌のどの細菌が有効かは、まだ解明されてないようだが、乳酸菌飲料などは効果があるようだ。 つまり、乳糖不耐症を治すには、牛乳や乳製品を繰り返し摂るとよいと言うことだ。 犬用牛乳は乳糖を少なくした牛乳だ! 米や小麦などに含まれているデンプンはブドウ糖だけが数珠のように沢山結合した多糖類だ。胃の中の酵素で容易に分解して、ブドウ糖になり、エネルギ-源になる。 乳糖は哺乳動物の乳の中にある二糖類だ。単糖類同士のブドウ糖とガラクト-スが化学的に結合した二糖類だ。つまり、二つの異なる糖が二つだけで手を繋いでいるだけだ。アベックみたいなものだ。この結合は強固であり、特殊な酵素がないと分解することができない。分解しないと、エネルギ-源にならないだけでなく、下痢などの原因になる。 牛乳には約4.5~5.5%。人乳には約5~7%の乳糖が含まれている。犬の乳に関するデ-タが見つからないが、同じ哺乳類だから、牛や人とほぼ同じくらいの乳糖が犬乳にも含まれているだろう。 人も犬も授乳期には乳を飲み、乳糖を分解して、エネルギ-源としている。その時期には体内に乳糖を分解する酵素のラクタ-ゼが沢山ある。 しかし、離乳し、乳を飲まなくなると、ラクタ-ゼが減少してくる。人も犬も成長してから、牛乳を飲むと、胃の調子がおかしくなるのは、ラクタ-ゼは少なくなっているからだ。 だから、人も犬も幼いときから、継続して牛乳を飲み続けいていると、ラクタ-ゼは減少しないので、下痢などの症状は起こらない。普通の牛乳を飲んでも大丈夫だ。 しかし、人も犬も成長してから、いきなり、多量の牛乳を飲むと、下痢などの症状を呈することがある。乳糖不耐症という。遺伝的な体質が関係しているとの説もあるが、授乳期には問題がなかったのなら、後天的な問題だと見る方が正しいだろう。 犬に関しては、犬という哺乳類が乳糖を分解できない動物であるかのよう風説風評がある。間違いだ。 乳糖をあらかじめ酵素で分解した人用の牛乳が市販されている。その牛乳は乳糖の約75%をブドウ糖とガラクトースに分解したもので、25%の乳糖は牛乳中に残っているとのこと。 しかし、犬用の牛乳の宣伝を見ると、乳糖の含有量はゼロと表示されている。工業的に酵素を用いて、乳糖を100%分解するのは至難の技術だ。コスト的にも無駄なことだ。誇大広告と見ている。人用の低乳糖牛乳を犬用に転用していると見ている。その方が生産コストは安い。 いずれにしても、犬用の牛乳は高価だ。 愛犬に、少しづつ牛乳を与えて、愛犬の体内に酵素のラクタ-ゼと腸内細菌を徐々に増やす方が良さそうだ。愛犬が飼い主と同じ普通の牛乳を飲めるのも楽しみの一つになる。 ← トップページへ ボクの頭をなでてワン! 写真のつづきは→ ノーリードのパピヨンの写真集
2005.05.16
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蜜蜂が大量に死んだ。原因はフロントラインの主成分であるフィプロニル(Fipronil)だ。フランスでの話だ。フランスも日本もフィプロニルは農薬として登録され、使用されている。その農薬で蜜蜂が大量に死んだ。フランスは緊急処置として、農薬としての使用を禁止した。正式な取り扱いは今後決めるとのことだ。 日本もフィプロニルを1996年に農薬として登録され、播種時の土壌処理用などとして、いろんな商品名で販売されている。家庭用としては、ゴキブリ用殺虫剤の主成分だ。その成分と犬猫用フロントラインの主成分が同一の化学物質であることを知っている愛犬家は少ない。フロントラインは犬猫に害がないと思い込んでいる愛犬家が多い。実は怖い化学物質だ。 困ったことに、フロントラインは獣医が販売している薬剤だ。よく効くと進めている。薬には必ず副反応がある。そのことは極秘にしている。他人の愛犬が死のうが、病気になろうが、どうでもいいことで、フロントラインを売って、儲ければいいのだ。 国際化学物質安全性カ-ドには、人の場合、「長期または反復暴露により、肝臓に影響を与え、組織障害を与えることがある」と明記されている。危険物質だ。 犬の場合、アルコ-ルの一種であるイソプロパノ-ルに溶かしたフィプロニルを皮膚に滴下する。フィプロニルは皮膚内部に浸透して、皮膚腺に貯蔵されるとのこと。だから、愛犬を風呂に入れてもその薬剤は取れないで、1,2ヶ月も薬効は持続する。きわめて効率がよい。多くの愛犬家は、そのことを長持ちすると、喜んでいる。 実に怖い化学物質が犬の体内に長期に留まっていることの怖さがわかってない。コキブリや蜜蜂を毒殺してしまう毒薬が、自分の愛犬の体内に長期に存在しているのだ。ノミやダニがその化学物質に触れて、死滅する。愛犬には異常が起きない筈がない。人と同じように肝臓機能に障害が起こると見るのが順当だろう。人と犬は同じ哺乳類だ。 テレビでも宣伝しているゴキブリ用殺虫剤メ-カ-のHPに下記のPR文が掲載されている(原文のまま)。 「コンバットα アルファ 6個」は、プロが使っている新速効成分フィプロニルを配合した、さらに速く長く効くゴキブリ用殺虫剤です。食べたゴキブリだけでなく見えない巣にいるゴキブリも駆除。置いたその日から速効で効き、2度効く効果は6ヶ月の長持ちタイプです。薬剤にふれることの出来ない容器設計なので、お子様やペットのいる家庭でも安心してご使用いただけます。」 「2度効く」とは、毒死したゴキブリの糞を食べたゴキブリも死ぬということだ。「薬剤にふれることの出来ない容器設計」とは、人やペットに接触すると、危険と言うことだ。如何に、怖い危険な化学物質であるかがわかる。 その危険きわまりない化学物質をイソプロピルアルコ-ルに溶かしたものを愛犬に塗っているのだ。ノミやダニを殺すために、ノミやダニよりも怖い化学物質を塗っている。 ノミやダニが人間はおかしな理解しにくい動物だと思っているだろう。ノミやダニは犬の血を吸うが、それ以上の害を犬に与えてない。 ところが、肝臓機能障害などいろいろな障害を引き起こす化学物質を愛犬に塗って、喜んでいる。愛犬の健康よりも、ノミやダニを殺すことが楽しみになっているのだろうと、ノミやダニたちは思っているかも知れない。まったく、人間の社会は不可解な社会だ。何か、何処かがおかしい。不合理が罷り通っている。 参考随想0 ノミ駆除剤は怖い農薬だ! その副作用の随想集1 フロントライン投与後の死亡!犬猫7件 平成16~20年医療事故報告11件中2 農水省フロントライン副作用の怖い情報! 愛犬のノミ・ダニ用フロントラインがゴキブリ駆除剤と同じ化学物質であり、有害な農薬であることを、このブログに書いたら、いろいろと嫌がらせの投稿がある。3 フロントラインで下痢、嘔吐、虚脱!? 農水省動物医薬品検査所が動物用医薬品副作用情報を公開している。全国で約800名の臨床獣医にモニタ-になってもらい、実際の医療現場の情報を伝えている。4 フロントラインでゴキブリも死ぬ!? ノミやダニを殺すフロントラインとゴキブリを殺す薬剤は同じ化学物質であり、化学名をフィプロニル(Fipronil)と言い、人にも有毒な農薬だ。5 フロントラインで愛犬が湿疹掻痒、膿皮症! フロントラインの副作用ではないかと、愛犬の皮膚の病状を心配した飼い主から、次の投稿があった。6 ノミ・ダニ用フロントラインは有害農薬!? 蜜蜂が大量に死んだ。原因はフロントラインの主成分であるフィプロニル(Fipronil)だ。フランスでの昨年の話だ。フランスも日本もフィプロニルは農薬とし承認し、使用している。7 ノミやダニ防止はフマキラ-で!? フロントラインは使用しないで愛犬と登山を200回以上もして、ダニ防止はどうしているのだと質問される。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.15
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アメリカ製ドッグフード缶詰にはコンパニヨン・アニマルの処理物が入っていることが明らかにされている。それを記述した著書は前の随想に書いた。 アメリカには米国飼料検査官協会(AAFCO)があって、如何にもペットフードの品質を規制し、取り締まる国家機関のようにように思われているが、誤解だ。取り締まる機関ではない。犬と猫の栄養基準を定めているにすぎない。栄養素の最大値と最小値を定めただけだ。その栄養素が牛鶏に基づくものか、犬猫に基づくものかは関係がない。つまり、AAFCOはドッグフードの原料が何であるかには関与しない。 AAFCOには栄養基準に適合しているかどうかを試験する設備もないようだ。即ち、実施機関ではなく、基準を示しただけなのだ。その基準を採用するかどうかも、各州が決める。犬や猫の栄養素の必要量は、この範囲にあると最大値と最小値を定めたものにすぎない。いわば、参考データを示しただけだ。 しかし、缶詰やドライフードには{AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準を満たしています}などの表示がある。その表示にAAFCOの承認があるわけでもなく、勝手に表示しているだけだ。勿論、AAFCOの検査を受けて合格したのでもない。つまり、「基準を満たしています」のであり、合格して品質優良として認定されたわけではない。誇大広告というより、だましの表示だ。 日本には「ペットフード公正取引協議会」という如何にも公的な機関のような会合がある。ペットフードメーカーの任意加入団体だ。加入してないメーカーもある。その協議会の品質表示規制は実にいい加減だ。原料は牛肉、鶏肉などと表示すればよい。牛や鶏の肉骨粉でも、畜産廃棄物でも、牛肉や鶏肉と表示していいのだ。しかも、原料の80%までを表示すればよい。のこり20%は何が入っているか表示しなくていいのだ。腐らないように、大量の防腐剤を入れても、表示しなくてもいいのだ。 泥棒仲間が集まって、盗みの規制を決めているようなものだ。泥棒仲間が都合がいいように決めてある。その規制があるから、我々は悪質な泥棒ではありませんと、世の中に公表しているようなものだ。誤魔化しの協会だ。何の権威もない。 同協会が品質を保証しているわけではないことを愛犬家は知っておいた方がよい。 アメリカも日本もドッグフード関しては品質を保証する機関はない。 厚生労働省は「食品衛生法」で人の食品の管理規制はしているが、犬の食餌につては関与しない。農林水産省は家畜の飼料の管理規制はしているが、犬は家畜でないので、その食餌には関与しない。つまり、ドッグフードはブラックマーケットの商品だ。 愛犬の健康を守るために、愛犬家は目を見開いて、真贋を見極めなければ愛犬が危ない。食餌や病気などに関する知見を広めることが大切だ。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.14
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「塩分が犬に害がないことを証明しろ」と覆面投稿してくる人達がいる。世の中には卑怯者がいる。負け犬の遠吠えと似ていることをする。投稿者のブログに訪問できないので、確認はできないが、ドッグフードメーカーの関係者か、ドッグフード信奉者だと見ている。自分の所在を明らかにしない卑劣な連中だ。 法律に無知蒙昧だと唖然とするが、本人達は本気なのだ。ほっても置けない。だから、それについて記述することにした。 裁判で、ある事件が、何かが「ある」と「ない」が問題になった場合に、原告被告のどちら側に証拠の提出を義務づけられるかを明確にしたものが、立証責任だ。 刑事訴訟では、検察官に立証責任がある。証拠不十分な場合は、疑わしきは罰せずで、無罪の判決がでる。 民事訴訟では、今まで平穏無事である状態を問題は何も「ない」状態とする。この何も「ない」状態に対し、何か問題が「ある」と主張する人は、その「ある」という証拠の提出が義務づけられる。「ない」ことの証明は不可能なことが多いからだ。 たとえば、誰からも、金を借りずに楽しく暮らしている人に、金を貸したと主張するなら、借用書などの証拠の提出が義務づけられる。 それを、「借りてないことを証明しろ、できないなら、金を返せ」とからむ輩は、反社会的な犯罪者だ。 犬は有史以来、人と共生共存して人と共に繁栄し、頭数を増やしている。その間、人と同じ食事をとり、その塩分で犬が健康を害したという歴史的事実はない。あると言うなら、科学的なデ-タを示してもらいたい。科学的なデ-タもないのに、人の食事に含まれる塩分が犬の健康を害するということは、虚偽広告だ。ウソつきということだ。 多くの長寿の愛犬の飼い主は、ドッグフードは食べさせてないと話している。このブログにも昨日、ご飯に味噌汁をかけた食事で愛犬が16年も長生きしたとの投稿があった。 ドッグフードが栄養バランスが良いと宣伝するなら、まず、原料が何であるかを公表するのが筋だろう。ただ、牛肉とか鶏肉では公表してないのと同じだ。アメリカでは畜産廃棄物だけでなく、毒殺された犬も原料になっていることが明らかにされている。日本も同じと見ている。そうでないと、100g10~20円のドッグフードはできない。 原料さえ公表しないドッグフードが栄養バランス表を公開できる筈がない。バランス表を公開しないで、口先だけで、栄養バランスが良いと宣伝している。詐欺行為だ。ドッグフ-ド界は暗黒のブラックホールだ。そこに愛犬たちを誘導して、いかがわしいものを食べさせて、利益を上げている。 簡単で、安いドッグフードを食べさせて、病気で高額の獣医代を支払うようでは不合理だし、愛犬もかわいそうだ。 愛犬家はドッグフード界が流している風評風説に惑わされないで、自分自身の頭でものを考え、愛犬の健康を守ることが大切だ。愛犬のパナにはドッグフードは一切食べさせないことにした。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.13
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ドッグフードを売りつけたいために、愛犬家が手作りの食餌や食べ残しを愛犬に食べさせないようにしようと、塩分や香辛料は犬に害があるとドッグフード業界はウソを言っているのではないかと推測している。科学的な根拠を示してないからだ。 大手ドッグフードメーカーのHPに下記の記述があった。原文のまま転載する。他の会社のHPも殆ど同じ内容だ。 ● 食塩・香辛料など 犬や猫は汗をかきません。 足の裏の肉球の間に少しかくくらいです。 ですから、塩分を多くとると体の外にうまく排出できません。 手作りの場合は味付けなどはしないで下さいね! 香辛料は心臓・肝臓に負担がかかり肝臓障害や高血圧症を引き起こす 恐れがあります。 人と違い、犬は皮膚に汗腺がないから、汗をかかないということと、人の汗には塩分が含まれているということは間違いない事実だ。だからと、汗をかかない犬は塩分を体外にうまく排出できないと結論つけるのは、馬鹿げている。 人も含めて動物の生理的科学的な教養学識が欠落した人がドッグフードを製造販売しているということを自ら暴露している。 人も犬も塩分の排出は汗だけでしかできないのか。汗をかかない人は食べた塩分は体内に蓄積するのか。人は日に10g以上の塩分をとる。夏でも汗をかかない人は1年で5~6kgほどの塩分をどこの臓器に貯めておくのか。クジラではあるまいし、塩を吹く人の話は聞いたことがない。 犬も人と同じ哺乳類で、腎臓で塩分は尿に排出される。犬には腎臓という塩分を排出する臓器はないというのか。ドッグフードメーカーには、あまりのも非常識な人がいると言うことだ。知っていて、書いているなら、悪質な詐欺師だ。 犬が人と共生共存するようになった歴史は少なくとも1万年以上ある。その間、犬は人と同じものを食べてきた。残飯が主食だった。残飯には当然塩分がある。犬が塩分で早死にしたという歴史的な記述はない。塩分で、犬が早死にしたという科学的なデ-タもない。あるというなら、提示してもらいたい。 人も塩分は少ない方がよいということが明らかになってきたのは、ここ半世紀だ。犬も塩分は少ない方がよいだろうくらいのことは推測できるが、犬に塩分が悪いというのには科学的な根拠はない。 いい加減で、でたらめなことを言う輩がドッグフード界にいる。 ドッグフードはわずか50年ほど前にアメりカで売り出されて、日本にも進出した。原料は畜産や農産廃棄物だ。それを押し売りするために、いろんな愚劣な風説風評を故意に流している。愛犬にとっても飼い主にとっても迷惑千万だ。だまされないことが愛犬の幸せにつながる。 香辛料についても同じだ。香辛料を主食にする犬はいない。人が嗜む程度の量なら、何の問題もない。食べ残しを愛犬に食べさせないで、ドッグフードを売りつけようとしている。悪質で詐欺的な商法だ。 愛犬のパピヨンのパナは味付けしたもので、香辛料の入っているものも食べさせることがある。喜んで食べるし、健康上問題を起こしたことはない。最近、ドッグフードは全く食べさせないことに決めた。何が原料なのかわからない食餌を与える気にはならない。愛犬はわが生涯の友でり、伴侶だ。参考随想 1 犬塩分不要論のお粗末な誤り! 2 愛犬も塩分が不可欠!人と同じ哺乳類だ! 3 愛犬に塩分はほんとに害か? 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.12
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主食のようにチョコレートを愛犬に与える人はいないだろう。それほど大量に与えなければ、チョコレートで中毒することはない。 それなのに、本や雑誌、ホ-ムページなどには自称愛犬家や獣医が犬にはチョコレートは与えてはいけないと書いてある。脅かすように、中毒症状を列記してある。 しかし、肝心の科学的な記述はない。即ち、どのくらい犬に食べさせたら、中毒するのかは記述してない。ただ、食べさせてはいけないとだけ書いてある。いい加減で無責任な記述だ。 なお、もっと無責任な記述がネット上にもあるので、要注意だ。テオブロミンの犬の致死量を、人のそれに比べ著しく低く記述してあることがある。獣医のでっち上げの数値だ。チョコレートを食べた犬を胃洗浄などをして儲けたいからだ。出所が疑わしい数値は信用しないほうが良い。獣医界の学術論文にも捏造論文が多い。獣医界ぐるみで愛犬家の国民をだましているからだ。 チョコレートにはテオブロミンというカフェインと同類の興奮作用のある物質が含まれている。チョコレートを食べると、元気になるのはそのためだ。 世界の化学界で最も信頼されている化学の百科事典はThe Merck Indexだ。世界の化学専門家が重宝している英文の事典だ。そのThe Merck Indexによると、テオブロミンの致死量は体重1kg当たり、犬は120~500mgで、人は300~500mgだ。犬の体重が10kgなら、10倍すればよい。 カフェインは犬が100~300mgで、人は200mgだ。数字が低いのは、少ない量でも興奮するということだ。つまり、テオブロミンはカフェインよりも弱い化学物質だ。 犬がチョコレートを食べても中毒死することはない。具体的に記述する。 「明治ミルクチョコレート」100gにはテオブロミンが280mg含まれている。 「ガ-ナミルクチョコレート」100gには240mg含まれている。 板チョコ100gは女性の手のひらほどの大きさのものだ。それを10個一度に愛犬に食べさせたら、体重10kgの愛犬は中毒死する可能性があるということだ。 体重3kgの愛犬なら、100gの板チョコ3個を一度に食べさせたら、死ぬかも知れないのだ。そのようなバカなことをする飼い主はいないだろう。そんなに沢山食べら、人間だって、胃の調子がおかしくなる。 著書には物事を科学的、論理的に考えてから、文章を書いてもらいたい。犬に関する著者には無責任すぎる人が多い。 犬にチョコレートを食べさせてはいけないと言うことは、100gの板チョコ50~60個を一度に食べたら、中毒死するから、チョコレートは人間も食べない方が良いと言っていることと同じだ。馬鹿馬鹿しい話だ。 なぜか、犬の世界に関しては実に馬鹿馬鹿しいことが、さも正論のように罷り通っている。困ったことには、それを正しいと信じ込んでいる愛犬家が多いことだ。愛犬にチョコレートを食べさせているというと、こちらの方が非常識のように思われる。 このブログに「愛犬の健康を害する食材!?」を既述した。関連部分だけを再掲載する。コ-ヒ- 先代も今のパピヨンのパナも缶コ-ヒ-が好きだ。 夏は冷たい缶コ-ヒ-を喜んで飲む。 カフェインが悪いと、大げさに騒ぎすぎる。チョコレ-トや甘いもの 人と同じ。多いと弊害がある。その程度のことだ。 チョコレ-トに含まれているテオブロミンはカフェインよりも 中枢興奮作用が弱い化学物質だ。 愛犬はチョコレートが大好きだ! その随想集-
2005.05.11
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恐ろしい話が載っている本が出版されている。アメリカやカナダのペットフードの原料が何であるかを暴露した本だ。日本のペットフード業界も同じ原料を使っていると見ている。 本のタイトルは 「食べさせてはいけない! ペットフードの恐ろしい話」 アン・N・マーティン 著 北垣憲仁 訳 白揚社(1800円) 2003.12.25 発行 昨日の随想に書いたように、アメリカのドッグフードの原料は4Dだ。4Dとは、Dead(死んだ)、Dying(死にかけた)、Diseased(病気の)、Disabled(障害のある)の頭文字だ。すなわち、人の食料にならない畜産廃棄物をドッグフ-ドの原料にしている。 正常な牛から人間用の肉を取ったあとの骨、角、蹄 内蔵などから製造する肉骨粉も、勿論、使用されている。 驚愕の事実がまだある。コンパニオン・アニマルもドッグフ-ドの原料となっている。コンパニオン・アニマルとは愛玩動物のことであり、犬や猫も含まれる。保健所等で薬物死された犬、動物園の病死、老衰死動物、さらに、道路上の轢死動物などがドッグフ-ドメ-カ-に送られる。アメリカの各州では公然と行われている、即ち、法律では規制してないとのこと。 日本も同じ原料を使っていると見ている。日本も規制する法律がない。廃棄物同然の原料でないと、100g10~20円の販売価格にはできない。 肉の色をしているソフトジャーキーを愛犬に食べさせていたら、糞が不自然な赤色になって、獣医が染料の色だと言うので、そのジャーキーを食べさせるのを止めたら、糞の色が正常に戻ったと、このブログに投稿があった。胃の中でも分解しない染料を使って、如何にも精肉のように見せかけているのだ。 ジャーキー類の包装に愛犬に食べさせるジャーキーの本数を犬の大きさ別に細かく指定しているのは、糞の色で愛犬家がおかしいと思わないようにするためと、肝臓障害を起こす防腐剤が沢山入っているので、急に発病すると、原因がジャーキーだとばれるからだ。ジャーキーをよく食べる愛犬は、肝臓の機能が悪いので、麻酔薬を解毒できない。麻酔死することになる。獣医界の常識だ。 だが、多くの獣医はそのことを隠している。ドッグフードは栄養バランスのよい食べ物だと、愛犬家に勧めて、利益を得ている。 アメリカもカナダも日本も、ドッグフード業界と獣医界は同じ穴のムジナなのだ。 いろんな本を読んで、自分の愛犬は自分で守らないと誰も守ってくれない。守る法律もないのだ。アメリカもカナダも同じようだ。 参考随想 国内のドッグフ-ドについて恐ろしいことが記載されている。1 毒殺犬猫ドッグフード化!告発投稿2 家畜飼料不向き品がドッグフード原料に 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.10
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肥料の鶏糞は100g約6円だ。ドッグフードは安いものは100g約10円だ。缶詰で100g約20円で買える。なぜ、そんなに安い。いったい原料は何だ。 中国製のササミジャーキーは鶏の乾燥肉であることは見て分かる。これは100g約200円だ。 それ以外のドッグフードは原料が表示されてない。表示されているものでも、牛肉、鶏肉、小麦粉、脱脂大豆と書いてあるだけで、混入割合は書いてない。 人が食べる牛肉は安いものでも、100g200円はする。鶏肉も100円はする。それらを入れて、乾燥して、ドライのドッグフードにすると、牛肉は300円以上、鶏肉は150円以上の原料代になる。 100g約10~20円のドッグフードに、いかに安いとは言え、人が食べるような牛肉や鶏肉を使うことはできない。現行の価格の数倍の価格で売らないと、利益が出ない。 では、ドッグフードの包装に表示してある牛肉とか鶏肉とは、いったい、何のことか。犬が喜んで食べるので、肉類が入っているのは間違いがない。そんなに安い肉類があるのかと疑問が湧く。 BSE(狂牛病)騒ぎ以前は、ジャーキーの原料は牛の肉骨粉だった。人の食用の肉を取った残りのものを加熱乾燥粉砕したものだ。牛豚鶏の飼料としても用いられたものだ。現在は輸入も製造も農林水産省の指導で一時的に中断している。だから、ジャーキーの製造を中止しているか、原料を変えていることになる。何に変えたのかが不明だ。原料名の表示に法的な義務はない。メーカーが秘密にしたければ公表しなくてもよい。ブラックボックスの世界だ。 アメリカのドッグフードの原料は4Dだと暴露されている。公然の秘密だ。4Dとは、Dead(死んだ)、Dying(死にかけた)、Diseased(病気の)、Disabled(障害のある)の頭文字だ。すなわち、人の食料にならない畜産廃棄物をドッグフードの原料にしている。勿論、肉骨粉も使用されている。 日本も同じ原料を使っていると見ている。廃棄物同然の原料でないと、100g10~20円の販売価格にはできない。肥料の鶏糞さえ、100g6円位はするのだ。 驚くのはそれだけではない。コンパニオン・アニマルもドッグフ-ドの原料となっていることが暴露されている。コンパニオン・アニマルとは愛玩動物のことであり、犬や猫も含まれる。保健所等で処理された犬などが、ドッグフードメーカーに移送される。アメリカの各州では公然と行われているとのこと。日本でも同様なことが暴露されたことは、このブログの随想に以前に書いた。 ドッグフードに比べると、鶏の唐揚げの骨が如何に高価な貴重な愛犬の食餌であるかがわかる。人の食べ残しの食餌は贅沢な美味しい食餌なのだ。 長寿犬は皆、人と同じものを食べて、長生きしている。愛犬のパナには今後はドッグフードはいっさい食べさせないことにした。関連随想 ドッグフードの原料等の偽装表示
2005.05.09
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愛犬のパピヨンのパナが生後数ヶ月の頃の話と写真集だ。楽天の画像容量オーバーのため、写真集は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 猫よりも小さく、体重3kgもない超小型犬のパピヨンを東京都の小金井公園でノーリードで遊ばせていたら、公園監視員が来て、犬にリードを付けろと、高圧的に言ってきた。 「この小犬が何か他人に迷惑をかけるようなことをしたのか」と聞いた。 「実は小犬が子供を噛んだことがある。」とのこと。 「そう言うこともあるだろう。新聞やテレビで知っていると思うが、最近小学生の女の子が同級生をカッターナイフで斬り殺したね。君たちは公園に来る女の子は皆人を殺すおそれがあると警戒しているのか。」と尋ねた。無言で返事が無い。 しばらくして、別の監視員が来て、 「実は先日、大型犬が大人を噛んだことがあるのです。」とのこと。 「そう言うこともあるだろう。人を殺す人もいるのだから。君たちは公園に来る人は皆人を殺すおそれがあると入園禁止にはしないのか。」と聞いてみた。返事はない。 「わずかな事例をとりあげて、すべてを禁止しようとするのは小役人根性と言うものだ。帰って所長にそう伝えておけ。必要があれば所長を裁判所に呼びだしてもらう。」と言って引き取ってもらた。 それ以降は監視員はこちらのノーリードの小犬を見ても、見て見ぬ振りで避けるように立ち去って行く。 雇われ監視員の中にはしつこく高圧的な輩もいる。所長の指示だから、リードしろという。所長に会うことにした。その公園の所長は「法律条例のことは知らない。面倒だから、犬はすべてノーリードを禁止している。」と平然と言う。 東京都の犬の係留(リード)に関する条例を無視し、自分達の都合で何でも禁止してよいと思い上がっている。コンプライアンス(法令順守)の意識がない。小役人集団の歪曲した精神構造を垣間見る思いだ。 民間企業なら、自分の仕事に関する法律条例を知らないと言ったら、会社の信用を失墜させかねないとして、即刻、降格して配置転換だ。 公園を管理している小役人は、法律条例を無視して、ノーリード禁止を平然としている。取り締まりの法的根拠を示せというと、黙ってしまう。市民の税金で給料をもらっていながら、市民に嫌がらせをするタチの悪い困った生き物だ。 ノーリードの好きな愛犬のパナ達は、人間社会の理不尽なことにはおかまいなく、公園で走り回って喜んで遊んでいる。止めさせる気は全くない。楽天の画像容量オーバーのため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.08
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今回のJR西の悲惨な脱線事故で、日が経つにつれ、JR西の企業体質の悪さが露呈している。暴露されたと言ってもよい。情けない会社だ。人命を預かる鉄道マンとしての自覚と責任感がなさすぎる。 事故電車で出勤中のJRの運転手2人は、救助活動をせずに、上司の指示で通常の勤務に就いている。 観光バスが転落して、多数の死傷者がでているのに、それを見捨てて、他の観光バスは観光旅行を続行することはないだろう。そのようなことをJRはしたのと同じだ。儲けるためには、乗客の命は無視する体質がJRにはあるのだ。所定の業務の遂行が最優先なのだ。即ち、利益追求がすべてに優先するのだ。 事故当日、大事故が起こったことを知りながら、JR西の天王寺車掌区の46人の社員が責任者の区長と共にボ-リング大会を行い、懇親会で、2次会、3次会と飲み遊んだ社員もいるとのこと。大惨事の事故だと知っていての行動だ。お客さんを殺したという罪や哀悼の意識が欠如している。 事故後、ゴルフコンペなどに参加していた職員は延べ185人になり、ボ-リング大会参加者を含めると231人になる。駅長や鉄道部長ら所属長8人を含む管理職94人がゴルフコンペに参加している。社会良識が欠如している。 大事故後もJRの運転ミスはあとをたたない。オ-バ-ランが数多く発生いている。クルマを運転している人は、絶対にオ-バ-ランはしない。したら、事故になるし、人をひき殺したり、自分が死ぬおそれもあるからだ。 JRの社員はまともな社会人ではない。「他のことを考えていたので、オ-バ-ランしてしまった」と異口同音のことを運転士達は言い訳している。責任感が欠落している。 オ-バ-ランして、定時運転が危なくなると、高速の回復運転が常態化しているいて、それが危険で異常なことだとは思ってないようだ。何よりも定時運転が優先するのだ。定時運転ができなかった運転士には厳しい罰があるので、制限速度も無視して高速運転するのだ。狂っている。 大事故の話に、些細な話を持ち出して、申し訳ないが、なるほどと理解で来たことがあるので、書くことにした。 東京近郊はバスも地下鉄も私鉄もカゴに入れた小犬は無料だ。地下鉄は公営もすべて無料なのに、なぜかJRと新幹線だけが270円と有料だと、前々から、変だと思っていた。旧国鉄の体質がまだ残っているようだと、軽く考えていた。 ところが、今回の大事故の関するJR西の対応の情報で、なるほどと理解ができた。人命さえ軽く考えている経営者や社員では、私鉄並にカゴに入れた小犬は無料にした方が合理的であり、業務の効率化につながり、お客さんへのサ-ビスの向上にもなることを進言する社員はいないし、経営者もいないのだと思い至った。 旧国鉄時代からの企業体質が改善されてないだけではないのだ。親方日の丸の意識がつよく、ほんとの企業戦士としての意識が醸成されてないのだ。上も下もふやけている会社なのだ。 JRの小犬の運賃が私鉄並になる日はいつか。その日がJRが一人前の企業に成長したことを示す祈念すべき日になるだろう。亡くなられた方々のご冥福を衷心より祈る。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.07
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誇大広告、詐欺商法を行っている獣医が多すぎる。愛犬家は自衛するしかない。自分の愛犬がよく行く獣医に下記の質問をして、肯定の返事をした獣医には警戒した方がよさそうだ。1 メス犬は乳腺腫瘍になりやすいですね。予防のために避妊手術をした方がよいですか。2 ケンネルコフはワクチンで治りますか。3 愛犬の歯石が増えました。麻酔で眠らせて、歯石を取った方がよいですか。 上記3つのうち一つでも、肯定的な返事をした獣医とはお付き合いは避けた方が無難だ。1について 乳腺腫瘍の手術は皮膚にあるしこりの切除手術なので、簡単だ。翌日には退院できる。一方、避妊手術は卵巣や子宮を切除するので、開腹手術で重大な手術だ。開腹手術とはお腹をメスで切って、お腹の中の臓器を手術するのだ。体力がない犬だと、死亡する可能性は、、皮膚手術よりも、はるかに高くなる。 数日の入院が必要で医療費も莫大だ。その莫大な医療費を支払ってもらいたいために、愛犬に避妊手術を勧めるのだ。2について ワクチンは予防薬であり、治療薬ではない。ケンネルコフは治療できない。ケンネルコフの原因は数多くのウイルス、細菌、マイコプラズマなどだ。それらの単独感染もあれば、複合感染のこともある。混合ワクチンの対象ウイルスであるパラインフルエンザウイルスや犬アデノウイルス2型が原因のこともあり得るが、そのウイルスが原因でも混合ワクチンでは治療は出来ない。3について 人間の場合、歯石をとるのを嫌がるご老人などに、全身麻酔をかけてまで、歯石をとった方がよい勧めたら、その医師は儲けに目がくらんで精神に異常を来したのではないかと疑われてもおかしくない。人間の場合は麻酔死の確率はきわめて低くてもだ。 愛犬が手術の必要があったときに、近隣の開業獣医5,6人に電話で麻酔死の事故がないことを保証できるかと問い合わせた。全員保証出来ないとの返事だった。 1~3の回答の詳細については下欄にトラックバックしてある。ご参考になれば幸甚の至り。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.06
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野性の肉食動物は獲物の動物の骨を食べて、カルシウムを補給し、歯を磨いてる。誰も疑うことのできない自然の摂理だ。野性動物の世界にはドッグフードという人工のたべものはない。獲物の骨がカルシュ-ム源だ。 しかし、ドッグフード業界はドッグフードを少しでも多く売りたいために、鶏の骨などを愛犬に食べさせることを止めさせようと、いろいろと誤解させるような風説風評を流している。 加熱してない生の鶏の骨は愛犬に食べさせてもいいが、加熱した鶏の骨は胃に刺さったりして危険だから、食べさせてはならないと意図的に誤報を流している。(このブログにも、嫌がらせの投稿があった。自分たちの方が正しいということのようだ。) 生の骨と加熱した骨の差違について、物理的にも化学的にも説明されてない。何の科学的な根拠を示さずに、ただ、一方はよくて、他方は悪いといっているだけだ。いい加減すぎる。というより、ウソをホントらしく言おうとしているから、もともと、科学的な根拠がある筈がない。 鶏の骨の組成は無機物が約70%、コラーゲンが約20%で、残りが水などだ。その無機物はカルシュームとリンを成分とする骨塩(ハイドロキシアパタイト)だ。その骨塩をタンパク質の一種であるコラーゲンで接着し、包み込むようにして骨を丈夫にしている。骨が丈夫であるのはコラーゲンの伸縮性や弾力性のためだ。 だから、生の骨は実に丈夫だ。金槌で叩いても、細かくしにくい。犬の歯でも簡単には細かくできない。勢い、丸呑みすることになりがちだ。また、生のコラーゲンは人や犬の胃の中でも消化しにくい。 一方、加熱した鶏の骨はコラーゲンが熱変成を受けて脆くなっている。接着剤の役目をしていたゴラーゲンがなくなって骨塩だけになっているので、簡単に砕ける。胃の中でも消化されやすい。 その真偽は次の実験で直ぐに結果がわかる。 トイレ洗浄用のサンポール(KINCHO)は塩酸酸性で、胃の中の酸と同じ成分だ。胃の中には酵素もあるが、それは入手できないので、サンポールだけで実験する。 陶器製の容器に、適当な大きさにした生の骨と、電子レンジなどで一度加熱した骨をいれ、それにサンポ-ルを注いで、骨が沈むほどにする。2時間ほどたつと、加熱した骨は柔らかくなっている。生の骨は、まだ硬い。胃の中にはコラーゲンや骨を溶かす酵素もあるので、その差はもっと大きくなるだろう。 鶏の骨は栄養満点の天然の食餌であり、防腐剤も入ってない。一般家庭からでる鶏の骨をゴミ箱に捨てるのはもったいないことだ。地球の有限な資源の有効活用のためにも一考したいことだ。しかも、愛犬の大好物だ。 愛犬が早食いの癖があり、大きな骨でも丸呑みしそうなら、一度、加熱してもろくなった骨をカニ切りバサミか剪定バサミで小さく切ってあげると、のどに詰まるような心配はしなくてよい。 どんなに大きな骨でも犬の胃に入ったら、すぐに胃液で解け始める。犬の胃液は人の胃液よりもはるかに強い酸性だ。参考随想 愛犬の食材鶏の骨に関する6編の随想集! 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.05
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楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 臆病な愛犬が多い。特に、体重が5kg以下の犬に多い。思うに、愛犬が他の犬を見て恐がると、飼い主が愛犬を抱き上げてかばうことが、恐がりを助長し、さらに、こわがるようにな性格になったのではないかと推測する。 犬の性格は「生まれ」と「育ち」できまる。生まれは親犬から受け継いだ遺伝子が関与しているので、後天的に変えることは難しい。親犬が臆病な犬だと、その子供も臆病な犬になる可能性は高い。 しかし、育ち、即ち、愛犬の育て方で臆病な遺伝子を持つ犬でも、ある程度、大胆な性格の犬にすることができると見ている。 3kgにも満たない小犬のパピヨンの愛犬のパナを見て、飼い主の後ろに隠れたり、抱っこしてとせがむ犬は、生まれもさることながら、育ちがわるかったのではないかと思う。つまり、愛犬が臆病であるのは飼い主に責任がある。臆病になるように育てたのではないか。そのことがわかってない飼い主が多い。愛犬が悪いと思っているようだ。 パナはどんな大型犬とも、物怖じしないで仲良く遊ぶ。メスなので、オスの大型犬から、しつこくお尻をかがれると、声を出して威嚇する。大型犬がたじたじになることもある。それ以外のことでは、声を出すことは殆どない。喜々として仲良く遊ぶ。 ブログをサ-フィンしていると、大きな犬はノ-リ-ドにしてはいけないと主張しているブログに出会うことがある。自分の愛犬が恐がるからと言うのが理由だ。身勝手な論理だ。臆病犬に育てたのは自分自身だということがわかってない。愛犬を臆病にした責任は飼い主にある。その責任を他人の大型犬に転嫁している。 何事であれ、責任転嫁する人は社会良識がある人とは言えない。 犬恐怖症の人が犬はノ-リ-ドにするなと言うことと同じだ。自分が楽しくくらすためには、他人の生活行動を抑制してもよいと思っている。法律条例が禁止してないことを自分が禁止してもよいと思い上がっている。 犬恐怖症という精神的な病気を治すか、公園には行かないかの問題だ。責任転嫁をしてもらっては困る。迷惑千万だ。 臆病な犬も同じだ。他人の犬にとやかく言う前に、自分の犬の臆病を治すか、公園などヘは連れて行かないことだ。連れて行っても、他人にケチをつけないことだ。 何事であれ、程度の低いものが、程度の高いものに、ケチをつけて、足を引っ張るのは世の中を住みづらくする。程度の高いものを勧めることが世の中を明るく住みやすくする。 楽天の画像容量オ-バ-のため、写真は別に保存してあります。ここをクリックしてください。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.04
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日本では犬のフ-ド、おやつ、ガム、おもちゃなどが法律の規制や保護を受けてないで、業者が好き勝手に販売していることを知らない愛犬家が多い。 下記に犬用ガム販売会社の愛犬へのガムの与え方の注意事項を原文のまま引用する。★ のどに詰まらせる恐れがありますので、中型犬以上には与えないでください。★ 愛犬の食べ方や習性によっては、のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。★ 子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。 「中型犬以上には与えないでください。」とのことだが、小型犬は大丈夫と言うのか。ガムを小型犬が噛み続け、ガムが小さくなると、飲み込んで、のどに詰まらせることが起こりうる。実際に、病院に運び込まれる犬は体重5kg以下の犬が多い。 「のどに詰まらせることがありますので必ず観察しながらお与えください。」とはふざけた会社だ。犬が、何時間もかじっているのを観察し続け、危ないと判断したら、止めさせろと言うのか。それほどの危険を冒してまで、犬にガムを与えなければならないのか。馬鹿げている。犬がのどに詰まらせたら、飼い主が観察を怠ったからだと言い訳を準備してあるのか。 「愛犬の食べ方や習性によっては」とは、その愛犬の食べ方や習性が悪いのであって、ガムの品質や性能が悪い訳ではないと言うことか。ふざけた会社だ。人間の子供の食べ物や玩具について、同じような広告を出したら、その会社は世の中から徹底的に糾弾されて、会社の存続さえ許されなくなる。 「子供がペットに与えるときは、大人が立ち会ってください。」とは、犬用ガムが如何に危険なものであるかを自分で宣言しているようなものだ。大人が立ち会って与えなければならないほど危険なものは販売するなと言いたい。儲けるためには他人の迷惑はかえりみない不埒な輩だ。悪徳会社だ。 のどに詰まらせることもある危険なものを平然と販売している。食道閉塞や腸閉塞で獣医病院に運び込まれる愛犬が増えている。病院の方は儲け仕事が増えたと喜び、犬用ガムは危険だと愛犬家に警告するようなことはしてない。逆に、鶏の骨が危ないと非科学的で間違ったことを広めている。学識教養がなさすぎる。 日本にはドッグフ-ド等に関する法律の規制がない。愛犬の住む世界は無法地帯であることは前の随想でも指摘した。食品衛生法は人の食料について、飼料安全法は家畜の飼料について規制している。しかし、犬は人でも家畜ではないので、つまり、犬は人が食べないので、飼料安全法の保護も受けられない。厚生労働省と農林水産省の管轄外だ。主管官庁がない。 犬用ガムなどは何を原料としてもよいし、危険きわまりない代物であっても販売してもよいのだ。法律上は罰せられることはない。虚偽の広告を取り締まる法律も、ドッグフ-ド等には適用されない。 多くの愛犬達が犬用ガムで食道閉塞や腸閉塞のトラブルで病院に駆け込んでいるのに、誰も処罰されない。獣医は仕事が増えたと喜んでいる。変な世の中だ。 愛犬に何のために、ガムを与えるのか。歯を大切にするためには、食道閉塞や腸閉塞で死ぬことがあっても仕方がないことなのか。命よりも歯の方が大切なのか。 幸い、当方の愛犬のパナは鶏の骨の食餌に満足していて、ガムやジャ-キ-には興味を示さない。先代の愛犬は享年15歳で急逝するまで、歯は丈夫だった。頻度よく、鶏の骨をかじっていた。 野性の肉食動物は皆、動物の骨をかじって、栄養をとり、歯を磨いている。 関連随想1 牛皮や骨型犬用歯磨きガムで食道腸閉塞事故 ドッグガムは危険な欠陥商品だ! 2 犬用ガムは喉や胃腸を閉塞する危険な商品! 鶏の骨は胃液で溶解消化して栄養になる!3 犬用ガムの食道閉塞事故とPL法 製造物責任法 4 愛犬は歯磨きを鶏の骨つき肉を噛み砕いて! 偽装だらけの犬の世界185 犬の歯石取りと歯周病の予防は鶏の骨で!6 愛犬は鶏の骨を噛み砕いて歯磨きしている! 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.03
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東京都奥多摩で人気の高い大岳山に愛犬のパピヨンのパナと登った。ケ-ブルカ-に乗らないで、パナも自力登山だ。10個以上ある鉄ハシゴと大きな岩は抱き上げて渡った。99%以上自力登山だ。 パナは身軽で4WD(四輪駆動)なので、歩くのが速い。重い荷物を背負い、玉の汗を流しながら、ゆっくり登る飼い主とは鈍牛とキツネほどの差がある。常に先を行き、戻って来ては飼い主をせかす。鉄ハシゴや大きな岩で登れないときは、先に着いて、ヴ-ヴ- と声を出して不満を表す。 標高差800mほどを休み時間込みで3時間半で登った。普通の速度だ。一般登山家の登山速度は標高差200mを1時間で登るのを目安にする。休み時間は含まない。 下山は2時間。計5時間半。自宅から山麓までのクルマの走行時間の方が少し長い。ゴ-ルデン・ウィ-クなのに青梅街道は混んでなく、1時間25kmほどの速度が出た。 愛犬との登山を禁止する法律はない。尾瀬などの国立公園は犬は禁止と言っているが、法的な根拠はない。観光業者が身勝手に言っているに過ぎない。 犬は自然環境を破壊するから、登山禁止というのも、科学的な根拠はない。地球上に犬が自然環境を破壊した歴史はない。 自然環境を破壊しているのは、犬ではなく、観光登山業者だ。犬を入山禁止にして、如何にも自分たちは自然環境保護者のような顔をしている。詭弁だ。鉛筆の万引き少女を捕まえて、俺たちは正義の味方だと言っているピッキング強盗集団みたいなものだ。 環境省の出先機関の小役人は観光登山業者からの賄賂接待付け届けで脳の思考細胞が正常には機能しなくなっている。観光業者の環境破壊を容認している。 犬は自然環境を破壊するという観光登山業者が流している風説風評が正しいものであるかどうかを愛犬家はご自分で考えていただきたい。 愛犬との登山は楽しい。愛犬をノ-リ-ドにできるようになった飼い主は愛犬との登山に挑戦するのも面白い。愛犬も喜ぶ。 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.02
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乳腺腫瘍とは犬の皮下の乳腺にできる腫瘍のことだ。いわゆる癌といわれ、内臓にまで転移する悪性のものと、皮膚にだけできて転移しない良性のものがある。その発生率はそれぞれ50%だ。良性のものは、おできようなものであり、簡単な皮膚手術で治る。 統計的なデ-タによると、愛犬が悪性の乳腺腫瘍になる割合は1,000頭に1頭だ。たとえ悪性の乳腺腫瘍でも、5mm位のものなら、簡単な外科切除手術だけで根治する確率が非常に高いとの獣医大学の報告がある。 ところが、乳腺腫瘍の予防のために、愛犬の避妊手術を勧めている獣医が多い。前記獣医大学の報告では、悪性乳腺腫瘍の発生の確率は避妊手術には関係がないという。避妊手術をしても、悪性腫瘍の発生予防にはならないということだ。 つまり、乳腺腫瘍の予防のために、愛犬に避妊手術を勧める獣医は詐欺師と同じということだ。予防効果のないものを如何にも効果があるように、愛犬家に愛犬の避妊手術を勧めている。悪徳商法だ。 しかも、乳腺腫瘍の手術は皮膚にあるしこりの切除手術なので、簡単だ。翌日には退院できる。一方、避妊手術は卵巣や子宮を切除するので、開腹手術で重大な手術だ。開腹手術とはお腹をメスで切って、お腹の中の臓器を手術するのだ。体力がない犬だと、死亡する可能性は、、皮膚手術よりも、はるかに高くなる。 数日の入院が必要で医療費も莫大だ。その莫大な医療費を支払ってもらいたいために、愛犬に避妊手術を勧めるのだ。 愛犬の将来の健康を考えて、避妊手術を勧めているわけではない。避妊手術時の麻酔で死ぬことの方がはるかに危険であることは前の随想に書いた。下欄にトラックバックしてある。 愛犬が年老いてから、1,000頭に1頭の割合で病気になるかもしれない悪性の乳腺腫瘍の予防のために、危険な開腹手術の避妊手術をすることは愚の骨頂だ。皮膚にできるしこりを予防するために、お腹を切り開いて、内臓を切り取るという発想は人の医療では考えられない。そういうことを言いだした医師は気違い扱いされる。実際に実行したら、人権侵害問題として提訴されるだろう。 近隣に、乳腺腫瘍の予防のために、避妊手術を勧める獣医がいたら、お付き合いは遠慮した方がよい。医療行為の美名を掲げて、詐欺などの悪徳医療行為を公然と堂々と行っていると見て間違いない。 ただし、困ることがある。殆どの獣医が乳腺腫瘍の予防のために、避妊手術を勧める獣医だからだ。 獣医とは愛犬家を騙してまで稼がなければ、食っていけない商売なのか。なさけない。日本の獣医界はまともではない。魑魅魍魎(ちみもうりょう)の妖怪の住む界隈だ。愛犬は法律の光が届きにくい世界に住んでいるいることを愛犬家ひとりひとりが理解することが肝要だ。 参考随想 1 誤診不正獣医も免許取消は不可!? 2 獣医師の詐欺広告には規制がない!? 3 イギリスは狂犬病注射はしなくてよい!? 4 日本の混合ワクチンは欠陥商品か!? 5 乳腺腫瘍の予防のため避妊手術! バカな!? 6 乳腺腫瘍は皮膚手術、避妊手術開腹手術!? 7 ワクチン免疫は臆病、喧嘩犬を作る!? 8 愛犬がワクチンでアナフィラキシ-死!? 9 狂犬病ワクチンで愛犬が水俣病に!? 10 狂犬病ワクチンで線維肉腫が愛犬に!? 11 罰金! 狂犬病注射をしないと!? 12 狂犬病予防注射液はただの水!? 13 犬は避妊手術でガンにならない!? 14 犬の混合ワクチン注射はしなくてよい!? 15 混合ワクチンではケンネルコフは治らない!? 16 愛犬を麻酔で犬死にさせないために!? 17 愛犬が歯石を取り除いて麻酔死!? 18 乳腺腫瘍と子宮蓄膿症は関係がない!? 19 悪徳獣医を見抜く方法!? 20 そけいヘルニアは手術が不必要!? 21 肛門線絞りが必要な愛犬は病気だ!? 22 フィラリア予防はしない! 治療薬がある!? 23 獣医の医療ミスにどう対応するか? 東京の公園で会った愛犬達の写真集です。お時間のある方はどうぞ。
2005.05.01
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