猪突猛進ダンサー日記

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chiichan60

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October 29, 2023
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カテゴリ: 音楽



夕方から急に天候が不安定になり雷鳴がとどろき、

稲妻が暗闇を走る中、こわごわ車を運転して

みのかも文化の森・エントランスホールで午後6時開演の

「木立に響く逍遥 笛と邦楽囃子の世界」を鑑賞してきました。





録音、録画、写真撮影が禁止でしたので頂いたチラシです。


コロナ禍のために4年ぶりの開催で今回で11回目です。

東京から笛の福原徹氏と囃し方の福原百之助氏がお越しになり、

現在早稲田大学坪内博士記念演劇博物館招聘研究員の

濱口久仁子さんの「木立に響く逍遥ー開催に寄せて」の

お話から始まりました。

長唄「越後獅子」より演奏が始まり、その後、

楽器の紹介があり、笛の篠笛と能管の違いを説明して頂きました。

そしてお二人に川の流れや海、怨霊や自然現象を笛と鼓で

表現して頂きました。休憩をはさんで、

抒情歌の「荒城の月、さくらさくら、毬と殿様」の演奏を。

次に囃し方の楽器、締太鼓(しめだいこ)、小鼓(こつづみ)、大太鼓の説明を。

2023みのかも版・三番叟を会場の皆さんが身振り手振り

小鼓の打ち方を真似てエアーでやりましたが、

速いのでとても難しかったです。

次に福原徹作曲「白い月」の演奏を。

インプロビゼーションと言って、

会場の皆さんからのお題をリクエストしてもらい

即興で演奏してもらいました。

クリスマスというお題に最初はお二人とも頭をひねって見えましたが、

そこはプロ、坪内逍遥博士がサンタクロースになって登場する様子を

見事に演奏され、さすがでした。

長唄(娘道成寺に出てくる)「明の鐘」や

(歌舞伎でよく見る)獅子の乱序・狂ヒなどを演奏。

最後にアンコールでもう1曲披露されました。

美濃加茂市が生んだ近代文学の先駆者・坪内逍遥博士は

W.シェイクスピアの全作品の翻訳だけでなく、

戯曲、史劇、舞踊作品、児童劇など多才に創作されていたことを知りましたし、

逍遥の文学作品と古典芸能との融合で新たな世界観を体験できました。

そしてお二人の奏者の背景には緑の大きな木立が時々風に揺らぐ姿が

ライトアップされて雰囲気がとても素晴らしかったです。

和服姿の女性も結構いらっしゃいました。


・・・・・


今日は将棋の藤井聡太八冠の故郷、瀬戸でダンスパーティーがあり

サンバを踊ってきます。

では行ってきます。








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Last updated  December 10, 2023 04:40:42 PM コメント(20) | コメントを書く


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