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やばすごい素敵な書店が池田に。***********************「頭耕堂書店(とうこうどうしょてん)~あたまをたがやす刺激的な1ヶ月}9月1日(水)~30日((木))11:30~17:00ばんまい&ギャラリー072-761-0064http://teshigotoya.jugem.jpふだん探してもなかなか見つからないオーガニックや食、くらし、子育て、てしごとなどに関する 「リサイクル書籍!!」を扱う期間限定書店です。ビビッとくる一冊に出会いにきてください***********************
2010.09.02
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こんにちは。いま、世界中、そして日本各地で取り組まれているトランジション・タウンのムーブメントが、関西でも熱くなっています。説明会やワークショップ、ミーティングで続々と仲間を増やしていて、ついに7月末に集まってお祭りを開催することになりました!テーマは『ブリコラージュ』!生物多様性、森林、エネルギー、農村、ファシリテーション、パーマカルチャーなど、さまざまな分野の実践者や関心のある人が集まって、移行(トランジション)したい社会へと一気に加速しましょう!!会場は、通天閣の真下に浮かぶ、新世界「のこされ島」。ブリコラージュにぴったりのフュージョン空間です。ぜひふるってご参加ください!==========================持続可能な社会への加速的ワークショップ@7/31大阪『移行街西日本(トランジション・ウエスト!)』~いろんな技・知識をコラージュ(つぎはぎ)して、育てあい、語りあい、前に進もうよ♪~@2010年7月31日(土)open:14時~/start:15時~night¥2000円(with3オーダー)@のこされ島http://www.nocoto.com/(大阪市営地下鉄 堺筋線 恵美須町駅3番出口から徒歩1分)申込:ttownwest@gmail.com(先着40名。お早めに♪)(内容)==========================★cop10予習&便乗企画『日本の生物多様性ことはじめ』つかんできた生き物の話しかしないよ!まぁ、だいたいつかんだんだけどね、日本の生き物は♪ by 道端慶太郎★森になる国、日本の森林管理『「きらめ樹」という間伐法』5年かけて日本中の森を歩いてきたんだ。僕のココロ、森とひとつ。 By 三浦豊★発電の種類を選べない国『非電化工房&那須の訪問紀』発明家の藤村靖之さんを訪ねて、那須のアトリエを訪問♪自然に恵まれたこの場所に、わたしたち現代人がこころ豊かになれるKeyWordがあった!by 非電化わくわくくらぶ★それは文化か、髪型か?『パーマカルチャーとは?』思考し続け、ここにたどりついた。農業、林業、建築、エネルギー、全てはこのシステムデザイン(配置と工夫)により変われるのかも。by 甲山のPhooooohさん(ただいま自宅で実践中)★『サラリーマンとしての持続可能な社会への関わり方』ばか正直かもね。それでも日本を支えてる・・・そして僕は思考し続けたんだ・・・by ジャンボ★セネガル・スウェーデン・ブラジル・台湾。『とんで移行街WORLD』生まれたときから旅をしている。死ぬときはいったいどこまで行けるだろう。宇宙船地球号にのって、移行街カレイドスコープに参加しよう。by スズキヨウ★このエネルギー、もう地球を裏切らない??『RHK(リニューアブル・ハイドロ・カンサイ)新世界上陸計画』"「昔は女のコをキレイにする仕事だったけど、女のコたちはもうみんなじゅうぶんキレイになった。こんどは地球をキレイにしよう。」by ハル。(R水素代表、ビオピオ取締役。女優御用達化粧品「江原道」創設者。)★昔々から続いてきた暮らし。そこは、本当に限界なのか?『限界集落・都会にないすべてがそこにはある』"日本に8000にも及ぶ限界集落で一体何をしているか?そこには永続可能な暮らしのエッセンスが!そして僕は、思考し続けたんだ・・・by ソガベヒロカズ★This is “加速”うけおい人。『社会に必要な触媒人間:ファシリテーター』サーフィンしたり、海で楽しい思いをしたら、その分海に恩返しをするのもいいと思う。おれは、サーフライダー・ファウンデーション・ジャパンの活動に参加してる!ファシり、ファシられ僕らは行くのさ。by クイちゃん★今までのパーツを組み込んで、街ごと前へ進めます。『トランジションタウンとは?』『全国TTな動き』3人いたら始められる、今からココから、あなたからトランジション!TT=楽しくつながる。by イマホリ先生★And more・・・==========================トランジション・タウンは、気候変動やピークオイルに対して、食やエネルギー、生活のあらゆる分野で脱石油型社会と地域の自立を目指す運動です。2005年にイギリスのトットネスという小さな町から始まり、世界中に取組が広まりました。詳しく知りたい方はNPO法人トランジション・ジャパンのホームページへどうぞ!http://www.transition-japan.net/what/
2010.07.14
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UNUのポップなページを発見。いいな。高まる自家栽培運動http://ourworld.unu.edu/jp/growing-food-movements/それとギリシャ人スピロスによる奈良の皮むき間伐「きらめ樹」の記事。The amazing art of peeling the skin.http://pansdiary.wordpress.com/2010/05/10/the-amazing-art-of-peeling-the-skin/
2010.05.12
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システム思考の深みを、ちらりとのぞいて、あえて放りっぱなしにしていた自分を反省。松岡正剛 千夜千冊『ジェラルド・ワインバーグ 一般システム思考入門』http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1230.htmlそして本質的な問いを、ベストを尽くして答えようとするところにやっぱりプロフェッショナルは、いるんだと実感。セオリーを使いこなすってこういうことなんだろう。ライナスは、毛布をちゃんと抱きしめている。毛布もライナスを抱きしめている。y.
2010.05.12
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へこむことあります。失敗すると、しんどい。でもね。。。。 この間、竹でディジュリドゥを作るワークショップに参加してココロがリラックスして、楽しくてぶりぶり、いい音が出ました。そのときミュージシャンの喜楽堂のToshiさんは言いました。ディジュは拡声器だから、幸せなキモチの時に吹くといい。幸せなキモチが広がって伝わっていくから、と。 パーマカルチャー・スクールで、「倫理」について話し合ったことがありました。難しそうだけど、本当に難しかった(笑)そして今も、何度も立ち返って考えます。自分が幸せじゃないと、周りも幸せにできない周りが幸せじゃないと、自分は幸せになれないだからといって幸せの質は、均一ではない 私の未熟さを指摘してくれる人がいる幸せ と、書き言葉にしてみると、教訓的で言いきかせているみたいに見える そうなんかな でも、受け止めきれなくて悪あがきするそれもココロのひつよう きれいな音が出ないときもディジュは拡張するでも、自分にも聞こえているのです遠くではなくすぐ近くで
2009.08.24
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始動の春。みんぱくと立命館大の共同研究の国際シンポ「ライフデザインと福祉(Well-being)の人類学」に参加してきました。http://www.minpaku.ac.jp/research/fr/090228-0301.html特に興味のあったのはセッション5のオルタナティブ教育とライフデザイン。デンマークのフォルケホイスコーレと、アメリカのアーミッシュの話を楽しみにしていきました。デンマークの事例については、日本の義務教育のあり方とかなり違う価値観のもとに成り立っていて、私がスウェーデンでの授業や修論の研究で感じた違和感や疑問を、違った角度から考えさせてくれる内容でした。全体ディスカッションで出てきた、民主主義と対話の関係、社会全体の価値観が教育や働き方と一致している、というところをもっと深く知りたいな~、と感じました。アーミッシュの生き方や教育については、予備知識がないまま聞いたため、なかなか全体像がつかめなかったです。ただし、子どもたちが押しつけられるのではなく自由意志、放蕩(!)期間を経て、アーミッシュのコミュニティーに戻ってくる、人口がかなり増加している、外部とコミュニケーションを取ろうとしている、という情報は、新鮮で興味を持ちました。あと、コメンテーターの方の「スコレー(スクールの語源)」は「生産活動に直接かかわらない『暇』な時間、余暇、自由時間」を意味する、という議論にとっても共鳴。これがウェル・ビーイングや生き方・暮らしのあり方とどうつながるのかをもっと考えて実践していきたいよな~と感じた次第です。人類学には、構造的な力の偏りに疑問を投げかける姿勢がいつもあって、多様であること、クリエイティブであること、批判的であること、などに価値がおかれるあたり、教育や福祉の分野には欠かせない視点だと個人的には思います。さて明日から、滋賀県で里山フォーラムです。もっとシンポジウムの振り返りもしたいけれど、いろんなキーワードや思いついたアイディアなどを、また何か発表の場をもうけられるよう、いまはココロのノートにつけておきます。ではまた。つむじや
2009.03.01
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ひさしぶりなのにメモなんだよでもねたまたま同じ日にたどりついたということそれは偶然だけど必然のいちいちおおさかが楽しくなるプレイフル・デザイン・スタジオ - こどもから学ぼう!http://pds.oidc.jp/staticpages/index.php?page=kodomoMANABIうちゅうせんにココロをとばすWhole Earth Catalog - God is a Verb (Bucky)http://www.wholeearth.com/issue/1010/article/194/god.is.a.verb
2009.02.07
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楽天日記のテーマって、どうしてピンと来るものが探しにくいのかな。。。環境とかサステイナビリティーって、やっぱりマイナーなジャンルなのかしら。・・・ともかく。昨日は(財)ひょうご環境創造協会の主催による地球温暖化防止についての講演会に出かけてきました。以前からメルマガは読んでいましたが、枝廣淳子さんのお話を生で聞くのは初めて。さすがに短い時間で分かりやすく話すことが上手だな~、という印象です。特に私が重要だと思った点は、 /地球温暖化防止には「熱い気持ち/冷静な理解/伝えるスキル」が必要 /温暖化懐疑論の問題点の整理(科学論文と厳しい審査の必要性、etc) /温暖化とエネルギーと食料問題のつながりを理解すること /問題をチャンスに変え、未来のビジョンをバックキャストするという四点です。パワーポイントのデータの原典や、フォローしたい場合の情報の照会先なども明瞭で、この講演会が出発点となるように十分考えられていると思いました。また、地球温暖化防止策として原発を推進する国の政策についてどうお考えなのか質問したところ、 /核廃棄物と管理の問題 /テロ・核拡散に関する問題 /地震など自然災害による安全・安定性の問題をあげ、エダヒロさんの考える未来のビジョンに原子力エネルギーは入っていないことを明確にされていました。これからのエネルギー生産・供給は中央からではなく、地域・家庭単位にしていくべき、ということも話されていて、そのビジョンに共感しました。ちょうど、LUMESの元クラスメイトや後輩たちが参加しているCOP14についても、エダヒロさんの活動の中のウェブサイトにフォロー記事が出ているので、URLをシェアしておきます。日刊温暖化新聞http://daily-ondanka.com/日本では残念ながら全然話題になっていませんが、京都議定書の執行とその後につながる重要な会議で、ポーランドで開催されています。英語で会議のウェブキャストをチェックできます。COP14http://copportal1.man.poznan.pl/さらに英語ページですが、12日に終了するCOP14で有意義な成果が採択されるよう訴えるオンライン署名です。特に会議のゆくえに大きく影響するヨーロッパとしての意志統合を促す内容です。もし本文を読んで賛同される方は、ぜひ署名をして意思表示してくださいね。avaazhttp://www.avaaz.org/en/europe_climate_crunch_time/ではまた。
2008.12.05
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つむじや関西に戻ってきましたよー!もうちょっと東京にいるつもりでしたが、用事もあったので急遽戻ってきました。寒いね~。さて、環境教育界の大祭典!清里ミーティング2008、3日間、かなり充実していました。懐かしい面々、新しい人々からの刺激、はるかなる山々、スウェーデンつながり、そしてこれからの面白そうな展開が盛りだくさんでした。いい空気がうずまいていました。ブログで書く、と宣言しておいてなかなかアップできないいつものパターンが想像できるので・・・もし興味がある方は、直接お話できるチャンスがすぐそこに!(わかりやすい宣伝でゴメンなさい~)大阪のエコな穴場(笑)、カフェスロー大阪でお会いしましょう。今回のテーマはミュージアム。私の大好きなミュージアムを写真で紹介する試みです。お会いできるのを楽しみにしています!★☆★大阪でのイベント★☆★~旅cafe:北欧編~「リンゴ食べ、シダも茂って、ヤギに会う、 ようこそ北欧のスロー・ミュージアム・ツアーへ」日 程 : 2008年11月22日(土)時 間 : 17:30開場 18:00~20:00料 金 : 1200円 学生900円 (共に1ドリンク付)場 所 : Cafe Slow Osaka予約 ⇒ cafeslow-osaka@cafepitwu.sakura.ne.jpお問い合わせ ⇒ cafeslow.osaka@gmail.com(定員30名)当日参加もOKですが、席数に限りがありますので、できるだけ事前予約をお願い致します。【旅カフェ】北欧の野外博物館が面白い!秋には食べられるリンゴの木のもとで、ヤギがむしゃむしゃ草を食む。シダの森の中にひそむ石のオブジェたちと、巨木にぶらさがる、ゆらゆらブランコ。スウェーデンに二年間留学した案内人が、北欧のスローなミュージアムをスライドショーでご紹介します。【旅人】鈴木 曜(スズキ ヨウ)山梨で自然学校レンジャー、京都で国際協力NGOスタッフとして働いた後、北欧に大学院留学。関心があるのは環境教育、都市農村交流、エコと世界をテーマにしたアートイベントプロデュース。blog → http://plaza.rakuten.co.jp/botam◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆「Cafe Slow Osaka」<所在地>大阪市淀川区十三元今里 2ー5ー17<アクセス>(駅から徒歩約7分)阪急十三駅西改札の南側フレンドリー商店街を通り、渚歯科を右折、たこ焼き屋さんの隣<カフェの営業時間>14:00~21:00<カフェの定休日>土・日・月※スペース利用は土・日・月も可<連絡先>cafeslow.osaka@gmail.com◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
2008.11.20
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この間の立教大での報告会に参加してくださった方々、本当にありがとうございました。多方面から20名の方にご参加いただいて、いろいろな興味の対象にちょっとずつ触れられるよう努力したのですが、いかがだったでしょうか?サステイナビリティー学、体験学習、パーマカルチャー、4H、ファシリテーション、参画のはしご、アグロエコロジー、などなどちょっと聞き慣れない言葉も多かったかもしれません。実際に予定していた二時間は、スライドショーも入れると私にとってはあっと言う間でした。。。。でも、どれも私の研究には欠かせない要素だったので、そういう考え方、アイディアがあるのだこれらをミックスした包括的な学習デザインがあるのだと知ってもらえたことは大きいと感じています。私がこれから関わり作っていきたい『サステイナビリティー体験学習』というものを体系立ててお話すると、ああいうことになるのです。。。。がもちろん皆さんの興味にあわせていろいろ質問していただいたり、議論させてもらうことが多いに参考になりました。また、ご意見にも出ていたように日本で、これと共通・先行する事例がたくさん存在し、さらに生まれてきているのだろうと思います。それらがお互いにシェアしあい、学びあいながらより面白く多様な学習をつくっていくのがEducation for (+ by かもしれませんね) Sustainable Developmentなのだと、感じています。今回の報告会では、実際の事例についてなかなかイメージがわかなかったかもしれません。スライドショーでお見せしたような、子ども達も大人も笑顔がはじける気持ちのよい空間をもっと知ってほしい。そこで、現場の写真や取材インタビューを交えて、この事例研究を翻訳+アレンジして出版しよう!また、この発展系として学びのデザインについての対談をしてみようか?というお話が出ているので、ちょっと本腰を入れてやってみたいな、と思っています。それと、この週末、全国の環境教育関係者がたくさん集まる清里ミーティングに参加してきます。私にとっては3年ぶり3回目のミーティング、とっても楽しみです。そういえば今週、神奈川の藤野のパーマカルチャーセンタージャパンにお邪魔しました。そのときに代表の設楽さんとお話する機会があり、「(学びの)インプットとアウトプット、両方やりたいよね!」ということで盛り上がったのですが、まさに今回の清里ミーティングは、私にとってその両方になりそうな気がしています。いろいろな方向で、つむじがうずまき活性化する予感。また出会うときには、一体どんなものが育っているでしょう。ぐるぐると、お楽しみに。
2008.11.13
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明日(7日)は、いよいよ立教大でスウェーデンで書いた修士論文の日本語版報告会です。といっても、かたくるしい感じではなく、私が考えてきた環境やサスティナビリティーの話題をたたき台に話し合い、学び合える場にできればいいな、と思っています。ちなみに、こんな内容になる予定です。・スウェーデン・ルンド市のこと・サスティナビリティー学・体験学習とは?・パーマカルチャーと4H・地域のサスティナビリティー・留学Q&A・エコ・イベントのスライドショー修士論文には書かなかったアレコレ、留学プログラムのこぼれ話などもあるかもしれません。終了後には交流会などもあるようです。よろしかったらお出かけくださいナ。詳細はこちら↓。□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■ 立教大学「懐かしい未来&GNH」研究会『 緑の福祉国家 スウェーデンに学ぶ“サスティナビリティー体験学習” デザイン 』━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━いま北欧の国々が、環境や福祉、教育の分野で注目を集めています。なかでもスウェーデンは「国家の持続可能性ランキング」1位にランクされており、緑の福祉国家として、また未来社会のモデルとして注目されています。そんなスウェーデンに、環境教育を学ぶため2年間留学し、この10月に日本に帰ってきたばかりの鈴木曜さんにお話を伺います。彼女が修士論文にまとめたルンド市内の「持続可能性教育と子どもの体験学習」事例に加え、スウェーデンの若者の最新エコムーブメントついても、ご紹介いただきます。実家の大阪に滞在中の、鈴木曜さんが上京するタイミングをつかまえての今回の報告会。貴重な機会です。ぜひぜひ足をお運びください。∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵■ と き 2008年 11月7日(金)18:30~20:30■ ところ 立教大学 池袋キャンパス 太刀川記念館 1階 会議室≪交通アクセス≫ http://www.rikkyo.ac.jp/access/pmap/ikebukuro.html■ 報 告 鈴木 曜 (すずき よう)さん【プロフィール】福井県生、大阪育ち。山梨県清里にて自然学校レンジャー、京都で国際協力NGOスタッフとして働いた後、2006年よりスウェーデン・ルンド大学修士課程に2年間留学。ルンド市内の子どものための放課後施設が地域の環境・社会・教育にどのように貢献するのかを研究。今年10月に帰国し、現在就職活動中。関心があるのは環境教育、都市農村交流、エコと世界をテーマにしたイベントプロデュース。http://plaza.rakuten.co.jp/botam■ 内 容1. 修士論文プレゼン「サステナビリティーと体験学習:パーマカルチャーと4Hの事例研究」スウェーデン・ルンド市の子どものための学習施設の事例から、サスティナビリティー教育と体験学習施設の地域への環境・社会的貢献度を考えます。2. スウェーデンの大学院留学Q&A3. エコイベント紹介「アースデイと北欧のロックフェス」■ 参加費 無料■ 定 員 30名(申込不要)∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵∵◎立教大学「懐かしい未来&GNH」研究会持続可能な社会のキーワードである「懐かしい未来」と、ブータン前国王が唱えたGNH(国民総幸福)の考え方をベースに、国内外の様々な地域事例やNGO/NPOなどの活動事例について学び合う自主的な勉強会です。 21世紀社会デザイン研究科及び立教セカンドステージ大学教員の佐野淳也がコーディネーターをしています。テーマにご関心のある方であれば、どなたでも自由にご参加可能です。問合せ 佐野 淳也(立教大学大学院 21世紀社会デザイン研究科 准教授)Tel/Fax 03-3985-4808Email: sano-j◎rikkyo.ac.jp(◎を@に換えてお送りください)http://univ.rikkyo.ac.jp/sindaigakuin/sd/…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…━…□■
2008.11.06
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コメントへのお返事が遅れていてごめんなさい。とても嬉しく読ませていただいています!ところで、11月7日の東京・池袋、11月22日の大阪・十三に加え、(実は、11月15日~17日の清里ミーティングでも発表をします。)来年早々に滋賀でもお話をさせてもらうことになりました。竜王地球農村塾というところで、来年1月の24日/25日にサステナビリティー学や自然体験について実習+お話をする予定です。詳細は決定次第、以下のページにアップされる予定です。竜王地球農村塾これは私がスウェーデンに行く前にお世話になった、NICCOという京都の国際協力NGO団体の農地プロジェクトの一環。パーマカルチャーを取り入れた無農薬の米や野菜づくりに加え、さまざまな分野の講師を呼んで泊まりがけの講座を開催しています。私の清里でのレンジャー経験や、スウェーデンでの論文やフィールドワークを活かした講座にしたいと思っています。竜王の地元の方による自然観察などもあるようですよ!もし興味がありましたら、ご予定を開けておいてくださいね。ではでは。
2008.11.02
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(写真は友人カールがS:t Hansgardenで撮った子羊)4月なんだかウサギが跳ぶように時間がすぎていく(最近よくウサギを見かけるので)春の陽がきらきらと蜂の背中を照らして乾いた木肌から新しい芽がメリメリと顔を出す今朝とれたてのニワトリの卵は、まだあたたかくてやさしい胸騒ぎがした最近、自分のモットーをさぐっている花束のようにそれを集めるひとつひとつ匂いを嗅ぎながら全体の色の調和を見ながら配置を決めながらそのまわりで学び、それを分かち合うしあわせのカタリスト(触媒)になるといいいきる永い宇宙と歴史のなかにたった今生まれたように明日死んでもよいように百年生きてもよいようにいまここ、と、これからY.((esperanto))Aprilotempo forhopas kunikle(fresxdate ofte mi vidas kuniklojn)abela dorso eklumigas kun printempa lumo la seka arbosxelo eknaski novajn burgxonojn cxi tiu matenaj ovoj estas varmaj,kiuj mian koran donas dolcxajn batojnvivuni vivuen la eterna kosmo kaj historiokieleknaskigxas cxi tiu momentotamen ankaux mortoprete morgauxe,jam vivoprete por cent jaroj antauxengxusta nun, kaj, antauxeny.
2007.04.01
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こんにちは。ヨーロッパは、史上に残る暖冬のようでなんとトルネードがロンドンを襲ったようです。イギリス人のクラスメイトは「ありえない、、」と絶句していました。先日、恒例となったクラスのドキュメンタリーセッションで「The Inconvenient Truth」を見ました。日本では「不都合な真実」として、来年1月ロードショーになるようですね。あまりに魅力に欠ける和訳だと思いますがとにかく内容はおすすめです!パラマウントのHPでは、ハリウッドのパニックムービーのような予告編になっていますが、実際には丁寧な研究と、緻密なプレゼンテーションで地球温暖化の異常性を裏付けていく様子に感心しました。科学者としての学歴を持つアルゴアの挫折と復活物語「温暖化プロジェクトX」という面も。政治キャンペーン的な要素はすこし鼻につきましたが、いまを生きてる政治家が政権をねらわなくてどうする、という気もするし、アメリカの政治が変わることで、地球温暖化の世界的な動向は大きく進展するだろう、というのが多くの科学者の意見だと思います。さいきん、地球はなにか、おかしいそんなふうに感じている人すべてにおすすめの映画です。つむじや
2006.12.09
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すっごいおもしろいのかも!つながってるのかも!いけるかも!!そんな気分にさせてくれたUKからのゲスト・ティーチャー、Tim O'riordan に感謝。まちがいなく、これまでのベストレクチャーのひとつです。(もうひとつは、システム思考のレクチャーをしてくれた Said)私の学ぶ修士課程には「環境研究とサステナビリティ(持続可能性)・サイエンス」という名前がついているのですが、今回は「サステナビリティ・サイエンス」が目指すコアに触れて、多いに刺激を受けました。以下は、Tim が直接言葉にしたものというより、彼のレクチャーからもらったインスピレーションをまとめたものです。(こう見ると抽象的ですが、授業の中ではたくさんの刺激的な 具体例をあげて話してくれました!)どうして自然&社会科学を学ぶ必要があるのか? → 問題を解決するための論理的な道筋やモデルをつくるためサステナビリティ・サイエンスは、今までの科学とどう違うのか? → 客観から提案へ、よりオープンで 可変(Transformational)、学界だけでなく社会へ必要なのは → トレーニングと教育、アートや「物語り story telling」のちから、知識と知恵しあわせ well-being の指標についてや、環境倫理(人類中心 anthropocentric 主義をどう捉えるか、etc)などについての議論、科学の世界で敬遠されがちな「スピリチュアリティ」や「シュタイナー」についても話してくれて、いろんなことを考えさせられました。さて、ここでこれまでのコースでとりあげられたキーワードの中で特に大切だと思うものをリストアップしておきます。いま思えば、高校の英語の授業で初めて「サステナブル」という言葉を聞いてずーっと気になっていたのが、10年後ここに来てやっと私の中で少しずつ形をとりはじめました。気になる言葉、というのはきっと自分の核と未来につながる何かなのでしょう。時間を見つけて、以下のキーワードをすこしずつフォローアップします。今日のところはリストアップでお許しを!*パワフル・サステナビリティ・キーワード(仮)*'Sound Science''Tipping Points', 'Thresholds', 'Uncertainty''Ecological Democracy''Well-being''Social Capital', 'Boundary Organization''Integrated Sustainability Appraisal''Precautionary Principle''Instrumental Rationality''CSR', 'SRI', 'Ethical Finance''Stern Report'
2006.12.04
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ドネラ・メドウズ、デニス・メドウズ、枝廣淳子さんによる『地球のなおし方』を読んでいます。サブタイトルは『限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵』。枝廣さんの[enviro-news]というメールマガジンで速報的に伝えられる内容が、ぎゅーーっとシンプルになって骨子としてつまっているような本です。大学院のコースの超入門下準備として読みはじめましたが、環境問題に対するシステム思考アプローチ本として、とてもわかりやすく良い本だと思うので、自分の覚え書きのつもりで、読んだこと・忘れたくないことをメモしとこうと思います。今日は、序章「地球はすでに限界を超えている」から。★わたしたちの暮らしや経済は、地球の扶養力を超えている →エコロジカル・フットプリント(人間の要求量) 人間が消費する資源を提供し、その排出を吸収する為にいくつの地球が必要か 1990年代後半から、すでに地球が提供できる能力を超えてしまっている(現在は20%超)★どんな物質でもエネルギーでも、地球から取り出され、人間経済で使われ、最終的にはまた地球に戻って行く★今日降っている雨は、数千万年前に恐竜の背中に降った雨かもしれない →46億年間、地球の大きさもその構成物質も変わっていない★なぜリサイクルや環境配慮、環境法や条約がなされているのに環境が悪化するのか? →例)ボルネオ島のDDT散布、フロンガスetc WHOによるマラリア対策でDDT散布→蚊は全滅、マラリア蔓延防止成功→DDTでスズメバチ死亡→芋虫大繁殖で屋根崩壊→政府によるトタン屋根配布→スコールによる不眠症 また、DDTが食物連鎖で生物濃縮され、ネコが大量に死亡→ネズミによる伝染病蔓延の危険増大 →地球は独自の性質や動き方をもつ「システム」である →長期的にも正しい真の解決策をさぐる必要性(システム思考)★本書の目的 →システムの特徴や性格の説明、システムが限界に向かう展開パターン、現状分析、限界内に引き戻す為にすべきこと →システム・ダイナミクス理論と長期的シミュレーション、持続可能性の条件をさぐる →システムを効果的に変え、問題を根本的に解決するヒントとひとりひとりができることこんな本です。おすすめ。<レファレンス>環境メールニュースエコロジカル・フットプリント・ジャパンフットプリント測定(英語ほか)
2006.07.01
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かろうじてサバイバルという言葉がぴったりのここ一週間。ひさしぶりに弱音をはいちゃいそうなイキオイで仕事をしてみました。そしてひとつの区切りを迎えました。NGO卒業・・・なぜ卒業かというと、インターンという立場で働いていたからなのですが、20代前半の若人にまじって(こんなことを書くから老成していると思われがち・・・)笑ったり困ったり飲んだり食べたりノッたり遊んだり作ったり片付けたりいろんなことのあった9ヶ月。私なりのベストを尽くしました。またひとつ成長した。つもり。さて休む間もなく今日は、準備のために十三のキャンドルナイトの会場へ足を運んできました。さいきんずっとNGOの仕事にかかりきりで、ミーティングにもやっとこさ行ってた具合ですが本当にすばらしい仲間たちのもと十三の町中に、こんな場所があったのねという気持ちの好い空間が出来あがりつつあります。明日とあさって、キャンドルナイトのイベントがお昼12時から夜9時半まで行われます。12時から18時までは無料で会場に入れますのでぜひ遊びにきてくださいねキャンドルナイトイベントキナリの昼とくらやみ夜会HP今日は、素敵なオーナーさんに、舞台下の井戸を見せてもらいました。井戸はふさぐと水がとまっちゃうそうです。だから、今は使わないけれど、ふさがないでとっておこう、と。その残し方が、なんとも粋なので、嬉しくなりました。スペースYMOに来たら、ぜひそうっと舞台のはめ板をはずして、井戸をのぞいてみてください。あなた自身に出会えます♪私は舞台袖の空間で、つむじやブースとチャリティフリマやってますので、もしよければ声をかけてくださいな。あと17日(土)の「くらやみ夜会」に進行係もやる予定です。それではどうぞ、ピースな週末を・・・つむじや拝
2006.06.16
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いよいよ兵庫の和田山の「あーす農場」へ行って来ます。どんな土と人に会えるのかどんな風と光に会えるのかどんな汗と気持ちを生み出すのかいまから楽しみわっしょい和っしょいいってきますそのあとは、福井の田舎に里帰り。どっぷりいのちの洗濯してきやすほなまた。
2006.05.02
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前略お世話になっている皆様、昨年11月に留学申請を出していた、スウェーデンの大学院に入学許可がおりました!今年の8月から2年間の予定で『環境研究と持続可能性の科学』のインターナショナル・コースに通う予定です。LUMES授業は英語、一年目は自然科学と社会科学の、環境やサステイナビリティに関する基礎的な内容、ディスカッションやシステム思考の学習など、二年目は修士論文指導になるようです。授業料は無料で、全世界から30余名の入学者とともに学ぶ予定です。環境教育や福祉政策に篤いというスウェーデンで、どんなことをどのように学んでいくのか、南スウェーデンの古い町並みの大学都市で、どんなふうに季節を過ごしていくのか、これからクリアにしていく予定ですが自分の道がひとつ開けたことで、気持ちがすとんと落ち着きました。日本に帰ってきたあとのことまで見据えて、しっかり準備したいと思っています。留学の応援をしてくださった方々、ほんとうに有り難うございました!そして、是非これからもよろしくお願いします。遊びにきてくれる人も大歓迎♪ともかくいまは、入学の話はとても嬉しいのですが、浮かれる気分よりも、地に足をつけて、土台を固めたいという気持ち。この一年間、関西でやってきた活動や、ここに至るまでの経験をどのように研究や学びに活かすかということも、もう一度振り返る時期のようです。さらに、ここ二年くらい、いろんな場所でスウェーデンにゆかりの深い方々にお会いする機会にも恵まれたので、このネットワークを深めたいなとも思っています。また、いろいろと発信していこうと思いますので、みなさんも情報提供や叱咤激励のお言葉など、ぜひお寄せ下さい!それではまた。草々つむじや拝
2006.04.02
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ひさびさに気になってアースデイページをのぞく。アースデイJP今年のアースデイまで あと 50 daysなにをする?なんのために?どうやってむかえる?去年は代々木公園で積み木をやすっていました。2005アースデイの記録美咲さんのライブイベントとか。美咲さんの歌が聞けるページ去年の4月に聞いた歌「天空の花」いいなあ。やっぱり。いい景色に育った人の歌はいいのだ。
2006.03.02
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2006年1月7日~9日。兵庫県三田市の関西学院大学千刈(せんがり)キャンプで、環境教育ネットワーク・千刈ミーティングに参加しました。13年の歴史ある千刈ミーティングに、初参加ながら実行委員としての参加です。そこで出会ったつむじ風のはなし。一日目、まだ不馴れな会場で、何人か見知った顔の人に出会う。少しかたい表情の参加者も、わらべうたの中井さんのお話をききながら、声をだしたり、体を動かしながらほぐれていく。基調講演の菅井さんの話では、自分の自然観を問い直す準備をしはじめる。どんな3日間になるのかな。しようかな。二日目の早朝、芯まで冷え込む千刈の空気にぶるぶる震えながら、菅井流自然観察会で私が見つけたもの。それは松葉のねじれ。菅井さんに促されて拾い上げた松葉が、一本一本ちがうねじれを身にまとっていることに、なんともいえず「生き物」を感じた。植物は「静物」ではない。見上げた立派な松の木の、地上に出ている部分と同じくらいの高さで、地中深く根がはっているということ。地上と地中でバランスをとっているから、地上の枝を切れば地中の根も腐る。私たち人間は一体どこでバランスをとるんだろうか。。。。二日目の午前から夜にかけて、ワークショップ「命の循環としての食」。京都でマクロビオティック料理を教える野口清美先生といっしょに、私たちの身近にあって、でもじっくり見直す機会のない「食」についてほりさげてみる。葉付きの大根をかかえ、その大根の特徴やにおいを観察・体感・表現し、由来に思いをはせる。包丁で切ったみずみずしい切り口に、水や土や太陽をイメージする。皮ごと味わって、素材そのものの食感に触れる。想像するよりずっと甘い。大根は、地球のマグマに向かってつむじを描いて地中を彫る。大根のひげ根が螺旋状に並ぶのはその証。観ようとすればいつでも観ることのできる、自然の彫刻。私たちの体にも、うずがある。頭のつむじ、手足の指紋。ひとつとして同じものはない。私たちはみな、そのむかし母の胎内にいた。月と太陽の満ち干きにシンクロしつつ、ぐるぐるねじれながら、この世界に生まれて来た。松葉、大根、指紋、お月様・・・・宇宙と地球のつむじ風が吹いて来た。三日目早朝、うすぐらい部屋に炊かれた香。LOHAS式ヨガで、ゆっくり呼吸しながら体をのばしていく気持ち良さ。ゆっくりと夜が明ける。肩のあたりに温灸の名残り香。人の智慧をかりながら、自分の体を、自分でいやす。宇宙と地球と自然へ、自ら近づいて行く。体は話したがっている。わたしと。人と。自然と。地球と。宇宙と。日々の生活に、小さなつむじ、大きなつむじ。目に見えるもの、見えないもの。ねじれやうずを探しながら、ぐるぐるつながっていこう。そんな一年がはじまります。私の季節候、その一。「つむじ風、ふく」旧暦師走八日。新暦1月7日。今宵は満月。師走十五夜。ちなみに、旧正月一月一日は新暦2006年1月29日。旧暦で自分の誕生日を調べてみました。神無月三十日。ほぼ新月生まれです。みなさんも興味があれば調べてみてね。自分のバイオリズムに耳をすませて。参考→ こよみのページそれではまた。
2006.01.14
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交差点をちりんちりんと鈴の声笠をかぶって路地裏からにゅうと出て来たお坊さん地鳴りのような倍音ショウミョウ今日も町家をかけぬける自転車のこごえるような手と頬の赤。京都の冬は厳しさも絵になる。町屋のNGOに通いはじめてから六角新町までの路がとても愛おしく感じるのです。京都が好きになっちゃいそうな。ここから世界を考える。ここから動き、ここから世界を産む。いま私はマラウィ飢餓支援キャンペーンに携わっています。2月までに、マラウィ国民の50%が飢餓で死亡するという予測の中、NICCOとワタシができることをせいいっぱい。NICCONICCOのパキスタン地震被災者支援へも、御協力ありがとうございます。なんと、年末には1000円だった募金額は、今日現在4万8千円に登っています!4月いっぱいまで、緊急支援はつづきます。ひきつづき募金も募集中です。ガンバNPO NICCOページ
2006.01.13
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ちょっくら福井県に行ってきます。しぶい古民家とおいしい越前そばと越前和紙と海の幸。↓↓↓遊作の里 全国サミット11月25日~27日までの間、「遊作の里、全国サミット」を開催することになりました。このサミットの趣旨は、私たち今立古民家・匠・ロングステイプロジェクト(遊作塾) の1年間に及ぶ活動を振り返りつつ、今後の活動を、プロジェクトのキーワードである「遊作」を軸にして考えてみようというものです。遊作塾の実行委員、匠たち、日本各地で地域おこしにかかわる人々、研究者を交えて創造的な3日間を予定しています。壇上に上る人たちだけではなく、会場の参加者との意見交換、情報交換。参加者が自分で和紙を漉いてオリジナル作品を作り、遊作度を高める遊作大賞コンテストもプログラムに盛り込まれています。さらにアフリカン・ミュージシャンを招いた遊作ライブなど楽しさ満載の企画でお待ちしております。■期間:2005年11月25日~27日■場所:越前市・今立生涯学習センター、いまだて芸術館、八ッ杉森林学習センター■主催:今立古民家・匠・ロングステイプロジェクト 実行委員会 ■共催:NPO法人森のエネルギーフォーラム http://laputa.fpu.ac.jp/mori/■共通問い合わせ先、今立古民家・匠・ロングステイプロジェクト 0778-43-0717 NPO法人森のエネルギーフォーラム 0778-42-3611■参加費:3日間通し/8,000円(ライブは除く)、ワークショップ4,000円、遊作ライブ1,999円 ※ シンポジウム、基調講演に関しては無料 1日目 11月25日(金)共通テーマ:遊作の里の可能性――21世紀の田舎学の構築を目指して会場:八ッ杉森林学習センター18:30-19:20 基調講演 「環境の世紀、遊作という希望」/杉村和彦氏(福井県立大学教授)19:20-21:00 シンポジウム“遊作の里 ――21世紀の田舎学の構築を目指して” 司会 : 石山俊(NPO法人森のエネルギーフォーラム事務局長) パネリスト: 杉村和彦(福井県立大教授) 池上甲一(近畿大学教授) 田中秀幸(八ッ杉森林学習センタマネージャー) 増田頼保(今立 古民家・匠・ロングステイプロジェクト代表)2日目 11月26日(土)『“遊作”を古民家に盛る―古民家再生プロジェクトの希望』09:30-12:00 基調講演 ”古民家という宇宙” ※基調講演対談 ・辻守(TMプロジェクト代表、ミュージシャン) ・中西昭雄(中西木材株式会社 代表取締役) ・司会 石山俊(NPO法人森のエネルギーフォーラム事務局長) シンポジウム 『遊作を古民家に盛る』 ・パネリスト… 望月陽子(大分県グリーンツーリズム研究会事務局長、 農家民泊“もっちゃんち”経営) 佐野充照(京都、西陣町屋倶楽部) 佐野和彦(福井、池田町ファームハウスコムニタ) 堀田幸雄・恵美子(福井、農家民泊の実践農家) 田中 優(東京、未来バンク事業組合理事長) 辻守(TMプロジェクト代表、ミュージシャン) 中西昭雄(中西木材株式会社 代表取締役) ・司会…杉村和彦(福井県立大教授) ※会場:越前市今立生涯学習センター13:30-17:00 体験プログラム「和紙と石と木を使ってオリジナル作品を作ろう!」 参加者全員が、自分で漉いた和紙を使った自由な創作。 2日連続企画、優秀作品には遊作大賞等を授与します ※会場:今立町生涯学習センター18:30~22:00 コンサート『アフリカン遊作ライブ』 ●よさこいにっぽん須賀連 高知の本場から5名 http://www.shikoku.ne.jp/chescom/charenji/suga.htm●南アフリカ人のJoseph Nkosi 他5名http://www10.plala.or.jp/nkosi/●JB.オルガ&JIMMY AWATABEバンド+新保拓之(ギター)+保志明夫(民族楽器) ※会場:いまだて芸術館3日目 11月27日(土)共通テーマ:匠と遊ぶ、匠も遊ぶ――遊作の世界像10:00 基調講演 「遊ぶとは何か」 嶋田義仁(名古屋大学教授) 10:30-12:00 シンポジウム 『匠と遊ぶ、匠も遊ぶーーー遊作の世界像』 司会:宇城輝人(福井県立大学講師) パネリスト: 嶋田義仁(名古屋大学教授) 松井郁夫(松井郁夫建築設計事務所代表取締役) 辻守(TMプロジェクト代表、ミュージシャン) 岩野市兵衛(人間国宝・越前生漉奉書紙) 織田清(おだ住建主宰) 松田凡(京都文京大学助教授) 直井光男(大工棟梁)~嶋田義仁(名古屋大学教授)より、フォーラムによせてのコメント~~古民家再生というのは、小生も以前から興味がありました。フランスでは皆古民家をさがし、それをコツコツ修繕します(この話、今執筆中のフランス民族学的研究に書いていいます)。ビジネスにもなります。出来合いの建売住宅ほど味気ないものはない。建売住宅に住んだら精神がおかしくなります。小生は庭つくりもほんとうはあこがれていまして、家作り、庭造りの楽しみみたいなものを、フランスの古民家住まいなどを例にはなしましょうか。13:30-17:00 体験プログラム「 和紙と石と木を使ってオリジナル作品を作ろう!」 遊作度を計る遊作大賞コンテスト ※会場:今立生涯学習センター(終日)
2005.11.25
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おいしすぎ!いままで食べていたのは何だったの!?って思えるような、素晴らしいお料理に出会う感激。SBSのお仲間でずっとお会いしたかった「里山リトリート」ゆるりさん邸を訪問しました。居間から見える山と海との大パノラマは、ものすごい開放感♪自然と呼吸が開かれる心地。心づくしのおもてなしに、心も体もゆるゆるほどけるような時間。落花生の塩ゆで、わさびの新芽、ささげ豆赤飯、具だくさん豚汁、あじの刺身、ふっくら玄米、金目鯛のみそ漬、手作りハーブティーと煎りたてコーヒー・・・・昼間、畑でとれた野菜のいのちが、海を自由に泳いだいのちが、遠い国の人々の暮らしの一部が、自分にともる。赤ワインに見とれながらみつろうのキャンドルにふちどられた闇のなかにまどろむ。いつもよりも、ゆっくりと言葉をつむぐ。月がすずしい顔で見ている。本棚からふと手にとった本。「ここは宇宙一番地」そうなのかもしれない。ここは。カラダという宇宙のいりぐち。そうそう、タタドビーチ、という美しい浜辺で貝殻をひろいました。
2005.10.13
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絶叫の郵政沈黙の外交関西に戻る電車の中で「9月11日は選挙に行きましょう」というアナウンス。「いそがしい方は期日前投票もできます」なんと丁寧な。テレビも新聞もウェブも町も電車も。なんだかいつになく投票をさそうムード。選挙戦には興味があるけれど、なにが違うのか見えにくい。だからわかりやすいものを、強いメッセージを、リーダーシップを!てことなのでしょうか。自民党の支持がアップする理由がよくわからない。HPを比較するとうまいよな~、という印象はあるけれど。今朝読んだ記事の「政治家を選ぶとき、何をやると言ってるかより、何をやってきたかを見なさい」というなだいなださんのメッセージは大切にしたいと思う。何をやると言っているかは注意深く観察したうえで。先日、参加した「国連改革のためのパブリックフォーラム」で市民外交センターの上村さんが言った言葉が印象的でした。「社会の効率化、活性化が叫ばれています。そこに長期的なビジョンが必要です。」効率化と活性化は両立できるのか自由と民主主義は両立できるのかそれはどうすれば持続できるのかというのは最近、とっても気になるテーマ。これは選挙に限らず、自分や家族の暮らし、世界の問題に直結している、という感覚が絶えずあります。使う言葉が違っても。有限なもの無限なもの、シェアできる範囲、深さ、ビジョン・・・それらを自分の身の丈で把握してみよう、ということで、それらをゆるく意識しながら、なぜかふらふらと書いてみたのが「わたしケンポー8.15」でした。みちはつづくさいきん気になっているもの*なだいなだコラム「打てば響く」http://www5.ocn.ne.jp/~nadashig/page008.html*「マガジン9条ブログ」http://blog.livedoor.jp/magazine9/今日は9月9日。
2005.09.09
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おちゃらけたようで、けっこうマジメ人間な私は、「自分にいい加減」な「わたしケンポー」を発効することにしました。わたしにとっていま当たり前のこと。わたしの基本的条件。わたしをわたしにしているものを記しておくことにしました。いつでも好きなときに、よく考えて変更を加えることにします。それを勝手に祝って、今日ここに発表します。「わたしケンポー」わたしは地球のうえに生きている。わたしは空気をすってはいて、光をあびて、水をのみ、ほかの生き物を殺して食べて、排泄して生きている。わたしはいつか必ず死ぬ。わたしは夜は家で眠る。わたしは朝おきる。地球は太陽のまわりを、月は地球のまわりをめぐっている。わたしは生きていることがもっぱら楽しい。わたしは自分が大切だと思い、自信をもって取り組めることで、ほかのひとにも喜ばれるようなことを仕事にしたい。わたしにとって仕事とは、自分の労働を納得できる対価と交換することであって、一方的に押し付けたり、押し付けられたりするものではない。わたしの仕事は楽しくなければならない。わたしは科学の善悪を信じない。芸術の善し悪しを信じない。わたしがそれをどう扱うのか、それが重要だと考える。わたしが科学や芸術に対して、これは善い、これは悪いと判断するとき、なにか重要なことを見落としている。これは好き嫌いとは別の問題だ。わたしがなにかを選ぶときは、そのものごとの背景を知る努力をする。なるべく事実にもとづいて多方面から知るようにする。わたしは直感または慎重な検証によって、自由意志で選ぶことを望む。そのうえで選んだものに私は自己責任を感じる。直接知ることのできないものについて、判断しなければならないとき、わたしは注意する。間違ったら、そこから学ぼうとする。わたしの考えや価値観は一定ではない。わたしの身体も心も一定ではない。そして楽しくも困ったことに、まわりの環境も一定ではない。それでもなお、いま、ここに、自分の足でしっかり立ち、満ち足りた存在でいるために、わたしは、いそがず、いらだたずに自分を間に合わせたい。わたしは楽しく、美しく、自由に、世界を間に合わせたい。自分のいのちのリミットに。地球のいのちのリミットに。2005年8月15日 終戦記念日黄色い共振の種の日「気づきを呼び起こす 」
2005.08.15
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かんかん照りの「時間をはずした日」7月25日、お気に入りの作務衣を来て、お茶のセンセイ宅に向かいました。チャリンコでかけぬける旧街道が気持ち良く、夏の風情がなんともいえない蝉の声。朝からパンを焼いて向かった先は、はじめての「浴衣茶事」。最近、親しくしていただいているお茶のセンセイ宅へ、お茶のお稽古にお邪魔することになったのです。友人二人は浴衣姿で先に到着、明るい橙と水色が眼にまぶしかった!おもいもかけず茶席にて、お膳にのった会席料理に舌包み。手作り梅酒も杯がすすんで、すっかりおなかがふくれたころ、さらにおまんじゅうをいただいて、濃茶の時間。おまんじゅうは「うちわ」という名で、その形・色に青林檎だと思いこんでいた私たちは大笑いしてしまいました。茶席にかかっていた「瀧」の掛け軸や、開いたなでしこ、桔梗のつぼみもすずしげで作法も知らない茶事にとまどう暇もなく、リラックスした気持ちでお茶の宇宙をただよいました。これまた写真がないのが残念ですが、「一期一会」の言葉通り、一回限りの夢のような時間をたっぷり味わいました。ほんとうの贅沢ってこういうこと。
2005.07.27
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ジョアン・ミロとバックミンスター・フラーの共通点はなにか。和暦と十三の月の暦を併用するとどうなるか。環境と科学と芸術のぶつかるところはどこか。まるで。でんぐりがえし。さかあがり。ぐるぐるぐる。どんな風景がみえてくるんだろう。いろいろ実験調査中。「クリティカル・パス」「ジョアン・ミロ」「カサンドラのジレンマ」「ボイスから始まる」本のインスピレーションを、プレゼンテーションにまとめるべく奮闘中です。今日は息抜きか労働か!?屋上ビアガーデンのお手伝い。関係ないけど、うちの近くのセミは朝モーレツな勢いで鳴いて、昼ごろはもうひっそり。夜は鈴虫の声?暑くて寝苦しいわりには、なんだか秋を感じさせます。しゅーん。まだ海にも行ってないのにさ。
2005.07.22
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いまは昔、システムエンジニアだったころがありました。わはは。そのころの友人の結婚式に出席するため、東京へ。その友人も私も会社をやめちゃったので、つながりを説明する自己紹介はちょっと面倒です(笑)どこでどう つながったのか、どこからどこまで つながっているのか、よくわからない友人が増えてきました。なんだか楽しい人生です。「いまどこにいるの?」って友人たちに言われるまで、てっきり話したつもりになっていた。大阪です。やっぱり大阪すきやな~と思うこと、たくさんあります。といっても北摂の竹林育ちですから、ちょいとかっぺですけど。よかったら遊びにきてね。もより駅が万博公園。ってなんだかうれしい。しばらくブログをお休みしている間に、またまたホーロー癖爆発。半農半Xの塩見さんをたずねて綾部へ、おしかけたり!箕面の山のシェフにごちそうになったり!名古屋大学でESDについてディスカッションしたり!愛知万博でフィリピンキッズと鬼ごっこしたり!たいせつな仲間に再会したり!あたらしいお友達ができたり!そして大阪→名古屋→東京の移動中に、長年やめたかったケータイ電話におさらばしました。ずっとやめたかったわりには、仕事を理由に続けていましたが。はれて先進国的カルチュラルマイノリティの仲間入り。連絡が滞っている皆様、ごめんなさい。この不便さは、私のお友達になりました。これからもじっくりつきあっていくつもり。ケータイをやめることは、関係を切ることではなくてじつは関係をつくることだと思うのです。シンプルでほんとうに心地よい生活やあたたかいつながりを結いなおす一歩。それを証明するのは、これからの自分の態度。無理しない無理しない。いやなことはしない。好きなことをする。人と生きていく。いくつかの「私にできること」。そのうちのひとつをやっと実行にうつしました。ちっちゃく万歳!いやいや。やっぱり。おっきく万歳!それでは。ごきげんよう。
2005.07.05
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先日参加した、みんぱく研究フォーラムで「アーレント」という名前が出てきてすごく気になっていた。そういうときは、出会えるものだ。図書館の新着図書のところで「ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所」(矢野久美子著)を見つけた。『全体主義の起原』も『人間の条件』も読んでいないけれど、わたしがアーレントから学べることがいろいろある気がする。まだ読破していないけれど、彼女がずっと交流していたカール・ヤスパースの言葉が載っていて、びびび、ときた。「過去の虜にも、未来の虜にもならぬこと。まったく現在的であることが重要である」「人間がどうなるかは人間にかかっているのであって、暗い宿命にかかっているのではない」 ヤスパースことばは器のようなものだと思う。意味は、その器へ自分で注ぐものだと思う。だけど、ちゃんと聞く耳があってちゃんと語る口があれば、意味の半分くらいは受け渡すことができるかもしれない。半農半エックスの塩見さんのMLに触発されて、私がいままでに出会った大切な言葉を書き出してみよう、と思ったのだが、そうこうするうちにどんどん素敵な言葉たちに出会うので、ちょっとずつでも記録してみることにした。そんなわけで、今度はヤスパースが気になりはじめた私です。
2005.06.16
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ファラデーのクリスマス講義第一講。「いろいろのものを支配している法則のうちで、ロウソクの話のなかへ出てこないものは一つもありません」文系のわたしには「ファラデー」と言われても、理科の授業で聞いたような???程度の方ですが、岩波文庫から出ている「ロウソクの科学」という本が妙に気になって図書館で借りてみました。ロウソクの炎がなぜ燃えるのか説明して、「このように見た目には美しいがよく燃えないロウソクなんかを見ますと、品物または細工は外観よりも実用の方が大切なことが知られます。」「予期に反した事情や失敗のおかげでそれなしではおそらくえられなかったところの教訓をうることがしばしばあります。このようにして私たちは自然の研究者になるのです。」「金銀の美しさ、金剛石や紅玉その他の宝石のすばらしい輝きも一つとして炎の輝きと美しさに比べられるものはありません。」目の前にいろんな国のいろんな材料でできた不思議な形のロウソクを並べて、親しみをこめてロウソクの科学を語る研究者の熱い気持ちが伝わってくるようです。第一講に出てくる、日なたでロウソクをつけてその影を観察する実験はすぐできそう。キャンドルナイトにこんな科学者があらわれて、宇宙の不思議と目の前でゆらめく炎の関係をわかりやすく話してくれたら、楽しいなあ。そんなことを想像したりしてみた。第二講以降も「水のできること」「燃えて水になる」「ロウソクからのもう一つの産物」「呼吸とそれがロウソクの燃焼ににていること」などなど、おもしろそうなお話がもりだくさん。つづきが気になる方はキャンドルナイトWESTのページでちょっとずつアップします。よかったら遊びにきてくださいね↓キャンドルナイトWESThttp://candlenightwest.ameblo.jp/
2005.06.15
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『聖地のフィールドワーク』という講義をうけてきました。もと関西大学教授、植島啓司さんによる「鞍馬の火祭りと天龍寺」をテーマにした講義。4回シリーズの第一回ということで、北浜のworkroomというカフェへ出かけました。workroomがあるのが、オフィスビルの立ち並ぶ土佐堀通り。あまりに目立たないので、ちょっと迷いつつ。ビルの6階のそのカフェは、ミニマルなインテリアで、都会の夜景を見下ろせる素敵な空間でした。おもしろそうな本やビデオがそろった本棚、ポストモダンな香りの雑貨類。どれも気になるアイテムでした。といっても、大変人気のある講座のようで、広くない空間にざっと50名ちかくひしめいていて、身動きとれるカンジじゃなかったのですが。学生、サラリーマン、もしかして主婦?いろんな人が集まっていたけれど、若い女性が多かったような。。講義を受けるにあたって、植島さんの『宗教学講義』『聖地の想像力』という2冊を読んでいきました。とっても読みやすい本なので、興味がある人にはおすすめ。講義にも出てきた持論「聖地には石組みがある」「恐ろしいものを恐ろしいもので封じる」というお話もおもしろかったのですが。わたしにピンと来たのは「くらやみ」の話。くらまの「くら」は、神の坐(くら)。魔物の住む場所、追われたものの逃げ込む場所。くらやみの中で無言で「もの」と交流する。というところ。むかしの人は、そんな感性を持っていたとか、いないとか。「友達とぺちゃくちゃ話しながら行くなら、どんな場所でも一緒」「なにかを感じたいなら、それなりの心構えが必要」ちょうど、うちでひとりキャンドルナイトをしながら、くらやみで開かれる感性について、いろいろ実験をしていたところ(怪しいよなあ)だったので、「くらやみ+静けさ」の大切さがとっても腑に落ちたりしました。また、ビデオで見せてもらった原田美枝子さんとアベック座禅な天龍寺も、とても心ひかれました。岡倉天心の「茶の本」を読んで、禅寺のミニマルアートにぐっときた私ですが、山全体が天龍寺、というマクロな視点にまたまたぐっときちゃいました。自分の中の多様性に気づき続ける、人類学と瞑想の共通性ってそんな部分にあるような気がしました。workroomhttp://www.workroom.co.jp/この講義にさきがけて、みんぱく主催の「ジャン・ルーシュ回顧上映会」で「狂気の主人公たち」と「ライオン狩り」を見たのですが、こちらはかなり衝撃的でした。どちらも宗教儀礼や文化の記録に留まらない、ジャーナリスティックな作品でした。自文化の鏡としての他文化、ドキュメンタリーという手法への疑い、「民族誌」の可能性、などなど。いろんなインスピレーションにあふれていました。みんぱく映画上映会『ジャン・ルーシュ回顧上映会』http://www.minpaku.ac.jp/museum/event/movies0506.htmlえー、ぜんぜん違う話のようですが、ほのかに関連しております。キャンドルナイトWESTのイベントが今日発売の関西Walker 152ページに載ってます。あとイベントブログも、じみちにアップしております。れっつごー♪http://candlenightwest.ameblo.jp/自らのくらやみとひかりにフォーカスするキャンドルナイト、ぜひぜひご参加くださいね。そいじゃまた。
2005.06.07
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スローな子育て研究会、という集まりに参加しました。保育士や現役高校生、フェアトレードに関わる人、NPO関係者、アーティストなどなど愉しい面々が集まった中で、とっても印象深いことばがありました。「平和はこどもから始まる」平和って、ただ「静かで争いごとが起こらない状態」ではないと思う。きっとたくさん笑ったり、誰かを大切に思ったり、自分がかけがえのない存在だと気づいたりすることなのかも。と思いました。こどもが平和のなかでのびのび育つことが、親の願いであるように。そして「こどもを見れば大人が見える」大人がどれだけしあわせになれるか、本当の意味で豊かに生きているかでこどもの「いま」が彩られていくのだろう、と。こどもたちはみんな、すてきな大人に出会うように努力してくださいおとなたちはみんな、自分がめざすすてきなお年寄りを見つけて下さいわたしの時間はわたしのココロがつくりだすものですまわりのものすべてと出会いながら
2005.04.11
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「チャイルドネス(子ども性)」という言葉は、環境教育の大いなるヒントだと思っています。さいきん、大人向けの自然体験プログラムを行うことが多く、そのときに一番大切にしていることは「大人が夢中になれる」瞬間をつくる、ということ。そして「自然が語ることばに耳を傾ける気持ち良さ」を思い出してもらう、ということ。思い出したことをシェアしながら、自分と他人のチャイルドネスを再発見すること。大人のためのプログラムでは、自然の愛撫に身をゆだねつつ、静かに笑みが浮かんでくるのを待つ、そんなプロセスを作りたいな。そしてじっくり時間をかけながら、幼児や小学生と森を歩くときの、はじけるような歓喜を、大人と一緒につくることもできるのかも!と思ったり。学校週休二日制とか、秋休みをつくったりとか、このままどんどん子どもの休日を増やしても、みんなにストレスがかかる気がする。子どもだけでなく、大人にも。学校では授業数が減って、つめこまなくちゃならない。それを埋め合わせする塾に行かないと、友達から白い目で見られる。習い事は多い子は4つも5つもかかえてる。親は親で毎日の送り迎え、教育費、他の親とのおつきあいでぐったり。もちろん、増えた休日を有意義に使いこなす家族もきっとたくさんいるんだと思うけれど。キャンプに来る子どもたちに「夏休みどうだった?」って聞いて「塾で忙しかった」って答えがくると、本当にさびしい。まあ、最近では塾が主催するキャンプで自然学校にやってきて、体験プログラムをやるところも増えてきたのですが。それにしても、小さいときにどれだけ自然といっしょに遊んでおくか、自然と遊ぶ気持ちよさと畏さをどれだけ肌身で感じておくか、というのは、教育の可能性を無限にする基盤だと思う。自然からの愛撫をいっぱいに受けいれて、そこからまた広がる絆をつくるために、できるだけたくさんの「動こうとする大人たち」をまきこんでいきたい。まきこまれてね
2004.08.17
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「人生色色」小泉発言にはウンザリするけれど、個人的には好きな言葉。使い方をあやまると、口にしたとたん枯れてしまう「ことのは」。でも環境教育の手法って、どうやったら「人生色色」をつたえられるか、そこを悩みながら実践していくことだ、なんて思います。ジャズピアニスト小曽根真さんのアルバム「so many colors」は、聞いていると心おどりだしちゃう名作ですが、アルバムタイトルは彼の奥さんが曲をきいていて「なんてカラフル♪」と言ったことからついたのだそうです。アートというものに惹かれるのは、人生には数えきれない選択肢があるということ、日々の生活が色という光にみちあふれていること、をいつも思い出させてくれるから。それを受け取る感覚器官がつたえるものは人によって、場所によって、時間によって奇跡のような変換をうけてさらに広がっていく気持のよさ先日、キャンプに参加してくれた色弱の男の子の描いたすばらしい絵に出会ってから、「カラー降る」おもしろさにすっかり目を開かれてしまいました。自分なりの環境教育を磨いていきたいなと心にきめた今日このごろ。*yo,checkてれび* 8月14日(土)22:00~23:30(NHK教育)90分★ETV特集「戦場から伝えるもの~フリー映像ジャーナリストたちの記録」★出演:西谷修(東京外国語大学教授) 広河隆一、豊田直巳、古居みずえ、森住卓、亀山亮、故小川功太郎ほか→→残念!シゴトで見のがしました・・・ だれか見た人がいたら、ご報告をおねがいします~。 8月20日(金)●20時NHKBS2『現代史スクープドキュメント 国際スパイ・ゾルゲ』近年、ソ連軍のスパイ活動を詳細に伝える最高機密文書が公開された。第二次大戦中、日本の軍事、政治、経済など機密情報を探り出したスパイ、リヒャルト・ゾルゲとはどのような人物だったのか。ゾルゲ事件の全貌をソ連と日本の両側から取材!→→これこれ!映画ありましたよね?見たかったのです、とても。*「大人のための夏休みの宿題!」*「夏休みの自由研究やろうよ」8月はじめ、同僚とそんな話をした。じつを言うとまだ、なにをしようか迷っているのだけれどいろいろ探しているうち、こんなものを見つけました。◆「第3回はかるくん博士 大募集!」のご案内http://www.nucpal.gr.jp/website/whatsnew/pages/kiji_19.html「はかるくん」を使った、夏休みの自由研究を募集します。「はかるくん」はどなたにもお使いいただける簡易放射線測定器です。スイッチを入れて、1分間待つだけで簡単にその場所の放射線量を測れます。ほぉ~、無料で貸し出してくれるなんて、ちょっと興味津々!例によって、たどりついた経緯は「政府がこそこそ劣化ウラン弾の安全宣伝を始めていた~非核三原則、原子力の平和利用原則を逸脱する原子力文化振興財団の宣伝パンフレット ~」http://www.jca.apc.org/stopUSwar/DU/genbunshin.htmなんてページなのですが。それにしても、WHOも拒否したという劣化ウラン調査は自衛隊をイラクに派兵している日本として、放置したらいかんだろう、なんてことも考えたり。http://www.jca.ax.apc.org/~p-news/IRQ/040412drkvc_breefing.htmいくつか気になるページをめもめも。米軍鳥島射爆撃場における劣化ウラン含有弾誤使用問題に係る環境調査について(文部科学省防災環境対策室)http://www.kankyo-hoshano.go.jp/06/06.html「イラク復興支援はまず劣化ウランによる汚染の調査からはじめるよう国に求める陳情」(いたばし100人村)http://homepage1.nifty.com/sumi-bito/100nin/info0402.html終戦記念日がちかづくにあたって、「記憶と行動の一年」をますます意識しますわ。。。小学校の修学旅行で広島に行ったこと、教室でみた「はだしのゲン」、ちーちゃんのかげおくり。おとなになってからまた訪れた原爆記念館、そして沖縄の平和研修。すべて「戦争はかなしみの工場」ということを深くふかく教えてくれました。「体験型学習」って、なんてパワフルなんだろう。いまになって「日本も武装が必要」なんて言われても、自分の中にうずまく矛盾に耐えられないよ・・・
2004.08.12
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えぐいタイトルでごめんなさい。中学生のころ、覚えたての英語をつかって、ふざけ半分、まじめ半分、すごく苦手なものや人を「アンタッチャブル」とよんでいました。見えないところで、「アンタッチャブル」なままで、私の生活がおびやかされていることをひしひし感じる今日このごろです。のうみそプルプルの正体を見極めなくては!いま『地球は売り物じゃない! ジャンクフードと闘う農民たち』(ジョゼ・ボウ゛ェ&フランソワ・デュフール)を読んでいます。南仏の小さな町ミヨで、建設途中のマクドナルドを解体したボウ゛ェ、「農民同盟」の活動仲間、デュフールへのインタビュー本。「農業には手作業と思考と創造性が必要なのさ」ーーーボウ゛ェ「農業は孤立した分野ではなく、単なる生産活動に還元されるものでもない。消費者の習慣、品質、美食、文化的アイデンティティー、社会の絆といったものすべてが農業に依存していて、私たちが「農業文化」(アグリ・カルチュラル)と呼ぶものを形成している」ーーーデュフール八ヶ岳南麓に住んで1年半。自然に「もろ」タッチャブルな生活をしながら、慣れない手つきで、ときどき田んぼにも出かけたりする。稲作文化と歓喜のダンス、西アフリカのダンスと太鼓に戯れたりする。日々の生活の中で、どうやったら軽々とローカルとグローバルをゆききできるだろうか、と思っている私にとって、とても刺激的な本。たとえば米国の大手種苗会社がハイブリッド・コーンをつくりだして種子を私物化 ↓種子は自己再生に適さず、農民は毎年種子を購入 ↓農薬の大手企業が種苗会社を買収してGMO研究 ↓自己破壊する遺伝子「ターミネーター」登場!病んだ経済ってこういうこと!こわいよーーまさに『セルフ・ヒーリング・クックブック』にのっているヨーヨーダイエットのような悪循環!BSEについても同じようなこと。牛は草食動物なのに ↓収量をあげ効率をはかるため動物性飼料をあたえ ↓飼料業者が市場競争力を確保するためにその飼料の加工を怠った ↓牛の飼料として病気の羊や牛が混ざってしまった ↓BSE発生!いまだに潜伏している可能性も。のうみそプルプルさせてくれるのは刺激的なアートだけにして!この本をよみすすめるうち、まえに枝廣さんのMLで知った超愉快作、「ミートリックス」を思い出した。映画「マトリックス」のパロディで、アメリカの生産性市場主義農業の痛烈なWEB版コミック。まだ見たことのないアナタ、もう一度見たいアナタのために。The Meatrix(英語)http://www.themeatrix.com/「ミートリックス」日本語スクリプトhttp://www.cs.kyoto-wu.ac.jp/~hirakawa/meatrix/☆危機感!ニュース GlobalUさんのHPでもとりあげられていた アル・ジャジーラのバグダッド支局閉鎖について共同通信社http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=HKK&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2004080701005286アル・ジャジーラHP(英語)http://english.aljazeera.net/HomePage☆みたいぞ!映画華氏911http://www.kashi911.com/マイケルムーアジャパンhttp://www.michaelmoorejapan.com/☆人間の盾ではない、監視する人の輪 ロンドンからきたケン・オキーフin広島P10Khttp://www.p10k.net/☆さいきんまた気になりだしたクリティカル・マスhttp://kobe.cool.ne.jp/green728/about.html自転車社会学会http://www.geocities.co.jp/NatureLand/2091/
2004.08.08
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