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みなさま、こんにちは。今、発売中の婦人画報3月号のホルモン特集に登場しています。去り行くエストロゲンに固執しすぎず、ホルモンの親玉DHEAを増やしていこうぜ!って内容です。あと成長ホルモンと。今年50歳ということで、今後更年期は避けて通れない道。いかにそれを、自然に、しなやかにすごせるか。そしてエストロゲンが減ったあと、私たちをサポートしてくれるDHEAをどう味方にしていけるかは、これからの重要なテーマだと思っています。このことは、またいろいろ書いていこうと思います。もう1つ告知は、伊勢丹新宿店地下二階のビューティーアポセカリーの中のアムリターラコーナーが2月から直営店になりました。今現在はまだ化粧品しか置いていませんが、専属のスタッフがいますので、新宿に行かれた時には良かったら寄ってみて下さい!もう1つ追加で告知です!2月16日(金)~2月21日(水)まで、ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階催事場にて、「ナチュラルビューティースタイル展」が開催され、うちのブランドも出展いたします。初日の16日(金)13:00~は会場内イベントスペースにて私のセミナーを開催いたします!!今回のテーマは、「美容の新習慣!サプリメントで本当の美しさを手に入れる」です。無料のセミナーでご予約は不要ですが、早めに来ていただいた方がお席に座っていただけます。また、17日(土)はお昼過ぎくらいから夕方まで店頭におりますので、気軽にお声掛けください!さて、アンチエイジングの鬼、シーズン13ということで、、、、自然治癒力を高めて、オーガニックの植物の力をお借りしつつ、いかにナチュラルアンチエイジング出来るかを探求し続けております。なぜ、そんなことをやっているかというと、とても面白いからです。与えられたこの体と命を、どれだけ最良に扱えるかということだから。エイジングは病気にも関連します。細胞レベルで、体の中から若々しくいれたら、老年病と言われるものにもなりにくくなり、この世の苦しみがかなり減ります。これを探求していくと、自然とオーガニックにつながりました。オーガニックの植物は、植物に寄り添って育てられているのでパワフルで栄養価が高いものが多いというのもありますし、人間にも害がある化学農薬を取り込まなくていいというのもあります。ただ、実はそれだけじゃありませんでした。ナチュラル生活をしている私の尿にも、パラベンや、フタル酸塩が出てきました。海洋生物の体内からも、合成香料が検出され、ホルモン系統を攪乱しています。ファンデーションに含まれるナノ酸化チタンや、抗菌グッズやデオドラント商品に含まれるナノ銀が植物の成長を妨げています。オーガニック生活を送っていても、それでも環境の影響をやっぱり多少は受けています。生物濃縮もされるので、私たちの子供の世代、孫の世代はもっと深い影響を与えます。アレルギー増加という形で、それはもうあきらかになっています。これは持続可能な社会ではないのです。26歳から夫の影響でオーガニック生活だった私ですが、アンチエイジングを探求する中で、再びオーガニックの本当の意味に気づかされました。organic(オーガニック)の語源はorgan(オルガン)です。オルガンは生物の器官、臓器を意味します。臓器は1つとしてムダなものがなく体内で密接に、有機的につながり合って機能していますが、オーガニックという言葉も、単に有機農法や無農薬と言う意味だけではなく、様々な要素がつながりあって全体を形作っているさま、調和を表しています。べつだん新しい概念でも、流行りの物でもありません。すべてはそこに存在している。大きく足したり、引いたりする必要はないんです。虫は理由があって群がる。植物が弱かったり、窒素過多だったり。早く土に返そうと、自然の働きが進みます。調和のある畑には、ちょうどいい数の虫しかいません。殺虫剤がないから、その虫を食べる虫も、ちゃんと存在しています。殺菌剤がないので微生物が多い畑の土は、ふかふかなので植物は深く根を伸ばせます。だから肥料なんかなくても、栄養を探しにいけます。水はけもいいので、病気にもなりにくい。答えは自然の中にある。それがオーガニックというものです。単に、無農薬農法のことではなく、ライフスタイルや考え方そのものなのだなと思います。しかも日本では、戦前はそれが普通でした。ただ、現代は昔よりいろいろなことが分かってきているというのもあり、植物の力がどんどん細かく解明されてきているので、古くて新しい最先端の美容健康法が、植物やオーガニックの中にあるのも、とても面白いことだなーと思います。しかしオーガニックコスメは、やっと普通の女性誌にも載るようなってきましたが、オーガニック食品のシェアは日本ではまだ、たった0.4%なんだそうです。もっと広がって行ってほしいと心より願います。こないだNHKのスペシャル人体の再放送を見ていたら、すごく興味深かったんです。きっと、見られた方も多いですよね。いろいろと面白かったんですが、かなり興味深かったのは「腎臓」の回です。尿を作るというイメージしかない腎臓ですが、ネフロンと言うろ過フィルターのようなもので、血液から不要なものをろ過し、不要なものは尿として1%が体外に出されますが、必要な栄養素は99%も再吸収して血液に戻します。この時、血液の成分調整を絶妙に行うのも腎臓の役割。実は腎臓は、他の臓器と神経伝達物質で会話しながら、絶妙な血液調整ですべての臓器を守っている、「血液の司令塔」であることが分かってきたんだそうです。だから、腎臓の調子が悪くなると心臓、肝臓、肺、脳、腸、骨の調整も効かなくなり、多臓器不全に陥ったりもします。興味深かったのが、イギリスのワージング病院で、腎臓の機能低下を改善するためにやっていることです。なんだと思いますか?それは、薬を一時的にやめることなんです。溶けた薬の成分の影響を、腎臓が一番大きく受けてしまうそうで、まず薬をやめると腎臓の機能が回復し、これによって多臓器不全を防ぎ、致命率が上昇するんだそうです。このスペシャルでやっていたのは急性腎障害を起こしかけている方に、水分補給をしながら高血圧の薬をやめることで、この方は腎臓が回復して退院していました。血圧の薬は腎臓への負担が大きいそうです。腎臓への負担が大きいものには、他に鎮痛剤があるそう。水分補給も、腎臓のためには超大切で、こまめに水を飲むことが腎臓をいたわるコツだそうです。もう1つ気になることをやってたんですが、それが「リン」です。腎臓の働きが悪くなると、血液中のリンが増えるんですが、リンが増えると血管が石灰化して動脈硬化が起こりやすくなり、全身に炎症反応や細胞障害が発生して老化が加速するんだそうです。羊の寿命は約20年、ゾウは約70年、コウモリは約30年、人間は約75年こうした動物の寿命は、実は血中のリンの量で決まっているそうで、血中のリンが少ないほど長生きなんだそうです。もちろん、リンは不足すると呼吸不全、心不全、骨軟化症、くる病になりますので、大切な栄養素です。肉や魚や豆などタンパク質の摂取源に多いので、摂らないわけにもいきません。しかも、腎臓が健康なら、血液のリンの量はちゃんと適正に調整されます。でもよく考えると、今って日本で二番目に多く使われている添加物が、リン酸塩じゃないですか。加工食品にリン酸塩や重合リン酸塩が、めっちゃ使われてます。ハムとか缶詰とかスナック菓子とか、カップ麺とか、ドリンクバーのコーヒーとか、もう何にでも入ってて。重合リン酸塩は特に、リンがいくつも結合した最悪のリンなので、、、、影響がかなり大きいのではないかと。ポリリン酸とかメタリン酸とか、そういう名前で書いているのが重合リン酸塩ですが、2つ以上入っていたらただの「リン酸塩」でOKなので、もう何個入ってるか分かりません。腎臓に良くないという降圧剤も、すごい大勢の方が飲んでいるじゃないですか。1987年までは、血圧は上が180mmHgまで正常でした。ところがどんどん基準値が下げられて、今や140mmHgまでしか正常じゃないってことにされちゃいました。その結果、高血圧症と診断される患者さんが激増し、降圧剤の年間売上高は1兆円以上に増えました。多剤処方があたりまえの日本、添加物天国の日本は、これじゃ腎臓から老けます!オーガニックの語源でもあるオルガン(臓器)は、1つも無駄なものがなく、体内でメッセージ物質で会話しながら、有機的につながり合って調和を保って機能しています。調和を妨げるものを、摂らない!畑にも体にも、出来るだけナチュラルなものだけを入れましょう!1日ワンクリック応援お願いします!にほんブログ村鬼のインスタhttps://www.instagram.com/katsutasayuri/4年ぶりの新刊「老けないオーガニック」好評発売中!現在、私のオーガニックブランドでは業務拡大のためスタッフを募集しています。伊勢丹新宿店の直営店のスタッフも募集中。良かったらぜひご応募くださいませ!http://www.amritara.com/company/recruit.html
2018年02月05日
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みなさま、こんにちは。お正月気分も抜けて、いつもの日常が戻ってきましたねー私は、お正月にひいた風邪は、3日間くらいですぐ治ったんですが、そのあと食べ慣れないごちそうで胃がびっくりしてしまったようで、胃腸の調子がなんとなく不調という感じになりました。その間プチ断食を1日やり、いつもの日常に戻ると共にまた調子よくなってきました。ハレの日ケの日の、ハレの日が終わり、いつものケの日々。この時期に、胃腸をいたわる七草がゆを食べるというのは、理にかなっていますね。夫の実家に帰って、お義母さんに久しぶりに会ったら、ほんともういつもどおり元気全開で嬉しくなりました。お義母さんは一昨年の7月、脳動脈瘤によるくも膜下出血になり、幸いにも出血は最小ですんだのですが、他にも動脈瘤があるのが分かったため、カテーテルで動脈瘤を破裂しないようにコイルで処理するという処置をしたのです。その結果、右目の動眼神経を圧迫してしまい、医者からはもう二度と右目を思うように動かせないし、まぶたを開けることは出来ないと宣告されました。車の運転も無理だし、調理師の仕事も危ないので無理だろうと言われていたようです。その時の写真がこれです。完全に目が塞がっています。でも、私はお医者さんが言う宣告なんて信じていませんでした。人間の持つ自然治癒力という体の中のパワーを信じているから。物理的に圧迫はしているかもしれないけど、周辺の血流が良くなれば、ぎりぎりの神経経路でも目は動くかもしれないと思っていました。食生活のことは前から話してはいましたが、ゆるくなってきていたので、再びじっくりお話しし、調味料も油も見直してもらいました。さらに、血流をよくするアスタクリルオイルのサプリと、ビューティークリアブライトという松樹皮とマキベリーとカンカとわかめというポリフェノールのかたまりみたいなサプリと、その時開発中だった目に良いルテインのサプリを多めに飲んでもらいました。そしたら、どれが効いたのか分かりませんが、たった3か月ほどでおかあさんは目が開き、目の玉も普通に動かせるようになり、調理師の仕事にも復帰でき、運転も出来るようになり、、、、というか、なにもかも元通りになったんです!!おかあさんいわく、前より目がよく見えるし、何も支障がないとのことです。お医者さんはびっくりしてるみたいですよ。お義母さんが大好きなお料理をまた元気に楽しく作っている姿を見れて、本当に嬉しくなりました。人間の自然治癒力ってほんとすごい!9日にあった、KIYOさんとの名古屋での講演会もすごく楽しかったです。50名の方に見に来ていただき、名古屋はもちろん九州からも関東からもお見えのお客様がいました。1時間半の講演会だったのに一人で2時間もしゃべってしまい、そのあとのトークショーが短くなってしまい申し訳なかったですが、全体的には盛り上がってみなさん笑顔で帰られていたので、良かったなーと思います。今回KIYOさんこと南清貴さんと久しぶりにいろいろお話して、本当に共感することが多く、そんなに何回もお会いしているわけじゃないんですけど、なんか他人とは思えないというか懐かしいような親戚のおじちゃんみたいな感じで(笑)経歴が「演劇」「整体」「オーガニック」「ナチュラルエイジング」と、かなり似ているからなのかもしれません。ここまで共通項の多い方とはなかなか出会えないと言いますか。違うところは唯一化粧品ということで、化粧品のことはみなさんあまり詳しくないからぜひにということで、2時間どっぷりお話ししたのはナチュラルコスメとケミカルコスメの違いについてや、化粧品を使う意義、肌のバリアをどう強くしていくか、植物の持つフィトケミカルの肌への取り入れ方や、どの油をどのTPOで取り入れるかというようなお話をしました。みなさん熱心に聞いてくださって、すごく話しやすかったです。二月の後半に今度は福岡でセミナーがあり、また名古屋でもカウンセリング会をやらしていただきます。また近くなったらご案内しますので、お近くの方は、よかったら来てください!さて、KIYOさんもよく本に、「人はこれほど「身体にいい」情報には敏感なのに、なぜ「身体に悪い」という情報には無頓着なのだろう」と書かれており、現代の生活の中では気をつけないとかなりの毒物を体に入れてしまうことになり、それによって体に大きな負担をかけていることに警鐘を鳴らしておられます。こないだグリーンピースのページを見てたら、こういう動画があってびっくりしました。https://www.youtube.com/watch?v=V4g7DoVKGkQオーガニック食品を食べたことがない、ごく普通の2つの家族が10日間オーガニック食品だけを食べ、その前後で尿検査してどう変わるかを見てみるという実験をやったそうです。その結果がこれです。まず尿中にこんなに普通に、食べた農産物の残留農薬が27μgとかでも出てるんだなってことにうわーって感じです。もちろん、慣行栽培のものを食べていれば、残留農薬はあるのは分かっていますが、あらためて思い知るというか、有機リン系なんか神経毒の劇薬ですからね。さらにびっくりなのは、慣行栽培の農産物を食べるのを一切やめて、10日間オーガニック食材に変えただけで、平均して、有機リン系農薬が10日後は4分の1ほどに減っているじゃないですか!きっと10日間だけじゃなく、このままオーガニック生活を続ければもっと減っていき、ゼロに近いところまで行くのかもしれませんね。ネオニコチノイドのことばかり書いてきましたが、最も多用されているのが有機リン系農薬です。動物の神経機能を麻痺させる殺虫剤で、40種類以上あります。身体に入ると神経伝達物質のアセチルコリンの分解を妨げるので、アセチルコリンが体内に分解されないまま蓄積し、神経の異常な興奮をひきおこし、神経伝達が不可能になると死に至ります。農薬ではありませんが、例えばあの有名な「サリン」も有機リン系化合物ですので、強さの違いはありますが、神経毒としてのメカニズムは同じです。日々蓄積した有機リン系農薬の毒性は、リソホスホリパーゼという酵素に直接ダメージを与えて、狭心症や心筋梗塞、記憶障害や子どもの多動障害の原因になるとも言われています。記憶に支障が出たり、食欲不振、うつ、睡眠障害、アレルギーやアルツハイマーなどいろいろな症状を引き起こします。発がん性や、催奇形性、変異原性、生殖毒性も指摘されています。日本は雨が多く湿度が高いのと、世界一農産物の見た目にうるさいという国民性もあって、農薬の使用量は世界ベスト3にはいつも入っているほど農薬を使う国です。また輸入された外国産の農産物には、収穫後にシャワーのように浴びせる「ポストハーベスト農薬」の問題があります。例えば輸入小麦には残留農薬がかなりの頻度で検出され、そのほとんどが有機リン系農薬だったようです。ポストハーベスト農薬の実際まかれている動画がありますので、ぜひ見てみて下さい。http://tabemono.info/report/movie/wheat(J).htmlこういう動画は家族で見ると、みんなで理解できるので、オーガニック生活に移行しやすくなるのでいいですよ。一人で見て、一人で変わると、まわりに変人扱いされたりすることがありますが、みんなで変わればかなり楽です!すべて変えないと意味がないわけじゃないです。食べている農産物や食品の、一部からでもぜひ始めてみて下さい。身体への負担が少しでも減り、活性酸素も減ります!!1日ワンクリック応援お願いします!にほんブログ村
2017年01月11日
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みなさん、こんにちは。いやー忘年会シーズンですねぇ。白状します!ついついごきげんに飲みすぎて、家に帰ってクッションに吸い込まれてしまい、気が付くと化粧落とさずに寝てた!という失策を数回しでかしてしまいました!しかしながら、私が使っているのはホホバオイルやココナッツオイル、アロエバターにミネラルを入れてオーガニックミツロウでクリーム化した軟膏みたいなファンデなんで全然大丈夫のようです。翌朝、念のためローズのクリームパックすれば、ツヤツヤに。いや、でもそんなことばっかり言ってないで、次回からちゃんとしよう。。。。うちのリビングに今年登場した「ヨギボー」っていう巨大クッションがいけないんですよね。あれはダメ人間製造クッションだと思います!断固抗議します!(→嘘です、気に入っています(;´∀`))さて、最近のうちの庭の畑の様子です。ブロッコリーが順調に成長中です。キャベツも、また結球しそうな雰囲気!二十日大根は、おいしく頂きました!レタスはもうちょっと見守ってみます。こういう畑の写真を見た患者さんに、「あれってこのマンションにある畑なんですよね?」と超不思議そうにされることがあります。そうなんです、世田谷なのですが非常に古いマンションのため、1階に40平米の庭が付いているのです。これ狙いで、このマンションに引っ越してきました。庭付きの家とか、都内だとかなり高額で難しいですが、庭付きの古いマンションを自然施工にリフォームというのは、意外と安くすみます。庭付き物件というのが少ないは少ないですが、もし見つけたらおススメですよ♪息子もよく畑で土いじりをして遊んでいます。土や緑にふれながら、自然栽培の野菜やお米を食べ、昔ながらの圧搾の油と熟成された発酵調味料や発酵食品を食べ、市販のお菓子は食べず(主に干しいもとみかんがおやつです)という生活のおかげなのか分かりませんが、今のところ全然アレルギーもなく、風邪もひかずに元気です。もちろん、抗菌ソープなんか使っていません。アメリカで抗菌石鹸や抗菌歯磨き、マウスウォッシュなんかに使われている「トリクロサン」系列の19成分が使用禁止なったことを受けて、日本でも同成分を使っている商品が800品目もあったので、使用自粛が通達され、日米で事実上ケミカルな抗菌系の商品は消えると目されてきました。「手洗いは石鹸で十分、殺菌石鹸と石鹸で効果は大差ない。それどころか強い殺菌剤で菌を叩きすぎると、逆に耐性菌が出て危険ですよ」ということが分かったから禁止になったわけなので、アメリカではむろんそういう流れです。どんな殺菌剤でも効かないスーパーバクテリアを生み出したり、抗生物質が効かない体質になる危険があるそうです。肌の常在菌をも殺してしまうため、逆に感染症にかかりやすくなることもあるんだそうです。実は、トリクロサンなどの抗菌成分の弊害はそれだけじゃありません。トリクロサンが内分泌系に影響を与えることが分かり、環境ホルモンの疑いが強いです。しかもトリクロサン等は浄水プラントで完全に除去するのは無理だそうで、川や海に流れ込み、植物や飲み水を汚染しそれがまた人間の口に入るという循環が形成されているそうです。体内にトリクロサンを多く持つ子供ほど花粉症になる確率も高いそうです。しかし日本のいくつかの大手メーカーは、今回問題になった19成分以外の化学物質で代替えして、まだ抗菌石鹸を続けるつもりらしいです。生殖異常や精子減少のリスクがあると言われている「塩化ベンザルコニウム」なんかを代替えにするようです。(布にシュシュッと~とかいうやつにも使われていますね)どうして禁止になった経緯の本質を考えて商品開発しないんだろう。。。さて、前回の続きです。どんなに気をつけていても、水、大気、食べ物から有害ミネラルや化学物質がどうしても体の中に入り込む現代。自分が使っているわけでもないのに、トリクロサンやパラベンなんかが体内に入るというのは、ほんとまいります。前述した環境省の調査でも新生児のへその緒を調査分析したところ、調査対象となった赤ちゃんのほぼ100%からダイオキシン、PCB、DDEなどの有害物質が検出されたとのことです。 これはお母さんの体内に蓄積されていた有害物質が胎児に移行したと考えられています。本来、母親の胎盤には胎盤関門という、病原菌や自然界の毒が胎児に影響しないように防御する仕組みが備わっていますが、ダイオキシンやPCB、農薬類、カドニウム、水銀などの化学物質・有害重金属はこの胎盤関門を通過してしまう可能性が高いようです。出来るかぎり不自然なものを口に入れないことは健康美容法の大前提としてありますが、努力していても環境中にあるものはどうしようもなく体内に入ってきます。こういうものを出来るだけ体内に吸収されないようにするため、また蓄積物が代謝されるのをスムーズにするために、デトックスのサプリメントを作れないかとずっと思ってきました。まず考えたのが炭です。水道水の塩素やトリハロメタンを吸着するのに「活性炭」が使われているのはみなさんよくご存じだと思います。自然の草木類から作られる炭には、かつて栄養や水分の通り道として使われていた植物の血管とも言えるミクロの孔(多孔質)が無数に空いており、例えば水を通すと、不純物が炭の小さな穴に入って出られなくなるために、水がろ過されてきれいになるのです。炭が室内の空気や水を浄化することはよく知られています。お米に入れたり、お水に入れたりお風呂に入れたり、部屋の空気を浄化するために飾る方もいますよね。造り酒屋の寺田本家さんでも麹室を浄化するために、壁に炭をびっしり入れてらっしゃいました。食用炭としてパンやクッキーにも使われますし、還元作用もあり、下痢止めなどで医薬品にも使用され、腸内の毒素、悪玉菌、活性酸素などを除去してくれます。問題はどの炭がいいかということでした。これを選定するのに1年以上を費やしました。炭は2つ入れることにしたのですが、1つめがココナッツの外殻の「ヤシ殻」特殊製法で焼いた炭です。ヤシ殻炭は、あらゆる炭素材の中でも幅広い吸着特性をもつとされ、食用炭の中における万能選手のような存在とされています。ヤシ殻活性炭が特に得意としているのは、食品添加物と有害ミネラルとAGEです。炭の穴を分子量100以上の物が収まりやすいサイズに特定しているので、100以下のものは、いったん吸い込まれても、大半は抜けてしまうことが確認されています。例えば有害ミネラルの分子量は100以上のものばかりです。カドミウム112セシウム132水銀201鉛207でも体に有益なミネラルの分子量はだいたい100以下なのです。マグネシウム24カルシウム40亜鉛65あと、食品添加物に対する吸着力が特に優れています。例えばアレルギー症状を起こしやすくし、諸外国では発がん性があるとされて禁止されているけど日本では食用でも化粧品用でも許可されている赤色2号や102号は100%近く吸収できます。↑デトックスサプリ粉末5gを、合成着色料それぞれのコップの中に入れてよく混ぜたあと、余分な粉末をペーパーフィルターで濾過したところ、いずれの着色料も粉末に吸着され、完全に脱色しました!人間に有益な抗酸化物質はマイナスの電子を持っていて、有害なものはたいていプラスの電子を持ちます。同じ赤い色素でもカロテノイドなどの色素はマイナスの電子を持っていて同じくマイナスの電子を持つ炭はプラスの電子を持つ有害物質を引き寄せるため、まず吸着されません。もう1つ面白いのは「胆汁酸」を97%吸着できること。食生活が欧米化している現代では脂肪の摂取量が増え、脂肪分解の役割を持つ「胆汁酸」が腸内で増えすぎています。この胆汁酸は95%は腸から再吸収されますが、残り5%が大腸で「2次胆汁酸」というものに変化するんですが、これが大腸がんの原因となる強力な発がん物質だと言われているんです。今日本女性に一番多いがんは大腸がんであることを考えると、これはすごくいいと思いました。もう1つがAGEの吸着能です。体のたんぱく質と過剰な糖質が結びつくとAGEという物質が出来ます。終末糖化産物です。これが皮膚ではコラーゲンをごわつかせ、肌老化を招き、骨粗鬆症や白内障、心筋梗塞、脳梗塞、認知症の原因になるとも言われています。このAGEを吸着する力がヤシ殻炭はあらゆる炭の中で最強なんですよ。実験では100%吸着することが分かっています。もう1つの炭が「赤松炭」です。全国有数の長寿エリアで有名な長野県伊那地方の赤松(松茸の生える松)を独自技法で炭にした微粉末の食用炭です。有害ミネラルを吸着する力に加え、過酸化脂質の抑制能力があります。油ものを食べる前などに摂取するといいと思います。↑170℃に油を加熱して、揚げ物を調理。左は油そのまま、右は赤松炭を入れた油。赤松炭を入れた理由はほかにも2つ。水の浄化作用と遠赤外線効果です。赤松炭を浸漬した水はクラスターを細分化することで表面張力が下がり、浸透性のよい水になり、また還元力のある水にすることも分かっています。人間の体は70%は水ですから、こういう作用のある炭を摂ることで、体液をよりよくすることが出来ます。また赤松炭を飲むと遠赤外線により優れた温熱効果があることが分かっています。体温が平均0.7℃上昇するのです。体温が上がると免疫力が上がりますし、内臓脂肪も燃焼しやすくなり、体内酵素も活性化します。これは社内でやった実験。純水に次亜塩素酸ナトリウムを入れて、塩素濃度をチェック。試験紙を水に入れると、試験紙の先が比較的高い塩素濃度であるエンジ色を指しています。この塩素水に、デトックスサプリ粉末を2.5g入れて混ぜ、余分な粉末をペーパーフィルターで濾過。そのあと試験紙を入れると、試験紙の先がほとんど無色になり塩素が粉末に吸着されたのが分かります。もう1つ入れたものが、食べられる土である「リモナイト」です。熊本県の阿蘇山は、およそ30万年前、15万年前、11万年前、9万年前の4回にわたって大噴火を起こしたとされていますが、それによってできたカルデラ湖が干上がり、そこに多くの「リモナイト」という黄土が堆積しました。「リモナイト」は鉄分を多く含んでいて、古くは邪馬台国の時代から利用されていたことが分かっています。リモナイトの最大の特徴は、腸内で腐敗臭を放つ硫化水素や塩素などの有毒ガスを吸着する性質にあります。インドール、スカトール、アンモニア等腸内の悪玉ガスはいろいろあり、ガンや肌荒れの原因にもなります。腸内でも発生する悪臭メチルメルカプタンは口臭の原因にもなります。リモナイト中の水酸化鉄は不安定な物質なので、こうした臭いガスをを吸着して安定し、悪臭も消してしまいます。リモナイトのガスを吸着する性質は秀逸で、ガス会社などで古くから利用されてきました。土壌のアンモニアやガスを吸着することで、植物の根の栄養吸収を良くする農業用の土壌活性剤としても使用されています。汚れた河川にリモナイトを投入すると、ミネラルの補給で水中のバクテリアが活性化し、有機物の分解が促進されて汚泥の減少や水質の向上が図れます。リモナイトは、炭と同じ多孔質構造をもち、基本的には体内を通り抜けて有害物質を吸着したあと、便に出てきます。ヤシ殻活性炭と赤松炭、リモナイトで十分かと思いましたが、ここにダメ押しで、アパタイトを入れることにしました。ハイドロキシアパタイト(アパタイト)は歯のエナメル質の約97%を占める成分であるリン酸カルシウムのこと。青森県産のホタテ貝殻を焼成してつくれられています。一般に出回っているアパタイトは、鉱物由来のカルシウムから合成されたものがほとんどですが、ホタテ貝殻を由来としたものは、生体への親和性の高さに優れるとされます。炭やリモナイトは、多孔質による表面吸着力が特徴ですが、アパタイトは表面吸着に加えこのイオン交換性により吸着します。アパタイトの吸着物質で代表的なものに、カドミウムや細菌、ウイルス類、タール色素、アルデヒド類の揮発性物質、過酸化脂質などがあげられています。出来るかぎり体にとって不自然なものを食べない。そして、それでも入ってくるものは食べられる炭と土で吸着!!1日ワンクリック応援お願いします!にほんブログ村私のプロデュースするオーガニックブランドでは、スタッフを募集しています。表参道の直営店のスタッフと、販促兼ライターさんの募集です。ぜひご応募ください!!http://www.amritara.com/company/recruit.html
2016年12月21日
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みなさま、こんにちは。最近あんまり自分自身の写真を載せてないんで、昨日の昼間久しぶりに撮ったやつを載せます!いっぱい入るお気に入りのスライド式本棚の前でーす。あいかわらず、すっとボブが続いています。イベントの時は必ず巻くんで、実際お会いした方はクリクリ頭の時の私しか見たことない方が多いと思いますが、普段はストレートです。シャンプー&コンディショナー、あと一息です。コンディショナーは9割くらい仕上がりました。ただ、シャンプーはもうちょっと使い心地を良くしたくて、まだ粘ることになりました。多分、来年の夏ごろになってしまうのではないかと思われます。でも開発しているものをいろいろ使ううちに、髪の毛がどんどんツヤツヤになってきました。髪に光る輪が出来てることが多いんで、患者さんによくツヤを誉められます(^^)/あと一息、がんばっていこうと思います。さて、アン鬼11周年記念プレゼントに、たくさんのご応募ありがとうございました!一緒に寄せて下さるメッセージも、毎年楽しみで1つ1つ読ませて頂いています。そして毎年恒例、息子のかけ声によるランダムな抽選で、以下の方に当選が決まりました。おめでとうございます!大分県中津江村 自然栽培ササニシキ天日かけ干し玄米 2kg★愛知県 みいちゃんさん★東京都 レモンジンジャーさん★福岡県 りったさん★愛知県 CASUCAさん★東京都 マキティさん自然栽培ホーリーバジルティー★京都府 ツキヒホシ、ホイ、ホイ、ホイさんルイボス&ハニーブッシュティー★神奈川県 かこさん自然栽培 生姜和紅茶★神奈川県 KANAさん自然栽培 在来緑茶粉末★岡山県 すがすがさん古代マヤナッツコーヒー★東京都 こあらさん私が梱包しますのでちょっとお時間頂くかもしれませんが、クリスマスまでには必ずお送りしますので、少々お待ちくださいませ!ところで、このプレゼントにも選んだルイボス&ハニーブッシュティーは、最近会社に行く時水筒に入れて必ず持っていくお茶になりました。いろいろ入れていきますが、これが一番多いです。ルイボスティーは、アンチエイジングマニアの方であれば、言わずと知れた抗酸化ティーの代表格です。南アフリカのセダルバーグ山脈地帯でのみ自生している固有種で、現地では不老長寿のお茶と呼ばれています。鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛に加え、抗酸化ミネラルのセレンも含まれているし、SOD様成分と言われるケルセチン、オリエンチン、アスパラチンというポリフェノール、AHAと呼ばれるフルーツ酸を含むことも特徴的です。活性酸素吸収能力を指すORAC値は4900μmol TEとも言われています。ルイボスだけでもおいしいんですけど、ここに同じく南アフリカで自生しているハニーブッシュティーをブレンドすることにしたんですよね。ハニーブッシュは長いものでは1000年もの寿命を全うすると伝えられるほど、長寿の木。イソフラボン、フラボン、クーメスタン、キサントン、桂皮酸などのポリフェノールが含まれています。イソブラボンやクーメスタンは、女性ホルモンと似た働きをする植物エストロゲンです。キサントンは抗ウイルス作用、抗うつ作用があります。鉄分、亜鉛、マグネシウムも含まれており、そのパワーはルイボスを凌ぐとも言われていて。ハチミツみたいな甘い香りがするし、この2つがまた、味的にも合わせると相性がいいんですよ。で、この茶こし付きのサーモスの水筒に入れて持ち歩いてます。この茶こしの下にティーパックを入れてお湯を注ぐんですけど、何度もお湯を注いでもこのお茶は結構出るんで、1日重宝しています、冷めないし。この水筒、ティーパックじゃなくて、茶葉そのまま入れてもいいしめっちゃ気に入っています。茶こしの上に入れることも出来ますが、濃くなっても苦くないお茶であれば、茶こしの下に入れてしまって、何度も注いでいます。私は20年前、パニック障害になった時、カイロプラクティックとフラワーエッセンスとハーブティーとオメガ3に助けられました。そこからやっぱり、薬効のあるお茶が好きなんですよね~アーユスソーマ(命の飲み物)っていうシリーズ名を私が付けたんですが、私にとってハーブティーはまさに命の飲み物。これからも、ナチュラルアンチエイジングにいいお茶をいろいろとラインナップしていこうと思っています。さて、実はここしばらくずっと、あるサプリメントを開発していました。ずっと作りたくて、あったらいいなを形にしていったら、こういうものが出来上がりました。さて、これはいったい何でしょうか?インスタに1度載せたら、友達がモノクロ写真と間違えたんですが、モノクロ写真じゃありません(笑)これは、黒いサプリメントなんです。徹頭徹尾、デトックスのことだけを考えて作りました。どうして私が、こういうものを作ろうと思ったかと言いますと、やっぱり10年前に、毛髪ミネラル検査をした時が始まりですね。髪の毛を根元からランダムにあちこち切って、検査機関に送って髪に含まれるミネラルを調べてもらう検査です。有害ミネラル(ベリリウム、カドミウム、水銀、アルミニウム、鉛、砒素)に関しては中レベルという結果で、東京に住んでるなら大気汚染でこのくらいは普通だと説明を受け、えええって。高レベルの人も結構いるそうなので、まだ良いほうだと言われたけど、ああ、普通に暮らしてるだけで、こんなに有害ミネラルが口に入っているんだなと衝撃を受けました。更にそのあと、11項目の環境汚染物質の尿検査を受けたんですよね。キシレン、トルエン、ベンゼン、トリメチルベンゼン、スチレン、フタル酸類、パラベンなどの有機汚染物質のを調べたんですが、その頃はまだ一般的な住宅に住んでいたんで、壁から揮発してくる接着剤や塗料に含まれるキシレンやトルエンが、結構尿中にあったんですね。そして、ないだろうと思っていたパラベンが少量ですが存在しました。「パラベンの尿中濃度がすごく低い!さすが!」と担当の方には誉められたんですが、あること自体がびっくりでした。自分では皮膚からも口からも入れていないはず、、、となると環境中にあるパラベンがなんらかの形で口に入っているんだとのことでした。パラベンは環境ホルモンの疑いがある物質ですが、私はかなり少ないほうで、一般的な検査結果ではもっと出てくるんだそうです。あとは震災後、息子の尿検査をした時。放射性セシウムの134と137が、2011年8月は0.7bq、2012年1月は0.2bq。3度目の検査をした2014年の2月には、尿から不検出になりましたが、あの頃はほんとにまいりました。食べものにはかなり気を付けていましたので、おそらく呼吸からだと思います。あとは給食ですね、2011年は検査をしてない小学校に行っていましたので。こういうことがいろいろとあったもんですから、その後は化学物質ゼロの天然施工のリフォームに目覚めたり、デトックス作戦を取るようになったという経緯があります。これは私自身の結果ですが、一般的にはどういう状況か調べてみました。環境省が、2012年に「ダイオキシン類をはじめとする化学物質の人への曝露量モニタリング調査」を発表しています。日本人におけるダイオキシン類等の曝露量についてこれは全国の調査対象地域に住む40~59歳の人の尿・血液を調べ、体内における化学物質の蓄積度を調査したものですが、健康な人であっても、有害物質とされるPCB、水銀、鉛、有機リン系農薬などの化学物質が体内に蓄積しているという結果でした。1日に日本人が摂取するダイオキシン類の摂取量として一番大きいのは、魚介類、次に肉や卵。なんと次は、大気!!次に土壌、その他の食品ということです。その他私達が有害物質を体内に取り込むきっかけとしては、下記のようなことが考えられます。●日用品や設備との接触ペンキ、絵の具、殺虫剤、殺菌剤、ケミカル系化粧品、テフロン、プラスチックなどの調理器具や食器の釉薬●歯の詰め物アマルガムの水銀、レジンのBPA、銀歯のパラジウム●食品添加物、残留農薬、大型魚●汚染された空気大気汚染、放射能、排気ガス、受動喫煙など●水道水老朽化した水道管による鉛、放射能こういう汚染物質に関して、環境省のこのレポート自体にこう書いてあります、原文そのままです。これらが体内に入ると、大部分は脂肪に蓄積され体内にとどまり、分解されたり体外に排出される速度は非常に遅く、人の場合は半分の量になるのに約7年かかるとされています。こういう有害物質って発がん性ばかり有名ですが、実は美容にも悪いんです。例えばカドミウムは肌のコラーゲンの合成を阻害しますし、水銀はヒアルロン酸を合成する酵素を阻害し、ヒ素は皮膚の色素沈着を起こします。代謝機能を低下させるので、微量であっても免疫、細胞分裂、生殖機能、ホルモン分泌、神経系などに悪影響を与え、体本来の機能の邪魔をするとも言われています。続きは後編に続きます!1日ワンクリック応援お願いします!にほんブログ村
2016年12月11日
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ID:4xk1qeみなさま、こんにちは。急に寒くなりましたね~私は基本的に袖と靴下が嫌いなので、ノースリーブに裸足でいれる夏が大好き!どうにか衣替えを遅くしていたのですが、さすがに無理になってきました。風邪も流行っているようですね。今年はインフルエンザも流行するという話も聞きました。たまには風邪くらいひいて、熱でも出すというのも悪くないと思っていますが、一冬に何度も引くとか、同僚や家族がひいたらすぐにうつるというのは、免疫がかなり弱っている証拠なので、体質改善と免疫賦活をされたほうがいいと思います。私はこないだ面白い体験をしました。いつも風邪のひき始めはすぐに対策を打つのですが、いわゆる喉が痛いとか、寒気がするとか頭が痛いとか、そういう初期症状が出る、もっともっと手前の段階が分かったんです。なにがどうってわけじゃないけど、「あ、今私の体の中で風邪のウイルスがどこかの粘膜を突破しようとしてて、それを白血球が必死で防いでいるな」っていう感覚があったんです(笑)よし!これはさっそく援軍を送っておこう!って思って、金時生姜粉末をティースプーン1杯入れた玄米珈琲に梅干しを入れて飲んで、そのあと梅肉エキスを1なめして早めに寝ました。次の日の午前中も、まだちょっとだけせめぎあっている感覚がありましたが、午後には白血球が勝ったことが分かりました!何の症状もないのに、あの段階が分かったというのは初めてで、ちょっと感動しました。多分、この2年くらい風邪をひいていないので、たまたま感覚が研ぎ澄まされてて分かったのかなと思って。風邪の時の援軍は金時生姜、喉から突破されたらプロポリススプレー、免疫賦活には春ウコンと思ってたんですが、梅肉エキスもすごいなーということが、この頃つくづく分かってきて。自然栽培梅肉エキスは、鹿児島で自然栽培で育った青梅の果肉を搾った青汁を8日間煮詰めたものですが、小さな匙でなめてます。有機酸が多い梅肉エキスには、ウイルスや細菌、真菌などのあらゆる病原菌を排除する働きがあります。ポリフェノールの一種である「エポキシリオニレシノール」という成分にはインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ作用もあるそうです。食中毒菌である大腸菌、O-157、サルモネラ菌、チフス菌、ネズミチフス菌、赤痢菌、シトロバクター、枯草菌、黄色ブドウ球菌、ミクロコッカス・ルテウス、コレラ菌、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の合計12種類の菌に対して、0.5~0.125%の薄い濃度の梅肉エキスで、菌の増殖を抑えられるという実験結果もありました。ピロリ菌に対しても、0.9%濃度に薄めた梅肉エキスで、99.999%のピロリ菌を殺菌できることが分かっています。その一方で腸内の善玉菌の繁殖は助けるので、腸内フローラにとってもいいんです。含まれる「ムメフラール」という梅干しにはない特有の成分には、血液の流れを良くする作用があります。また、三重大学医学部の伊藤均先生と三重大学生物資源学部の古市幸生先生たちの実験で、梅肉エキスはビタミンCの10分の1の量で、最凶の活性酸素のヒドロキシラジカルを消去出来ることが分かったそうです。これもアンチエイジング的に、すごく朗報!そんなこんなで、我が家はすっかり梅肉エキス教になっておりまして、私より夫がすごい信者です。この冬も、すごく助けてもらえるんじゃないかなーと思っています。さて、お知らせです。今発売している雑誌「25ans」12月号に私の記事が出ています。「美の巨匠に聞く年齢×肌Q&A 」とのことで齋藤薫様とか君島十和子様とかの中に、なぜか私が!とても恐れ多いのですが、良かったら読んでみて下さい!最近の商品開発報告としては、クリームチークがやっと完成しました。限定品です。↑パッケージこんなんです。かわいいでしょ?オイル美容液に使えるグレードのオーガニックのカメリアオイル、アルガンオイル、ホホバオイル、ココナッツオイルを使っています。ココナッツオイルにアロエを漬込んだ、通称アロエバターが入っているのでまるで軟膏チーク。自然界に存在する天然ビタミンE8種類がすべて入っているので抗酸化力も強いです。オーガニックの真正ラベンダーとゼラニウムの精油も入れたんで、つける時にいい香り♪クリームファンデとの相性も良くて、かわいいツヤ肌になれます。さてさて、、、しかしアメリカの大統領選には驚きましたね。事前のマスコミの予想を覆し、まさかのトランプ大統領の誕生とは!私はトランプさんの下品な言動とか、女性に対するセクハラとか差別主義的な面とか極右すぎるところとか、地球温暖化を認めない点とか、はっきり言って全然好きじゃありません。だけど、これは革命ですね。グローバリズムをぶち破った、大革命。ある意味、あっぱれじゃないですか。最終的にどうなるかは分かりませんが、これでTPPはかなりの確率でなくなるかなと期待できますし、アメリカも日本もいろんな意味で変革が進むでしょう。決して楽な道ではありませんが、長い目で見ればよかったと言える出来事になってほしいと思います。TPPが発効すると、食の安全がおびやかされるということが指摘されていました。しかし、もっとひどくなるというだけで、実はすでに今でもいろいろと心配なものが日本には輸入されています。その中の1つが食肉です。アメリカやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど主要な牛肉輸出国では、天然型と合成型の肥育ホルモンが肉用牛の肥育を早めるために使用されています。肥育ホルモン剤を使うと、肉の量が増え、肉質が柔らなくなり、成長が早まり飼料の節約が出来ます。アメリカ産乳牛の場合はさらに、遺伝子組み換え成長ホルモンであるrBGHホルモンも使われている場合があります。これは牛乳の生産量が10%から40%も増えるのですが、イリノイ大学のエプスタイン教授は、rBGHを投与された牛のミルクを飲んだ人に、乳ガンや大腸ガンが発生しやすくなる危険があることを指摘した論文を1996年に発表しています。また、rBGHを投与された牛は乳腺炎にかかりやすくなるので、ミルクへの膿の混入や、炎症を抑えるために抗生物質が投与されることも気になります。日本の酪農ではrBGHは禁止されていますが、輸入食品のアイスクリーム、バター、チーズ、ヨーグルトなどには使われていることもあります。また、ラクトパミンという薬剤は飼料添加物で、牛や豚の体重を増やしたり、赤身の肉の割合を増やすためにアメリカやオーストラリアなど約20か国で使用されています。ラクトパミンは豚に薬害が出ていて、症状として歩行困難、活動過剰、ひづめ障害、呼吸困難、衰弱死などが報告されています。2011年に上海でラクトパミンが残留した豚肉を食べ 300人が中毒を起こすという事件もあり、人体にも有害だと言われています。日本の畜産でも、1960年~1990年代まで天然型の肥育ホルモンが使用されていましたが、1999 年には承認が取り下げられ、こうした肥育目的で肥育ホルモンを使用することは現在は出来ません。日本で現在許可されているのは家畜の繁殖障害の治療や、人工授精時期の調節などの目的に使用されるもののみです。ラクトパミンの使用も、日本の畜産では使用が認められていません。ただ、日本では家畜の飼料に遺伝子組み換えコーンや大豆がすごく使われていますけどね。あと飼育環境が悪いので病気が多く、抗生物質の使用は多いです。EUは1989年からホルモン剤の残留している牛肉の輸入を禁止していますし、ロシアも合成ホルモン剤が残留しているオーストラリア産牛肉の輸入を禁止しています。しかし日本では、国内の畜産には肥育ホルモンもラクトパミンも認めてないくせに、輸入食肉には認めているというダブルスタンダードを取っているのです。日本政府は、こうしたホルモン剤は食肉には残留していないから安全だという見解です。TPPで関税が大幅に削減されると、アメリカやオーストラリアなどからの輸入牛肉・豚肉が大量に入ってくることが予想されますが、日豪協定が結ばれ、オーストラリアからの輸入牛肉の関税が段階的に引き下げられたので、すでにこうした牛肉は増加しています。しかし、2014年5月26日号のAERAの記事によると、2009年に開催された日本癌治療学会学術集会で、「牛肉中のエストロゲン濃度とホルモン依存性がん発生増加の関連」という発表があったと書かれています。https://dot.asahi.com/aera/2014051900020.html北海道大学附属病院などで長くがん診療に当たってきた、公益財団法人北海道対がん協会細胞診センター所長の藤田博正医師らは、2007~12年、半田康医師とともに、食肉中のホルモンに関する研究を行ったそうです。市販されている米国産牛と和牛のエストロゲン濃度を測定して比較したとのこと。牛肉は15カ所のスーパーやデパートで、同一の個体にならないよう時期をずらして複数購入して検体とし、調べた数は、和牛も米国産牛も、脂身が各40検体、赤身が各30検体。その結果、なんとエストロゲン濃度の平均値は、米国産牛肉は和牛と比べ、脂身で140倍、赤身部分で600倍だったそうです!!藤田医師は、「ホルモン依存性がん」である乳がんや子宮体がん、大腸がん、前立腺がんなどのが日本で突出して増加している一方で、アメリカ産牛肉を輸入禁止にした1989年以降、EU諸国の乳がんの死亡率は、89~06年にアイスランドで44.5%、イングランドとウェールズで34.9%、ルクセンブルクで34.1%減少したことを指摘しています。私もここ2年くらいは、週に1度か2度は少量の肉を食べるようにしているのですが、遺伝子組み換えでないエサの、抗生物質の使用がない国産の肉か、グラスフェッドのオーガニックミートを選んでいます。エモー牛http://meat.oudou.jp/emo.phpミートガイ(グラスフェッド)http://www.themeatguy.jp/app/ja/products/index/62#content-topきくち村 http://kikuchimura.jp/?mode=cate&csid=0&cbid=1877572梅肉エキスで、冬の不調に打ち勝つ!そして、肥育ホルモン使用の食肉には、くれぐれも気をつけて!!★名古屋の方にお知らせです★16日から21日まで名古屋の高島屋でナチュラルビューティースタイル展に出展します。私は20日の日にお店にいますので、良かったら遊びに来てください!http://www.jr-takashimaya.co.jp/event/161102nbs/1日ワンクリック応援お願いします!にほんブログ村
2016年11月10日
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みなさま、こんにちは。いつのまにやら、9月ですねぇ。秋の種まき、そしてそのあと早いもので稲刈りの季節です。大分県中津江村で5月にみんなで植えた苗は、すくすくと成長しています。農に関わらせて頂いているので、作物を通じて季節をはっきり感じられることに感謝します。さて、私はあかわらず施術と商品開発で忙しくしています。今、シャンプーとコンディショナー、アイシャドー、口紅、歯磨きなどをずっと開発中です。シャンプーとコンディショナーは、かなりいいものが出来あがりつつあります!シャンプーはオーガニック製品を見渡してみても、もはや石鹸シャンプーなんて絶滅しているありさま。それもそのはず、石鹸シャンプーの宿命である、水道水のミネラルと結びついて石鹸カスが発生してキシキシし、それが翌日の髪をゴワゴワさせたり、ベタベタさせたりするというあの使い心地の悪さに挫折してしまった方が多いんだと思います。もちろん石鹸シャンプーを長らく使っている人は、もう慣れっこになっているし、頭皮がどんどん健康になるので髪質がきれいで表面がツルツルで、石鹸カスもつきにくくなってくるために、ゴワゴワも感じにくくなる人が多いわけです。ただ、この境地に至るまでには、そうとうの修行期間が必要で・・・・私はというと、許せる使い心地の石鹸シャンプーを模索して使いつつ、実はそれが本当は石鹸ではないかもしれないという衝撃波をくらったりとか(石鹸なはずなのに、PHがなぜか酸性とかね)、いろいろありました。しかーし、どうしてもあきらめきれませんでした。どうにかして、石鹸カスを生じさせにくい処方があるはずだと。そして、ついに、出来たんですよ―――!!!!!!いや、まだ完全完成ではなく、香りとコンディショナーの調整にもう1歩ですが、ベースは完成しております。もちろん石鹸ですから、洗い流す時に多少は軋みますよ。でも、コンディショナーを使えば、とろっとろのしっとりツルツル。おまけに、乾かした後のゴワゴワとかベタベタはなく、さらっさらに。使えば使うほど、髪が元気に丈夫になるんですよ。美容師さんにいつも髪を褒められます。ちょっとある白髪は、最近はこれで染めています。グリーンノートさんのヘナのオーガニック認証バージョン「オーガニータ」。質が良くて、とにかくよく染まり、香りがきつくありません。ディープブラウンはヘナプラスインディゴで、白髪をほとんどこげ茶に染めるので、ヘナだけのようにオレンジ浮きしません。石鹸シャンプーで洗い、ヘナとインディゴ染めでますます髪が元気で丈夫です。元気になりすぎて、イベント時に毛先を巻いてもらう時、すぐに巻きが取れてしまうという点は問題ですが(;´∀`)だけど髪って私、アンチエイジングにかなり重要だと思っていて。俳優さんがドラマで若い頃を演じる時、髪の毛や髪型を変えていることが多いですよね?顔はお化粧でどうにか出来ても、髪のエイジングはなかなかカモフラージュしにくいのです。後ろ姿で年齢を醸し出してしまいます。髪は顔の額縁。髪さえつやつやしていれば、かなり若々しく見えると思うのです!それは、人工的なヘアカラーや、ケミカルなトリートメントでは限界があります。髪こそ、健康美がそのまま出るところだと思うんです!!お湯だけで洗うという方もいるようですが、覚えておいていただきたいのは、頭皮には顔のTゾーンの約2倍、背中の5倍、腕や足の16倍もの皮脂腺があるということ。さらに男性は女性の3倍の皮脂量だということ。そう考えると毎回お湯だけというのは、あまりお勧めできず、だからといって合成シャンプーで皮脂を取りすぎても、ドライ頭皮でフケやかゆみを招いたり、抜け毛や薄毛の原因になることも。髪は、生命に直接関係のないところだから、いつも1番後回しにされます。だからエイジングは、まず髪に出やすいのです。美しい髪のためには、栄養や、頭皮、首、肩の血流も重要なのですが、合成界面活性剤やシリコーンオイル、化学物質などがない、健全な石鹸シャンプーで優しく洗ってあげることも大事です。アイシャドーも頑張って作っています。コチニールやカルミン、コンジョウを使わない、ボタニカルカラーのアイシャドーです。天然色素でも、虫由来のものや、成り立ちがあまりにも合成なものを使わずに出来ないものかと思っています。コチニールやカルミンは、中南米に生息するエンジムシ(カイガラムシ)という昆虫のメスで出来ています。メスは卵を持つと2倍に膨らむため赤色がたくさん取れるんで、卵を産む前にかき集めて熱湯で煮沸して、天日で乾燥させて水かエタノールで抽出して使うのです。ええっ!て思われるかもしれませんが、ピンク系はこれが主流。女性が美しくなるために使うものに、卵を産む前に膨らんだエンジムシのメスを潰して使う。オーガニックコスメとして、何か違う気がしますし、動物性なので、たんぱく質が残るとアレルギーの問題もあります。消費者庁が2012年に注意喚起を行った背景には、20代の女性がコチニール色素を含むドリンクを飲んだ直後に急性的なアレルギー症状(アナフィラキシーショック)により救急搬送されたという出来事があります。その他かゆみ、じんま しん、発疹、呼吸困難などのアレルギー症状を示した事例報告があります。 イチゴ牛乳、かき氷の苺シロップ、ハム、ソーセージ、かまぼこ、カニかま、イチゴシロップ、ガム、アイスクリーム、ヨーグルトなどを赤やピンクにするためにもコチニールは使われています。カンパリの色素もコチニールだったんですが、2007年10月以降は、代替着色料として赤色2号、青色1号、黄色5号を使用ということで、それもどうかと思いますが(´Д`)化粧品でたんぱく質が残った状態の粗悪な原料のものを使ってて、知らず知らずに皮膚から血中に入って抗体を作ってしまっていた場合、口から入ったコチニールにアレルギー症状が出たというわけなのです。これを使わないので、化粧品で赤やピンク系を表現できる色の幅が、ぐっと狭まります。でも、ある植物の粉末を見つけて、コチニールを使わないでも、ピンクの表現が豊かに出来るようになってきました。特に口紅は、口に入るものだから、どの口紅にも絶対に入っている「あるもの」を使わずに作っています。これを使わずに作れたら、多分世界初なんじゃないかと思うくらいです。そう、私のコスメは、非常に制約が多い中で作っています。みんな使っているし、これを使えば簡単にきれいな色が出る、でもそこにリスクがあるならそれは使わないで作るのです。だから、オーガニックとかナチュラルとか言いながら、平気で合成着色料を使っている、最近のメイクカラーの傾向には驚いてしまいます。これは、最近日本初上陸のあるナチュラルリップスティックに入っていた合成着色料青1、赤201、赤202、赤218、赤227、黄4ナチュラル派のモデルさんも大絶賛のあるナチュラルカラーに入っていた合成着色料赤104、赤201、赤226、黄4むろん石油系合成タール色素です。いや、こういう口紅やカラー、世の中にはたくさんあるんです。法律的にも認められていますし、むしろそちらが主流です。でもね、ナチュラルとかオーガニックを標榜し、オーガニックオイルやオーガニック成分配合とかって大々的にうたって、いかにもナチュラルな売り出し方をしながらこれっていうのが、いったい何なんだって思うんです。そりゃ合成着色料使えば、自由にいくらでもきれいな色が出せるよねって。合成着色料どころか、天然色素のコチニールやカルミン、コンジョウ、はたまたタルクまで使わずに、どうにか美しいカラーを作ろうと必死になっている者からすると、なんでやねん!って言いたくなる。まぁでも、そんなの気にせず、我が道、鬼道を行きます。クレオパトラ時代に近いようなアイカラー、作るぜ!(笑)少しずつ出来つつあるので、どうぞお楽しみに!さてお知らせです。今、発売している婦人画報に、ブラウンシュガーファーストの荻野さんと共に出ています。「東京発の健康おやつのニューリーダー対談」ということで、カラー2ページです。こういうところに出させて頂けるとは、本当にありがたいことです。砂糖を使わない100%オーガニックのお菓子を、コスメ立ち上げとほぼ同時に8年前からやっているのですが、ここ数年は実は自社工房まで作り、自社専属のパティシエが作っています。社内にはチョコレートお菓子委員会というものまであり、しょっちゅう試作をみんなで食べては、意見交換をしあってブラッシュアップしています。なんで化粧品会社なのにお菓子?と言いますと、化粧品会社なのになんで煮干し?ということと近いものがあるんですが(笑)。このブログを昔から読んでくださっている方は、経緯をよくご存知かと思いますが、砂糖や乳製品、溶剤抽出油、トランス脂肪酸を使わず、血糖値を急激に上げにくい甘味料を使った、100%オーガニックのお菓子を作りたかったんです。最近、砂糖の害についてのドキュメンタリー映画が立て続けに公開され、観に行きました。監督自ら60日間スプーン40杯の砂糖を摂取し続けたらどうなるかを綴った、スーパーサイズミーの砂糖版みたいな映画「あまくない砂糖の話」。妊娠糖尿病を発症した女流監督が、家族で砂糖をやめて、数年間世界各国の砂糖の害を説く専門家を訪ね歩いて真実を追求した「シュガーブルース」。どっちもすごく面白くて、力作でした。「あまくない砂糖の話」で摂取しているスプーン40杯は、オーストラリアでは平均的な摂取量で、日本人の平均は20杯だそうで、WHOが推奨するのは6杯。まぁオーストラリアやアメリカまでいかないけど、私たちも知らず知らずに結構な量の砂糖を摂取しているわけです。男性のガモ―監督自らが40杯、いろんな方法で摂取していくわけなんですけど、摂取カロリーは2300キロカロリーで実験前よりも低く、食べすぎてるわけじゃないんですね。で、運動も前と変わらずちゃんとやる。それなのに、まず肝臓が悪くなるんですよ。で、吹き出物が出来て、どんどん腹が出てウエストが11cmも太くなり、、体重も8.5kg増えて、中性脂肪が150%増えて、脂肪肝になり、糖尿病の初期症状が出て、はては精神にまで異常が・・・・いやー、すごい映画でした。健康の悪化もですが、最後のほうのひどく落ち込んでやる気が出ず、だけど甘いものを見るともっと食べたくなり、食べるとハイテンションになって、また落ちるという中毒状態になっていく様子がもう・・・・・砂糖の刺激は、脳の側坐核に伝わります。すると脳内麻薬と言われている「エンケファリン」が増えるのですが、「エンケファリン」はその時に得た多幸感を学習し、また次もやろうという脳の強化学習に関わっているのです。これが砂糖中毒の正体だと言われています。「シュガーブルース」のほうは、チェコの女性監督が妊娠糖尿病を発症したことがきっかけで砂糖断ちに目覚め、真実を探求する5年間を描いていました。ヨーロッパ、アメリカ、アフリカなどの8か国を巡り、科学者や医師、政治家やジャーナリスト、弁護士、ものすごい数の取材です。その結果、砂糖の摂取が脳の疾患や心臓病、メタボ、2型糖尿病、がんなどに密接な関係があることを突き止めるのです。最初登場した砂糖漬けだったアンドレア監督32歳の老けっぷりが、まずすごかったです。その後砂糖断ちをし、加工品を減らし、甘いものが食べたい時は果物の甘みや、胚芽米や麦芽などの全粒穀物から作った甘味料を使用して、家族でお菓子を手作りしていました。5年間でだんだん顔色がよくなっていき、子供たちは集中力が出て怒りっぽくなくなり、一緒に料理するので家族の会話も増えていきます。最近ようやく油のことばかり悪く言う風潮から、糖質や炭水化物の問題点が語られる時代になってきました。大切なエネルギー源でもある炭水化物とは、適切でいいつきあい方をしたいですね!お知らせ私と一緒に働いて下さるスタッフを募集しています!詳しくは、こちらをご覧下さい。http://www.amritara.com/company/recruit.html
2016年09月14日
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みなさん、こんにちは。春ですねー。来週種まきです。だいぶ畑の土が良くなってきたと感じるので、今度こそもうちょっと豊作だといいなー♪今発売している雑誌「美ST」に、私のブランドが出しているオーガニックローチョコレートが載っていました。左の真ん中のカラフルなやつです♪最近すごく取材が増えています。酵素が活きたローチョコレートへの注目が、ようやく高まってきたようで、うれしいかぎりです。始めて発売したのは4年前ですよ。なつかしいなぁ(>_
2014年03月22日
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みなさん、こんにちは。ここのところ、少し寒さがマシな気がしますが、このまま春になってほしいなー最近私は、この手帳を携帯しています。「和暦日々是好日」旧暦の日付で構成されているスケジュール帳です。もちろん現代の日付もちゃんと書いてあるんですが、太陰太陽暦の1月1日は2014年の西暦で言うと1月31日にあたるため、2014年1月31日~2015年2月18日までの手帳になっています。ものすごく潔いというか、驚きの手帳だと思います。新月や満月、満ちていく月の時期か、欠けていく時期かすぐ分かるし、美しい絵と共に日本の草花や、季節の行事の解説もあり、忙しい毎日の中でかなりほっこりする手帳で気に入っています。3月1日が新月ですから、今は欠けていく月の時期。解毒、浄化、発汗などの時期で、新月に近づくほどその力は強まり、大掃除や断食、ダイエットなどに適している時期と言われます。傷も早く治りやすいのだとか。新月は新しいことを始めたり、種蒔きしたり、悪い習慣を断ったり、願い事をするのに良い日とされます。そこから満月までの14日間は補給、摂取、成長、休養などエネルギーをチャージする時期だそうです。お手入れをがんばったり、筋トレしたり、パーティーに出かけたりするとうまく行くんだそうで。満月は宇宙からのエネルギーが高まる日。お産も進みやすく、株価は変動し、みんなが行動的になりやすいと言われます。この手帳にしてから月や旧暦の暦を、自然と意識する毎日が続いています。忙しい人にこそ、ぜひ。おススメです♪さて、今日は放射能問題について久しぶりに書いてみたいと思います。去年プレゼントに応募して下さったみなさまのアンケートにも、かなりこの質問が多かったので。食品のセシウム測定データで参考になるのは、最近出たちだいさんの「食べる?」です。5段階評価で警戒度が診断されているのですが、これは実際検出されている件数や、測定数値や、多く作られている産地によって、総合的にジャッジされているようです。野菜で警戒MAXとなっているのが、レンコン、たけのこ、ヤーコン、しいたけ、まつたけ、山菜です。果物も、関東地区のみかん、梅、柿、栗はかなり気を付けるべきだとあります。肉では猪肉、鴨肉です。魚ではマダラ、天然フグ、ひらめ、カレイ、いわし、スズキ。その他落花生に警戒MAXマークがついています。測定数値を見ると、100Bqを超えている物もちらほらありますので、微量と言うわけではありません。このようなことも、オリンピックも決まった経済が神の世の中ではほとんど語られませんし、誰しも故郷を愛する思いがありますし、頑張っている農家さんや漁師さんもいるし、本当に難しい問題だと思います。私も、考えると悲しくなってしまうので、あまりこの件をブログに書いていません。こういうことを書くことで気分を害する人がいたら、申し訳なく思います。しかし事故から27年経つウクライナ政府で、2011年4月に健康な子は6%しかいないとする報告書を出しています。事故から6年後の調査では、健康な子供は22%しかいないとのことでしたが、それ以降も減り続けています。ウクライナ政府報告書 未来のための安全森に生えているキノコを地産地消で自給して食べる文化のウクライナと日本ではだいぶ事情が違うので、きっとこんなことにはならないと思います。けれども、子供がいるお母さんだけでも、上記のような吸収しやすいものや、出ているものだけでも、念のため産地や検査値を気にしたり、分からない場合は避けておいた方がいいように私は思います。ただ、過剰に何でも恐れすぎるのもどうなんだろうと思います。沖縄のレストランで、沖縄産のもずくを出していただけで、やめてくれと苦情が来たからやめたという話を聞きました。いやー、それはいくらなんでもと思いますよ。沖縄の化石サンゴの粉末をサプリメントに使っていたら、放射能は大丈夫ですか?という質問が。いやいや、化石ですよと。しかも沖縄ですよと(笑)もちろん検査はしてあるのですが。私は元々、残留農薬や添加物、加工デンプン、白砂糖、トランス脂肪酸、化学物質、ナノ粒子、電磁波などいろいろ活性酸素を発生させてしまうものを、出来るだけ避けようということを呼び掛けてきましたので、その中にまた1つ加わっただけという感覚です。もちろん、高濃度であれば、同列には出来ませんが。放射線はそれ自体でDNAを切るより、ヒドロキシラジカルという最強の活性酸素で切ることが大半です。放射線じゃなくても、現代人は様々な食べもの、生活習慣により、ヒドロキシラジカルが体内に生じています。アンチエイジング研究はこれをいかに無害化するかが、元々かなりの大きなテーマでしたからね。先週、9歳の息子の放射能尿検査を、2年ぶりにしました。↑今まで3回やっているんですが、同じ「理研分析センター」で検査しているので、このようにこれまでの結果も載ってきました。結果から言いますと、3回目にして初めて「不検出」となりました。とは言っても、最初の二回は2011年8月と2012年1月ですから、かなりな時期だったかと思います。2011年8月は0.4bq、2012年1月は0.2bqでした。2011年のこの数値は、限界値が0.4bqだったので134が不検出になっていますが、グラフを分析してもらうと実際はピークがあったので、おそらく0.3bqくらいあると言われました。だから本当は合算で0.7bqです。半減期2年の134があるので、確実に福島原発由来です。食べものにはかなり気を付けていましたので、おそらく呼吸からだと思います。もしくは給食でしょうね。その当時、検査はしてない小学校でした。牛乳は飲んでいないのですが。しかし、今回は検出限界値0.072bqとかなので、やっと正真正銘の不検出と言えると思います。正直、3年経った今も尿に出るようなら、移住を真剣に考えたところですが、とりあえず少しほっとしています。ちなみに1年生の震災当時2011年は中野区、2年生は横浜市、3年生からは世田谷区です。検査してきた2回はいずれも中野にいました。中野でも新宿に近いところで、土の上に検査機置いて0.3マイクロシーベルトが出る、わりと数値の高めの場所にいました。2012年の3月に引っ越した先の横浜市は、測ってもあきらかに以前より空間線量が低いのが分かりました。2012年の8月には放射線リスクリサーチセンターで、ホールボディカウンターと甲状腺の超音波検査と、尿中8-OHdG検査(DNAがどのくらい切れているか)というのもやっています。これは息子だけじゃなく、私も甲状腺以外は一緒にやりました。その時のブログがこれです↓http://plaza.rakuten.co.jp/korrida/diary/201208090000/この時の結果が、二人とも内部被曝はないという結果で、息子の甲状腺も問題ありませんでした。尿中8-OHdG検査でも、息子の数値は問題なく、一番驚いたのは私の検査の数値が、通常ではあり得ないほど低くて、めちゃめちゃDNAが切れていないと。いったいどんな食生活をしているんだ、何か水素とか飲んでいるのですかと、診察してくれたお医者様に詰め寄られたことに、逆に驚いてしまいました(笑)もともとの抗酸化生活が、放射能下の日本で過ごす上でも役に立っていたようです。このことで結構拍子抜けして、去年は尿検査しなかったんですよね。まぁ2Lも尿を溜めないといけないので、それも大変だと言うのもあります。しかし、この時のブログにも書いているとおり、先生にも川魚、太平洋側の魚介類、回遊魚、山菜、タケノコ、きのこ、乳製品は引き続き避けた方が良いと言われまして、その生活を続けてきました。家では西日本のものしか食べず、給食でも乳製品、きのこを避けてきました。ただ、おうちでは、ここ1年くらいは検出限界値1bqで放射能検査されている九州産の煮干し、干し椎茸はめっちゃ食べています。長崎県のあごも摂っていますし、これまた放射能検査済みの北海道の羅臼昆布もめっちゃ摂取しています。まとめてリンクしておきますね。煮干し干し椎茸羅臼昆布お刺身も、産地チェックしながら時々食べています。特に世田谷に引っ越してからは、西日本産の天然魚しか置いていない上に安いという、夢のようなオーガニックスーパー「COCOHANA」があるので、助かっています。成城のほうにも「ナチュラルナチュラル」という同じようなコンセプトのスーパーがあるそうですよ。だけどまったく外食しない訳じゃなく、ランチも入れると週に3回はしていると思います。息子も週一ではしているように思います。その時は魚は産地が分からないものは食べず、キノコ、タケノコ、乳製品は避けてきました。あと2年生からは時々給食の放射能検査をしているという公立小学校に通っていました。副校長先生に聞くと、これまでの検査で何か出たのは牛乳だけだったようですが、それでも出てるは出てるんですよね。検査するしないは、区によって取り組みが違います。本当はこれは都や国で、子供用に別基準を制定してもらって、ちゃんと全校で検査してもらいたいです。放射能だけでなく、食育の観点からの、安全性の高い給食を望みます。子供は、未来そのものですから。3月1日は新月。新月の願いは、きっと空に届く。この星に住む生きとし生けるものすべてが、美しい命を輝かせてすごせますように。
2014年02月27日
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みなさん、こんにちは。台風がすごかったですね。各地で被害も出ているようで、心よりお見舞い申し上げます。そしてその後、かなり秋らしい空気がやってきました。さて、春に築35年ほどの古いマンションに引っ越して、化学物質フリーにリフォームしたお話を以前書いたと思います。接着剤も使わず、無肥料無農薬のササニシキを炊いて練った米糊を使い(これがすごく頑強につくんですよ)、壁はクロスではなく土壁の漆喰にしてもらいました。そのせいか部屋の中の空気がすごく良くて、うちに来ると体が楽だと患者さんにも大好評!湿気も適度に吸ってくれるのでこの猛暑でもそこまで暑くは感じず、エアコンをつけた日も10日もないくらいですみました。ところが、8月の中頃、非常にショックなお知らせがポストに入っておりました。それは「害虫駆除」のお知らせです。マンション全体で、室内に害虫を駆除する薬剤を噴霧したり、固形の殺虫剤を置いたり、下水に殺虫剤を流すと書いてありました。ガガガガガガビーン!\(~o~)/です。古いマンションだから、毎年夏にやる恒例の作業となっているそうです。一応部屋ごとに業者が訪れて、やってほしくない人は拒否は出来ると言うことなのでほっとしましたが、50室ある部屋の8割くらいの方がなんらかの薬剤はやるそうなので、それだけの数の人がやると、環境中への影響も相当なものになるだろうなと思いました。ものすごく悩んだんですが・・・・・一応業者に聞いて使われる薬剤名を聞き、その性質と問題点、人体への影響などを調べて資料を作りました。そしてまずは管理人さんに持って行って説明すると、すごくいい人で真摯に話を聞いて下さり、その資料をマンションの理事長に見せてくれました。そして理事長と直接お話しすることが出来て、私としてはみなさんが薬剤を自分の部屋に散布されるのは自由だけど、そのメリットとデメリットを両方知った上で判断してもらいたい、そのための判断材料の1つに、作った資料をポスティングさせてほしいと話しました。また殺虫剤ではないけど、人体に無害なアロマなどを使用した虫への忌避剤もあることを説明しました。そして理事の方同士で話し合った結果、今回はもう決まったことなので散布はするし、ポスティングも前例がないからやめてほしい、でも来年以降やるべきかは、また別途協議すると約束してくれました。私としてはせっかく時間をかけた資料を、ポスティングくらいはしたかったんですが、ここは理事長の顔を立てて、泣く泣くやめました。そして、殺虫剤は目に見えないので良く分かりませんが、決まった日に希望者に予定通り散布されたようです(>_
2013年09月19日
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みなさま、こんにちは。梅雨入りという事ですが、今週はお天気も良く、気持ちのいい日が続いていますね。あの稲踏みの試練を受けた苗がどうなっているかと言いますと・・・・こんなに立派に~(T_T)いやー、もうすぐ田植え。楽しみです。さて、紫外線を肌にビシビシ感じる毎日ですね。あいかわらず世の中の日焼け止めはSPF50でもサラサラで白浮きしない!ナノ粒子と紫外線吸収剤が主流ですね。100ナノメートル以下の微粒子の無機物に関しては、欧州では早くから危険視されていましたし、オーガニック認証のコスメでは今もナノ粒子の使用は認められていません。日本でもこの5、6年ずっと厚生労働省や経済産業省がナノ粒子のリスクについて調べていて、ようやく・・・・ナノマテリアルに対するばく露防止等のための予防的対応について・・・という製造現場でのばく露防止のガイドラインだけは出来ました。ただ、製品に使用しているナノ粒子の人体への危険性については、危険だとされる実験結果と、大丈夫だと言う実験結果が双方ある為、いまだにはっきりとした結論には至っていないのが現状です。各省庁の見解や報告書を読んでも、はっきりしないというか、限りなくグレーな感じの印象です。肺から吸い込むことに関しては、あきらかにリスクがあることは、かなりはっきりしていますが、皮膚から体内に入り込むかについては、主に動物実験でしか確認されていないので、議論になっています。 ↑二酸化チタンのナノ粒子にさらされる 脳血管内皮細胞の電子顕微鏡観察英国王立協会・王立工学アカデミーが2004年に発表した勧告の中でも、「ナノ粒子はリスクがあるので、製品中で使用が許可される前に、化学諮問機関で安全評価を受けること。消費者に分かるように成分リストに表示する必要がある。ナノ粒子は皮膚を通過しないという実験データもあるが、それが太陽光で損傷を受けた皮膚や湿疹など普通にある疾病を持つ人々に当てはまるかどうか明確ではない。化粧品に用いられているナノ粒子が皮膚を通過するかどうかについて十分な情報がなく、成分の安全性に関連する情報の多くは産業側の実施によって得られたもので、科学論文として公開されていない」と述べています。要するに、はっきりとした結論は出ていないけど、少なくとも日焼けした皮膚や弱っている皮膚、バリアが低下した皮膚からは、入り込む可能性はあるだろうという見解です。2010年のナノテクの国際会議ICONNでも、オーストラリアでナノ粒子が含まれた日焼け止めを海岸で男女20名に5日間つけた実験で、血中と尿中に観察されたと発表されています。欧州議会環境委員会では2010年3月に「ナノ物質を含む製品は成分リストに「nano」と明確に表記されるべきだ」と求めています。その他世界中の多くのNGOや労働組合でも同様のことが求められています。さて、独立行政法人産業技術総合研究所は、産業技術の幅広い分野の日本最大級の研究機関です。ここが国家プロジェクトとして2006年6月から2011年2月末に「ナノ粒子特性評価手法の研究開発」という名称で、ずっとナノ粒子のリスク評価をしていました。そのプロジェクトリーダーの中西準子さんの報告書や見解をwebで読みました。この方の意見でとても印象に残っていることを書き出してみます。●100ナノメートル以下のナノ粒子の場合には、ミクロンサイズ(ナノの1000倍)より、質量当たりの影響がかなり大きいという現象が数多く見つかっている。●粒子が試験動物の体内に吸入された時に起きる、炎症の大きさや、線維症やがんなどの病気の程度が、ナノサイズの粒子の場合に、より激しいという報告が多い。●つまり、粒子のサイズが小さくなると、質量当たりの生体反応の大きさが大きくなる。理由は粒子サイズが小さくなると、(比)表面積が大きくなるからである。●ナノ粒子の話をすると、ほとんどの事業者の人が、「確かにナノ粒子は問題かもしれない。しかし、ナノ粒子は、孤立分散しているわけではなく、殆どが凝集して大きな塊になっている。凝集体になっているから、それはミクロンだし、表面積も小さい筈だし、活性も低い筈だ」と。しかし、それは違う。●凝集して100nm以上になったとしても、一次粒子(元々の粒)の径が100nm以下なら超微粒子である。これは、凝集してもBET比表面積が大きくは変化しないことを反映している。その凝集体を構成している一次粒子のサイズが有害性に影響を与える。これを読んでひーっと思いました。ナノ粒子は性質上たしかに凝集しているので、そうなると酸化活性は少しマシなのかと私も思っていました。しかしそれは大きな誤解だそうです。要するに、凝集してミクロになっていうようが、もとの粒径がナノであれば有害性は変わらないと言っているのです。ナノ粒子のリスク評価をしていた国家プロジェクトのリーダーが言っているんだから確かでしょう。それに関連して、こんな論文を見つけました。Chemical Engineering Journalに2012年5月に掲載された論文です。「プールの塩素は、紫外線から肌を守る日焼け止めに含まれる二酸化チタン・ナノ粒子のコーティングをはがす可能性があり、はがされたナノ粒子は水と反応して、皮膚の損傷をもたらす可能性がある。有害な紫外線から保護するナノ粒子は、太陽光中でも安定するようにコーティングされている。しかし、新たな研究は初めて、保護コーティングが分解されてDNAを傷つけ、老化さえるフリーラジカルが形成されることを示した。この研究は人々を太陽光から保護するとみなされている日焼け止めが、同じく皮膚を傷つけるリスクを生じるのではないかという疑問を提起した。」酸化チタンナノ粒子は紫外線にあたると活性酸素を発生する性質があるのですが、化粧品に使われる酸化チタンは活性の低いルチル型を使うし、その上コーティングをするので、かなり活性は低いと言われていました。ところがプールに含まれる塩素がこのコーティングを剥がすそうで、そうなると活性酸素の中でも一番凶暴な「ヒドロキシラジカル」が発生するんだそうです。これはまたちょっと違う角度からの論文です。2012年のスウェーデンの研究で、ナノ粒子は食物連鎖の中で残留することができることを示しました。http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0032254「ナノ粒子を含む水槽の中で成長させた藻類はナノ粒子を吸収した。その後、藻類は動物プランクトンを与えられ、最終的にそのプランクトンは魚に与えられた。 動物プランクトンを与えられた魚の行動に変化があった。魚は食物を食べたり求めることをしなくなった。科学者らは、それはナノ粒子のせいであるとしている。科学者らは、血流を通じて脂肪を運ぶために魚が必要とするある種のタンパク質にナノ粒子が取り付くからであると考えている。」魚がエサを食べなくなったって・・・・・海でみんなナノ粒子の日焼け止め使いますよね。うーん・・・・こちらは小麦への影響です。ナノ粒子が小麦の成長と土壌酵素の活動に悪影響 中国チームの新研究「中国科学院の研究チームは、日焼け止めやエレクトロニクス製品に広く使われている酸化チタンと酸化亜鉛のナノ粒子が小麦の成長と土壌の酵素の活動に与える影響を調査した。酸化チタン・ナノ粒子は小麦のバイオマスを13%減らした。酸化亜鉛・ナノ粒子は7%減らした。酸化チタン・ナノ粒子は小麦の細胞壁に直接くっつき、酸化亜鉛・ナノ粒子は作物の有毒亜鉛吸収を増やした。ナノ粒子は土壌環境に明らかに有毒で、一部の土壌酵素の活動を変えるという。」ナノ粒子が土壌環境を汚染し、小麦の成長を悪くするそうです。私達が使うものは、すべて環境中に行ってしまい、それが食物連鎖で結局自分に還ってくるのですよね。紫外線は気になりますが、せめて日常使いはノンナノタイプの日焼け止めやファンデーションにしたいですね。私は植物性ノンナノサンスクリーンと、帽子や日傘と組み合わせて、春夏をいつも乗り切っています!リゾートや旅行で激紫外線の時はフェイスオンワンピで!サンバリア100フェイスオンワンピしかし今、もっとも問題になっているのが、抗菌・殺菌剤として使用されている「ナノ銀」の有害性です。銀イオンが微生物の細胞にダメージを与えるので微生物に対して有毒であることはよく知られていますが、銀ナノ粒子の毒性はそれだけでなく、細胞の表面に付着し接触するだけで細胞の作用をかく乱したり、通常サイズの銀に対する障壁をかいくぐって細胞内に入り込み、銀イオンを放出して細胞組織に損傷を与える可能性が問題になっています。魚に対して細胞毒性と遺伝毒性があることや、マウスの精子幹細胞の成長を止めることなどが分かっています。デューク大学の研究では、銀イオンは細胞死を増大させ、神経回路形成を損ない、脳の重要な神経伝達物質であるアセチルコリンの表現型への発達を抑制することが分かったそうで、神経毒性として作用する可能性があると結論付けたそうです。http://www.environmentalhealthnews.org/ehs/newscience/silver-is-potent-neurotoxicant/ナノ銀は排水系や固体廃棄物の焼却や埋め立てを通じて、環境中に放出されます。環境中に放出されたナノ銀は環境中の微生物を殺して生態系機能をかく乱する懸念があるそうです。アリゾナ州立大学の研究で、ナノ銀処理されたソックスから洗い流されたナノ銀が排水路に流れ込んだ後、排水処理プロセスで生成され肥料として使われるバイオ固形物に蓄積することが分かりました。ソックスのあるものは2~4回の洗濯後、ナノ銀の多くが無くなっており、環境中に排出されていたそうです。http://pubs.acs.org/doi/abs/10.1021/es7032718ナノ銀は「農薬」としてカテゴライズされるべきだという議論が本格化しています。しかし、ナノ銀ってわきの下のデオドラント品とか、化粧品の防腐剤にも使用されていますよね。なじみのある銀ということで、油断しがちなのですが気をつけたいですね。ナノ化されると、物質の性質が変わってしまう!肌にも、環境にも、ナノ粒子は影響があります。
2013年06月06日
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みなさま、こんにちは。ホワイトデーにうちの息子が、手作りクッキーをくれました。夫に習いながら、朝作ったそうです。甘みはアガベで、古代より品種改良されていないオーガニックのスペルト小麦で作ったんですって。めっちゃおいしかったー!見た目はあれですけど、サックサクでかなりおいしい!さて、春の気配が嬉しい今日この頃。トマトの芽もやっと出てきました。こちらは福岡県の私のコスメの畑です。大介君から、畑の様子を書いたレポートが写真付きで送られてきました。↑ローマンカモミールちゃんが、上へと伸びてきました。太陽に憧れて、これからより高く葉を伸ばしていくのでしょう。↑アブラナ科野菜につきやすいアブラムシちゃんです。増えすぎると野菜の見栄えが悪くなるので、通常この子が出てくると農薬が使われるそうです。↑こちらはてんとう虫の幼虫です。アブラムシを食べてくれます。てんとう虫は、一匹いるだけで数千匹のアブラムシを減らしてくれる存在。でも農薬をまくと、当然この子たちも死んでしまいます。虫や病気も自然の循環に近づくほど、徐々に減ってくるのが自然の摂理だと、大介君は書いています。自然界の循環がきちんとそこにあること・・・それによって自然に虫も減り、すべてが調和のとれた畑へ。農薬が登場するのは、人間のエゴでしかありません。このブログでも再三書いてきている「ネオニコチノイド系農薬」。水溶性で拡散性が高く、植物が根から吸ってしまうので、洗っても落ちない神経毒です。世界中でミツバチが減少していることに、深い関係があると以前から言われています。ミツバチは多くの植物の受粉に関わりますので、ミツバチがいなくなるということは、やがては私たちが食べるものもなくなっていくということを意味します。そんな中、金沢大学理工研究域自然システム学系の山田敏郎教授らの研究チームが「ネオニコチノイド系農薬がミツバチ大量死と強い相関関係がある」との論文をこのほど発表しました。「ミツバチ大量死はネオニコ系農薬と強い相関」、金沢大学の教授らが論文発表記事によると、実験ではネオニコ系農薬であるジノテフランを10%含有する「スタークルメイト」とクロチアニジンを16%含有する「ダントツ」を使用。カメムシ防除で推奨される濃度の農薬をさらに10倍(高濃度)、50倍(中濃度)、100倍(低濃度)に希釈し、糖液と花粉ペーストの餌に混ぜました。セイヨウミツバチ1万匹の実験群を8群用意し、2010年7月から約4カ月間、成蜂数と蜂児数の長期にわたる変化を計測しました。その結果、ネオニコチノイド系農薬の濃度にかかわらず全ての蜂群が消滅したそうです。以前からいろいろな研究が出ているけど、もう間違いないんじゃないですか?一刻も早く禁止にすべきだと思います。ここ数年、私はネオニコチノイド系農薬のことばかり書いていますが、元々あった有機リン系農薬がいいというわけではありません。有機リン系農薬も、ネオニコチノイド系農薬と同じ神経毒です。ネオニコのほうが、水溶性で匂いもなく浸透性が高く、気が付かないうちにミツバチの帰巣能力がジワジワとやられてしまうので、根絶やしにされやすいというのがありますが、有機リン系はすぐにばっさりと死んでしまいます。ミツバチや虫だけでなく、もちろん人間にも影響があります。2006年の参議院予算委員会で厚生労働省の健康局長が「有機リンは脳機能に関係するさまざまな酵素の働きを低下させ、慢性の障害を引き起こす恐れがある」とはっきりと答弁しています。「食品と暮らしの安全 No.209」のこの問題にずっと取り組んでいらっしゃる青山美子医師へのインタビューによりますと、有機リンには精神が侵される慢性中毒があり、うつや記憶力、知力の低下、記憶障害や子どもの多動障害などの症状を引き起こす可能性があるそうです。さまざまな酵素の働きを阻害するので、多量の被曝による急性毒性以外にも、微量で長期間さらされた場合も、徐々に神経症状が現れる慢性中毒性もあるようです。有機リン系の毒性があきらかになってきたことで、ここ10年で代わりにガンガン世に出てきたのがネオニコチノイド系農薬というわけです。急性毒性は有機リン系に比べ低くなりましたが、無味無臭のため虫が警戒しにくく、水溶性のため植物が根から吸って残留しやすく、通常の農薬は半径100mくらいの拡散ですむところを、なんと4kmも拡散します。人間に対しては手指の震え、不整脈、短期記憶障害、頭痛、嘔吐などの被害が出ています。脳内に入りやすく、発達期の子どもの脳への影響は深刻で、へその緒、胎盤を簡単に通過して胎児の脳が曝露する恐れがあることなども指摘されています。 まず一番の被害者はミツバチで、日本でもミツバチの減少だけでなく、野鳥や昆虫にも被害が出ています。一番の問題はヘリコプターでの散布でしょう。日本の空では、なんと2400機あまりの無人ヘリコプターが農薬を散布しているのです!無人ヘリ散布には法律による規制はなく、有人ヘリに比べて低空飛行が許され、しかも散布濃度が地上散布の100倍以上という濃い濃度で散布されています。主に田園でカメムシの殺虫、松くい虫の殺虫などのためです。一般家庭でもガーデニング用、シロアリ駆除、ペットのシラミ、ノミ取り、ゴキブリ駆除、スプレー殺虫剤、小バエ取り、新築住宅の化学建材などにも使われて広がっています。ネオニコチノイド系農薬の一つである「クロチアニジン」は、国内ではダントツ(農業用)やフルスウィング(芝用)などの商品名で住友化学が販売しています。有機リン系農薬で絶大な量使用されていたのが「スミチオン」ですが、これも住友化学の生産です。住友化学の社長は経団連の会長でもありますが、ご存知のように原発推進、TPP推進の急先鋒です。TPPに参加すると、アメリカから遺伝子組み換え食品が大量に入ってくる恐れがあります。現在は油やしょうゆや添加物、甘味料などの加工品以外では一応表示義務がちゃんとあります。でもTPPに加入すれば、この表示が撤廃されてしまうかもしれません。なぜならTPPには「ISD条項」というものがあって、その「表示」が外国企業に対する販売の「障壁」であるとして、日本を訴えることが出来てしまうからです。ちなみに住友化学とモンサント社は、米国内において住友化学の子会社の作った除草剤と、その除草剤に耐性のあるモンサント社の遺伝子組み換え種子を組み合わせて売ることに合意し、業務提携の関係にあります。ネオニコチノイド、遺伝子組み換え、TPP、原発・・・こう見ていくと、すべてが繋がっていることが見えてきます。ネオニコチノイド系農薬によるミツバチの大量死について調べていた時に、日本の在来種である日本ミツバチのことを知りました。日本ミツバチは縄文時代以前から日本にだけにしか生息していない野生の蜂で、主に滋養の高い森の木の花蜜を集めるので、主に草花の花蜜を集める西洋ミツバチの集める蜜と比べて、遥かに品質が高いとも言われています。しかしその採取量はとても少なく、なんと西洋ミツバチ10分の1。希少な和蜜です。現在日本にいるほとんどの蜂、そして流通されているハチミツは、西洋ミツバチです。明治以降、大量に蜂蜜が生産できるように改良された西洋ミツバチが、養蜂のために欧米より輸入されて全国的に普及したこともあり、養蜂に向かない野生で暮らす日本の在来種の日本ミツバチは減少していきました。日本ミツバチは農薬を嫌うため、農薬の環境のない美しい森の奥に生息しています。農薬がないので、案外都市部にいることもあります。日本ミツバチは野生の勘がするどく、危険を察知する能力が高く、免疫力も高いです。集蜜授粉用に改良され続けてきた西洋ミツバチは、野生の勘が鈍っているので農薬で汚染された農作物や果実からも花粉や蜜を集めるので、免疫力も弱まり、伝染病やダニ被害に合いやすく、抗生物質が必要になったということです。しかしこの野生の勘のするどい、日本ミツバチちゃんも「ダントツ」というネオニコチノイドには弱いらしく、長崎県の五島列島で農薬散布後に日本ミツバチが大量失踪するという出来事が起こっています。ネオニコで神経が狂って巣に帰れなくなるようで、そういう死に方をする場合、巣に蜜と子供たちを残したまま失踪して大量死するというあり得ないことが激増するそうです。ミツバチが消えた 長崎県からの報告この野生の日本ミツバチを養蜂している蜂飼いと呼ばれる人たちが、宮崎のとある村におられると知りました。この前、宮崎に行った時にその村を訪ねたのですが、ここにはネオニコが撒かれることが多い水田がなく、農薬とは無縁の森が広がっていました。その中に、ぽつんと日本ミツバチちゃんの巣箱がありました。養蜂と言っても、彼らは基本的に飼われるのは好きじゃないので、天敵のスズメバチが入ってきにくい切り株の巣箱を作り、日本ミツバチが好みそうな森の中に巣箱を置いておくだけと言う感じ。そして、蜂飼いさんいわく1年分の「家賃」として、極力蜂を邪魔せずにちょっとだけ蜜を頂くというスタイルが、古来からの方法だそうです。こういう伝統的な養蜂を続けることで、数が減っている日本ミツバチを応援することにも繋がるとのことで、私もこの和蜜を、6月発売のピンクのグロスの原料に使わせて頂くことになりました。人間の脳も、ミツバチの脳も壊す、ネオニコチノイドよさようなら!そして野生でしか生きない、気高い在来種の日本ミツバチを応援したい!!ブログ村人気ランキングへ
2013年03月14日
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みなさん、こんにちは。うれしいことがありました。今発売している雑誌「美人百花」で、吉本の美容番長シルクさんが、イチオシ保湿コスメとして、私のグロスを紹介して下さったんです!少量で潤い、クリア色なのに血色の良い桃色リップになると言って下さっています。他の紹介アイテムが全然オーガニックコスメじゃないところを見ると、実力重視で選んでくれているのかなと思います。唇や肌の弱い方はもちろんなんですが、実はオーガニックひまし油、RAWハニーなどの天然成分は、唇の血行を良くしてくれるので、使い続けていると自分の唇の血色もよく、更に輝き始めるのです。そこがケミカルグロスとは違う所なんですよね♪しかし毎日あまりにも寒いですねー!この寒さの中、うちの畑では大根が大収穫!!1mベクレルフリーの土を盛った畑ですので、とにかくまだ地力が弱く、草も生えないですし、微生物のバランスも多分良くなくて、植えた中で育ったのは大豆としかく豆と、小麦とカブと大根だけです。この大根も、どうだろうなと思っていたら、ちょっと細いながらもこんなにも立派!!寒いせいか甘みも増して、昨日バーニャカウダーにして食べましたが、味もおいしかったです。バーニャカウダーにすると、うちの息子も、おそろしく野菜をたくさん食べます。大根なんか、ほぼ取り合いです(笑)レシピはニンニク2片と唐辛子1つを細かく刻んで、アボカドオイルかオリーブオイル大さじ4杯で炒めて、そこにアンチョビを2尾~3尾細かく刻んで入れて炒めて、白味噌を大さじ1杯入れて、豆乳を75mL入れて、とろみが出たら出来上がり。ビーガンの方はアンチョビは抜いて、味噌を増やしてもおいしいです。↑小さなティーライト(ろうそく)を入れられる、このようなポットにソースを入れて食べます。家でやるから、またいいんだな、これが。ちなみに大根はでんぷん分解酵素ジアスターゼが多く、その他にもたんぱく質分解酵素のステアーゼが含まれていますので、一緒に食べた食べ物の消化を助けます。おろした汁を飲むと胃がすっきりし下痢にも良く、汁で口をゆすぐと口内炎にも効果があると言われます。魚の焦げに含まれる発がん物質のベンツピレンを分解するオキシダーゼという酵素も豊富。そのほかにも大根には活性酸素の過酸化水素を分解してくれるカタラーゼなどの酵素も含まれ、ビタミンCも多く、辛味成分のイソチオシアネートにも、活性酸素を除去する働きがあるのでアンチエイジング効果も高いのです。イソチオシアネートには、強力な抗がん作用もあると言われます。アブラナ科野菜にはすべて含まれますが、モリンガにも含まれ、胃液の分泌を高め、大腸菌を抑制し、ダイオキシンを解毒し、血栓を予防する作用もあります。すりおろしたり、切ったりして細胞が壊れることで増える成分なので、大根おろしにすると最強です。大根おろしは酵素が多い上に、このようにデトックス作用もあるので、アレルギー体質などの改善にも良いと思います。(ただし、どんなものも、毎日やっきになって食べると良くありません。ローテーションが◎)人間のアレルギー反応は、すべてその食べ物に含まれるたんぱく質に対して起こります。特に未消化のたんぱく質が問題ですので、酵素を摂ることで、消化を助けることはすごく大切です。そのことにも関係して・・・・・最近「加工デンプン」というものが問題になってきています。以前は食品扱いでしたが、2011年から添加物表示しないといけなくなりました。一見聞こえがいい、この「加工デンプン」。実は、小麦粉、米でんぷんなどの天然でんぷんに、化学薬品を混ぜ合わせて出来た、まったく新しい「合成デンプン」なのです。加工デンプンと言うと、まだ聞こえがいいですが、正式名は「デンプングリコール酸ナトリウム」とか「アセチル化アジピン酸架橋デンプン」などの合成化学物質です。しかもこれは、何に入れてもOKで、添加する量の規制もまったくないのです!!それの何が問題かと言うと、天然デンプンはブドウ糖のネックレスのような構造ですが、加工デンプンには、ブドウ糖に化学薬品がくっついた構造をしています。そのため、合成するたびに、これがどこにくっつかで微妙に違う未知なる新しいデンプンもどきが出来てしまいます。もう1つ怖いのは、原料の天然でんぷんに含まれるたんぱく質に、化学物質が結合してしまうと、合成たんぱく質が生まれる場合があること。これにより、今まで大丈夫だった人が、例えば小麦アレルギー、米アレルギーになる可能性もあると指摘する専門家もいます。加工デンプンを入れると食品に粘り気が出たり、泡立ちがよくなり、パンやご飯を冷蔵庫で冷やしたあとレンジでチンしても、ふわふわになります。そのため、菓子パン、洋菓子、サンドイッチ、お惣菜、ソース、ドレッシング、レトルト食品などの加工品にめちゃめちゃ使われています。なんとパンだと約20%、麺類で10~20%くらいが加工デンプンじゃないかということです。。試しにスーパーやコンビニで普通に売っている食パンと菓子パンの原材料を見てみます。食パン小麦粉、糖類、ファットスプレッド、米粉、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、発酵種、加工デンプン、糊料(グァー)、乳化剤、酢酸Na、イーストフード、V.C、(原材料の一部に乳成分、小麦、大豆を含む)惣菜パン小麦粉、スクランブルエッグ、砂糖混合異性化液糖、トマトケチャップ、ファットスプレッド、卵、油脂加工品、ぶどう糖、パン酵母、食塩、乳化油脂、発酵風味料、脱脂粉乳、加工デンプン、乳化剤、グリシン、酢酸Na、糊料、調味料、トレハロース、イーストフード、pH調整剤、カラメル色素、V.C、(原材料の一部に乳成分、卵、小麦、大豆を含む)菓子パン小麦粉、さつまいもあん、糖類、さつまいもクリーム、マーガリン、ショートニング、卵、小麦たん白、パン酵母、脱脂粉乳、食塩、加工デンプン、乳化剤、膨張剤、ソルビット、糊料(増粘多糖類、加工デンプン)、香料、セルロース、グリシン、リン酸塩(Na)、保存料(ソルビン酸)、着色料(カラメル・カロテノイド)、イーストフード、pH調整剤、V.C、(原材料の一部に乳成分・卵・小麦・大豆を含む)加工デンプンが入っているのはもちろんですが、久々に見てみると本当にえげつないですね。菓子パンにはマーガリンやショートニング、ファットスプレッドなどの細胞膜を不安定にさせるトランス脂肪酸、ミネラルと結びついて体外に出してしまう重合リン酸塩、遺伝子組み換えの糖類、成長抑制や精子の減少に関係あると言われるソルビン酸まで・・・・ほんとにこういった加工品を減らすだけでも、もう全然違うと思いますので、知らない方に教えてあげてほしいです。さて、畑でなく庭のプランターでも去年は作物をいろいろ育てました。その中の唐辛子くんが、最近出来てきました。となりにあるのはサニーレタスです。↑サニーレタスはプランターでも十分おいしく育ちました。そして5、6株を種取用に残しておき、花が咲いて実をつけ、枯れるまで置いておくとこのように種が取れるのです。今年の春、この種を今度は畑に蒔きます。F1種ではなく、固定種の種なのでこんな風に命を繋げていけるのです。種取りってほんとに楽しい!固定種が売っている種屋さん野口の種高木農園畑がなくてもプランターでもこんな風に、自分だけの在来種にして、毎年作物を作ることが出来ます。これなら、無農薬無肥料の野菜が無料!最高です。初心者でも作りやすいのは、レタスやルッコラだと思います。大豆も結構大丈夫です。苗ならトマトかな。ただし、土だけはベクレルフリーの土で育てて下さいね。最近はちゃんと検査されている土も売っています。↓例えばこの土は有機肥料が入っていなくて放射能検査済みだそうです。加工デンプンには気を付けて!そして本物の野菜を食べて、自分の中の自然を取り戻そう!ブログ村人気ランキングへ
2013年01月24日
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みなさん、こんにちは。選挙が終わり、三日くらい激しく落ち込んでいましたが、だいぶ立ち直りました。民主党に絶望した方の多くが自民党に入れるんだろうなとは予測していましたが、ここまで議席を取るとは、正直ぞっとしてしまって。しかし、選挙の分析がいろいろ出てくるに従い、理由が分かってきました。小選挙区で自民党候補の名を書いたのは全有権者数で見れば、有権者のたった25%。比例代表に至っては15・99%なんです。実は投票率が戦後最低だったために、小選挙区制の悪い面が出てしまい、議席に反映されない票が40・4%も生じてしまった。小選挙区は比例復活を除けば1人しか当選しないため、その他の候補に投じられた票の多くが民意を議席に反映しない「死票」になるのです。今回の自民の比例得票数は1662万票で、実は民主に負けた09年の1881万票よりも219万票も少ないのです。小選挙区でも自民の得票数は2564万票で、同じく負けた09年よりも165万票減っています。要するに、別に自民党の支持は増えてなんかいないのです。みんな選挙に行かなかっただけ。そして反自民の票が割れてしまっただけ。そのことには少しほっとしましたが、でもそれでも選挙の結果は絶対です。もはやこれで、自公で320議席獲得しているので、法案が出された時、参議院が抑止力になりません。どんな法案もその気になれば可決されてしまいます。このリンク記事に、当選者のアンケート結果があったのでまとめてみました。●消費増税法については「法律通り引き上げるべきだ」が当選者の60%●TPP、反対が過半数 賛成は24%止まり●「新安全基準を満たした原発は再稼働すべきだ」と答えた当選者が77%。「再稼働は認めず廃炉とすべきだ」が11%。政党別で容認派が多かったのは、公明党94%、自民党84%、日本維新の会78%、民主党73%の順。みんなの党は67%が反対し、日本未来の党も反対が89%に達した。共産、社民両党は全当選者が反対と答えた。●日本の核武装に関しては、当選者の61%が「将来にわたって検討すべきでない」と答える。しかし、「国際情勢によっては検討すべきだ」が29%。「検討を始めるべきだ」も5%。当選者の3分の1が将来の核武装に前向きだった。自民は農家の支持を受けて当選しているから、TPPに関しては民主よりかは消極的です。ただすごいですよね、この原発再稼働に関しては。なんと当選者の77%が再稼働賛成!石原さんとくっつくまでは再稼働反対って言ってたはずの維新の会も78%も賛成。原発ゼロ政策を打ち出してた民主党も73%、自民84%、公明94%。公明が自民より賛成者多いって、どうなってんのや?賛成している議員と、彼らに票を入れた人がまず原発の近くに住みなよって言いたくなる。全然報道されていませんが、福島県の県民健康管理調査の検討委員会が県内の子どもの甲状腺検査の3回目の結果を9月に発表しています。その結果検査した4万2千人の子供のうち、6~10歳の女子のなんと54.1%、11~15歳の女子の55.3%に「のう胞」または「結節」が見つかり、男女合わせた全体でも43%に「のう胞」または「結節」が見つかったのです。詳しい検査結果はこちら↓http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240911siryou2.pdf被曝問題に詳しいオーストラリアのヘレン・カルディコット博士はこの結果を見て驚き、「この子ども達は追跡調査をしてる場合じゃありません。のう胞や結節などの全ての異常は直ちに生体組織検査をして悪性であるかを調べるべきです。 こういった甲状腺異常が現れるというのは早過ぎます。普通は5~10年かかるものです。これは、子供達が大変高線量の被ばくをしたことを意味します。子供達に甲状腺結節やのう胞があるのは、まるで普通ではありません!」と語っています。 こんなひどい事態を招いているのですから、まずは子供たちの救済が先です。地震はすごい活動期だし、原発を再稼働している場合じゃないでしょう。なんでみんな、もう無関係みたいな、終わったみたいな顔して「景気対策」とか言っているのか。自民に入れた方も、入れなかった方も、今後も政治をしっかりと見張っていてほしいと思います。マスコミの報道には惑わされず、彼らが何をしようとしているのか、政策と行動で見定めてほしいです。私も、あきらめずに声をあげていきます。さて私が原発の問題をことさら言うのは、去年事故が起こっていまだ収束しておらず、4号機は、今後の地震次第で倒壊の危険があること。そして子供たちに実際のう胞などの被害が出ているし、自分の畑すら土が250ベクレルも汚染されたという身につまされる出来事が大きいと言えば大きいです。ただ、それだけではなく、原発というものが代表する、この現代社会のこれまでの利権やエゴや環境汚染というものに対して、いよいよ私たちは真剣にシフト転換しないといけない時代に入ったと感じているからです。放射性物質ももちろん大問題です。でも、鬼的には現代にあふれているたくさんある環境汚染物質の中の大きな1つという位置づけです。例えば、先日フランス人男性の精子の数が1989年から2005年の間に3分の1減ったとするショッキングな研究結果が5日、欧州の学会誌「ヒューマン・リプロダクション」に発表されました。環境汚染物質や生活様式の変化によって生殖能力が阻害されているのではないかということです。1992年9月にもデンマーク人男性の精子の濃度が1938年~91年に半減したという調査結果がありました。日本でも98年に帝京大医学部の押尾茂講師らによる調査で、日本人の20代男性の精子の数が40代前後の男性に比べ半数ほどしかないということが発表されていました。そして精子数が激減しているといわれる日本の1970年代生まれの若者の食生活を調査し、食器、スチール缶、インスタントラーメンのカップ容器、水道水などからも環境ホルモンのビスフェノールAやフタル酸エステルが検出されたということで、このような物質が影響を与えている疑いを持たれています。もう1つは農薬の脳への影響です。このブログでも何度か書いている、ネオニコチノイド系農薬。水溶性で、非常に拡散性の高い神経毒です。世界中のミツバチを死に追いやっている疑いが濃厚ですが、人体にも影響が出てきています。●東京女子医科大学東医療センターの平久美子医師の談です。「人体に取り込まれたネオニコチノイド農薬は自律神経を司る脳の扁桃体にある神経伝達物質に作用するため、動悸、手の震え、物忘れ、不眠、うつ、自傷や攻撃などの症状となって現れます。また、人の記憶を司る脳の海馬や、免疫を司るリンパ球に存在する神経伝達物質の一部に作用し、記憶障害や、免疫機能の障害などの誘因となります。(「ダイオキシン国際会議ニュースレターVol.58」)ネオニコチノイドより以前から使用されてきた有機リン系農薬も、はっきりとした神経毒です。2010年、米ハーバード大などの研究チームが、有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子どもは注意欠陥・多動性障害になりやすいとの研究結果を米小児学会誌発表しています。8~15歳の子ども1139人の尿の成分から分析し、農薬成分の代謝物が尿から見つかった子は、検出されなかった子よりもADHDと診断される可能性が1.93倍になったとのこと。 日本でも12月5日に文部科学省が、春に実施した調査で、発達障害の可能性のある公立の小中学校生が、全国で推定61万3千人、全体で15人に1人いるということを発表しました。ただ、発達障害は個性の1つであるという考え方もありますし、安易に精神薬を処方されて、副作用で状況が複雑化することもあるようです。以下は東京都神経科学総合研究所 脳神経科学者の黒田洋一郎さんの談。●「まず農薬の使用量を減らし、空中散布をやめること。家庭用殺虫剤の使用も極力避けるべきです。特に妊娠が予想される女性や子供は、できるかぎり無農薬の野菜や果物を食べてください」とのことです。もう1つ、脳に悪影響があると問題になっている人工甘味料があります。アスパルテームです。日本でもノンシュガーの製品によく使われています。商品名はアメリカではニュートラスイート、日本ではパルスイート。ダイエットコーラやガムなどの加工品にはアスパルテームという名で使われています。1965年にアメリカで、アスパラギン酸とフェニルアラニンをメタノールで結合させて作られた、人類が経験したことがない新化合物です。メタノールの代謝物が、あのシックハウス症候群で有名な「ホルムアルデヒド」だっていうんですから、そりゃ体に悪いでしょうに。甘さは砂糖の約200倍で、カロリーは砂糖の20分の1です。1974年に販売の認可がおりたのですが、アメリカ国内の研究者や市民団体からの安全性への数々の疑問が出て、販売許可を停止したりまた許可されたり、常に安全論争が起きています。複数の研究者が、アスパルテームと人間の脳腫瘍との間に関係があると言っています。不安、ふるえなどの脳神経異常、頭痛、発ガン性、白血病のリスク増加、目の奇形、骨格、内臓異常などを引き起こすと言う論文も多くあります。ただ、有害性はないと言う論文もあり、論争はつきません。アスパルテームの危険性(動画)日本でも京都府立大の北条康司助教授(食環境安全性学)が2003年に長崎市で開かれた日本薬学会でアスパルテームの精子への影響を発表しています。「アスパルテームを毎日1回投与したマウスと水だけを与えたマウスを比較したところ、形が正常で直進する元気な精子の率は、水だけの群が平均25%だったのに対し、投与した群は16%前後しかなかった。しかも動物に影響がないとされるレベルの1000分の1の量で精子に障害が起きている。同じ哺乳類の人間の精子にもごく微量で影響が出そうです。早急に使用基準を設けるべき」とのことです。ちなみに北条助教授は、かんきつ類に使用される防かび剤「OPP」も動物に影響がないとされる量より3ケタ低い0.2mgでも正常な精子の割合が約12%に低下し、精子に障害を起こしたと発表しています。北条助教授は「これらはヒトの精子にごく微量で影響が出るのではないか。しかも、食品添加物は多くの種類を同時に摂取するので、全体としての使用基準の設定が必要だ」と語っているそうです。残留農薬、アスパルテーム、防かび剤、環境ホルモン、そして放射性物質私たちの身近にある、脳と体を蝕むもの。買わないこと、使用しないことでも世界は少しずつ変わると思います。
2012年12月20日
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みなさん、こんにちは。いやー、今週はわたし、とにかく選挙応援でしたね。アンチエイジングのためにも、健康のためにも、未来のためにもあまりにも重要な局面なので、とにかく何かせずにはいられなくて、山本太郎さんの街頭演説でのビラ配りや、交通整理に行かせて頂いたのと、都知事候補の宇都宮けんじさんの選挙カーで、半日うぐいす嬢をやらせてもらいました。うぐいす嬢っておい!(笑)だって選挙応援の中で、これが一番気持ちいいでしょう?一番ダイレクトに、街中で車の中から呼びかけられますから。こういうの参加するの初めてでしたが、なかなか楽しかったです。半日同じ車の中でご一緒した宇都宮さんは、あまりにも優しくていい人でした~多分会った人は、みんな好きになるんじゃないかな。商店街でも、おじいちゃんおばあちゃんに大人気でした。でも闇金からの借金で苦しんでいる人のために奔走してきた方だけあって、人情派だけど強い面をお持ちなんだと思います。優しさこそ、本当の強さ、、、それは選挙カーからマイクで話した宇都宮さんのキャッチフレーズでしたが、本当にそうだなと思いました。なんとか当選してほしいな!さて、宇都宮さんのイメージカラーはパステルオレンジとパステルグリーンということで、家じゅう探して、このような格好で出かけました。このオレンジのジャケットはリバーシブルで、本来ダークブラウンのほうが表。昔、畑仕事用で着てた古着です。で、中に着こんでいるグリーンのパーカーは、最近めっちゃ凝っている「ヤマタマ」というブランドのめっさ温かい麻&コットン&タスマニアウールの服です。この「ヤマタマ」ブランドの着心地と暖かさにはまって、実は現在3着も買ってしまいました。パーカーと、カーディガンとパンツです。以前も書きましたが、私はここ数年、化繊の服がてんで苦手になってしまいました。化繊の服を着ると、通気性が悪くて、なんとなく疲れやすく、静電気も発生しやすいからです。最初は下着やキャミソールなど、肌に直接つけるものから始まったのですが、現在では洋服も、全部綿か麻かシルクかウールなどの自然素材のものしか着なくなっています。でも薄手で暖かなものって、なかなか自然素材のものでないじゃないですか。ところが、このヤマタマは、はっきりいってフリースとかヒートテックとか、そんなのに負けないくらいめちゃめちゃ暖かいんです。その上、麻とコットンとタスマニアウールだけの自然素材なんで、通気性良く、静電気も少なく体が楽です。私の本にも少しだけ書いたのですが、私は1年くらい前から、老化を促進する「活性酸素」や「糖化」や「紫外線」「残留農薬」に並んで「静電気」というものに、結構注目しています。特に冬になると、体表で静電気が起きてドアノブでビリビリっと来ることも少なくないですよね。この静電気が体内でも起きていると主張する博士がいます。医学・歯学・薬学の三分野の博士号をもつ堀泰典先生です。↑1年半ほど前、静電気のことに注目し始めたのですが、いろいろ調べていて堀先生のこちらの本に出会いました。本はどこも売り切れで絶版状態で、古本でなんとか見つけて読んだところ、これが驚くべき名著でした。体表の静電気が放電する時、少なくとも3万~4万ボルトの電圧があるということで、これも体に悪影響なのだそうですが、体内で発生している静電気は、もっと体に悪いそうです。摩擦のあるところに静電気は起こるので、血液や、リンパ液、呼吸、消化などの摩擦で、体内にはもっともっと静電気が発生しているようなんですね。体内の静電気が引き起こすこと1、赤血球同士がくっつきやすくなりドロドロ血液になりやすい。2、体内で発生した静電気は、絶縁体である脂肪に溜め込まれる。メタボさん要注意!3、水分のコントロールが悪くなりむくみやすくなる。4、血管が劣化して、動脈硬化を促進する。5、血液量も脂質も多い脳で、一番静電気が起きて、しかも溜め込みやすい。6、ストレスで交感神経が優位になると、体内静電気が多く発生する。7、髪の毛は静電気が起きやすく、それが毛根の脂肪に溜まると薄毛になる。しかもエレベーターやドアノブなんかで、ビリビリと体表静電気が起きやすい人は、体内に静電気が誘導されやすく、体内静電気も多いんですって!そんなこんなで、私がやめたのが、まず化繊の服。天然素材の服は適度に水分を含むので、静電気を発生しにくく、保湿力のない化学繊維は静電気が発生しやすいことが知られています。これについて、和洋大学の名誉教授川村一男博士が、実に興味深い実験をしています。生活条件を同じにした女子学生たちを対象に化学繊維を着た群と、自然素材を着た群に分けて調べました。●合成繊維を着た女子学生は着用直後に急激に血糖値が上昇し、平均にして10~15%高くなり、血中のビタミンC量が減少。理由→静電気によって交感神経が刺激され、副腎髄質からアドレナリンが分泌されるため血糖値が上昇。そして副腎皮質ホルモンの分泌にビタミンCが多量に使われた。●次に女子学生5人に初めの5日間、綿だけの衣服を着用させ、その後3日間、合成繊維だけの衣服を着用させるという実験も行う。合成繊維着用後から血中のカルシウム量が約15%減少し、尿中に排出されるカルシウム量が平均69%増加。理由→静電気が起きると、体内のカルシウムがプラスの電気を帯びて体内のアルカリ度を高めるが、これを下げるためカルシウムを排出するため。静電気で血糖値が上昇?これじゃ「糖化」しやすくなるじゃないですか!しかもコラーゲンの合成や美白にもかかわるビタミンCとカルシウムまでが多量に流出!これはえらいこっちゃでしょ?化繊よ、さらばです。ただし湿度が65%を超えると、化繊でも静電気は起きにくくなり、湿度が35%を切ると、天然素材でも静電気が起きることがあります。加湿命です。さらに以下の表を見て下さい。左右に離れていれば離れている組み合わせほど、静電気を発生しやすいです。だから天然素材同士ならいいですが、コットンにフリースとかは最悪の組み合わせですし、ウールの裏地がポリエステルとかも静電気が発生しやすくなります。ただし、ナイロンと天然繊維の組み合わせは、そんなに静電気を発生させないようですね。さて、着るものは天然繊維がベストですが、寝る時のシーツも、天然素材がいいようです。特に寝ている間は非常に静電気が溜まりやすいそうなので、私は常に10%くらいの水分を含んでいるシルクのシーツや枕カバーにしています。その他には体内静電気を抜く方法は何があるのでしょうか?こちらは堀先生のおっしゃる改善策です。●土の上を裸足で歩く(その土に塩水をかけておくと更に良い)●波打ち際を裸足で歩く●海水や岩や土に触れる●植物ミネラルを摂取する体にたまっている静電気は、土や海水などに触れることによって、「アース」されます。要は優しく放電出来るのです。電化製品にかこまれていると、とても静電気が溜まりやすいそうですが、畑仕事をしたり海で泳いだりすると元氣が出るのは、もしかしたら静電気が抜けるせいなのかもしれないですね。ミネラルを摂るのも良いそうで、ミネラルは血液中に入るとイオン化し、電解質なので電気を通します。血中にミネラルがあると、イオン化したミネラルによって静電気が中和されるそうです。堀先生の本に出てくるご友人なんか、これらを続けて2か月で、薄く剥げていた髪の毛がめちゃめちゃ復活してきたそうで、写真も掲載されていました。私は電解質であるミネラルたっぷりの岩塩やバスソルトをお風呂に入れて入ることも、相当静電気が抜けると感じています。さて静電気もアースしたら、気分もすっきり!よりよき時代を作るために、選挙に行こう!↓清志郎さんも、そう言ってます!(^O^)忌野清志郎 目覚まし時計は歌う(選挙ソング)
2012年12月15日
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みなさん、こんにちは。しかし寒いですね。私は施術の時は基本的に裸足でないとふんばれないので裸足なのですが、それではさすがに寒いので、裸足になる時以外は、すぐ脱げるようにスリッパを履いています。今年はオーガニックエキスポで、いいボアスリッパに出会いました。↑100%オーガニックのボアスリッパです。かかと部分がリブなので、かかとを寝かせてスリッパのようにも、起こしてシューズのようにも使えます。遠赤外線加工がしてあって、もう、めっちゃ暖かいです!裸足でも平気!丸ごと洗えるのも嬉しいです。今もこれを履きながら、有機グリンピースチップスをかじりながらパソコンに向かっています。オーガニックでノンフライで自然塩しか使っていないチップス。あるんですよ~小腹がすいた時に助かります。さて、TVをつけると、衆議院選挙に向けての報道がヒートアップ中。東京は都知事選もあります。今回は選挙自体に関心は高いようですが、患者さんや仕事関係者からよく聞くのは「投票先がない」という言葉でした。私も困っていたんですが、ようやく国政は明確な卒原発、反TPPの日本未来の党という政党も出てきましたし、都知事選は宇都宮けんじさんというかなり信頼できる候補者が出てきましたので、頑張ってもらいたいなーと思っています。政治にはうんざりという方が多いです。私もそんな一人。特に私も少し関わらせて頂いた「原発都民投票実施を求める署名」が32万3076票の有効数集まって都民の意志を明確に示したのに、都議会であっさり否決されて、石原前都知事から「しょせんセンチメントだ」と愚民扱いされた時には、うんざりを通り越してしまいました。代表請求人の何人かと知り合いでしたので、議会の様子を聞きましたが、石原さんは見学席にいる都民に対して、こんな侮蔑のポーズまでしてみせたそうです。そしてTV新聞だけを見ると、今一番支持率が高いと言われている自民党の、総裁選の時に見た、驚きの場面がこちらです。今すぐと言っているわけでもない質問に対して、全候補者のすべてが×です。このことに対する意見の統一はすごいものがありますね。さすが原発を推進してきた党だけのことはあります。今回、自公で300議席行くのではとかいう報道が今日ありました。民主党に裏切られたからと言って、原発推進、格差社会、金持ち優遇、官僚小躍り、大増税、国防軍がみんな本当にいいのでしょうか。驚くばかりです。ちなみに、安部さんこそが総理大臣時代の2006年12月22日の国会で、吉井英勝議員から出された「巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書」に対する答弁で以下のように回答して、なんら対策を取らなかった張本人です。↓全文はこちらに掲載されています。http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b165256.htmQ(吉井):海外では二重のバックアップ電源を喪失した事故もあるが日本は大丈夫なのか?A(安倍晋三):海外とは原発の構造が違う。日本の原発で同様の事態が発生するとは考えられないQ(吉井):冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオは考えてあるのか?A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていないQ(吉井):冷却に失敗し各燃料棒が焼損した場合の復旧シナリオは考えてあるのか?A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていないQ(吉井):原子炉が破壊し放射性物質が拡散した場合の被害予測や復旧シナリオは考えはあるのか?A(安倍晋三):そうならないよう万全の態勢を整えているので復旧シナリオは考えていない選挙戦を見ていると、自衛隊を国防軍にしたほうがいいとか、核を保有した方がいいとか徴兵制にしたほうがいいとか言っている党がメインで報道されています。そしてTPPの交渉には参加すべきだと。尖閣の問題があったせいか、かなりの右傾化が日本で起こっているようです。でもそもそも尖閣諸島の問題も、石原前都知事が米政策研究機関「ヘリテージ財団」主催のシンポジウムで講演中に「都が買い取る」発言をしたことに端を発しています。このヘリテージ財団は、別名ミサイル財団とも呼ばれ、あのブッシュ政権の政策を支えたシンクタンクです。いろんな地域の緊張を煽って、双方にミサイルを売り込むことで儲けていることで有名。こう見ていくと、すべてが茶番であることが分かってきます。軍隊だの、核だの、実に簡単に言いますね彼らは。でもいつもそれでひどい目にあい、命を落とすのは若者です。そして今も被曝しながら作業して下さっている方々です。そんな中、ご存知の方も多いと思いますが、俳優の山本太郎さんが、石原伸晃さんの選挙区からたった一人で新党を立ち上げて立候補しました。彼の記者会見が、あまりにもすごく良くて、胸がすーっとしました。争点をはっきりさせ、今回の選挙にもっと注目を集めるために、あえて捨石になる覚悟の美を見た感じ。ぜひ多くの方に見て頂きたいなと思います。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/43051街頭演説も実にいいです。http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=rDT9gHHdFSM#!さて原発問題もですが、今回の選挙の争点の1つになっているTPPについて、アンチエイジングの鬼としての視点から今日は書かせて下さい。農水省の試算では、TPPに参加すると日本の自給率は約13%まで低下するということです。今現在でも、日本の食料自給率は39%で、米以外の穀物の自給率は26%しかありません。TPPに加盟して、関税を撤廃されると、更に安い農産物が輸入され、多くの農家は価格競争に負けて廃業に追い込まれてしまいます。輸出も出来るんだからビジネスチャンスだという人もいますが、ただでさえ、原発事故の影響もあるのに、それはほんの一部の農家の話です。私もこの4年間オーガニックコスメを作る中で、コスメの色素に使えるお花などを作る日本の農家が、中国産の安い輸入品に負けてどんどん衰退していることで、もはや日本の在来種がなかなか見つけられないこととか、絶滅危惧種にまで追いこまれているものがあることを知りました。最近やっと開発に成功したピンクのグロスの色素は、そんな中やっと見つけた国産在来種で無農薬の、もはや風前の灯となっている日本の伝統的なあるお花の色素で出来ています。万葉集にも出てくる花なのに、日本で絶滅寸前とは!あまりにもな現状に、来年の春からは自社農園でこのお花の栽培も始めるつもりです。オーガニックのお菓子のブランドもやっていますが、必死の思いで原料を見つけています。国産のオーガニックの小麦粉の生産者を探すことすら、至難の技です。日本は現在すでに、遺伝子組み換え作物の、世界最大の輸入大国です。遺伝子組み換えでない大豆由来の化粧品原料を探すことすら、めちゃめちゃ大変です。例えばトコフェロール(ビタミンE)やレシチン。ビタミンEはほとんどが化学合成で、天然のものは遺伝子組み換え無分別の大豆由来のものがメイン。私は遺伝子組み換えでないビタミンEや大豆レシチンを使用しているのですが、それを探すのがどれだけ大変か、多分みなさん現状を知ったらびっくりすると思います。そのくらい、もはや大豆は輸入品ばかりで、しかも遺伝子組み換えに席巻されてしまっています。納豆やお豆腐、味噌など、表示義務があるところにしか、遺伝子組み換えでない大豆はなかなか使われていません。飲食店や外食産業では、遺伝子組み換え作物を使用していても、今現在でも表示義務がないので使われています。ただ、油やしょうゆ以外の加工品では現在は一応表示義務がちゃんとあります。でもTPPに加入すれば、この表示が撤廃されてしまうかもしれません。なぜならTPPには「ISD条項」というものがあって、その表示が外国企業に対する販売の「障壁」であるとして、日本を訴えることが出来てしまうのです。また今現在は、輸入が許可されている遺伝子組み換え作物は、トウモロコシ、なたね、大豆、綿、じゃがいも、てん菜、アルファルファ、パパイヤの8品目だけですが、これがもっと増えていく可能性が高いです。TPPをにらんでか、アメリカではすでに遺伝子組み換えのコシヒカリも栽培されているそうです。輸入作物は安いかもしれない。しかし長期保存が可能なように収穫後にシャワーのように農薬を噴霧される「ポストハーベスト」の問題が大きく出てきます。今現在も、庶民の生活を支える安い外食産業や加工品ではコストを重視するので、安い外国産が使われていることが多いですが、TPPに加盟するとおそらくそれはもっと増えます。311以降、世界は変わってしまったと強く感じました。そしてついに、時代の大きな分かれ目にきました。政治にはウンザリで、自分一人が行ったところでと思う方も多いでしょう。でも、今度の選挙は私たちの未来を左右する、かなり大きな意味を持つ選挙だと私は思っています。世界には国民に選挙権さえない国があります。でも日本はそうじゃない。せっかくの間接民主主義なのですから、選挙にはぜひ行きたいと思います。アンチエイジングのためにもね!(笑)ブログ村人気ランキングへ
2012年12月06日
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みなさん、こんにちは。お元気でおすごしですか?7周年記念プレゼントの発送は、来週頭になる予定ですので、もう少しお待ちくださいませ。さて、うちの畑は四角豆が、本当に元気です。これだけは、四角豆農家になれるんじゃないかというほどの出来ですよ!(言いすぎか(笑))四角豆は熱帯アジアで栽培されているマメ科のツル性植物で、若いサヤを食べます。味も癖がなくて、茹でてそのままサラダでもいいし、ほんと何にでも合います。たんぱく質、ビタミンE、カロチンなどが豊富な栄養満点の野菜です。しかも虫がつきにくく、無農薬で育てやすいんです♪さて、先日「過剰栄養で起きること」というブログを書きました。肥料を与えすぎることで、作物の「硝酸態窒素」が増えてしまうという問題です。硝酸態窒素が多いと作物が軟弱になって害虫に弱くなり、農薬の散布回数が増え、味が不味くなり、日持ちも悪くなる傾向があります。人間にとっても影響があり、硝酸態窒素の多い作物を食べると、口腔内細菌によって約5%が「亜硝酸塩」に変換されると言われています。亜硝酸塩が多量に体に入ると酸素を運べなくなって呼吸困難を引き起こすことがあるため、アメリカではベビー食品への使用が禁止されています。また、魚や肉などに含まれる二級アミンと胃の中で結合すると、強力な発がん性物質のニトロソアミンに変化することも問題です。でも、私は上記のようなことはさておき、この18年間のオーガニック生活で、常々感じていたことがあります。肥料を使っている作物は腐りやすく、無肥料の作物は腐りにくい。多分これは、無肥料野菜を食べている人なら分かると思います。肥料の多い作物だと、時間がたつと溶けるかんじで傷んでいきます。無肥料は、時間が経つと、さすがにみずみずしさは失われますが、枯れていく感じ。溶けることは少ないんです。有機野菜だと虫がついていることもあるけど、無肥料の野菜は見た目もきれいで、ほとんど虫を見ない。これも無肥料の宅配をとっている人なら分かると思います。作物が健康で虫が寄りにくい、そして腐敗方向に行きにくく、山の木の葉のように枯れる。これはアンチエイジングに最適な、健康な野菜だなと実感するのです。苦みやえぐみも少なく、すごく素直な味であることも特徴的です。でも実際この「硝酸態窒素」が、栽培方法によってどのくらい差があるかというのを、この目で計測してみたくてね。ついに買ってしまいました。作物の硝酸塩を計測する機械を!!チャッチャチャーン♪(ドラえもん風に)硝酸イオンメーター!いやー楽しいですよこれ。左の道具で野菜をすり潰して汁にし、右の緑と白の機械で測るんです。息子が助手を務め、もう何個野菜を測ったかしれません。でも、まだまだデータ不足なので、これからも継続していきます。今日は、その途中経過の報告です。前にも書きましたが、硝酸態窒素は、葉野菜に多く含まれる傾向にあります。トマトやナスなどの、実へは移行しにくいのです。また、露地物よりハウスもの、ハウスものより水耕栽培のほうが多い傾向にあります。夏場のハウスでの葉物は、成長が早すぎて作物が栄養を消化できず、硝酸態窒素かなり多くなります。また天候が不良な中で育つと、根から吸収した窒素と光合成で作ったブドウ糖でたんぱく質を作れなくて、作物の中に硝酸態窒素として、未消化のまま残留してしまいます。土の中にも窒素はありますし、それによって成長してたんぱく質を作るのですから、もちろん多少未消化の硝酸態窒素があるのは普通のことで、ちょっとあったから毒だ!とかそんなことは全然ありません。一応目安となる数値を言っておきますと、EUではレタスとホウレンソウの硝酸塩には基準値がちゃんとあって、例えば冬場はホウレンソウは3000ppm、春夏は2500ppmです。ところが日本には基準はまだないんです。それどころか、チンゲン菜や小松菜には16000ppmなどの、ものすごい高濃度のものも出回っていることがあるようです。過去のデータ見てると、小松菜で9000ppmとか、ほうれん草や春菊では6000ppmとか、かなり高濃度なものが普通に出回っているようです。さて、いろいろ測ったのですが、無肥料、有機、慣行農法と3つの農法の同じ野菜を測って比べると言うのはなかなか難しく、たくさんの野菜ではまだ出来ていません。農法だけで比べても、畑によって産地によって、天候によっても違うから一概には言えないと思いますが、それでもすべてにおいて、はっきりと同じ傾向が見られました。まずは問題の小松菜です。こちらは群馬の無肥料無農薬の小松菜↓うちのスタッフがベジフェスで買ったものを、計測のために少しもらいました。最初は意外と多いなと思ったのですが、いろいろ測ったあとでは、小松菜のわりには少なめの2100ppm。こちら有機栽培の小松菜です↓3900ppm。無肥料の約倍ですね。しかし、ではスーパーで普通に売っている小松菜はどうなんだろうと測ってみたら↓びっくりの7800ppmでした!これをスムージーにするっていうのはどうなのかなと思ってしまいます。しかし、小松菜は茹でて食べることがほとんどなわけなので、茹でると半減するというのは本当かなと、この小松菜を茹でたものを測ってみました。↑4100ppm!ちゃんと半減してます!ただ元の数値が低いともっと減るのにね。無肥料の葉物野菜が、この季節なかなかないので、サンプルが少ないのですが、先日測りたかった「チンゲン菜」がハートさんから送られてきました。チンゲン菜は、東京都22年間のデータというやつで、最高値16000ppmを記録したほど、硝酸塩の多い野菜と言われますので、ぜひ測ってみたかったんです。↑ところが、なんと440ppm。問題のチンゲン菜で!これはサラダにしてもいいくらいですよ。しかしスーパーの普通のチンゲン菜はどうなのかと測ってみました。↑やっぱり!の5000ppmでした。無肥料の440ppmは、かなり驚異的に少ないと思います!さて、我が家はキャベツとレタスに関しては、なかなか無肥料のものがないので、有機野菜を買うことが多いのですが、それはどのくらいなんだろうと、測ってみました。↑これが意外と低くて安心しました。有機キャベツ270ppmですよ。↑スーパーのキャベツはどうだろうと測ってみたら、860ppm。やはりそんなにいきません。データ見ると、キャベツは高くて1900ppm低くて825ppmとあります。そこまで高くないので、キャベツは生で食べても、スムージーでも結構むいている野菜じゃないでしょうか。↑有機のレタスはどうかなと測ってみたら、500ppm。これも低めで安心でした。なーんだ、レタスも低い野菜なのかなって思ったら、、、↑スーパーのレタスは2500ppmでした。レタスはデータ見ても高くて3900ppm低くて1193ppmなので、先ほどの有機のレタスの500ppmはかなり優秀だということですね。いろいろ見てきて、やっぱり思うのは化学肥料>有機肥料>無肥料の順にやっぱ硝酸塩は多い傾向にある気がしますね。有機肥料もあげすぎは禁物だけど、化学肥料はやっぱストレートなんでしょうね。ちなみに、トマトなんかはとっても低くて、無肥料で100ppm、有機で200ppm。ピーマンも無肥料でですが160ppm。玉ねぎも同じく無肥料ですが200ppmでした。無肥料のデータですが、このあたりは無肥料でなくても低いと思います。↑ニンジンも無肥料ので140ppmという優秀さ。有機ニンジンはちょっと上がって620ppmでした。でもニンジンも一般栽培でも低い野菜と言われます。高くて1000くらいです。ニンジンも生でもジュースでもやっぱりむいてますね。さて最後にチンゲン菜、小松菜に次いで硝酸塩が多いと言われるほうれん草。スーパーのものでどのくらいなのか、測ってみました。↑やっぱり高くて5400ppmでした。ところが、もっと驚きの数値がこのあと出ました。それはサラダほうれん草です。↑なんと!これまで最高値の9000ppmが出ました!!見ると、これは水耕栽培なんですよ。液肥だから窒素分吸いすぎて、でも早く育つから還元できず、そのまま体内に硝酸塩がこんなに残っているんです!!でもサラダほうれん草だから、これみんな生で食べるんですよね。。。いやー、それってどうなの?硝酸態窒素を過剰に恐れる必要はないですが、作物としての健康度を測る1つの目安。消化不良のメタボな野菜には注意したいですね!!ブログ村人気ランキングへ
2012年11月09日
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みなさん、こんにちは。アン鬼7周年記念プレゼントに、なんと千件を超すご応募を頂きまして、すごく感激でした。長く読んで下さっている方からは、体調やお肌の変化などについて詳しく書いて下さっていて、最近読み始めた方からも、嬉しいメッセージをたくさん頂きました。1つ1つ大切に読ませて頂きました。本当にありがとうございます!ふだんはメッセージ欄がないので、こうして1年に一度ですが、読んで下さっている方の思いや状況が分かると、すごく励みになりますし、参考にもなります。今後も、私らしくマイペースで書いていこうと思っています。夢中になりすぎると、マイペースなのか鬼ペースなのか分からない時がありますが(笑)プレゼントの当選者発表は、3日以内に号外と言う形でアップさせて頂こうと思います。もうしばらくお待ちくださいませ。さて、うちの息子は8歳になりまして、これまで鬼的ルールの食生活のため、砂糖系のお菓子やアミノ酸等のお菓子、添加物の入ったお菓子などは食べさせずになんとかきました。さすがに学校の検診でも虫歯はこれまで1本もありませんし、歯医者さんに行ったことすらありません。ただ我慢をさせるというわけではなく、砂糖不使用の大丈夫お菓子を探したりもして、それなりにお菓子ライフはエンジョイさせてきました。ただ、代替えに困るものもたまにあります。最近、「かーちゃん、あの「グミ」というものを一度食べてみたい」と言いだされて、、これにはまいりました(笑)グミで、砂糖も香料も入っていないものなんて、まずないのでね~だいたい、あれほど人工的な存在のお菓子もないよねってくらいのものじゃないですか。ところが、あったんですよね。夫がベジフェスで見つけてきました。これです。バディフルーツ。オーガニックではありませんが、フルーツジュースとピューレとフルーツエキスで出来ています。固めているのはフルーツペクチンと私もビーガングロスで使用しているカルナウバ椰子のロウ。香料も天然のみ。砂糖や遺伝子組み換え原料は不使用。フランスのお菓子ですって。いやー、あるんですねこんなのが。かなり希少だと思いますので、大丈夫グミを探している方がいましたら、おススメです。これは結構、普通においしいのが問題ですが(笑)さて今年の夏、市販の浅漬けにO-157という大腸菌が増殖していて、数人の方がなくなるという事件があったことは、まだ記憶に新しいと思います。この事件で漬物の衛生規範は改正され、浅漬けの殺菌について、飲用水でよく洗った上で、75度で1分間加熱するか、1リットル当たり100ミリグラムの濃度の、次亜塩素酸ナトリウム溶液で10分間殺菌するというのが決まりました。死者があれだけ出たのですから仕方がないと思いますが、もはやそれは、発酵もしていない上に酵素もないですし、漬物ではないですよね。ただ、今日はこのことをとやかく言うつもりはありません。なぜ白菜の浅漬けに大腸菌O-157が?ということに関しては、牛糞堆肥や、牛舎などからの糞尿で農業用水が汚染された説、野生動物の糞説などが出ていましたが、結局特定できたのかは定かではありません。ただ、以下の研究資料を見ると、熟成の短い発酵が不十分の牛糞堆肥には、O-157が実際生きたまま存在している場合があることが分かります。牛ふん中の病原性大腸菌O-157含有実態調査(農林水産消費安全技術センター)堆肥・土壌における細菌群集の解析および大腸菌など糞便汚染指標菌の生残性に関する研究いまや牛糞も産業廃棄物。発酵の甘い、無機物になっていない堆肥が畑に持ち込まれることは、O-157のリスクだけではなく、病害虫にやられやすくなるリスクや、以前書いた野菜の硝酸態窒素を過剰に増やすリスクもあると思います。これは野菜にとっても、それを食べる私たちにとっても嬉しくないことです。以前遺伝子組み換え食品が日本にすごく入ってきているのに、あまり目にしないのは、いったい何に使われているのか?という話の中で、牛や豚などの家畜のエサだと書いたことを覚えていらっしゃるでしょうか?日本はトウモロコシを家畜の飼料用に年間1200万トン輸入しており、その9割はアメリカからです。牛の主食は、今や牧草ではなくトウモロコシに変えられてしまいました。アメリカのトウモロコシの85%が遺伝子組み換えでなのですから、日本の牛のほとんどは遺伝子組み換えトウモロコシで育っているわけです。遺伝子組み換え飼料を食べた牛の糞が、発酵不十分のまま畑にやってくる可能性を考えると、大腸菌だけでなく、私はその遺伝子の野菜への影響も気になってきます。以上のことを総合的に考えて、私は出来るだけ無肥料無農薬の野菜を選ぶようにしてきました。自分の畑も、3年間無肥料の自然農です。有機野菜を生で食べる場合も、水でよく洗うこと。肉は肉用のまな板と包丁を使うこと。お酢、塩、生姜、梅干し、わさびにはO-157を減らす作用があることが分かっていますし、その他緑茶やもずく、乳酸菌にも効果があります。☆生姜おろしドレッシングすりおろし生姜 1片なたね油 大さじ1と2分の1黒酢 大さじ2醤油 小さじ1塩、こしょう少々☆梅ドレッシングみじん切りした梅干し 大1黒酢 大さじ2みりん 大さじ1ゴマ油 大さじ1ただ、今日はその話は少し置いておいて、どうして牛の腸の中で、O-157という怖い大腸菌がそんなに増えてしまったのかを少し考えてみたいと思います。O-157は牛、豚、鶏、馬、鹿などの腸管や糞に存在する大腸菌です。大腸菌が2ステップの突然変異を起こして誕生した、突然変異種の157番目に発見されたものだそうです。牛の主食は本来「草」です。人間が消化吸収できない繊維質が多い牧草を、牛は4つの胃をたくみに使って、みごとに分解し、ここからたんぱく質を始めとした、さまざまな栄養素を作りだし、あの立派な筋肉を作り、牛乳を出すことが出来ます。たくさんの微生物が存在する発酵タンクのような第一胃では、草の細胞膜を微生物が分解し、胃からまた口の中に戻して唾液と混ぜ合わせながら、微生物の働きを助けます。牛がずっと口をモグモグしているのはそのせいです。牛は、草の繊維質の分解をしているバクテリアをタンパク源としています。4番目の胃まで行くと、草の中から取り出した栄養素を微生物たちが吸収し、ものすごく栄養価の高い状況に仕上がっています。ところがこの「草」を食べて高タンパクを作り出す驚異的な牛のシステムに対し、人間がめちゃくちゃなことをやります。トウモロコシを主体に、大麦、小麦、ふすま、米ぬか、砂糖大根の搾りカス、大豆油の搾りカスなど、たんぱく質や炭水化物や脂質が多い高栄養の濃厚飼料を与えたのです。以前はここに、例の肉骨粉も加えられていました。こうした濃厚飼料を与えることで、牛を早く成長させ、早く太らせ、脂肪分の多い乳を搾ることが出来、サシの入った食肉を作ることが出来るのです。放牧をすると水分量の多い草を食べてしまい、運動量も増えるから乳脂肪分が低下するので、1年中狭い牛舎の中で飼われるのが一般的です。動かずにその場に繋がれていますから、当然床は糞で汚れます。牛は草を食べる動物として進化してきたため、穀物やたんぱく質を大量に食べるようには体が出来ていません。そのため第一胃が酸性化して消化障害を引き起こしたり、第四胃にガスが溜まって病変が起きやすくなります。それを防ぐために、本来の主食である牧草も少しは与えられますが、これも今や輸入が多く、発芽を防ぐ除草剤や防かび剤が添加されています。運動不足で太陽にあまりあたらず、体に合っていない食べ物を食べさせられていますので、病気にもなりやすくなります。口蹄疫などの伝染病に一頭でもかかったら大変なので、予防のために抗生物質を与えられていたりすることも多いです。濃厚飼料を主食とすると、牛の腸のpHは酸性なります。O-157は酸性の環境で増殖します。酸に強い大腸菌を牛に投与すると、濃厚飼料の牛では、藁を飼料とする牛に比べて大腸菌数がなんと1~10万倍多かったそうです。(Science, 281:1666, 1998)。もう1つ興味深い研究がありました。カンザス州立大学の研究です。価格上昇が進むトウモロコシの代替飼料として、バイオエタノール生産の副産物であるDDGSの利用が模索されました。DDGSはトウモロコシの栄養価が濃縮されています。ところがこのDDGSを食べた牛では、DDGSを含まない餌を食べた牛に比べ、O-157の発生率がほぼ2倍になることが確認されたそうです。(K-State Researchers Examine Connection Between E. coli & Ethanol,Cattle Network,12.5 )もう1つ、興味深い説。遺伝子組換え作物を作る際には、抗生物質に耐性を持つ大腸菌遺伝子を利用するそうなんですが、この遺伝子がそのまま作物に入り、動物や人間の体内の腸内細菌と遺伝子のやり取りを行い、腸内細菌が抗生物質耐性になってしまう危険性があるそうです。これを遺伝子の水平伝達と言うそうです。遺伝子組み換え作物が生産され始めた96年から耐性菌が急に増えたということで、何か関連があるのではないか?という説です。ちなみにO-157は、「ふつうの大腸菌」に赤痢菌からベロ毒素をつくる遺伝子が水平伝達されて誕生したのではないかという説が一番有力です。「フードインク」というドキュメンタリー映画を昔見ましたが、たった5日間牛のエサを牧草に変えたら、牛の腸内のO-157の8割はいなくなるそうです。でも、それは生産性が悪いのでまずやらないそうで、代わりにアメリカではなんとアンモニアで食肉を消毒する工場まで出始めました。日本はさすがにアンモニアではないですが、漬物に次亜塩素酸消毒10分ですよ。すべては、一部の先進国の人間が毎日食べる肉や牛乳の生産性を高めるためです。酪農家なんて、乳脂肪分を3.5%にしなければ、全農に取引価格を半値以下にされてしまうので、放牧でなく濃厚飼料を食べさせるしかないそうです。3.5%にしたらおいしいというわけでもないのに、、、、先日熊本で会った九州産の飼料だけで赤牛を育てる井さんも、日本人が霜降り肉でなく、もっと赤身の肉を好むようになれば、本当は牧草だけで育てたいとおっしゃっていました。殺菌や消毒も、必要なのは分かります。でも、命あるものの食べかたを、もっと根本的に考えてみたいなと思います。
2012年11月02日
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みなさん、こんにちは。実りの秋、いかがお過ごしですか?私はあの台風の最中、またしても九州に出張に行っていました。帰りは飛行機が欠航で帰れず大変でしたが、むこうは意外とそこまで嵐ではなく、雨の中でしたが、いろいろな農家さんを訪ねて有意義でした。熊本県菊池市の、環境保全型農業技術研究会に所属する、自然農で頑張っている農家さんの畑や田んぼを訪ねて、夜はその農産物で料理されたものを食べる「おるが自慢大宴会」が開催されるということで、自然農ファンの私としてはこれは行かなきゃって感じで!↑壇上にいるのが、東海大学農学部の片野学教授です。この方が、熊本の自然農を、かなり引っ張っています。1980年から自然農法での作物栽培の研究を開始し、稲作を中心に農家さんとともに化学肥料や合成化学農薬を必要としない、地球に優しい環境保全型農業技術の研究をしてきた第一人者です。片野教授の話をいつも聞いているからか、農家さんの知識もみなさんすごい!化学肥料も有機肥料も使用しないで、無農薬、在来種で作物を作り続ける富田さんは「家族の健康、みなさんの健康を守りたいのは当然だが、過剰な肥料によって、土壌、そして水が汚染してしまうことも大問題。自然農法によって少しでも環境を良くしていきたい」と熱く語ってらっしゃいました。富田さんや片野先生の話をいろいろ聞いていて、この過剰な肥料による環境汚染の問題を、あらためて考えさせられました。私も硝酸態窒素による発がんなどを懸念して、10年くらい前から極力無肥料、無農薬の野菜を食べるようになり、3年前からは自分でも畑で無肥料栽培を始めました。片野先生によると、この硝酸態窒素によって、日本の地下水は相当汚染されているそうで、それよりももっとひどいのは、作物の硝酸態窒素の濃度だとおっしゃっていました。硝酸体窒素のことをご存じない方のために、ここで少し説明します。植物の成長に必要な主な栄養素が、「窒素」、「リン酸」、「カリウム」です。この中の「窒素」は、主に硝酸態窒素として植物に吸収されます。化学肥料とは、すなわち「窒素」、「リン酸」、「カリウム」のことです。化学的に合成するか、天然の原料を化学的に加工して作った無機物の肥料になります。これを肥料としてたくさん植物に与えると、生育は良くなりますが、植物の中で硝酸態窒素がすごく増えます。硝酸態窒素が増えると、何がいけないのでしょうか?実は硝酸体窒素が増えすぎることは、植物にとっても、人間にとっても、地下水にとっても良くないのです。植物にとって嬉しくないこと●硝酸体窒素が多い野菜は糖が減り、作物の生育が悪く軟弱になる。●硝酸体窒素が多いと、害虫に弱くなり、農薬の散布回数が増える。●硝酸体窒素が多いと「えぐみ」が出やすく、味が不味くなり、日持ちも悪くなる。人間にとって嬉しくないこと●硝酸態窒素の多い作物を食べると、口腔内細菌によって約5%が「亜硝酸塩」に変換される。亜硝酸塩がヘモグロビンと反応して、酸素運搬能力に欠けるメトヘモグロビンに変化し、これが多すぎると体に酸素を運べなくなって呼吸困難を引き起こすことがある。特に赤ちゃんとお年寄りに影響が大きい。●「亜硝酸塩」は、胃の中で魚や肉などに由来する「2級アミン」と結合して「ニトロソアミン」を形成する。これは動物実験で発癌性が認められている。地下水にとって嬉しくないこと●作物に吸収されなかった硝酸態窒素は、雨によって地下に流れて、地下水汚染の原因となる。ちなみに亜硝酸塩の経口致死量は成人で0.18g。硝酸態窒素に危険性はありませんが、これが体内で亜硝酸塩になったあとがやっかいなのです。そしてニトロソアミンになると、強力な発がん物質になります。ところで添加物に詳しい方なら、「亜硝酸塩」と言えば、添加物なんじゃないか?ってピンとくると思います。そう、亜硝酸塩はウインナーやベーコン、ハムなどの食肉加工品に必ずと言っていいほど含まれている添加物で、肉類の発色剤として使われています。合成で添加されているものを食べるか、野菜で食べるかの違いですが、現代はそのくらい亜硝酸塩にかこまれていると考えておいたほうがいいでしょう。硝酸態窒素について、食べる害以外に、とにかくはっきりと分かっている最悪なことが1つあります。硝酸態窒素が多い作物には、虫がつきやすい。だから農薬が必要になってくるということ。肥料をまったくやめたら、虫がどんどん減ったという話は、訪ねた自然農の農家さんで、何度聞いたか分かりません。奇跡の林檎の木村さんも言っていましたし、女優で農家の工藤夕貴さんも、結局そこに行きついたと、以前お会いした時おっしゃっていました。そうなんです。化学肥料が一番窒素過剰を招きますが、動物性有機肥料も窒素たっぷりなので、あげすぎればまったく同じことなんです。虫は過剰な窒素めがけてやってきます。無農薬でやろうと思ったら、まずは肥料をやめてみることが、何よりも大切なことです。肥料をあげなければ、作物は地中深く根を伸ばして、土壌からちゃんと栄養分を吸い上げて、肥料ありより、逆に栄養価の高い作物に育つことが多いです。↑例えばこれは、11月発売のハーブバスに使う熊本の青みかんなんですが、まったくの無肥料無農薬なのに、人の手が入らない山の中のみかん畑でも、こんなに立派に育っていました。自然の力って偉大ですね。ちなみに熟す前の青みかんには「ヘスペリジン」というポリフェノールが多いんですが、これは毛細血管を広げて、血流をすごく良くしてくれます。近畿大学の久保道徳教授の研究では、ヘスペリジンがかゆみの原因物質であるヒスタミンを強力に抑制することも分かっています。実験では未完熟の青みかんでの抗ヒスタミン作用は66%で、ステロイド剤のプレドニゾンを投与した群では79.3%だったそうですから、青みかんのパワーってかなりすごいなと思います。最近の研究ではスペリジンには、メラニンを抑制し美白作用があることも分かってきています。今日も、青みかんたっぷりの試作品のハーバルバスで入浴しましたが、数時間たった今もポカポカ♪さて、話を戻しますが、世界保健機構(WHO)では水の硝酸態窒素の濃度を10ppmと定めています。ところが、野菜には2000~3000ppmくらい含まれているものもあるので、水なんかかわいいものです。どんな野菜に多いかと言いますと、実や根より、葉を食べる野菜に多いんです。しかも、緑の濃い葉物系緑黄色野菜に多いことが、はっきり分かっています。ゆでたり、煮たり、漬物にしたりすると硝酸態窒素は3割~5割くらい減るので、下記の野菜を食べる場合は、生で食べないほうが適しています。でも、無肥料野菜の場合は、生で食べてもさほど問題ないと考えています。無肥料でない場合は、あまり生でたくさん食べないほうがいい野菜ほうれん草、小松菜、ニラ、春菊、モロヘイヤ、ちんげん菜、エンダイブ、つるむらさき、ターサイ、ズッキーニ、キョウナ、高菜、みぶな、大根葉、セロリ、みつば、ブロッコリーの茎、水菜、白菜など最近グリーンスムージーが流行っていますが、有機野菜や一般の野菜で作る場合は、上記の野菜では、たくさん生で食べるのはやめといたほうが無難だと思います。グリーンメインの場合は、キャベツ、レタス、きゅうり、アスパラガス、茎以外のブロッコリーあたりは硝酸が少ないほうですし、ニンジンやトマト、カリフラワー、レンコン、なす、フルーツなんかは、かなり少ないです。また露地物よりハウスもの、ハウスものより水耕栽培のほうが硝酸態窒素は多い傾向にあることも覚えておきましょう。植えてから収穫までの期間が短いと、与えられた肥料を還元できず、体内に溜め込んでいるようなのです。それからほうれん草は、夏食べるより、旬の冬に食べると、硝酸窒素は激減しています。また、ビタミンCやポリフェノールの多い食べ物と一緒に食べると、ニトロソアミンへの合成を妨げてくれます。そうそう、今回の菊地で、在来種20年もののお茶を、無肥料無農薬で育てる中尾さんの畑にお邪魔しました。この中尾さんが、市販の慣行栽培のお茶、有機栽培のお茶、無肥料無農薬のお茶の葉にお湯を注いだものを瓶につめて置いた腐敗実験をされていました。写真では分かりにくいですが、上は無肥料無農薬のお茶で、下は市販のお茶。同じ時期に瓶に入れたそうですが、上はまったく腐った匂いがなく、下はひどい腐敗臭でフタを開けて撮影することが出来ませんでした。写真はないですが、有機肥料のお茶もやはり腐敗していました。↓前回お伝えした、お米で乳酸菌培養中の我が家のこのビンも、、、1週間以上たちますが、フタを開けても腐敗臭はないです。なかじさんの言う、酸っぱい発酵臭もないので、乳酸菌培養には失敗したようですが、この時期常温でこの状態で腐らないってすごくないですか?実はお米が無肥料無農薬で、雑穀も富田さんところの自然栽培のものなんです。無肥料って、やっぱりすごいなぁ。。。。無肥料無農薬の宅配★ハート★ナチュラルハーモニー(すくすく安心子育てセットがお薦め)★そら食べ過ぎが良くないのは、人間も作物も同じ!過剰な肥料を与えない自然栽培で、腐敗しない毎日を送りたい!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年10月05日
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みなさん、こんにちは。あいかわらず残暑厳しい毎日、私はミハネアイスを食べながら、これを書いています。乳製品も砂糖も使用していない、希少なアイスです。甘みはアガベのみ。ミルクの代わりに玄米ミルク。だけどおいしい!最近ナチュラルハウスでも買えるので、ありがたい限り。でもミハネアイスは高いので、そうそうは買えません。そのため、この夏もう1つ、息子に大人気だったのが手作りアイスバーです。オーガニックのフルーツジュースと、有機豆乳を半々で入れて凍らせるだけで、おいしいフルーツミルクバーになります。最初はジュースだけでやってたんですが、豆乳を入れてみたところ、大ヒットでした。秋だって言うのに、こんなにアイスのことばかり、、、すみません。でもおいしくて涼しくなるんだから、暑い時期は最高です。私は鬼のイメージがあるせいか、こういうの全然食べない&息子に与えないイメージがあるらしいんですが、砂糖や乳製品を食べないだけで、結構こうしていろいろ工夫して、代替え品を模索しているんです。例えば、でかけた先で暑い時期子供が食べたがるかき氷。あれも実は、たまには買ってあげます。ただし、シロップなしで。そして100%のジュースは別に買って、かき氷にかけるわけです。シロップみたいに変に甘すぎずおいしいし、息子も大満足してくれます。さて、砂糖はこのようにして避けられますし、遺伝子組み換えとうもろこしを原料にしているブドウ糖果糖液糖、果糖ブドウ糖液糖、高果糖液糖など、砂糖よりも更に最悪な甘味料は、ガムシロップを手に取らない、果汁100%以外のジュースを飲まない、スポーツドリンクを飲まない、糖分入りの缶コーヒー、缶紅茶を飲まないことで避けられます。ただ、もう1つ、とっても悩ましいものがあります。それが「グルタミン酸ナトリウム」というものです。要するに化学調味料で、表示名称は「アミノ酸等」です。「アミノ酸等」とだけ書いておけば、何種類化学調味料を入れようが、この中に含ませることが出来ます。他にも「うまみ調味料」、「調味料(アミノ酸等)」といった書き方をしている場合もあります。これはあらゆる加工食品に入っているので、避けることがかなり難しいもの。オーガニックの店とかで買う加工品なら入ってないものが多いですが、普通のスーパーでこれを避けるのは、すごく大変なこと。そのくらい、あらゆるものに入っていますから、今度いろいろな加工品の裏ラベルを見てみて下さい。グルタミン酸は、人間が食事から必ず摂らないといけない必須アミノ酸ではなく、体内で合成もされているアミノ酸です。自然界にも、昆布や大豆やナッツ、しいたけ、トマトにも含まれているうまみ成分です。グルタミン酸はタンパク質に含まれるアミノ酸の6.2%で、プロリンやアルギニン、オルニチンといった主要なアミノ酸の原料にもなりますし、それ自体が神経伝達物質としても働きます。グルタミン酸単独では水に溶けにくくうま味も弱いので、水酸化ナトリウムを作用させてナトリウム塩にしたものが、グルタミン酸ナトリウムです。有名なのは味の素ですが、味の素だけでなく普通にどこの会社でも作ることが出来ます。石油から合成する場合と、サトウキビから砂糖を搾り取った残りカスを発酵させて作る場合がありますが、どちらも出来上がったものはピュアなグルタミン酸ナトリウムなので、そこに差はありません。グルタミン酸ナトリウムも、胃に入ってしまえばグルタミン酸と塩化ナトリウムに分離するので、昆布などのグルタミン酸とどう違うのかってな感じですが、自然な食べ物に含まれるグルタミン酸はペプチド結合しており、合成されたピュアなグルタミン酸ナトリウムより、ゆっくりと消化吸収されるところが違うのかなと思います。もう1つは量ですね。グルタミン酸ナトリウムは、塩とか砂糖みたいに入れすぎると「辛すぎる」とか「甘すぎる」などと味覚で過剰摂取を感じにくいのです。グルタミン酸ナトリウムは、耳かき1杯で十分「うまい」と感じれるくらいの威力があるのですが、ある程度の量を超えると味覚の感受性が飽和状態になって、同じような味に感じてしまうので食べ過ぎに気が付きにくい。ここが最大の問題でしょう。アメリカにお住まいの方なら、今このグルタミン酸ナトリウム(MSGと呼ばれます)がすごく敵視され、レストランや食品のパッケージなどに、下記のようなマークなどを表示して、入ってないことをアピールする傾向にあることは、普通にご存知かと思います。MSGに関しては、問題ないと言う実験データと危険だとされるデータが存在し、結局現在はWHOでは規制の対象からは外されています。日本でも、あいかわらず加工食品にバンバン使われており、入っていないものを探す方が困難なくらいです。他にもチェーン店の居酒屋、ファミリーレストランでは使ってないところはまずないんじゃないかというくらい、行くと全部にグルタミン酸ナトリウムの味を感じるような店もあります。漬物とかにまで入っていますので、ほんと何食べても同じ味です。ところがこれ、私は長らくMSGから離れ、ダシの素も使用しないため、味覚がピュアになっているから分かるらしいのですが、人に聞くと「入っているかどうか分からない」という方も結構いました。白砂糖からも遠ざかっているため、白砂糖が料理に使われているかどうかも、どんなに微量でもはっきりと識別できます。舌に尖って入ってきます。MSGはなんともいえない、しらじらしくしつこい味を舌に感じます。あれが入っていると、素材の味が遮断され、何食べても同じに思えてきます。もっとも、素材に自信があるような店は、MSGなどを使用していないことが多いですが。私はMSGに関しては、健康被害の懸念より、どちらかというと味覚を狂わすものとして避けてきたのですが、どうやら知れば知るほど、それだけの問題ではなさそうです。1968年にセントルイスのワシントン大学医学部のジョン・オルニー博士は、MSGが脳の神経細胞を破壊することを発見し、その後1984年にEPA(米国環境保護庁)の神経毒性学部門と共に実験を行い、MSGが脳の神経細胞を興奮させることで壊すというメカニズムを発見し、この観察に基づいて、それを「excitotoxicity(興奮毒)」と名づけました。その他MSGの毒性の研究ではミシシッピ大学医療センター脳神経外科臨床助教授のラッセル・ブレイロック博士が有名です。博士は25年間、MSGをはじめとする食品添加物などについて研究していて、アメリカ機能性食品協会ジャーナルと医師と外科医ジャーナルの編集委員を務めています。ブレイロック博士の研究ではいろいろなことが分かっているので、ここで書ききれませんが、いくつかのトピックを以下に書いておきます。☆人工的に付加された高いグルタミン酸の摂取により、グルタミン酸の血中濃度が高くなり、脳関門に負担がかかり、脳関門を超えて徐々に脳内に侵入し、組織破壊を行う。☆MSGに晒された動物の脳は、海馬、学習と記憶のための領域の損傷と情緒の発達障害を示した。☆MSGは大人の脳の4倍も、子供の脳を刺激する。☆MSGにより、主要な学習と記憶に関わる神経伝達物質、アセチルコリンが80%減少し、注意に関わるノルアドレナリンが大幅に低下する。☆MSGが多く含まれた食品やスナックにより、肥満、メタボリックシンドローム、アテローム性動脈硬化症、心臓発作、脳卒中を増加させる。☆MSGにより雄の精巣でのテストステロン産生の低下が見られる。雌ではMSGを付加した後、女性ホルモンレベルは68%低下し、子宮と卵巣のサイズの低下が報告されている。(不妊の原因?)☆MSGはストレスホルモンのコルチゾールのレベルを高くし、高いコルチゾールレベルは海馬の神経細胞を破壊し、アルツハイマー病を引き起こす可能性がある。アメリカのCBNニュースのMSG特集もユーチューブにあったので、良かったら見て下さい。ブレイロック博士が俳優のようにかっこいいのも見どころです(笑)MSGの危険性2前編~あなたの脳の最大の敵MSGの危険性2後編~あなたの脳の最大の敵日本の研究でも以下のようなことが分かっています。☆2002年に発表された弘前大学の大黒先生の実験グルタミン酸ナトリウムを過剰摂取させたラットのガラス体と網膜神経節細胞にはグルタミン酸ナトリウムの蓄積がみられ、大黒先生はこのことがグルタミン酸ナトリウムが欧米に比べて広く使われているアジアで緑内障が多い原因のひとつではないかと主張している。☆1982年、国立がんセンターの杉山隆氏らグループとガン研究所の高山昭三氏らが実験し、日本癌学会に発表した内容。肉などに化学調味料が含まれたタレをかけ、直火で高温で焼くバーベキューなどには、強い発ガン物質が生まれる。☆1985年同志社大学の西岡一教授が化学調味料そのものを加熱実験して、変異原性(細胞に突然変異を起こさせる作用)が現れることを発見。いやー、結構すごいでしょ?ただ確かに、日本では認知症もガンも不妊症も増加しているし、緑内障も多いし、子供の学力も落ちてきています。アメリカのニュース番組は極端だけど、関連あるような気もしないではないです。摂りすぎなければ、そこまで問題ないように思いますが、とにかく驚くほどあらゆるものに入っているので、摂りすぎている方もいるのでは?特に大人の4倍影響があると言う、子供の口にはあまり入れたくはないですね。表示名「アミノ酸等」に、今日からちょっと注意してみて下さい!ブログ村人気ランキングへ
2012年09月20日
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みなさん、こんにちは。前回低気圧における体調不良について書きましたが、まさしくひどい低気圧です。がんばって乗り切っていきましょう!渾身のノンナノファンデーションが発売されて1か月。またいろいろ作りたいコスメの構想がガンガン湧いてきて、今私の開発ノートにはたくさんの新商品企画が出来ています。鹿児島産なんですが、すばらしく浸透の良い植物オイルにも出会いまして、これでオイル美容液と、ヘアワックスを作ろうと思っていますし、オーガニックのお花の色素だけで作るピンクのグロスの開発にも着手しました。ファンデも作ったら、チークの原料も気になってきて、これも今までにない理想のものを作り始めました。このほか、もっともっといっぱいあります。しかしナノ粒子の問題は、人間だけの話じゃないですね。2010年の論文ですが、ケンタッキー大学の研究者らが、金ナノ粒子を混ぜた人工の土壌に(食物連鎖下位の)ミミズを入れると、ミミズが土壌から金ナノ粒子を摂取し、ミミズの組織中全体に分布することを確認したそうです。研究者らは、このことは汚泥肥料の施肥のような行為により、土壌中に存在するナノ粒子は陸生の食物網に入り込む可能性があることを示唆しているとしています。また、曝露したミミズの繁殖力は最大90%落ちたと報告しています。実験に使用したのは金ナノ粒子ですが、それは金ナノ粒子が、酸化溶解しにくく、検出しやすいので、ナノ物質の挙動を探るために有効であるからだそうです。だからこれは、金に限らない話なのでしょうね。ミミズの体内で蓄積されたのは20~55nmのナノ粒子だったそうです。人間が日常使用するナノ粒子が、まわりまわって食物連鎖の中に入ってくる可能性がある。そしてミミズの繁殖力が90%落ちたとは、、、、ショックな話です。こうなってくると、人間の皮膚から入るとか入らないとかいう以前に、もうナノはやめといたほうがいいんじゃないかと思いますね。さて、先週金曜の夜は、大飯原発再稼働反対の抗議行動で、首相官邸前に結集とかいうのを、ツイッターで見かけまして、会社のスタッフと2人で7時頃でかけていきました。今まで首相官邸前抗議って言うのは、やっているのは知ってはいたのですが、行ったことはなくて、歩かないデモっていうは初体験。国会議事堂前3番出口をおりたら、びっくり!もう人で人で埋め尽くされています。野鳥の会みたい感じで、人数をカウントしている人がいましたが、なんと1万1千人も集まっていたんだそうです。来ている人はベビーカーの親子連れだったり、会社帰りのOLさんやサラリーマン、大学生風の若者、普通のおじさんやおばさんなど、ほんとにごく普通の方々。みんな「脱原発」という1つの思いだけで、ツイッターやフェイスブックの呼びかけだけで、一般人が1万1千人ですよ。いやー、びっくりしました。もっと驚くのが、このことがまったく報道されていないということです。翌日も、400人官邸前で抗議行動に集まったそうですが、そのことだけがNHKで報道され、そして結局再稼働が決定されてしまいました。あきらかに報道規制されていると思います。アン鬼に書くのもどうかと思ったんですが、報道されないわけなので、少しでも多くの方にこのことをお伝えしたくて、ここに書いておきます。今検索してたら、動画を発見!6.15首相官邸前行った私も人が多すぎて全体像が把握出来なかったんですが、すごい列の長さだったんですね。これ報道しないって、すごくないですか?この人たちは、それでもまだごく一部。この日このことを知っていて、この時間に来れただけで、思いを同じくしている人はもっともっと大勢いるはず。 明日22日金曜夜6時から8時の首相官邸前抗議も、抗加齢医学会を早めに抜けて、なんとか参加するかな。国会議事堂前駅3番出口出てすぐです。今度は10万人を目指しているらしいです。さて、新しい畑はまだ未完成ですが、念のため上から土を約1mくらい入れることになっています。入れる予定の土を、放射線検査に出していたのですが、昨日速報が来て、検出限界値1ベクレルで不検出でした。ピークも全然ないから、この土は大丈夫ですねっと検査してくれた方にも言われました。鎌倉のもうちょっと上あたりの山の土で、表面から50cmくらい深い所の土なので、大丈夫だったようです。嗚呼、とりあえずほっとしました。去年からほんとに、厚木の畑がまさかまさかの、ひまわり抜いた後での250ベクレルでしたから、すっかり意気消沈していましたが、これでちょっと希望が湧いてきました。ただ、今も事故が収束しているわけじゃないですから、今後も注視していかなくてはいけません。うちの化粧品を作ってくれている工場が、ゲルマニウム半導体の立派な放射能測定器を購入したので、こんな風にいつでも気軽に、土や野菜を測ってもらえることになったんです。検出限界値も1ベクレルまで測ってもらえるから嬉しい。野菜が出来たら、それも測ってもらって、また検証しようと思います。ところで、我が家でちょっとした電磁波事件が勃発しました。3月に横浜市のマンションに引っ越した鬼一家。数か月経ち、夫の体調がなんとなく優れず、朝起きた時疲れていると言うのですね。そこで寝室の夫が寝ているすぐ真横の壁を電磁波測定器で測ってみたら!なぜかドドーンと急に上がり、13.2ミリガウスもあるんですよ!なんで?と思ったら、この壁の真裏がマンションの廊下で、給湯器とか電気、ガスメーターとかある場所なわけです。いやー、盲点でしたね。この壁の真横に夫の頭があったわけですから、そりゃ寝覚めが悪いわけだわ。そこで寝る方向を変え、この壁に足を向け、その上かなり壁から距離を取り、しかも電磁波遮断シートを、特に電磁波が強い個所に張り付けました。3.3ミリガウス。ゼロにはなりませんが、かなり減りましたよ。説明書に75%遮断と書いてある通り、ちょうど75%遮断してます。夫の体調は、みるみるアップ。みなさま、長時間いる場所の電磁波には気を付けて下さい。寝室の壁の真裏には何があるか、ちょっと確認してみたほうがいいかも。壁だけでなく、階下の天井直付けライトで、床上が15ミリガウスになっていたお家もあるそうです。日常的に問題となっている電磁波には、こうした家電や送電線から出ている低周波電磁波と、携帯電話や携帯電話の基地局、電子レンジから出ている高周波のマイクロ波というものがあります。WHOでも、電磁波は殺虫剤と同等の発ガン性があるグループに入ってます。3ミリガウス以上を常時浴びていると、小児白血病が2倍になる研究を認めていますし、日本でも国立環境研究所と国立がんセンターが中心になって行なった疫学調査で、「高圧送電線や電気製品から出る超低周波の電磁波(4ミリガウス以上)が及ぶ環境では子供の白血病の発症率が2倍以上」という調査結果が出ています。携帯電話のマイクロ波のほうも深刻で、WHOの専門組織「国際がん研究機関」は2011年に、携帯電話から出る電磁波により「グリオーマ」と呼ばれる脳腫瘍を引き起こす危険度が増す恐れがあると指摘。2004年までに実施された調査では、携帯電話を1日30分、10年以上続けて使用していたケースでは、グリオーマになるリスクが40%も増加したということです。ちなみに、携帯はスマホのほうが電磁波を発する頻度が高いんですよ。入ってるソフトが必要に応じて勝手に電波を出すからだそうです。スマホでスカイプで長電話する方は、体から離してイヤホンマイクでしたほうがいいですね。アメリカのゴールドバーグ博士も、マイクロ波の被曝で細胞の酸化が進み、カタラーゼやSODなどの抗酸化物質が過剰に消費されることを指摘しています。細胞の酸化?SOD消費?アンチエイジング的に言語道断!!しかし最近ではさらに、携帯電話の基地局の近くに住む方や、無線LAN、それからコードレスの電話による健康被害やリスク増の可能性が世界で問題になっているようですね。スペインでは2001年にある小学校の近くで36のアンテナがある携帯電話の基地局が出来て、1年半後に450人の生徒のうち3人が白血病になり、1人が悪性リンパ腫になり、高等裁判所でアンテナの撤去命令が出ました。小児白血病の発症率は通常10万人に一人の割合なのに、150人に一人の割合で発症しているのはあきらかに異常だからです。スウェーデンの研究では、子どもの携帯電話使用で脳腫瘍が5倍のリスクになることや、コードレス電話の使用で4倍のリスクがあるとされています。欧州議会では2008年に携帯、コードレス電話、Wi-fiの電磁波規制を厳格化することが可決されているようです。ちょっと待った、コードレス電話でも?まじで?ガーン!!知らなかった!!確かに、測定すると低周波は高いんですよ。でもマイクロ波も出てるらしく、これは機種によって違うみたい。いろいろ調べていると、親機でしゃべっても、子機がある電話はすべてダメらしく、子機がいっさいない、昔ながらの線のある電話なら大丈夫だそうです。親機の子機への電波を消すことが出来る機種もあるみたいですからメーカーに聞いてみて下さい。嗚呼、うちにあるのは全部子機があるよ。うぎゃ~!!(涙)確かに長電話すると、コードレスでも頭がクラクラしてたんです。でも、もちろん携帯電話に比べたら電磁波は低いですけどね。ちなみに電磁波測定器が欲しい方は、私が使っている電磁波テスターより、トリフィールドメーターという低周波、高周波両方測れる測定器の方がいいと思います。私もこれで測ってまたいろいろ報告しますね。鬼家の、新電磁波騒動勃発!ああ、会社始めてからこの3年、長電話散々したよな~水素飲んで寝よ、、、、、↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年06月21日
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みなさん、こんにちは。私は大変だったファンデーションの商品化とイベントがやっと一段落して、今は少し一息ついています。大飯原発の再稼働の是非が話し合われている日本ですが、5月28日、ドイツでは全国で約16万人の大規模な脱原発デモがあったそうです↓http://www.youtube.com/watch?v=edqvQG_uzXE&feature=youtu.beこの動画見てびっくりですよ。1分05秒から日本語でのシュプレヒコールが始まるんですから。 「ダメダメ原発・アカ~ン原発・やめよう六ヶ所・ニッポン脱原発・希望ニッポン・自然エネルギー・がんばれ日本・We will change・がんばれドイツ・We will change」の日本語での大きなシュプレヒコール。ドイツは国内にある17基すべての原発を段階的に停止する政策を選択したそうですが、その期間が延びたり、まだいろいろと大変みたい。ただ、このシュプレフィコールは遠く離れた日本のための声掛け。涙が出そうです。遠く離れたドイツがこんなに日本のために声を上げてくれているんですから、私もがんばらなきゃなっということで、今週の日曜は、原発都民投票を求めるパレードに家族で参加してきました。デモ的なことに参加するのは、これでまだ二度目。でも行ってみると意外と楽しくて、しかもすっきり爽快です。今や私は都民ではないのですが、都民投票の票集めには少し関わったので、都議会開催までベストを尽くしていきたいと思ったので、微力ながら参加しました。都民32万3076名の有効署名をもって、正しく制定を求めた『「原発」都民投票条例案』に対して、石原都知事は制定に反対する意見とともに都議会に付議しました。都民投票を行うことについて、都議会議員での賛否は60対62で、現状では2票負けているそうです。2票の後押しとして、都庁前までの道をみんなで歩きます。私達は音を出すドラム班というところに参加したので、家族3人小さな鍋(取っ手付きのボウル?)をお箸で鳴らしながらの行進です。1時間半くらい歩いたかなぁ。声も出したので、終わったらヘロヘロでした。ユーチューブにこの時の動画が。最後の方にチラーッとフェイスオンワンピで小鍋を叩く鬼が写っております(笑)↓http://www.youtube.com/watch?v=faMdb2Oo8MU&feature=relmfuさて、カイロプラクティックの治療室は変わらず週に3日やっていますが、アトピーや自律神経失調症、うつ病、アレルギー性皮膚炎、胃炎の方などいろいろな症状の方をみています。骨の矯正、食べ物、化粧品選びなど、多方面からアプローチするのがわたしのスタイルで、その症状がどこからくるのか原因をつきとめて、対処して改善に向かう時、本当に本当に嬉しくなります。みんな一人一人違うので、その人のお話をよく聞いて、しっかり状態を観察することが一番大切だと感じます。アンチエイジングを目指すと言うことは、よりよく生きたいという気持ちのあらわれです。日々施術する中で思うこと。加齢による身体の不調と言うのは、かなり大きな問題。うちの施術室には70歳以上の女性も、何人か来て下さっていますが、施術後、膝や腰が伸ばせるようになると、みなさんすごく美しい笑顔です。加齢を乗り越えて元気に年齢を重ねることを、順天堂大学抗加齢医学の白澤教授は「サクセスフルエイジング」と呼びましたが、私は元気なだけでなく更に「ビューティーエイジング」でいきたい!!真のビューティーエイジングは伝染するから、その人だけでなく、まわりも全部幸せになる!そんなハッピーエイジングが目指すところかな。さて、そんなハッピーエイジングのためにも、抗酸化、抗糖化、免疫力UP、DNA修復、女性ホルモン、成長ホルモン力アップ、ミトコンドリア活性、テロメア温存、神経伝達物質のグッドバランス、美しい背骨、長寿遺伝子をON!という10大鬼テーマを掲げているわたし。これらは主に還元力や修復力ですが、その前にそもそも体内に入ると体に負担をかけて、酵素を無駄使いさせて、活性酸素を増やしてしまう「毒」を減らして、体の負担を少なくすることが大切です。毒が少なければ、DNAもあんまり切断されませんし、その上抗酸化物質を摂取すれば、生きているだけで発生するような活性酸素を無害化し、傷ついたDNAを修復することも出来るので、余力は全部アンチエイジングのために使えます。厳しい自社基準で、経皮毒のない化粧品を開発していると言うと、取材などで「敏感肌なんですか?」と聞かれることが多いのですが、私は敏感肌ではありません。アンチエイジングのために、毒のない化粧品を作りたいんです。アンチエイジングのために、バリアを壊さない乳化剤を使いたいんですよね。体内に入る毒の経路としては、主に口から、肺から、粘膜から、皮膚からとなります。口から入る毒にもいろいろありますが、、、、許可されてる化学合成添加物の種類は、日本ではなんと393品目もあるのです。これはイギリスの約18倍、フランスの約12倍、アメリカの約3倍だそうです。添加物における大きな問題は下記の2つだと思います、●複合毒性が検査されていない。1つ1つの添加物は毒性が検査され、使用量も決まっていますが、いろいろな添加物を摂った時の複合毒性が十分検査されていません。●許可されている添加物が、あとから規制されることがある検査されて許可された添加物が、実は毒性があったとか、発がん性が判明して、あとになって使用禁止になるということが時々あります。ということは今OKでも、グレーなものも結構あるということ。例えば、2005年の英国ガーディアン紙に、リバープール大学の研究者が、普通の食品添加物がいくつか組み合わさると神経組織の発達を妨げるように相互作用することを示唆する実験結果を発表しています。実験に使われた添加物は、低カロリーの甘味料アスパルテーム、化学調味料のグルタミン酸ナトリウムと、人工着色料の食用青色1号とキノリン・イエローの4種類。子供がおやつで食べるくらいの通常の摂取濃度を、神経細胞に曝したところ、神経細胞の成長がストップし、情報伝達が妨げられたそうです。これらは1つ1つではそこまでじゃないんですが、結合すると細胞毒性が高まるそうで、食用青色1号とグルタミン酸ナトリウムの複合で4倍、キノリン・イエローとアスパルテームの複合では7倍になるそう!上記は口から入る毒ですが、皮膚から入る経皮毒もあります。例えば、パラベンという化粧品にたいてい入っている石油系の防腐剤があります。人によってアレルギー性はあるけれども、今の使用量なら安全だということで使用を許可されているわけです。しかし、2004年にイギリスの応用毒物学の「Jounal of Applied Toxicology」に発表されたレディング大学生物科学部のPhilippa Darbre先生の研究で、20例の乳がんの患者の腫瘍を調べた結果、すべてのサンプルにパラベンが見られ、そのうちの18例では多量のパラベン蓄積が見られました。これは当時話題となり、多くのノンパラベンの自然派化粧品が誕生するきっかけになりましたが、乳がんの腫瘍部分にパラベンが蓄積しているからって、それが乳がんの原因かどうかは分からないじゃないですか。ところがですね、今年の1月の「Journal of Applied Toxicology」誌に掲載された論文によると、レディング大学のPhilippa Darbre先生率いる調査チームの研究で、またもや参加した乳がん患者40人全員の乳房組織からパラベンが検出されたそうです。この論文は下のリンク先で無料公開されています。ヒト乳癌組織中のパラベン濃度の測定もちろん、だからって、やっぱりこれが乳がんの原因かどうかの証拠にはなりません。ガンでない女性での検証がされていないからです。でも、だけど、、、そもそもなんでこんなに、乳房の組織の中に化学合成物のパラベンが蓄積されてるんでしょう?それ自体が気持ち悪いですよね?パラベンとは、パラオキシ安息香酸エステルのこと。あらゆる化粧品、シャンプー、食品にも入っています。その仲間の安息香酸ナトリウムは、認証のオーガニックコスメにまで入っており、DNAへダメージを与えると言われています。分子量500以下のものは、経皮吸収されることがありますが、経皮毒と呼ばれる有害化学物質エデト酸塩は292、ラウリル硫酸ナトリウムは289、プロピレングリコールは76で、非常に小さいサイズですから簡単に皮膚から身体に侵入すると言われます。パラベンの分子量も150~230くらいでとても小さく、確かに経皮吸収しやすい成分。パラベンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ作用をして攪乱する環境ホルモンの疑いが強く持たれており、男性の性機能に悪影響を及ぼすとも考えられています。パラベンだけが決して悪者ではありませんが、分子量が小さく吸収しやすいのに、あらゆるものに入っているため、蓄積されやすいのかもしれませんね。そういえばアンブロシアさんで、環境汚染物質検査をした時、「パラベンの尿中濃度がすごく低い!さすが!」と社長の志賀さんに誉められたことがありました。その時は「へ?あたりまえでは?」と思ったのですが、この乳組織のパラベンの蓄積結果を見ていると、私の濃度が低いのは、オーガニック生活のおかげかなという気がしてきました。アンブロシアの環境汚染物質プロファイル(11項目)そういえば、イタリアのマルケ工芸大学の海洋生物学者たちが行った実験で、海水1Lあたり1ppmの日焼け止めを入れてサンゴを飼育したら、4日で白化が起こることが確認されたことがありましたね。白化が続くと栄養が吸収できずにサンゴは死滅してしまいますが、この実験では日焼け止めに含まれている、パラベンや紫外線吸収剤数種類が原因物質と特定されました。1980年以降、海水温の上昇やオニヒトデの増加などでサンゴの白化は増えてきていていて、サンゴが死滅すると多様な生物も生きられなくなり、海の生態系に大きな影響があります。ただでさえ大変な危機だから、その上日焼け止めでまで負担をかけたくないものです。口からも、皮膚からも毒を出来るだけ入れない!そして、いつまでもハッピーエイジングで!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへファンデのキャンペーンもかねて、沖縄のサンゴを守るためのクリック募金をやっています。フェイスブックとツイッターをやっている方がいましたら、よろしくお願いします。http://www.amritara.com/amazing/donation/
2012年06月08日
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みなさん、こんにちは。昨日、私の新しい本の見本が送られてきました。新しい本と言っても、4年前に出した「エイジレス魔女の作り方」が、タイトルが変わってちくま文庫になったというわけです。内容も4年経ったので、3.11以降を生きる私達や、今の時代にあわせて部分的に書き直し、加筆しました。ちくま文庫の風習として、必ず最後に著名な方の解説というものがあるのですが、これを皮膚科医の友利新先生が書いて下さいました。男性でも手に取りやすいように、表紙はわりと地味めになりました。タイトルも魔女と入っていると女性限定になりすぎるから、このように変わりました。この本は、酵素医療の鶴見先生が一番気に入ってくれている本で、一時期クリニックでも販売して下さっていたくらいですし、男性の方でも楽しんで頂ける、たっぷりの情報量がある読み応えのある本です。文庫になって持ち歩きやすくなりましたので、カバンにヒョッと入れて頂けたらなーと思います。6月7日頃、書店にならびます。美容本のコーナーじゃなくて文庫本の棚だと思います。どうぞよろしくお願いします。新しいあとがきにも書いたのですが、少女の頃私はとにかく太宰治ファンで。ほぼ全部の作品を読んだと思います。太宰ファンとしては、自分の本がちくま文庫になるというだけで、とにかく夢のようなんですよ(涙)【送料無料】細胞から健康になる魔法 決め手は骨と肌 798円いやー、しかし徐々に暑くなってきましたね。紫外線が肌に刺さるように感じる時があります。先日の息子の運動会の時には、私はカバンに2種類のツバのサイズ(11cmと15cm)の完全遮光ハットとフェイスオンワンピ(その中でも最強のトウィンクルワンピ)を入れて、日差しの強さによって、かぶる帽子を変えていました。一番太陽が真上の時には、たまらずにトウインクルワンピも出動。我ながら、太陽との格闘には、もはや慣れたものです。人の目?ぜーんぜん気にしていません(笑)もちろんサンスクリーンもSPF13のファンデーションもちゃんとつけているんですよ。でも、紫外線が強い季節は、炎天下の中では念には念を入れないとね。サンスクリーンとファンデーションをつけていれば、汗で流れない限り、まず日焼けはしません。ただ日焼けしないとかはあたりまえで、鬼としては「光老化」防止を主眼としています。だから単純にSPF値の高さにはこだわらず、抗酸化力の高いコスメを顔に塗ります。そして更に帽子などで物理的に遮断もしています。↑そうそう、暑い日差しの中、うちのプランター在来種トマトちゃんは、順調に実をつけています!わーい!嬉しい!新しい畑の土留めの工事はまだ終わりません。↑今はこんな土の山が出来ている状態。土も安全なところの土を上に盛って入れ替えるのですが、いやはや思ってたより大変で時間がかかっています。6月半ばしか完成しないらしいので、大豆くらいしか蒔けないなぁ。食品の放射能基準値が新しくなってから4月27日までの検査数は東京新聞によると13573件で、そのうち新基準値の100ベクレルを超えたものが2.5%。この内訳は、海産物が37品目157件、農産物が11品目の169件、加工品が3品目14件、畜産物が1品目2件だそうです。今現在は、野菜からの基準値超えはほとんど検出されず、4月の段階で基準値超えが出ているのは魚と、キノコ、タケノコ、山菜、畜産は熊肉だそうです。新基準値超えが出た産地は、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、神奈川県。出ていなくても、東京都と埼玉県はこれらの県に近いため、安心とは言えません。東京湾の海底土のセシウムが、わずか7か月で13倍になったそうで、これは上流に群馬県があり、荒川、江戸川からも流れ込むためだそうです。田中優さんによると、これは短期的なことではないので、江戸前は汚染が1/100になるのに150年程度かかるとのことです。 5月以降は、福島県の豚肉と宮城県の野生のイノシシ肉、埼玉県の天然ナマズでも基準値超えが出てきています。千葉県成田産のお茶からも基準値超えが。宮城県栗原市が行った調査では、きのこの検体96点のうち、なんと88点が新基準値を超えたそうで、最大値は栗駒産の露地原木しいたけで1242ベクレル。福島県でも露地もののシイタケは235件を検査したうちの、なんと225件から新基準値を超える放射性セシウムが検出され、最大は1キロ当たり9170ベクレルだったそう。あと、コゴミやワラビ、コシアブラなど、山菜から基準値を超える放射性セシウムが検出されました。現在の出荷制限・摂取制限の指示の一覧子供にはきのこ、タケノコ、山菜系、海産物はどこのものか分からないものは、とりあえずパスさせています。基準値があるからって、すべての流通品が検査されているわけじゃないですからね。沖縄でUAさんたちティダノワのメンバーの方々と話して分かったこと。例え沖縄であっても、流通だけを見ると、特に安い居酒屋などはかなり分からないそうで。でも関東から離れれば離れるほど、意識している人は少ないのが現状です。確かにあまり考えすぎても、毎日のことだから疲れます。ただ、出来る限り、今現在高濃度に検出されているものに関してくらいは、ぜひ注意をはらっていきたいなと思います。しかし、原発事故と言うのはたった1度でも起こると、このように例えば東京湾で言うと汚染が100分の1になるのに150年とか、長い年月、私たちが死んだあとまで影響を残すのが、本当にもうたまりません。それなのに、大飯原発は6週間後にも再稼働の動きです。橋下さんが「僕一人が建前を言っていても仕方ない」とOKしちゃったようですね。え?建前?再稼働反対は民意だと今まで言ってらしたのに?原発というのは、事故が起こらなかったとしても「トリチウム」の問題があるということを最近知りました。トリチウムというのは半減期が12年の放射性物質ですが、大人では10日、子供ではもっと早く出ていくし、エネルギーも小さいので、これまで危険性が小さいとされてきました。ところが、最近の研究ではトリチウムがDNAの中に入るとかなり危険で発がん性があることが分かってきており、原発近くのシカゴ郊外で子供にガンが多発していることで訴訟が起きていて、去年12月28日、NHKでも「追跡!真相ファイル 低線量被曝揺らぐ国際基準」という番組で、この問題を報道しました。この番組の内容はこうです。アメリカ・イリノイ州シカゴの原発周辺では、原子力発電所の排水に放射性トリチウムが含まれていて、この周辺の住民について、20年間1200万人の病気の履歴を分析したところ、他の地域と比較して、脳腫瘍・白血病30%以上増加。小児ガンは2倍だったとのこと。トリチウムが環境中に増えると、白血病や脳腫瘍を引き起こしやすくなるそうです。ここで特筆すべきは、このシカゴの原発近くで問題になっているトリチウムは、原発事故があったわけじゃないのです。正常な運転をしている原発から出ているトリチウムで、ガンが多発しているのです。トリチウムは水や水蒸気として存在し、弱いベータ線を出し、細胞内でも約1ミクロンしか飛ばないので、通常影響はとても少ないと考えられてきました。だから日本をはじめ、世界でも基準値はすごくゆるいのです。厳しめのEUでも100ベクレルで、アメリカでは740ベクレル。WHOでは1万ベクレルとなっています。WHOは1959年以来、IAEA(国際原子力機関)からの合意がなければ原子力に関する健康問題に着手しないという協定を結んでいて、ここは利権でベタベタだからということに起因する数値かと思います。しかし、トリチウムは化学的な性質が水素に似ているため、元々水素がたくさん入っているDNAの構成要素としてDNAに入り込むことが出来ます。普通の水素は放射線を出しませんが、トリチウムは出します。トリチウムがDNA内の水素と入れ替わると、どんどんDNAを至近距離で傷つけることが出来るのです。しかもトリチウムは放射能を出すと「ヘリウム」に変わります。DNA内にヘリウムが増えると、その部分が壊れます。だからトリチウムによる発がん性が高くなるそうなんです。このトリチウムは、京都大学の小出先生曰く、どんなに廃水処理しても、トリチウムは水そのものですから、どんな事をやっても取り除けないものだそうです。排水処理をしたと言って、綺麗になったといいながらも、トリチウムだけはどこの原子力発電所からも日常的に出てきている放射性物質なんですって。青森の六ヶ所再処理工場からは、トリチウムは大気中に年間1900兆ベクレル、液体で太平洋に年間1京8千兆ベクレルも放出されているそうです。トリチウムはさまざな研究で、生物の染色体異常を引き起こすことが確認されていますが、不妊にも関係し、リスザルでは許容量の10倍で、半分の卵母細胞が死亡したそうです。トリチウムによる遺伝子突然変異の誘発トリチウム摂取による被曝線量は2倍になる 美浜の会空と海に放出される若狭のトリチウム 山崎隆敏 もうこれは、事故が起こる、起こらないの話じゃないです。そもそも運転しているだけでまずいじゃないか!その上大飯原発にはベントもなければ、免振事務棟もありません。防潮堤のかさ上げ工事もまだです。滋賀県民の8割は「いますぐの再稼働に反対」で、再稼働しないときの節電には県民の94%が「協力できる」と回答しています。大飯原発・再稼動を決めた町議会の呆れた裏舞台 「げんぱつ?YES/NO パレード」6月3日(日)13時集合 新宿中央公園多くの人が関心を持つことしか、もはやこの世界を変えるすべはありません。そしてみんな、ピカピカのDNAで、ビューティーエイジングでいきたいですね!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年06月01日
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みなさん、こんにちは。1年間風邪をまったくひかなかったのに、今週なぜか風邪をひいてしまいました。金、日とイベントがあるので人前でしゃべらないといけないのに、なんてことでしょう!出来るだけ最小限のダメージですむよう、プロポリススプレー作戦をとり、さらに金時生姜と水素とマヌカハニーをとっているせいか、特にひどくもならず、声へのダメージもそんなにないようです。多分今日で治りそう。よかった~風邪をひいてしまったら、昔は喉が痛い→体がだるい→熱っぽい→痰→鼻水→咳も少し出る→鼻水がダラダラ続く→治癒という感じで、いったん風邪をひいたら10日くらいは症状があるというのが普通でした。ところが最近は風邪っぽいかな?という時にプロポリスと金時生姜を速攻いっとけば、そのまま風邪じゃなくなるか、ひいたとしても、喉が痛い→体がだるい→治癒 で、鼻水にも咳にも行かず、3日くらいで治ってしまうパターンになりました。あげくは、SHIGETAのモーニングスパークという精油を、毎日フリスク的な感じでなめる習慣が出来てからは、そもそも風邪自体を1年もひかなくなるという変化がおきました。多分このブレンドに含まれるラバンジンとかマヌカの精油が強力にウイルスをブロックしているんでしょうね。そうそう、NHKニュースでやっていましたが、インフルエンザウイルスなどの病原体に感染し、体温が37度まで上がると、血液の中で病原体を殺す活性酸素が作られ、病気を治そうとする仕組みが働き始めることを、大阪大学の研究グループが世界で初めて解明したそうです。この成果は、8日付の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表されました。好中球は活性酸素を使って異物を殺しますが、活性酸素を作るには水素イオンが必要。体温が37度ちょうどまで上がると、絡み合ったタンパク質がほどけてイオンチャネルが開き、白血球の中にある水素イオンが血液中に一気に放出されて、病原体を殺す活性酸素を作ることがわかったということです。40度になると絡み合ったタンパク質が完全に離れ、水素イオンが放出される量が増えたということです。病原体を殺す仕組みが37度で働き始めると解明したのは世界で初めて。発熱は大切な免疫!ちゃんと詳細が解明されてよかった!!さて、酵素生活を始めてから、もう6年。血流もよくなって、冬も手足の冷えを感じることはなくなりました。一番顕著なのは、うちの夫です。冬は毎年霜焼けが出来るほど、手足の血流が悪かったのですが、酵素生活始めて以降、霜焼けがまったく出来なくなりました。私が酵素生活始めた頃は、マクロビ全盛期で「生野菜?体を冷やすでしょ!」と言われることも、しばしばでしたが、最近は「酵素」とか「ローフード」とか、普通にファッション誌でまで特集されるようになり、嬉しい限りです。先日沖縄に行った時、新しくオープンしたオーガニックレストランを3軒訪ねたのですが、3つとも加熱野菜料理にプラスして、ローフードがありました。そのうちの2軒には、ロースイーツまであったのです。もちろん白砂糖、乳製品も不使用です。これも昔にはあり得なかったことだなーと思いました。聞けば三軒とも、オーナーは内地からの移住者です。お店はどれもすばらしくおいしくて、そのうちの1軒には、3晩連続で行ってしまいました。このお店のことは、また今度ゆっくりご紹介しますね。ローマクロビなんて言葉も、ちらほら聞きました。ただ沖縄でも何度か見かけたんですが、近頃流行りの手作り酵素ジュースというのは、どうも私は賛同出来ないんですよね。好きな人がいたらごめんなさい。あくまでも私の意見ですが。たくさんの野菜や果物を白砂糖で発酵させるのですが、野菜100gに対して同量以上も白砂糖を入れるのです。白砂糖は発酵で分解されるし、微生物のエサになるからと言いますが110gはないなと。だって出来上がりが死ぬほど甘い!ということは、白砂糖をエサに乳酸菌や酵母菌、ビタミン、アミノ酸が増えたとしても、やっぱりかなり糖質が残っているということ。白砂糖は果糖とブドウ糖がくっついた二糖類ですから、酵素で分解されても半分はブドウ糖です。110gの白砂糖のうち、55gはブドウ糖なわけです。ブドウ糖は単糖ですからそれ以上はどうにもならない。高GIの最高峰はブドウ糖なんです。要するにこれナチュラルなブドウ糖果糖液糖じゃないか!これを酵素のために朝一番に飲んだり、食前に飲んだりするらしいのですが、「糖化」のことを考えると、空腹時にこんなブドウ糖の多いものを飲むと血糖値がびゅーっと上がってしまうように思います。ブドウ糖のGIは100ですよ。それともブドウ糖はほとんど微生物のエサとして消滅して、あれは全部果糖の甘さなんでしょうか?1回食品分析センターに分析に出した方がいいと思うな。ブドウ糖が多くても、繊維やお酢、クエン酸が含まれていれば血糖値の上昇をゆるやかにします。酵素ジュースを飲むなら空腹時は避け、なおかつレモン汁などを入れ、野菜や果物の繊維をちょっと戻して飲んだたほうが、まだいいと思います。酵素ジュースなら、単純に生野菜と少しのフルーツをジューサーにかけるか、キャベツのリジュベラックが鬼的には好きですね。そういえば、ここ最近の日テレのマツコデラックスさん司会の深夜番組に私の酵素栄養学の師匠の鶴見先生が2度出ていました。「こんな体型だけど奇跡の血液サラサラなんです」と豪語していたマツコさんでしたが、30年以上診察してきた鶴見先生の経験から、マツコさんの体型で炭水化物が大好きという嗜好では「血液がサラサラなわけがない」と言い切っていました。指先の毛細血管の血流が見れる顕微鏡で見たマツコさんの毛細血管の血流はかなり滞っている!それが鶴見先生おすすめの手作り生ジュース(ほとんどが野菜で果物は少し。更に繊維を少し戻していました。これがポイントなのです!)を飲んだあと、1時間半後くらいにもう一度見ると、おお!流れてる、流れてる!一度の生ジュースで、あんなに指先の微細循環が変わるんだ!と感動しました。マツコさんは肉が苦手で、白ご飯が大好きなんですよね。白ご飯も分解されれば、糖質は全部ブドウ糖ですから、大量のブドウ糖が体に入ることになるのです。ブドウ糖ですから血糖値も上がるし、空腹時にいきなり食べると糖化もするし、中性脂肪にもなります。もちろん、これは白いパンでも、白砂糖でも同じです。冷え性だからと、靴下を何枚も重ねて履いている方をたまに見かけますが、末梢に冷えを感じるからと、末梢を温めても、根本解決にはなりません。ああいうことをするなら、腹巻のほうがいいと思いますし、レッグウォーマーで足首を温めるのは、婦人科系の症状にいいと思います。冷えるからと生野菜、果物を避けすぎるのも、ちょっと考えもの。冷蔵庫に入れてて冷えているのが問題で、生だから冷えるということはありません。それで冷えるなら、生しか食べない動物は、裸足でなんで平気なのでしょう?私は足元は出来るだけナチュラルに、大地をしっかり感じて歩くようにするのがいいと思います。しっかり歩くといえば、マサイ族が裸足で草むらを歩くような歩き方が出来るように設計された、MBTシューズ。あまりの歩きやすさと、正しい歩き方、筋肉の使い方が苦労なく出来るすごさに、ここ数年、ほとんどMBTしか履かなくなった私ですが、革の紐靴、男っぽい平べったいサンダル、ロングブーツと3タイプを季節に応じて履いていましたが、こないだ新作のこのサンダルを見て一目ぼれ!↑いやー、昔からMBTを知っている方は感動しません?機能はいいのにデザインがどうしようもなかったんですが、やっとこんなワンピースにも履けるようなサンダルが出たのですよ!ギブリ127W、色はチョコレートです。買っちゃいました。今ぐらいの季節から、私はすでに裸足。裸足でいるのがとにかく大好きなのです。でも、映画館など、冷房の中に何時間もいなきゃならないような時に備えて、靴下はカバンに常備しています。ファンデーションの記念イベントで私のトークショーが今度の日曜にあるのですが(抽選にはずれた方申し訳ありません!)このイベントにもこのサンダルを履こうと思います。イベントで着るワンピースは、広告でUAさんが着ているワンピースや後ろの布を染めて作成してくれた、草木染めアーティストのkittaさんに作ってもらいました。きれいな色でしょ?虫をすり潰したコチニール色素を使わずにラベンダー色にしてほしいという私の願いを聞いて、藍と紅花だけで染めて下さったそうです。単に虫をすり潰したやつを唇に塗りたくないという理由だけで、グロスもコチニールフリーで、アスタキサンチンの色素だけで作ったりしていたのですが、5月11日に消費者庁からコチニールに関する注意喚起が出されました。コチニール色素に関する注意喚起コチニール色素を含む化粧品や食品の摂取でかゆみ、蕁麻疹、発疹、呼吸困難、アナフラキーショックの事例が出てきていると。うーん、コチニールは昔から使用されている動物性天然色素ですが、アレルギーは多様化しているからなぁ。アレルギー体質の方は、念のため気を付けて下さいね。ナチュラルコスメの赤系ピンク系の口紅で、コチニール使っていないものはほとんどありませんから。コチニール使ってないものは、酸化チタン、酸化鉄です。それもなぁ、、、ケミカルコスメだと赤色102号とかだし。う~ん、、、、チタンなしコチニールフリーという難しい処方で、アスタキサンチンのオレンジ色以外にも、これからもチャレンジしていくかな。さて、そんなkittaさんやUAさん、根本きこさんたちが総出演している割烹着~ずの「ラブミーテンダー」という曲がユーチューブにアップされていました。この割烹着もkittaさんが染めて作ったそうで、撮影場所も沖縄屈指のパワースポット大石林山。ファンデの撮影もここの森の中でした。楽しいVPですが、楽しければ楽しいほど、なぜかせつなくて涙が出ちゃいました。ぜひご覧ください。http://www.youtube.com/watch?v=DKQlL6QWmjsなにいうとんねん、やめなはれ、そんな白砂糖♪酵素生活で、末梢の循環改善!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年05月17日
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みなさん、こんにちは。GWはいかがお過ごしでしょうか?先日、久しぶりに皮膚科医の友利新先生に会いました。うちの店にもよくコスメやサプリを買いに来て下さるんですが、私の新ファンデの試作をすごく気に入って下さり、一緒にパチリ。友利先生は、ケミカルコスメも使えば、オーガニックも使うと言う二刀流。自分の体調や肌の状況を見て、両方使い分けるんだそうです。先生みたいに、しっかり自己管理と自己分析が出来ていれば、そういうスタイルもありなのかもしれないですね。私は鬼なのでケミカルはないですが、酸化チタン入り(ノンナノ)とチタンなしの二種類を作ったのは、近い動機ですから分かります。ファンデはスキンケアとは違って「美しく装うもの」そして「紫外線を防ぐもの」という大前提があります。使用してきれいになれなければ、使わないほうがマシ。肌の調子やTPOに合わせて、しっかりカバーとノーマルカバーを使い分けるというのが、美容のバランスかもしれません。しかし初めてお会いしてから、もう6年くらい経つと思うけど、相変わらず友利先生は超かわいかったです。私とは10歳違うとはいえ、フルマラソン完走とか、とにかく自己鍛錬がすごいわ!私も忙しさにかまけてないで、気合を入れ直そう!!とはいえ、私が頑張るのはマラソンじゃなくて顔の筋トレ!うりゃ~~~~~~っ!!失礼いたしました(笑)話は変わりますが、春だと言うのに畑の土留めの工事が終わらず、悶々としておりましたが、とりあえず畑が完成するまで、庭でプランターでトマトを育てることにいたしました。今はマンションの1階に越したので、小さい庭があるんです。とはいえ、ここのマンションは定期的な農薬散布があるそうで、土が相当怪しいので、直植えは無理。入居してからは、うちの庭には農薬まかないでくれることになったんですが、築5年だから、それまでの農薬が気になります。だからプランターでとりあえずやろうと思ったんですが、ホームセンターで売っている土はどのような素性か、何が混入しているか分からず怪しいし、しかも無肥料でやりたいとなると、直植えと違って通常の土では非常に厳しいし、、、と思っていたら、神の助けか、先日行ったナチュラルハーモニーの種の講演会で、出会いがあったのです。静岡県の浜名農園さん。今まで知らなかったんですが、あの野口の種の野口さんと同時期くらいに、F1種に疑問を持って、在来種や固定種の種を自社生産含めて、あらゆるところから集めて販売しているすごい種屋さんだそうです。↑写真分かりにくいですが、真ん中の方が浜名さん。いやー、2時間があっという間で、楽しいお話が聞けました。今や、種屋に行ってもほぼすべてが一代限りのF1種しか売ってないですからね。これまで、私も自分で種取するために、在来種固定種を買える種屋さんを模索してきて、「ナチュラルアンチエイジング きれいを保つ60の習慣」にも、知っている種屋は全部載せましたが、新たにすごい種屋さんを知れて、本当によかった!今回は、時期が時期なので、浜名さんのところの種取できる固定種の苗を買って植えました。しかもね、ここがすごいのは、オリジナルの土も販売しているのです。畑懐の土・畑(はふうのつち)という商品名です。この土は浜名さんが研究に研究を重ねて時間をかけて熟成した土だそうで、プランターのような植物にとってはあまり自然でない環境で、無肥料無農薬で育てても成功率が高いのが特徴です。動物性の堆肥はいっさい入っておらず、山の土をベースに植物を枯らせたものや、天然ミネラルや有効微生物などを少し入れて熟成させたものだそうです。気になる放射性物質も不検出だとのこと。しかも、採れる作物の栄養価は、直植えと変わらないくらいだそうです。これがすごいありがたい!!ぬか床のように、年々熟成していく土だそうで、なんというか発酵場が出来るので、この土の上でいろいろなものを発酵させると、悪玉菌に引きずられることがなく、バランスよくおいしく発酵するんだそうです。家を建てる時も、この土の上に建てると非常に良い空間になるみたい。全部をこの土にしなくても、混ぜることでも、土のバランスを良くするみたいですね。まぁ、実際の畑では、私は土も自分で熟成させようと思っているから、こういう土も入れるつもりはないですが、プランター栽培としてはまさに最適ですよね。なんせ、ハーモニーの河名大将が推薦しているくらいだから、間違いありません。浜名農園(光郷城 畑懐)のサイトへ初めてプランター栽培する方に、一番おすすめなのがトマトだそうです。トマトは水をあまり必要としないし、とってもたくましいからですって。確かに、畑1年目の私たちの畑でも、無肥料でほったらかしでも、ジャングルのように育ったのがトマトでした。トマトは、紫外線が肌にあたった時に光老化を起こさせる「一重項酸素」という活性酸素を無害化してくれる植物。中性脂肪も分解するそうだし、この季節じゃんじゃん食べたいですね。よーし、今年も頑張って育てるぞ~!!表参道の私の店でも、先日から北海道の江本自然農園さんの無肥料無農薬の濃厚なトマトジュースを販売しています。飲むたびに感動するほどおいしいので、昔から大ファンだったんですが、初めて飲んだ方みんな感動して下さるようで嬉しいです。一般的にスーパーなどで流通している野菜は、今やほぼ100%近く「F1種」(ハイブリッド種)というものになっています。これは、人間に都合の良い特性を持つ同士を人工的に掛け合わせて作られた種で、味を良くするためにも行われましたが、現在では形を揃えて箱に入れやすくするためとか、表面がツルツルで硬く、長期保存してもへたれにくくするためとか、紐で束ねやすくするためとか、収穫時期を同じにするためとか、主に作業性、流通のために行われることがほとんどです。日本の農家さんが代々伝わる自分の畑の在来種栽培をやめてしまったのは、約20年くらい前からだと言うことです。流通に都合がいいものは段々と性質が決まってゆき、北海道から沖縄まで同じ種類で同じ形で、だいたい同じ味の野菜が増え、味の多様性がなくなってきました。おまけに、この種から種取しても、次世代からはガタッと性質が崩れるので、通常種取はされず、毎年種屋さんから新しい種を買い続けることになります。F1種の作り方としては、昔は手作業で雄しべを全部取ってしまい、掛け合わせたい別の作物の雄しべから花粉をとって、雌しべにつけて受粉させるなどの、アナログな方法がとられていました。その次にやり始めたのは、近親を嫌って他と交雑しやすいアブラナ科野菜などの性質を利用して、掛け合わせる方法。ところが近年は、それも手間がかかって大変だから、「雄性不稔」(ゆうせいふねん)という方法を編み出し、かなりの種がこの方法で作られるようになっています。雄性不稔ってどういうことか聞いたら、多分多くの方はびっくりすると思います。要は突然変異で雄しべが退化していて、花粉をつける能力のない植物を使うのです。最初から花粉がなく、雌しべしかないのですから、異なる作物と掛け合わせるのは超らくちんというわけです。この受粉にはミツバチの力を借ります。今やこの雄性不稔のF1種はとうもろこし、大根、玉ねぎ、にんじん、なたね、アブラナ科野菜、ピーマンなど多くの野菜にどんどん広がりつつあります。雄性不稔とは人間でいえば、生まれつき精子がないということ。作業性や流通に都合がいいからって、植物が男性不妊症を先天的に持つように仕向けられるのです。私達が食べている野菜の中に、ミトコンドリア遺伝子に異常がある雄性不稔の作物がどんどん増えています。野口の種の野口さんの新しい本「タネが危ない」に、怖いことが書いてありました。このミトコンドリア遺伝子の異常はゲノムを超えて受け継がれるのです。今世界中でミツバチが大量死したり、大量に消えたりする現象が問題になっていますが、大量死はネオニコチノイド農薬が原因とする説が有力です。でも、米国で起きている働き蜂の大量失踪、卵を産まない女王蜂が増えていることは、このF1種の生産に関係するのではないかと言うのです。確かにミツバチは、F1種を作るために、受粉に利用されます。雄性不稔の遺伝子情報を持つ花の蜜や花粉ばかりを食べ続けることになるのです。そして不妊症のミツバチは、なたねやとうもろこし、ひまわりの畑の近くで多いそうです。どれもF1が多い作物ばかりです。確かに人間の男性の精子も減っています。1940年代には精子1ml中に平均1億5千万いた精子が、今や平均4千万。約4分の1に減っているのです。これは、先日書いた環境ホルモンの影響もあると言われていますが、野口さんは1940年代に雄性不稔の種による野菜が売り出され始めたことにも関係あるのではないかという仮説を立てています。ひえ~!!F1よりも更に深刻な遺伝子組み換え作物など、私達を取り巻く食物事情はますます緑の砂漠化しています。F1まで避けだすと、食べる野菜がかなりなくなってしまうので難しいですが、出来るだけ自家採種を推進するナチュラルハーモニーさんや、ナチュラルシードさん、ハートさんなどから野菜を買うこと、そして浜名農園さんや野口の種さんなど、F1でない種を売る希少な種屋さんを支えていくことだなーと思っています。そして出来れば、たとえプランターでもいいから、本物の種を植えて、次世代に命を繋げる健康な作物を育ててほしいなと願っています。理屈抜きに、楽しくて、おいしいしね!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年05月03日
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みなさん、こんにちは。さっそくですが、前回の環境ホルモンの続きです。イギリスのアクスブリッジ大学のC.タイラー博士は魚の鱒をいろいろな地区の下水処理後の水にさらす実験を行いました。すると鱒の体内にはビテロゲニンという化学物質が増えていて、過剰なエストロゲンの影響を受けたことを示していたようです。これの原因は、なんと避妊用のピルを飲んだ女性の尿や、皿洗い洗剤だったらしく!洗剤に含まれる合成界面活性剤が分解されて、ノニルフェノールという環境ホルモンが生じていたそうです。その他殺虫剤、除草剤、防かび剤は強力な環境ホルモンになりうるそうです。1993年のランセット誌には環境ホルモンは、男子の精子の数を着実に減らしていると発表され、1940年以来精子の数は50%以上も減っていると言っている研究者もいます。環境ホルモンも女性ホルモンを異常にしますが、動物性脂肪、砂糖、精製でんぷん質などを摂りすぎている先進国の女性は、途上国の女性に比べて2倍もの女性ホルモンにさらされているようです。これは一見女性ホルモンが多くて良いことのように思うかもしれませんが、過剰な女性ホルモンにさらされるということは、月経のスタートを異常に早くさせ、老化を早め、更年期になると逆にバンっと女性ホルモンが減ってしまうという事態になりかねないそうです。また子宮筋腫、子宮がん、卵巣がん、乳がん、骨粗鬆症、不妊、むくみ、PMSなどの原因ともなるようです。動物性脂肪の摂取は、油がホルモンの原料になりやすいということもありますが、環境ホルモンが動物の脂肪に蓄積しやすく、しかも蓄積するとなかなか分解されないため、生体濃縮されていることも問題です。家畜を早く太らせるために、エストロゲン注射を打たれていたり、エストロゲン入りの飼料を食べている場合もあるので、ホルモンが過剰になる3重の理由となります。こう考えていくと、環境ホルモンを避けるためには、おのずから殺虫剤、除草剤が残留していないオーガニックの野菜、出来れば無肥料の野菜を食べることや、出来るだけ生体濃縮しやすい肉や乳製品の摂取を減らすこと、それから普段使って下水に流れていっている、洗剤やシャンプー、化粧品などをちゃんと選んで、環境を汚染する成分のものを使わないということが大事なんだなーと、しみじみ思いますね。うちでは2年くらい前からなんですが、ついに皿を洗うのは石鹸洗剤すら使うのやめてしまったんですよ。池袋のオーガニックバー、「たまにはTSUKIでも眺めましょ」のマスター高坂さんに教えてもらった、これを知ってから、、、、ゴムラテックス加工してあるタオル地の中にセルロースのスポンジが入っていて、洗浄力と吸収力があるフキンというか薄いスポンジです。油汚れも洗剤なしで大丈夫という、天才的なアイテムなんです。洗濯するのは石鹸よりも環境に負担をかけないセスキ炭酸ソーダです。商品としてはアルカリウォッシュが有名ですね。セスキ炭酸ソーダは無機物なので界面活性作用のある有機物の石鹸より、環境負荷が低くなります。炭酸ナトリウムと重曹の複塩で、両方の中間的な性質を持ちます。皮脂や垢、油汚れ、血液汚れを落とすのは結構得意です。でもひどい汚れの時は、やっぱり界面活性作用のある石鹸にはかないません。↑そんな中でもこの粉石鹸は多分究極です。酸化還元電位がめちゃめちゃマイナスな、抗酸化作用のある粉石鹸なんですから!歯磨きにも使えるし、少量を花にあげると花がイキイキするというくらいですから、ありえない石鹸洗剤だと思います。えみなに使われている抗酸化溶液についてこういった製品を選ぶことや食生活を変えて、環境ホルモンを減らしていくことで、ホルモン過剰によるリスクは減ると思います。あとは、ホルモンの良質な原料を摂ること。すなわちいつも書いているように、油の質を変えることです。不足しがちなオメガ3脂肪酸摂取(フラックスオイルやえごま油やチアシード、くるみなど)を心がけること、それから一般的な溶剤抽出油や水素添加のプラスチック油であるマーガリンやショートニングを摂らないこと。あとはたんぱく質をちゃんと摂取することです。肝臓のエストロゲン受容体のスイッチのオン、オフは、食事中のたんぱく質の量に左右されることがミラノ大学の実験であきらかになっています。カロリー制限したマウスにたんぱく質、炭水化物、脂質を与えたところ、たんぱく質を与えたときにのみ、生殖機能が正常に回復したそうです。食事中のたんぱく質の量が少ないと、エストロゲンに影響を及ぼし、子宮内膜の増殖や性欲にまで影響が出るそうです。私は肉は食べないし、魚も産地を選んで時々しか食べなくなりましたが、豆系はかなりきちんと食べるようにしています。もう1つは亜鉛の重要性です。卵子と精子が受精成立した時、受精卵から大量の亜鉛放出が起こり、受精卵が分割し胚に成育することを促していることが、アメリカ国立衛生研究所の実験で明らかになっています。受精や細胞分裂時には、細胞内のカルシウムの濃度に変化が起こるんですが、これは生命活動の根幹に関係する働きとされていますが、カルシウム濃度がピークに達した後に、亜鉛が細胞内から細胞外に放出されているそうなのです。亜鉛は受精卵の分割、成育のスイッチのような役割を担っているらしいのです。カルシウムや亜鉛というミネラルは、卵子や生殖関係にはかなり重要なミネラルなのではないかと思います。☆亜鉛の多い食品牡蠣、煮干し、たたみいわし、抹茶、松の実、ゴマ、アマランサス、カシューナッツ、するめ、高野豆腐、アーモンド、かに環境ホルモンはいらない!欲しいのは、適度な女性ホルモンです!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年03月30日
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みなさん、こんにちは。更新が遅くなってしまってごめんなさい。引っ越しから1週間以上経ちますが、まだ部屋が片付いておらず、あいかわらずダンボールが積みあがっています。怒涛のような忙しさが始まってしまったので、なかなか片づける暇がありません。なんとかキッチンや洗面所、寝室、食事する場所だけは整いましたが。いやー、引っ越しには慣れている私ですが、知らないうちに荷物が増えているんですね~特にすさまじいのは本ですね。それも健康美容関係ばっかり、アンチエイジング図書館でも出来そうなくらい(笑)まぁ、ゆるりと頑張ります。さて、1年以上前から何度も試作を繰り返し、かなりの原料をオリジナルで作ってもらい、やっとこさ鬼的な理想のノンナノファンデが完成しました。ずっと出る出ると言いながら、今は何をしているかと言うと、↑こうした専用什器を作ったり、プチプチを巻かないでもいいようなエコなパッケージを作ったりしています。あと原料がオリジナルなので、それを量産するのに時間がかかっています。でも今のところ5月20日頃には発売できる予定でいます。あーー長かった。大変でした。でも理想のものが出来て嬉しい!酸化チタンありの色2色と酸化チタンなしの色2色で、結局合計で4色です。酸化チタンありとなしでそれぞれ別個にSPF検査に出したのですが、工場からはありでもなしでも、どちらにしても100ナノ以上のノンナノだから、SPF5か、良くて7くらいしか出ないだろうと言われていました。ところがびっくりなことに!酸化チタンなしのほうが、SPF10 PA+酸化チタンありのほうは、SPF13 PA+という驚きの結果が出たのです!酸化チタン500ナノメートル以上、酸化亜鉛でも100ナノメートル以上の粒径で、その他マイカもシリカも酸化鉄もすべての鉱石でノンナノを貫いているのに、こんな数値が出るとは!工場の方も驚いていました。ノンナノでSPF10や13あったら、もうナノ粒子なんか使う必要ないですよね。ナノテクノロジーを利用した100ナノメートル以下の無機物の微粒子の影響については、何度も書いてきていますが、最近の研究では銀のナノ粒子にも人体に悪影響があることが発表されていました。菌の繁殖を抑えるデオドラント系や、ナチュル系の防腐剤としても使われていることがあります。私もずいぶん前に、製造工場から化粧品開発時に何度か配合を勧められたことがありますが、銀であろうが細胞と細胞の間より小さいナノ粒子を皮膚に塗るのは良いわけないと思って断ってきました。銀ナノ粒子は精子幹細胞の成長を止めるその他ナノ粒子関連の最近のニュースナノ粒子の摂取は健康に影響か、米研究ナノ微粒子:大人より乳幼児の肺に沈着 米ハーバード大実験(こちらはディーゼル車が出すナノ粒子についてのことです)ナノ材料、国が安全評価へ 吸引で健康被害の懸念私が開発したファンデーションの大きな特徴は、すべての鉱物の粒子が100ナノメートル以上のノンナノなのにUVカットするところと、すべての鉱石をステアリン酸などでナチュラルコーティングすることで、化粧崩れとくすみ、変色を抑えた点です。もう1つの大きな特徴は、通常ファンデーションの主成分であるタルクを使っていないことです。タルクとトレモライト(アスベストの一種)という鉱物は近い場所に形成され、その境目もはっきりしないので、タルクにトレモライトが混じっている事が多いのが、やっぱりちょっと心配なんですよね。日本、米国、欧州ではタルクにトレモライトやアスベストが多く含まれないように製造する基準が設けられていますが、中には精製度が甘い粗悪なタルクもあるようです。アメリカのチャンドラー博士は、1995年にタルクの使用は卵巣ガンや卵管繊維症、不妊の原因となる可能性があると発表しています。これは、肺に吸い込むということではなく、ボディパウダーとして膣など粘膜近辺につけた時に経皮吸収された場合のようです。現在原料で出回っているちゃんとしたタルクはまず大丈夫だと思いますが、微量に繊維状のものが混じっていることがあるし、顔に塗ることで肺に吸い込む可能性と、鼻の粘膜からの経皮吸収などの可能性もなきにしもあらずだし、鬼的にはやっぱり使いたくないなと思いました。タルクを使わないでファンデを作ると言うのはどういうことかと言いますと、クッキーを作るのに小麦粉を使わないことに近いかな。そのくらい、まずはここがノンナノ以上に意外とハードルが高いことでした。かわりに活躍してくれたマイカ(雲母)も、皮脂と結びつくとくすみの原因になることが問題でした。でもマイカもきっちりナチュラルコーティングしてあげることで、すっかり解決。夜までくすまず、チタンなしでも白さも出て、カバー力も増すと言う嬉しいおまけ付きでした。原料をオリジナルで作らないといけなかったので苦労しましたが、やっと完成してほんと嬉しいです。さて、前置きが長くなりましたが、今日は女性ホルモンについて、また少し語りたいと思います。と言うのも、私も今年6月でいよいよ44歳です。ぼちぼち更年期とか呼ばれる年齢に近づいてきています。これは女性にとって、初潮、妊娠、出産に次ぐかなり重大なターニングポイント。こんなに大きな体の変化は、なかなかないくらいだと思うわけです。アンチエイジング的に言っても、まさに最大級の難関です。女性ホルモンは肌のハリやバストのハリ、髪の美しさなど、女性らしさや美しさを保つための最高の美容液だからです。この時期をどう乗り切るかで、エイジングには大きな違いが出るように思います。今のところ生理は規則正しいし、特に変化は感じませんが、どんな鬼にも卵巣の老化というものは忍び寄っているに違いありません。前にも書きましたが、女性ホルモンを分泌しているのは卵巣にある卵子の大元である卵胞。生れた時は200万個ありますが、その後増えることはなく毎月数百個ずつ減っていくばかり。卵胞が数千個に減ってしまうと、更年期による月経不順などが始まることがあるし、妊娠が難しくなってきます。これはどうしようもないことですし、むしろずっと女性ホルモンがガンガン出続けているのも婦人科系の病気になりやすいので怖いことです。子だくさんだった昔の女性が経験する生理は人生で50回だったと言うことです。ところが今は400回!この差はすごいです。こうなると卵巣は働きどおしで、そのため婦人科系に病気になりやすくなるそうです。しかし、現代の女性が子宮筋腫、乳がん、卵巣がんなど婦人科系の病気になりやすいのは、このことだけが原因ではないようです。環境ホルモンと呼ばれる、主に石油化学製品由来の化学物質の中で、体内に入るとホルモンのような働きをしてしまう化学物質があります。ヒョウやカメなどあらゆる動物で、こうした環境ホルモンが生殖器に異常を起こすことが確認されていて、これらの動物の組織の中によく発見されているのがDDTなどの農薬や殺虫剤、塗料の溶剤などや、ダイオキシンだそうです。フロリダ大学での調査では、ダイコフォールという殺虫剤にさらされたワニはオスもメスも異常に女性ホルモン値が高く、男性ホルモンが低くなっていたそうです。メスは異常な卵巣と卵胞を持ち、オスはペニスが異常に小さかったそうで、フロリダの湖に1980年にこの殺虫剤がまかれて以来、若いワニはなんと90%も減り、ワニの生殖能力が衰えてしまったことが報告されています。すみません、文字数がいっぱいになってしまったため後編に続きます。後編は環境ホルモンの避け方と、よい女性ホルモンの増やし方についてです。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年03月24日
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さて、前回の続きです。けれど日本では、今はまだ、そんなに深刻な事態ではありません。輸入が許可されているGM植物も大豆、菜種、とうもろこし、甜菜、じゃがいも、アルファルファ、パパイヤ、綿です。この中でとうもろこしと大豆と菜種が一番すごい量が口に入っています。でも、みなさんスーパーで「遺伝子組み換えでない」という表示のものをよく見るでしょ?あれは別に表示義務ないんですよ。ないけど95%遺伝子組み換えでないなら、ああいう風に表示してもいいことになっているんです。本当は「遺伝子組み換え」であるという表示義務があるだけです。さて、例えばどんなものに表示義務があるでしょう。豆腐、油揚げ、おから、湯葉、高野豆腐、納豆、味噌、きな粉など豆類とこれを主原料にする加工品、コーンスナック、コーンスターチ、ポップコーン、冷凍とうもろこし、とうもろこし缶詰ととうもろこしを主原料にする加工品、ポテトスナック菓子、乾燥、冷凍ばれいしょ(じゃがいも)、馬鈴薯粉、ばれいしょを主原料にした加工品、アルファルファを主原料にするもの、甜菜を主原料にするものでも、こういう食品を見て、(遺伝子組み換え)という表示のもの、見たことあります?もしかしたらどこかには存在するのかもしれませんが、少なくとも私は見たことないです。なんでないか?それは、そんな表示があるとほとんど誰も買わないからです。だから、こうした表示しなきゃならないものに関しては、遺伝子組み替えでないものを使うんです。でもおかしいですよね?大豆の自給率は6%ですよ?とうもろこしは1%未満です。日本はアメリカから大量にこの2つを輸入していますが、アメリカのとうもろこしの85%、大豆なんか91%がGMです。ではこれら、大量に輸入されているGM作物は、どこに行っちゃったんでしょう?ほとんどが油!大豆油、コーン油、菜種油、キャノーラ油、そして油が含まれるマヨネーズ、マーガリン、ショートニング(クッキーやパンに入ってます)、そしてガムシロップ、醤油ですよ。そう、油や醤油、酒、食品添加物など、たんぱく質が残らないものには表示義務がないんです。それよりもっと、目に見えない所で、たくさん使われているものがあります。何か分かりますか?遺伝子組み換えのダイズ粕、トウモロコシ、ナタネ粕、綿実粕は、何を隠そう、日本の家畜飼料として大量に消費されているのです。これはたんぱく質もDNAも残っているから、動物の体に取り込まれて、そして人間へ例のマイクロRNAが移行することもあるかもしれませんね。欧州では餌にGM作物を使わない肉や乳製品が販売される動きが広がっています。さて、文字ばかりが続きますので、ちょっと小休止。遺伝子組み換えでない鹿北製油の国産有機菜種油を。私がプロデュースするオーガニックのお菓子ブランドにも鹿北さんの菜種油を使用しています。もう1つおススメなのは、この納豆!↓熊本県で無農薬で育てられている、ミサヲおばあちゃんという人が畑で偶然見つけたとされる幻の地大豆を使った納豆です。肥料も、化学肥料や動物堆肥を使わず、米ぬかと納豆菌で発酵させて作ったボカシを使用しているだけだそうです。この大豆は糖分がおおく、納豆菌の繁殖も良い、納豆になるべくして生まれた大豆なんですって。ほんっとおいしくって、私はヤミツキです。ごぼう茶といい、この熊本県菊池村の農家グループさんの作る作物はほんとすばらしくて、今注目しています。農園納豆さて、続きです。でも、それでもね、今の日本はまだこれでも守られています。表示義務があるから、油や醤油を除けば、よく見たらちゃんと分かります。表示義務があるから、企業も頑張って組み換えでないものを使います。でも、アメリカでは遺伝子組み換えの表示義務がありません。GM作物をもっと売りたいアメリカにとっては、日本のこの表示制度は目の上のたんこぶです。TPPに加盟すると、この表示制度がなくなる可能性があるということで問題になっています。経団連の会長が、かなり強引にTPP加入を求めているんですが、この方が会長をしている会社は、遺伝子組み換えの最大手のM社と業務提携をしているんですね。なるほどー、だからかと、すっきりしました。↓この田中康夫さんの代表質問、そのことにも切り込んでいて、聞いててすごいスッキリ!田中康夫議員の代表質問ところで、米国食品医薬品局(FDA)が、ついに遺伝子組み換えされた「鮭」を許可しようとしてるんですって!動物としては市場に出回るのは初めてみたいですよ。年中成長ホルモンを分泌するように遺伝子組み換えされているので、成長速度が通常の倍なんですって。これ食べて、またこのマイクロRNAが私たちの体に入り込むと、何が起こるのだろう。TPPに加入したら、こんな鮭も入ってくるかも?TPPには私はもちろん反対。ただ、「遺伝子組み換え」表示は義務だけど、「遺伝子組み替えでない」という表示は義務ではないので、この表示制度がなくなろうとも、消費者の意識が高くさえあれば、企業はやはり「遺伝子組み替えでない」と表示できるように、頑張り続けるのかもしれないです。少なくとも私は、化粧品に使用する大豆由来のビタミンEや大豆レシチンですら遺伝子組み換えでないものを探します。ほんと、びっくりするほどないんですよ。特にビタミンEはほとんどが合成。天然では日本で出回っているものは、遺伝子組み換え不分別のものばかりです。それでも必死で探せばあるんですよ。ただ、これを書いている途中で、シードセイバー関係の方から、いよいよアメリカで自家採種(自分で作物から種取りする)が禁止される法案が通りそうで、日本も追従するだろうという情報が入ってきました。消毒をしていない種取出来る固定種を、種屋が販売することも出来なくなるかもしれないそうです。真偽のほどは分からないけど、目の前が暗くなりました。この春から畑を整備して、自家採種で本物の野菜をまた作ろう!と意気込んでいたのですが、、、命の源である「種」を商品として、大企業に牛耳られること。このことの本当の怖さを、多分多くの方はあまり分かっていないと思います。まだ、私たち次第で未来は変えられます。出来ることなら「声」を上げていきましょう!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月17日
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みなさん、こんにちは。まだまだ寒い毎日が続きますね。そろそろ花粉が飛び始めています。今年のスギ花粉には最大で25万3000ベクレル/kgの放射性セシウムが含まれることを、林野庁が2011年12月27日に公表しています。スギ雄花に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果について(林野庁)花粉症じゃない方も、今年の花粉には要注意。外出時にはマスクをお勧めします。全国の花粉の飛散開始予想私はあいかわらず、ファンデーションの発売準備でバタバタしています。スキンケア製品と違って、コンパクトとかパフとか、展示什器とかいろいろなものが必要なんですよね。イメージ写真をどうするかとか、キャッチコピーとか、諸々。まずは中身を最高のものに仕上げたら、次は外見。外見にお金をかける気はないのですが、中身さえよければ外は何でもいいかというと、それは私は嫌なんです。コスメは毎日使うものだから、持ってて嬉しくなるようなデザインじゃないとね。あとは、内容やコンセプトをどう伝えるか。基本的に文章は私が書くんですけど、熱くなりすぎて長くなりがちなのが玉にきず(笑)そしてポスターやPOPは手紙の一種だと思うから、メッセージをちゃんと伝えたい。そのためにどうしたらいいか、あれこれ考えるのも結構楽しいです。畑は現在、新しい畑を整備中で、この冬は畑作業が出来ませんでした。新しい畑が、少し斜めになっているので、砂止めを作ったりしています。春には工事が間に合って、種蒔きしたいんですが、間に合うといいなー土もちゃんと浄化して、いろいろ在来種の種を集めて、いっぱい植えようと意気込んでいます。また、ご報告しますね。種、、それは植物の情報がすべて詰まっているもの。命の設計図。そこに、あるのはDNA、RNA、そしてその中に含まれる遺伝子情報。その設計図通りに、大豆は大豆になり、薔薇は薔薇になる。その設計図は、突然変異で変わることもあるけど、自然にまかせている限り、とんでもないものと、掛け合わされたりはしません。いわゆる品種改良とは、例えば、大きな実をつけるけど収穫が少ない品種と、実は小さいけどたくさん収穫出来る品種を交配させて、根気よく大きな実をたくさんつける品種が出来るのを待つこと。ところが遺伝子組み換えの世界と言うのは、この問題に詳しい安田節子先生によるとホタルの遺伝子を入れたトルコキキョウ、ヒラメの遺伝子を入れたイチゴやトマト、クモの遺伝子を入れたヤギ、ヒトの遺伝子をいれたコメなどなんでもありの世界です。最近では品種改良の世界にも、放射線で突然変異を起こしやすくしたりする技術を使い、かなり不自然なものになっています。ちょっとくらいの品種改良にしておけばいいのですが、1、形が均一で、2、成長が早く、3、一斉に発芽し一斉に収穫できるという便利で簡単なことを追求したあげく、種の多様性が失われ、野菜の味さえ全国均一になってきています。そもそもこうした種は、一代目しか優良な作物が出来ずに、2代目からはガタッと性質が崩れるので、種取り出来ず毎年種を買わなくてはいけません。こうした1代限りのF1種子は、肥料を多く投入すれば作物がよく成長するように出来ています。だから化学肥料がおおいに普及しました。しかし雑草もよく生えるし、虫もつきやすいので農薬使用が前提です。そこでじゃんじゃん農薬や除草剤をかけていると、やっぱり収量も落ちてきてしまいます。種はF1種を毎年買うのではなく、固定種や在来種の種から出来た作物から、毎年種取していくことで、自分の畑の土や環境にあった多様性のある作物が出来ます。こうした自家採種は、肥料を入れなくても育つようになってくるし、そうすれば虫も多くは寄ってきませんので農薬もいらなくなります。ところが、あろうことか一部の大企業が、自家採種どころか、「農薬をじゃんじゃんかけても枯れないように、遺伝子を組み替えちゃえ!」とか「殺虫成分を自ら作り出して、食べた虫を殺してしまうような遺伝子を植えつけちゃえ!」とか、恐ろしいことを考えたために、品種改良どころじゃない領域に手を出してしまいました。栄養価が高くなるわけでもなく、味がおいしくなるわけでもなく。作物が殺虫成分をどんどん作り出すとか、摂取する私たちの体にとって全然ありがたくもない、こうした遺伝子を不自然に組み替えられた食べ物が体に入ることを、なんとなく気持ち悪いと思っている方も多いと思います。しかも現在の日本の安全性審査は、、、、1、審査自身が輸入者の任意であり、強制力はない。2、申請者の提出した書類を審査するのみであり、第三者機関による試験ではない。3、組み換えされた作物そのものの摂取試験は実質免除されている。4、組み込まれたタンパク質も急性毒性試験のみ。(長期的、慢性的毒性については免除)遺伝子組み換え作物の最大手M社のWEBサイトでは、「なぜGM(遺伝子組み換え)作物に人間での臨床試験が実行されていないのですか?」という問いに以下のような答えが書いてあります。「GM作物に導入されたDNAの安全性をテストする必要はありません。」「人間では遺伝子組み換え食品の安全性をテストする必要性や価値はありません」なぜそうかという、ここに書いてある理屈がすごいのですが、すべてのGM作物を、ノンGMの作物と比べて分析すると、タンパク質の濃度、炭水化物、脂肪、アミノ酸、食物繊維、ビタミンの含有量などがほぼ変わらないので、それだけで 「実質的に同等」だと。栄養価が変わらないから両者は同じだと。同じものに対して、安全評価なんかいらないと、こういうぶっとんだ理屈のようです。栄養価とかじゃないでしょ、殺虫成分どんどん作り出す遺伝子とかを組みこんどいて?遺伝子の話しているのに、栄養価の話とすり替えるってすごい理屈ですね。ここで一息。今回はちょっとヘビーな話が続きますので、癒される写真をお届けします。↑こないだ寺田本家に行った時に、行く途中で遭遇した猫たちとうちの息子です。友人の石田大介君が撮った写真なんですが、彼にしか撮れないとてもやさしい写真だと思います。●2010年3月 アメリカ環境医学会(AAEM)は、GM食品を排除した食事指導を患者に行うよう、あらゆる医師に呼びかけました。また、GMO(遺伝子組み換え生物)の中止、企業に依存しない長期的な検証の実施、食品表示を求め、次のように述べました。「いくつかの動物実験では、不妊性、免疫の問題、加齢の進行、インスリン調節、主要臓器と胃腸系の変化など、GM食品に付随した深刻な健康リスクがあることが示されている。(略)GM食品と健康の悪化については偶然とはいえない関係がある。つまり、因果関係がある。」●2011年12月 ペルー政府は遺伝子組み換え作物の導入を10年間停止する法律を公布しました。これにより、ペルーでは、今後10年間、遺伝子を組み換えた植物や動物の輸入、遺伝子を組み換えた農畜産物、水産物の栽培、繁殖を行うことが禁じられました。●米国のシェフが警鐘鳴らす遺伝子組み換え●遺伝子組み換え大豆は赤ちゃんを殺す?ロシアでの研究●↑この研究を発表した博士が日本に来た時の質疑応答記録●GMとうもろこしで肝臓障害 フランスでの研究(2009年12月 英文です)アメリカのナチュラルニュースというのを見ていたら、こういうのもやっていました。これは必見です。見るとびっくりしますよ。●遺伝子組換食品は臓器の機能を変えてしまうGM作物の遺伝子情報であるマイクロRNAが、消化管を通過して血液に入り込み、肝臓、脳、生殖器、腎臓、心臓などの臓器の機能を書き換えてしまう可能性があると言う最新情報です。でもね、こういう遺伝子組み換え作物の危険性の研究ってあんまり盛んではありません。やっても潰されることが多くて、やれないんですよ。1998年、イギリスのローウェット研究所のパズタイ博士は、マウスに遺伝子組換えじゃがいもを食べさせる実験を行い、免疫力の低下や内臓の障害(膵臓の重量低下、内臓細胞の増殖、肝臓の重量低下、胃の粘膜が厚くなる)がはっきりと認められたので、テレビ会見でこのことを発表しました。世界中のテレビ局から研究所に問い合わせが殺到した。ところが、研究所では博士のコンピュータにロックをかけ、データを没収、2日後には博士はクビにされてしまいました。これが「パズタイ事件」とされる象徴的な事件です。今ではこの博士の試験は不備があったことにされています。さて、例のごとく長すぎて一度にアップ出来ませんでした。すみませんが後編に続きます。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年02月17日
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みなさん、こんにちは。寒いですね、今日はこの冬一番の寒さだとか言われていますね。私はやっとお正月ボケから回復し、じょじょにいつものペースを取り戻してきました。今朝起きて、あれ?ちょっと喉痛い?って思いましたが、プロポリススプレーことあるごとにスプレーしてたら、午後には何ともなくなってきました。ダメ押しで金時しょうが湯も飲んでいます。ああーおいしい、沁みますね。抗糖化作用も高いと知ってからは、生姜が更においしく感じます。さて、一昨日は六本木でやっていた田中優さんの講演会に行ってきました。「未来レポート」ってタイトルです。優さんの講演会は去年7月に続いて2度目だったんですが、お話がすごく分かりやすいし、内容も明るい未来を感じさせるものなので、私は1度聞いてすっかりファンになってしまいました。田中優さんは環境活動家で未来バンク事業組合理事長、日本国際ボランティアセンター理事。ミスチルの桜井さん、小林武史さん、坂本龍一さんが資金を出して環境保全のための非営利団体の「ap bank」の監事としても有名ですね。↑上記をはじめ、著書は多いですが、坂本龍一さんと「非戦」という本を共著で書かれていたこともありましたね。実は私は中1の時から坂本龍一さんの大ファンで、坂本さんのラジオ「サウンドストリート」で投稿ハガキが読まれたことが、少女時代の私の一番のトピックスなくらいでした(笑)今はそこまでファンと言うわけではないですが、私の中ではずっと特別な存在なので、坂本さんが、ずいぶん前から環境問題のほうに着手されていることや、「STOP六ヶ所村」などの活動には、遠巻きながら敬意を表しておりました。そんなことから、なんとなく田中優さんにも以前からずっと親しみが勝手にあったのです。優さんはチェルノブイリ原発事故から脱原発活動をずっとされているようですが、お話を聞いていても、こぶしを振り上げるような感じは全然なくて、いつもニコニコです。反対運動って感じなど微塵もなくて、わがままな現代人にいきなり我慢を強いる提案も全然なくて、話は理路整然としてて、解決策がどんどんと提案され、実に明快。それは「原発がないと、電力が足りないだろう!」という思い込みを覆すだけでなく、「代替えの自然エネルギーを今すぐ充実させないと!」とあせるわけでもないんですよね。元々日本は先進国の中では、一番省エネが実現できている国だから、そこまで必死にならなくても、ピーク時の電力を減らす工夫をちょっとすれば、わずか20.1%の原子力電気分くらいは、なんとかなってしまうそうなんです。消費電力の22%しか消費していない家庭の電力では、我慢を強いるわけでもない簡単な「節電方法」で解決。例えば木製の内窓などを入れてとにかく断熱する、スイッチ式コンセントを使う、古い冷蔵庫を省エネタイプに買い替える(省エネだけでなく年間3万円近く、電気料金も安くなることが実証されています)、エアコンに30分のうち5分だけ順番に電気が電力会社のほうで切れるタイマーをしこむなどです。78%もの電力を消費する事業者の場合は、ピーク時の電気料金を値上げするという、仕組み自体を変える提案。今は使えば使うほど、電気料金は家庭では高くなり、法人では安くなる仕組みなんですってね。そりゃ、今のままじゃ企業はピーク時でも使うでしょう。もちろん、節電作戦をとった後は、ゆっくり自然エネルギーも充実させていけばいい。日本は島国ですから波力発電、それから地熱発電、太陽光発電、風力発電、小水力発電などいろいろ有力なものがあります。地熱発電なんて、実は日本は世界7割のシェアを持ち、最高の技術力があります。岡山大学の池田教授が発明した、従来の100倍の電気を作れる太陽電池「グリーンフェライト」は2013年に実用化されるそうですし、「パーソナルエナジー」と言う高性能なバッテリーと6畳ほどの太陽光発電パネルがあれば、現在でも家1軒分まかなえちゃうそうです。これらはみな、世界最高の技術力だそうです。本日のロイター通信のニュース原発付近に住む子ども、白血病の発病率が2倍=仏調査世論調査では82%が原発を止めるべきだと出ました。ところが、問題は東電の株主の89%が原発推進を要求しているということです。これは、現在の電力会社に許されている電気料金の決め方「総括原価方式」というものに関係します。この方式は、発電、送電、電力販売にかかわるすべての費用を「総括原価」としてコストに反映させ、その上に一定の報酬率(3%)を上乗せした金額を、すべて電気料金として利用者に請求できる仕組みです。この方式だと、お金をいくら使っても利益が保証されるし、使えば使うほど電力会社も株主も儲かるわけです。東電の大株主は、生保、金融、ゼネコン。だから電力会社は一番高い金利で株主の銀行から融資を受け、その金利に3%上乗せした電気料金を徴収します。総括原価方式では、固定資産に3%をのせて「事業報酬」として利益になります。原子力発電所を1基つくれば何千億円という資産になるので、火力発電所より施設にかかる費用が格段に高いです。高い施設を持てば持つほど、利益が上がるので、株主は原発賛成なんです。いくらかかっても費用に3%上乗せして電気料金を徴収すればいいんですから。株主のゼネコンの受注額の40%が電力会社がらみです。電力会社は高いものを発注すればそれを電気料金に上乗せして儲かるし、ゼネコンも高いものを発注してくれるから儲かります。ゼネコンは票をたくさん持っているから、政治家もなかなか逆らえません。なんと広告費までもが総括原価に入っていました。3%のせて電気料金で徴収です。電力会社の年間広告費は、1位のトヨタにせまるくらいだそうです。ライバルいないのに、1社独占なのに、宣伝しまくりです。すべてとは言いませんが、そうなるとマスコミもなかなか批判を報道しにくいという風潮はあったと思います。芸能人の方の口が重いのも、こういう背景があるからでしょう。年間50kw以上の電力を使っていれば、東電などの大手電力会社との契約をやめて、PPSと呼ばれるその他の電力事業者から電気を買うことが出来ます。金融機関では城南信用金庫さんなどは、脱原発宣言をして、PPS利用と節電に取り組んでらっしゃいます。城南信用金庫HPしかし現在は50kw以下の家庭の電力では、1社独占だから電力会社を選ぶことが出来ません。自宅で太陽光発電しても、送電線を使用しないでバッテリーを使うなどしなければ、電力会社に自然エネルギーを売ってその分電気代が安くなると言うことしか出来ません。最近、「えねぱそ」という自然エネルギーを選べるシステムが出来ましたが、これは自然エネルギーの電力を買って証書をもらうことは出来るんですが、じゃあその分が毎月の電気料金から引かれるのかと言ったら、それはそれで払わないといけないんです。要するに、自然エネルギーへの寄付みたいな形しか出来ない。これはこれで自然ネルギーを応援するために大変意味のあることですが、、、私の会社も表参道の店の照明は全部LEDにしたんですけど、消費電力が小さいのでPPSは使えないので、せめてえねぱその電気を買おうと思います。えねぱそしかしPPSでも送電線は大手電力会社の独占なので、使うのに送電線の使用料がかかるのですが、これがめちゃ高く(PPS電気代の25%が送電費)、スウェーデンの10倍です。新規参入を防ぐため、大手電力会社が送電線の使用料を高くしているんですよね。日本も電力会社の1社独占をやめて、発送電分離して送電線を国有化して、他の会社に自由参入させないことには、なかなか自然エネルギーも発展出来ません。まずはここを変えないとですよね。今、枝野さんが発送電分離を言い出していますし、電力会社の広告費を総括原価に入れるのも問題視されてきています。本当に、日本は変われるチャンスだと思います。こんなに痛みを伴ったのだから、せめてよき未来の扉くらいは、未来の子供たちのために残したいと思います。原発の是非を問う都民投票を求める署名も去年12月から始まっています。大阪では必要数達成したそうですが、東京ではまだ3分の1しか集まっていないそうです。2月9日までに都民の20%の、約22万署名がないと都議会に都民投票を要求できないそうです。ネット署名などは出来ないので、新宿小田急ハルク前や渋谷のハチ公前で街頭署名出来ます。私もお正月に行ってきました。今週土日の「脱原発世界会議」にも行こうと思っています。原発都民投票の情報都民以外の方はネット署名も出来る国民投票もあります。田中優さんの講演のスケジュールは下記にあります。ぜひ1度直接聞いてみて下さい。田中優さん1月の講演スケジュール田中優さん情報による、今特に注意が必要な食べ物を書いておきます。生体濃縮によって汚染されやすくなっているのは、肉、魚、卵、牛乳、特に魚だそうです。それから特殊に集めてしまうものは、キノコ、たけのこ、ブルーベリー、コケ。特にしいたけ、なめこなどは気を付けて下さい。それから、米、小麦の胚芽部分。お米は精米してよく洗えば大丈夫だが、玄米の場合は要注意だそうです。あとは緑茶ですね。その他の野菜は、意外とそれほどでもないとのことでした。未来のために、新しいエネルギーと仕組みを考えたい。もちろん、アンチエイジングのためにも!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2012年01月12日
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さて、さっそくですが後編です。次にデトックスは?というと、今はこの3つですね。↑リンゴペクチン。息子がパウダーをおいしくないと言って全然食べてくれなくなり、仕方なく現在はタブレットを飲ませています。アップルペクチンはベラルーシでも体内放射能をわずか3,4週間で90%も減らした実績があり、やっぱり心強いですね。しかしペクチンには強い排出作用があるので、ミネラルもたっぷり摂らせています。汚染の心配のない煮干し、昆布でダシをとったお味噌汁、そしてこの前ご紹介した7000万年前の古代植物ミネラル「アクティブミネラル」。なんと吸収率98%ですからね。放射性物質などの有害重金属のデトックス作用も高いフルビック酸も入っているので、デトックスとしてもすごいです。古代の植物の化石由来ですから、78種類ものミネラルを含みます。セシウムやストロンチウムも含まれるので驚かれるかもしれませんが、これはあくまでも放射性のない安定同位体の天然ミネラルです。あと、ゼオライトの水溶液「ゼオクリアー」のスプレーも、息子の飲み物にたまにシュッシュッとしています。さて、次に修復。放射性物質がDNAを切るのは7割が活性酸素で切るのですから、最も凶暴な活性酸素の「ヒドロキシラジカル」を無害な水に変える水素サプリメントは、やっぱり基本でしょう。あとね、この水素サプリのすごいところは、沖縄のサンゴの化石のカルシウムの粉の中に水素がプラズマ化されているので、このカルシウム自体も水溶性ですごく吸収がよいということなんですね。骨粗しょう症の方が3か月で20代の骨量になったという話を及川博士のところで聞きましたが、実はこないだ毛髪ミネラル検査した時に、私すごいカルシウムの値が高かったんですよ↓今1日2カプセル程度ですが、他にそこまでカルシウムの多い食べ物を食べている覚えがないので、水素サプリ以外考えられないんです。こんなにカルシウムが満ちていると、放射性ストロンチウムは入り込めないから、予防にもいいですよね。息子にも毎日、美的水素を1カプセル飲ませています。あまり話題になりませんが、ストロンチウム90は、理論上はセシウムの10分の1の量は生じているはずなので。予防としてはカルシウム以外だとカリウムなんですが、これは汚染のない、とろろ昆布やアボカド、野菜、フルーツをたくさん食べさせておけば、これらはカリウムだらけです。息子の毛髪ミネラル検査もしたのですが、カリウムがすごいことになっていました。とろろ昆布とフルーツをすごく食べているからだと思います。そして、ヒドロキシラジカルを万が一取りこぼして、DNAが切れてしまったとしても、DNAを修復する酵素の働きを高めてやればいいじゃないかー!ということで、そう、南米アマゾンのキャッツクローエキス AC-11です。AC-11とは、Activate Chromosome-11(11番目の染色体を活性化する)の略です。11番目の染色体は、DNAの修復に関わることが分かっています。アメリカの政府機関であるFDAで、食品として初めて「AC-11 helps enhance natural DNA repair systemDNA」〈DNA修復促進物質〉という表示を認められている、すごいアンチエイジング素材です。実験データはこちらをどうぞ↓AC-11の実験データやっと添加物のない処方で自分で作ったんですよ。今はこれを、毎日2カプセルです。息子には1カプセルでいいかとも思うのですが、念のため2カプセル飲ませています。ところでちょっと朗報です!やっと政府が乳幼児の粉ミルクと離乳食などの規制値を下げてくれるそうですね。現在の5分の1~10分の1になる見込みだそうです。まずは1歩前進ですね。放射性セシウム 乳幼児食にも規制値そしてそして、東電がついにこんな発表をしました!東電が“原発抜きの夏”を試算来年の夏に向け、保有する全ての原発が東日本大震災の影響や定期検査で停止しても、火力発電や揚水式発電の増強により、今夏の最大供給力を上回る約5700万キロワットを確保できるとの試算を東京電力がまとめたそうです。予防、デトックス、修復は今の私たちには欠かせない!でも、アンチエイジングのためにもなるので、どうせなら楽しんでいきましょう!!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ最新刊「ナチュラル・アンチエイジングきれいを保つ60の習慣」も好評発売中!
2011年11月24日
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みなさん、こんにちは。早いもので、もう11月の終わりですね、、、今年は本を2冊も出させて頂いたり、あの大震災のあとに表参道にお店を開店したりと、あまりにもいろいろ大変だったため、ものすごく長かったような、ものすごく早かったような、わけのわからない状態だった気がします。アンチエイジングとは、私にとって例えば以下のようなことでした。●活性酸素による組織の破壊やDNAの切断を出来るだけ予防して、修復力を高めること●そのため、化粧品からも食べ物からも、バリアを破壊したり活性酸素を発生するような毒を出来るだけ摂らないこと●酵素や植物や水素やミネラル、アミノ酸の力を借りて、抗酸化力、還元力をアップさせること●糖化によるたんぱく質の変性を出来るだけ防ぐこと●全身のホルモンを適度に活性化すること●骨格の歪みを整えて神経の働きを万全にすること●脳や神経伝達物質、自律神経の働きを良くしていくこと●免疫の70%が集中している腸を整えていくこと●腹八分目やレスベラトロール、運動などで長寿遺伝子をONにすること●電磁波や体内静電気を出来るだけ避ける&抜くことしかし、今年は「原発由来の放射性物質」という新たな強敵が現れ、子供たちへの健康被害の心配や、発がん問題、土壌の浄化や、安全な作物探求、海洋汚染といった、日本列島を震撼させるような大問題が起こりました。放射線はそれ自身が3割、活性酸素7割でDNAを切断しますので、もちろんアンチエイジングにとっても、かなりの強敵です。ラドン温泉やラジウム鉱石などの岩盤浴などの微量な天然放射性物質による外部被曝は、「ホルミシス効果」といって、むしろ細胞を活性化して若返り効果があるとされています。私は来月も弘法の湯に母と行く予定。だから、よほどの強い放射線でない限り、外部被曝に関してはあまり問題視していません。私が問題視しているのは、最初からずっと、吸い込んだり食べたりする内部被曝に対してです。さて、最近の私がやっている予防とデトックスと修復について、参考までにちょっと書いてみたいと思います。まずは野菜の調達ですね。これは、今現在は沖縄の「むい自然農園」さんと京都の「ハート」さんから宅配してもらっています。もうすぐ、大阪の「オルター」さんにも入ろうかと思っています。これでまかなえないものは、新宿の「こだわりや」で買います↓こだわりやは、新宿以外にもいっぱいあるのですが、他の店では、この新宿のようなあきらかに西日本の野菜ばっかりということはないようです。お店の方に聞いてみたら、お客様の要望によって変えているそうです。こだわりや 新宿うちも7歳の子供がいるので、基本的にこのように念のため東日本の野菜は避けています。ただ、以前うちも宅配をとっていたナチュラルハーモニーさんは、全部出荷前に自主検査しているのですが、一応自社基準値20ベクレルということで、WEBに検査結果公表していますが、4月21日以降は、20ベクレルどころか1ベクレル以下で、全然出てないんですよね。ナチュラルハーモニーの放射性物質検査↑見て分かるように、ハーモニーさんはかなり東日本が多いんですが、この結果はすごいと思いません?千葉のナチュラルシードの石井さんのところの畑でも、作物では限界値1ベクレル以下の不検出だそうです。どういうわけか、無肥料無農薬の畑って、こういうところが多いんですよね。いったい何でなんだろう?とこないだ石井さんと少し話していたんですが、あくまでも予測に過ぎないんですけど、まず無肥料の作物は根が普通より長いじゃないですか。表面に肥料がないから、下に下に栄養を探して伸びる。石井さん所の小松菜なんか、4mあるのもあると言う。放射性物質は表面に積もるから、中に中にと根を伸ばす無肥料野菜は、結果的に吸わないんじゃないかということ。ハーモニーさんも、この4月21日までので出ているのは、葉の表面についてただけなんでしょうね。よく放射性物質対策で、カリウムとカルシウムの肥料をあげとくと、セシウムとストロンチウムを吸い込まないとか言うけど、あれをやったせいでベラルーシでは逆に、カリウムに何%か含まれている放射性のカリウム40の値が、すごく高くなりすぎるということも起こったようです。もう1つ、これはセラピストでEM研究家の高坂早苗さんに聞いたのですが、有用微生物のEM菌を畑に使用した福島の農家さんで、土壌には何千ベクレルと検出されるのに、作物の検査では限界値1ベクレル以下で不検出だという農家さんがいるそうです。どうやらEMに含まれる光合成細菌が放射性物質を抱え込んでしまうので、作物が全然吸わないそうなのです。去年わたしも高坂さんとお隣の田んぼをやってたんですが、今年の高坂家の玄米からは見事に不検出だったそうで。詳しくはこちら早苗さんが田んぼにEMをかなりまいていたようなんですね。EMXを飲むことで、体内被曝にもかなり有効なのはベラルーシでも結果が出ているようですし、今EMXも息子に飲ませてみようか検討中です。実は何回も検討しているのですが、今EMXは2つあるのでややこしくて。EMXゴールドに入っているニガリが鬼的にはちょっと気に食わないんで、成分的には元祖EMXと同じの萬寿のしずくのほうが断然納得がいくんですが、早苗さんはEMXゴールドのほうがいいと言うし、オルターの社長さんは萬寿のしずくがいいと言うし、うーん、どっちなの?って感じでね。このニュースで言っているのはEM菌のことだそうです↓ベラルーシのアレキサンダー・ニキティン博士のニュース(日テレ)その他、ベラルーシ情報では、キャベツとかきゅうり、トマト、ホウレン草、玉ねぎ、りんご、なし、さくらんぼなんかは、放射性物質を取り込みにくいと発表していますね。逆に気を付けるべきは、きのこ類としています。とにかく、よく吸うみたいですね。さて、外食です。東京で、小さいお子さんのいる方の外食でおススメなのは表参道のクレヨンハウス。↑ここは絵本やおもちゃも扱い、以前から子供連れが多い店でしたが、あきらかに置いている野菜の産地に意図を感じました。新宿のこだわりやと同じ感じですね。クレヨンハウス↑もう1つおススメは、このオーガニックハウスというところ。食品はすべてオーガニックで、肉や魚も薬剤不使用、添加物も不使用。東京、神奈川、埼玉などに15店舗あります。惣菜を中で食べられるところと、テイクアウトしかないところがあるみたいですが。なんと放射性物質の自主検査を、魚、肉、野菜、水、牛乳、穀物全部でやっています。本社に電話して聞いたんですが、あのグリンピースがやってたのと同じような、サーベイメーターでまずは自社で検査して、自然放射線よりオーバーしたやつは、全部はじいて日本食品分析センターにまわしてもう1度検査するそうです。分析センターの検出限界値は20ベクレルみたいですが、たとえこれ以下でも検査にまわったものが店に出てくることは結果的にないそうです。オーガニックハウスすみません、あまりにも長すぎて1度じゃ無理みたいです。後編は、すぐにアップします!↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ最新刊「ナチュラル・アンチエイジングきれいを保つ60の習慣」も好評発売中!
2011年11月24日
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みなさん、こんにちは。あんまり寒くないと先週書いたら、次の日くらいから急に気温が下がってきましたね。体調など崩されていないでしょうか?この季節は毎年恒例、植物オイルマニアならではの美容オイルケアに夢中な私です。昔は自分でブレンドしていろいろ作っていたオイル美容液ですが、最近はブランドで創立記念商品で出したり、コスメショップさんに頼まれたりして、個数限定で商品化もしています。↑左はオペークさん用に作ったオーガニックのレッドラズベリーオイル主体の美容オイルセラムです。ビタミンEがとにかく多くて、更にカロチノイドも多いので皮膚で生じる一重項酸素という活性酸素も撃退し、メラニンを抑制するエラグ酸も多く、紫外線をプロテクトするパワーも、植物油の中で1番の、すごいオイルです。右は世界でもフランスのヴィダルーの村でしか搾られていない、オーガニックバージンプルーンシードオイルのセラム。おいしそうなプルーンの香りがたまらない、これもビタミンEがとっても多い抗酸化オイル。これはコスメキッチンさん限定です。↑そして、ジャジャーン!これは月末に出す、ブランド3周年記念の特別なオイル美容液。これまで、ストロベリー、バオバブときましたが、今年は何だと思いますか?あの世界一栄養価が高い植物と言われるモリンガのオイル美容液なんです。このちょっと神秘的なラベルのイメージですが、ビタミンAはホウレンソウの13倍、ギャバは発芽玄米の30倍、 ビタミンB2はまいわしの50倍、カルシウムは牛乳の20倍、アミノ酸は黒酢の2倍、鉄分はホウレンソウの31倍という驚異の栄養価で、栄養失調で苦しむ途上国の子どもたちと、飢餓で苦しむ多くの授乳中のお母さんを救っている緑のミルク、生命の樹と呼ばれるモリンガは、実は最初は神様が空から種を落としたんじゃないかという、私の空想からきています。植物の力って本当にすごい!植物のコスメやサプリの開発をしていると、すごいものに出会うことが多いので、本当に感動してしまいます。さて、話は変わりますが、畑はその後どうですか?ということと、放射性物質の対策はその後どうしていますか?という質問をすごくいただくので、今日は少しその件について私なりの事柄を書きたいと思います。あくまでも私の知りうる範囲の情報ですし、いろいろ新事実もあきらかになるので、あくまでも現時点での個人の判断と思って下さい。今、厚木の畑は夏野菜が終わったあとは一時お休み中です。いろいろ努力したものの、土壌検査で100ベクレル~250ベクレル出たので、やっぱりこのまま秋蒔きするわけにもいかないなーと思い、次なる作戦をいろいろと考えています。ここは人にお借りしている畑なので、あまり大規模な作戦は出来ないので、畑を引っ越すことも考え中で、今いろいろと見て回ってもいます。前回の作戦ではひまわりは全然でした。ゼオライトを漉き込んだほうは、土壌は100ベクレルで、作物には出なかったので、ゼオライトで放射性物質を吸着して、作物が吸い上げにくくするというのは、おそらく有効な手段の1つではあると思います。今、知り合いの研究者が、光合成細菌とその他の微生物を使用して、放射性物質を分解するという研究をしています。EM菌でもある程度効果が上がっているという話もよく聞くので、こういう微生物系には、かなり期待しています。広島国際学院大学の佐々木教授も光合成細菌を使用してセシウムの90%を吸収したというニュースも出ていました。ヤフーニュース以前やっていた千葉の九十九里浜の畑に、こないだ震災以降初めて行ってきました。冬野菜が終わった後は、何も植えずにそのままになっていたので、一度様子を見にいこうということになったんです。↑行って愕然。完全に野原に戻っています。↑更に驚いたのは、放射線量が低いこと。これはうちの家の部屋の中なみの数値です。神奈川県の厚木の畑は0.2マイクロシーベルトくらいは余裕で出ます。理由を考えてみたのですが、ここは海がすぐ近くで風が抜けるのかも。厚木はやはり山が多いので、ぶつかって下に落ちるんですかね。新宿がわりと放射線量高いのも、高層ビルのせいだという話も聞きますから。↑驚いたのはそれだけではありません。去年の秋植えて、春に全然大きくなっておらず、あきらめてそのままにしてた玉ねぎが、なんと1年経っているのに、わりと大きくなって、ほぼ腐らずに残っていたこと!これはごく一部で、30個近く収穫しました。いやー、ありえるんですかね?こんなこと。無肥料ならではの出来事でしょうか?それともケルセチンの抗酸化力?↑これは厚木の方ですが、収穫がとうに終わったルッコラの一部が、勝手に伸びてすごいことになっていました。これは4代目くらいになると思います。3代目までは、こんな長さまで伸びることはなかったので確実に進化していると思います。↑さて、これはうちの近所ですが、この写真の場所のような、雨どいパイプの水がそのまま土に流れて、排水口がないような場所は、あきらかに高い数値です。0.664マイクロシーベルト。でも、うちの近所ではこれが最高数値。これ以上高いところは、まだ見たことありません。普通に歩いていたら、だいたい0.1~0.2マイクロシーベルト程度で、土に近づけても0.3マイクロシーベルトいく場所はそんなにないくらいです。しかしねー、今回千葉に行く途中の車の中でも測っていたのですが、ずっと見ていると、あることに気が付いたのです。普通の道は車の中だしそんなに高くないんですが、橋の上に来ると急に上がるんです。気のせいかと思っていたら、何度か橋の上に来るたびにバンっと上がったので、やっぱり気のせいじゃないんじゃないかと。川ですよ川、、、土地に沈着しているものもあるけど、最終的にはかなりのものが川に流れ込んでいるはずですもんね、、、、さて、川と言えば、、、海もですね。太平洋側は直接流れてしまっているものがありますから、川より深刻です。日本政府はほとんど調べてくれていませんが、環境保護団体のグリーンピースが大手スーパーで普通に売られている秋の魚の放射線量を測定しています。10月20日の秋のお魚データです↓http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111020_SUSEA_Result.pdf?report01もちろん暫定基準値の500ベクレル以下ですが、スーパーに売られている魚に、こんなに普通に出てるとはすごくないですか?特にカツオ、ブリ、ワカサギ、出てますね。事故前の魚の放射線量は平均0.086ベクレルだったそうですから、あきらかにおかしい数値です。あ、本日ちょうど冬のお魚調査も出ていました↓http://www.greenpeace.org/japan/Global/japan/pdf/20111117_SUSEA_result.pdfうわー、マガレイ、メバチマグロ、マアジ、ブリ、ゴマサバ、カツオ、マダラ、そしてサバの缶詰にまで出てるじゃないか、、、ただ、イオンはグリンピースの前回の調査を受けて、11月8日に検査の強化を表明。これはその前に購入された魚のようです。今後の最新測定はこちらでチェック↓グリーンピース 放射能測定室 シルベクもう1つ、NPO法人食品と暮らしの安全基金からの情報です。注意した方がいいのは太平洋側のサンマ、秋に南下してくるカツオ、マス、ブリ、サバ。マグロやブリは日本海側のものを選べとあります。確かに予測通りになってきていますね。イワシの煮干しは今年のは瀬戸内海産や長崎県産などを選ぶようにとあります。小魚をエサにするスズキやヒラメにも濃縮が始まっているので要注意とのこと。8月24日にいわき市で採取されたウニから950ベクレルでているので、ウニも太平洋側は要注意だそうです。次に昆布です。95%は北海道産。真昆布、細目昆布、利尻昆布、羅臼昆布は今のところ安心できるとのこと。日高昆布、長昆布は場所的に今年の分はちょっと心配なのではないかと書いてあります。今後の検査結果をチェックしたいですね、ワカメは岩手と宮城で全国の生産量の8割を占めるそうです。ただ今年は津波被害で3割以下になっています。検査では不検出ですが限界値が50ベクレルなので、心配な方は四国、九州産のワカメを選ぶようにとあります。カキは今年は国産はほとんどが広島産で、韓国産が1万5千トンも輸入されているから、外食産業で出回っているほとんどが韓国産じゃないかということです。ホタテは国産の99%が北海道産で太平洋側は1割なため、あんまり心配いらないみたいです。アサリは生産量は愛知県産が58%ですが2位の18%の静岡のアサリには注意とあります。スーパーの冷凍エビはほとんど輸入品なので心配ないですが、抗生物質や添加物はすごいみたいですね。ズワイガニ、ベニズワイガニなどは産地的にいってほとんど心配ないとのこと。タラバガニも国産でも、安心して食べれるそうです。ワタリガニもほとんどが西日本産で、花咲ガニと毛ガニは根室から北のものを選べとのこと。海苔はほとんどが九州と瀬戸内海産。若干は太平洋側があるけど、まだ流通していないから来年まではそんなに気にしなくていいそうです。長くなったのでひとまずここで。今度また、私と息子の現在のデトックス作戦も書きたいと思います。そういや、今夜のグルナイに酵素栄養学の鶴見先生が出るらしいので、良かったら見て下さい。植物オイルの抗酸化力で、乾燥する季節のの肌をケア!そして悲しいことですが、この秋冬の海産物には注意して下さい。↓1クリック応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年11月17日
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みなさん、こんにちは。私は今、秋に出す新しい本の締め切りに追われています。実は締め切りはもう過ぎたのですが、間に合わなくてあと20ページほど。ラストスパートです。空を見上げると、いつの間にか夏の終わりの気配。もちろん、まだまだ暑いのですが、風が変わってきましたね。3月の大震災、そしてその後の原発事故、、、、、、世界はすっかり変わってしまいました。これは人によって温度差があると思いますし、特に変化を感じない方もいるかと思います。でも私にとっては、はっきりと「別の時代に入ったのだ」という感覚がありました。それは悪くとか良くとかではありません。うまく説明出来ないのですが、、、、、私と同じように感じている人にも何人かに出会い、人との縁にも少し変化がありました。昔から知っているけど、昔はほとんど会ってなかったのに急に縁が深くなった人、逆に今まで親しかったのに、なぜか縁遠くなってしまった人、新しく出会う方で、言葉をたくさん使わなくても、気持ちが伝わる人。1つの時代が終わって、新しい時代に入ったのだなと思います。このブログを読んで下さっている方の中で、私が震災以降放射性物質のことをよく書いているので、恐れや不安を感じている方がいるかもしれません。私のところには、ほとんどそういうメッセージはなく、患者さんには対処法が分かって安心したし、希望が持てたと言って下さる方が多いのですが、このブログを見てブログに載っていたある治療室に行かれた方の中に、怖くて悩んでいる方がいると聞きました。そんなつもりで書いていなかったのですが、不安を与えてしまった方がいましたら、どうかお許し下さい。事故直後は、どれくらいの放射性物質が爆発で飛んできているか不明だったので、とにかく「分からないものに関しては、吸い込まないように予防しとくに限る」という視点がら予防について書いてきました。TVの報道でいくら「ただちに健康被害がない」とか言っていても、原発事故は過少に報道される傾向にあると思っていたので、基本的に信用していませんでした。そして、実際あの時ものすごい爆発量だったことや、しかもメルトダウンもしていたことが、2か月たってからだんだんと発表されました。あの時、人に不思議がられようがN95のマスクをしていて、やはり良かったし、あの時期とろろ昆布を息子に食べさせていたことも正解でした。あの時期、ミネラルの濃いトリプル味噌汁を毎日飲ませていたことも良かったと思っています。今回、確かに尿から微量出ましたが、それも逆にあの程度ですんだということなのかもしれません。放射線はDNAを切断します。これは紛れもない事実です。ただ前回書いたように、体はそれを修復もします。「修復できるくらいの量かどうか?」がとにかく大切です。短期での過剰な被曝は大問題ですし、長期でも濃度が濃すぎるとリスクがありますから、出来ることならば濃度の低いところに移動するにこしたことはないと思います。でも、住んでいる場所を移動するということは、大変なエネルギーがいることで、人によってはそう簡単なことではありません。だから、それが無理でも、私としてはいつも希望を持って生きたい。入ったものは排出するしかないし、土が汚れたなら、土を浄化していきたい。腸管免疫を上げて、抗酸化物質を摂って、本物の野菜を食べて、体も動かして免疫力を上げていくことも出来ます。アンチエイジングのために、これまで探求してきたことすべてが、放射性物質被曝に対しても有効なことばかりでした。抗酸化、還元力、酵素力、デトックス、免疫力アップ、DNA修復、、、まるですべてがこのためでもあったのか?というくらいでした。元々この現代社会は、残留農薬、しかも神経毒のある有機リン系やネオニコチノイド、過剰な西洋医療の薬漬け、30度で2日間腐らないお弁当、30度で3日腐らない調理パン、猛毒のメチル水銀やダイオキシンが濃縮されている大型魚を食べ、発がん性のあるタール色素の口紅を塗り、タバコで発がん性物質をたっぷりを吸い込み、細胞と細胞の間より小さいナノ粒子の酸化チタンを顔に塗り、脳みそを電子レンジにチンされるような携帯電話で長時間話しているような世の中です。抗がん剤の副作用で誰かが亡くなられても、大騒ぎにもなりません。今でも、国民の3人に一人はガンで死にます。そこに、もう少しDNAを攻撃するようなものが加わるだけです。代替医療のT先生が、今回の放射性物質なんか、全然気にしてないのも分かります。残留農薬や西洋医療の薬漬けのほうがよっぽど最悪で、放射性物質なんか、むしろ今くらい微量ならホルミシスの範囲内だとおっしゃるのも、実際そうなのかもしれません。生体濃縮されやすい人類が慣れていない放射線核種も、デトックスしていけばかなり排出出来るかもしれないし、海藻をよく食べる日本人は元々放射性ヨウ素を取り込みにくいので、甲状腺ガンもたいして増加しないかもしれないし、水素サプリのようなスーパー抗酸化物質を摂っていれば、活性酸素をガンガン消去していくので、案外大丈夫なのかもしれません。でも私は添加物を避けるように、過剰な紫外線を避けるように、ナノ粒子を顔に塗らないように、やっぱり原発由来の核種も嫌なんです。しかも、三基もメルトスルーして、ここまでの長期にわたって事故が収束せず、ダラダラと被曝するという事態は、まだ人類は経験がありません。まだはっきりと影響が分かっていないものに関して、大丈夫だと言うことは出来ません。鬼としては、やっぱり出来るだけ避けてデトックスして抗酸化して、畑の土は浄化したいのです。あとで「なんだ、実はたいしたことなかったのにね」って笑えたら、それでいいじゃないですか。だからどうか、不安や恐怖に支配されないで下さい。子供さんのことを考えたら、そうも言ってられないかもしれませんが、いろんな事情で今住んでいる場所にいると決意したなら、アンチエイジングを目指すくらいの気持ちで、体内環境も体外環境も細胞修復していきましょう。不安やストレスを抱えていると、DNAの端っこにあるテロメアはどんどん短縮していきます。そして細胞は老化してしまいます。これでは本末転倒です。今回のことが関係なくても、DNA修復はアンチエイジングの重要テーマです。以下を見て下さい。老化の原因と言われる学説です。★テロメア説DNAの末端にあるテロメアが細胞分裂のたびに短くなり、これが消失すると細胞の寿命が尽きるいう説★DNAエラー説たんぱく質を合成する際にDNAの遺伝子情報がエラーを起こし、それが蓄積するという説★DNA損傷説DNAが複製を繰り返しているうちに化学物質などの影響を受けて、正常に複製できなくなって老化がすすむという説★免疫系説免疫機能が低下し、老化が進むという説★ホルモン説ホルモン機能の衰えによって老化が進むという説★糖化説急激に血糖値が上がる食べ物を食べることで、ブドウ糖が体内のたんぱく質と結びついて「糖化現象」が起こり、これによって体内のたんぱく質が変成してしまうとする説。★架橋説コラーゲンたんぱく質の分子と分子の間に架け橋が異常に発生するために、細胞の働きを低下させるという説★活性酸素原因説体に取り入れられた酸素の一部が活性酸素となって、細胞やDNAを傷つけるために老化が進むという説見て頂いたら分かるように、DNAの損傷やミスコピーというのは、こんなにも老化にからむのです。活性酸素の過剰発生で、修復しきれないDNAの傷が日常生活で溜まっていくことが、細胞の老化をまねくのですから、これは放射性物質に限らない話です。実は、私は前からこういうものを持っています。ちょっと恥ずかしくて、今まで書けなかったんですが、ジャジャーン!528Hzの音叉です。この音は、DNAを修復する効果がある音だと言われています。アンチエイジングおたくなら、遊び心で欲しくなってしまう1品で、ずいぶん前から持っているのですが、久しぶりに出してきて、最近時々聞いています。まぁ音叉の音と言えば音なのですが、不思議と気持ちが落ち着いてきます。音はこんな感じです↓528Hzレオナルド・ホロヴィッツ博士という方が、「Healing Codes for the Biological Apocalypse」(生物学的啓示のための癒しの暗号)という本に、この528Hzの周波数の音を聞くとDNAを修復しやすくなるということをDNAの研究者のヨゼフ・プレオ博士が再発見したと書いているらしいのですが、真偽の程は定かではありません。元々はソルフェジオ周波数と呼ばれ、グレゴリオ聖歌に見られる音階で、聞くと祝福に満たされると信じられてきたものなんですって。オーケストラは演奏をする前にチューニングしますが、オーボエが吹くAの音、ドレミでいうと「ラ」の音にあわせて行うそうです。このAを444Hzにすると、Cが528になるそうなんですね。ところが今、世界基準でAは440と決められていて、440の音楽は、人間のエネルギーやチャクラバランスを障害すると言っている方もいるみたいです。オーケストラでも、ドイツやオーストラリアでは、あえて上げて444とか445ヘルツにしているようですし、さまざまな音楽家からも、このほうがなめらかで活力ある周波数だと言われているようです。極端な画像で笑えますが、ここで聞き比べると、面白いです。それで、友人でミュージシャンの石田大介くんに聞くと、既存の曲のピッチを4Hz上げると、Aが444になり、Cが528になるそうで、「528 LOVE Revolution」とか言うムーブメントまであり、意図的に仕組まれた人間たちを争わせる440の周波数から平和の444へ、そして528Hzの振動を取り戻して、この世界を愛に満ちた世界に戻そうとかいう動きもあるみたいです。528HzのWEBラジオ局までありました。528Hzラジオここは、ずっとCが528Hzみたいですよ。今も聞きながら書いています。最後に、528HzのイマジンをどうぞDNA修復は、元からアンチエイジングの重要テーマ!不安に支配されず、希望を胸に細胞修復しよう!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年08月25日
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これより、後半です。あまりのことに、長くなってごめんなさい。うーーーーん。もう、ほんっとに嫌になってきました。普通に暮らしているだけで、子供の尿に原発由来の核種が出てくる。うちみたいに、東日本の野菜を給食以外ではほとんど食べていなくて出てくる。千葉のあのブログのお子さんの場合は、給食も食べていないのに、0.3ベクレル出てくる。こんなんじゃ、東日本の子供のほとんどに出てきそうですよね?あきらかに異常事態です。ただ、私も5月半ばに、大気中と水道で不検出になってきてから、それまでの緊張感から解放されて気を抜いたのがいけなかった。うちの小学校は産地を気にしていないので、給食のせいなのかもしれないけれど、、、とにかく、息子の体にあるセシウムを極力全部排出する決意を固めました。排出すると言っても、現在も毎日体内に入っていってるのか、過去に入ったものが出ていっているかでも、ずいぶん違います。もし給食のせいだったり、校庭での土ぼこりが原因としたら、給食をやめたり、校庭を除染しない限り毎日新たに入ってくることになるので、いたちごっこになります。ただ、給食も食べていない千葉のお子さんに0.3ベクレルと言うことを考えると、多分4月に空気中にかなり飛んでいたものを吸い込んだものが、今も微量に排出されてるのかもしれません。いろいろ排出作用のある野菜はありますが、例の2009年にベラルーシの「BELRAD研究所」で出された論文に出てくるリンゴペクチン。「2001年、体内被曝が確認された615人の子供を対象に、アップルペクチン2gを添加した食品を3週間摂取させたところ、未摂取の子供は体内セシウムが13.9%の減少でしたが、摂取した子供は63.6%も減っていた。」というもの。今までは、たまにおやつにドライアップルを食べさせるくらいでしたが、本格的にリンゴペクチンのパウダーを水に溶いて、ちょっとアガベを入れて、1週間前から飲ませています。事故前の青森県のリンゴが原料。オーガニックではありませんが、残留農薬検査で農薬不検出だったそうなので、とりあえずこれにしました。いろいろ調べるとペクチンを2gも摂らなくていいようなので、このパウダーなら10g(980mg)j飲ませています。あとは、デトックス力の強い「ふのり」を味噌汁に入れたり、酢の物に入れたり。玉ねぎに多い「ケルセチン」にも、有害金属をキレートする働きがあるので、よく食べてます。5月からやめていたゼオライトの水溶液も復活しました。水素サプリも、この2か月くらいこれまた油断して全然飲ませていなかったので復活です。活性酸素のヒドロキシラジカルを、今こそガンガン消去しないとね。あと、カリウムの多いものには、確かにカリウム40も含まれていますが、カリウムが体内に入ってくると、カリウムと性質が似ているセシウムは体外に出る確率が高まるそうなんですね。そう考えると、バナナにココアパウダーかけて食べたり、切り干し大根やとろろこんぶ食べたりするのは、やっぱり大事ですね。もう1つ、今猛勉強中のアミノ酸。メチオニンとシスチンという含硫アミノ酸に、体内の有毒ミネラルと結合して、有毒金属の体外排出を促進する効果があることを知りました。いろんなサプリメントがあるのですが、天然植物由来でないと嫌だし、遺伝子組み換えは嫌だし、添加物があると嫌だしと、探していくと、以前一度お会いした山田豊文先生がこの含硫アミノ酸メインのサプリを出してらっしゃるようなので、とりあえずこれにしました。正直こういうサプリメントは、よほどのことがない限り、摂らないしあまり好きじゃないです。でも、今は「よほどのこと」なので、ちょっと飲ませてみます。シスチンとメチオニンは、髪の弾力を作るアミノ酸。髪のたんぱく質の中で、シスチンが一番多いので、髪にもいいですね。しかも角膜の主成分なので、疲れ目にも良いと思います。食品ではいわしなどの魚、大豆、お麩、ひじき、アボカド、ほうれん草、カシューナッツなんかにも多いんで、食品からも摂りたいですね。ただ、気をつけたいのは、こうしてデトックス作用のものばかり摂っていると、体に良いミネラルも少しは排出されてしまうということ。その分、野生植物ミネラルとか、昆布や飛び魚の煮干しなどミネラルの多い物を食べさせないとミネラル不足を招く懸念があります。アミノキレートとかふのりとかは栄養価も高いから大丈夫だし、水素サプリは活性酸素をやっつけるだけなので続けても大丈夫ですが、ペクチンとゼオライトには気をつけたいです。しかもデトックスサプリ摂りつつ、更に加工品も摂っていると、加工品には重合リン酸塩が多いからミネラルがどんどん排出してしまい、かなりのミネラル不足になる危険性があります。ペクチンやゼオライトサプリは摂りすぎには気をつけて、摂る期間を1か月とか、ある程度区切っていったん休憩するということも必要です。もう1つ、前回書いたあのDNA修復酵素の働きを高めるAC-11。美容液は作りましたが、サプリも今こそいよいよ欲しいです。染色体の11番目にあるDNA修復能力を著しく高める作用がある、アマゾンのキャッツクローという木から採取されたエキスです。これはデトックスというのとは違い、修復のほうです。実験内容は前に書いたのでこちらをご参照ください。このグラフは、その実験のあとの二重らせんが切れたDNAの修復データです。一番左が、AC-11を飲んでいない群。12シーベルトも放射線を浴びたのに、これでも77%くらい修復しています。が、真ん中、AC-11を40mg摂取した群では86%修復。80mgの群では90%修復してます。1本だけ損傷しているDNAのほうは、摂取してないのが82%くらい修復で、40mgで100%修復、80mgで103%くらい修復しています。人間だと1日250mgくらい飲むと、修復能が上がるそうです。これは、調べてもごちゃごちゃと添加物のあるものしかないようなので、やっぱり自分で作るしかないと、ここ数か月、ずっと模索中でしたが、やっと初の試作が出来てきました↓もうちょっとかかりそうですが、それでなくてもDNA修復は、活性酸素消去と共に、アンチエイジングの夢の頂点の1つでもあるので、これはぜひ実現したいと思っています。なんせ呼吸で生じる活性酸素だけで、1日100万個のDNA損傷ですからねーとにかく、デトックス作戦をとりあえず1か月は続けて、もう一度尿検査をしてみます。もし体内にセシウムがもっとあるなら、排出が促進されるので、かえって尿にもっと出てくることもあると思うし、減っていたりなくなっていたら、もともとそれほどでもなく、全部排出されたということになると思います。悲しいけれど、入ってしまったものは、とにかく排出するしかない!そして抗酸化力とDNA修復機能を高めるぞ!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年08月18日
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みなさん、こんにちは。暑い毎日が続きますね。このブログの総アクセス数が、ついに1千万アクセスを超えました!今年の11月で丸6年になるんですね。まさか、こんなに長く続けるとは夢にも思っていませんでしたし、この6年間、最初の頃は3日に1度、その後はだいたい週1では、この恐ろしく長く、ディープなブログを更新してきたわけなので、よくやるなーと、自分で自分に呆れながらも、ちょっと褒めてあげたいような気もします。しかし、めでたい気分でもいられません。実は、このたび我が6歳の息子の、尿の放射線検査の結果が出てきたのですが、、、↑なんとセシウム137が出たのです!0.4ベクレル/kg!!134は不検出ですが、グラフを見ると検出限界値以下ですが、多分0.3ベクレルくらいはあると思います。福島の子供さんで最大1.3ベクレル、千葉の子どもさんでも微量出たと言うし、東京の子供でも出ていると聞いていたので覚悟はしていたのですが、目のあたりにすると、かなりショックでした。137なら、半減期が30年なので、チェルノブイリ事故由来とか、核実験由来とかも考えられますが、半減期2年の134があるので、確実に福島原発由来の放射性物質だと思います。セシウムの生物的半減期は100日。この尿は7月31日と8月1日のものですから、3月の原発事故の時に大気中や土壌の埃から吸い込んだものが、現在もわずかながらに出ている可能性もあります。マスクは一緒にいる時は出来る限りしていましたが、保育園で勝手にはずしてしまっていたようですし、小学校でも、学童でも結局はずしてしまっていたようです。食事は、宅配は沖縄のむい自然農園と京都のハートさんだし、それ以外は新宿の「こだわりや」で産地を選んで買っていました。水は昔から鹿児島のミネラルウォーターです。水道水をそのまま料理に使うことはありません。ただ、給食は牛乳以外は普通に食べていますし、外食も5月の半ばくらいからは時々するようになりました。大気中に放射性物質が不検出になってきた5月半ばからは、かなり気もゆるみ、マスクも基本ナシにしていましたし、ミネラルを摂ったり、海藻食べたりということ以外は、ゼオライトのサプリもやめていました。だいたいが、うちの畑の土が114ベクレルですからね。そこで育った野菜は、ゼオライトのおかげか、全然吸い上げていないようですが、そこで草取りとかしていたわけだから、多少は土ぼこりを吸い込んでいるだろうし、、、ああ、よく分かりませんが、とにかく体内被曝があるのは間違いないです。これが、いったいどの程度なのか、放射線の専門機関にあちこち電話して聞いてみたのですが、かなり微量ということで、これを検出できたことに感心されました。量が2Lで、結果出るのに1週間かかったというと、「それはすごい、そうじゃないと、そんな微量は普通なかなか検出できない」ということです。尿から0.4ベクレルということは、体内には最大で100倍ある可能性もあります。ということは40ベクレルと30ベクレル。合計70ベクレル。とても微量なので これではDNAの2重らせんを切ることは、ほとんど出来ないと言われました。でもね微量って言っても、こんな原発由来の核種が尿から検出されること自体が異常ですからね。小出先生によると、事故前の尿は多分134は不検出で、137は0.1ベクレルくらいだっただろうということです。息子の尿中には、その4倍あるんですからね。しかし、確かに息子のグラフを見るとこんな感じです。↑この下の心電図みたいなのが、そうなんですが、ところどころピコって山みたいな、ツノみたいなのがあるでしょ?これが放射線核種のピークです。セシウムはどれか、分からないくらいですが、上からピーって線が入っていると思うんですがこの4本中真ん中の2本が指しているのがセシウム。左が134で、右が137です。え?ってくらい、確かに小さいピークです。実は、これより、ずいぶんド派手にピークが出ている核種がありました。↑すごいでしょ?これ。だいたい30~40ベクレルだそうです。そう、セシウムの100倍もあるのです。これ何だと思います?衝撃を受けたのですが、これが「カリウム40」。自然界に太古からある、放射性物質です。天然のカリウム中に0.0117 %の割合で普通に存在し、カリウム1グラム当りの放射能強度は30.4 ベクレルだそうです。我が家は野菜をすごく食べるし、海藻も食べてるから、自然とカリウム40も取り込んでいるんですね。ただ、この尿から出ている量が普通から比べてすごく多いかというと、そんなこともないようです。普通に食事しているだけで、だいたい体内に4000ベクレルもあるんですって。カリウム40とセシウムは体内でのふるまいがとても似ているのですが、半減期がとても長いので、エネルギーはセシウムより弱いということです。ただ、うちの息子の場合、カリウム40がセシウムの100倍もあるわけなので、比べるとやはりカリウムの威力のほうが強いそうです。普通に生きている中での体内被曝はカリウム40だけじゃなくて炭素14とかいうのもあるので、だいたい体内に6000ベクレルほどは、自然放射性物質が存在しているそうです。天然でも人工でも、放射線や放射能にまったく違いはありませんから、いくらカリウム40だって、DNAを切っています。DNAを切っているのはカリウム40だけじゃありません。毎日の呼吸で生じる活性酸素だけでも、1日で1つの細胞ごとに100万個のDNA損傷が生まれているそうです。ほとんどがDNAを片方切るだけみたいですが、細胞10個のうち1つでは二重らせんを切ることもあるようです。これに比べると自然放射線で二重らせんが切れるのは、細胞1万個のうち1つの割合なので、なんと呼吸のほうがDNAを切っていることになります。ただ、だからすぐ細胞が死ぬかというと、そういうわけではなく、前にも書いたように人間にはDNA修復酵素というもがあるので、このくらいの量のものは、すぐに修復しちゃうんですね。1本切れたものは、99.9%以上修復し、2重らせんが切れても90%も修復します。放射線がDNAを切る場合、直接切るのが3割、活性酸素で切るのが7割です。活性酸素についてもSOD酵素というのが体内で作られているので、どんどんとこれをやっつけます。でもDNAが修復されるからって喜んでばかりもいられません。修復するとき、たまーに間違って修復するそうなんですね。このミス細胞が、ガン化することがあるから問題なのです。ただ、その場合でもガン細胞を検知して排除するという「アポトーシス」という自然治癒力も備わっています。ただ、1度に大量に被曝したり、喫煙、添加物、残留農薬、電磁波、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどで活性酸素が大量に発生すると、この修復機能もアポトーシスも追いつかないことがあるのです。特に子供の場合は、細胞分裂がさかんで、丈夫な2重らせんがほどけて1本になって、更に4本に分裂中のDNAが多いんです。その時、放射線に被曝すると、DNAがたくさん切れてしまうので、大人とはダメージが違うということです。でも、まぁ人間の体って二重三重に守られているから、自然放射線で6000ベクレルも体内被曝してもちゃんと修復できるようになってる。これを考えたら確かに70ベクレルくらいで、慌てることもないのかもしれません。放射線被ばくは、量が多くなければある程度修復は出来るので、微量な放射線はむしろこうしたDNA修復能力を活性化して、健康効果があるとするのがラドン温泉などのホルミシス効果です。代替医療のT先生は食事療法と、30マイクロシーベルトくらい出る微量放射線の出る天然鉱石の粉末をまぜたゴムのシートなどで、がん治療に目覚ましい効果を上げています。シートは外部被曝のみですが、温泉では内部被曝もします。ただ、私は前から、こうしたT先生が使っているような天然の放射性物質と、原発由来の人工放射性物質が本当に同じなのかな?という疑問がありました。いろいろ調べていると、農学博士の市川定夫先生が、これについて分かりやすく解説してくれています。自然放射性物質と人工放射性物質の違い46億年前の地球創世時にも、すでにカリウム40は存在し、現在の約12倍もあったそうです。自然放射線に耐えられなかった種は滅び、適応できた種が生き残って今日に至っているので、私たちはこうした自然放射性物質には強く、体の中に溜め込まず、かなり早く排出する能力を身につけているんですって。溜め込まないから、生体濃縮もしない。それが自然放射性物質に対して私たちが獲得してきた耐性。ところが、放射性ヨウ素やセシウムなどは新しすぎて、人間はまだ対応しきれていない。放射線としても放射能としても同じなんだけど、内部被ばくした時に、体に溜め込みやすいというところが違うそうで。一番溜め込むのは放射性ヨウ素。セシウムも100日くらいで半分排出するんだけど、慣れてるカリウム40より排出が遅いそうなんですね。ちょっと遅いために、常に微量蓄積してしまう。そこが問題なんですよね。長くなりすぎました、後半に続きます。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年08月18日
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さて、パート2です。海産物の汚染を恐れて、海藻や魚を食べないとなると、今度はミネラル不足も気になります。海藻や煮干は、かなり大きいミネラル摂取元だからです。ミネラルが不足していると、今度は放射性物質を体に取り込みやすくなってしまいます。海流図↑こうした海流図を見る限りは、まだ犬吠から南のほうや、北海道、九州、日本海側は、今のところ大丈夫かと思います。前にも紹介しましたが、私が以前から買っているのは九州北西部の玄海灘のいわしの煮干と、長崎県特産の飛び魚の煮干です。これでじっくりダシをとって、ミネラル補給にいそしんでいます。もう1つ、最近注目しているのが高知県の「ふのり」です。ビタミン、セレニウム、ゲルマニウム、タウリン、フコイダンが含まれますが、特に海藻特有のヌルヌル成分である水溶性食物繊維の「フノラン」が50~60%と、ワカメや昆布に比べてかなり高濃度に含まれていることが最大の特徴です。脂肪を分解・吸着するので、高脂血症、糖尿病、高血圧の予防、胆石予防、関節の痛み、免疫力アップに良いとされています。有害物質を包み込んで出す力は相当なものみたいで、デトックス効果はかなり高いようです。さて、養殖魚のエサに、魚粉や貝殻粉末、海藻粉末が使われることも気になっています。もしこの粉末が汚染されていたら、大変なことになります。養殖魚は、ただでさえ、ダイオキシンなどの害が蓄積されやすく、脂肪酸の種類もオメガ3ではなくオメガ6が増えてしまうという問題がありましたが、今後は放射性物質の蓄積の問題も考えなくてはいけません。また、こうした海産肥料は実は畜産飼料にも使用されますし、その糞は有機肥料に使われます。それどころか、海産肥料はそのまま畑にも撒かれます。汚泥肥料、海産肥料、動物性堆肥、、、、野菜の肥料には有機肥料を含めて問題が山積。そう考えると、これからはますます完全無肥料の野菜が貴重ですね。実際、自然農法の野菜には、放射能汚染が少ないという結果もよく聞きます。チェルノブイリの場合は、自給自足の文化だったため、外部被曝と内部被曝を受ける地域が同じだったのですが、日本全国でさまざまな産地のものが食べられる日本の場合は、そこが大きく違います。外部被曝はしなくても、食べているものによっては、気が付かずに内部被曝をどんどんしてしまうこともありえるのです。基準値があるから大丈夫?風評被害?ドイツでは放射性セシウム137は大人で8ベクレル、幼児で4ベクレルまでが基準値です。ところが日本は500ベクレルまでOKですよ?早くこの暫定基準値を改定しないと、風評被害がひどくなるばかりだと思います。私が今、注目しているのは「NPO無施肥無農薬栽培調査研究会」の方々が作る野菜や果物です。最近よく紹介するハートさんの野菜は全部ここのです。無肥料栽培研究の歴史は相当古くて、なんと60年ですって。緑肥もNGな、ストイックなほどの本当の無肥料で、あの奇跡のリンゴの木村さんですら、お酢を使うという、ただそれだけの理由で、ここの認定が取れなかったというすごい伝説があります。このNPOの理事も勤める小米茶園の小野とし子さんが京都で作る無肥料無農薬の緑茶と、滋賀県で無肥料無農薬で作る片木さんの紅茶の、あまりにも雑みのないおいしさに、ここしばらく夢中でしたので、表参道の私の店でもここのお茶を扱っています。本当は野菜も扱いたいのだけど、そうなると、いよいよ何屋か分からなくなるので(笑)緑茶もセシウムを吸い上げやすいようなので、京都産、そして完全無肥料、農薬不使用というのは、今の時代本当にありがたいお茶だと思います。私のコスメの茶エキスも、実はこの「おおきに」から抽出しています↓DNAの鎖を切ってしまうのが放射線被曝。アンチエイジングの敵どころか、命の敵でもあります。とにかく内部被曝を防ぎましょう!!↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年07月15日
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みなさん、こんにちは。夏、まっさかりですね。↑うちのひまわり畑も、いよいよ成長してきました!!セシウム、ストロンチウム、ちょっとあったとしても、グングン吸い上げてくれているでしょう。それが、どの程度かは、秋に土壌検査をしてみます。まぁ、元々ガイガーカウンターを土壌に置いても、あまり数値が上がりませんので、たいしたことないとは思っているのですが、さて結果はどうなんでしょうか?放射性物質を吸い上げる力が強いのは、ひまわり以外に、コケ、きのこ、特にしいたけだそうです。吸い上げる力が強いという事は、汚染もされやすいということ。しいたけは、ちょっと注意が必要だなと思っています。他に、ロドコッカス・エリスロポリスというセシウムだけを集める微生物も発見されています。本当に、アンチエイジングの鬼にとっては、たまらない時代に突入してきました。無農薬、無肥料、在来種で種取り、いくら理想を追求してもそれ以外にも考えなければいけないことがあるのですから!原発から一定の距離があっても、風や雨の影響で生じたホットスポットの存在があることが分かり、千葉県の流山、柏、松戸では、0.75マイクロシーベルトとか1.88マイクロシーベルトなど、かなり高めのところが見つかっています。都内では足立区、葛飾区、江戸川区、台東区、文京区、目黒区がやや高めで、0.3マイクロシーベルト以上が出ている箇所が見つかっているようです。だいたいの広がりは、下記のMAPが参考になります。群馬大学 早川由紀夫教授の放射能拡散マップゴミの焼却灰から、都内や千葉でも高濃度の放射性物質が検出されています。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110710-OYT1T00371.htm?from=tophttp://www.news24.jp/nnn/news8611527.htmlhttp://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110627/dst11062723310021-n1.htm昨日、田中優さんの講演を聞きに行ったのですが、優さんによるとこれは木や草や枝に降り積もった放射性物質を燃やしたことによる影響が大きいとのこと。現在の焼却場のフィルターではダイオキシンなどの大きい有害物質は吸着できるけど、放射性物質などの小さいものは受け止め切れないので、外に出てしまう可能性があるそうで、実際近隣の方が測ると、ゴミ焼却場の風下で、ガイガーカウンターの数値が上がる現象も出ているそうです。こういう灰は、このまま埋め立てたり、安全だとか言って放置していると、薄く広く分散してしまうので、濃くした物を硬いコンクリートに詰めて、地中1m以下に、300年以上埋めるようにしていけば、環境中に出てしまったものを、早く回収できるということです。葉っぱに降り積もる以外に、セシウムはとにかく埃にくっつきやすい性質を持っています。そのため、最終的には汚泥の中に凝縮してしまいます。こうしたセシウムは、雨どいの下に落ちているので、そのあたりの土、そしてドブの側溝のヘドロ、このあたりに大変多いという事です。汚泥に放射性物質が多いという事を考えると、腐葉土なども実はやばいと思います。国は、汚泥肥料に含まれる放射性物質を、なんと1000ベクレルまでOKにしてしまったのです。ホームセンターの肥料コーナーに近づくと、ガイガーカウンターが上がる現象が見られると、田中優さんは言っていました。現在放射性の汚泥は北海道、青森、山形、福島、栃木、群馬、茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、山梨、新潟、長野、静岡、大阪の16都道府県で見つかっています。あまりにも広範囲、特に大阪で!?ともなると、もっと広範囲から見つかる可能性もあります。風によって、どこに飛んだかですから、もはや距離だけの問題ではないのです。今、牛肉のセシウム汚染が問題になっていますが、食物連鎖によって放射性物質は濃縮が起こるので、最初植物、そして動物、最後は人間という順に、汚染は広がる傾向にあると思います。それだけでなく今回は海洋汚染もあるので、今後私が一番気になっているのがストロンチウム汚染です。セシウムのほうが大気中に飛散しやすいのですが、本当はセシウムとストロンチウムは、原子炉の中で同じくらい出来るのです。ではストロンチウムはどこに行ったかというと、多分かなりの量が海へ流れてると思われます。ストロンチウムはカルシウムと性質が似ているので、海の生物に蓄積しやすいのです。魚の骨、エビ、かに、うに、なまこ、海藻などは、ストロンチウムを蓄積しやすい急先鋒です。こうした海洋汚染も、食物連鎖で濃縮されていきますので、最初は小さな魚、そして大型魚に行くほど蓄積されていきます。ジャーナリストの上杉隆さんによれば、関東以北の太平洋側の海産物の放射性物質による汚染は、結構深刻なレベルだとのこと。環境保護団体のグリーンピースが、地元の漁師さんなどの協力を得て収拾した海産物のサンプルを欧州の検査機関に送って調べてもらった放射線量のデータが、日本政府の公表している放射線量のデータを軒並み上回り、基準値の2~3倍を超える放射線量が検出されているということです。だいたいが、日本政府の海産物の放射線量の測定方法が、世界基準の測定方法と異なり、魚の頭や内臓を切り取って測定するという特殊な方法なんですってね。しかもそれはヨウ素とセシウムに関してであり、ストロンチウムに関しては、6月まで政府はちゃんと調べてもなかったんですが、やっと調べたようで、その結果がこちら↓http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/110627.htmlなんだ不検出だからよかったと思ったら、よく見ればこれは4月時点の魚。三重大学の勝川先生がこのようにコメントしています。「犬吠よりも南の黒潮系のエリアには、汚染水はほとんど入れないので、マイワシとカタクチは計測するだけ時間の無駄です。また、コウナゴにしても、4/8は高濃度汚染水がまだきていないし、4/12も汚染水が来るか来ないか、ぎりぎりのタイミングなので、徐々に骨に蓄積されるストロンチウムが出なくても不思議ではありません。汚染水にさらされる前の魚のみを検査しているのだから、ストロンチウムが不検出という結果は当然です。「ストロンチウム不検出」というアリバイを作るための出来レースのような印象を受けます。」http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/110627.htmlうーん、確かにそうですよね。ストロンチウムはだんだんと蓄積されるものなので、4月のならまだ、そんなでもないでしょう。今の魚を調べろよと思いますよね。でも、ストロンチウムって調べるのすごく大変で調べるのに時間もかかるから、そう度々は、今後も調べないと思うんですね。だから、ちょっとこの犬吠崎までの太平洋側の海産物には、注意が必要だと思います。すみません、文字数オーバーのためパート2に続きます。↓応援して下さると嬉しいです!ブログ村人気ランキングへ
2011年07月15日
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みなさん、こんにちは。なんと、NHKの「おはよう日本」というニュース番組で、このブログが紹介されていたらしいです。首都圏だけの放送だったみたいですが、私はうっかり寝坊して見逃してしまって、、、、見た人に聞いたんですが、内容は私が数年前、ヤマノさんのマカをブログで紹介してから、売上が伸びた、、みたいなことが取り上げられていて、ビジネスにおける口コミの大切さの特集だったようです。まじですか?そんなに?NHKで取り上げるほど???頑張ってよい商品を作っている会社を応援したい私としては、こういうの聞くと嬉しいですが、なんか身が引き締まる思いもしますね。ますます、よく吟味して、深い探求をしていこうと心に誓いました。ここ数年、確かにブログなどの口コミでヒット商品が出たりする傾向があるようです。ただ、なんか最近はブロガーのプロダクションとかまで出来ていたり、広告代理店が人気ブロガーを束ねて、商品のレビューを書かせるというケースがあるようで、私にもこういう誘いがたまにあります。それも宣伝の1つの形なんだと思いますし、批判する気はありませんが、私自身はそういうのだけは勘弁してくれと思いますね。私のブログに対するポリシーとして、自分の本当に気にいったもの、納得がいったものを、自分の意思で、自由に書くということを決めています。私に良い商品を紹介して下さること自体は本当にありがたいので、どんどん教えて頂きたいのですが、必ずしもご期待には添えないことを、なにとぞご理解いただけますよう、よろしくお願いします。さて、前回書いた食品添加物の話。なんか、いつになく、ものすごいアクセス数だったので、関心のある方が多いのかなと思いました。相変わらずの文字数オーバーで書けなかったのですが、私が今回安部さんの講義を聞いたのは、シードマイスターの授業でした。私はシードマイスターは4期生なんですが、今回はOBとしての聴講です。安部さんは今後も講師として講義を行うそうなので、HPを時々チェックしてみて下さい。近々では今月23日に東京で、貝印さん主催で、安部さんの講演があるようです。プロが教える食のこと遠くて、講義には行けないという方は、安部さんの本2冊読めば、ほとんどが網羅されていますし、もっと臨場感が欲しい方は、「美味しんぼ 101巻」を読めば、安部さんが登場して、まるで講義を聞いているかのような様子が見れます。漫画なんで、お子様にも受け入れられやすいんじゃないかと思いますよ。同じ101巻に、私が農業指導やシードマイスターでお世話になっているナチュラルシードの石井さんも出てきて、びっくりしました。「美味しんぼ」の105巻には、こないだ書いたネオニコチノイド農薬のことが、詳しく出ています。みなさんこの2冊は、ぜひ併せて読んでみて下さいね。安部さんは、確か4、5年前にはTVにも出てたと思いますが、最近ではめっきり見ないでしょ?やっぱりスポンサーのことで、いろいろあるみたいですね。だって、食品関係の大企業のほとんどが添加物だらけですから。実は私にも、たまにTVへの出演依頼が来るのですが、伝えたい内容を打ち合わせで話すと、たいてい製作サイドがスポンサーにびびってしまって話が終わります。まぁ、あたりまえですよね。TVはスポンサーありきで成り立っていますから、当然です。嗚呼、ブログって自由!!(涙)笑い話ですが、一度だけ私に医薬品のCMの話が来たことがあるんですよ?私みたいな一般人にCMというのも驚きましたが、薬の悪口ばっかり言っている私が、やるわけないじゃないですか!本当に、驚きの珍事でした。(笑)さて、前回書いた添加物の件ですが、なんか印象としてコンビニばかりが悪い感じになってしまったような気がします。だけどコンビニやスーパーの加工品だけでなく、外食産業でもかなりの添加物が使われているようです。しかも、それを表示する義務は、外食産業にはありません。製造者と販売者が同じ場合は、原材料や添加物の表示はしなくていいからです。「食品のカラクリ」という本に、外食産業の裏側がいろいろ書いてありました。例えばチェーン店のレストランに多い成型ステーキの作り方。くず肉やはらみ肉をかき集めて、そのままでは硬くて食べられないので、タンパク質分解酵素で柔らかくし、成型容器に入れ、例の重合リン酸塩を結着剤としてぶちこんでプレスして固めて、一度冷凍してからスライスして作るそうです。重合リン酸塩は、あらゆるミネラルと結びついて体外に連れ去ってしまうので、ミネラル不足の元です。また、急いでいる時に、ちょっと入ってしまいがちな立ち食いそば&うどん店。ずいぶん早く出てきますよね?これも製麺所で大量生産され、すでにゆで麺になっているのを、お湯を通しているだけ。生麺なので、腐らないように石油系のPGやクエン酸、酢酸などのpH調整剤が入っています。小麦粉やそば粉は、たいてい輸入物。弾力を増すために、重合リン酸塩でコシを出しています。ファーストフードのハンバーガーの肉は、牛だけでなく豚や馬や、羊、山羊など、さまざまなくず肉を主原料にしていることが多いようですが、ここに大豆カスを混ぜ、結着剤や着色料や匂いを消す添加物など、1つのバーガーで70種類もの添加物を使う場合もあるそうです。最悪だなと思ったのが、「おかわり自由コーヒー」。あれって、コーヒー豆にリン酸塩を入れておくと、コーヒーが何倍も多く作れるんですって。でも苦味や香りが薄くなるので、そこに合成香料を入れてごまかすんだそうです。それから中国産野菜は、輸入量が多いのに、スーパーでは見かけないでしょ?使われているのは、主に外食産業や加工食品なんですよね。ぎょうざ事件以降、いったん輸入量が減った中国産野菜ですが、不況の影響と気にする人が、減ってきたために、今はかなーり盛り返しています。中国産野菜は残留農薬基準を超しているものや、禁止農薬が使われているものも、多く摘発されているので、出来たら食べたくないですよね。そうは言っても、外食しなきゃならないことも結構あります。そんな時どんな店を選べば、まだマシか、鬼的な推察をちょっと書いてみたいと思います。●専門店→何か1つの料理に特化しているようなところは、こだわりがあるし、そこの厨房で作るので、添加物をあまり使う必要がないところが多い。ただしラーメン店や中華料理屋は麺にかんすい(重合リン酸塩)使うし、化学調味料がすごい。●チェーン店でない店→チェーン店は味の統一や効率化のため、工場で下準備された、添加物入り食品を使用している率が高い。●厨房設備の割りに、あまりにも、いろいろなメニューがありすぎない店→例えば、焼き鳥があって、ピザがあって、、みたいな店だと、その店で串をさしているとは思えないですよね?となると、別の工場で作られた添加物入りの冷凍の可能性が高いわけです。●注文してから持ってくるまで、ある程度時間がかかる店→厨房でちゃんと作っていたら、そんなに早く出すのは無理でしょう。●地元で、長く愛されているような家庭的な店→添加物の多い調理済み食品を使う必要があまりないことが多い。●あんまり安すぎない店→あらゆることに言えますが、激安には必ず理由があります。●出てくる料理が素朴→あまり加工度合いの高いメニューがないということは、添加物も少ないでしょう。●オーガニックレストラン→ただし、ポリシーを感じられるような、例えば産地の表記などがある店どれも、いちがいには言えないけれど、店選びの参考にはなるかと思います。安部さんも、オーガニックの野菜をたくさん宅配し、余ったらジュースにして飲み、あまり外食はしないそうです。どうしても外食する場合は、チェーン店は避け、注文してから出てくるまでが遅い、なるだけ素朴な店を選ぶとおっしゃっていました。さて、小松さんと共著のコスメ本、、、やっと最終校正終了かなぁというところまで来ています。ほんとに今更ながら、本を作るのは大変です。だけど、本もTVとは違ってかなり自由!そういう意味では、今回ものびのび書きたいことを思いっきり書かせてもらいました。こないだ本の打ち合わせの時、ちょうどアイブローがなくなって、買わなきゃナーと思っている時に小松さんにオススメされたのがMMKのアイブロー。帰りにナチュラルローソンに寄って、買ってみました。あんまり、はっきり発色しないので、まるでパウダーのように、実に自然に描けます。小松さんも私もコスメ選びに対する基準はかなり厳しいほうですが、成分に対するセレクト基準が微妙に違うところがありますので、このあたりは本にも分かるようにしてあります。でも、今回こうして一緒にやらせていただいたことで、このアイブローのように、新たに出会えた商品や、勉強になったこともたくさんあります。たまにはこうして共著っていうのも、新しい風が吹いて、すごく楽しくていいなーと思いました。出来れば、外食は減らしていきたいもの。でも、どうしても仕方ない時は、鬼ルール参考にしてみて下さい。↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2011年02月10日
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みなさん、こんにちは。私は3月に出るコスメ本の、最終仕上げに入っています。全成分をチェックし、鬼基準をクリアしたものだけを、以前使ったことあるのも含めて、ダンボール1箱分たくさんサンプルを試し、時には息子のほっぺも拝借し(笑)掲載アイテムなんと300近く!とはいえ、アイテムごとに見たらOKなものがそんなにあるかといえば、そうでもなくて、例えばデイクリームと乳液は合計14個しかないんですけどね。成分と使用感だけで選んでいますから、聞いた事ないようなブランドも登場します。オーガニック認証があっても、ソルビン酸や安息香酸使っているようなものは除外です。雰囲気だけ良くて、1、2種類オーガニック原料使っているだけで、あとはバリバリケミカルな、「なんちゃってオーガニックコスメ」も、もちろん載せません。ナチュラルコスメって、肌が弱い人が使うものというイメージがあると思います。だけど、実は私は、全然肌が弱くないんです。私がナチュラルコスメを選ぶ理由は、当初からアンチエイジングのためです。肌バリアを壊し、流通や大量生産のために必要だけど、お肌には必要ない「添加物」を、いかに排除して、本当に必要なものだけ肌に届けるか。極めていくと、そこには真実のナチュラルコスメが見えてきました。コスメもそうですが、食べる物はもっと重大です。近年になって、どんどん増えてしまった歴史の浅い「食品添加物」という毒も、体内で活性酸素を増やして老化を促進するので、私は出来るだけ摂取したくないのです。さて、そんな鬼の敵、添加物、、、、その添加物で、営業マンなのに特許まで取得したことがある「添加物の神様」と呼ばれた、あの安部司さんの講義に、再び行ってまいりました。↑講義を終えた安部司さんをパチリ!安部さんの講演は、一昨年一度聞いたし、本も2冊読んでいるので、内容はほとんど知っていることばかりだったんですが、今回は会場も狭いので、臨場感が違います。↑こんな風に、ラベルのついた添加物を机に100種類くらいずらっと並べて、その場でいろいろ混ぜ合わせてジュースやラーメンの汁なんかを作っていくのが、安部さんのスタイルなんですが、今回は出来立てのものが、私達の手元にまわってくるんですよね。それがもう、とにかく衝撃的でした。↑水とブドウ糖果糖液糖と、赤色102号と酸味料と人工香料で作ったジュース風清涼飲料水です。1Lのジュースには砂糖に換算すると、なんとコップ1杯の砂糖が入っているのですが、そんなに入っているとは思わず飲んでしまうのは、酸味料と香料のせいです。↑水と塩と油と化学調味料と、たんぱく加水分解物とエキスパウダーなどで作ったインスタントラーメンのとんこつスープ。ちなみにインスタント麺は揚げ麺なので、1杯のインスタントラーメンやそばで、なんと大さじ3杯の油を摂取してしまいます。これで、厚生労働省が推奨する1日の脂質の摂取量のほとんどをしめてしまいます。↑真ん中にあるのが、元の大根。これを、合成着色料を使って、黄色や赤にどんどんと安部さんは染めていきます。うげーっと思うけど、これがよくお店で見るたくあんや福神漬けの正体。あらゆる粉末スープ、スナック菓子、だしの素は、全部一緒の成分で出来ているそうです。それが「たんぱく加水分解物」。↑写真上の、白いお粉がそれです。植物性と動物性がありますが、作り方は同じ。たんぱく質を、劇薬の塩酸で分解したアミノ酸の粉末です。麹などでゆっくりと分解するのと違い、劇薬の塩酸で瞬時に分解すると、発癌物質の「塩素化合物」が出来る危険性もあります。たんぱく加水分解物は、「うまみの素」なのですが、これにどんな香料を入れるかで、いろんな味として錯覚しているだけで、元はすべて同じだそうです。↑安部さんが今回使っていたのは植物性のたんぱく加水分解物。通常、添加物とは扱われないから、無添加のだしの素にも入っている成分ですが、自然界にはありえない「うまみ成分のかたまり」で、「あまりにも濃い味」です。「たんぱく加水分解物」と「化学調味料(アミノ酸等)」を入れておけば、大量の塩を入れても塩辛いと感じず、おいしく飲めてしまいます。「たんぱく加水分解物」に慣れている舌は、まともな味覚を失います。ありえないほどの「うまみ成分のかたまり」に舌と脳が毒されていきます。私はだしの素を使いません、たとえ無添加と書いてあっても。今は特に、アンチエイジングのためにミネラル摂取したいんで、昆布、いわしの煮干、あごだし(トビウオの煮干)のトリプルでダシとるのに夢中!トリプルでダシとるようになって、お子さんの多動がおさまったという感想も頂いています。どうやら即効性があるようですよ。今、日本で許可されている添加物数は、どんどん増えてなんと1520個!!サンドイッチには約80、お弁当には約200の添加物が入っているそうです。裏を見てもそんなに載っていないのは、どれだけ入れても「アミノ酸等」「PH調整剤」「リン酸塩」という一括表示すればいいのと、キャリーオーバー成分は表示しなくていいから。まだ表示のあるものはマシですが、デパ地下などのばら売りや、ほかほか弁当、レストランなどには、原材料の表示はいらないので、まったく分からないのです。販売者と製造者が違う場合にのみ、原材料の表示義務があるそうです。添加物1つ1つの安全性は、マウスの実験で確かめられ、それぞれ食べられる限界の配合量を決められていますが、100種類も摂った時の安全性は確認されていません。でも、サンドイッチ1つ食べただけで、80種類ですよ?しかも農薬や添加物の害は、3世代目に初めて出る場合もあるそうです。でも、マウスを3世代も追いかけて調べるような予算はないそうです。1世代実験するだけで、費用が500万くらいかかるからなんですって。安部さんは、その件に関して国や企業を責めるのはおかしいと、いつものように淡々と、笑うセールスマンのようにせせら笑います。全国のコンビニで、毎日サンドイッチは200万個売れる。こんなに売れるのだから、企業は作る。しかも日本人は世界一神経質で、賞味期限を異常に気にする。賞味期限のせまった物は売れない。そのため許される限りの添加物を入れて、PH調整剤を味が変になる限界値まで入れる必要が出てくるのです。これは安部さんではなく、以前加工食品業界にいた方に教えてもらったのですが、業界でのお弁当や調理パンの取り扱いの基準を聞いて、びっくりしてしまいました。まず、お弁当は30度で48時間腐らないことが基準だそうです。そして調理パンは30度で72時間腐らないものでないと、取り扱ってもらえないそうです。これを、保存料不使用でやれと言われると、もっと大変なんですって。その時出てくるのが、例の一括表示のPH調整剤ですよ。これは、食品を出来るだけ菌の繁殖しにくいPHにするための化学物質で、何種類入れようが制限数がないそうで、通常味が変になる限界まで入れるみたいですね。目の前で、安部さんがサンドイッチ1個に入っているPH調整剤をコップに入れていきます。白い粉がどんどん降り積もって、コップがあっという間に満杯になりました。3日も腐らない調理パンを大量に作り、消費期限2時間前に廃棄する。日本の年間の食品廃棄量は1900万トンで、そのうち食べられるのに捨てられているのが900万トン。もったいないからと、豚の飼料にコンビニ弁当をまわしたら、恐ろしい事になったという記事が、2004年の西日本新聞社発行の「食卓の向こう側」に掲載されています。2002年ごろ、福岡県内の養豚農家であるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、豚の妊娠期間である114日後のお産で、死産が相次ぎ、やっと生まれた子豚も、奇形だったり虚弱体質ですぐに死に、透明なはずの羊水がコーヒー色に濁っていたという。与えたコンビニ食は、回収業者が持ち込んだもの。期限切れとはいえ、腐っているわけではなく、農家の主が「ちょっとつまもうか」と思うほどの品だった。当初の目的は月20万円のえさ代を浮かせることだった。具体的なコンビニ名を報道しないことについて同社は「公表するとパニックになる」と説明しました。↑お隣に座っていた方に、こんなリーフレットを見せてもらいました。聞けば、中学生の息子さんが学校で受けた授業で配られた、添加物協会発行の資料ですって。読むと、添加物によって、いかに社会が支えられているか、添加物ってこんなにすばらしい!ということが、「てんかちゃん」というキャラクターによって、かわいく描かれています。安部さんを呼ぶ保育園や小学校もあるようですが、こんな授業をする中学校もあるのかと、驚いてしまいました。永久歯の生えない子供が急増しています。高脂血症の小学生が出てきています。いい加減、この便利さを疑ってもいいのでは?文句を言うなと、安部さんは言います。「安くて、腐らず、便利に買えたでしょ?作る時間が浮いたことがメリットでしょ?200種類の添加物を体に入れたことがデメリット。だけど、いいじゃない、浮いた時間でゆっくり眠れたし、浮いた時間でTVが見れた。そのために将来ガンになろうが、文句を言うのはおかしい。企業は、法律を守って作っているんですからね。」てんかちゃんより、わたしはアゴダシちゃんになるぞ!!↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2011年02月02日
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みなさん、こんにちは。寒い毎日ですが、お元気ですか?私はすっかり元気になりました。と、思ったらなんと今度は息子が!マスクして気をつけてたつもりだけど、一緒に遊んでるから、やっぱりうつったのかなぁ、、、息子はとにかく体が丈夫なんで、今まで2度しか熱を出した事がなく、インフルエンザも今回が初めてでした。一応、保育園が診断に行けというので病院に行くと、確かにA型のインフルとのことでした。山のように薬を処方されましたが、もちろん全部飲ませず、やはり水分補給しつつ、頭を冷やしつつ寝かせるだけ。脱水症状だけは心配なので、高熱の間は、水分補給だけには神経質です。枕元に、野生植物ミネラル(私のブランドで売ってます)を数滴垂らした水を入れた水筒を、ずっと置いていました。あと、美的水素とパウダルコのエキスだけは少し飲ませました。二次感染を防ぐため、プロポリススプレーを喉にシュッ。2、3日は熱が出るのを覚悟してたんですが、たった一晩で熱は下がり、次の日には何事もなかったかのように、もう元気いっぱい!だけどウイルスは存在している可能性があるので、1週間は保育園を休まねばならず、復園する時もお医者様の証明書が必要。彼は今、家で元気に遊びまくっています。インフルエンザは、インフルエンザ脳症が確かに怖いのですが、こんなに多いのは日本固有の現象ということ、解熱剤で熱を急に下げる事や、抗ウイルス薬との関連も完全には否定されてはいなこと、抗ウイルス薬での異常行動の症例などを総合的に考えた時、私はやっぱり薬は怖いですね。もちろん薬が関与しないサイトカインストームなどによる、インフルエンザ脳症もあるにはあるのですが、本当はもっと非常にまれな症状だと言われています。人間は生まれながらにしてみずからのうちに100人の医者を持っているわれわれ医師が行うべきは、これら名医の手助けにほかならない「医学の父」と呼ばれる古代ギリシャの医師、偉大なるヒポクラテスの言葉です。発熱すると、白血球が活性化し免疫力がアップして、ウイルスをやっつける力が増します。しかもウイルスは高温に弱くて、38度になると分単位、39度になると秒単位で不活化します。この時解熱剤を使うと、発熱で死にかけたウイルスが生き返り、異常に増殖することが動物実験でも観察されているそうです。そのため風邪やインフルの治りは遅くなります。その上、アスピリン、ジクロフェナク、メフェナム酸といった解熱剤は、インフルエンザ脳症の原因の1つとも言われ、今は弱めのアセトアミノフェンというのが推奨されているようですが、これもイギリスでは問題だとされているようです。あと抗ウイルス薬ですが、2009年のアメリカ疾病対策センター(CDC)の公式発表は衝撃的でした。「新型インフルエンザに感染しても、タミフルやリレンザなどの抗ウイルス薬による治療は、原則として必要ありません」CDCは、アメリカの保健社会福祉省所管の感染症対策の総合研究所で、勧告される文書は、非常に多くの文献やデータの収集結果を元に作成、発表されるため、グローバルスタンダードとみなされるほどの影響力を持ちます。上記は、そこの公式発表です。CDCののアン・シュケット博士の2009年の記者発表での発言「基礎疾患のある方をのぞき、子供でも大人でも、大多数の健常者には抗ウイルス薬は必要ありません。自宅で休養することで完治します。むしろ抗ウイルス薬の過剰投与で、耐性ウイルスが出現する恐れもあります。」実は2007年から2008年のWHOの調査によると、耐性株の割合はノルウェーで67%、ロシアで45%にものぼり、欧州全体でも25%を記録しています。アメリカでも5%に耐性が確認され、世界中で急増。2008年6月から9月下旬にかけては、耐性ウイルスの割合が南アフリカで100%、オーストラリアで80%と、流行が明らかに全世界に拡大しています。世界全体でみると16%だったのが、1年もたたずに39%にまで急増しているそうです。今朝のヤフーニュースでも、東大の調査でタミフルを投与した患者の8%に耐性ウイルスが出現している事が出ていました。タミフル 8%に耐性ウイルス今のところ、タミフルが効かないと言うだけで、そう強いウイルスでないようなのでいいのですが、もしこれが強いウイルスに変異をとげたら、とても怖いです。タミフルの全世界での使用量のうち、約75%を日本での使用が占めているそうですから、この乱用により、この日本で、強力なタミフル耐性ウイルスが出現する可能性もあると思います。でも、日本の医者は今日もタミフルを処方し続けます。みんな白衣を着た人には逆らいませんので、たいての人は飲むのでしょうね。うちの息子に今回処方された薬です。●タミフルドライシロップ(言わずと知れた抗ウイルス薬)●アスベリン散10%(咳を鎮める薬ですって!咳なんかまったく出ていないのに!)●ムコサールドライシロップ(痰のきれをよくする薬ですって!はぁー?)●ムコダインシロップ(痰のきれをよくしたり、鼻炎による鼻汁を出しやすくする薬(!))●アレジオンドライシロップ(かゆみを抑える、アレルギー性鼻炎、喘息の発作をを抑える薬(ちなみにかゆみもないし、アレルギー性鼻炎も喘息もありません))●カロナール細粒(出たっイギリスでは問題視されているアセトアミノフェン系解熱剤です)ちなみに、これらをいっさい飲まずとも、うちの息子はたった1日でケロッと治りました。鼻水はちょっと出ていますが、鼻汁を出しやすくする薬など飲まなくても、鼻をかめばいっぱい出ます。すみません、ブログが長くなりすぎて一気に掲載できないので、ここでいったん切ります。後編は、すぐにアップしますね。↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2011年01月19日
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こんばんは。今回はちょっと号外というか、前回の追加です。ネオニコチノイド系農薬について、あれからもまたいろいろ調べて分かったことがありますので、取り急ぎ追記させていただきます。前回紹介しました無農薬無肥料の宅配のハートさんから、このようなメールを頂きました。当店のミカンが世界一美味しいと思っていただけとてもうれしいです。(生産者にも伝えたいと思います。)今回、ブログで書かれていたネオニコチノイド系の農薬は本当に問題だと思います。当店のお客様で化学物質過敏症のため、長野県の山の中、電気もガスも水道もない所で生活をされている女性がおられます。今年の夏、その方の生活されている近くでヘリコプター撒布されたのがそのネオニコチノイド系の農薬でした。その方は、それからしばらく体調をかなり崩され、生活のために使っておられた水源も使用できなくなりまた食べられる物がとても少ないために自家菜園をされていたのですが、その畑のお野菜もダメになりととても大変な状況でした。現在は、体調も回復され、別の場所に移住することを検討されています。蜂などの昆虫だけでなく、敏感な人にまで目に見える影響を及ぼすのですから、間違いなく健康な私達の体にも(目に見えない形でしょうが)影響を与えているのだと思います。ブログを読ませていただき、こういった形で多くの方に問題提起をしていただいていることとてもうれしく思いました。ハートの店長の岡崎さんが、3年前この化学物質過敏症の方が長野県の山奥でご家族でテント暮らしをしているところを、訪ねて行かれた時の様子がサイトに書かれています。ちょっと読んでみて下さい→こちらです。この方が、最初発症された時はホルムアルデヒド系の建材によるシックハウス症候群ですが、その後ひどくなった原因とされるご近所の「シロアリ駆除」に使われた薬剤こそが、「ジノテフラン」というネオニコチノイド系農薬だと思われます。そして、横浜から長野の山でのテント暮らしで、やっと防塵マスクなしで生活できるようになったのに、そこの近くでまでネオニコチノイド系農薬の散布があって、そこにも暮らせなくなってしまったそうなのです。この時散布されたネオニコチノイドというのは、「アセタミプリド」という松くい虫対策に散布されるものだと思われます。フランスやオランダ、ドイツでは禁止になり、現在、世界各国でも問題になっているネオニコ系農薬を、日本もなんでもっとちゃんと調査して規制しないのかと調べていたら、驚くべきことを知りました。実は松くい虫防除のために、このネオニコチノイド系農薬を森林に空中散布することを推進しているのは、他ならぬ農林水産省なのです。こういう予算は「森林病害虫等防除事業費補助金」として、毎年税金からなんと7億円も使われているんだそうです。この農林水産省のページの真ん中「予防散布」としてヘリコプターが撒いているのが、まさにネオニコチノイド。前は有機リン系でしたが、ここ3年でネオニコにかなり置き換わってきています。もちろん両方とも劇薬です。こんな拡散性の高い、難分解性の農薬を森林に散布されると、水まで汚染されますし、環境への害は半端じゃないと思います。しかし散布の量は有機リン系より量が少なくてすみます。それはより強力だからなんですが、量が多少少ないという事だけで「有機リン農薬より環境に優しくなる」とか言って、松くい虫除去にこれが置きかわってきてるそうなんです。ハートの岡崎さんによると、ネオニコ系はとにかく拡散性が半端なくすごくて、まわりにバーッと広がるので、せっかく無農薬でやっている畑も汚染されてしまうことがあるそうです。検索していたら、豊橋市の市議会議員さんのブログに、生々しい農薬散布のレポートが書いてありました→こちらです。これがまさにネオニコですよ!しかもこれ、子供も遊ぶ普通の公園で散布してるじゃないですか!!脳がやられる神経毒ですよ?正気なのかな?無農薬無肥料、在来種の農業を推進する農家のNさんにも、この問題を聞いてみました。Nさん「今頃何言ってんの?ネオニコ系はここ3年で完全に定着してしまったよ。」私「ええ~!定着ですか?」Nさん「ここ5年で段々と出てきて、この3年でわっと広まり、もう農家の中に今は定着しているね。ネオニコチノイド系農薬は最悪だよ。とにかく浸透性が高い。隣でまかれても、ぶわーっと広がる。とにかく分解性も悪くて、土壌が深く汚染されるよ。水溶性だから野菜も根から吸う。洗ってもムダだよ。」私「でも、有機JASの畑では、さすがに使ってないですよね?有機JASで許可されている農薬の中にはネオニコはないですよね?」Nさん「ないよ、それは。有機JASで許可されている農薬は、化学合成のものはNGだからね。まぁ水道水がOKなのとバナナを熟成させる時に使うのに許可されているやつが、ちょっと?と思うのもあるけど、さすがにネオニコはないよ」私「一般の野菜の中では、一番どれに気をつけたらいいでしょうか?果物ですか、やはり?」Nさん「果物はすごい使うね。一番使うんじゃない。あとハウス栽培のものは使われているものが多いよ。」私「確か、カメムシを殺すのに稲にもすごく使うんですよね?」Nさん「うん、稲はもう、、、根から吸うね~。でも実は一番注意が必要なのは「減農薬」「特別栽培」って書いてあるやつだよ」私「え?減農薬が?だって果物なんて無農薬が難しいからって、オーガニックの八百屋行っても減農薬ばっかりですよ?」Nさん「減農薬にするためにネオニコを使うのさ。ネオニコ使うと、よく効くから農薬の回数を減らせるんだよ。」私「ええええええええっ!だって安全な農産物作るために農薬減らしているんじゃないんですか?」Nさん「違うよ、高く売るためだよ~。もちろんそうじゃない農家もいるから「減農薬」「特別栽培」って書いてあったら「どんな農薬を使っていますか?」って必ず聞けばいいよ」私「それは八百屋に聞くんですか?」Nさん「そうそう、八百屋に聞いて分からなくても農家に聞いてくれるから。農家はね、聞かれたら必ずそれは教えないといけないことになってるからね。」私「でもこないだ私、キリンビールに大麦とホップに使っている農薬を教えて下さいって聞いたら、教えてくれませんでしたよ?」Nさん「加工品は、多分教えなくていいのかもしれないけど、農家はだめなの。みんな聞くようにしたほうがいいよ。あちこちでネオニコ系使ってるかチェックする人が出てきたら、農家もさすがに考えるからね。」私「そうか~、でも減農薬じゃなくても、普通の慣行農法でも使われているんですよね?」N「もちろん使われてるよ。それだけじゃなくて、あのゴキブリ退治に煙でいぶすやつとか、網戸にしゅーっとして虫を寄せ付けないやつとか、僕らの身近に今めちゃくちゃ使われてるよ。実は今年の夏からそういう製品が各社どかっと増えたんだよ。」長くなってすみません。ネオニコチノイド農薬の成分名を一応全部書いておきます。( )の中は商品名です。イミダクロプリド(アドマイヤー、メリット)、クロチアニジン(ダントツ)、アセタミプリド(モスピラン、マツグリーン、イールダーSG、アリベル)、ジノテフラン(スタークル)、チアメトキサム(アクタラ)、ニテンピラム(ベストガード)問い合わせる時の参考にして下さい。上記6種類の農薬の残留農薬基準を調べてみましたが、分かりにくいので全種類足してトータルで計算してみました。意外にも果物よりレタス、チンゲンサイ、春菊、ほうれん草、小松菜などの葉もの野菜、それからねぎ、ケール、ブロッコリーなどアブラナ科、キク科野菜、パセリ、セロリ、みつば、トマト、ピーマン、ナスなどの残留農薬基準がずいぶん高く設定されていて驚きました。上記はナオニコチノイド系6種類全部あわせると15ppm~38ppmまで許可されちゃってます。次に果物ですが、TOPはチェリーですねなんと32.1ppmOK。次があんずで23.1ppm、梅で21.3ppm、その次がブドウで20ppm。あとはいちご、すもも、べりー類、桃もだいたい10ppm台ですね。10ppm以下のものは、なし、りんご、メロン、スイカです。5ppm以下のものはみかん、柿、びわです。ちなみにバナナとかパイナップルアボカドとか南国系の輸入果物のネオニコ基準値はすごく低いです。ただ、こういう輸入果物はポストハーベスト農薬の問題はありますけどね。上記に書いていない果物の基準値は20.2ppmです。高い!根菜類は全般的に基準値が低めだなとは思いました。米は高くても2ppm。ほとんどのもので1ppm以下なのは、やはり主食だから考慮されてるんですね。しかしダントツはお茶です。お茶に許可されているネオニコは、全部あわせると160ppmになってしまいます。これ見て、もう外出する時はお茶は家から持って行くことにしました。自然栽培の「天地のお茶」という緑茶の粉末も重宝しています。ただ、残留農薬基準値というのは、許可されているだけで絶対にそれだけ残留しているというわけではないし、いつもいつも検査しているわけじゃないから、ちゃんと守られているかどうかも厳密に言うと分かりません。上記は参考程度にして下さい。お近くの自然食品店で有機JASのものは、ネオニコに関しては大丈夫です。それから普通の野菜の場合でも、ぜひ購入店に使用農薬を確認してみて下さい。農家は使用農薬を消費者に開示する義務があるそうです。こういうことを聞く人が増えることで、世の中は変わります。以下に、私がオススメの無農薬無肥料の宅配、全部まとめておきます。ぜひこれらも活用されて下さい。オーガニックの野菜は高いのでとよく言われるのですが、今年のように野菜の値段が高騰した時は、こうした宅配のほうがかえって安いくらいの時もありました。ハートの岡崎さんによると、お米もずっと無肥料でやり続けているとカメムシはつかなくなるとのことです。梅も今年カメムシが大発生したところが結構あったそうですが、無肥料のところは全然カメムシがやってこなかったんですって。無肥料栽培というのは、無農薬農業には欠かせないことかもしれないですね。☆ナチュラル・ハーモニー千葉県☆ナチュラルシード(有機もあるので在来種のほうを選択する)千葉県☆そら愛知県☆ハート京都府☆むい自然農園沖縄県すごいスピードで環境を汚染するネオニコチノイド系農薬を避けたい!私たちの美容もアンチエイジングも、環境次第です。↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年11月19日
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みなさん、こんにちは。なんだか急に、ものすごく寒いですね。体が冷えすぎると免疫力が落ちますので、気をつけて下さいね。今発売している「anan」と「プレジデントファミリー」に私が取材を受けた記事が出ています。ananのほうは、「今年こそ敏感肌を克服する」というページです。私が開発した合成界面活性剤を使用していないクレンジングも大きく紹介されました。嬉しいです♪よかったら読んで下さいね。さて、顔の静かなたるみに気がつき、とじろーくんで筋トレ強化をしていることは、少し前のブログに書きましたが、最近もうひとつ取り入れているものがあるのでご紹介します。これです↑なーんだ、顔のローラーかーと思ったでしょ?でもちょっとよく見て下さい。顔に触れる部分が金属ではないでしょ?私は、あんまり今流行のゲルマローラーとかには興味がありませんでした。あんなのをやらなくても、顔のオイルマッサージと筋トレをやれば、顔は簡単にすぐ上がるし、ああいうローラーはどうしても力が入り金属でガシガシ顔を刺激してしまうので、メラニンが発動したり、角質が厚くなってしまう傾向にあると思って警戒していました。ところがこれは、、、、すみません、もったいをつけるわけじゃないんですが下記の記事が長くなりすぎたため、文字数オーバーで、この件の続きは次回にお伝えします、すみません!さて、先日の「蘇生会」での鶴見先生の講演。とんでもない農薬の話をするとは聞いていたのですが、聞いていて、本当に嫌になってしまいました。今、世界中でミツバチがいなくなってきているということは、みなさんもニュースなどで聞いたことがあると思います。私もミツバチに限らず、トンボやカエルなどが農薬の影響で減少してきていることに危機感を持っていました。しかし、これがここ10年で台頭してきている「ネオニコチノイド系新農薬」のせいであることが濃厚だということは、知りませんでした。あまりにもびっくりして、この3日間いろいろ調べ、このことについて書かれた船瀬俊介さんの本も取り寄せて読んでみました。今年2月に「ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議」が発表した「ネオニコチノイド系農薬の使用中止等を求める緊急提言」(pdfです。5ページに具体的な成分名や商品名も書いてあります)も読ませて頂きました。いやー、これはかなりやばいですね。あまりにもやばすぎるので、このブログを読んでいる方で知らない方がいたら、一刻も早くお知らせしなければならないと思いました。ネオニコチノイド系農薬とは、毒性の強い有機リン系農薬に代わるものとして、ここ20年のうちに新しく出てきた農薬で、文字通りタバコに含まれる猛毒「ニコチン」をモデルに作られた殺虫剤だそうです。有機リン系農薬も、生物の脳の神経伝達物質であるアセチルコリンの分解を妨げる事で殺虫する仕組みでしたが、このネオニコチノイド系農薬は、アセチルコリン受容体にくっついて、神経を興奮させて続ける事で、生物を殺すという「神経毒」です。有機リン系が、急激に殺すとしたら、ネオニコチノイドはゆっくり殺すし、人への毒性は低いとして、有機リン系より害が少ないというふれこみで、ここ10年で急激に広まったそうです。むろん劇薬なのであらゆる生物を殺しますが、特にミツバチがこの農薬によって、世界各国で大量死していることが問題になっています。脳がおかしくなるので、方向感覚や短期の記憶を喪失し、巣に帰れなくなり、震えやけいれん、麻痺をおこしてやがて死に至るそうです。有機リン系より急性毒性が少し低いというだけで、実はこの新農薬の方が、別の意味ではるかに恐ろしい農薬のようです。普通の農薬の毒性は数百メートル範囲ですが、この新農薬は散布すると4km圏内が汚染されてしまいますし、しかも無臭なので虫が警戒しないので、汚染された水を飲んでしまいやすいし、巣に汚染されたエサを持ち帰っても、仲間も警戒しないそうです。これはミツバチがかわいそう!ってだけの話ではありません。昆虫は、植物の受粉の80%に関わっています。ミツバチはその80%に関わります。ミツバチが死んでいくということは、私たちの食べるものもなくなるということです。こうしたミツバチの大量死が見られるようになったのは、ネオニコチノイドが使われるようになってきた1990年代からです。2007年春までに、地球の北半球から少なくとも4分の1のハチが消えたとされています。こうした出来事にいち早く措置を取ったのがフランスでした。●フランスでは1999年からこの件の原因究明をし、2004年と2006年ににネオニコチノイド系農薬の「イミダクロプリド」を使用した農薬を次々に使用禁止にしました。●オランダでは2000年に開放系栽培での「イミダクロプリド」を使用禁止にしました。ドイツでは2008年にネオニコチノイド系農薬「イミダクロプリド」と「クロチアニジン」の認可を取り消し、全部で7種類を販売禁止にしました。●イタリアでは2008年に「イミダクロプリド」と「クロチアニジン」の種子処理を禁止しました。日本でも2005年から各地でハチの大量死が問題になっています。しかし日本は何の対策も規制もしていません。それどころか、ネオニコチノイドを今一番使っているのは、日本がダントツだそうです。さて、この農薬の被害を受けるのは、実はミツバチだけではありません。トンボや蝶などの昆虫、カエル、カタツムリ、ツバメなどの鳥類、それから土壌微生物も何もかもです。それどころか、昆虫と人間の脳では神経細胞や神経伝達物質などは基本的には同じなので、アセチルコリンも共通しているため、ミツバチほどではないにせよ、人間の脳にも影響があるということです。この新農薬は土壌深く残留し、土壌微生物をゼロにし、分解も悪くて水質も汚染します。しかも最悪なこと水溶性なので、植物が根から吸い上げてしまいますので、なんと!洗っても落ちないのです。アセチルコリンのニコチン性受容体は、自律神経、記憶、情緒、学習能力にも大きく関わるので、特に発達期の幼児や子供に重大な影響があると指摘する専門家もいます。群馬県で開業する医師青山美子先生や東京女子医科大学の平久美子先生などは、茶飲料1リットル以上、果物500g(リンゴやモモなら2個ほど)以上などを1週間から数カ月連続して摂取した結果、ひどい症状で来院した患者が何人もいると指摘しているそうです。人の脳に残留するという研究論文まで出ています。脳の神経伝達がおかしくなるわけですから、うつやいじめ、イライラ、キレやすい、多動などあらゆることに関連する可能性もあるそうです。昆虫や微生物には急激に、人間などの哺乳類にはゆっくりと、この毒性は作用するようです。たとえばネオニコ系イミダクロプリドなどは、分解されると今度は昆虫より人間に強毒性を発揮するようになるのです。ネオニコチノイド系農薬は、農業だけでなくシロアリ駆除剤、家庭用殺虫剤、ペットのシラミ取り剤、住宅用化学建材などにも使われているそうで、私たちの身近にどんどんせまってきています。経皮毒としては、合成界面活性剤と一緒になると、吸収する場合もあるのではないかと船瀬氏は指摘しています。しかも、日本は残留農薬基準がすごーく甘いのです。例えばネオニコ系のアセタミプリドの茶葉やブドウへの残留農薬基準は、EUの500倍。アメリカと比較してもブドウやトマトは25倍なんです。ハウス栽培野菜では100%ネオニコ系農薬が残量しているそうで、市販野菜の21%からも検出されてるそうです。特にひどいのが茶葉と果物だそうで、茶葉のネオニコの残留農薬基準は日本では20ppmも許可されているのです!お米につく「カメムシ」を駆除するのにも、このネオニコ系が使われているそうで。カメムシなんて1000粒中1粒くらいにしかつかない、かわいいもんなんですよ?だけど、それが混じると全農で2等米に落とされてしまうんで、お米が安くしか売れなくなるそうで、そのために農家はこの農薬を使わざるをえないそうなんです。うちの米も、多少カメムシにやられてましたよ、でも激ウマですよ!そんなことのために、水溶性の劇薬が稲に吸われるんですよ?嗚呼~!輸入農産物のポストハーベストは最悪だけど、こうなると国産農産物もなぁ~液体ゼオライトなどのデトックス鉱石を時々飲んだでデトックスしつつ、外食を出来るだけやめて、オーガニック度をもっと高めるしかないなと、しみじみ思ってしまいました。うちの畑は小さいし、今はとても全部をまかないきれないけど、もうちょっと増やして行くしかないな~先週、うちの畑ではサツマイモが大収穫でした。元々無農薬で作られていたサツマイモのツルを、ナチュラルシードさんからわけていただいて、5月の終わりに植えて育てました。無農薬無肥料ですが、食べるとめっちゃ甘~い!皮が多少はげてて、見てくれはちょっと良くないですが、もし食べてみたいと思って下さる方がいましたら、下記からご応募ください。抽選で3名様に大きめのを2、3個づつさしあげます。たくさんのご応募とメッセージありがとうございました!!無農薬無肥料の宅配も、「ナチュラルハーモニー」「ナチュラルシード」や「そら」や「むい自然農園」さん以外に、またすごくおいしいところを見つけました。↑特にここの温州みかんが、最高においしかったです!見てくれは悪いけど、多分世界で一番おいしいと思う。絶対にオススメです!宅配 ハートこういう無農薬の生産者の農作物を出来るだけ購入する事も、日本での農薬使用を少なくしていくことに繋がると思います。ネオニコチノイド農薬を、日本からなんとかなくしたい!今後もこの問題は探求し続けます!!↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年11月17日
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みなさん、こんにちは。なんだか、いきなり秋がきましたね。秋というか、初秋がなくいきなり秋が深まったと言いますか、、、気温の変化に体調を崩さないようにしたいものですね。うちの田んぼにも、稔りの秋がやってまいりました。風にたなびく黄金色。美しい光景でしょ?ちょっと遅いと思われるかもしれませんが、田植えが1ヶ月遅かったので、刈るのは今がちょうど良いと、近隣の農家の方にも言われました。ところが雨の日ばかりで、なかなか作業が進みません。干して脱穀しないといけないので、食べられるのはまだ先かなーさて、先日表参道でふと入った日本茶カフェ「茶茶の間」。ここの日本茶ソムリエの方とお話して、すごく感銘を受けたので、ご紹介します。日本茶ソムリエ和多田さん↑店内には、彼が実際畑に出向いて、農法から、味から香りからすべてにおいて納得でき、感動したお茶のみがずらりと並んでいます。このように、彼が自らお茶をいれ、さまざまなテイストでお茶を楽しませて、まるで日本茶のインターテイメントを見ているような、優雅な時間が楽しめます。お茶のメニューには、和多田さんが名づけたお茶の名前と、それぞれの紹介文が載っているんですが、それを読んでいると「この人詩人だなー!しかもお茶の1つ1つに本当に感動して選んでいるな」ということが伝わってきます。例えば「桃源郷」というすごい名前のお茶にはこんなことが書いてあります。これほど香りが良く甘みが強いものを飲んだことがありません。一口、広がり続ける芳醇な香り二口、体に染み渡る至極な甘み三口、世界が恍惚として見える至福の時間それはすっごいな!と思ったのですが、これは今度のお楽しみとして、私は無農薬無肥料の「きよらか」というお茶にしました。素直で、本当にきよらかな味です。気に入ったので、購入して家でも飲んでいます。ここのお茶はほとんどが無農薬ですが、最低限の農薬を使っているものでも、有機肥料を使っているものでも、和多田さんは舌や鼻で作物の状態を感じることが出来るらしく、硝酸性窒素や残留農薬が多く存在するものは、ここにはないそうです。和多田さんは幼い頃よりアトピーで苦しみ、いったんは治りましたが成人してから、またひどいアトピーに苦しむようになったそうです。そして、砂糖を断ち、乳製品を断つなど、食生活を大幅に見直すと共に日本茶の持つ魅力にもとりつかれ、日本茶に癒され、リラックス効果によってアトピーを完治させたそうです。食べ物によってアトピーがひどくなったり、楽になったりするという毎日の経験から、和多田さんは舌が敏感になり、体内で発ガン物質に変化する硝酸性窒素の多いものなどは、口に含むとすぐ分かるようになったそうです。ただし、茶茶の間の食事のメニューは、意外と肉が多いので、ちょっと私にはあまり食べる物がなく、スイーツも白砂糖は使ってないけど、和三盆や黒砂糖で作られていますので、鬼としては食べませんでした。が、とにかくお茶はおいしいし、安心出来ると思います。ここのお茶は通販でも買えるようです。茶茶の間ショップ農薬の話が出たついでに、最近ショックな映像を久々に見たのでリンクしておきます。確か15年くらい前に「ポストハーベスト農薬」というビデオを夫が持って帰ってきて、一緒に見たのですが、あのシリーズから抜粋したものらしいです。輸入農産物の果物が、日本へ出荷される前にトラックの中や工場で箱詰めされる前にシャワーのように殺虫剤や殺菌剤や、防カビ剤を何回も何回もかけられている現実がそこには写っています。これが大問題になり、1992年から、残留農薬基準の設定が行われるようになり、現状は昔よりはマシになっているらしいですが、この基準自体が結構甘いのと、甘い上に現在でもまだ、違反農薬などがちょいちょい検出されているという現実があるようです。まずは、この画像をご覧下さい。ここにはレモン、オレンジ、リンゴ、チェリー、バナナ、パイナップル、ポテト、小麦、アスパラガスの画像があります。1つ1つが短いので、良かったら全部、全部が無理でもレモンとオレンジと小麦くらい見といてもいいかもしれません。まずは見て下さい、どうぞ。http://tabemono.info/report/movie.html見ました?うげ~って感じでしょ?私これ15年くらい前に似たようなの見て、輸入果物に対する食欲が一挙に失せたのですが、今回久々に見て、また嫌になっちゃいました。バナナに吹きかけられているのはベノミルという発がん性のある農薬。実際工場で作業する人にも皮膚障害や呼吸困難が出ているとか。オレンジに吹きかけられているのは、OPPなどの殺菌剤。皮には実の数百倍も検出されるそうです。ジュースとかって、皮ごと絞るんじゃなかったっけ?レモンも99%は輸入。ベトナム戦争でも使われた枯葉剤の一種2.4-Dがシャワー。さて、しかし現在では残留農薬基準があるわけだから、その現実を調べないとね。農林水産省にさっそくお電話。しかし輸入農産物の残留農薬基準値に関しては厚生労働省に聞いてくれと言われました。そこで厚生労働省医薬食品局食品安全部に電話して、いろいろまわされたあげく、残留農薬等ポジティブリストについて、いろいろ伺うことが出来ました。このリストは輸入農産物に限らず、国内の農産物すべての基準だそうです。輸入農産物に関しては、国内に入ってきてからモニタリング検査というのをやっているみたいで、例えばリンゴが100箱輸入されてきたら、そのうちの5箱をアトランダムに取って、さらにその中のリンゴをアトランダムにとって粉砕して1kgくらいにして、それに対して、残留農薬が基準値を上回ってないかを見るんだそうです。これを見て思ったのは現在基準値があるものも、加工品に関しては、例えばオレンジジュースなんか1種類の農薬しか調べられていませんから、それ以外の農薬はわかんないじゃないかということ。そして、その他の基準値も、意外と高いものがあるなーという印象です。例えば画像で問題とされていたリンゴに使われてる農薬のチアベンダゾールなんて3ppmもOKとされているし、米ぬかのところにあるカルバリルという農薬なんか170ppmもOKです。この基準値はどうやって決めているかと聞いてみたら、「平均的な食生活をしている人を基準にして算出している」ということです。すなわち、無農薬でない米ぬかのパウダーサプリやオレンジシュースなんかを、毎日習慣的に飲んでいる人のことなんかは、まるで考えていない基準だということです。厚生労働省の方もそのことは認めました。「何かを偏って食べている人のことは、考えていない基準ですから、人によってはたくさんの農薬が体に入ることになりますね。そのことは考慮していません」と、はっきり言われました。そして、加工品のところの品目がやけに少ないので、その他のものはどうなのか聞いてみると、驚きの答えでした。まだ基準値がないんだそうです。冷凍ぎょうざ事件以降、もっと加工品の残留農薬にも基準値を設け、検査をするべきだという声が高まり、今やっといろんな調査して、検査体制にするための基準値を決めている段階だそうです。ふへー、そうなんだ。もちろん、長期保存が余儀なくされる輸入農産物の場合、例えば発がん性の高いアフラトキシンなどの、恐ろしいカビが生えたら大ごとですから、防カビ剤に関してはある程度仕方ない場合もあるかも。ただアフラトキシンが生えやすいのは、熱帯の国から輸入されてきたトウモロコシや小麦や米、ピーナッツなどであり、果物にはまず生えませんし、日本の国内では生えにくいカビです。まぁ国産の食べ物を選んでおけば、こういうリスクはかなり避けられます。ともかく、外出先で子供に飲み物をねだられた時、砂糖入っていない100%のジュースなら、まだよしとしてきましたが、ほとんどが輸入の果物と考えると、皮ごと使われがちな加工品のジュースっつーのはやっぱり怖いなーと考えこんでしまった鬼でした。国産のものに関しては、収穫後のポストハーベスト農薬は禁止されていますが、収穫前に大量に農薬を使われることもしばしばです。そう考えると、やっぱり国産で、しかもオーガニックだよなー、、、、うちの冷蔵庫に、子供用によく買いだめしてあるのがこれです。果物は国産ではないですが、オーガニックです。これは普通のスーパーにもあるから手に入りやすいです。珍しく無香料だし。ただ、リンゴなんかは無農薬が超難しい果樹ですから、有機JASが許可している農薬は使われていそうですけどね。そう簡単に完全無農薬があるなら、奇跡の林檎とか呼ばれないですから。国産で無農薬で無肥料の自然栽培のジュースなんかも出ています。こういうのは、案外有機JAS認証のものなんかより、農薬も肥料も本当にゼロというものが多いです。自然栽培のジュースたちこういう市販ジュースはすべて加熱殺菌されて酵素は失われていますので、本当は手作りがいいですが、お子さんたちがよく飲むってな場合は、冷蔵庫にこういうのを入れてると安心ですね。ポストハーベスト農薬にご用心。そして残留農薬基準値は、案外あてにならないことを覚えておきましょう!!↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年09月28日
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みなさん、こんにちは。さっそくですが前回の続きです。前回文字数オーバーで、話が途中で終わってしまってすみません。楽天ブログは1万文字までなんですよね。さて、アンチエイジングのために薬を極力使わないようにしている私が、いろいろなトラブルの時どうしているかということを、続きとして書きたいと思います。虫刺されにつけているのが、北海道で買ったミントクリーム↓オーガニックではありませんが、国産で単純な安心レシピで痒みが引きます。↑息子のとびひなどの皮膚のトラブルに、本当に何度も助けられたプロポリスバームすぐに抗生物質に手を出す前に、まずはこれを塗って経過観察します。これは本当に強力で、馬鹿に出来ないですよ。そして、風邪のひき始めに、私はまず金時しょうが末をブラックジンガー玄米に入れて飲みますが、息子は辛くて飲めないので、これです。エルダーフラワーとエキナセアのハーブティー前にも書きましたが抗ウイルス作用があり、エキナセアはウイルスが体内に侵入しようとするのを防ぎ、白血球を活性化します。エルダーフラワーは喉の粘膜からウイルスが侵入するのを防ぎ、咳も鎮めてくれます。喉がなんとなく痛いかな?って時、私はこのブラジルの強力なプロポリススプレーをシュッ!↓これのおかげで、ちょっとした喉風邪なら本当に本当に、嘘みたいにすぐ治ります。これを常備している患者さんも100%そう言っていますから、これは確かです。あとは、やっぱりマヌカハニーですね。これは、今気にいっているUMF25のマヌカハニー↓マヌカハニーは、ニュージーランド原産のマヌカの花から採取された蜂蜜。もうすっかり有名ですね。どんな蜂蜜でも抗菌作用がありますが、マヌカハニーには他の蜂蜜にない、もうひとつの抗菌成分があり、黄色ブドウ球菌やピロリ菌といった菌に対しても効果が高いことで知られています。この成分はUnique Manuka Factor(UMF)と名づけられ、その有効性は実験結果によって数値化されているし、これは甘くておいしい、害のない天然抗生物質と言えるのではないかな。フレグランスジャーナル社の「ハチミツと代替医療」を読むと、マヌカハニーが抗生物質が効かないMRSAを根絶した症例が紹介されていました。ハチミツには、表皮再生、コラーゲン合成、細胞増殖、抗酸化の効果もあるので、惚れこんでいるニュージーランドのマヌカハニーは、私のオーガニックコスメにも配合しています。ニュージーランドは、養蜂に抗生物質を使用することを法律で規制している唯一の国なので安心です。さて、それでも万が一風邪に発展し、コホコホ咳をしていたら、これが効きます。ヒソップのハーブチンキ↓咳にはレンコンのすりおろし汁なども効きますが、ヒソップもいいですよ。咳は体力を消耗しますから、これだけは出来るだけ止めたいと思っています。そしてパウダルコのハーブチンキはタヒボとか紫イペとも呼ばれるアルゼンチンやブラジルの熱帯雨林で採れるハーブで、ラパコールという成分が免疫を補助してくれます。あらゆる感染症系に強いだけでなく、免疫力向上作用によってウイルス系にも強いので風邪にも有効。ハーブ系の中では強力なので、これが登場することはめったにありませんが、常備しておくと心強いです。コップ1杯の水に、15滴入れて飲みます。上記2つのハーブチンキは、アメリカのエレクティック社のもの。この会社は、必ず野生かオーガニックのハーブを使用し、添加物はいっさい入っていません。こういうチンキタイプも、子供にも飲ませられるような植物性グリセリン抽出タイプのものが結構あるので良いです。しかも、ハーブは部分でなく全草使われるんです!でも、こういうハーブの力を頼る以前に、まずは毎日のライフスタイルでいかに免疫を上げていくかが大切です。免疫系の70%は小腸に存在していることが、最近のさまざま研究によってあきらかになってきています。小腸は食べものからの栄養を吸収する場所なので、体の中で最も異物が侵入しやすい場所。だからここに、1番免疫細胞が多いんですね。腸内の善玉菌を増やすと、ウイルスを処理するリンパ球の総数も増えるそうです。善玉菌を増やす植物性発酵食品(生味噌、漬物、納豆、甘酒など)、ラフィノース(オリゴ糖)、瀧の酵母、食物繊維(さまざまな野菜で良い)などを摂って、しっかり善玉菌を増やし、悪玉菌の好物である、肉や砂糖や脂肪を摂り過ぎないことが大事です。自律神経のバランスも大切で、特に交感神経優位だとウイルスを処理するリンパ球が少なく、風邪をひきやすくなります。睡眠不足、ストレス、働きすぎは禁物です。逆にダラダラしすぎて副交感神経優位だと、細菌を処理する顆粒球が少ないので感染症に弱くなる可能性も。自律神経のバランスって大切ですね。また、体温が1度下がれば、免疫は37%も低下しますので低体温にも注意。この熱帯夜でエアコンをつけて寝る方が多いですよね。もちろん熱中症になる方が増えているので、クーラーを否定はしませんが、過剰なエアコンで体が冷えすぎるとリンパ球の働きが弱まってウイルスが増殖しやすいという側面もあるので、夏風邪をひきやすくなります。温度設定はくれぐれも低くなりすぎないようにして下さいね。ライフスタイルを整えて免疫力アップ!すぐに薬に頼る前に、ナチュラルハーブの力を借りる!そうすることが、耐性菌を減らすことにも繋がります!!↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年08月22日
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みなさん、こんにちは。暑いですね。私のかたわらには、よく冷えた甘酒が置かれています。甘酒と言っても、酒かすに砂糖入れたものでなく、お米を麹で発酵させたノンアルコールのほうです。甘酒は実は本来、真夏に飲むドリンク。飲む点滴とも呼ばれるほど、栄養価豊富で、夏バテ防止に飲まれていました。市販のものは、高温で殺菌されて酵素が完全に変性しているものばかりですが、マルクラさんのは70度殺菌で麹菌の酵素が生きているので、愛飲しています。今年はこの麹屋さんの甘酒を初めて買ってみました。糀屋さんも70度殺菌なんですが、そのあとすぐ冷凍することで、夏にも作って販売しているんです。カチンカチンに凍ってやってきます。ただし無農薬でないし、白いお米の甘酒なのでGI値は高そう。空腹では飲まないで下さいね。名前がなんともステキ「一夜恋」。さて、うちの畑では枝豆がほんとに大豊作です。多分これは植えた大豆がいいんでしょうね。ナチュラルハーモニーで買った佐々木さんの無肥料無農薬の食用大豆です。食用なのに、100%に近い驚異の発芽率だし、無肥料だけど、とにかく元気に伸びる伸びる!うちの5歳の息子との対比で分かるでしょうか?↓しかも驚きは、味もめっちゃおいしいんですよ。無農薬なので葉は多少、虫に食われていますが、虫は全部食べたりしないんですよね、食べられているのはごく一部の葉だし、豆は全然大丈夫。ほんとに豊作なので、今回このブログを読んで下さっている読者のみなさまに少しおすそわけしたいです。欲しいと思って下さった方の中から抽選で3名様に、プレゼントさせていただきます。鮮度の問題がありますので、明日(木曜)の午前中までにご応募いただいた方の中から抽選させていただき、木曜中にクール便で発送させていただきます。たくさんのご応募ありがとうございました!!本日中に発送させて頂きます!!さて、先週の日曜日の蘇生会の講演会。久しぶりに、ほんとに面白かった~!!今までで一番クオリティーが高かったんじゃないでしょうか。来てくださった方、声をかけて下さった方、どうもありがとうございました。鶴見先生の講演も今までで一番まとまっていて、新しい切り口ですばらしかったし、初めてお会いした山田豊文先生の講演も実に興味深いものでした。私はこれまで山田先生のことは、「マゴワヤサシイ」とか、「牛乳を飲むなと言っている人」、くらいの認識であんまり存じあげていなかったんですが、酵素とかフラックスオイルとか、断食とか、あらゆる点で鶴見先生の主張や私がアンチエイジングのために探求してきたことと共通項がめっちゃある方なのだという事に、すごく驚きました。酵素断食と食事療法で多くのガン患者さんを救っている鶴見先生とはまた違い、山田先生は同じく断食指導と食事療法で多くの一流アスリートを育ててきています。特にセ・パ両リーグのプロ野球選手35名が、有名なのは現役時代の落合博満さんや新庄剛志選手、いまだ現役バリバリ巨人の工藤投手、アントニオ猪木さんや小川直也さんなどの格闘家、 さらに歌手の美川憲一さんらにも断食指導をして、ものすごい成果をあげてこられました。最近ではプロゴルファーの横峰さくらさんを復活させたことでも有名です。内容は、ほとんど私が実践している事ばかりだったのですが、それを裏付けるような最近のトピックスやエビデンスをいろいろと紹介して下さって、それが私にはたまらなく面白かったですね。まず油の話。このブログでも、再三良い油についてや、トランス脂肪酸の害について書いてきていますが、山田先生はトランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らしたり心臓病のリスクを上げるだけでなく、注意欠陥性多動障害や、排卵性不妊症や流産にも関連していると言っていました。家に帰ってから調べてみると、トランス脂肪酸が不妊症のリスクを高めることは、米国のハーバード大学医学部のウォルター・ウィレット先生などが、「American Journal of Clinical Nutrition」 誌に発表しているようです。エネルギー摂取量の2%を炭水化物やその他の不飽和脂肪酸などの代わりにトランス不飽和脂肪酸から摂取することによって、排卵性不妊症のリスクが73%~79%高まることが分かったそうです。また、「Fertility and Sterlity」によるとトランス脂肪酸の摂取が多い女性ほど、妊娠後の胎児死亡のリスクが高くなることが、アメリカのオハイオ州の病院の研究で明らかになったそうです。35~44歳の女性を25~30年間追跡調査した「the Princeton School cardiovascular risk study」で、トランス脂肪酸の摂取量と胎児死亡の関連を調べたところ、トランス脂肪酸の摂取量が多いほど、胎児死亡のリスクが高くなることが分かったようです。妊娠を望んでいる方、妊娠された方はトランス脂肪酸を、出来るだけ避けるにこしたことはないですね!また、いろいろ調べているとトランス脂肪の摂取が1日当たり平均6.54gであった群(上位25%)では、最も摂取が低かった群(1日あたり平均3.63g)に比べて86%も大腸ポリープがある確率が高かったというような記事まで発見しました。それだけでなく、そもそも細胞膜の原料は油。山田先生は、細胞膜がこうむる被害は水面下でもっともっと甚大だと言います。老化やガンの原因となる活性酸素を大量に発生させ、細胞膜の働きが悪くなり、必要な栄養素が流れ出て、有害な物質が細胞に流れ込んでくるとおっしゃっていました。イギリス・オックスフォード大学のピュリ先生はトランス脂肪酸は脳の活動に必要な酵素を破壊し、注意欠陥障害(ADD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)などを引き起こす大要因になるという研究を発表したそうです。確かに脳の60%は脂質で出来ています。その脂質の一部がトランス脂肪酸で出来てしまったら?トランス脂肪酸は、脳をも狂わせる油だそうです。最近、あまりにもひどい痛ましい事件が増えています。全部を食事のせいだとは言いませんが、私はかなり関連しているのではないかと睨んでいます。ニューヨーク市で2006年からトランス脂肪酸が法律で規制されているのはご存知の方も多いと思いますが、、、、、なんと韓国でも2007年から学校給食でトランス脂肪酸や糖類、食品添加物の量を制限しこれに違反した会社や栄養士は処罰されるという厳しい法律が出来ているそうです!これだけでなく、韓国ではすべての加工品に対してトランス脂肪の含有率の表示を義務化したようです。カナダでもすべての加工品にトランス脂肪酸の含有量を表示するのが義務化されました。デンマークでもすべての食品について油脂中のトランス脂肪酸の含有率を2%までにすることが義務づけられています。ドイツでも、オランダでも対策がとられています。ところが、日本ではいまだに全然ですよ。うちの息子の保育園の給食ですらマーガリンが出てます。園長先生がたまたま理解ある人なので、お願いしてうちの息子にだけはマーガリンと牛乳を与えないという配慮をしてもらっていますが、ほんとは他の子だって摂らない方がいいのに、、、、それどころか、日本ではトランス脂肪酸が5.2%も含まれていた油に、「脂肪がつきにくい」として「トクホ」を与えていたんですよ?トランス脂肪酸は、マーガリンが13%、ショートニングなどは5%~7%含有していると言われます。一般の溶剤抽出法の植物油でも0,4%~2.2%くらいトランス脂肪酸が含まれています。溶剤抽出は超高熱で精製するから、どうしてもこのくらいはトランス型になるようです。油はどうか、いつも紹介しているような低温圧搾法のものを選んで下さい。トランス脂肪酸の多いもの。具体的に何を避ければいいの?ということがマーガリン以外は実に分かりにくいと思います。よく使われている代表的なものを以下にあげておきましょう。●コーヒーフレッシュ●フライドポテト●菓子パン、食パン●アイスクリーム●ドーナツ●クッキー●ケーキ●チョコレート●スナック菓子●シュークリーム、エクレア●フライやコロッケ●インスタントラーメン●ドレッシング、マヨネーズ●レトルト食品表示名にはマーガリン、ショートニング、加工油脂、食用精製加工油脂、加工油、加工脂、ファストスプレッドなどとなっているはずですが、日本は規制が甘いので、単に食用植物油脂、植物性油脂と書いてあるのが、実はトランス脂肪酸の多い加工油脂であることもあるそうです。みなさん、裏側の原材料をよく見て、不明な場合は問い合わせてみましょう。しかしマーガリンがだめならバターの方がいいかと言えば、実はバターにも4%もトランス脂肪酸があるそうです。チーズにも牛乳にも牛肉にも含まれています。ただこういう天然のトランス脂肪酸は、人工的なトランス脂肪酸とは違い、体の中で共役リノール酸などに変換されるそうです。こうしてオメガ6は摂り過ぎる傾向にあるのですね。うちではパンはショートニングの含まれない無油無糖パンにし、つけるのはアボカドオイルか米ぬかオイルを少量です。細胞を狂わせる油、脳を狂わせる油「トランス脂肪酸」には日本には規制がない!自分の脳や細胞膜を破壊されないために、加工品には出来るだけ注意しましょう!↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年08月04日
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みなさん、こんにちは。THE猛暑ですね。うちはクーラー使わない派なのですが、さすがに昨夜あまりにも空気が重たくて、めちゃめちゃ寝苦しかったです。氷水をファシーの湯たんぽに入れて、頭上のあたりにかかるようにちょっと置いて寝ました。若干マシでしたね。ファシーの湯たんぽは冬も夏も重宝します。さて、今発売しています雑誌「からだにいいこと」に久しぶりに登場しています。たるみを防止するために、夏に気をつけていることというテーマです。ところで、うちの畑では、こないだ種取りしたルッコラの種を植えて、早くも芽が出ています。自分で種取りした、初の自家採種の発芽です!!わーい!感動!!二代目ですよ!今後続々と、二代目の発芽が見られると思います。これを続けていければ、本当にうちの畑仕様の在来種となります。10年取り続ければ在来種、50年取り続ければ家宝種と呼ばれます。家宝種、、、ステキな響きですね。工藤夕貴さんは、今はダイヤモンドより種が欲しいと言い切っていましたが、その気持ちが分かる気がします。種は命の源です。しかし、この春ひどいニュースを読売新聞で見ました。http://chubu.yomiuri.co.jp/tokushu/cop10/cop100521_1.htm国内では栽培されていないはずの、遺伝子組み換えナタネ(GMナタネ)が、愛知県知多市から三重県松阪市にかけて、伊勢湾を取り囲むように自生していることが、調査で分かったそうです。名古屋、四日市港に輸入され、トラックで運ばれる途中にこぼれ落ちて発芽したようで、在来種との交雑種も見つかっていて、交雑によって生態系がかく乱される危険性が高いようです。財務省貿易統計によると、昨年、植物油の原料として輸入されたナタネは約207万トン。名古屋、四日市港には計33万トンが運びこまれています。これを運んでいる最中のトラックからのこぼれ種でも、こんなことになるんですね!!GMナタネは除草剤に耐性があります。ナタネと同じアブラナ科のカラシナやブロッコリーなどとの交雑種も見つかっていて、津市内では家庭菜園のブロッコリーにナタネのような黄色い花が咲き、遺伝子検査でGMナタネと同じ除草剤耐性を持つことが分かったそう。河川敷などに繁殖しているセイヨウカラシナとの交雑もすでに愛知県で見つかっていて、GMナタネを調査、研究している四日市大非常勤講師の河田昌東(まさはる)さんは、「生命力の強いセイヨウカラシナが交雑で除草剤耐性を持てば、一気に広がって在来の植物を駆逐してしまう。GMナタネの抜き取りなど、行政が対策を取る必要がある」と指摘しているそうです。家庭菜園にまで遺伝子汚染が!もう、やめてくれよーーー!こうやって一生懸命、種取りして、在来種を育んでも、遺伝子汚染された種と交雑するなんて、考えただけでぞっとします。しかもね、カナダなんかでは、こうやってこぼれ種で交雑してしまった被害者であるはずの農家が、逆に「勝手に遺伝子組み換え種(GM種)を栽培している」とGMメーカーから訴えられて敗訴してしまう例も多く出ています。そのため、ノンGMで頑張っていた農家まで、もうあきらめの境地でGM種を買って遺伝子組み換え栽培に切り替えているありさまです。被害を受けた上に、訴えられるとか、もう考えられないよ~日本だけでも、なんとか守れないものなのか。こうした原料の輸入もやめてもらわないと、今後水面下でどんどん交雑は広がっていくかもしれませんね。この問題は、もっとみんなで監視しておかないと、このままでは力でねじ伏せられてしまいます。遺伝子組み換え問題に詳しい安田節子さんのサイトしかもね、除草剤耐性を持ち、除草剤が少なくてすむはずだった、こうしたGMナタネはカナダで栽培許可された後わずか3年目で、科学者や研究者も予想しなかった「スーパー雑草」と呼ばれる除草剤をかけても枯れない雑草が新たに発見されました。今まで使われてきた農薬では除草できなくなったため、2,4-D、パラコート、ジクワットという、人間に致命的な毒性がある農薬の使用がすでにはじまっています。 ひえーーーー!!カナダ農家での農薬使用回数を比較したところ、従来の栽培(1.78回)より遺伝子組み換えナタネの栽培の時(2.13回)のほうが、農薬の使用回数が多いということが分かっています。 環境に優しいどころか、こうしてどんどん環境は汚染されているようです。日本で流通されている遺伝子組み換え作物は、なたね、大豆、トウモロコシ、綿実、馬鈴薯(じゃがいも)、てん菜、アルファルファです。原材料欄に記載されている原料の3番目までに載っていて、原材料の重量に占める割合が5%以上でないと、遺伝子組み換えであると書く義務はありません。しかも、醤油や油に使用されている場合は、表示義務はありません。これらが原材料の加工品を食べる時には、メーカーに問い合わせるなどの行動を起こすことが、やがては大きな力になると思います。なたね油、キャノーラ油は、かなりの加工品に使われてるので、特に注意して下さい。日本に輸入されるナタネ油の80%はカナダ産の遺伝子組み換えで、次いで18%が非遺伝組み換えのオーストラリア産でした。ところが去年からオーストラリアですら、遺伝子組み換えナタネの試験栽培が始まってしまいました。このままでは、日本で流通されるなたね油、キャノーラ油の98%が遺伝子組み換えになってしまいます。私は、こんな時こそ日本のなたね油を守ろうと、高くてもひたすら鹿北製油の国産なたね油を買い続けています。自分でプロデュースするスイーツブランドの油も、最初からひたすら鹿北製油の無農薬の圧搾法の国産なたね油です。3万円の美容液を買う人が、なぜか食用油は安物を買いたがる。油は大事です。細胞を包む細胞膜の原料で、女性ホルモンの原料。これをけちって、高額な美容液をいくら塗っても無駄というものです!さて、そんな大切な油。私がご紹介したいもうひとつの油はこちらです。国産、無農薬、低温圧搾法の米ぬか油。脂肪酸の種類は、酸化しにくいオメガ9。オリーブオイルやアボカドオイルと同じ、オレイン酸主体の油で、悪玉コレステロールを下げる効果があります。以前「ガンマオリザマックス」という名前で発売されていたオイルと同じ商品ですが、リニューアルされて、量が増えて、パッケージも名前も変わりました。今は「和の玄米オイル」という名前になったそうです。↑美しい黄金色でしょ?オレイン酸のオイルなら、日本人ならオリーブオイルより米ぬかオイルが一番いいと前から思っているのですが、米ぬか油で、圧搾法の油はほとんど見当たりません。ところがこれは、宮城県登米市で栽培されている自然栽培の「ひとめぼれ」(有機JAS)を、低温圧搾でぎゅっと搾っただけのすごく希少なオイルです。和の玄米オイルのページへ普通の米ぬかオイル、ならびにスーパーで売っている「圧搾法」と書かれていないほとんどの油は、どうやって作られているかというと、、、、石油系溶剤のヘキサンを植物にかけて脂肪分を溶かしだし、その後、高温で加熱して溶剤のヘキサンを蒸発させます。このあと、油に生じたガム質などをリン酸、クエン酸、シュウ酸などで除去し、カセイソ-ダなどでアルカリ処理を行ない、活性白土などを加え、油を漂白し、更に230℃~240℃で加熱して脱臭します。最後に、発ガン性も指摘されているBHAやBHTといった合成の酸化防止剤が添加され、出来上がりです。こういう作り方をされた油は、大切な栄養素やオメガ3脂肪酸は消え、トランス脂肪をはじめ、活性酸素や過酸化脂質などは増えています。また、溶剤のヘキサンには強い急性毒性があり、多発性神経炎、肝機能障害といった慢性毒性も指摘されています。ヘキサンは、最終的に食品に残らないよう高温で蒸発させて除去することがが義務づけられていますが、完全に除くことは不可能だと言われています。これ、特に異常な油じゃないんですよ?普通に、みんなが買っている植物油の作り方です。圧搾法でない油は、本当にこういう作り方をされています。低温圧搾法のこの和の玄米オイルには、米ぬか油の持つ栄養素が、損なわれずに残っています。特にすごいのが「トコトリエノール」。ビタミンEの数十倍の抗酸化力を持ち、活性酸素を抑え、動脈硬化を予防します。このトコトリエノールが100g中50mgも含まれています。また、油の食物繊維とも呼ばれる植物ステロールが100g中1350mg含有。血液中の悪玉コレステロールを減らします。もちろんビタミンE自体も100g中40mgも含まれています。そして、女性の更年期障害の症状やストレス症状の緩和に薬としても使われる「ガンマオリザノール」が100g中、1270mgも含まれています。このガンマオリザノールは、紫外線のカット力も強いので、このオイルの化粧品原料用のものを、明日発売の日焼け止めにも使わせて頂きました。こんな食べる美容液のようなオイルは、もったいないから加熱せず、ドレッシングにして頂きます。種は種取りして次世代に命を繋ぐもの。そして遺伝子組み換え作物や、溶剤抽出油は、もはや食べ物とは言えません。↓楽しく読んでいただけましたら、1クリック応援して下さると嬉しいです!人気ブログランキングに1票投票する
2010年07月21日
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みなさん、こんにちは。ちょっと前の報道でご存知かと思いますが「健康エコナ」に体内で分解されると発がん物質になる成分が、高濃度に含まれていることが分かり販売自粛になりましたね。正直、やっぱりか、、と思ってしまいました。化学溶剤で抽出し、高温で加熱して溶剤を抜き、脱臭し、添加物を加え、、、という人工的な工程を幾たびも繰り返しているうちにトランス脂肪酸は増えますし、思いもよらぬ成分が増えてしまうこともあるようです。こういう人工的な油と対極にあるのが、昔ながらの低温圧搾法で搾って、濾過しただけの油。中でも国産無農薬のなたねを炒って、石臼で搾って濾過するという、明治時代の製法を現在まで続けている鹿北製油さんの一番搾りの「国産菜種サラダ畑」は、本当にすばらしいと思います。この方法だとトランス脂肪酸は限りなくゼロに近い0.1%以下。焼き物や揚げ物には、絶対これがオススメですよ!さて、現在発売されている雑誌に登場させて頂いているものをいくつか紹介しますね。まずは「グリーンビューティー」こちらは雑誌「エココロ」の別冊として刊行されている、ナチュラルコスメやオーガニックコスメの情報が満載の雑誌。この中で「弁当男子に負けない美肌弁当」の特集ページで、「アンチエイジング弁当」のレシピを紹介させて頂きました。お肌を引き締めたり、乾燥肌を予防したり、活性酸素を無害化したり、長寿遺伝子をオンにしたり、すばらしき黄金が出るようなお弁当に仕上がりましたので、よかったら作ってみて下さいね。同じ雑誌の中で、私がプロデュースしているコスメブランドも「LOVEニッポン!日本人による日本人のための」ジャパニーズオーガニックコスメとして紹介されています。嬉しい!さて、お次は「HANAKO FOR MEN」。あのHANAKOに男子部が出来たんですね。私はここで背中や顔の血流を良くすることで頭皮の血流も良くするエクササイズなどを紹介しています。実は去年の7月から私が監修しているNTTドコモ、au、ソフトバンクの公式携帯サイト「美的エイジング」の中にも「男のアンチエイジング」のコーナーがあります。ここでも彼氏のためのアンチエイジング講座として、毎回例えば「加齢臭の気になる彼には」(笑)みたいなテーマで私が執筆してます。全体的には女子向けのサイトで、会員制ですが、良かったら見てみて下さいね。アクセスの仕方【NTTドコモ】「メニューリスト≫健康/ビューティ/ライフ≫健康/ヘルスケア≫美的エイジング」【ソフトバンク】「メニューリスト≫くらし・健康≫健康・医療≫美的エイジング」【KDDI】「メニューリスト≫住宅・健康・暮らし≫健康・医学≫美的エイジング」さて、次は「ベジーステディゴー!」日本初のベジタリアンマガジンですが、意外とゆるい面もありつつ、情報量も多いのでよく読んでいる雑誌です。この中のベジーが気になるニュースを取り上げた「Veggy Info」のページに、日本初のアガベスイーツブランドとして私がプロデュースしているアガベクッキーが紹介されました。GI値がわずか25で、ショ糖も3%以下というすばらしきアガベシロップはメキシコの「アガベ」という植物の樹液100%。甘みにはこれだけを使い、100%無農薬原料で、乳製品、卵、添加物は使わず、油は鹿北製油の国産菜種サラダ畑を使い、おいしく仕上げた繊維質の多いクッキーです。今後もマドレーヌとか、いろいろ新製品を出す予定です♪このアガベシロップ、アンチエイジング甘味料としては最適なので、これを使ったお菓子がもっと世の中に増えてほしいんですが、まだなかなかないんですよね。アガベを使ったアイスクリームもあるんですが、成分を見てみたら他の甘味料も使われていてがっくり。11月にアガベキャンディーが出来るらしいという話も聞いたので、これにちょっと期待してます。最近やっと見つけたのはオーサワジャパンの雑穀ぜんざい。これは甘みに、正真正銘アガベシロップだけを使ってるんです。アガベ+雑穀だけなんで、カロリーも低いしかなりの低GIだと思います。カップ入りだからこのまま食べられるので、会社の残業時に小腹がすいた時なんかにいかがですか?さて、そもそも私がなぜ、こんなにGI値の高低にこだわるのかといえば、血糖値を急上昇をさせる高GIのものを食べると「糖化現象」がカラダの中で起きるからです。血糖値が急上昇すると、体のたんぱく質が糖分子と結びついて炎症を起こし、体内老化を早めてしまいます。糖化現象が肌で起きた場合は深いシワやシミ、たるみを引き起こしてしまうのです。糖化はアルツハイマーのリスクも上げるということが最近言われ出しました。たんぱく質だけでなく、脂肪と糖も結びついて、これが脳の神経細胞に溜まることで認知症を引き起こすパターンもあるようです。腹七分目や八分目は、長寿遺伝子をオンにしてくれますが、糖化現象は、老化遺伝子のスイッチをオンにすると言われています。私がこんなにも、高GIや砂糖を避けようとするのは、まぁそんなわけなんです。白米でなく、分付き米にして雑穀を混ぜているのも、白米のGIが84だからなんですね。私の本にもよく書いていますが、血糖値の急上昇を防ぐには「食物繊維」と「お酢、柑橘類」。これらを食事に必ず入れるということは大きなポイントです。これ以外に、食事の最初に手をつけるのは必ず「生」、しかも野菜。というのも重要ポイント。私は夕飯時にはサラダをある程度食べてからしか、他のおかず、ましてやご飯には手をつけません。よく患者さんにも言ってるんですが、朝食をフルーツにして、食事の前に生野菜サラダを食べるという習慣だけで、かなり余分な体重は落ちます。これだけで5、6kg痩せた人も多いです。こないだタニタの体重計で体をスキャンしたら体内年齢19才って出たんですけど、ほんまかいな!(喜)それからこれは比較的新しいトピックスなんですが、抗加齢医学会で発表されていた、新たに分かった糖化を防ぐ植物たちです。★ローマンカモミール★ドクダミ★西洋サンザシ★ぶどう葉ローマンカモミールは肌の糖化を防ぐために私のコスメにもよく入れていますが、ハーブティーとして飲むのも糖化を抑えられていいですねー!知っているのと知らないのでは大違い!血糖値の急上昇を防いで、糖化しない人生を送りましょう!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。blogランキングに1票投票する「アンチエイジングの鬼プレミアム」好評発売中!アマゾンなどネット書店、全国の書店でも販売中です。
2009年10月01日
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みなさま、こんにちは。初夏のような暖かい日が続きますね。もう、普通に私は完全遮光日傘生活に突入しています。さて、最近私は「IgGアレルギー検査」なるものを、ついに受けました。去年の夏、母が受けたのですが、なんせ保健が効かない検査なので、お値段が三万円代と高いのと、別段体の調子の悪いところもないので、まぁいいやと思っていました。ところが、今ならキャンペーン中でだいぶ安くなっていると知って、ついについに、受ける事を決意!さて、「IgG」とは何か簡単に説明します。食物アレルギーの抗体には、「IgE」抗体と「IgG」抗体があります。IgE抗体はみんながよく知っている即発性のアレルギーのことで、何かを食べたあとすぐ蕁麻疹が出るとか、肌が痒くなるとか、アレルゲンが特定しやすい「急で激しい反応」のアレルギーです。ところがIgG抗体というのは、遅発性です。アレルギー反応が出るのに、数時間から数日かかります。しかも、症状は劇的でなく、どちらかというと慢性的で、全身疲労、イライラ、頭痛、慢性偏頭痛、関節痛、痩せにくい、制御不能な食欲、注意散漫、逃れたい嫌な気分など、一見アレルギーとは思わないような症状もひき起こすのが特徴です。しかも、何ヶ月も体で持続するため、体のあらゆる場所に慢性炎症や、組織変性を起こすそうです。その上、それらはゆっくりした反応なので、まさか食物アレルギーのせいだとは普通気が付かないそうです。老化だとか、体質だとかって片付けていたら、実は遅発性の食物アレルギーだという可能性もあるそう!10年間慢性の咳で悩んでいた人が、乳製品と海老ととうもろこしなどの抗体値が高いことが分かり、除去したところ症状が完全に消えた症例とか、慢性の便秘と副鼻腔炎と疲労に悩んでいた男性が、卵の抗体値が高いことを知って除去したら、2ヵ月後には症状が改善された例もあるみたいです。また、鼻が絶えず詰まっている6歳の少女が、マッシュルームときゅうりと乳製品と卵を避けるようにしたら、症状がなくなった例とか、注意欠陥多動性障害の9歳の少年が、乳製品と卵とグルテンと数種類の野菜を除去するようにしたところ、2週間で見違えるほど改善した例、アトピーが改善した例など、子供の症状にも数々の症例があるようです。要するにこれは、隠れ食物アレルギーというわけ!その他の症状としては、消化不良、吐き気、過敏性腸症候群、胃潰瘍、自閉症、緊張、憂鬱、耳感染、喉の痛み、筋肉痛、頻尿、不整脈、むくみ、低血圧、PMS、不妊、口内炎、不眠症、夜尿症、目のかゆみ、目の痛みなども関連あるそうです。うーーん、確かにこういうのまで食物アレルギーとは思わないわな、、特に私がアンチエイジング的に気になったのは、IgG抗体は血中で3週間も持続し、体のあらゆる場所に慢性炎症や、組織変性を起こすという点。慢性炎症だぁ~?そいつはやばい!細胞での炎症こそが、老化現象の原因であると、かのDrペリコーンも言っていた!酸化と炎症を極力抑えれば、肌はみるみる若くなるとも言っていた!!要するに体中が慢性炎症になるってことは、活性酸素だらけになって、細胞も老化しちゃうってことです。やばいよ、やばいよ、、これは検査を受けてみよう!とやっと今回、思ったのでした。私は花粉症もないし、アレルギーも自覚あるものは何もありません。が、もしかしたらこの隠れアレルギーのようなものは、あるのかもしれないと思いました。さて、そんなわけで、今回は鶴見先生のところではなく、キャンペーン中の代理店さんに、直で申し込みいたしました。(先生すみません)日本の正規代理店のアンブロシアさんに申し込むと、アメリカの検査機関「USバイオテック研究所」から検査キットが自宅に送られてきました。説明書とかは、日本語で書かれています。IgG抗体は少量の血液があれば調べられるので、ランセットという小さな針で指にちっと刺して、ストリップに染み込ませればOKなのです。アンブロシアのHPへIgG検査のページへ↑検査キットはこんなんです。ランセット、バンドエード、消毒綿、検査ストリップ、手袋。↑これがランセット(針です)薬指の外側に白いところをカチッと押し当てれば針が中から出てくるそう。ここにきて、ハタと困りました。実は私は大の注射嫌いなのです。針が、実際押すまで見えないところが、逆に怖くて検査キットが来てから数日間放置してしまいました。ところが、勇気出してついに押してみると!なんと全然痛くないじゃないかーー!!こんなことなら、もっと早くやるんだったと思いました。たくさんの血がいらないから、針はちょっとしか出ないんですね。↑指をしぼって、このストリップ3本の白い部分にタラタラとつけます。で、そのまま、2時間~4時間空気乾燥。↑乾燥させたストリップを、このビニールに入れまして、、、↑送料着払いの用紙も封筒もついているので、これに入れて宅急便に出すだけ。待つこと2週間。来ました、来ました検査結果!日本用の食物パネルなんで、日本人の食生活に添った食物96種類がこれで調べられてます。アンブロシアさんが、翻訳してくれているから日本語で書かれています。↑検査結果はこのように、IgG抗体の数の多さによって左から順に無反応、非常に低い、低い、中程度、高い、非常に高い、極めて高いの7段階になって、グラフで表されています。私は、96品目中、81品目が「無反応」。「非常に低い」が8品目「低い」が4品目「中程度」が3品目アンブロシアさんに、お電話でこの結果をどう捉えたらいいか聞いてみると、かなり良いほうだとのこと。やったー!!通常、アレルギー値が高いというのは「高い」「非常に高い」「極めて高い」のところの食物を指すので、他に高いものがない場合、中程度の食べ物はさほど気にする必要はないけれど、あまり頻繁には食べないようにしたほうがいいみたいです。え?何が中程度だったかって?意外や意外、アスパラガスとバナナとバニラなんですよ。最近どれもあまり食べていなかったんで、ちょっとほっとしました。まぁ、あまり気にしないでいいみたいなんで、除去まではしませんが。で、これが高かった場合、通常どうするかというと3ヶ月から半年、まずはその食べ物を完全にやめてみるんだそうです。で、必須脂肪酸や、ビタミン、ミネラルなどを摂り、腸を良くする食生活にチェンジ。で、体調が改善したら、除去してきたものも少しづつローテーションで復活するんだとか。個人差はありますが、半年くらい除去していると血中の抗体はかなり減って正常値になっていくのだそうです。食物アレルギーの原因は、何か一つのものを躍起になって食べる、ストレスなどもありますが、根本的な原因はやっぱり腸にあるそうです。免疫の60%は腸管にあるのですが、消化機能障害、腸内細菌のアンバランス、腸管透過性亢進(リーキガットともいう。腸壁が薄くなること)などで、腸壁に障害を抱えてしまうと、食べ物のメッセージを有害なものと誤解して、排除するようになってしまうんです。実際、腸を整えていくと、IgG食物アレルギーは起こりにくくなっていくのだそうです。アンブロシアの方に、「現代人はだいたい乳製品とか卵とかは、一番右端までグラフがいっている人だって結構いるのに、全般的にほとんど無反応なので結構良いほうだ」と言われ、すっかり気を良くした私。鶴見先生にこの結果を自慢すると、「僕だって完璧だよ!」と逆自慢されてしまいました(笑)しかし、自分の体が実はちょっと苦手としているものを知っておくと、とてもいいなと思います。中程度のものを、頻繁に摂らないようにしてみて、来年あたり、また検査しようかなーと思っています。隠れアレルギーに要注意!体に良いと思って食べている食べ物が、実は自分を苦しめていることもある!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年04月16日
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みなさま、こんばんは。今日は春一番が吹いたようですね。早く春にならないかなーと思う今日この頃です。さて、この前書いた電磁波問題なんですが、実はあれから電磁波測定器を買っちゃいまして!さっそくいろいろ測りまくったのでレポートします。まず身近なところでテレビと冷蔵庫です。写真左がテレビですが、この通り液晶画面なせいか、こんなに近づけてもわずか0.2ミリガウス。冷蔵庫も正面は0.2ミリガウスで、電磁波が強いとされる側面でも0.6ミリガウス。この2つは比較的新しい製品なので、電磁波対策がかなりされていると考えられます。洗濯機も洗濯中でも1ミリガウス。側面で1.4ミリガウスと意外と低かったです。ただ、盲点が2つありました。それは食洗器。これ、うちは流し台の下についているのですが、なんと使ってなくても85ミリガウスも電磁波が出てるんですよー。しかもその前に立つからいやになります。直接お腹あたりに触れる上のほうは9ミリガウスでしたから、まだマシですが、極力この前では料理しないようにします(涙)もうひとつは、炊飯器です。なんと150ミリガウス!これ、IHの炊飯器だったんですよ。ただし、こんなに上がるのは炊飯中だけで、保温中は0.5ミリガウス程度に下がります。炊飯中は近寄らないに限りますね。次に恐ろしかったのが加湿器です。182.4ミリガウスですよーただし、うちにもうひとつある別の加湿器は0.3ミリガウス程度でしたから、製品によると思います。同じく製品によるなと思ったのが電話の子機。うちは仕事の都合で2本電話をひいているので、2種類の子機があるのですが、同じメーカーのものなのに、型番が違うだけでこんなに違います。ちなみに0.4ミリガウスの子機のほうが、製品としては古いのですから、よく分かりません。今後長くなりそうな電話は0.4ミリガウスのほうですることにします。さて、問題の携帯電話です。これはマイクロ波の問題と、通話している時の電波の問題が大きいですから、この測定器だけでは判断が難しいところがあります。が、一応測ってみたところ、電源を入れて、通話もネットもしてない状態で76.4ミリガウスでした。ショックだったのは、電源を切っても16.7ミリガウスも電磁波を測定出来たこと。目覚ましがわりに枕元に置いている方は、頭から50cm以上は離したほうがいいと思います。ポケットに入れるのは、もってのほかだと思います。さて、次にパソコンです。最初にデスクトップの液晶モニターで測りましたが、見て下さい、全然ですよこんなに近くても0.4ミリガウス!ただし、これはそう古くない液晶モニターのものでないと、こうとは限らないと思います。パソコン本体はというと・・・一番高いところで、側面の5.6ミリガウスでした。本体が体の近くにある方は遠ざけたほうがいいと思います。問題はノートパソコンです。やっぱ本体とモニターが合体しているから、ノートはすごいんですよ。通常体があるあたりで測ったら、6.7ミリガウス。これ、モニターからじゃないんですよ。むしろ、キーボードの手前のほうから出ているようです。裏側が一番すごいです。やっぱりキーボード別売りで買って、ノートパソコンから出来るだけ遠ざかるのは、姿勢のためだけじゃなくて電磁波対策にもいい方法です。あと、通信会社のモデムが69ミリガウスありました。モデムも体から遠ざけたほうがいいですね。最後に、問題のドライヤーです。最近低電磁波ドライヤーなるものがあるのを知って、購入したばかりだったので、その低電磁波ドライヤーと元々使っていたドライヤーと、夫が独身の頃使ってた古いドライヤーの3つを測定してみました。すべて1200W。左は夫ので、右は私が前使っていたドライヤー。真ん中が、最近買った低電磁波ドライヤー。全部最強のHOTにして、測っています。風が出てくるところで測るのが一番電磁波が弱いのですが、さすがにこれは低電磁波ドライヤーの3.5ミリがウスに軍配が上がります。ところが、その他の位置で測ると、古いドライヤーも低電磁波ドライヤーも190ミリガウス前後で、同じくらい高いのです。ただし、前に使ってたドライヤーに至っては、電磁波がすごすぎて測定不可能となってしまいました。この測定器は、1999ミリガウス以上だと測定不可能になるのですが、まさかそれ以上あるのでしょうか?うーーん、しかし低電磁波ドライヤーをわざわざ買ったのに、結果は微妙です。一番頭に近い、風が出るところからの電磁波は、確かに一番低いので、まぁよしとするかな、、、、電磁波のこと抜きでも、遠赤外線が出ているドライヤーで、かなり髪がサラサラになるので気に入っています。とにかく、電磁波測定器は本当に買ってよかったと思います。今後、何か電化製品を買う時は、売り場に持参して見本品で測って、電磁波状況を判断して買うことも出来ますし、自分の家の電磁波環境も分かるし、やみくもに不安がるより、今はかなり安心な毎日となりました。春一番!!活性酸素を増やして、老化を早める電磁波から遠ざかるぞ!!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年02月13日
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みなさん、こんにちは。さっそくですがお知らせから。今発売している雑誌「美的」3月号に登場させて頂きました。「美容のプロ26人発 いつも飲んでるビューティドリンク大集合」という特集です。私以外には嶋田真理子さんや中嶋マコトさん、美香さん、浅田好未さんなどの愛飲ドリンクが出ています。よかったら読んでみて下さい。206ページです。さて、今日は電磁波について書こうと思います。なので、ここから先はオール電化の方は読まない方がいいと思います。このブログを始めた時からいつか書こう書こうと思っていたのですが、多くの疫学調査では危険性がはっきりしているものの、動物実験ではそうでもないものもあったり、メーカーの調査では問題なかったりすることもあり、生活への影響も大きいので書くことを躊躇していました。でも、一昨年WHO(世界保健機構)が断定はしないものの、ついに電磁波に発がん性がある可能性があると評価し、予防的考え方に基づいて磁界の強さについての安全指針作り、予防のための磁界測定などの対策をとるよう勧告したというニュースを見てから、これはいよいよやばいなと思っています。国際基準値(強制力なし)の数値は、かなり強い数値となっていますので、この数値を見れば、日常生活で浴びるくらいでは影響ないことになってしまいますが、これは短期的な影響を表す数値にすぎず、長期的な影響については考慮されていません。今問題になっているのは、浴びていると気づかないほどの弱い電磁波を慢性的に浴び続けた場合の影響です。ただ、日本と他の先進国ではかなり温度差があります。日本は電磁波問題にかなり消極的ですし、全世界に報道されているようなことでも、日本のマスコミはスポンサーの顔色を見ているのか、ほとんど報道しません。でもこれは、今までのいろいろな問題から考えても、はっきり断定されてからでは遅い類の話ですから、やはり気をつけておくに越したことはないと思います。活性酸素を発生させる事も、アンチエイジング的に気になりますし。ただ、現代人は電化製品に囲まれているので、あまり神経質になりすぎると暮らしていけないし、ストレスが溜まりかえって悪影響もあるので、ほどほどでいいと思うのですが、ほんの少し気をつけておくだけでも、ずいぶん影響を減らせるのではないかと思います。この電磁波についての疫学調査の中で、特に気になるものを書いていきたいと思います。(参考文献 危ない電磁波から身を守る本)有名なものですが、送電線の近くで小児白血病が増えるという調査。1992年から1999年まで、アメリカの連邦議会の指示でアメリカ環境健康科学研究所が超低周波電磁波の疫学調査をしたところ、小児白血病と、大人の慢性リンパ性白血病には関連性が認められると結論づけています。送電線の近くで3ミリ~4ミリガウス以上の電磁波を浴びている子供は、そうでない子供より小児白血病の発症率が1.7倍~2倍となったのです。日本でも国立環境研究所の疫学調査で、1999年~2001年に行われた大規模調査で、4ミリガウス以上の電磁波を浴びている子供は、1ミリガウス未満の子供に比べて、2.63倍も小児白血病に発症する率が高く、急性リンパ性白血病に限ると4.73倍だということが分かりました。国際基準値の1000ミリガウスという数値が、いかにあてにならないか、この結果を見ると分かってしまいます。2002年のカリフォルニア州の疫学調査では、子供だけでなく大人の白血病や、脳腫瘍、ALSなどにも関連があるとの結果も出ています。もうひとつ気になるのは流産への影響。アメリカで行われた調査では、最大で16ミリガウスの電磁波を日常的に浴びていた妊娠10週目未満の妊婦さんは、流産のリスクが5.7倍になるという結果が出ました。鶏の卵へ電磁波を浴びせる動物実験では、奇形が通常の3倍になったといデータもあります。似たような実験結果はカナダ、スウェーデン、スペインでも確認されているようです。特別電磁波を受けやすい環境というのはひとまず置いておいても、4ミリガウスや16ミリガウスくらいなら、電化製品からも十分受ける電磁波です。だって電子レンジで300ミリガウス、冷蔵庫で40ミリガウス、洗濯機で100ミリガウスなんですから!ただ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機だと1m以上離れれば1ミリガウス以下になるようです。2m以上離れれば、大半の製品でリスクが避けられるのです。パソコンは今は電磁波対策基準が厳しく、液晶画面ではぴったりくっつかない限りは、ほとんど気にしなくて大丈夫みたいです。ただし、デスクトップの本体やルーターからは発生していますので、出来るだけ体から離したほうがいいでしょう。テレビも液晶画面のほうが電磁波発生は少ないので出来るだけ液晶にし、1m以上離れればいいようです。ただ、1個、悩ましい物があるんです。それはヘアドライヤー。なんと500ミリガウス以上あるみたいなんですよね。電子レンジ以上なんですよ。しかも頭に近づけて使うものなので、10cm離しても50ミリガウス!!このくらい強いと、たとえ時間が短くても影響がある可能性があります。出来るだけ離して、しかも短時間ですませようと思ってるんですが髪が長いからなかなかね、、、それからIHクッキングヒーター。これは家電の中では非常に強い電磁波を出し、しかも離れる事が難しいという困った調理器です。正面に立った時、最も高いもので、約150ミリガウス。低くても約70ミリガウス。1ミリガウス以下にするには、1メートル以上離れないといけませんが、それじゃ調理しづらくて仕方ありません。うちはガスなのですが、IHは今増えているから、解決策を必死で考えてみましたが難しいですね、、、。電磁波エプロンも、ほとんど意味がないそうですし、電磁波防止グッズで本当に効果があるものもないようです。気になる方は、なるべく離れて調理するしかないですよね。あと、私が昔から最も気にしているのは携帯電話。私は極力携帯電話では電話しないようにしています。家にいる時にかかってきたら、たいてい家電からかけなおしますし、外出先では極力早めに切ります。あと、持ち歩く時に服のポケットなどに出来るだけ入れず、カバンに入れるようにしています。携帯電話は、先ほどから書いている超低周波電磁波ではないのですが、機器自体が電波を発信し、直接耳に当てて通話すると、アンテナから発生する電磁波50%以上は頭部に吸収されてしまうのです。このため、体への影響はかなり大きいと考えられています。WHOのプロジェクトの一環で行われた携帯電話と脳腫瘍との関連を調べる大規模調査が、デンマーク、フィンランド、ノルウェー、スウェーデン、イギリスの5カ国で行われ、結果が一昨年公表されましたが、10年以上携帯電話を使用した人では、脳腫瘍になるリスクが上がることが判明したそうです。動物実験では、マウスに携帯電話と同じ電磁波を浴びせた実験で、リンパ腫の発生が2.4倍になることが判明。一番怖いと思ったのは、フランスのモンペリエ大学で行われた鶏の卵60個を孵化機に入れて、携帯電話を通話状態にして中央部分から1cm上のところに置いた実験。携帯電話を置いていないグループの死亡率が11.9%なのに対して、置いていたほうは、72.6%の比率で、卵が孵化せず死んでしまったのです。その差なんと6倍!!直接通話しなくても、腰のポケットに入れているだけでも、精子の数が減ったり、不妊への影響があることが指摘さています。胸のポケットに入れていると、心臓への影響が懸念されるということです。通話する時はイヤホンマイクを使うといいですし、ポケットには入れないこと。特に男性は入れている人が多いから、注意してあげるといいと思います。特に今、世界規模で精子の質が低下しているようですから気になります。携帯電話も実は機種によって電磁波への影響に違いがあります。日本でもやっと携帯電話会社がSAR値という頭部への電磁波の吸収率を数値化したものを、各機種によって測って情報公開するようになってきました。ただ、ヨーロッパに比べてかーなーり消極的です。各会社とも見にくい!各機種のSAR値をまとめてくれている便利なサイトがあったので、見てみて下さい。特に子供の頭蓋骨は未成熟で頭部への電磁波吸収率が高いため、イギリスやドイツでは子供が使用することへの警告を出しています。私も、これを期に今までは短めに切る程度でしたが、イヤホンマイクに変えようと思います。電磁波から身を守り、電化製品はなるべく遠ざける。気にしているときりがないけれど、適度な対策を!人気ブログランキングに参加中!↓1日1クリック、応援よろしくお願いします。これを励みに頑張れます!blogランキングに1票投票するいつも応援クリック本当にありがとうございます!!
2009年01月23日
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