再出発日記

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2006年07月10日
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カテゴリ: 邦画(05・06)
7月6日未明、日本の海を隔ててすぐ隣の国から事前通告なしにミサイルかせ発射されて、日本海という「公海」に幾本かのあまり性能がいいとはいえない弾が沈んでいった。

以上のことは、国際ルールにも「日朝平壌宣言」にも違反するものである。北朝鮮はペナルティを払うべきだ。……ということを前提にしたうえで、私はこのことについてあまりコメントしたくは無かった。少なくとも、一週間は様子を見るべきだと思っていた。一週間ぐらいたてば、北朝鮮の狙いぐらいは幾つかそろうだろう。ただ、少し性能のいいミサイルが日本から発射されつつあるので、岡山県倉敷市の小さな集落の薄汚い部屋の机の上から、少しつぶやいてみたい。予定より三日ほど早かった。

自民党は悪法を通そうとするとき、必ず閣議決定の前にある代議士が「一人暴走して」あるいは「口を滑らして」極端な展望を言う。それを人はアドバルーンを上げた、という。(例えば消費税20%発言)決して彼らは意味のないときに口は滑らせない。このアドバルーンに対して、どの程度の反対意見が上がるのか、きちんと見定める。誰が賛意を表わすかチェックする。どのような波紋になるのか、科学的に分析するのである。

今回は北朝鮮から少し大きなアドバルーンが上がった。いや、これからは「ミサイルが上がった」といったほうがいいのかもしれない。大きいので、世界中の動きを観察することが出来る。このミサイルによって誰が得をするのか、一ヶ月から半年のスパンでしっかり観察していく必要がある。ミサイルなので、反応が大きい自称文化人より、今回は普段余り意見を言わない閣僚も、ここぞとばかり言い出したようだ。

麻生太郎外相のNHK番組での「北朝鮮のミサイル基地攻撃は自衛権行使の範囲内」発言。額賀防衛庁長官ののフジテレビ番組での「敵国が確実に日本を狙って攻撃的手段を持ち、ピストルの引き金に手をかけたようなときは、日本を守るため(攻撃の)判断が許されると解釈される」発言、あるいは「法の範囲内で可能な装備を検討すべきだ」発言。検討は次の日には安倍長官により、敵基地攻撃「検討研究必要」と「研究」にランクが上がる。そして武部幹事長の「法整備発言」。
以上 「一気に実現しそうな「敵基地の先制攻撃」」(反戦な家づくり )より

とりあえずさんは 「防衛庁はミサイル防衛システムの配備計画を前倒しして進める方針。来年3月予定のパトリオット3(PAC3)は年内に配備。海上配備型迎撃ミサイル(SM3) も2011年より早める」という東京新聞 7月9日の記事を紹介している。

北朝鮮のミサイルがどのような意図を持っているのか、どれだけの脅威があるのか、冷静な検討もしない間に、これだけの憲法原則を根本から覆すミサイル級の「便乗意見」が上がっていった。ちょっと彼らは「躁状態」という病気になっているのではないか。本当に彼らに政治を任せていいのだろうか。
20060208_poster_01.jpg

「みな、必死にせわしなく動き回っていますが、それは目的があってのことではないように見えます。目に見えるもの、見えないもの、それらを全て失うことを、ただただ恐れているようです。 人々の頭がおかしくなってしまった感じです 。」「大人たちは誇りや寛容さ、いたわりの心を失い、若者たちは未来に希望を見出せず、無力感におそわれています。」「結果、生きることの現実感は失われ、自分や他人が死ぬことの現実感も失われています。自分の存在があいまいにしか感じられないのならば、他者の存在も希薄にしか感じられないのは当たり前で、減らない自殺や理由なき殺人の増加は、その象徴の様に見えます。」結果、数年前と情勢的にはほとんど変わっていないのに、敵を殺すことばかり考え出すのです。

もう一度言います。北朝鮮はペナルティを払うべきです。どのようなペナルティかは、日本だけで決めるべきことではない。冷静な分析が必要です。もしかしたら、「日朝平壌宣言」以降の外交の失敗もあるのかもしれない。本当にミサイルを阻止するような外交は出来なかったのだろうか。そこらあたりもきちんと総括するべきだろう。

以上、自分の意見というよりか、人の発見の横流しばかりですが、日本から違憲級のミサイルが発射されだしたので、ちょっとあせって呟かせてもらいました。

追記
いつも誤字・記述間違いがある当記事です。いつもはこっそり直します。でも、今回文中でリンクしている「とりあえず」さんの記事を「そぞろ日記」さんと書いてしまいました。TBを打ったあとに気がつきまして、今さっきこっそり直しましたが、両氏にはまことに失礼なことをしてしまいました。どうも私も頭が、変になっているようです。









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最終更新日  2006年07月11日 11時48分20秒
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