再出発日記

再出発日記

PR

フリーページ

お気に入りブログ

ドバイチョコレート New! はんらさん

週刊 マンガ便 小… New! シマクマ君さん

源氏物語〔7帖紅葉賀… New! Photo USMさん

『絵はがきの大日本… New! Mドングリさん

大阪ことばの数え歌… New! 天地 はるなさん

カレンダー

2020年11月09日
XML
テーマ: 京都。(6101)
カテゴリ: 旅の記録
2020年11月2日(月)雨


朝から雨。ローソンで傘を買って、直ぐ近くの烏丸綾小路遺跡であろう所を写真に撮る。これは図書館で探してもらった京都古代巡りのための本「京を発掘!出土品から見た歴史」(京都市埋蔵文化財センター編)に載っていたもの。


この辺りの弥生遺跡(中期)から、唐古・鍵遺跡と同じような楼閣が描かれた土器が出土したらしい。「この辺りは弥生時代でもかなり田舎だろうに何故なんだろ」とは著者の疑問。つまり、この楼閣は現代で言うファッションビルではない、祭祀を行う場所としてシンボルとして知られていたのでは?と推測していました。

もう少し離れた綾小路遺跡も探したのですが、場所を特定できなかった。


これは菊水井戸跡。


与謝蕪村の終焉の地もあった。


説明書は以上の通り。




地下鉄で二条城へ行く。駅出口看板。お堀周りには、城周りを作業する町人の町があったようだ。今も少しだけ趣が残っている。



二条城に入城。東南隅櫓。火事でも焼け残って昔の姿を留めている。



東大手門。寛永年間に、天皇の二条城御幸二階から見下ろさないようにと、一度一階に建て替えられ、また二階建てに戻している。
















小堀遠州作の庭に回る。小堀遠州は、岩や遠景を景色に見立てる庭を作る。




アプリの説明場面を動かしたけど、上手くいかない。



二条城の紅葉は素晴らしい、と何処かに書いていた。まだ最盛期ではないのか、それほどでも、だった。





唐門の彫金、透かし彫りはホント職人技だ。長寿を意味する「松竹梅に鶴」聖域を守る「唐獅子や竜」を極彩色に彫って飾っている。あまりにも色鮮やかだと思ったら2013年に修復したばかりらしい。ともかく、名前の残らない職人たちの独壇場ではある。
(「さんぽ」には「瓦は瓦職人、檜の樹皮を使った屋根は檜皮葺職人、その下の唐破風に塗られた漆は漆職人、彫刻は木彫師、そして餝金具は金具職人が手がけとるんや!」と紹介していた)
京都には未だこれだけの職人が生きている。しかし次の修復の時には、これが可能な保証は何処にもない。



本丸御殿は修復中だった。天守閣跡に登って西橋を撮る。

後でそこを回ると、カクカクと入る(いわゆる防御のための)通路になっていた。



ここの紅葉(もみじ)は素晴らしい。






ひとしきりまわって清流園というお庭に出る。桜の木が美しい。これも、ここ数十年の植木だと思う。毎日職人たちが手入れしている成果なのだと思う。

それでも二条城だけで午前中を使ってしまった。この後、「さんぽ」を使って京都ぶらぶらをするつもりだったが、ウエストカバンの中身を見て愕然とする。今日1番の失敗である。「さんぽ」と思っていたが、同じ書店のカバーをかけた他の文庫本だった。何やっているんだか!そうは言っても、行くべき場所だけは知っている。千本中立売ぶらぶらである。バスを待って、そこの停車場でとにかく降りる。






おゝいかにもという店。



極楽湯という家の佇まい。



地図アプリ見てもピンとこないけど、とりあえずおばあちゃんに千本中立売商店街の場所を聞く。名前は違うけど、コレらしい。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年11月09日 07時51分21秒
コメント(3) | コメントを書く
[旅の記録] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約 に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、 こちら をご確認ください。


おお!  
ダンジャ さん
すずさんのブログから、飛んできました。
京都へ来られてたのですね。

烏丸綾小路・・・ウチから徒歩圏内です。
京大、残念でしたね。 入館料が惜しくて入口止まりの私です。 学食ルネ、安いです。

考古資料館は、行かれましたか?
タダです!

古い町屋や、呉服屋は、ゲストハウス。
中国系インバウンドが、すさまじかったのが・・・
コロナの影響は、大きいですね。 (2020年11月09日 22時39分53秒)

Re[1]:2020年11月京都旅2-1(11/09)  
おゝそうなんだ! さん
ダンジャさんへ
コメントありがとうございます!
スズさんはお元気でしょうか?5年ぐらい会ってないなぁ。
お近くなんですね!
考古資料館は前回行きました。

街中の考古資料館はもうこれだけの気がします。次の日に向日博物館が素晴らしかったです。 (2020年11月10日 14時48分10秒)

Re[2]:2020年11月京都旅2-1(11/09)  
KUMA0504 さん
題名入れたつもりが名前入れるところだったようです^_^;
(2020年11月10日 14時49分36秒)

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

ヒフミヨは天岩戸の祝詞かな@ 自然数の本性1・2・3・4次元で計算できる) ≪…三角野郎…≫は、自然数を創る・・・  …
永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?
ポンボ @ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) お元気ですか? 心配致しております。 お…
むちゃばあ@ Re:そのとき 小森香子詩選集(08/11) はじめまして むちゃばあと申します 昨日…

バックナンバー

・2024年09月
・2024年08月
・2024年07月
・2024年06月
・2024年05月
・2024年04月
・2024年03月
・2024年02月

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: