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相場から退場するまで、僕は相場から得た知識や知恵を吐き出し続けたいと思います。ただ、基本的に運営しているどのサイトも、HNも全く未練はないです。場合によってはゼロから始めたいと思います。今度はアンチバリュー投資家ではなく、ガチガチのバリュー投資家サイドに入って和気藹々と投資ゲームを楽しむのも悪くない。バリュー投資家のサイトを読むより、芸術的な絵画を相場の間に数十分眺める方が長期的に利益を上げられるように感じる、例えばこんな極論が大好きです。僕はバリュー投資家さんが嫌いなのではなく、本当は大好きなのですよ。
2006.03.28
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バリュー投資家さんたちが自信喪失しているようです。本質を理解していないから自信喪失するんです。話は変わりますが、ファンダメンタル投資家さんのサイトを読んでいると、最初は物凄く優れた投資家だと思っていた人が、大して凄くなかったという事に物凄く失望する時があります。減点方式の考え方なので、致し方ないかもしれませんが、最近のファンダメンタル投資家さんの投資哲学の体たらくぶりは酷い。さて、この世に優れた投資手法というものが存在するんでしょうかね?
2006.03.26
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批判が相場に厚みをもたせる。厚みのある相場は、大きくぶれやすい。批判のない薄っぺらい相場は、長続きしないものである。さて、今回から初心者代表として(初心者)極意を書く事にしました。飽き性なのでその二に続かないかもしれませんが、その際はご了承下さい。因みに、異論反論待ってます。放置プレイになりますが、バリュー投資家さんは是非書き込みをお願いします。
2006.03.22
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ハイリスクハイリターンが小型株。これは古今東西変わらない。なにもしれなければ、お金はお金のあるところに集まる性質がある。お金がない場合は、リスクを取るしかない。何事も基礎は大事である。土台がなければ、知識は知恵にならない。知識が土台を作るのではない。行動が土台を作る。お勉強ばかりしていてもダメなのだ。
2006.03.22
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どの企業も好景気では信じられないくらいの好業績になるものである。右も左も上方修正、そんな夢のような好景気もある。今の不動産関連がそれにあたるだろう。数十%以上の増収が大半である。四季報などでも今後の業績は好調だ。では、今不動産関連は買いなのだろうか?長期投資家は、業績が向上する前に買わなければならない。不況を乗り越えられるだけの体力がある企業が、損益分岐点を下げる努力を続け、不況下でも利益を上げられる体質になろうとしている時、正にその時に買わなければならない。何故なら、損益分岐点を極限まで下げ、収益力が向上している企業はちょっとの増収で莫大な増益になるからである。莫大な増益予測が発表される頃は、既に株価が上昇しているあとであり、バリュー銘柄となった優良企業はその後、中期的なスパンで壮絶なババ掴みゲームが始まる。もし貴方が長期投資家を志しているのであれば、今不動産関連を買うべきではない。ライブドアショック以降、低迷している景気先行銘柄が適正な水準まで戻るまで買うというのは、少なくても長期投資家のする事ではない。安い時に買って高い時に売るのは、中期投資である。業績低迷期に買うのが長期投資。不況の真っ只中で買うのが長期投資。故に、巷で騒がれているバリュー投資は長期投資ではない。これは大きな矛盾点である。この事を理解すると、必然的に次の段階の自己批判に移る。「むぎゅ」でも以前書いたが、バリュー投資家の自己批判は必然。避けて通ることはできない。バリュー投資家さんはこの事を理解していない。
2006.03.22
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今回紹介するのは「やっぱり、株が一番!」。ビジネス教育出版社 石森久雄著です。副題の「常識にとらわれない株式投資のススメ」の名の通り、株式投資で常識と思われがちな多くの認識が間違いであると言う内容です。この考え方は株式投資に王道はないと考える、バリュー投資嫌いの僕の大好きな考え方で、本の中にも低PERや低PBR、高ROEやら優良銘柄への投資の少なくない割合が、実はそれ自体に魅力のあるものではないという事が述べられています。内容も、数字が殆ど皆無の極めて投資哲学よりのものに仕上がっており、ここらへん、小手先の投資手法偏重のファンダメンタル投資家に是非読んで貰いたい一冊です。この本では投資初心者が王道だと誤解するような項目について幅広く説明されている為、広く浅く、基礎的な事のみの説明となっています。しかし、各項目について常識をバッサリ切り込んでいる為必然的に、要所要所に鋭い文章が散りばめられています。バリュー投資家の皆さんは、優良株への投資が意外にリスクの高いものであるという認識は持っておいた方が良いでしょうね。数字を過信し、分析の追求を目的とするのは投資家のやる事じゃありません。そんな事は情報屋に任せておけば良いんです。何度も何度も「むぎゅ」で書いている通り、投資家の仕事は情報処理能力です。過剰な分析を行う暇があるならざっくりと上場銘柄全てを分析した方がよっぽどマシです。加えて、経済全体の流れを常に注視する。全体の流れを認識する事ができれば、個別銘柄の分析なんて多少精度が落ちたって大した事はありません。その為の分散投資です。
2006.03.19
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ご好評頂いておりますバリュー投資家なら絶対に買わない銘柄紹介です。ご好評戴いていないようならこのサイトでは銘柄紹介止めます。ヤフー掲示板でも紹介していますので次回からはそちらをご参照下さい。ただ、ヤフー掲示板ではもうすぐめでたく100個達成で終了予定です。有難う御座いました。「むぎゅ」の読者でもご存知の方がいるかと思いますが、もともと割安株紹介は2ちゃんねるでやっていたんですね。延々とスレッドが6まで続いた「割安株の紹介と、その後を報告するスレ」ですが、今から思うと当時の誰が見ても分かるような割安株が数年後、バリュー投資家さんに続々とバリュー銘柄に認定され、驚いたものです。結局、誰だろうがファンダメンタル分析でパッと見てよさげな銘柄は、バリュー投資家さんがバリュー銘柄に認定して下さるようです。バリュー投資家さんが一旦バリュー銘柄に認定すると、バリュー分析が始まります。バリュー分析は数字が多いほど宜しいとされており、また量が多いほど喜ばれます。さて、いつものように前置きが長くなりましたが、今回紹介する銘柄は森精機製作所。気になるお値段は、なんと据え置き2190円です。さぁ、皆さん我先にと買い急いで下さい。売り切れちゃいますよ。借金してでも買い進むのです。みなさんが買い進んでいる中、僕は売り抜けますが気にしないで下さい。超強気の中期計画織り込んで好材料出尽くし、先の全面安相場でも日銀量的緩和でも全く暴落していない景気先行株をこのタイミングで紹介するなんて頭の悪いリスクを取る投資家は、世界中のバリュー投資家さんを探し回ってもいらっしゃらないかと思います。実際この銘柄をポートフォリオに入れているバリュー投資家さんはいらっしゃらないようですね。さすがおりこうさんです。ぼくもはやくおりこうさんになりたい。
2006.03.14
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「むぎゅ」ではリンク厳禁というスタンスを取っていますので、このサイトからリンクを貼るという事は今までしなかったのですが、「リンク貼ってくれたら優良情報教えますよ」という素敵なサイトの誘惑に負け、止めときゃ良いのにリンク貼っちゃいました。引き換えに得た情報は屑でしたが、良い機会なので僕が頻繁に行くオススメサイトにリンクを貼る事にします。「むぎゅ」は非常に残念ながらバリュー投資家の方もちょくちょくお見えになっているようですので、そういった方はこれらのサイトに行って極論の有難さを学んで下さい。株式投資に王道や正解を求め、会計書の分析を追求する満足に酔いしれているその姿、同じファンダメンタル屋さんとして恥ずかしい限りです。お互い運の良さだけは人一倍あるのですから、それを生かしてマネーゲームをするだけです。好きなように好きな事を好きなだけやれば良い。そういう自由さは大切です。ところで、前にも書きましたがバリュー投資家さんのサイトは暇つぶしに役立ちますが、投資にはあまり役に立ちません。投資に役に立つのはむしろ「むぎゅ」で紹介されている極論ばかりのリンク集かもしれません。ただ、極論だと言うのを忘れると、情報の海に溺れてしまうのでくれぐれも注意されたし。
2006.03.11
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日本株に対して万年強気の僕としては、今回の日銀の量的金融緩和解除は好感しています。むしろ、遅かったくらいに思っています。遅かったが為に、反動もその分若干大きくなる可能性もあるかなぁと。量的金融緩和は最終的にインフレをもたらす事に繋がる諸刃の剣。若い人は大変です。思い起こしてみれば、僕は株式投資を初めて一度も弱気になった事のない、万年強気のブルです。日経平均が1万円を切る前から、8000円を割り大底を打つ時も、バブルだと騒がれ始めた今年の年始も、第一次ライブドアショックでも第二次ライブドアショックでも、僕は強気でした。僕以上のブルを、僕は知らない。バリュー投資家は本来僕より強気であるべきなのに、かくも脆いのは、「むぎゅ」で何度も言っている通り基本だけ重要視して基礎が全くお粗末だからです。今回の暴落で投資哲学が騒がれていますが、投資哲学は基礎の一部です。投資哲学が一番重要なのではなく、一番重要なものの一つに投資哲学があるのです。日銀は量的金融緩和解除とゼロ金利解除の間には数年クッションを入れるようです。当然です。僕は量的金融緩和解除には賛成ですが、ゼロ金利解除には反対です。恐らく読者の皆さんも同じだろうと思います。今回日銀は量的金融緩和解除と共に、0~2%目標のインフレターゲットもどきを設定しました。このインフレターゲットに関しては日銀が折れた格好となってしまい、非常に残念です。一番心配なのは、インフレターゲットが結果として成功してしまった場合です。アメリカ様が色々と要求してくる事でしょう。日銀総裁に福井さんが永久にいてくれるのなら問題ないですが、素直な日本市場が過剰にインフレターゲットを意識しすぎると、政治的な理由でマーケットが歪められかねないという懸念が残ります。僕は市場原理主義ではありませんが、市場原理主義の方が単純で分かり易い分良い結果につながる事が多いんじゃないかな、と思います。
2006.03.11
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「むぎゅ」では毎月毎月最新号のフィナンシャルジャパンを絶賛していますが、今発売している4月号も絶賛します。まず、最初に絶賛したいのは松井証券社長、松井道夫氏の日本市場の現状と今後についてについて、自分の信念を交えて書かれている「われ、反論す!特別編」です。ページ数にして7頁余りのこの文章が、巷で発売されている株式・経済雑誌のそれと全く質の違う特集であるという事が分かると思います。深い所も簡潔に、経済初心者にも分かり易く無駄のない文章で説明してくれるフィナンシャルジャパンは、経済初心者にとって真に有難い存在です。また、今後の松井証券が一体何をやらかしてくれるのか、今から期待が膨らみます。次に絶賛したいのは、日銀の量的金融緩和解除について議論している、「知らなきゃソンする?「竹中経済学」」です。これは12頁にわたって福井総裁や竹中総務相、与謝野大臣や谷垣財務相、吉川教授が財政再建と景気動向の関係にとって最良となる選択が何であるかを議論しています。最も着目すべきは、「名目成長率」が「長期金利」よりも高い水準を一定期間以上維持出来得るという「竹中論理」を政府と日銀が選択するかどうかでしょう。インフレターゲット肯定派の竹中氏と否定派の福井総裁は勿論の事、他の3人も確たる持論を持っている為に議論は白熱しています。それぞれが正しい為、普通であれば経済に疎い人は普通であればチンプンカンプンになってしまうような内容ですが、そこは流石フィナンシャルジャパン、随所にとても分かり易い解説があり、感無量です。議論は中々収拾されませんが、一読の価値ありといえるでしょう。バリュー投資家さんたちも、中身がスカスカな本を恥ずかしげもなく出版される前に、こういう密度の濃い文章を読んで勉強してもらいたいものです。他に、毎号連載のものもやはり他に類を見ない質の高さを保っているのですが、逐一説明するのは止めます。ウダウダ言わずに兎に角読め!と言いたい。
2006.03.05
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