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◆Takamie TDP512-BL セッティングです ギターオーナー様は、SZ様です 5月13日のライブで使う予定なので、それまでに間に合わせて欲しいとのオーダーです 想定外の事が無い限り、充分に間に合うだけの余裕は有りますのでご安心下さい◆画像から確認して行きます●長渕 剛氏のモデルです。 プリアンプに真空管を使ったモデルですが、プリアンプが故障した際に真空管を使わない 新しいタイプのプリアンプに交換されてます🌻緊急告知のアシストをさせて頂きます●お近くに住まいのゲスト様、聴いて見たいとお考えのゲスト様におかれましては 是非ともお出かけ下さい◆リペアの戻ります●世界のTakamineギターです このモデルとの出会いは衝撃的でした、真空管を使ったプリアンプの出音の素晴らしさと リーズナブルな価格設定に驚かされました。30万クラスのギターと思ってましたが、 10万円を少し超えるくらいで手に入るとは信じられませんでした●昔のコーションラベルは、モデル名が薄くなって判読不能に成って困った経験が多々有りました●海外のミュージシャンでTakamineのギターを使っている方が多いと思います●ヘッド形状からペグを付ける時は、基準線が無いのでテンプレートが無ければ大変だと思います●長期間使って無かった様です◆リペア開始して行きます●1Eのローポジがバズるとの事で、フレットに出来たエクボが原因ですので 先にエクボを取り除きます●4フレットだけ両側のフレットから高くなってましたので、打込んで高さをなるべく 揃えてから擦り合わせをします●マーキングがエクボの中だけに残った状態です どこまで取除くか擦り合わせながら判断して行きます●フレットの高さに余裕が有りましたので、殆ど取り除く事が出来ました●塗装クラックの様にも見えますが、木部に達している様にも見えます ペイントされているので、現段階では正確に診断出来ませんが、 もしかして倒したとか、お心辺りが有りますか?●塗装クラックと想定してセッティングして行きます 1フレットはスペーサーをセットしておきます●6E/12Fは、2.00mmと0.25mm低すぎる様でが、 全てのポジションでバズリが出なければOKです●1フレットは1.75でOKです◆ネックを握った時に違和感を感じましたので原因を探します●フレットボードの中央は、有っても問題にならないレベルの順ゾリです●1E側は最終フレットにスケールを押し当てると、1フレットに隙間が出来ます 即ち、1E側は逆ゾリしている事になります●6E側を同じく最終フレットにスケールを押し付けても、1フレットに隙間が出ません これは、ネックが捻じれている事を意味します。 違和感の原因はネックの捻じれだった様です●この角度の画像を確認しますと、ナットの1E側が下がっている事が確認出来ます●2WAY【順ゾリ・逆ゾリ】に対応しているロッドをフリーの位置まで戻します●ロッドをフリーにすると1E側の逆ゾリが無くなります●6E側は順ゾリが大きくなっただけの正常な反応です↑この現象からネックの塗装クラックは、木部に達している事を意味します ロッドを締める事によって木部のクラックの先のフレットボードに接着されている部分と 離れてしまい、逆ゾリと言う現象を引き起こしてます●ロッドを完全フリーにしますと、ヘッドの左下がりが無くなります●6Eペグの穴の中央からクラックが入ってます●1E側のクラックです 🌻塗装を剥がして接着後に塗装の補修するとか、クラックの接着固定方法を考えてましたが シンプル考えたら簡単に済む事に気が付きました。●ネックを作業台に固定して、無理しない様にネックをねじって隙間を広げ、 タイトボンドを流し込んで固定すれば済む、至って簡単な事でした●タイトボンドを流し込んで緩める作業を3回繰り返しますと、タイトボンドが奥まで 入って入る事が判断出来ます●ネック裏に養生の治具を付けて、強力なクランプで固定します 作業台が使えませんのでランチタイムにします●ネジ穴にタイトボンドを入れて、爪楊枝を差し込むと行き場を失ったタイトボンドが クラックの中に入って行きます●画像はタイトボンドがクラックから滲み出ている様子です 更にビス穴に六角レンチを入れて広げながらタイトボンドを押し込んでおきます●ラチェット式のクランプで圧を掛けて接着固定を待ちます●タイトボンドがクラックの中で硬化するまでの、最低5月3日まではリペアはストップしますが 13日のライブには間に合う予定ですからご安心下さい●タイトボンドで接着してから4日経過しましたので、セッティングして行きます●ネックを確認しながらフリーだったロッドを調整して行きます●6E/12Fを2.20mmにセットしました●1E/12Fは、1.75mmです●お預かりの際に気になってましたが、6E弦のサドルの出が余りにも低すぎますので ブリッジを削ってサドルの出を確保します●サドルのホルダーだけ削れば済みますので、削らない部分は養生しておきます●ブリッジ周りの仕上がりです●フレットボードの仕上がりです●木部に達していたクラックも確実に接着固定出来てます●リペアの完了です 13日のライブに余裕を持って仕上げる事が出来ましたのでご安心下さい🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月30日
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◆YAMAHA SA-○○ ベースネック捻じれ修復です ギターオーナー様は、I・M様です 前回、Gibson J-45 ネック捻じれ修復させて頂いた際に、ヤマハのSAベースの 捻じれてるのが有るけど、直るかなぁ?で今回お持ち頂きました ◆画像から確認して行きます●SA-70で間違い無いと思うのですが、ネットで拾った画像とは、テールブランコに違いが 有りますので、SA-○○と表記してます 型番のアドバイスを頂けますと助かります。●全体から、昔のYAMAHAのオーラが出まくってます●恐らく、ポリ製のポジションマークが浮いてますので、ネックアイロンの設定温度と時間に 注意が必要です。マークが熱で蕩けますと面倒な事になります●何とも言えない、ゴツイ機械感が凄いです●製造後50年以上経過してると思いますが、バックの状態は新品同様です◆リペア開始して行きます●目の錯覚では有りません。 このアングルで見ると見事に左に捻じれてます●ロッドフリーにしたら捻じれが解消! などと甘い事は有りませんでした●ペグでは無くロッドカバーを外せばネック材が判りました メイプル系です●捻じれていても、弦高は高く感じますが弾く事が出来るのは幸いです 途中で捻じれが入って来ますので、それを避けるために弦高を上げてセットしていた様です●1カ所を除いてポジションが浮いてます●完全に浮いている部分は、マスキングでフレットボードにおっぺしておきます ●ネックアイロンを掛けて行きます●アイロンを掛けた後の治具を外して捻じれの戻り具合を確認します 正常な状態に戻りました、今回は効かないのでは?と思ってましたが矯正出来て良かったですが 弦を張った数日後に逆戻りに成らない事を祈ります ヘッドストックの角度から、レスポールの様にヘッドとネックがヘッド付近で、 継ぎ合わされている形状の様で、ナット〜ボディの捻じれは解消してますが、継ぎ合わせの先の ヘッドは微妙に捻じれが残ってます、これは構造上の許容範囲と考えて下さい●ネックの捻じれが戻る前兆が有りませんのでセッティングして行きます フリーにして有ったロッドを、ネックの状態を確認しながら締め方向に調整して行きます●太いベース弦がバズる事を防ぐために、僅かな順ゾリを残す様にセットして行きます●最終的に微調整しますが、現時点ではこんな感じでOKです●ブリッジの高さを調整して12フレットを決めます ブリッジのカバーを外しませんと、ブリッジを下げようとすると全ネジ自体が回ってしまい 下げる事が出来ませんので、カバーを外して調整します●4E/12Fは2.40mmにセットしてもバズるフレットは有りません●1G/12Fは1.90mmにセットして有ります●浮いていたポジションマークの接着も済んでます●このネックコンディションに変化が無ければリペアの完了ですが 気を抜かずに経過を見て行きます ブリッジ取付の全ネジの先端が舐めているので、押さえのパーツがカバーを固定出来る位置まで 回らないためワッシャーを追加して固定して有ります🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月23日
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◆GUILD D50 セッティングして行きます ギターオーナー様は、Hat様です こちらのGUILDも友人から【弾き込んでくれない?】と頼まれて お預かりしたギターです。 ギターの扱いが丁寧で、テクニックのある方に預けて弾き込んで頂きますと 正しい振動をボディに与えますので、間違い無く鳴りが良くなります 今回はLRバックスの【ELEMENT】の取付と、音質をもう少し何とかして 欲しいとのオーダーです。 先日のテーラーもそうですが、ハイエンドなギターは元々の完成度が高く 更に音質の改善は、乾いたタオルを絞る事と同じで簡単では有りませんが Hat様の音の好みが判ってますので、リペア慣れしているGUILDと言う事も有り 何とかオーダーにお応えできる様にリペアを進めて行きます◆画像から確認して行きます●既に相当弾き込んで有りますので、今回のオーダーの前途は厳しいかも知れませんが 確かにもう少し何とかなるのでは?と言うHat様と同じ印象を持ちました●GUILDと言うとD-55のイメージが有りますが、D-50はネックがD-55と違って極太では 無いので弾き易いと思います●質実剛健のイメージ通りの作りです●バック材の波の様なローズウッドが素晴らしいです●サドルの出が殆ど有りません、弦高を下げる必要が出た際には、ブリッジトップを削る許可を 頂いております◆リペア開始して行きます●仕上がりはLRバックスの【ELEMENT】を取付けた状態ですから、音質改善前に 先に取付ておきます●アンダーサドルピエゾの厚み分弦高が確実に上がりますので、その分はブリッジトップを 削る必要が有ります●ジャック兼プリアンプをセットしてから、サドル下にピエゾを取り出しておきます●コントローラーを貼り付けます●ハーネスの取り回しと、電池ケースを貼り付けてELEMENTの取付は完了です●弦を張り戻してリペア前の状態を確認します ロッド調整前は、順ゾリが許容範囲を超えてます●1フレットのクリアランスが、調整の必要の無い位置まで来ましたので ここがロッドを締め方向に回す限界と言う事になります●6E/12Fが2.75mm有りますので、あと1.0mmサドルを削る必要が有りますが ロッド調整をした直後ですから、1日はネックの動きを観察する時間が必要です●1E/12Fは2.0mmですから、サドルを0.5mm下げる必要が有ります◆この時点で音出しして見ましたが、音質に問題は無いように聴こえますが 何となく感じる違和感の正体は、使う予定のゲージが010EXライトでは ギターのポテンシャルを引き出せ無いのでは?精査した結果です 要するにセルシ○のボディに1000ccのエンジンを乗せると走る事は出来ますが 満足の行く走りには成らなと言う事です●弦を交換する前にセッティグを詰めて行きます ギリギリまでロッド調整して、ナット溝の調整をしないで済むポイントを探し当てました ●6E/12Fは、2.75mm有りますので、サドルを1.0mm下げます●1E/12Fは、2.00mmですから0.5mmサドルを下げます●フレットボードは400Rです●予定の弦高になるように、400Rでサドルを調整します 弦接点は現状と同じ位置でOKです●400Rで有る事を確認します◆最終的なセッティングを確認します●1フレットはOKです●6E/12Fは、2.25mmの仕上がりです●1フレットは1.75mmです●フレットボードの仕上がりです●リペア前よりもサドルの出を高くして有ります●リペアの完了です 弦は010~のEXライトのままですが、セッティングが進むにつれて、音質がもう一歩と 言った感覚は完全に無くなりました。全体のバランスを整える事でEXライトでも問題無く D-50を鳴らす事が出来ますので、ゲージアップの件はリペアの途中経過として、さらっと 流して下さい。🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月23日
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◆GUILD P240 セッティングして行きます ギターオーナー様は、Hat様です モデル名のPが示す様に、パーラーギターなので何処まで持って行けるか予想が 付きませんが、アイディアをフル活用してリペアを進めて行きます◆画像から確認して行きます●小ぶりなボディにシンプルなブリッジ、ピックガードレス仕様で パーラーギターの王道スタイルです●パーラーギターですからスロッテッドヘッドはお約束です 筆記体のギルドの文字は見た記憶が有りません このモデルは製造が終了されているようです●コーションマークのデザインも見慣れたギルドとは少し違います●オイルフィニュッシュはラッカー仕上げと違って、塗装被膜が無い分弦振動の 障害に成りませんので、理論上その分音は良くなる事に成ります ●サイドバックはマホガニーです◆リペア開始して行きます●リペア前の弦高は、6E/12Fで2.40mmです●1E/12Fは2.25mmですが、測定値を確認して【こんなに低かったの?】の印象です 実測値よりも高く感じる事は稀に有ります●順反りも明らかに酷いってレベルでは無いのですが、ロッドを調整して行きます●締め方向の限界の寸止めまで調整します 画像は5A&4D弦だけ0.5mmのスペーサーが通ります、他の弦はこれ状締めると解放弦が バズる様になります●この状態でネックを握りますと、フレットボードの上で各弦が暴れている感覚を持ちます●6Eで2.25mmしかも12フレットジョイントですから、通常のアコギですと14フレットの 位置になるのですが、体感的にには全く低く感じません●1Eは2.00mmですが感覚は同じです●サドルに手を入れて行く前にフレットボードの曲面を測定します 真っすぐかと思ってましたが、400Rと僅かにRが付けられてました●フレットボードで弦が暴れてましたので、まさかギルドが?と思ってましたが、 ピッタリ400Rに加工されてました。 工房のオイル漬けサドルと、メーカーで使われてるサドルと質量が違っていて 工房のサドルに慣れてますと、普通のサドルを持つ度に【軽い!】と感じます●水牛骨のオイル漬けサドルです 今回は新しいギターですから、アマニオイル漬けは使わずに、レーシングオイルに漬けた 比較的薄い着色のサドルを選びました●400Rのフレットボードに合わせて有りますが、体感的にフレットボード上で暴れてる なら、400Rに合わせる必要は全く有りません●弾き易い高さになる様に調整して削り出して有ります●弦を張り戻します●6E/12Fを、1.75mmまで下げました●1E/12Fは、1.75mmまで下げて有ります●更にロッドを調整して、ナットの弦溝を調整しないでOKのポジションを探し当てました●見込み通りに、軽い牛骨から工房の水牛骨に変えた効果は大きく、低音弦の輪郭のハッキリ しない音が解消され、これならOKと思うのですが、私の知っているパーラーギターの出音 と同じで、ボディの箱から音が出ている!感覚が完全に解消されてませんので それを解消出来るか検討して行きます ●エボニーサドルを試して見ましたが、全く駄目でここまでエボニーと相性の宜しく無い ギターはマーチンD-45以来です●ナットを水牛骨に交換しようかと迷ってましたが、先に出来る事として弦接点を減らしても 改善しなければ交換する事にします●ナットの弦接点を減らした事が大正解でした コードストロークの際の、箱から音が出ている感じは僅かに残りますが、パーラーギターを 強めのコードストロークで弾く事は無いと思い、後はHat様のご判断にお任せしたいと思います●最終的なセッティングは、6E/12Fで2.00mmです●1E/12Fは、下げられる限界手前の1.50mmです このセッティングでようやく弾き易く感じる事が出来ます●フレットボードの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです 重量のあるオイル漬け水牛骨サドルの影響は絶大でした●リペアの完了です Hat様に試奏して頂いた感想は、リペア前はおもちゃの様な音でしたが、これでギルドのギターの なりました。 音の好みが似ていますので私も全く同じ意見です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月23日
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◆Martin STYLE-2 Soprano/1950年製リペアです ウクレレオーナー様は、にしやん先生です にしやん先生は、K2の奥様のウクレレ教室の先生で更に工房の常連様の ミキサーのU様、KIKI様とのお付き合いも有り、全員が繋がっていて 世の中は狭いなと感じてしまいます◆画像から確認して行きます●Martinのビンテージ・ウクレレは画像で拝見した事は有りますが、実物を見るのは初めてです しかも個体数が極端に少ない【STYLE-2】です 🌻トップのバインディングにラインが入ってますが、【STYLE-2】で間違い無いと思います●流石にMartinです、ウクレレの鳴りも一流です●型番の焼印は有りませんでした●ペグの上にシールを剥がした跡らしきものが有りますが、カマカの様にステッカーが 貼って有ったのかも知れません●バックの状態は良好です●画像の上側はライニングが下に有り強固ですが、その間はバックに補強が有りませんので 経年変化で割れた様です。音に悪影響は出ませんのと、ソリッドトップの宿命ですから 必要以上に気にしないで、と言っても、無理が有ると思いますが、リペア後は 歴戦の勲章の様に感じて来ますので、その様に考え下さい●指で押さえた後も素晴らしい景色と考えると、気が楽になりますが、マホ材が空気と直接 触れるのは宜しく有りませんので、オイルで保護する様にします●腕でボディを押さえた後もオイルで保護しておきます◆リペア開始して行きます●ギター用のクランプが使えて、奥まで丁度届く事を確認しました 画像はクラックの段差を上下で挟んで平らにしている所です●クラックの手前は小サイズのクランプを使います●段差は無くなりました🌻滅多にお目に掛かれない、Martin STYLEMartin-2 ですから、 個人所有のカマカ・ゴールドラベルとのツーショットです●2台とも棒ペグですがチューニングの精度が高く、狂う事が無いのでそのまま使ってます◆話がそれましたが本流に戻ります●段差を無くしたクラックにニカワを摺り込んで行きます●クランプで隙間を詰める様に、注意しながらクランプで固定します●手が届かない位置にパッチを貼る場合は、この様にクランプを使います●パッチがクラックのセンターに来る様に貼付け固定します パッチ1枚目は一番奥です●同じ手順で2枚目を貼り付けます●補強に必要なパッチを貼りました◆クリアが剥がれている箇所に塗るオイルのテストをします●画像のオイルは、普通のオイルでは出来ない、表面に被膜を作って保護してくれますので、 今回の補修材として使いますが、マホに塗った時の着色のテストをしておきます 極端に色が変わりませんので塗り込んで行きます●1回目の塗です。塗り重ねる時は4時間ほど空けてから塗り込んで行きます●2回目です 重ね塗りは最低4時間は開ける必要が有りますので時間が掛かります●トップ割れの部分もオイルを塗って行きます●トップとネック裏にも塗って行きます ●リペアの完了です トップクラックのリペアで音が良くなったと、にしやん先生からおしゃって頂きましたが、 確かにお預かりの時の出音と全く違う事に、ボディが小さい分だけ影響が大きいのかも知れません 画像中央の超ミニウクレレは、塚が通っていたウクレレ教室で、先生が面白いウクレレ持ってよ! でお渡しの際に見せて欲しとお願いしてお持ち頂きました●スケールダウンされた真鍮削り出しのペグを見れば、本格的に製作されたウクレレと お分かり頂けると思います🌻お散歩しながらウクレレで流しをされておられるので、お見かけしましたら、 是非とも投げ銭をお願い致します また、イベントのゲストとしてもお声掛け頂ければとの事です🌻お散歩流しに使われているウクレレは、とても貴重なウクレレです 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意してお
2023年04月23日
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◆YAMAHA ギタレレ セッテイングです ギターオーナー様は、LEAF マスターです フラダンスのバックで演奏する事になり、丁度良いウクレレを探していた所、U様のギタレレ有るよ! で即決されそうです。 ギタレレ=クラッシクギター&ウクレレの融合 と思ってましたが、ウクレレの形のクラッシクギター が正解の様です◆画像から確認して行きます●ドナルドのペイントはメーカー仕様です ヘッド裏にディズニーの認証ラベルが貼って有りました●ヘッドはクラッシクギターそのものです●ショートスケールでチューニングは4度上げる様です。 コードの押さえ方が違って来ますので、慣れるまでは難儀しそうです リペア完了までスリーコードを覚える必要が有ります 👇 この件は全くの勘違いで有りまして、通常の5弦/A-440Hzを4度上げてから全弦をチューニング しますので、ギターコードは全く同じです。 しかしながら、他に弦楽器の演奏者の方が居られますと・・・ チューニングが合って無い訳ですから、コード変換やカポ対応などご迷惑な存在に成る可能性は 否定出来ません◆コンディションを確認します●内部に達してる打痕が有ります 内部からニカワで固めて、これ以上広がらない様にしなければ成りません●逆サイドにも内部に達する打痕が有ります 凹みをサイドと面一にしてから、ニカワで固めて行きます◆スチール弦が1Eが切れた状態だったので、リペア前の弦高は当てに成りませんが サドルで調整出来る範囲の様です◆リペア開始して行きます●内部からニカワを外に貫通するまで塗り込んで行きます●ササクレの様に盛り上がった部分を、定規を使っておっぺして固定します●ネックヒールが剥離してますので、タイトボンドを流し込んで接着固定します●クランプを使って固定を待ちます●ブリッジの角にクラックが入ってましたので、タイトボンドで接着します●内部のニカワが硬化しましたので、外部はニカワにマホガニーのパウダーを混ぜた パテを充填しました●オイルフィニュッシュのオイル分が抜けてますので、スミスポリッシュを擦り込んで 乾拭きで仕上げて有ります●セッティングして行きます 予定の弦高になる様にサドルを下げます●弦を張りました●チューニング中に、フレットのエッジを指に感じますのでエッジの処理をておきます●1E/6E側のエッジ処理が済みました 湿度が上がり始めてこの状態ですから、冬場はもっと凄い事に鳴っていたと思います●6E/12Fはスケールが短いので、2.00mmのセットでOKです●1E/12Fは、1.75mmにセットしました●両サイドの陥没箇所は、ニカワで補修して有りますので、押してもへこむ事は有りません●フレット&フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月21日
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◆Takeharu WT250 再生リペアです ギターオーナー様は、KH様です ブログにご訪問頂き、過去のタケハルギターリペアの記事を読まれて 今回ご依頼を頂きました。◆画像から確認して行きます●友人からプレゼントされたギターですが、過去にリペアさせて頂いたWT250とは 仕様に違いが有ります。 頂いた際に新品の時に入っていた段ボールに、見本WT250とマジックで書いて有り 仕様の違いから販売されたギターでは無い様です●この箱に入ってましたのでメーカーさんが取引先に配ったギターで間違い無いと思います 激レア品です●トラストロッド調整口がヘッドに側に有り、ロッドカバーにこのマークが有る個体も初めて見ました また、ヘッドも長くてエピフォンのヘッドのイメージと言えば判り易いと思います●通常はコーションマークの下に有る、シリアルナンバーのスタンプが有りません●ポジションマークは製作された年代によって違いが有りますが、過去にリペアしたWT250には 1978年でしたので、5年以上も製造され続けていた割には、USED市場で個体数が少ない様に 思います●バック材も良い材が使われてます◆リペア箇所の確認です ①ブリッジの剥がれ ②トップ側のブレーシングの剥がれ ③相性の良いエボニーサドルに交換 ④4mmを超える弦高を、2.25mmまで下げる ⑤トップ側のバインディングの剥がれ ⑥ペグのオーバーホール ⑦ネックアイロン掛け◆リペア開始して行きます●クランプを掛けましたが、剥がれたブリッジがボディに密着するまで動きませんので ブリッジを外して再接着します●ブリッジを外しボディにスチームを掛けてから、専用の治具でブリッジを接着する面を 修正します●ボディクランプで上から押さえ付けます●外したブリッジにもスチームを掛けて、強化ガラスにクランプで抑え込んで曲がりを 最大限修正して、ボディに最小限の隙間で収まるか確認します 何とか接着固定出来るレベルまで修正出来ました●ボディとの密着性を高めるため、ブリッジの接着面にキズを付けておきます●タイトボンドで接着固定して、一晩放置して固定を待ちます 弦を張れるのは5日以上経過してからです●Xブレーシングの6E側の先端が剥がれてます●Xブレーシングの1E側も剥がれてます ブリッジの接着でサウンドホールが塞がってますので、ブレーシングの接着は後日になります●剥がれている6E側のXブレーシングを接着固定します●夕方になり先に接着したクランプが外せますので、1E側のXブレーシングを接着固定します●超ロングのクランプを使ってサイドバインディングにトルクを掛けたところ、密着しますので タイトボンドで接着しておきます 外から接着した後に、内部を確認してライニングに必ず剥がれが有るはずですから、 タイトボンドで補強しておきます◆此処までの下準備をしておきませんと、セッティングして行く事が出来ませんので 作業時間が比較的短く、タイトボンドが硬化するまでの待ち時間が長い作業を、 ドンドン進めて行く訳です◆ブリッジを再接着してから、5日経過しましたのでようやく弦を張る事が出来ます●高めにエボニーサドルを削り出してセットします ブリッジ&サドルにオイルを、この時点では塗ってません●1フレットに0.5mmのスペーサーをセットします●セッテイングの基準となる現在の弦高は、6Eで4.50mm有ります●1Eは3.50mm有ります この数値を元にサドルを削って行きます◆ネックが凄い事になってます お預かりの時にブリッジ浮きの関係で弦が張ってませんでしたので、ネックの状態が判りません でしたが、スケールを当てましたら許容範囲を超えた順ゾリが有ります●スケールとフレットボードの間に、外の景色が見えます●順ゾリは、7フレット付近で最大0.48mmの順ゾリが有ります このネックの状態でセッティングしますと、6E/12フレットを2.25mmにセットしても 弦高が高くなって弾くどころで有りません。 12Fを2.25mmにセットして、1Fを0.5mmにセットします。ネックがストレートでしたら 2.25mm➡0.5mmに比例して下がって行きますが、順ゾリが0.5mm有りますと、下がって行く 弦高に+0.5mmになりますので、非常に弾き難いギターに成ります 🌻弾き易いセッティングにするために、当初のお見積には入ってませんが、ネックアイロンで 順ゾリを修正する必要が有りので、ご了承を頂きたいと思います●ペグが非常に硬く弦を緩めてましたら、折れたビスが足元に落ちて来ましたので、 ペグを外してギヤにグリースを塗りました ●ビス穴が広がってましたので、埋木をしてからビス止めします●グリースアップ済のペグを戻します●フレットを確認しますと、左右のフレットから出っ張ている箇所が有りましたので マーキングしておきます。 擦り合わせはネックアイロンを掛けてからになります●経年変化でフレットボードから浮いている箇所も有ります◆アイロン使用の許可を頂きましたのでアイロンを掛けて行きます●順ゾリの頂点位置を確認して、最も効果的な位置にクランプを掛けます●アイロンから固定治具に交換する際にネックの修正具合を確認しますと、ロッドフリーの状態で 素直にストレートに近い状態まで戻ってくれてます●アイロンの余熱が有る間に固定治具に交換して、矯正されたネックが安定する様にクランプ掛けします●1日経過しましたので弦を張って、ネックの状態を確認します 6E/12Fが4mm有りますが、サドルの調整は全くしてませんのでご心配無用です●1E/12Fは3.5mmです この測定値を元にサドルを調整します●調整後のサドルをセットします●予定通り6E/12Fは、2.25mmになりました●1E/12Fは1.75mmで予定通りです●セッティング中に気が付きましたが、何とソリッドトップです 市販されたWT250のトップは合板なので、全く確認してませんでした●1フレットのクリアランスにバラつきが有りますが、0.5mmのスペーサーをセットして セッティングの詰めをして行きます●目視で浮いているフレットを打ち込んで、更に段差が残っているフレットにマーキングをして 擦り合わせて行きます●擦り合わせして、フレットクラウンを修復しました●マスキングを外して、仕上がったフレットです●チューニングをして全ポジションにバズリが出無いか確認します 現時点はバズリポイントは有りませんが、同時にロッドも調整してますので ロッド調整の影響で時間差でネックが動きますので、数日様子を見る必要が有ります●バラつきが有ったナット溝を調整して1フレットの高さを調整しました●6E/12Fは、2.25mmで安定してます●1E/12Fも1.75mmでOKです◆リペアの完了です●グリースアップして緩んだ止めネジを交換して有ります●超鏡面ワックスで磨いて有ります●バックもピカピカです●フレットボードの仕上がりです●張って有るのがセッティング用の弦なので、音の評価は控えますが この弦でも【ご期待以上の仕上がりです】 ご用意頂いたエリクサーに交換した出音が楽しみです 数日間はネックを確認しながら、安定したと確認が取れましたら弦を交換します🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月16日
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◆Taylor 510e セッティングです ギターオーナー様は、Hat様です 前回は、Rickenbacker 同時に台のリペアでしたが今回はハイエンド・アコギ3台の ご依頼を頂きました 今回お預かりした3台で唯一、Hat様所有のギターです セッティングと同時に音質改善のオーダーも有りますが、ハイエンドギターは完成度が高く、 要するに改善する余地が少ないですが、ご要望の音に仕上げる様に進めて行きます◆画像から確認して行きます●生鳴りも良いのですが、完全に納得の行く出音では無い様です●スロッテッドヘッドとドレッドノートの組合せは珍しいと思います●4年程前のギターで、弾き込みがこれかな事も関係していると思われます●サイド/バックともマホガニーです●前回の310ceはナットと弦の接点が長く、接点を減らして音質が改善されましたが、 510eは接点がピンポイントに近く仕様変更されてます●マホガニーボディに対して、サドル&ナットの素材の組合せに違和感を感じます ナットは良いとしても、出音に多大な影響が有るサドルにタスクは無いと思います マホはメローな感じで、タスクはシャキとした出音に使いますので、真逆の組合せが 違和感が出る一因かと思います◆リペア開始して行きます●購入直後のメーカーでセットした弦高は、やはり世界標準よりも僅かに高い2.75mmですが +0.25は誤差の範囲と思われます●1Eは2.00mmで世界標準です●310ceと同じタイプのピエゾです●アンダーサドルでは無く、サイドサドルと言うのでしょうか? 音圧の接点がサドルの側面に3カ所付いてます●既存サドルの材質はタスクでも無く材質は不明です このサドルは非常に軽く、510eのポテンシャルを引き出せない感じの鳴りです●310ceで好結果だった、オイル漬けの水牛骨を試して見ます 張った弦がセッティング用に使っている弦で有る事、弾き込みもこれからで有る事を割り引いても、 シックリ来ないと言うか、音が若すぎる様な軽い音に聴こえて来ますので、エボニーサドルを試す 事にします ●既存のサドルと同じ形状に削り出します●エボニーサドルをセットします●ロッド調整で6E/12Fを工房標準の2.25mmに調整しました●1E/12Fは、1.50mmにセットしました◆セッテイングの詰めに入ります●ダダリオEJ-26フォスファーブロンズに交換して詰めの調整をしますと、 1E&2Bの解放音が詰まっている様に聴こえて来ます サドルに問題は無く、フレットに弦が接触してませんので、ナットの弦溝が原因ですから 800番の耐水ペーパーで溝を調整して解決しました●6Eの1フレットだけ0.5mmを僅かに超えてましたので、全体を0.48mmが僅かに引っ掛って 通る様に調整して有ります●調整後のナットです●エボニーサドルの仕上がりです●6E/12Fは、2.10mmにセットしました●1E/12Fは、1.50mmにセットして有ります●リペアの完了です🌻エボニーvs水牛骨オイル漬けのサドルは、音に関する感じ方次第で評価が分かれると 思いますので、お渡しの際に比べる様に弾き比べして判断して頂きたいと思います 張り変えた直後のダダリオでは正しい音の評価が出来ませんので、本日はセッティングを決めて 音質の確認は後日に致します 個人的な感覚で有りますが、今回のリペアで最も良い音質になっていると思います🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月11日
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◆VG Guitar VG-00 セッティングです ギターオーナー様は、Hat様です 前回は、Rickenbacker 同時に台のリペアでしたが今回はハイエンド・アコギ3台の ご依頼を頂きました。 セッティングと同時に音質改善のオーダーも有りますが、ハイエンドギターは完成度が高く、 要するに改善する余地が少ないですが、ご要望の音に改善出来る様に進めて行きます このギターは出演されるライブ会場のオーナー様から、是非、弾いていて欲しいと お預かりいているギターです。◆画像から確認して行きます●国産大手でOEMを幅広く手掛けている、寺田楽器さんの自社ブランドです●ボディサイズに合わせて小振りなヘッドストックです●オールソリッドです●製作技術の高さは流石です●トップにラッカー塗装特有のウェザーチェックが入ってます 👇●ラッカー仕上げのギターにビニール系の養生は厳禁で、キター保護では無くダメージを与えてます 理由は、ラッカーに含まれているシンナーは永久に塗装から抜ける事は無く、ラッカーが 塗装として機能している間は残り続ける事になり、そのシンナー成分が密着してるビニールを 溶かしてボディを変質させてしまいます。ラッカーに対しては綿100%の布地に変えて下さい。 ◆リペア前の点検をします●弾いていて違和感が無いですか?の問に違和感が凄くライブで使う事は厳しいです! 原因はサドルの向きが逆にセットされてます。弦との接点が全弦でセンターでしたら 弦高がチグハグデで済みますが、2Eがズレているタイプなのでオクターブチューニングが 合わないので、弾いていて違和感を感じる訳です◆リペア開始して行きます●先にフレットボード&フレットをクリーニングしました●ラッカーのウェザーチェックから製作された年代を考えて、弦接点が近年のギターの形状では 無いように思われますので、チューニングが合う位置を割り出して行こうと思ったのですが●数年ぶりに専用治具を出して来たのですが、エンドピンタイプでは無いためセットする 事が出来ません●オーナー様がサドル&ナットを交換した様です・・・を思い出してハードケース内を確認 しますと、オリジナと思われるナット&サドルが入ってました●弦接点を鉛筆でマーキングしますと、予想通りオリジナルはセンターのストレート接点でした 既存のサドルを正しい向きにセットしてもオクターブと言うか普通のチューニングも微妙に 合わないはずです。●サドルを削り出す前にフレットボードを確認しますと300Rでした エボニーで削り出して、最初は弦接点を加工しないで、そのままセットしてチューニングが合う事を 確認してから、弦接点を出して行きます 自分で確認しないでリペアを進めるな!は師匠からの教えです●○形状のピエゾはどの程度沈むのか判らないので、取り合えずセットして有ったサドルの 6E&1Eの高さを基準に削り出します●エボニーサドルを迷わず選択した根拠は、OEMで製作された寺田楽器さんの 他のブランドのギターが、エボニーサドルとの相性が良かったからです●弦接点を出さずに弦をセッティング用の弦を張ります この形状のサドルでチューニングが合う事を確認しました、弦高調整前で弾き難かったのですが YouTubeで確認した音よりも改善された様に聴こえて来ます VGとエボニーの相性も良い事を経験してましたので、この方向でセッティングして行きます●チューニングをしてギターを抱えますと、凄く弦高が高く感じる理由は7フレット付近がマックスで 0.23mmの順ゾリが有ります●ロッド調整前の弦高は、6Eで2.80mm有りますが、体感的にはもっと高く感じます●1Eも2.50mm有ります●ロッドに余裕が有る事を確認して、締め方向に調整しますとストレートに近い状態まで 修正出来ました●6Eで2.50mmまで修正出来ましたが、Hat様には凄く高く感じる弦高ですから 0.25mm下げなければ成りません●サドルは粗削りなので6E側を0.5mm下げれば簡単に解決しますが、画像の通り6E側に 余裕が有りません サドルの余裕を確認した時に1E側に余裕が有って、6E側に余裕が無いのが不思議で しかも、サドルは1E側の方が低いので尚更です ブリッジを確認しますと、6E側よりも1E側が薄い事が原因でした●ロッドに余裕がありましたので、12時から3時の方向まで更に締めて見ます●6E/12Fが、予定の2.25mmまで下がりました●1E/12Fも、1.75mmまで下がりましたが●1E&2B弦が1フレットにベタ付きになってしまいます●フレットにベタ付きになっている事が確認出来ると思います 解決方法は、ナットを交換する、ブリッジを削ってサドルの出を増やして調整する、 1フレットから擦り合わせて行く。 3種類の方法から最もギターに負担を掛けないナットを交換する方法を選択します オリジナルと思われるナットをセットしましたが、セットされていたナットよりも低くて 再利用する事は出来ませんでしたので、新しいナットを削り出して行きます●オイル漬けでボディカラーに合った着色具合のナットを選びました●ビッタリ密着している事を確認します●調整前のナットです●弦接点の位置が確認出来ましたので、先にサドルを仕上げておきます●E/12Fは予定通り2.25mmです●1E/12Fは、1.75mmの仕上がりです●ナットの角を面取りして形を整えました●弦を張り戻して音出しテストをしますと、1E&2B弦の1~5フレットの音がクリアではない 滲んだ様な音に聴こえて来ます 弦を押さえた時に出て、6フレットより上のポジションでは出ませんので、原因はフレットの エクボで間違い無いのですが、経験上この程度のエクボで出る音では無いと思うのですが 他に原因は見つからないので、エクボを取り除きます●フレットファイルを使わずに、サンディングだけで取除きました エクボを取り除き改めて試奏しますと、正常な音に戻りました◆改めてセッティングを確認します●1フレットのクリアランスはOKです●6E/12Fは、2.10mmにセットしました●1E/12Fは1.75mmです●オイル漬けのナットもギターの景色に完全に馴染んでます●弦交換の際にサドルがピエゾピックアップに押されて簡単に外れます。 サドルに、1 6 と鉛筆書きして有りますのと、画像の様にサドルの出が6E側が低く これは逆じゃない?が正しい方向ですからお間違い無いようにして下さい●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月11日
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◆Takamie SA461-N セティングです ギターオーナー様は、Hat様です 前回は、Rickenbacker 同時に台のリペアでしたが今回はハイエンド・アコギ3台の ご依頼を頂きました セッティングと同時に音質改善のオーダーも有りますが、ハイエンドギターは完成度が高く、 要するに改善する余地が少ないですが、ご要望の音に改善出来る様に進めて行きます このギターはギター仲間から、是非、弾いて欲しいとお預かりいているギターです◆画像から確認して行きます●オールソリッド、14フレットジョイントのパーラータイプのタカミネです 出音の完全に納得出来ない部分を、セッティングで修正して欲しいとのご依頼です●世界の有名アーチストが最も使っている、日本製のアコースティックギターメーカーでは 無いでしょうか?個人的にも信頼しているメーカーです●丁寧に作り込まれてます●オールソリッド・ギターです●サドルは過去の実績から相性の良い、エボニーをセットして音の変化を確認します 音出しテストでの印象も、このギターのポテンシャルをが出ていない様に感じました◆リペア開始して行きます●LRバックスが届きましたので、エンドピンを外してジャック用に穴を広げて 取付てからセッティングにと思ったのですが・・・ ●アンダーサドル・ピエゾタイプでしたので。2分割サドルのタカミネには取付が出来ません マグネットタイプかアンダーサドル・ピエゾを併用していないコンデンサータイプで無いと 取付が出来ませんT-●因みに工房で一押のピックアップを紹介致します スカイソニック T-902です。マグネットとコンデンサーのミックスで 原音を忠実にアンプから出力するので、取付後の高評価を頂いております。🌻タカミネはピックアップが決定してからリペアを再開して行きます●LRバックスのLYRICを取付る事が決まりました●LRバックスの取付が完了しました●ネックの状態を確認しますと、強めの順ゾリがでていましたので、ロッド調整をして行きます●スケールを当てながらロッドを締め方向で調整して行きます 現段階では順ゾリを残して有りますが、仕上げの段階では完全に近いストレートになる様に 超背します●弦高を測定する前に、1フレットにスペーサーをセットしておきます●新しく削り出したサドルをセットします 既存のサドルから割り出した高さで削り出して有ります●ネックの状態から6E/12Fは、2.10mmにセッティングしました●1E/12Fは、1.75mmにセットしました●ナットを調整して1フレットは、0.5mmのスペーサーが僅かに引っ掛って通る様に 調整して有ります◆セッティング用の弦での音出しテストですが、同じ牛骨素材ですが、水牛骨の方が 重量感も有り、音質は合格ラインに達してると判断出来るレベルです●ナットの交換は必要無しと判断しました●LRバックスの取付も完了してます●ボディカラーにフィットする漬かり具合のサドルを選んで取付て有ります●フレット&フレットボードのクリーニングも済みました●全体を超鏡面ワックスで磨いて有ります●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月11日
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◆Gibson Les Paul Standard PUの入換えです ギターオーナーは、Muraさんです トップの木目に一目ぼれして2023年モデルを衝動買いしたそうです◆画像から確認して行きます●見る角度を変えると、ここまで目まぐるしく表情を変えるトップも珍しいです 他のレスポールと見分けるために【茶トラ】と呼ぶ事にしました●この2台のピックアップを入れ替えます また、茶トラのナット交換と、ピックガード取付のオーダーも頂きました◆リペア開始して行きます●ナットの形状が変化してます ●綺麗に外れました 過去のギブソンのナットは、フィンガーボード側が43mmでヘッド側が44mmの テーパータイプなのですが、一般的な43mmの直線タイプに変わってます。 個体差かも知れませんが、どちらの形状で有っても、見栄えも音も変わりませんので 推測ですが、製造コストを下げるための変更と思われます●水牛骨のオイル漬けのナットをセットします 隙間が無い事を確認しました●茶トラのボディカラーに合わせた、漬かり具合のナットをチョイスして有ります●ナット溝の接着債を綺麗に取り除いた事を確認します●マイクロファインで仕上げますと照りが出ます●ブリッジの向きを確認しておきます◆ピックアップを入換えして行きます●茶トラのピックアップから外します●エスカッションを比べますと微妙に色が違ってますので、エスカッションも入れ変えます●ジャックプレートをアイボリーから黒に交換して有ります●ピックアップの入換えが完了しました 茶トラの方はブリッジの交換を予定してますので、セッティングはお渡しの際に決めて行きます🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年04月05日
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◆Morris プロトタイプSP フレット交換です ギターオーナー様は、魔改造倶楽部のU会頭です 魔改造専門では無くて、王道のギターも半端では有りません◆画像から確認して行きます●D-41のコピーモデルですが、Morris SP としか焼印が入ってません 通常でしたらMorris W-○○SPになると思いますが、Kヤイリ製のプロトタイプで 間違い無い様です●前回のリペアの際にフレットが殆ど残って無い状態でしたが、何とか弾けましたので フレット交換は後日改めて検討する事になってました◆フレット交換して行きます●交換する事になるナットを先に外しておきます●底面75度でテーパータイプの最も手間の掛かる形状です●フレットを抜いて行きます●フレットボードの表面を400番〜600番のサンドペーパーで、表面を整える程度でサンディングします●フレットソーを使って溝の幅を0.5mmに揃えてから、溝の深さがフレットのタングよちも 深いか確認します ●フレットの交換が完了しました●フレットのエッジをカットする時は、必ず直角にカットする様にしてます ベベリングファイルでエッジを揃えて行きます●フレットのエッジを直角にカットする事で、ベベリングファイルを掛けますと サイドの形状が揃い、エッジ処理も簡単になります●フレットのエッジ処理が済みましたので、ナットを数り出して行きます 既存のナットの厚さが一定では無く、6Eから1Eに向かって薄くなってます 画像の後ろのナットは厚さ調整する前のブランクナットです●底面を75度の角度で削り出しセットしましたが、ヘッドのバインディングの角度が合ってないので 隙間がある様に見えますが、ナット溝にピッタリ収まってますのでご安心下さい●交換前のフレットが低過ぎるため、ブランクナットの高さは全く調整しないで 粗削りの状態から調整して行きます●弦高調整用のサドルを削り出そうとサドル溝を確認しますと。両端の溝の削りが甘く 溝の底面に水平が出てません。サドルが浮いていた状態でここまでの音が出るとは 恐れ入りました。 折角、溝に手を入れるので2.5mmのサドルから3.0mmの厚さに変更する事にします●サドル溝を3mmに広げて底面も整えてから、相性の良いエボニーサドルをセットしました●粗削りの段階 セッティング用の弦を張って弦高を決めて行きます●1フレットに0.5mmのスペーサーをセットして測定して行きます●6Eが4.0mm有りますので、 U様仕様にするためにサドルを3.2mm下げます●1Eは1.3mm下げます●調整後の弦高はU様仕様で、6E/12Fで2.40mmです●1E/12Fは、1.85mmにセットしました●12フレットの高さが決まりましたので。1フレットのクリアランスを調整しました●ナット全体のシェイプを仕上げました●ブリッジ&サドルにオイルを塗ります●リペアの完了です🌻出音はお渡しの際のお楽しみと言う事で、コメントはスルー事にします🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しておりま
2023年04月04日
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