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◆GRETSCH 6124 1958年製 ギターオーナー様は、契約の関係で非公開とさせて頂きます ◆画像から確認して行きます●1958年製でここまでコンディションを保っている事は、正に奇跡と言って良いと思います ボディ全体に目立った打痕も、Fフォール内に埃も入ってません●製作された1958年はGRETSCH社の75周年で、アニーバーサリーモデルとして製作 された様です【工房調べ】●5ピースのネックですから1958年製です●4Dのペグが曲がってますが、チューニングに支障が有りませんので リペアは見送ります●ボディバインディングに数カ所隙間が有りますので、この部分はオリジナルを損わない範囲で 接着します●完全に浮いてますので、この箇所は接着固定は必須です このままですと引っ掛って折れる危険性が有ります●6E側のボディとネックの接着面に隙間が出てますが、6E側は許容範囲です●1E側の隙間が広いので接着する必要が有りまが、隙間が出た原因を精査する必要が有ります◆リペア開始して行きます●6E側の隙間をクリーニングしてから、クランプで締め込んで密着するか確認しますと 隙間が殆ど開いたままです ●隙間が無くならない原因を特定する必要が有ります ①ネックヒールの接着位置に無理にズレた形跡は有りません ②ネックポケットのトップ側のバインディング隙間が出ている ③ブリッジの調整ネジの高さを合わせて、ナット上羽から見ると 1E側が僅かに高いですが、この隙間と同じだけ上がって無い◆この事から、ネック材&ボディ材が製作後65年を経過して、縮んだ可能性が有りますので 焦って選択を間違えない様に、長考してからどうするか決定します●完全に浮いているバインディングを接着します●隙間にニカワを流し込んで、これ以上広がら無いように位置固定をする方法を選択しました 理由は、ネックヒールの位置に変化が無い事、隙間の高さ分だけ1E側が上がって無い事、 クランプで圧を掛けてもピッタリ密着しない事です 製作後65年を経過して、ネック裏の接触面が乾燥により縮んだ事と、ライトを当てて観察 しますと、ボディの接触面が下がっている事が確認出来ましたので、これ以上広がら無い様に 固定する方法が現時点でベストと判断しました 隙間に関しては、埋木で隠す事は簡単ですが、この隙間は誕生65年を経過してますので 経年変化として受け入れる様にする方が良いと思います フルオリジナルを保ってますので、それをキープした方が良いとの判断も含んでます●ネックのセット角度は正常に戻ってます●1E側の隙間は、取り外しが可能な様にエボニー材で補修した方が、 収まりが良いと判断して手を入れます◆セッティングして行きます●フレットボードを仕上げておきます●セッティングの前に、ブリッジが固定されてませんので、正確な取付位置に マスキングテープを貼っておきます●1フレットのクリアランスは1Eのみが高いだけです●6E/12Fは2.25mmです●1E/12Fも2.25mm有りますので、下げる必要が有ります●アジャスタぶりは限界まで下げて有りますので、ブリッジとボディの接点箇所を削って下げる 方法しか有りませんが、接点箇所に隙間が有りますので丁度良かったと思います●ボディの曲面に合わせて0.8mm削って行きます●トラストロッドで調整仕切れない順ゾリが0.30mm有ります●ネックアイロンで強度の順ゾリを矯正します●ネックアイロンを掛けた後のネックは、弦とロッドフリーの状態でストレートに戻りました●1Eのクリアランスを確認しながらロッドを締めてネックを調整します●6E/12Fで2.10mmまでセットしてります●1E/12Fは、1.75mmにセットしました●現在のセッティングですと、解放弦を強くピッキングするとバズる事がありますが、 解決策としてナットの交換、ロッドを緩めて弦高を上げる方法が有りますが、 この場合は1フレット全体を擦り合わせてクリアランスを確保する方法が最も効果的です●2フレットに影響が出ないレベルで、フレットクラウンをウルトラファインでサンディングして 下げます●1E側のネック取付部分の隙間は、通常の使用では外れる事は有りませんが 完全オリジナルに戻す際には無理なく外せる様に埋木して有ります●1フレットのクリアランスの調整を済ませました●1E/12Fは、2.10mmにセットしました●1E/12Fは、1.80mmにセットしました●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月31日
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◆YAMAHA GC-11 ギターオーナー様はKim様です。 Kim様は成田山の参道入口近くで、素敵な喫茶店を経営されていらっしゃいます 成田山参道入口マクド前信号から成田山に向かって 25m位千葉興業銀行さん前の【喫茶庵】さんのオーナーです。 店内はコンパクトですが、内装~調度品~電気のスイッチに至るまで、センスに溢れてます。 🌻とても落ち着く雰囲気で、美味しい珈琲をゆったり味わう事が出来ます◆画像から確認して行きます●最近は殆ど弾く事が減ったとの事ですが、弦高が上がり過ぎて弾く事が難儀になっている事も 一因の様です●ミドルクラスのギターです●フレットボードはエボニーで、弾き込んだエボニーの特徴が出てます 使っている弦はサバレスと聞いて安心しました●柾目がしっかり通ったバック材です◆リペア開始して行きます●弦高を測定した画像を失念しましたが、6E/10Fで4.5mm 1E/10Fで3.5mmですと 比較的高い弦高でも苦にされないKim様でも、弾く事を楽しめないと思います 順ゾリはMaxで0.5mmとネックの元起きも有りますので、ネックアイロンで矯正して行きます ミドルクラス以上のギターは良質の材が使われている可能性が高く、ネックアイロンにも素直に反応 する事を期待して掛けて行きます●ネックアイロンを掛け後のネックの状態を確認しますと、最大値で0.1mmの順ゾリまで 矯正出来ました。クラッシクギターでしかもタッチの強いKim様の演奏スタイルには 必要な順ゾリです●弦高調整をする前にサドル材を確認しますと、プラスチック製のサドルでした 問答無用で水牛ボーンのオイル漬けに交換します●KIm様仕様の弦高に合わせて削り出した、水牛ボーンオイル漬けサドルと、低く鳴ったサドルに 合わせてサドルホルダーの高さをサンディングして下げました●セッティングを決める前にフレットボードに手を入れておきます 全てのポジションでここまで弾き込まれたク、ラッシクギターを見るのは久しぶりです●1フレットを0.5mmのスペーサーをセットして弦高を確認します●6E/10Fで3.00mmにセットしました●1E/10Fは2.60mmにセットしました●全てのポジションでバズリが出ない事を確認してリペアの完了です サバレスのハイテンション弦を前提に、セッティングを施しましたので弦テンションを下げる 事は避けて下さい プラスチックサドルから水牛ボーンのオイル漬けに差し替えた事で、強くピッキングした時の バランスと音の奥行きが格段に良くなったと思います🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月29日
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◆Hotaka 301 ギターオーナー様は、Untitled-182様です ビンテージギターでトラストロッド調整口が無い個体の入手は、今後は見送った方が良いと思います◆画像から確認して行きます●小ぶりなドレッドノートで、トップのキズはビンテージの証として特に致命的な問題は有りません●モーリスの前身ブランドです 型番にアルファベットが無い個体は、ロッド調整口が無い様です●ゼロフレット仕様です◆リペアが必要な箇所をアップして行きます●ブリッジは外れ掛けてますので、補助固定のボルト化粧を割ってボルトを外し、接着面を整えて 再接着します。 この点は当時の接着剤の質を考えますと、経年変化と言えると思います サドルの出も1.50mmしか有りません ●ピックガードの剥がれも他の固体でも良く有る様で、接着剤の経年劣化で仕方ないと思います ●3G弦が欠損してる状態でレギュラーチューニングで、6E/12Fが6.5mm有ります●同じく、1E/12Fで5.5mm有ります 購入先の画像を拝見しましたが、弦高に関する記述は一切無く、画像で判断と有りますが 弦を張った状態でネックの横からの画像が有りませんので、判断するにも全くデータが 無いので、判断しようが無いと思います◆弦高が高い原因●ブリッジの剥がれも有りますが、横から確認しますとブリッジとトップ材が隆起してます●張って有る弦は無視して御覧ください ネックスケールを当てますと、順ゾリが最大値で1.0mmを超えまして、ネックが弓なりに 湾曲してます。 トラストロッドの調整口は有りませんので、ロッドで出来る限り修正する事が出来ません●ステッカーを剥がすかは判断をお任せします ローズウッドのバックは剥がしても、トップのスプルースと違って跡が目立ち難いです●グリースアップしてからチューニングしましたが、素手では回らずペグを巻く工具を使って チューニングを上げた状態です ペグボタンが小さい事も回し難い原因と、当時のギャ加工技術が低かった事も有ると思います グリースアップをして、ペグをグルグル回してギヤが馴染んで軽くならなければ。交換を視野に 入れる必要が有ります◆購入される時に、弦高表記が無い、ネックを横から取った画像が無い、 ギターは詳しくないので質問には答えられないので画像で判断して下さい 等の説明のギターは購入を見送った方が良いと思います◆リペア前の現状から、6E/12Fで3.25mm 1E/12Fで2.75mmが限界です ご予算問わないと言う事でしたら、この限りでは有りませんが、 カポ使用専用とか、ボトルネック仕様として復活させても良いかも知れません◆リペアを開始して行く事に決まりました●フリーズしそうな弦高の原因で有るブリッジ周りから手を入れて行きます 半分ほど剥がれているブリッジを外します●ブリッジを接着する部分に水分を含ませてから、矯正治具で盛り上がったブリッジ接着場所を 水平に矯正します●フレットボードのこの部分も剥がれてます●外したブリッジは底面を削って水平にします スチーム&クランプ圧で矯正しても、乾燥すると元通りの変形状態に戻りますので サンディングで修正します●ブリッジを接着面の矯正が済みましたので接着固定します●隙間も無く接着固定されている事を確認しました●フレットボードの浮きを接着固定します●ピックガードを外します●両方の接着面をクリーニングします●ボディ側の接着面のクリーニングが済みました●スケールを使ってネックの元起きを測定します●4mm元起きしてます●ピックガードは強力で無い両面テープを使って固定します●ネックの反りはノーテンションで0.25mmですが、元起きの4mmが弦高下げの障害になります●ネック元起きと順ゾリを同時に強制する様に、ネックアイロンを掛けて行きます●良い感じに戻りましたが、状態を保持するためのロッド調整口が有りませんので この状態を維持出来るかは、ネック材次第で予測不能です●ノーテンションで簡易的に弦高を測定しますと、1.00mmですからこのまま安定してくれる事を 願うばかりです●ステッカーを剥がしますが、糊が強烈で表面を剥がした後に残った糊を除去するのに 難儀しそうな予感がします●ネックアイロン3回&矯正治具をセットして、順ゾリの最大値が0.18mmまで戻りましたので 仮のセッティングをして行きます●ブリッジのトップとサドル溝を深くして、計算した弦高で収まるか確認します●ゼロフレット付のギターの1フレットの調整は、やり直しが効きませんのでセッテイングが 完全に安定してからの工程になりますの スペーサーをセットして確認します●計算と全く違う結果が出ましたので、原因を特定して行きます●レギュラーチューニングで順ゾリの最大値が0.35mmまで上がってます。この値でノーテンションの時には、逆ゾリ方向にセットしておく必要が有ります●予定の弦高との乖離が激しいので、他の原因を探してますとネックブロックが接着されて無い 事が判明しました。ここは接着固定する場所ですから通常はノーマークでした スクレーパーを差し込んでも接着剤がの残骸の感触が全く伝わって来ません●隙間にタイトボンドを念入りに流し込んでクランプ固定します 画像は下側ですが、上側も接着固定されてませんので同じく接着して行きます●ブリッジ下に補強のブレーシングを追加で取付けます●新設したブレーシングを接着する際に、Xブレーシングの交差している箇所にクラックが 入っている事が判明しました●Xブレーシングのクラックを接着固定します◆ネックアイロンを掛けてから、矯正治具をセットして1カ月余り何とか強烈な順ゾリが セッティング出来るまで修正出来ましたので、セッティングを施して行きます●ゼロフレットを削って1フレットのクリアランスを揃えます●やり直しが効きませんので、慎重に下げて丁度良い高さに揃えました●6E/12Fは2.50mmまでが限界ですが、弾く事に特にストレスを感じません前有1E/12Fは、1.90mmです●ヘッドストックの仕上がりです●フレットボードの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●最終確認前の仕上りです◆セッティングが安定してるか日にちを変えて確認します前有6E/12Fは2.50mmで変化は有りません●1E/12Fも1.90mmで変化無しです●12Fが0.25mm高くてもストレスを感じない原因は、フレットワイヤーが通常よりも 低い事が原因です●6E/12Fに位置のフレットの高さが0.9mmしかないので、一般的なフレットで1.30mmの 高さが有れば、12フレットの測定値から-0.4mm下がった弦高になる訳です●ロッド調整口が有れば、アイロンを掛けてロッドで微調整すれば済むリペアだったのですが 何とかリペア完了にこぎつけました 🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月28日
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◆Morris W-23 ギターオーナー様は、Untitled-182様です セッティングとブリッジの接着固定をして行きます◆画像から確認して行きます●初対面の印象は、新品からそのまま長期保管されていた比較的新しいモデルと感じました●ロゴを確認しますと旧ロゴです●1971年製には思えないコンディションです●殆ど弾かれる事無くハードケースで眠っていた様です●ネットで購入されて、工房に直送手配で届きました 付属のハードケースと小物一式です。マーチン弦はライトゲージですからビンテージギターでは 荷が重いので今回は使いません◆リペア前のをチェックして行きます●ブリッジが辛うじてボディに張り付いている状態で、取れ掛かってます●通常はそのまま接着するか、外して接着するか迷うのですが、外れる寸前でしたので 判断するまでも無く即刻外しました ブリッジ接着面の全周に分厚いクリア塗装が乗ってまして、外したブリッジの全周に接着剤の 痕跡が有りません。これでは外れない方が不思議です●弦を緩めず保管の代償でブリッジ自体が歪んでます 強化ガラスに置いて確認しますと、中心部分に0.48の隙間が出ます スチーム&クランプで矯正しても無駄な事が判ってますので、サンディングで底面を出します●ブリッジを押さえ付けないで、緩く持ってサンディングして行きます 最初は両端だけ削れて行きます●サンドペーパー全体に削り粉が付く事が底面が水平になったサインにもなります●ブリッジの外周に全く接着剤が残って無い事と、エポキシ?系の接着剤が使われている様で 製作年数からエポキシが使われる可能性が低いので、素人リペアされた可能性が有ります●ピン中心から盛上がって変形してますので、画像の通り左右に隙間が出来ます スチームを当ててから、専用治具で修正しませんと、ブリッジを正しく接着する事が出来ません●スチームを当ててから専用治具で盛り上がった接着面を矯正します●ブリッジの剥がれの原因にもなる、ブリッジ接着面のクリア塗装を取除きます●クリア塗装の上から接着と木部に接着するのとは、接着強度が全く違いますが、 今回は強度の落ちる接着方法だったので、接着面が弱かった事が逆にボディ&ネックの変形を 防いでくれたとも言えますので、結果オーライとしておきます ●接着面の修正が済みましたのでブリッジを接着します Untitled-182様のご指定でエボニーサドルに交換します●弦ホールに残ったタイトボンドを取除きます●ロングサドル溝の合わせてエボニーを切出します●捨てサドルで基準になる弦高を確認します 6R/12Fで2.30mmです●1E/12Fで、1.50mmで低すぎてハイポジでバズる可能性が有ります●浮いているフレットを擦り合わせます●ピンホールを整えてブリッジは仕上がりました●エボニーサドルを削り出す前にフレットボードの曲面を確認します●サドル溝にピッタリ収まる様に削り出します🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しておりま
2023年08月25日
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◆Hotaka HM201 セッティング ギターオーナー様は、Untitled-182様です◆画像から確認して行きます●全体の塗装がマット仕上げのため通常使うワックス掛けはNGです オイル仕上げ限定となります●Hotakaはモーリスに社名変更する前の社名と承知してます●中華人民共和国製になってますので、穂高時代に製作されたギターでは無く、 ブランド復活モデルの様です●殆ど弾かれた形跡が有りません●ラウンドバックに見えますが、バックブレーシングの有る通常のギターです◆リペア開始して行きます●調整可能な限界までロッド調整して行きます●6E/12Fは、2.50mmまで下がりました●1E/12Fも2.50mmです●張って有るゲージを確認しますと、.030mmを超えてますので、ライトゲージが使われます ギターの剛性を考えますと、ライトゲージに耐えるまでの強度が有りませんので、 EXライトに交換します●輸送中の破損では無く、ブリッジピンが折れてますので交換します 【梱包材の中に破損したピンの残骸が入ってませんでした】●忘れる前にエンドピンを交換します●弦を外している最中にナットが簡単に外れましたので、残っている接着剤を取除いて マウント箇所の水平直角を出しておきます●010~弦に交換してチューニングをしますと、フレットボード上で弦が見事に暴れてます●サドルを調整する前にフレットボードの曲面を確認します●1E側に合わせてサドルを275Rに修正します●275Rに修正したサドルです●サドルをセットして弦高を確認します●6E/12Fは、2.10mmです●1E/12Fは、1.75mmです ロッドを調整して時間が空いてませんので、ロッドの安定具合を確認する必要が有ります●ロッド調整に対してネックが安定してませんでしたので、改めてロッド調整とバズるポイントを マーキングしておきます。 擦り合わせはネックが安定した事が確認出来てからになります🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月24日
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◆Morris F-10 ギターオーナー様は、Koi様です ブログをご覧頂いた事がご縁でリペアのご依頼を頂きました ◆画像から確認して行きます●ボディに打痕は有りますが、1968年製と言う事を考えますと良い状態です●Morrisの文字が薄くなってますので、ワックス掛けする時は手掛けで優しく掛けませんと 消えてしまいます●シリアルナンバーの読み方が判りません●フレットの減り具合からそれ程弾かれていなかった様です●チューニングは問題無く出来ますが、年数を考えますと交換時期が近いかも知れません●バックのクリアの浮きは【経年変化の味】と考えれば気にする事は無いと思います◆リペア前のコンディションを確認します●現在張られている弦は、約0.28mmですから011~のカスタムライトです●6E/12Fは、3.6mm有ります●1E/12Fは、3.5mm有ります●1フレットのクリアランスは僅かに高いのですが、ネック巾に対してナット巾が1mm短い物が 付いてます●12フレットの弦高も高いのですが、強度の順ゾリが有り、更に弾き難くさを倍増させてます●最も高いポジションで0.65mmのシクネスゲージが通ってしまいます この状態ですと、仮に6E/12Fを2.25mmにセットしても弦高が高く感じられます 測定の弦高と、体感弦高の差が激しくご機嫌で弾く事は出来ないと思います お見積もりに入ってませんが【ネックアイロン】を掛ける必要が有ります●弦高を下げるためブリッジトップの削りは避けられ無いです●Xブレーシング右下部の欠損は事前確認の通りです●Xブレーシングの上部のクラック【割れ】が有りました。 これは予定外でした●個人的なメモです●ご依頼もメモに有りました原因は、15フレットの1E&6E部分が浮いてました。 両側が素直に打込みに応じてくれれば良いのですが、E側1を打つと6E側が浮き上がる様でしたら 6E側を擦り合わせて解消します◆リペア開始して行きます●クラックの入ったXブレーシングを接着固定します●欠損しているブレーシングを削り出します●高さの残っていない部分は削り取っておきます●削り出したブレーシングを貼り付けます●クランプで固定して接着を待ちます●クラックの入ったXブレーシングの仕上がりです●欠損していたブレーシングの仕上がりです●ペグのギアを交換する際に、4Dのペグがガタついてましたので、埋木をしてビスを付け直します●接着されていないナットを外して、接着面をサンディングして直角を出しておきます●ネック・スペーシング・ルーラーで、ネック巾に合わせてE to Eの位置を測定します マスキングテープの際がネック巾で、隣の低い溝が6E弦で、同様に低い溝が各弦が来る位置になります 【説明が判り難かったかも知れません?】●新しいナットのE to Eは、約36.5mmになります●トラストロッドの調整口が有りませんので、ネックアイロンを使う必要が有ります 最も高いポジションで0.65mmのシクネスゲージが通ってしまいますので、ネックアイロンを 掛けて超強度の順ゾリを矯正して行きます●アイロンの温度が下がった後に強制治具をセットして更に矯正して行きます ●15フレットの1E&6E側が画像の通り浮いてますので、ネック修正後に打ち込んで行きます●1回のアイロンでは戻りが甘いので2回目のアイロンを掛けます 1回で修正仕切れない場合は、数回アイロンを掛ける事も有りますが、アイロンを掛けた回数で 料金が発生する事は無く、1台のリペアに対しての課金になります◆仮のセティングをして行きます●ナットを削り出します●予定の弦高にセットするためにブリッジを修正して行きます サドル溝が3.8mmと浅いので掘り下げる必要が有ります●ブリッジトップを削ってもサドル溝が十分に確保出来る深さまで削って行きます●既存のサドルを捨てサドルとしてセッティングして行きます 2弦のストリングガイドの切込みが深く、しかもノコギリで付けた事は明らかで、弦を外す時に 食い込んで外すのに難儀しましたので、この際ですから埋木をして修正して行きます●モーリスと相性の良いエボニーのサドルを、サドル溝にピッタリ合うように削り出しておきます●ナットはまだ粗削りの段階ですから、1フレットにスペーサーをセットして 弦高をチェックして行きます●1E/12Fで2.75mmまで下がりました●1E/12Fは2.50mm有ります●削り出したエボニーサドルは高さに余裕を持たせて整形しておきます●僅かにバズるポイントをマーキングしておきます ●2回掛けたネックアイロンで、0.65mm有った順ゾリがストレートに近く改善されたのですが リペア前の0.65mmよりも改善されたとは言え、順ゾリが0.23mmまで戻ってます●トラストロッド調整口が有れば簡単に解決するのですが、この先は力技で順ゾリをねじ伏せて 行きます。ネックとの根競べですが決して無理やりと言う事では有りませんので ご安心下さい●スペーサーをセットする位置と、クランプの位置を変えながら根気よくネックを矯正して行きます ネックの戻り次第ですが、リペア完了まで猶予を頂きたいと思います●アイロンを掛けた事で、順ゾリだったネックがストレートに戻りつつ有る事で、フレットに 段差が出ているポジションを擦り合わせしておきます●良い感じになって来ました●更にもう一度アイロンを掛けます。 力技でねじ伏せて、アイロンを掛けた後は矯正治具に交換して戻ろうとするネック材を この状態で安定する様にして行きます◆治具で固定しても出来る事をして行きます●2Bのストリングガイドが深すぎて、弦を外す時に奥に挟まって難儀しますので ノコギリで切り込んだと思われる切込みを補修します この細いノコ溝は専用のノコギリで付けた物では無いと思われます、市販されている普通のノコで 切込みを入れる事は避けた方が良いと思います●2Bのストリングガイドの修正は、切込みの巾を揃えてエボニー材を隙間に打込む様に 差し込んで周囲にパテを盛って溝が無かった事にしておきます●サンディングしてホールの周囲を揃えてから、新規にストリングガイドを付けます 先端の▲の部分が埋木の跡です●ネックアイロンと矯正治具を使っても順ゾリは0.23mmに戻ってしまいます 形状記憶ネック? 長期に渡って変形した木材の戻りの限界かも知れません。 0.23mmの順ゾリが残る事を前提に、可能な限り弾き易くするセッティングに考え方を変更 した方が良いかも知れません。 トラストロッドで調整出来れば、何の問題も無いのですが無い物は無いので、現状で解決する 事に切り替えます◆矯正治具をセットした状態でいましたが、数日ぶりに治具を外して弦高をチェックしますと セッティングが可能な状態まで持って来られたのでセッティングして行きます●1フレットにスペーサーをセットします●6E/12Fは、2.25mmまで下がってます●1E/12Fも1.75mmまで下がりました●工房標準セッティングまで持って行ける事が、確認出来ましたのでナットを仕上げます 形状記憶ネック?の記憶がこの状態になっていれば良いのですが、まだまだ油断は出来ません 長期に渡って変形した木材は非常に頑固ですから、最低1週間はセッティングの戻りが無いか 経過観察が必要です◆12時6分にチューニングをします●6E/12Fは2.35mmです●1E/12Fは1.90mmです◆2時間30分経過して確認しますと●6E12Fは2.35mmで変化は無い様です●1E/12Fは2.00mmで0.10mm上がってます◆更にパワーでねじ伏せるため治具を継続してセットします●戻ろうとするネック材をねじ伏せます◆週一ペースで治具を外して弦高を確認してました●6E/12Fは、2.40mmでようやく安定してくれました●1E/12Fも1.85mmで安定して来ました ●ヘッドストックの仕上がりです お使いになる弦は【010~】のEXライトゲージ限定でお願い致します●フレットボードの仕上がりです●ブリッジ周りの仕上がりです●大変お待たせ致しました、何とかお渡し出来るまでにこぎつけました🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月18日
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◆YAMAHA GC-130A ギターオーナー様は、Ike様です 随分前に購入されて最近は殆ど弾く事も無く、長い眠りに付いていたので 弾き易い様に再生して欲しいとオーダーを頂きました◆画像から確認して行きます●とても綺麗な状態ですが、余り弾かれて無かった様です ギターは弾いてナンボですから、リペア後は弾いて上げて下さい●弦は交換する必要が有ります●製作年の表示が有りませんので、年代を特定する事が出来ません◆リペア開始して行きます●チューニングをしますと、1フレットが0.7有りますので弾き難かったと思います ●6弦10フレットは5.0mm有ります●1E/10フレットは4.5mm有ります●弦高が高い原因は、強度のネックの順ゾリです 最大値で0.5mmを超えてます●クラシックギターですから、トラストロッドは入ってませんのでネックアイロンで 順ゾリを矯正する事にします●0.5mmを超えていた順ゾリも0.2mmまで修正出来ました●1フレットは仮セットの段階ですが、余裕を持たせた0.53mmにセットしました●6E/10Fは3.25mmにセットしました●1E/10Fは2.75mmにセットしました●セッティングした弦高は世界標準から▲0.25mmですが、弾き心地がイマイチなので 治具をセットして、限りなくストレートになる様に矯正して行きます🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月10日
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◆Gibson J-45 ギターオーナー様は、鹿児島の異端児様です 工房のお近くに長期出調に来られてまして、偶然工房の前をランニングされていた時に お越し頂きました。◆画像から確認して行きます●軽く試奏しましたが、良く鳴るJ-45で、大切に弾かれていた事が直ぐに判ります●ペグはグリースアップが必要です●ネック裏のクリア剥がれはこれからの様です●バックル傷が有りません◆リペア開始して行きます●画像の通り、心配されてましたネックの捻じれは有りませんでした●音出しの際に弦高が僅かに高く感じましたので、ロッドを調整して【仕上がりはこんな感じです】と お渡ししたところ、今までの出音と全く違う!と感じて頂きました●先日擦り合わせをしたグレコレスポールの画像との比較で、この程度ならフレットの交換は 10年以上先ですとご理解頂きました●弦を緩めた際に、2Bと4Gのペグにグリースアップが必要な回し心地でした●マスキングをしてフレットを擦り合わせて行きます●擦り合わせが済んでコンパウンドで磨く前のフレットです●フレットの擦り合わせが完了しました👆ペグのビフォーアフター画像です●弦を外しましたので、合わせてペグを外し腐食を粗目のコンパウンドで磨き グリースを圧入してオーバーホールして有ります ●ボディ全体を超鏡面ワックスで磨いて仕上げました●ネック裏も同様です●サドルの弦の食い込みをサンディングして取除きます●仕上がったサドルです●ご用意頂いた弦に交換して試奏しますと、3Gの弦溝が僅かに深く解放弦で僅かにバズリますので ①ナットを交換する ②3Gの1フレットを下げる 考えた結果、②が正解と判断しまして3G弦、1フレットの位置を下げました また、3フレットが飛び出してましたので、両側のフレットと高さを合わせて バズリを解消してります●1フレットのクリアランスを揃えます●6E/12Fは2.25mmにセットしました●1E/12Fは1.75mmです●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月08日
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◆Fender .US Telecaster ギターオーナー様は、Ou様です 購入後一度もメンテナンスをしてないので、点検をして欲しいとの事でお持ち頂きました。 ご不満は有りますか?とお聞きしたところ、トーンポットがフル10から下げる時に【引っ掛る!】 ので、殆ど弾いて無かった様です。 トーンに触れて下がらない様に、軽くロックが掛かる構造になっているポットでは、Ou様の 演奏スタイルには邪魔な機能そのものですですから、CTSのポットに交換して行きます ◆画像から確認して行きます●オールローズの様に見えますが、オールローズでは有りません テレキャス120周年のアニバーサリーモデルです●USテレキャスです●殆ど弾いて無い事が判ります◆リペア開始して行きます●フル10の位置に来ますと、ノブが僅かに下がって軽く触れてもトーンが下がらない構造に なってるポットです●3P黒のピックガードが合わないと思いませんか?の問に、私の色彩センスは壊滅的なので! べっ甲柄を合わせて見ますか?●合わせて見たところ、べっ甲柄に交換して欲しいとオーダーを頂きました ●Ou様のテレキャスはピックアップの上げ下げが、ピックガードを外さなくて出来るタイプです◆リペア開始して行きます●CTSの250Bカーブのポットが使われてました●交換したポットは、Ou様の演奏スタイルに合わせて、CTS250Aカーブに交換して有ります●Fender純正品のべっ甲柄のピックガードに交換しました ●リペアの完了です🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月07日
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◆STAFFORD Maple ギターオーナー様は、三浦武史様です 剥がれているフレットボードの接着固定と、ナット交換のご依頼を頂きました 来週土曜日のライブに間に合う様にリペアして行きます◆画像から確認して行きます●ボディのコンディションは良好です●ナットは凄い事になってます●フィッシュマンのアンダーサドルタイプが搭載されてます●型番通りメイプル指板ですが、クリア塗装がされてません◆リペア開始して行きます ●6E側の5フレット付近から14フレットまでが剥がれてます●密着力を高める事と、残っている接着剤【スクレーパーの手応えですとタイトボンドが 使われて無い様です】をクリーニングする為に150番のサンドペーパーを差し込んで 綺麗にしておきます●メイプル指板にタイトボンドが付かない様にマスキングしてから、剥離箇所にタイトボンドを 流し込んで、クランプで固定して一晩放置しておきます●ナットを交換します 高さ合わせに難儀された事が判ります●オイル漬けのナットに交換しました●指板のクリアが最初から塗装されていないかは不明ですが、ローズ&エボニーと違って 表面保護をしませんと宜しく有りませんので、表面に被膜を作るオイルを塗っておきました🌻リペア終了後の画像を割愛致します🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月06日
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◆Maruha 613 セッティング ギターオーナー様は、Untitled-182様です 同型の2台目のセッティングのご依頼を頂きました◆画像から確認して行きます●某オークションで入手されて、工房直送の手配して頂きました。 現状渡しと言っても、固く絞ったウエスで拭いてから出荷しても、良いのでは無いかと思うほどの 外見でした●内部は許容範囲無いです●張って有る弦はセッティングにも使える状態では有りませんです●長期に渡って弾かれた形跡が全く有りません●ペグは使えそうで良かったです●水拭きしますとウエスが黄色ぽい汚れが付きますので、タバコの痕跡の様です◆リペア開始して行きます●ブリッジを止めているネジが⊕になってますので、先日リペアした個体より製造年が新しい様です●快適にリペア出来る様に、ボディにワックスを掛ける事から始めます●ペグを外してヘッド&ペグもクリーニングします●サドルはプラスチックの限界の様で、前回と同じタスクのサドルに交換します●弦のテンションが掛かって無い状態で、6E/12Fが1.8mm有ります●弦テンションが掛かって無い状態で、最大0.48mmの順ゾリが有ります●テスト弦を張って弦高を確認しますと、6E/12Fで、3.00mm有ります●1E/12Fは、3.25mm有ります●順ゾリを調べます●最大で1.00mmの順ゾリが有りますので、1号機と同じ様な状態です ネックにロッドは入ってますが、ロッド自体の調整口が有りませんので ネックアイロンを掛けて矯正します●ダイアル9で30分掛けて行きます●ネックに余熱が有る状態で矯正治具を交換し、クランプで締め込んで行きます●24時間後にネックの戻り具合を確認します●最大値で.025mmまで修正できましたが、出来れば逆ゾリ気味まで持って行きたいと思いますので タスクサドルが入荷するまで、更に圧を掛けて矯正して行きます●現状で予測される弦高から工房仕様に下げるために、ブリッジトップを削っておきます●既存のサドルを捨てサドルに使って弦を張り戻し、バズるポジっションをマーキングします 1Eの5フレットから上と、ボディ上のハイポジションがバズリ放題です●バズるポジションを擦り合わせて行きます●フレットボードを修正ましたが、更にネックを矯正して行きます 調整口の無い鉄芯を力技でねじ伏せる感覚です●ネックヒールに隙間が開きますので、信仰しない様に接着しておきます◆リペアの完了です●1フレットのクリアランスもOKです●6E/12Fは、2.10mmにセットしました●1E/12Fは、1.70mmにセットしました●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了です フィンガーピッキングで弾きますと、深みの有る穏やかな音色に癒される感じです🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しておりまさくr
2023年08月03日
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◆Aria FC160 ギターオーナー様は、神奈川県在住のdighouse様です 2019年にリペアさせて頂いた、ナルダン NF60に続いてのご依頼です◆画像から確認して行きます●無事に到着しておりますのでご安心ください●シリアルナンバーが00012の若い番号です●人気の高いスロテッドヘッドです●アジャスタブルブリッジのサドルの高さに余裕が有ります●コンディションは良好です◆リペア開始して行きます●メールでご提案の通りブリッジを先に外していきます 固定ネジの化粧カバーは破壊して外します●取付ネジを外します●内部のブリッジ固定の補強板を外す予定でしたが、実機を確認しますとピンはギリギリ補強板に 収まっている事と、補強版が強烈に接着されているようで、外す事でトップ板のダメージは避ける 事が出来ないと判断しまして、補強板とブレーシングの隙間に新たに補強版を付ける方が最も 合理的と判断しましたので、工法を変更する事にします●浮いていたブリッジを外します●○○をあててから、外部と内部からクランプを掛けてボディを修正します●隙間に合う様に補強板を切出しておきます●ボディクランプに交換してトップの修正をしていきます この修正に要する時間は現段階では予測不能ですが、画像で確認していたよりも重症では無く 長期間掛かる事は無いと思われます●ボディクランプを掛けた状態で、内部の補強板を貼り付けて行きます●ブリッジを張り戻して行きます●ネックとボディの状態が正常に戻った関係で、アジャスタブルブリッジのホルダーを上げないと 弦がフレットにベタ付きになってしまいますので、ブリッジホルダーを上げて弦高を測定します 現行のサドルですと、3.0mmホルダーを上げて調整してますので、ホルダーが完全に浮いている 状態になり、サドルからの振動が正しく伝わらない事になりますので、サドルを交換する必要が 有ります●6E/12Fは、2.25mmです●1E/12Fは、1.75mmです●フレットボードは水平で僅かに両側が下がっている程度で、クラシックギターと同じです●予定の弦高になる様にオイル漬けのサドルを削り出しました●トップ隆起の矯正が良い感じに進んでますので、ブリッジを止めビスの化粧カバーを 白蝶貝を付けて、ブリッジ全体をサンディングしました 白蝶貝取り付けにはタイトボンドを使う事無く、ギリギリのサイズにして打込んで有ります◆仕上がりを確認します●交換した牛骨のオイル漬けサドルをセットします 勿論、サドルホルダーは目いっぱい下げてボディに密着する位置に来てます ●1フレットのクリアランスはOKです●6E/12Fは、2.10mmまで下げて有ります●1E/12Fは1.75mmです●ボディの隆起は残りましたが、リペア前との弦高を考えますと問題が無い事は お判り頂けると思います●フレットボードの仕上がりです●リペアの完了ですが 工房のお近くにお住まいでしたら、微調整は簡単なのですが。、お近くでは有りませんので 弦を張る緩めるを数日繰り返しまして、セッティングが安定した事を確認してから発送 させて頂きます🌻K2ギターファクトリー 千葉県八街市 八街 に-67-3 代表 加藤 和久 ☏ O8O-5376-O998 ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております
2023年08月01日
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