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2022.01.28
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カテゴリ: 長歌行 全49話



第11話「無敵の謂れ」

朔(サク)州の刺史(シシ)・公孫恒(コウソンコウ)は李十四郎(リジュウシロウ)こと長歌(チャングァ)の手腕を高く評価、主簿に任じた。
一方、阿詩勒隼(アシラシュン)も偵察のため腹心・穆金(ムージン)と2人で朔州に入る。
すると要塞と称される朔州にはわずかな兵力しかなく、その代わり城門が分厚い壁でできていると分かった。
確かにこの城門を閉じたら、食糧さえあれば数年は死守できるだろう。
「ふ、面白い…行くぞ、桐の木材を買う」
その頃、隼が密かに朔州に出かけたと聞いた熊団主領・土喀設(トカシャー)はその隙に招集をかけた。

長歌と阿竇(アトウ)は露店で麺を頬張っていた。

仕方なく長歌は正直に店主に事情を説明、弟がお金を取りに行くと言った。
阿竇は急いで走り出したが、店主は長歌も逃げるつもりだと疑って腕をつかむ。
「役所へ行くぞ!」
その時、突然、阿準(アジュン)が現れた。
「どうしてここに?!」
「また会ったな…」

穆金が裏道で待っていると、阿詩勒隼が美しい少年の手を引いて現れた。
「朔州に行くなと言ったのに聞く耳持たずか?」
「そっちこそ…で、傷はどうだ?」
穆金は少年が隼の傷のことを知っていることに驚き、思わず話に割り込んでしまう。
「なぜ傷のことを?」

「あの獣医はお前か?!あんな巻き方したら…」
しかし隼が話を遮り、もう傷は治ったと安心させた。
すると阿竇がようやく師匠を見つけて駆けつけ、阿準を見て困惑する。
「またあんたか!」
穆金は一体、何がどうなっているのか分からず、目を白黒させた。

「十四郎、今から城門を出る、送ってくれるか?」



長歌は阿準に別れを告げた。
朔州に危険が迫っていると知る阿詩勒隼は早く立ち去るよう勧めたが、十四郎は行く当てなどないという。
「草原は?」
「草原?…見知らぬ土地だ、やめておく」
「私がいる」 へっ?(๑・᷄ὢ・᷅๑)@穆金
「ありがたいが遠慮するよ」
その時、馬のいななきが聞こえた。

阿詩勒隼は十四郎たちを連れて物陰に隠れた。
すると阿詩勒軍の斥候(セッコウ)たちが目の前を走り去って行く。
隼は阿詩勒部が朔州を攻めると十四郎に警告し、北に配下がいるので戻ると伝えた。
「早く離れるんだ、ではここで」

土喀設は抜け駆けして出兵していた。
穆金は手柄を独り占めするつもりだと焦ったが、阿詩勒隼は熊団が負けると確信している。
「愚かだからな…それに″あいつ″がいる」
(๑・᷄ὢ・᷅๑)<たぁ(他)?

長歌たちは急いで城門へ戻り、敵の襲来を知らせた。
すでに公孫恒は城楼に待機していたが冷静沈着、敵をもう少し引きつけると言って動こうとしない。
驚いた長歌は思わず刺史の胸ぐらをつかんで詰め寄ったが、公孫恒は聞き分けのない十四郎と阿竇を屋敷に監禁してしまう。

長歌たちが閉じ込められてしばらくすると、ようやく戦鼓の音が聞こえた。
「朔州は陥落するかもな…阿竇、ここへ来たのは間違いだったのか?
 刺史も朔州を阿詩勒部に献上しようとしているのやも…」
しかし長歌の危惧は杞憂に終わる。
公孫恒は見事、戦に勝利したのだ。

長歌が城楼に駆けつけた時、公孫恒はすでに弓隊3000人を忍ばせていた。
敵が射程距離に入ると一斉に射撃、阿詩勒部の足並みを乱してから拒馬(キョバ)を出して攻撃に転じる。
話を聞いた長歌は兵法の″偃月(エンゲツ)の陣″だと分かった。

偃月の陣により阿詩勒部の騎兵は壊滅的な打撃を受けた。
公孫恒は土喀設が巻き返しを図ろうとした矢先、戦鼓を叩き、烽火(ノロシ)で合図を送る。
すると北東と西北に待機していた伏兵が一斉に怒号を上げた。
土喀設はこのままでは包囲されると焦り、自ら撤収したという。
公孫恒の奇策に感服する長歌、しかし伏兵がいたのならなぜ奇襲をかけなかったのか。
「はっ!…つまり刺史は戦わずして勝とうと?」
「その通り」
実のところ伏兵は2000しかいなかった。

長歌は自分の甘さを痛感し、無礼を謝罪した。
しかし公孫恒はむしろ朔州を思う十四郎の気持ちに感謝する。
「刺史…刺史の度量に敬服いたします
 この戦いでようやく分かりました、なぜ刺史が無敵なのかを!」
こうして公孫恒と長歌は共に力を合わせ、朔州を守ろうと約束した。

熊ちゃんは手柄を奪おうとこっそり騎兵を率いて攻めたが惨敗した。
すると阿詩勒隼はこれで相手が警戒し、もし戦局に影響があれば熊ちゃんのせいだという。
( ̄(ェ) ̄)<くっ熊団に実戦訓練をさせただけだ!
(  ̄꒳ ̄)<今日の顛末はありのまま可汗に報告するからね
ฅ(•̀㉨•́ )ฅ<自分で報告できるわーっ!

公孫恒は行軍総管の司馬図(シバズ)に援軍を要請するため、侍衛・緒風(ショフウ)を使いに出した。
実は朔州の前には幅が広く深い無定(ムテイ)河が流れている。
本来なら自然の防衛線となるはずが、朔州の兵が少なく警固を配備できないため、こうして城下まで攻め込まれていた。
そこで長歌は川にあえて道を造り、水に慣れない阿詩勒軍を罠にはめようという。
ただし敵も惨敗したばかり、さらに手堅い建策が必要だった。
すると長歌は無意識に二叔父・李世民(リセイミン)が使った方法を提案する。
「″戦いは正をもって合い、奇をもって勝つ″…
 おとりの大軍で敵の主力を誘い、騎兵で背後をついて側面から奇襲をかける
 最後、追撃して破滅させれば痛快かと…」
公孫恒はまさに秦王を彷彿とさせると笑ったが、長歌は動揺を見せないよう拳を握りしめた。

緒風は司馬図から刺史を呼ぶよう命じられ戻って来た。
公孫恒は嫌な予感がしたが行軍総管の招きを断るわけにもいかず、最悪の展開も考え十四郎に書き置きを残す。
「主公!本気ですか?!素性も分からぬ少年ですぞ?!」
家職・秦(シン)老は困惑したが、公孫恒は十四郎の心根を信じた。
「私がいなくても秦老と十四郎が力を合わせれば朔州の危機を救う手立てを見つけられる」

行軍総管は4州の兵馬を管理していた。
司馬図は報告もせず出兵した公孫恒を非難し、隋(ズイ)官が長かったせいで天下の主が変わったことを忘れたかと中傷する。
思わぬ妄言に公孫恒は反発、唐に忠誠を誓い、異心などないと言い返してしまう。
これがかえって司馬図を侮っていると取られた。
「お前は独断で出兵した、もし見逃せば他の3州もこぞって私を一顧だにしなくなる
 誰か!連行して厳重に見張れ!」
公孫恒はせめて敵を撃退してから罰してくれと嘆願したが、司馬図は聞く耳を持たない。
実は司馬図は刺史が朝廷に送った戦報も止めていた。

司馬図は公孫恒を拘束すると、物陰に隠れていた弟・司馬健(シバケン)を呼んだ。
実は司馬健は阿詩勒部に寝返り、今や土喀設の軍師を務めている。
司馬図にとって招かれざる客ではあったが、公孫恒が阿詩勒部の大軍を怒らせたため4州が戦果に包まれると聞いて心中、穏やかではなかった。
もはや朔州が陥落するのは必至、兄が自分の首を守るためには投降するしかないという。

長歌は遅くまで政務をこなしていた。
そこへ見回りをしていた秦老がやって来る。
刺史が戻る様子はなかったが、その時、緒風が慌てて帰って来た。
実は門前で待機していたところ、刺史は総管府に留まると言われて追い返されたという。
「やはり捕らわれたか?!」
秦老は司馬図が刺史を目の敵にしていると教え、恐らく独断で出兵したことを口実にされたと悔しがった。
朝廷が行軍総管を置いたのも元隋官である刺史を警戒、簡単に兵を動員させないためだろう。
今回の一戦は刺史を追求するのにうってつけだった。
とは言え朔州の刺史を簡単に処罰はできないはず、そこで秦老は斥候出身の緒風に総管府の見張りを任せ、朝一番で直接、訪ねることにした。
「李主補は大人しく屋敷にいてくれ」

阿詩勒隼は熊団に出入りする中原の男に気づいた。
穆金の話では司馬健という男で、もともと土喀設が捕らえた捕虜だったという。
そこそこ賢いことから殺されず軍師になっていた。
「密偵によれば刺史が総管府に拘束されたらしい…残念だ、一代の名将が奸臣に潰されるとはな」
そこで隼は司馬健を見張るよう命じた。
「巻き添えはごめんだ…」

翌朝、秦老は司馬図に門前払いされ帰って来た。
何でも司馬図は刺史が阿詩勒部と結託し造反する疑いがあるため勾留、審査するという。
すると刺史府に官兵が乗り込み、屋敷内の一斉捜査を始めた。

↓熊ちゃん、次は上手くやれるでしょうか?!


つづく


( ๑≧ꇴ≦)阿準がカッコ良すぎて町でひとり浮いてるwww
ウーレイ顔ちっちゃ!背ぃ高っ!からの逆三体型~お見事!
…そして柴犬w





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最終更新日  2022.01.28 22:53:23
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