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2023.02.20
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第8話「3つの条件」

高慧(コウケイ)は欧陽旭(オウヨウキョク)が屋敷の前で趙盼児(チョウパンアール)と話していたことを知っていた。
相手は誰かと聞かれた欧陽旭は咄嗟に以前、間借りしていた王(オウ)府の人だと取り繕う。
それが嘘だと知ってか知らずか、高慧はかつて紅顔知己がいたなら東京(トウケイ)に呼び、妹のように仲良くしたいと殊勝な事を言った。
しかし欧陽旭は二心は持たないと宣言、高慧は機嫌良く帰って行く。
すると隠れていた杜長風(トチョウフウ)が出てきた。
杜長風は寛大な高慧に感心し、パンRを第二夫人として迎え入れればいいという。
しかし欧陽旭は高慧の言葉が本心と裏腹なことを知っていた。

杜長風はようやく欧陽旭が高慧からパンRを守るため、わざと怒らせて東京を出ていくよう仕組んだと知った。
パンRが妾という身分に甘んじる女子ではないことは誰よりも欧陽旭が分かっている。
「契りを結んだ時から私の心にはパンRしかいない
 パンRがいなければ凍える夜半に苦学できなかったし、師を招いて殿試に挑めもしなかった」
欧陽は殿試で上位となってパンRを妻に迎え、生涯ともに詩賦や描画に興じたいと夢見て来たが、それも潰えたと落胆した。

一方、パンRは杜長風が置いて帰った自分の絵姿を見ていた。
それはかつて欧陽が銭塘(セントウ)で描いてくれた自分の肖像画、しかしパンRは欧陽との縁が終わったとあきらめ、肖像画を燃やしてしまう。
すると孫三娘(ソンサンニャン)が薬湯を運んできた。
「もう思い残すことはないわね、これからどうするの?」
「頭が真っ白で…まだ何も考えられない」
パンRと三娘は看病疲れで寝ている宋引章(ソウインショウ)の様子を見にいくことにした。

引章は周舎(シュウシャ)からの虐待で心に深い傷を負い、未だ悪夢を見ることがあった。
「私の醜聞は江南中に知れ渡っている…もう終わりよ、賎民のままじゃ生きていけない…」

パンRは引章を守るため、潰えた情を利用することにした。
…顧千帆(コチェンファン)、この証文を見たら″矛盾している″と笑うかしら?…
その頃、顧千帆は父と一緒に蕭(ショウ)家の墓参りに来ていた。

蕭欽言(ショウキンゲン)は祖父に孝行を尽くすよう促したが、顧千帆は戸籍上の祖父は礼部侍郎・顧審言(コシンゲン)だと拒否した。

蕭欽言は顧千帆を連れて高台まで登り、海をながめた。
「お前の母とここに来た時、ある詩が浮かんだ、″過ぎ尽くす千帆 皆これならず″…」
これが息子の名前の由来だという。
しかし顧千帆はどこか上の空だった。
蕭欽言は皇城司が気がかりなのだと察し、雷敬(ライケイ)に脅しをかけてあると教える。
「今は利用する方が良い」
確かに顧千帆は雷敬が鄭青田(テイセイデン)から賄賂を受け取ったという証拠を持っていなかった。

蕭欽言は実のところ自分と顧千帆の境遇はさほど変わらないと言った。
「私は″悪徳大臣″と言われ、皇城司は″朝廷の犬″と悪名高い
 私へのわだかまりを捨て、なぜ皇城司にこだわるのか教えてくれないか?」
「分かっていないな…」
「何がだ?」
すると顧千帆は珊瑚のかんざしを落としたことに気づき、父に別れを告げて先に帰ってしまう。

欧陽旭はパンRが心配だったが、高家の手前、会いに行くことができなかった。
そんなある日、突然、パンRが欧陽府に現れる。
パンRは取り引きに来たと切り出し、破談の代償として3つの条件を出した。
「あなたは両親の霊前で趙家の婿として私を一生、守ると誓った
 婚約を解消するならその旨を書き記して欲しい、銭塘へ帰ったら霊前で燃やすから
 それから仕官できたら引章を良民にする約束よ?高家の婿になるなら容易いはずね
 最後に表装したであろう夜宴図を返して欲しい
 …この3つを成せたら袂を分つわ、成せないのなら婚約の事実を吹聴するから」
「約束するよ」
そこで欧陽旭はまず夜宴図を返すことにした。
しかし荷物をひっくり返しても見つからず、3日以内に何かしら返答するという。
「じゃあ3日だけ待つわ…欧陽、もう失望させないでね」
するとパンRは帰ることにした。
「パンR!これ…」
欧陽旭は最後にずっと渡せずにいたかんざしを贈ろうとしたが取り付く島もない。
「欧陽官人、私たちもう他人、私を呼ぶ時は趙娘子(ニャンズー)と…」



一方、顧千帆は蕭家の墓の近くで落とした珊瑚のかんざしを見つけた。
その時、蕭欽言を恨む民たちが祖父の墓を荒らしている様子を目撃する。
「恩師の王狄(オウテキ)先生は蕭欽言に殺された!親の責任だ!」
しかし忠(チュウ)氏たちが駆けつけ、民たちを捕まえ懲らしめようとした。
顧千帆は急いで止めに入り民を解放させたが、実は毎年、清明節と中元節になると同じような事件が起こるという。
すると顧千帆は使用人たちと一緒に汚物まみれになった祖父の墓を掃除した。
「爺爺(イェイェ)…私は正しく生きたいだけ、どうかお許しを」

欧陽旭は太常(タイジョウ)寺に勤務する親戚がいる杜長風に引章の身請けを頼むことにした。
しかし杜長風は進士になったばかりで悪い噂が広まれば人生が終わると警告する。
欧陽旭はむしろそれで高慧が愛想を尽かしてくれるなら好都合だと言ったが、杜長風は高家が茶に何かを混ぜるだけだと言い放った。
「君が急病になれば高慧は苦労せずに済むからな」
そんな中、銭塘に出かけていた徳(トク)叔が欧陽府に帰って来た。
実はパンRが自分を銭塘に足止めし、いつの間にか東京へ来ていたという。
「婚約解消書など書いてはいけません!趙氏は悪知恵が働く妓楼育ちのイカサマ師です!」
徳叔の話では帰路で華亭(カテイ)県の宿に泊まった時、パンRが名妓と偽称して婚姻を餌に周舎を誘惑した上、公堂に訴えて流刑に追い込んだという。
欧陽旭は到底、信じられなかったが、徳叔は警戒心を持つべきだと訴えた。

パンRとの約束の期限が迫っていた。
夜宴図は徳叔が独断で柯(カ)宰相の誕辰祝いに贈っていたことが分かり、これで欧陽旭はパンRの要望に1つも答えられないと落胆する。
すると痺れを切らしたパンRと三娘が訪ねて来た。
使用人は徳叔からの言い付けで誰も通せないと追い返したが、三娘が黙って引き下がるはずもない。
そこで三娘は今から門前に居座ると宣言、驚いた使用人は慌てて門を閉めてしまう。
しかし徳叔も三娘が騒ぎ立てるのは想定内で、とうに策を講じていた。

パンRと三娘が屋敷の向かいに座り込んでいると、徳叔に雇われた男たちが現れた。
「あら、蹴鞠が下手くそな池(チ)衙内の″犬″じゃない」
「何だと?侮辱したな?…やっちまえ!」
しかし三娘が使用人の忘れていったほうきを振り回し逆襲、可四(カシ)は転んで逃げ遅れ、踏みつけにされてしまう。
「老いぼれが2貫やるから去らせろって…」
パンRは徳叔の仕業だと知り、三娘が懸念した通り、仕官の道が開けた途端に手段を選ばなくなったと呆れた。
「三娘!子を産めぬよう龍虎穴(リュウコケツ)を突いて!」
「へ?」
三娘は意味が分からなかったが、パンRの目配せに気づいてほうきの柄で可四の腰を突いた。
「子孫など考えないことね!」
「娘子…私は子を成さねば…うちは3代に渡り男1人なんですぅ~」
「解いて欲しいなら言う通りにして」

可四はパンRに寝返り、仲間を連れて欧陽府の前で抗議活動を始めた。
「借金の踏み倒しは天が許さぬ!」
どうやら可四は本当に経穴を突かれたと信じている様子、三娘は男なのに子が産めるはずないと失笑してしまう。
一方、パンRは顧千帆が船で話してくれたことを思い出していた。
…皇城司の獄で多くの人間に触れて来て思ったんだ、この世には試練に耐えられぬ者もいる…
顧千帆は正しかった。
パンRは現実に直面し、この世で不確かなのは人の心だと痛感する。

つづく


( ๑≧ꇴ≦)あははは〜三娘最強説w





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最終更新日  2023.02.20 14:02:41
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