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2023.05.05
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カテゴリ: 夢華録 全40話



第21話「ただ一つの希望の光」

その夜、顧千帆(コチェンファン)は父の別邸を訪ねた。
宰相に返り咲いた蕭欽言(ショウキンゲン)、しかし朝廷にいる政敵は少なくとも100人、加えて清流派も自分を排除しようとしているという。
蕭姓の息子たちは実権のない蔭官(インカン)でしかなく、仮に血生臭い争いになった時、自分を助けられるのは顧千帆だけだった。
「千帆、お前の助けが必要なのだ、皇城司は奇襲部隊でもある…」
しかし顧千帆は冷たくあしらい、ここへ来たのは知らせたいことがあるからだという。
「身を固める、相手は趙盼児(チョウパンアール)だ」
蕭欽言は元賎民など釣り合わないと反対したが、顧千帆は一時の気の迷いでも当てつけでもないと言った。

どちらにせよ清流派が蕭欽言の命を狙えば黙っているつもりはない。
顧千帆は帽妖(ボウヨウ)騒ぎが蕭欽言の失脚を目論む政敵の攻撃だと分かっていた。
「心配してくれるのか?」
「…私はパンRとの仲を祝福して欲しいだけだ、いつの日かパンRとの子を連れて挨拶に来る」
「数日後に私の寿宴(ジュエン)がある、お前は来られるか?…少しでいい、顔を出せ」
しかし顧千帆は何も言わずに帰ってしまう。
「淑娘(シュクジョウ)…私たちに孫ができるぞ(ボソッ」←じいちゃん、気が早いw



宋引章(ソウインショウ)と張好好(チョウコウコウ)は蕭宰相の寿宴に招かれ、早速、双喜(ソウキ)楼で練習を始めた。
しかし夜通し練習していた引章はうっかり曲目を間違えてしまう。
好好はてっきり沈如琢(シンジョタク)からもらった譜面だと思い、忠告した。
「引章、気を悪くしないで聞いてね…東京(トウケイ)の男は一筋縄ではいかない

「その人はそんな人じゃ…」
引章は顧千帆のことだと思って否定した。

引章が帰ると池蟠(チハン)が涼亭にやって来た。
好好は引章の琵琶と自分の歌ではどちらが良いか聞いたが、池蟠はうっかり琵琶の方が良かったと口を滑らせる。
「お前の歌はもう聴きすぎて耳にたこができた、少し調子を変えたらどうだ?」


パンRは顧千帆と一緒に高慧(コウケイ)を訪ねた。
欧陽旭(オウヨウキョク)の本性を知った高慧は深く傷つき、父が婚約を解消させた本当の理由を知る。
「親にとって子は何より大切だもの、父君が愛しいあなたを害すはずないわ」
そんなパンRの言葉をちょうど中庭に来た高鵠(コウコク)が聞いていた。
「父君に従うべきよ、あなたは幸せになるべき人だもの…」
すると高慧が父の姿に気づき、ついに泣き出してしまう。
高鵠は娘を説得してくれた顧千帆とパンRに感謝し、2人の婚姻には祝い酒を飲みに行くと言った。



一方、半遮面(ハンシャメン)では陳廉(チンレン)と葛招娣(カツショウテイ)がかち合い、一触即発になっていた。
孫三娘(ソンサンニャン)が割って入り止めたが、一方的に陳廉の肩を持ったせいで招娣を怒らせてしまう。
そこで陳廉に杜長風(トチョウフウ)への差し入れを頼み、招娣にいかに陳廉に世話になったのか話して聞かせた。
「恩があるんだし、会うたびに争うのはやめなさい」
「…分かった、これからは疫病神として敬い、おじぎすればいいんだろう?」
「ちょっと、人情の分からない子ねぇ」
「だったら三娘姐はどうして息子に縁を切られたのさ…はっ!」
招娣は流石に言いすぎたと気づき、慌てて謝罪した。
すると三娘は確かに自分も義理人情を分からず、苦労して傷つきながら少しずつ理解したと話す。
「あんたには回り道をさせたくない、だから時には我慢して、違う角度から人や物を見て欲しいの」
「ありがとう、初めて人に注意されたよ」

沈如琢は引章を呼び出し、かんざしを贈った。
相変わらず強引な沈如琢に戸惑う引章だが、沈家が教坊司との関係が深く、自分を良民にすることも頼めると聞いて心が揺れる。
そんな2人の姿を偶然、墓参りに出かけるパンRと顧千帆が見かけた。
「あの2人、本当に親しいのね、三娘から聞いてはいたけれど…
 彼は見ず知らずの私を助けてくれたの、いかにも聖人君子ね」
「他の男を褒めるなよ」
「あら、あなただって褒めていたじゃない?2人が恋仲になれば最高なのに~
 引章はあなたを崇拝しているわ、あなたにもらった譜面を片時も手放さないの」

顧千帆の母の墓石には″礼部侍郎女顧氏″とあった。
「娘(ニャン)、パンRを連れて来たよ、賢くて有能で私に優しくしてくれる、もう孤独じゃない」
「ご安心ください、これからは私が彼を支えます」
顧千帆はパンRの手を握りしめ、今後は地位や富など求めず、互いに支え合い、心穏やかに暮らしたいと言った。
「そんな向上心のないことを…五品に昇進して誥命(コウメイ)夫人に封じてもらわなくちゃ」
「はお、なら君には富を築く重要任務を任せよう」



使いから戻った陳廉は厨房の三娘と談笑していた。
そこへ招娣がやって来たが、三娘の言いつけを守り、黙ってお茶を出してくれる。
すると陳廉は書院で子供から聞いた話を教えた。
何でも杜長風は進士の中で下位だったにも関わらず、皇帝に拝謁した時、うっかり屁をして官職を逃したという。
「それで書院に戻って師範をしているんです、生徒たちからも馬鹿にされてますよ」
しかし目が悪いのは生まれつきではなく、最近になって次第に視力が落ちてきたという。
「特に夕方がひどいそうです」
「夕方?」

陳廉は出来立ての菓子をもらって帰ることにした。
すると中庭で偶然、招娣と出くわす。
陳廉はあの夜のことを謝ったが、招娣は無かったことにして忘れて欲しいと言った。
「そうだ、あの日、港で母親と何をしてた?」
「(ドキッ!)言っておく!私の家族は皆、死んだんだ!」
陳廉はまた招娣を怒らせ、慌てて退散した。

顧千帆とパンRは墓参りを終えて水路で帰途についた。
すると顧千帆はパンRの亡き両親に挨拶するため、吉日を選んで水陸会(スイリクエ)を行いたいという。
「実はある人に仲人を頼もうかと…御史中丞(ギョシチュウジョウ)・斉牧(サイボク)大人だ」
顧千帆はあえて父のことを聞かないパンRの優しさに気づいてた。
「今は全てを話せない…」

つづく


( ๑≧ꇴ≦)おじいちゃんw上手いわwww





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最終更新日  2023.05.05 21:16:17
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