本格的な梅雨を前に小貝川河川敷は、赤・黄・オレンジ色に彩られた。面積 5 ヘクタールに及ぶ花畑には、 200 万本の シャレーポピー と 130 万本のキンセンカが植えられている。下妻市、ご自慢の花畑である。
小貝川に架かる祝橋の上流に「 小貝川ふれあい公園 」・フラワーゾーンがある。昨年の 10 月中旬に種まき、今年の 3 月・ 4 月に除草作業をそれぞれボランテア「ふれあい花の会」が行った成果である。一昨年は増水・冠水にみまわれ「不作」であったが、今年の出来は「良」・・。
ポピー畑は当初 0.6 ヘクタールから始まったとされる。 昭和 62 年 8 月 の大洪水により小貝川が決壊して、町が泥にまみれた。泥の町ではなく花の町に生まれ変わろうとして始めた活動だ。その後花畑を育てる会の輪が広がった。今では筑波山を背景に、春のホピー、秋のコスモスが風物詩となっている。
小貝川ふれあい公園のシンボルは、国蝶・ オオムラサキ である。公園入口の「ネイチャーセンター」は、オオムラサキを型とったユニークな建物だ。公園の上流には、蝶を保護する森がある。好物のエノキの葉があるようで、毎年 6 月下旬に羽化する。森には小径も整備され、観察ができるという。
写真 -1 小貝川ふれあい公園フラワーゾーンの赤いホピー園。
写真 -2 天気が良すぎて、筑波山が霞む・・。
写真 -3 黄色キンセンカも広がるフラーワーゾーン。
写真 -4 「ふれあい花の会」の活動内容を示す看板とホピー園。
写真 -5 オオムラサキをイメージしたネイチャーセンター館。
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