河口より上流 62 km付近の荒川は広い。川幅が 2,537 mあり、 日本一の川幅 だという。鴻巣市側 ( 御成橋 ) の標柱と吉見町側に建つ標柱にタッチして来た。河川敷は右岸側 ( 吉見町 ) が広い。一般の民家が並び、これが川の中かと思わせる景色に出会う。
県道 27 号を通す 御成橋 東詰からは富士山をバックにした標柱を見ることができる。五代目となる現在の橋は、昭和 40 年に架けられた。 18 径間。橋長 805 mの鋼連続橋。後に下流側のみに歩道が増設された。この歩道からポピー・ハッピースクエアが一望できる。
御成橋の名前は、昔あった 御成河岸の渡し からきているという。御成河岸の渡しは、当時珍しい官制の渡し。御成とは、徳川家康がこの地に、鷹狩に訪れた際、架けた船橋に由来する・・。渡し場は流れ定まらない河道の維持に、苦労したのではないか。
この地は昔から麦の産地であった。そこでB級グルメ「 こうのす川幅うどん 」が考案され広まった。うどんの幅が 8 cmもあるのだ。麺を持ち上げるだけで一苦労。 2,537 mに因んで、 2 肉+ 5 卵+ 3 水菜+ 7 茄子が添えられている。こだわりの御麺・・。
写真 -1 鴻巣市側・御成橋に建つ「川幅日本一」の標柱。空気が澄んでいれば富士山が見える。
写真 -2 荒川左岸より長さ 805 mの御成橋を眺める。
写真 -3 埼玉県吉見町側に建つ「川幅日本一」標柱。
写真 -4 吉見町側から川中の県道 27 号を見る。
写真 -5 御成橋からハッピー・ポピー・スクエアを望む。
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