隅田川花火大会の二つ会場を遠くから眺める場所として、荒川 ( 放水路 ) が知られている。平井大橋から 平井水門 までの約 1.6 km区間である。第 1 会場 ( 言問橋上流 ) と第 2 会場 ( 厩橋上流 ) とは約 1.2 km離れている。
平井水門までは、 JR 総武線・新小岩駅から歩いて 35 分程度。荒川土手の真上には首都高速 中央環状線 が配置されている。突然の降雨の際に、退避・雨やどりに大変便利なのだ。また土手東側に中川が平行に流れているので、風通が抜け涼しい・・。
打上げ会場まで遠い ( 約 3.5 km ) ため、打上げ花火の醍醐味は味わうことはできない。また、花火師が丹精こめて作った花火の「 拡がりと彩 」を近くで拝観することはできない。しかし、ゆっくりと土手を移動して鑑賞できる点が利点・・。
隅田川花火大会は、今年で 38 回目を迎えた。日本で最も古い歴史をもつ花火大会である。ルーツは享保 18 年 (1733 年 ) 大きな疫病による犠牲者を弔うために始めた催し。両国橋付近の料理屋が花火を上げたことがきっかけだという。暑かった今年も 96 万人が 2 万発の 華火 を楽しんだ。
写真 -1 夕焼けの空、 19 時過ぎ第 1 会場から花火が打ち上がる。スカイツリーの点灯前。
写真 -2 荒川越しの「粋・スイカツリー」。平井水門近くから撮影。
写真 -3 荒川土手を下流へ向かって移動しながら撮影する。
写真 -4 第 1 会場と第 2 会場の花火が見える。平井大橋の近く。
写真 -5 荒川土手・中央環状線高架下の見物客。
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