清多夢くらぶ

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2019年09月24日
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カテゴリ: 博物館など
​晋平呉天下大平​ 」磚(土レンガ板、縦30cm×横15cm)が展示。世界一短い三国志と紹介されている。​

 晋時代に活躍した人物に ​王義之​ (おうぎし)がいる。東晋の政治家で高名な書家。王義之ゆかりの土地での出土品も展示。「蝉文冠飾」、壺・カンなどが陳列。冠飾が何故、蝉(せみ)なのか・・。当時死者の口に蝉を含ませて、不老不死を願う風習があったという。​

​司馬イ・仲達​ (179年-251年)は、曹操-曹丕-曹叡に仕えて、西晋の礎を築いた政治・軍略家。曹操は、仲達の知謀を警戒していたが,曹丕・曹叡は警戒心が薄かった。孔明は太く短く生き、仲達は太く・長く生き抜いた。日本の戦国時代における徳川家康に少し似ている。​

 エピローグ「三国の終焉」の展示コーナーは、横山光輝の漫画三国志の「 ​秋風五丈原​ 」で終わる。孔明の5度目の北伐で。魏・仲達と戦うも、五丈原で病死する(234年)。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」との名文がある・・。全60巻単行本のうち、58巻が「五丈原への道」、59巻が「秋風五丈原」。​​​​​


写真-1 世界一短い三国志とされる「晋平呉天下大平」磚。[南京市博物総館]


写真-2 王義之ゆかりの土地での出土品「蝉文冠飾」。


写真-3 獅子形盃や罐・壺。「西晋時代」


写真-4 横山光輝の原画「秋風五丈原」で特別展は終わる。


写真-5 単行本の表紙、58巻の司馬い、59巻の諸葛亮。





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Last updated  2019年09月24日 10時36分14秒
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