星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2025.08.15
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カテゴリ: 本帰国で再発見!


終戦から80年目の今日、例年通り第二次世界大戦のドキュメンタリーやテレビ局が制作するドラマを見てつくづく戦争の愚かさを痛感します。そして凝りもせずに現在も続く「戦争」の1つ「ウクライナ戦争」の終結に向けて明日(日本時間)アメリカのアラスカ州のアンカレジでトランプ大統領とプーチン大統領の会談が行われます。アラスカ州と聞いて「何故そこで?」と少なからずの人が疑問に思ったと思いますが、上空からの地図を見るとアンカレジまで首都ワシントンとモスクワからほぼ同じ距離のように見え、それぞれの移動距離を考えると確かに「対等な位置関係」に見えます。今回はゼレンスキー大統領の参加はなく今回の対談の経緯次第で開催が検討されるようです。

 ところでアラスカと聞いて私が最初に思ったのは会談の場所が「北方領土」に近いという事です。以前の日記にも書きましたが、終戦後の
1951年に締結された「サンフランシスコ条約」では北方4島に関しては日本領となっています。ただこの条約に関して当時のソ連が署名を拒否し国連の「五大国一致の原則」のルールに反する事から74年経った現在も返還に至っていない状況です。こういう状況をある意味「臭い物には蓋をする」的なやり方で野放しにしている「国連」に対しても大いに疑問と不満を感じますが、アメリカと太平洋を挟んで対峙するロシアにとっての要衝地の北方4島をおいそれと返してくれるとは思いませんが、少なくても拒否された署名問題について何らかの会談へと向かう道筋をつける日本の政治家が現れないのかと思います。トランプ大統領の手腕としては賛否両論が渦巻くなかで、少なくても「交渉という場」に相手を引きずり出す力量は政治家として学ぶ点があると思います。

 余談ですが、先日「赤レンガ庁舎」を見学した際「北方領土館」で返還の署名コーナーがあり、熱心に署名している人達の姿も見ました。私も本帰国後署名した事も数回ありますが、その署名がどのような形で政治家に渡っているか情報を見る事は全くありません。「草の根運動」の大切さは勿論分かりますが、やはり大きな動きを起こす事(少なくてもロシアとの領土問題を世界に知らせる)には関係国を巻き込む政治家の力量が最重要だと思います。


1855年の境界線(赤線)で樺太は両国民の混住   ​1951年サンフランシスコ条約での境界線​

​​【追記】2025年8月16日

 今朝のNHKのニュースで「何故アラスカで階段?」を特集があり3つの理由を上げていました。1つはやはり「地理的」な事で2つ目がアラスカの歴史でした。1741年にベーリング(ロシアのピョートル一世にシベリアの探検を命じられる)によって発見されたアラスカは1867年アメリカが現在のお金で220億円で購入(昔の方がずっと平和的に領土を獲得している感があります)という歴史があった事を私は初めて知りました。そして3つ目が両国共同の「北極開発」に欠かせない基地となるのがアラスカという事のようです。





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最終更新日  2025.08.16 10:13:23
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