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などと思っていたりしたものだから、手袋は冬山用を置いてきてしまったし、
ピッケルなども、春山に不要、などと思い込み持って来ていなかった。
ピッケルは小屋から借りて、手袋は小屋で売っているものを購入した。
泥縄・・・・かもしれない。
「山を舐めてんじゃねえよ!!」っていわれそうな・・・・
とはいうものの、やはり時間が余るから、お茶を濁す程度に行くことにした。
10時半くらいの出発だから、遅いことになる。
早朝出発、早い時間の下山が山の基本。
仙丈ケ岳のホンの触りだけということで。
長英小屋から林道に出て真っ直ぐに入る登山口から入り、まだらに残る残雪を踏んで
北沢峠からくる登山道に合流する。
尾根筋を行く道は雪が多くて、しかも溶けかかってはいない。
アイゼンが無いツボ足では何かと危ないから、足が重くて動きが制限されるが
8本爪のアイゼンを付けている。
枝葉に積もった雪が日差しを浴びて溶けて落ちて来て頭や体に当たる。
トレースが付いているから迷いはしないが、夏道を外れる歩き方になっている。
これって、五月の山とは思えないかもしれない風景。


四合目って、どのあたりだろう??

後ろを振り返って、甲斐駒を見ようと思うが、樹木が邪魔になって見えない。
大滝の頭までやって来た。
此処が5合目あたり。
6合目まで行くと、樹林帯を抜けて風当りが強くなる。
さて、気持ちはこの辺りでいいかと思っている。
降りて来た若い人に山頂まで行ったのかと聞いてみた。
小千丈で引き返してきたという。
ボクがここから小千丈岳まで行ってくると、この間だけで往復4時間くらいかかるかもしれない。
最初から、途中で止めようと思っていたから、この辺りで引き返すことにした。
取りあえず、ここでお昼を食べて下山に入った。
樹林帯を出ると、かなりの強風で体がもっていかれそうになるらしい。
天気がいいため、下山時には葉の当たっているところは雪が緩んでいて、
歩く感触がまた異なっていた。
ちなみに小屋には宿泊者はボクだけだった。
他はテントのお泊り。