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妙に涼しい夜のようであります。何とも可笑しな書き出しですが、そのようであります。 さて、このような爽やかな夜は、何もしないで過ごして居るのが勿体無いようでありますが、何かしら、また、よかりけりと言いたくになります。庭からは、ほんに、冷たい程のいい風が入ります。捲り上げていた袖をそっと下ろしました。衣擦れの良さを申したいところですが、そのようなものはきこえてまいりません。 あっ、12時を廻っております、明日は歌会へ参加せねばなりません。やすむべきと思いながら、何か物足りない不思議な夜ではございます。ふと遠い父と母を思います。人間とはどうしょうもないもの、頭がまとまりませんと眠ることもなりません。 そうでした、編集後記を書いておかねばなりません。仕事が見つかりました、ありがとうございました。それから眠ることにいたしましょう。 眠ったわたしは何処へいくのでしょう、ぐるりと一巡りして、またこんなことを考えています。 今日の一首 不可解な迷路の中でひとすじのわが人生を解き明かし居り 伊山高宏
2013.07.19
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突然ですが、長州藩出身の政治家というべきでしょうか、木戸孝允について書かねばならない破目に自らを追い込んでしまってちょっと大変!?。昔?、わたしが生まれました、家の近くで、さまざまの出来事がございましたようで、いまとなりますと、其の出来事が其の歴史的現場近くで生まれたり育ったりした者には納得いかない話も出てまいりまして、そろばんに合わないような変な気分で困った居ります。役所の皆さんも、ええかげんと思えるところもございまして、まことに可笑しい話でございます。 何はともあれ、幼いときからの子守唄に聞きましたお話しは大事にしましょうと思う自然な気持でおります。かしこ 今日の一首 スタバから道ゆく人を見る我は道行く人に見られをるなり 河崎孝彦 歌集「返されよ」から
2013.07.05
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こんにちは、お久しぶりに存じます。この世はただいま梅雨のさなか、ただいま己が住処の己が部屋に夕刻からは、かそかになった雨音を聞いております。 わが部屋の机の向かう右手はささやかな庭でございます。この家に住み始めて30年近くの以前は10センチメートルくらいでした、自然の藤の芽がただいまは庭の三分の一を覆うくらいに生長しています。 自然生えですが季節には、つい先日までは、かそかながら長い花の茎をいっちょう前に垂らしておりました。かわいらしいものであります。わたしは何ものも自然生えが好きでございます。わたし自身がそうであるような気がしていますからですが。 わたしは何様とかの名前はどうでもよろしい方ですから、袖ふり違えた草木を集めて細長い庭に自然に育てておりますが、いえ、これもただにのうのうとおおきくなりまして、我が庭はいま梅雨のあめにどっぷり濡れた緑でいっぱいでございます。ああ自然のいい匂いがいたします。何の香水にも勝りましょうか。 今日の一首 びいかあに蒸留水の冷えたれば一顆のレモンをわれはおもへる 葛原妙子「原牛」より
2013.07.04
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