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今日、久しぶりに寮生とカラオケに行ってきました。もちろんただ遊びに行くわけではなく、レクリエーションの一環としてです。ここでは、寮生の協調性だけでなく、ユーモアや表現力など、様々な部分を見ることが出来ます。勿論、私がみんなをそんな目で見ていることは内緒ですけど。ところで、私は普通のカウンセラーと違い、クライエント(特に寮生)とカウンセリングルーム以外であうことが度々あります。こと寮生にいたっては、寝食を共にしています。これはカウンセリングをする上で、正直かなりやりにくいです。恐らくカウンセラーの方ならば気持ちを分かってくれるのでしょうが、生活を共にし、時には生活指導をする立場、又時にはカウンセリングをする立場と、その都度立場を変えて接していくのはかなりの困難を極めます。特に、当初「来談者中心療法」という技法(近年の日本における一般的なカウンセリング技法)にとらわれていた時期は相当苦しみました。しかし、最近はこの二つの立場を上手く両立していくことが出来るようになってきました。逆に、両立していくことのメリットも見つけることが出来ました。それは上手く言葉に出来ませんが、決してカウンセリングルームの中だけでは感じることの出来ないクライエントの可能性を垣間見ることができる、ということです。今日のカラオケが良い例です。いつもは本当に無口な寮生で、カラオケに行くことになったときも、「僕は歌えません」と言っていました。ところが、いざマイクを持たせてみると・・・人が変わったようにノリノリで熱唱するのです。これで、また一つ彼の可能性を見つけることが出来ました。これは部屋にこもってカウンセリングを行うだけでは決して見られなかったことです。寮での指導とカウンセリング。滅多に経験できないこの環境を必ずプラスの力に変えていこうと決意を新たに出来たカラオケでした。
2006.10.30
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私が運営している寮では、「将来の目標が持てない」子供が沢山います。そういう子達と話していると、自分自身の可能性を「知らない」のだ、ということに気付きます。自己探求というものをしたことがほとんどないのでしょう。自分の長所や短所も挙げられない子が本当に沢山いるのです。「自分の好きなことは?」「自分にできることは?」「自分に出来ないことは?」何を聞いても、返ってくる答えは「分からない」「考えたことも無い」です。だからこそ私の寮では、まずは最初に「自分を知ること」からカウンセリングを始めていきます。自分を知ることが出来れば、おのずと「可能性」にも気付きます。そこから「やりがい」「生きがい」も沸いてくると考えるのです。何か一つでいい、一生持ち続けていける「生きがい」を見つけて、卒業して欲しいと考えます。
2006.10.29
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私が運営している自立や社会復帰のための寮では、ラブラドールと猫を飼っています。ペットを飼うことによって、様々なカウンセリングの効果が出ます。例えば、力の無いものを守ることの大切さ、命の尊さ、世話をすることの大変さ等です。もっと大きな視点で見れば、「優しさ」を育んでいくことが出来ます。そして何より、心にゆとりと温かい気持ちが芽生えてきます。寮では、世話の担当が決まっています。その担当の寮生が目を離した隙に、犬がいたずらをしてしまったのです。ただのいたずらならばまだ良かったのですが、下手をすると犬自身の寿命を縮めてしまいかねないいたずらだったのです。私は常日頃から寮生にこのいたずらだけはさせないように、と言っていたのに、今回の出来事が起きてしまったのです。私は寮生を叱りました。彼らは今まで目一杯甘やかされ「叱られる」ということを知らずに育ちました。勿論、「なぜいけなかったのか」もしっかり理解させたうえで、です。寮生にとって、叱られるのは辛いことだけれど、そこで何か一つでも学ぶものがあって欲しいと思う一日でした。
2006.10.28
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よく心と体は繋がっている、と言われます。本当にその通りだと思います。今日、私のクライエントの一人が急性胃腸炎で入院しました。彼は最近特にストレスを溜め込んだ生活をしていました。胃腸炎は苦しいけれど、ほんの少しの間だけれど、今日までの生活の場から離れ、一人でゆっくり出来るのではないかな、と思います。ある機関の統計では、風邪を引いた人に面接をしたところ、実に8割の人が風邪を引く3日前までに、いつもよりも印象に残る「嫌な出来事」が起きた、と言っていたそうです。さらに、末期がんの患者が、自分の現状を受け入れ、残りの人生を精一杯生きようと、常に笑顔を絶やさずにいたところ、がんが治ってしまった、という報告もあるぐらいです。信じられないかもしれませんが、本当の話なのです。近年、健康食品や自然食品などが流行っているそうです。これもまた、健康を維持する上で確かに必要なものなのかもしれませんが、「心が健康」な毎日を送ることが、一番の健康への近道のような気がする、今日の出来事でした。
2006.10.27
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カウンセリングの世界に飛び込み、まだ決して「熟練」とは言えませんが、人並み以上には様々な悩みを抱えた人達に出会ってきたと思います。そこでいつも思うのが、「もっと早くにお会いしたかった」ということです。手遅れ・・・ということは決してありませんが、それでも早期に対応できればそれに越したことはありません。しかし、多くの心に悩みを抱える人達は精神科やカウンセリングルームに行くことを「恥」と考えてしまいがちです。それが我々カウンセラーとしては、大変悔しく、またそのイメージを拭えない自分自身の力のなさに歯がゆい思いをしているのです。 私は、このブログやHPを通して出来る限り従来の「カウンセリングルーム」のイメージを一新し、誰でも気軽に(例えば愚痴りに来るだけ)お越しいただけるような環境づくりをしていきたいと思います。 今後は私が出会った沢山の事例を踏まえながら、今なお誰にも相談できずに一人で抱え込んでいる人達に発信していきたいと思います。
2006.10.25
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