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プレジデント 2006.7.17号のテーマは、脱出!組織の歯車間仕事意識が変わる「簡単な仕かけ」しかし、今回、私が真っ先に読んだのは、特集テーマとは全く関係のない「スペシャルレポート」の部分で、「ウェブ2.0」に関する記事。まずは、「ウェブ2.0」身近な革命 事始め。この記事は、作家・エッセイストの蝶々さんとNTTレゾナントgooサービス統括の上原仁さん、ネットレイティングス社長の萩原雅之さんの対談ですが、「ウェブ2.0」とは何か?が、読み進めるうちに分かってくるという内容。こんな風に、ブログに書き込みながらも、「ウェブ2.0」という言葉さえ、今まで知らなかった私には、今、インターネットの世界で起こりつつあることが端的に理解できるという、とっても有り難い記事でした。続いては、糸井重里さんの特別コラム、「誰もがコンテンツ化する時代がやってきた」。糸井さんが2001年に発行した『インターネット的』という新書には、「ウェブ2.0」と驚くほど似た考え方が、すでに描かれていて、最近、また注目され、読まれているとのこと。そんな糸井さんのコラムは、インターネットの過去・現在・未来を見事に表現。ブログや口コミマーケティング、ロングテールに対するコメントは、いつか、近い将来に、「糸井さんの言ってたことが、また、現実になったなぁ」と、皆が気付く日がやってきそうな気がします。そして締めは、注目の「国産」2.0企業。ここまで読み進めてくると、知識として、かなり身に付いたし(?)併せて、記事に紹介してあるサイトをネットで見て回ったので、「ウェブ2.0」について、結構理解できた気分になれました。しかし、これらの記事のなかで、私が最も印象に残ったのは、「ウェブ2.0」身近な革命 事始め の対談のなかで、ネットレイティングス社長の萩原さんが、ネット業界の「第三世代」を説明する際、 「三十五歳で初めてネットをやった人間と十五歳でやった人間とでは ネットに対する世界観がもう全然違う。」という発言をしたのを受けての、蝶々さんの次の発言。 「恋愛も一緒ですよ。 だって十五歳で初体験した人と三十五歳でした女の人とでは、 女の人生が全然違いますもの。 普通にやってきた人にとっては自転車に乗るようなことなのに、 やったことのない人にはもう宇宙に旅立つような話で……。」さすがに、それを聞いた萩原さんのコメントは 「……」でした。
2006.06.25
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ベストセラーとなった「人は見た目が9割」。 以前、私もこのブログに記事を書かせてもらいましたが、 確かに、言葉以上に、相手に訴えかける「もの」ってありますよね。 言葉を発するとき、 自分が、それにどんな手振りや動きを交え、 どんなスピードやトーンの声を用いるかによって、 その伝わり方に、随分と違いが出てしまうのは、 日々の生活の中で、誰もが経験済みのこと。また、同じ言葉なのに、それを発する人が違えば、かなり違って聞こえるもの。それは、その人の「人となり」が大いに関係するのだけれど、言葉に付随する、その人の「動き」に関係する部分も結構ありそうです。やる気を出したいとき、堂々としたいとき、興味や関心を示したいとき等々、どんな場面で、どんな「動き」をすれば、自分の思いを、よりよく相手に伝えることができるのか。そんなノウハウをまとめたのが本著。最後の資料にある「十三種類の動き」を操ることができるようになれば、あなたのコミュニケーション能力アップは、間違いなし!?
2006.06.24
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交流戦が終わって、リーグ戦が再開した日本プロ野球。 パ・リーグで6月だけなら1位と検討した楽天の野村監督が、 交流戦で転けまくり、あのスタート・ダッシュは何だったのかと ファンが嘆き悲んでいる真っ最中の巨人軍に捧げる一冊。 もちろん、本著は、今期開幕前に書かれたものですが……。 勝つために何をすべきかという、明確なビジョンが示されており、 読み進むにつれ、野村監督が目指しているチーム像や、 どのようにチームを育てていこうとしているのかが、 よ~く伝わってきました。そんな野村監督の理想のチーム像は、V9時代の巨人軍。そして、理想の監督像は川上哲治氏。確かに、あの頃の巨人は他を圧倒する抜群の強さを誇り、レベルの違いを感じさせられたものでした。そんな巨人の強さの秘密を、この一冊で知ることができたように思います。あの頃の巨人にあって、今は失われているものが確かにある。でも、巨人再生のためには、失ったものを取り戻すという方法もあるけれど、そんな考え方は、ちょっとネガティブかもしれません。過去の栄光にとらわれず、新たな巨人を作っていこうという気概こそが、再び常勝巨人軍を復活させる近道なのではないかと、私は思います。ちなみに、私は決して巨人ファンではありません。あのV9時代に苦渋を味わい続けた者の一人です。
2006.06.24
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