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昼間でも氷点下のNY。寒いのが苦手な私は休みの日は一日家にこもることがある。夫が出張中でひとりきり。ひととおり家事を終えてやることをやったし、手の込んだ夕食を作る事もないので、ふと夕方の時間が空いた。何をするか考えた末、YouTubeで日本の番組を見る事にした。私はあんまり日本のテレビ番組のレンタルビデオを借りない。アメリカに来て日本のビデオばかり借りている人は、生活の基盤が日本にあるんだと思う。駐在員ならともかく、アメリカにとけ込もうと思ったり英語を勉強しに来た学生が、日本語のテレビ番組ばかり見て過ごすのはなんだか違うと思う。ま、他人の事はどうでもいいんだけど。ビデオを借りない本当の理由は、アメリカのテレビの方が面白かったりするからである。英語が100%わかる訳はない(多分一生無理)。なのでテレビは普段は英語の字幕をつけている。この字幕は耳が聞こえない人のためのものなんだけど、どんな安物のテレビにもこの設備があり、とても利用価値がある。今は楽しみにしている番組が毎日あり、とてもテレビっ子状態。そんな私でも、日本語のビデオを借りる時がある。それは、落ち込んだ時。笑いたいなと思った時。英語の番組を見ていて心から笑える事って、やっぱり少ない。笑わない日が続いたなと思ったら、借りに行く。借りるのは、ダウンタウンが主。「ガキ」や「松紳」(まだやっているのかな?)とか。私の中では、お笑い=ダウンタウンで止まってしまっている。ロンブーやココリコでも新しすぎて見られない。...そうとう浦島太郎だなあ。で、YouTubeで、「ダウンタウン」を検索すると、いろんな番組が出る。大抵は古いものばかり。ついでに「タモリ倶楽部」なんかも見たりして。誰がこういうのをアップロードするんだろうか。レンタルビデオでは多分手に入らない古いものばかり。とてもありがたい。自分が日本に住んでいた時の、懐かしいお笑い番組が、アメリカにいながらにして今見られるのだ。日本のテレビ局がYouTubeに対して、不正にアップロードされているものの消去を申請しているらしいんだけど、こういう映像が海外に住んでいる人をどれほど和ませているか、わかってもらえないだろうか。めっちゃくちゃ和ませてくれるんだよ。どんなに最近の番組をレンタルしたって、こんなに笑えることはないかも知れない。この笑いと、ノスタルジー感は格別なのだ。YouTubeからお笑いが消える日が来る事が怖いなあ。無ければ無いで今まで生きてきてはいるんだけどね....。
2007/02/10
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暖冬と言われた今年の冬にも、ついに寒波が来た。日中摂氏マイナス5度くらい? でも、これが昔はNYでは普通だった。地球温暖化の影響か、ここ数年はずっと暖冬気味。でもシカゴなんかはもーっと寒いらしい。-5度くらいでへこたれていてはいけないのだ。その昔、私はトロントに一ヶ月くらいいたことがある。3月だったが、日中-15度だった。トロントはNYと違って、地下鉄が東西と南北に一本ずつしかない。ビンボー人の移動はバスになるのだが、寒くてバスなんか待っていられる状態ではない。バス停には風避けの囲いがあるのだが(友達に指摘されたけど、囲いの天井から温風が出たかも知れない。私は覚えていない。)バスを待つ間じっとしていると凍死すると思って、雪の中をくるくる回っていた記憶がある。昔、知人と「なんでNYはこんなに寒いんだろうねー」という話をした。知人は「NYが気候のいい街だったら、人がもうあふれかえっちゃってるよ」と言った。そうねえ。蒸し暑い酷暑と寒波を乗り越えられる人が、NYにいるんだろう...か?
2007/02/06
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私の人生は時給人生だ。今もフリーランス(派遣会社から)なので、時給で働いている。今働いている隔週雑誌は、締切ではない週は暇だ。なのでちょっと前までは出社していなかったのだが、最近ありがたくも違うセクションを任され始めたので、フルタイムの出勤になっている。それが夫の気に入らないらしい。「なんでフルタイムで働いているのに、フリーランスなの?」と言うのだ。正社員のポストが今はなく、当分、いや多分ほぼ永遠に正社員は無理だろう。暇な週にも出社する言い訳で「行けば、時給が貰えるし」と言うと、「俺なんかそんな考え、したことないよ。学生バイト以外時給で働いた事もないし」と、その考えは、さも寂しい考えだと言わんばかりの口調になる。ちょっとムカつく。私の最初のアルバイトは高校生の時、郵便局の年賀状の仕分けだった。時給は450円くらいだったと思う。もう20年くらいも前の事だが、給料袋を受け取った時は嬉しかったものだ。東京に来てクッキー屋さんでアルバイトしたのがいくらだったかなあ。750円くらい? 何年か経ってグラフィックデザイナーとして派遣で働いていたときは1500~1700円くらいだったと思う。今は単純計算してその倍以上はもらっているんだけど、でも自分の年齢やキャリアから言って、決して高いとは思えない。Yahoo!なんかの小さな広告で、「時給1700円以上の仕事!」とか「一日二万円稼ぐ!」などを見るけど、時給で働くのはやっぱり学生で止めておくべきだと、今にしてみれば思う。自由人とか言って就職しなかった人を見ると、その自由の代償はとても高いのだ。時給で働くということは、人生の時間を切り売りしているということ。でも30歳になって、時間が増える訳ではないのだ。20歳で25万円稼ぐのは確かにいいかもしれないけど、30歳でも25万円、40歳でも25万円なのだ。少し時給の金額があがって手取りが数万円上がったとしても、それは世間の物価指数が上がっているということであり、自分のスキルによるものではない。今私が日記で「正社員になりたい」ってずっと言っているのは、私の貯金が、端た金しか貯まっていないということに起因する。夢も希望もない言い方だけど、年をとってきたのだからしょうがない。私は行き当たりばったりのキリギリスだったので、寒い冬を前にしてびびっているのである。最近友人に、「リタイアしようと思うから貯金が気になるのであって、一生働くつもりでいたら貯金がないのも気にならないよ」と言われ、確かに少し気が楽になった。でもね、時給で働くことを選んだ若い人には、大変だよ、と言ってあげたい。夢があるなら追えばいいけど、死ぬ気で夢を実現させようと思うべきだ。その日暮らしで得る自由なんて、60才を過ぎでも人に使われ時給で働かなければならない未来を考えれば、若い時に苦労した方がよっぽどいいんじゃないかと、時給人生を歩んだワタクシは思うのです。
2007/02/04
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明日はスーパーボール。アメフトの決勝。アメリカのお祭り。今勤めているスポーツ雑誌の記者の何人かはマイアミへと木曜日の時点で旅立っていた。いいわね、楽しい仕事で。デザインをしていて何が一番つまんないって、アメフトのページ。でかいマッチョ系の男たちが臭そうなヘルメットと肩パットを着て、お尻の形が浮き彫りのぴっちりしたタイツを履いて、腰のあたりから汗拭きタオルをぶらさげている写真ばかり。顔も見えないし髪も風になびかないので、みーんなおんなじ形に見える。つまらん。それにね、ゲーム自体つまらない。何度か夫に付き合って見たけど、とにかく中断が多い。いちいち中断してビデオで確認したり休憩したり、なんだかゲームとしてのリズムが全くないのだ。片時も目を離せないサッカーとは訳が違う。アメリカンフットボールは、ものをじっと鑑賞する人種ではないアメリカ人に適したスポーツなのだと思う。余りに中断が多すぎて、一生懸命見ている必要がないのだ。以前にも書いたけど、アメリカではロックコンサートに言っても映画に行っても、中座する人の何と多い事か。オペラだけはじっと座っているかな(オペラに行くのは老人と外国人ばかりだろうけど)。だから、じっと見ていなければならないサッカーが人気が出ないんだと思う。前半終了の45分間だってじっとしていられない、それがアメリカ人の真の姿なのだとマジで思う。でも、スーパーボールに放送されるコマーシャルは業界でも有名なものばかり。ビデオに撮って後でコマーシャルだけ見ようっと。
2007/02/03
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去年始まったテレビシリーズで、面白くてハマっているのが「Heroes」と「Jericho」。ヒーローズの方は日系俳優のMasi Oka君が話題なドラマで、日本人でも見ている人が多いと思う。私はジェリコーも好きなので、ちょっとその話。ジェリコーはアメリカの中でも(多分)ど田舎に入るカンサス州の小さな町。ある日突然何者かがアメリカに核攻撃をしかけ、主要都市はほぼ壊滅してしまう。ジェリコーから一番近い大都市、コロラド州デンバーからたちのぼるキノコ雲を目撃した住民たちは、アメリカが攻撃されていることを知る。田舎なのに博識者がおり、放射能汚染された雨が数時間後にジェリコーに到着すると予告したり、田舎なのにとても指導力のある市長とその息子たちが、住民たちを数々の困難から救うという話である。主演はジョニー・デップのコピーと一時言われていたスキート・ウルリッヒ。若い時に問題を起こして町を去っていたのだが、核攻撃の直前に突然ふらりと戻って来た市長の次男を演じる。彼がとってもいい。映画で端役をやっているより、このテレビシリーズの方が彼のよさがとてもよくわかる。アメリカの田舎というのがどんなところか、車でグランドサークルを旅したから何となくわかるんだけど、とにかく町と町の間には道路と土地しかない。カンサス州ならなおさらだろう。ジェリコーは陸の孤島なのだ。だから、大都市が攻撃されたところで、彼等の生活は変わらない。もちろん電気の供給が止まったり電話が使えなくなったりはするのだが、自家発電機があったりトウモロコシ畑なんかもある(放射能雨にさらされたトウモロコシが食べられるのかどうかは知らないけど)。そして、他の都市から薬を奪いに来た連中なんかを自分たちで追い払える銃を、一般住民が当たり前に持っているのだ。ほとんどウェスタン。でも政治中枢機能がなくなって無法地帯になったら、最期は自分たちの力に頼るしかないだろう。もし日本が攻撃されてこんな状態になったら、人が多すぎてすぐ食べ物もなくなるだろうし、力で襲ってこられたら誰も戦うことなんかできないだろう。放射能汚染ってこんなことだったっけ...というような話も多いけど、人間ドラマとしてよくできている。2月の放送開始が楽しみなのだ。
2007/02/02
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