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結婚生活を長続きさせる一番の秘けつは、Short term memory loss、短期間記憶喪失が一番いいと聞く。つまり、お互いの嫌なところとか、ムカつくことを言われたりされたりしたことをいつまでもぐずぐず忘れないで恨んでためていると、いつかどこかで破たんをきたすというのである。私はこれに激しく同意する。朝起きてシャワーを浴びた後鏡を見たら、顔面の赤いぶつぶつが頬にまで広がり、ひどい有り様になっていた。ウェブサイトでいろいろ調べたが、やはりストレス説が有力だ。来週は時間を見つけて皮膚科に行かねば。シャワーの後の血行がいい時が一番赤みがひどいので、熱が冷めた後、心配性の夫に医者に行くと打ち明けた。彼は私の顔を見て一言。「オレの仕事の取り引きがつぶれたんだよ? それぐらい悩みじゃないよ」今日は朝から夫の子供が来ていたので、その場でキレはしなかったが、殺してやろうかと思った。私のストレスやぶつぶつの顔などこの人にはなーーーーーんの関係もないんである。自分だけがつらい思いをしていると思っているんだろう。明らかに不機嫌になった私の態度にやばいと思ったか、後でつけたしたように「大丈夫なの?」とか聞きにきた。こういうフォローがあったときは、とりあえず態度を軟化させなければならん。しばらく怒っていたが、もう、どうでもよくなってきた。忘れるのが一番である。妻の役割って何だろう。夫が不機嫌で帰ってきて何をされても、微笑んで励まさなくちゃいけないんだろうか。これでもし子供なんかがいて、家の事でつらくてもガマンしてでもにこにこしていなきゃいけないんだろうか。おカネを稼いでいる人の悩みの方が重要かつ大切で、家にいる人間はそうでも無い訳なのかな。世の妻さんたちはどうやって感情のやりくりをしているんだろう。
2004/01/31
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夫のやっていた取り引きがおじゃんになった。損害ではないが利益ではない。先週の査定に引き続き、悪い知らせである。どうしちゃったんだろう。幸運の星の元に生まれたみたいな人なのに、今年は頭から調子が悪い。夫はドツボまで落ち込んで珍しく同僚と早々に飲んで帰って来た。ヤケ酒を飲むのはいいけど、飲んで何か解決する訳もないからなあ。私も夫も人生40年前後やっていればそれくらい分かっているが、やりきれないのだろう。酔っぱらって帰ってきて、今日はこれから同窓会があるという。私は家でもんもんとしているより人の間に混じって話をした方がいいと思うのだが、そう言うと「追い出そうとする」と文句を言うので黙っている。午後6時半集合なのに、7時すぎまでベッドで寝ている。人との約束を破ったり、時間に遅れたりするのが大嫌いな私は、せめて電話でもしなさいと起こす。その前に要求にこたえて麦茶を持ってきてやる。酔っぱらっていて行くかどうかわからないなどと言う。電話なんかできないとゴネる夫。自分の好きなようにしろ!と夫を置いてコンピューター室に戻る私。夫、怒って「行く!」と一言叫んで家を飛び出す。悪い空気をひたすら持ち込んで伝染させられ、なんで私がこんな思いをしなくてはならんのだ。今日一日誰とも話さず掃除や洗濯をしながら煮詰まって課題をしていたのに、と思うと情けなくなってきた。ちょっと泣いた。しばらくしてから夫から電話。「帰る時に電話するから」外気氷点下8度で頭が冷えたか。あんな態度を取っていれば私が怒って家に入れないとでも思ったか。人生つらいのだ。
2004/01/30
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「シニアの生徒は必ずひとつは提出」というコンペティションの締めきりが今日だったので、朝から学校へ。昨日これの準備で半日つぶれ、今日これで午前中はつぶれるだろう。ああ、時間がもったいない。だいたい学期のど真ん中なのに完成していて出せるものなどありはしない(他のクラスは知らないけど)。それでも義務は義務なのだ。ひさしぶりに行ったら、学校が懐かしかった。というのも、今はポートフォリオのクラスをひとつしか取っておらず、それは先生の会社の会議室でやっているので、事実上学校には用事がない限り行く機会はない。帰りがけに、前同じクラスだった日本人の女の子と出会う。彼女はまだ3年生。日本で仕事をしていて辞めてから来たという。多分30才前後なんだろうけど、去年より目尻にかなりシワとクマができていた。つらいのね、みんな(泣)。帰ったら留守電に会社から電話が入っていた。来週から一ヵ月、月~水まで働きに来ないかということだった。今週から例のポジションに新しい人が来て働いているのでもうお払い箱だと思っていたのだが、もうひとりのフリーランスのウェン君が来月だけ何か資格を得る学校に通うので人手が足りないのだという。なかなか縁のある会社だ。週三日なら時間もあるので受けることにするが、今週まるまる課題に時間を費やしてもまだ進行具合が遅い。一月なのに、このあせりは何?最近顔にぶつぶつができてきた。私はアレルギーは皆無。せっけんも化粧品も変えていない、食生活も普通だしお通じもいいのに、なぜ。まさかストレスのせい? 私の友達で大学院の卒論を書いていて、ストレスで口の中が渇いて口臭が出るという悩みを持っていた人がいたが、卒業した途端に治ったそうだ。このぶつぶつはストレスじゃないといいなあ。5月まで治らないのは困る....。
2004/01/29
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昨日の夜から降り続いた雪は夜中には道路を白く覆っていたが、朝起きてみると少なくとも車道はクリーンになっていた。夜中に除雪車が一生懸命働いたのだろう。ありがたいことである。予報を知っていたので昨日のうちに課題の素材を調べにダウンタウンまで行ってきた。長い間ソーホーなんか行っていなかったんだけど、平日の昼間なのに予想外の人手に驚く。氷点下でも買い物する人はするのね。Kate’s Paperという知る人ぞ知る紙屋(ITO-YAみたいなもの)でなぜか一時間以上も過ごし、素材をあれこれ買い求める。普段ならこのままキャナル・ストリートに行ってPearl Paint(画材屋)とPlasticの素材屋に行くんだけど、寒さのために断念。大型デパートで何でも揃う日本がうらやましい。東急ハンズでもあればなあ。何でも事が足りるのに。夕食の買い出しもついでに済ませたのでカンヅメの準備は万全。しかし仕事もせずに一日を課題にあてても全然進まない。どうするんだろう。間に合うのかなあ。やばいなあ...。
2004/01/28
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この間日本語放送で、どこかの議員さんがアメリカの大学を出たかどうか自分でわからないからアメリカに調べに行くとかいうのをやっていた。そんなのあり得ないと思う。アメリカの大学は入るのは大抵高校卒業資格とエッセイや推薦状があればいい(私の学校みたいに特殊技術がいる場合はそれなりのものを用意しなくてはいけないけど)が、卒業が大変なんである。しかも学費が高いので、クレジット(単位)をスチューデント・アドバイザーと毎期のように何度も何度も数えて足りるか足りないかチェックする。「単位が足りなかったとは知らなかった」などと言っているのは、かなり、かな~り間抜けと言わざるを得ないだろう。わざとアメリカにいたいがために単位を落として卒業を遅らせる人もいるが、二年くらい前から留学生は単位がちょっと足りないという理由でパートタイムになれなくなった。ビザを保持するには単位が飛び出すのにフルタイムで通わなければならないのである。お金と時間の無駄やね。私の知り合いでひとり、あとたった一単位で卒業なのに放っておいて、一年フルタイムをやり直した女の子がいるが、親はよっぽどお金持ちなんだろうと思った。うちの学校だって卒業式はある。保護者(夫)を招待するんだが、あの四角い帽子をかぶるのか? などど空想しながら課題をやっている毎日である。卒業しなくていいんだったら、こんなに苦労せんわい。
2004/01/27
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今週は仕事に行かなくてもいいので、かわりにたまっていた課題を片付ける。課題は何ひとつ終わっていないのだが、少しずつ完成に近づきつつある。今年になってから先生の態度が柔らかい。前期から生徒が6人ドロップオフし、批評するに時間に余裕ができたこともあるだろうか。クラスの雰囲気もポジティブになった。以前日記に書いた前は仲の良く無かった子とも話をするようになった。人間変われば変わるものだ。夫は今日から出勤している。大ボスと話をすると言っていたけど、話の内容は聞いていない。必要があれば夫から話をしてくれるだろう。私の卒業まであと3か月ちょっと。その間に仕事が見つかるだろうか。今は卒業制作で精一杯だ。夫よ、もうちょっとかんばっておくれ。追記:人間くそ忙しい時に限って余計な事をするものだ。コンピュータの前に座っていて考えが煮詰まると、手軽なものだからここにきてホームページをちょこちょこ更新したりする。自分で15分だけ、とか決めているので遅々として更新は進まないが、ページを少し作ってみた。<<<隣に少しコラムを足しました。
2004/01/26
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アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞の授賞式が今日だった。映画だけでなくテレビも対象になるので、日本では余り見られていないらしい。私は日本にいた時衛星放送かなんかでみていたような気がするけどなあ。最近はアカデミーでもお金で受賞が左右されるのがミエミエなんだけど、それでも映画好きのお祭り。虚栄的だっていいじゃないか。賞はほとんどThe Load of the Ringsが最多ノミネートのCold Mountainを押さえて取った(作品賞、監督賞)。だって4年間、3本作って前二本は完全無視だったから、今年は取らせてあげたい。残念ながら渡辺謙さんはティム・ロビンスに負けてしまった。ティム・ロビンスといえば、スーザン・サランドンが「ミスティック・リバー」のノミネート紹介の時に「この映画でSFXが使われているのは一ケ所だけ。それは映画を見る観客だけです」と言っていたけど、これは「ロード~」や他の映画のあてつけかしら。監督のC.イーストウッドもことさらに「特殊効果なんて一切使っていない」というのを強調しているんだけど、ちょっといいすぎ。SFXを使った映画だってすばらしいものがいっぱいある。特に「ロード~」などは美術だけでなくストーリーも素晴らしかった。ファンタジーはファンタジーでいいではないの。人を考えさせたり、幸せにしたりするのが映画なんだからさ。
2004/01/25
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毎週土曜日は夫と子供の面会の日なのだが、年が明けてからずっと家の中で過ごしている。毎日氷点下の日が続き、いくら子供は風の子とはいっても外で遊ぶには寒すぎるからだ。うちに来てからしばらくインコと遊んだりするのだが、後は必然的にテレビやビデオの見放題になる。私も最近はずっと課題が忙しくて、夫が子供とテレビを見ている間はコンピューター室にこもって課題をしていた。今週もフリーランズで平日がつぶれたので、一生懸命課題をやっていた。私が学校に行き始める前は毎週一緒に遊んだものだが、最近本当に構ってあげていない。後から聞いた話だが、夫がベッドルームにいて私がこの部屋にいて、子供がひとりでポケモンのDVDを見ていると、しばらくしてベッドルームに泣きながら入ってきたそうだ。「ひとりが寂しくて」という理由だった。私はひとりに慣れていない子供(アメリカでは13才(12才だったかな)以下の子供をひとりきりで家に置いていることは犯罪になり、親といえど逮捕される。親が見ていられない場合は必ずベビーシッターを雇う)にびっくりし、ちょっとあきれると共に(私自身鍵っ子でひとりが全く平気な子供だった)、放っておいてとても申し訳なく思った。子供がちょくちょくこの部屋に来て私の様子を伺っているのはわかっていたが、無理に遊ぼうとは言わないので私も課題を続けていたのだが、父親の家にきて放っておかれるのが寂しかったのだろう。ごめんね。来週はもうちょっと時間があると思うからね。
2004/01/24
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朝から掃除機をかけてトリ小屋の掃除をし、歯医者に出かけて、買い物をして帰ってくると、出社していたはずの夫が寝ていた。一瞬会社を辞めたのかと思ったが、聞けば本当に寒気がするという。今日の気温は日中マイナス7度。無理をするのは確かに良くないが....。ランチを食べていないというので好物のきなこもちを作ってやり、薬を飲ませる。そのあと地下のランドリーに洗濯に行き、ちょっと課題をして夕食の支度を始める。夫は薬を飲んで寝ている。世話のかかるヤツだ。会社を辞めたら辞めたで私が養ってやればいい(大口たたき。まだ正社員の口を見つけていないんだけど)んだが、前妻さんへのお金や子供の養育費までは面倒は見れんぞと前から言ってはある。私も自分で自分を食べさせていたから、どんなにつらくても仕事に行かなきゃいけないつらさはわかっている。男だからって弱音を吐いてはいけない訳じゃない。人生はつらいものなのだ。
2004/01/23
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夫が朝体調が悪いと訴え、会社を休む。本人いわく「ストレスからの出社拒否」。気の済むまで休みたまえ。私は連続して行っているフリーランスを今日でひとまず終えて、やっと明日から時間が取れそうだ。月曜日が休日だったため仕事がたまっており、ムーディーな上司マイケルは私に構う暇もなく、語気も余り柔らかくはなかった。ストレスフルな一週間だった。おまけに今日は月曜休みの振り替えで、自主的に集まって授業をすることになっていた。朝シャワーを浴びて化粧をしていると、夫が「そんなに大きなため息をついて、どうしたの」と聞く。ため息をついている訳ではないが、ストレスの現れとして、時々息をするのを忘れるのだ。で、思い出して息を吐くのだが、ため息とはちょっと違うと思うんだが...。小銭稼ぎとはいえ仕事は仕事。課題も課題。明日はちょっとましになるかな。
2004/01/22
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夕食を作っていると、夫から電話があった。今日は年俸の査定日。もらった数字が自分の予想よりかなり低かったらしい。アメリカでは年功序列などないので、その年その年で収入が決まる。ほとんど野球選手のノリだ。去年が余り成績がかんばしくなかったので今年は彼なりにがんばったのだが、それが評価されなかったと憤っている。それ以上に落胆しているようだ。こんな時はかける言葉がない。普段は仕事やお金の事で愚痴を言わない人なので、口に出す時は相当落ち込んでいる時だと分かるからだ。私は「元気出しなさいよ、ははは~!!」という感じの人間じゃないので、自分も一緒に暗くならないようにするのが精一杯だ。「今年は私も学校を卒業して働くから。気を楽に持ってよ」などと言っても聞く耳持たずのようだ。お金のことではなくて、頑張った事が評価されなかったのが嫌なようだ。ベッドルームのテレビで大統領演説(選挙対策)を見ているので、私はこっちの部屋に来て課題をしているが、今日はかける言葉がない。こういう時は誰に何を言われても復活するのは無理だろう。私にしてもいい一日ではなかった。自分のやったデザインのページを大幅に変えられていたのを発見したり、忙しくて邪険に扱われたり。仕事なんだからしようがないんだけどね。気のりがしなくて課題も一向に進まない。ふたりしてどつぼな一日だった...。
2004/01/21
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ゴールデン・グローブ賞最多ノミネート作品。主演女優、ニコール・キッドマン主演男優、ジュード・ロウ助演女優、レネ・ゼルウィガー監督 アンソニー・ミンゲラ(The English Patient)そしてもちろん作品賞。ナタリー・ポートマン、フィリップ・シーモア・ホフマン、ドナルド・サザーランドが少しだけ出ている。時は終わりかけのアメリカの市民戦争(南北戦争)。コールド・マウンテンという片田舎の街に、チャールストンの都会から洗練された牧師親子がやってくる。娘のエイダ(キッドマン)は街の青年インマン(ロウ)に思いを寄せはじめるが、不器用なふたりは互いに告白できないでいる。そのうちにインマンは南軍に召集され、ふたりは熱い思いを残したまま離ればなれに。インマンは敗北色深い南軍を脱走してエイダの元に戻ろうとする。エイダも戦争によって生活苦を強いられ、たおやかなピアノを奏でる指を野良仕事に染めるようになる。彼女のもとに必死で戻ろうとするインマンには困難な出来事が次々と...。アンソニー・ミンゲラは淡々としたやり方で人や生き物の死を描く。最近の戦争物は人が死ぬ様を生々しく描き過ぎだと思うのは私だけだろうか。それにしても最後の方でもっとインマンとエイダの絆を泥臭くまで描いてもよかったんじゃないだろうか。余りに淡々としすぎていて、この間のBIG FISHでは泣いた私だが、この映画はそれほど感情移入ができなかった。それでもいくつかとても美しいシーンがあり(爆撃が去った後に幻のように立ち上がる馬のシーンとか、教会の窓にぶちあたる鳩とか)、監督の美的感覚は素晴らしいと思う。ジュード・ロウは目の美しい男優だ。どんなに汚れていても高貴な感じがする。ニコールは演技はいいんだけどちょっとこの役には年を取りすぎ。レネーは素晴らしい。彼女は本当にいい役者だと思う。昨年彼女とアカデミーを争って勝ったキッドマンだけど、本作では断然レネーの方が上。彼女の演技は一見の価値あり。
2004/01/20
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フリーランスで一日働いた後、韓国系スーパーで夕食の買い物をした。今夜のキムチ豆腐チゲと野菜など明日の夕食の買い物をして、会計は20ドルちょっとだった。その帰りに日系の本屋さんに寄って、本とカレンダーを買った。また20ドルちょっとだった。NYでひとり暮らしの時、一週間の食費は20ドルだった(外食は除く。外食はチップと税金を取られるのではっきり言って東京より割高)。東京でひとり暮らしでOLをしていた時、定期券とお弁当を持っていればお金を使わない日もあったが、一週間の食費は2000円だっただろうか。以前、日本でなぜ2000円札が流行らないのかということについて誰かが言っていたけど、2000円では何か用を足すのに足りない金額だからと言うことだった。昨夏日本に帰った時に、とにかく一万円札が飛ぶようになくなっていったのには驚いた。この頃は安くなったとはいえ、とにかく物価の高い国なのだ。こっちで20ドルあれば、とりあえず肉、野菜、果物、調味料などが買える。貧しい人間には優しい国なのだ(税金は高いけど)。
2004/01/19
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暗めのファンタジー映画を作るティム・バートン監督の最新作。ゴールデン・グローブ賞作品賞にノミネートされている。私と夫の間では「The Load of the Rings: Return of the King」の対抗馬と思っている。ダークホースだけどね。おとぎ話ばかりを息子にして、現実の話をしない父。そんな父を理解できないまま大人になった息子。死期が近い父は、息子の子供をみごもっている息子の妻に、自分の体験談を摩訶不思議な登場人物に交えて話すのだが、これが現実のストーリーと重なるように描かれていく。ストーリーがはっきりと白黒している訳ではないので(結末すら何が現実だったのか不透明)、好きな人は好きだが、嫌いな人はつらいかなあ。説明が難しいのだが、見るとなんともいえない不思議なティム・バートンの世界に引き込まれていく。最後に切なくて思わず泣いてしまうのは、老いた親を持っている世代の人ではないだろうか。これまでのティム・バートンの映画同様、見た後は悲しくもなく、晴れ晴れともせず、切なくなるというのが一番あっているだろう。父親役のアルバート・フィニーは助演男優賞にノミネートされているが、母親役のジェシカ・ラングが素晴らしかった。このふたりが演じる夫婦はとてもすてきだ。
2004/01/18
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私が最初に今の学校に入ったのは、2年生の後期からだった。その最初の学期で同じクラスだった女の子で、ちょっと苦手な子がいたのだが、どういう訳かくされ縁があるようで、膨大な量の選択科目のうち何かしら私と同じクラスを取っている。今回のポートフォリオも一緒である。いぢわるというのは語弊があるかも知れないが、どうもウマのあわないのだ。最初のクラスで戸惑っていた時、姿が優し気な彼女に「この学期から始めたので、わからない事を教えてもらえるかしら」みたいな事を言って何度か挨拶と日常会話をしてうちとけようとしたのだが、「自分で考えなさいよ。私は私の課題で忙しいのよ」みたいな態度を取られたのである。それは何度同じクラスになっても変わらず、いつしか私の方から距離を置くようになってしまった。で、今日フリーランスで働きに行ってランチを食べていると、後ろから「Hi!」と言って肩を叩かれた。なんとその彼女が立っているではないか。余りにも親し気な態度にびっくりしたが、How are you doing?と普通に挨拶をした。聞けば今週からインターンで働くのだそうだ。あれ~、またくされ縁ですか? 今までポートフォリオのクラスでも口を聞いた事も無いのに、「It’s good to see you.」とか言う。彼女の後ろにアート・ディレクターが立っているせいか?別にウマがあわないからといってどうする訳でもないが(オトナなんだし)、今後クラスでどういう態度で接するのか彼女の出方次第だなあ...。別にどーでもいいんだけどね。
2004/01/16
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昨日の夜から降り始めた雪はしっかり積もっていた。もちろん気温は氷点下。この寒波はいつ去ってくれるのだろう。天気予報を知っていたので、同じ気温でも雪のまだ降っていない昨日のうちに図書館と本屋のはしごを終え、計5册の分厚い写真集を持って帰ってきた。夜、写真集を見てどの写真を明日スキャンするか決めていた時、夫が「キミの勉強は楽しそうでいいね。ボクのビジネススクールはつらくて大変だったよ」と言った。まあねー。端から見ていれば私は遊んでいるようにも見えるのだろう。しばらくすると、明日(すなわち今日)の予定を聞いてきたので、「資料を持って帰ってきたから明日はカンヅメよ」と言うと「いいねー。雪の日におうちの中に居ることができて」とのたまった。家から地下鉄の駅まで数分、駅から会社まで数分。会社に着けば夜まで一歩も出ることはなかろうに。別に私は怒っている訳ではないが、私は私の予定で動いており、昨日5時間かけて歩き回って本を探した後に夕食の買い物と洗濯と夕食の支度をし、今日は朝から膨大な量のスキャンがてら掃除機をかけたのである。それをお気楽のように言われるのは抵抗があるんだが、言っても仕方がないので何も言わない。明日はフリーの仕事に行くと約束してしまった。微々たる収入でも仕事は仕事。でも課題やりたいなあ。日曜日を休みの日にして夫と遊んでいるのが悪いのはわかっているんだけど、日曜に夫と遊ばなくては一緒にいる時がないからなあ。買って来た写真集のひとつは、Joyce Tennesonという女性写真家のWise Womenという60才以上の女性たちの写真を集めたもの。写真に添えられた言葉のひとつに、「明日の予定が洗濯か散歩で迷っているのなら、私は散歩をすすめるわ。人生には何が起こるかわからないから。」というのがあった。70才を過ぎていれば確かに一日は大切なのだろう。30代の私が同意するのは早計なのかしら。でも、課題ばかりしていて夫との時間を楽しまず、明日ふたりのうちのどちらかがテロで死んだら、絶対後悔すると思うのだ...。
2004/01/15
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課題で3人のフォトグラファーの写真集と、なんでもいいからお店のロゴマークとアイデンティティを作るというのが出た。「街を歩いて情報を収集するのよ!リサーチよリサーチ!」と先生はのたまう。あのねえ...。今日の最高気温はマイナス5度。明日はマイナス15度くらいまで下がるそうだ。雪が降っていないだけ感謝しなくてはいけないのだろうか。本屋と図書館を渡り歩いて帰ってくるともう4時を過ぎていた。これから洗濯と夕食の支度をしなくては。一月末に新しい人が来るまで、また今週も金曜日からフリーランスに行く。せっかくの仕事なので断りはしないが、一日働いてお金を稼ぐより、課題をする時間の方が今は大切に思える。贅沢な話だけど...。それにしても、前期みたいに、本を読んだりレポートを書いたり描きたくも無い静物を宿題で描く必要がもうなくなったのには心底ほっとしている。
2004/01/14
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フリーランスで先週から働いているが、先週の時点で、かねてから話にのぼっていたポジションに他の人が決まった事を知らされていた。残念なような、ほっとしたような気持ちだった。お違いがベストの選択でないことは、お互いに分かっていたのだろう。まるで恋人同士になれない男女が「いい人なんだけどね」と言い合っていたみたいなものだったから。逆にすっきりしたので、仕事探しを始められる。私はデザインの中で何が好きなんだろうと考えて、やっぱりエディトリアル(雑誌デザイン)が自分にあっているだろうと思いはじめた。日本語でもずっと雑誌関係に携わっており、文字と絵を料理のように配合するのが好きだった。今まで学校でエディトリアルを選ばなかったのは、英語が早く読めないと雑誌デザインはできないと思いこんでいたからだ。実際そうなんだけど、必ずしも全ての内容を把握していなくてもデザインができることをインターンで体験できたのはとても収穫だった。今同じ会社の同じ部署でフリーランスとして働いているが、今日はページを仕上げていく時、楽しくて時間が飛んだ。今後はもっと楽しいと思える雑誌の会社を探そう。会社の帰りに本屋によって、いろいろな雑誌を見た。自分がこの雑誌に携わりたいと思うところがいくつかあった。ここに到達するにはどうすればいいんだろう。またインターンのただ働きから始めるのがいいのか? インターンをしている学生は無数にいるが、正社員になれずに衛星のようにまわってしまう場合の方が多い。どうすればいいんだろう。今後リサーチが必要だ。追記:いいな!と思う雑誌はみな英国の出版社。英国の方がすごくスタイリッシュだ。英国で就職したい...。
2004/01/13
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今日からいよいよ最後の学期が始まった。去年少ししたものを週末にプリントアウトして持っていく。出来たのは3課題のみ。来週はもうちょっと頑張らなくては。嬉しいことに来週の月曜日はマーティン・ルーサー・キング牧師の誕生日でお休み。ちょっとは時間が取れるだろう。いつもの通り先生の会社の会議室に行くと、人数が減っていた。このクラスをドロップオフした生徒が4人もいた。私もドロップオフ寸前までいったので、先生を変えた人たちの気持ちもよくわかる。前期にやったことがどれくらい他のクラスでトランスファーできるか知らないが、どの道をとっても大変なことには変わりは無い。5月に卒業といえど、クラス自体は15週間、5/3には終わってしまう。正味3ヵ月ちょっとしかないのだ。ひとつも終わっていないプロジェクト。これからが大変なのだ。
2004/01/12
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数年前話題になった熟年女性のヌードカレンダーが制作されたいきさつをコミカルな映画にしたもの。ゴールデン・グローブでは主演のヘレン・ミレンがノミネートされている。場所はイングランドのヨークシャー地方。主婦たちが集まる教会で、毎年募金集めのためにカレンダーを作っている。パワフルな主婦クリスは息子のベッドの下から出てきたヌード写真から、自分達がヌードでカレンダーを作ることを思い付く。その提案に友達は大反対。でも親友の主婦アーニーは彼女のアイデアに賛成した。というのも、長年連れ添った夫ジョンがつい先日白血病で亡くなった時に、「人生は最後の頃が一番美しいんだよ」と愛妻に言い残したからだ。その募金で白血病の専門病因を建てるのが彼女たちの夢となった。カレンダー作りに奮闘し、成功を収め、その波紋は家族や村や国にも広がっていく...。イギリス風のジョークが分かればもっと楽しいのかも知れない。ただ、元気な主婦たちにもそれぞれの事情があり、時にはほろりとさせられる。私たちが行った映画館は観客がほとんどシニアだったのには驚き(映画館がシニアの匂いがしたんだよ)。手をつないで映画館を後にするシニアカップルばかりなのであった。
2004/01/11
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「危険なほど寒い」と言われた昨夜は、夫がヒーターの温度をあげて眠りについた。日中暑がりのくせに夜眠る時は寒いという。私は寒がりだが眠る時は暑くなってしまう。夜中の3時に暑くて目が覚めた。そうするとしばらく眠れなくなってしまった。昨日日記に書いた事を思い出し、さらにその前の彼と別れた時の事を思い出してしまった。ちょうどその夜、Sex and the Cityの再放送で、ミスター・ビッグと別れたキャリーが彼と出会ったことに動揺し、女友達のミランダになぐさめてもらうというエピソードを見た。私の状況によく似ていた。別れたのは真冬で、私の誕生日の直前だった。友達から催眠剤をもらっても眠れず、食べ物ものどを通らないほど落ち込んだ。「30才もすぎて恋人もいなくて、これから寂しい人生を外国でひとりで送るんだわ」と生きる気力も失った。外は冷え込み、死にたい気分に追い討ちをかける。その状態を脱したのは、女友達のお陰。友達は雪の降る中バスに乗って仕事の帰りにうちによってくれ、食事を作ってくれた。寒い時はしょうがのスープがいいのよと、とり肉でつみれを作って食べさせてくれた。その味は一生忘れない。明日も仕事があるからと夜中近くに彼女は帰ったが、翌朝私も出勤するために起きてきて、いかに昨日の夜が大雪だったかを知った。心から彼女に感謝し、しっかりしなくちゃ、と思った。立ち直るのに新しい恋は特効薬というけど、女友達の励ましがなかったら新しい恋どころの騒ぎではなかっただろう。その彼女は私が失恋した数週間後に長年のボーイフレンドと結婚し、昨年子供が生まれた。お互いにパートナーのいる今でも友達なのは言うまでもない。
2004/01/10
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朝起きてテレビをつけたら、気温が19度だった。一瞬摂氏かと思った。華氏に直すとマイナス7度くらい。フロリダに慣れた体にはつらすぎる数字である。天気予報ではdangerously coldと言っていた。危険なほど寒いってどういう意味なんだ。まあ、ヒーターがないと死ぬよね...。コートを着込んでインターン先へ。人が少ないのは気のせいだろうか。金曜日なので郊外在住の人はずる休みをしているのかも知れない。金曜日はスローだと聞いていたが、ほとんど何もすることがない。ファイリングや整理をして一日を過ごしてしまった。暇だったのでネットで課題の調べものができたのはよかったけど。極寒の中出勤したのは無駄ではない...と思いたい。そういえば昔ちょっとだけ付き合った人との出来事を思い出した。ここまで寒くなかったけど、うちのヒーターが壊れた事があった。彼に電話をして、ヒーターが壊れて寒いので今夜お邪魔していいかと聞くと、仕事が忙しいだのなんだので来られたら困るなあという返事だった。不定期に忙しい人だったのでその時はあっさり納得したんだけど、今から思えばその頃から愛は冷めていたに違いない。真冬に彼女(彼)が凍えていると思えば仕事なんかほっぽってくれるのが愛、じゃないのかな~~? と今夜も夫を湯たんぽにして寝るのであった。
2004/01/09
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朝早起きをして学校の図書館へ出向く。氷点下だけど日がさしているので暖かく感じた。調べものを終えて帰宅し、午後はゆっくり課題をする予定だった。ちょっとした時間にNYトリビアなるコラムを左に追加し、さあはじめようと思ったら友達から電話が...。移民局へ提出する書類の一部でサポートレターを頼んでいたのだが、移民局がINSからCISに変わったんじゃないの?という話。今までまとめていた書類がほとんどやり直しになってしまう。がーん。ウェブで調べたら、やはり去年の11月に名称が変わっていた。ばかーーーーー!!! 古い名称のまま出さなくて良かったのはいいのだが、準備のやり直しである。午後の予定だった課題をする時間がほとんどなくなってしまった。明日からのフリーランスなんか引き受けるんじゃなかった...墓穴。
2004/01/08
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5時半に夫の目覚ましで眠りを邪魔され、機嫌の悪い朝を迎える。朝着替えようと思ったら、...お腹が重いではないの。認めたくないが、太ったのだ。クリスマスからこっちずっと食べっぱなしでろくな運動もせず、太るのは当たり前である。昨日インターン先からメッセージが入っており、金、月、火とフリーランスで働きに来ないかとの事。話を聞けば上司マイケルも今週末にディズニー・ワールドに行くそうである。彼氏と行くのかな、という邪推はおいといて、とりあえす快く引き受ける。が、ふと気がつくと、月曜日の夜の授業に出す課題をほとんどやっていない。あれー、どうしよう。あとの祭りとはこの事だ。外は快晴とはいえ氷点下。気軽に図書館に調べものっ、という感じではない。重装備をして行かねば。予想はしていたが、色々と冷たい現実が待っていたのであった。
2004/01/07
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今朝7時45分発の飛行機で、フロリダから戻ってきました。飛行時間は行きが2時間50分だったのに対し、帰りは1時間40分くらい。11時には自宅に着いて、荷物をほどいていました。今日のNYは快晴。気温もまだ暖かいのだけど、明日からはぐっと寒くなるそうです。オーランドは今日までずっと平年より暖かい日が続いて、日中80度(摂氏28度くらい)でした。この50度の差に体調を崩さないようにしなければ。年末年始のディズニーワールドの話はまたおいおい書いて行こうと思います。バケーションが終わった後っていつも、「これから何を楽しみにして生きていけばいいんだろう...」と思ってしまう。別に休みのために生きている訳じゃないんだけど、バケーションは行く前が一番楽しい。帰る日が近付くと悲しいものです...。
2004/01/06
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