アメリカでは自分をアピールすることが美徳とされ、謙虚さは何の得にもならない。ましてアイドルになろうなんていう子はとても自分を誇示するのが上手く、自信過剰なほど自分のことが優れていると思っている。実際歌も上手くて才能のある子もいるが、歌がどヘタな身の程知らずも審査員にくってかかったりする。「あたしのどこが悪いのよ!アンタあたしの素晴らしさがわかってないわ!」とか「オレが次のアメリカン・アイドルなんだ!!I know I can do it!(お決まりのセリフ)」とか。ひどいのはオーディションで辛口なことを言われてサイモンに飲み物をぶっかけたヤツもいた。そんな挑戦者の憤りもどこ吹く風で、鼻っぱしらを徹底的に折っていく審査員たち。それが小気味いいのだ。しかし、逆に失敗を恐れておどおどしていたり、自己アピールが足りない子もどんどん落とされる。