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2005/01/07
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カテゴリ: カテゴリ未分類
去年の11月日本に帰国していた時に、網代温泉に泊まりがてら熱海にある MOA美術館 に行った。作品数が少なく何が目的で作ったのかわからないが立派な美術館だった。ここで何かのコンペティションの金賞だったと思うのだが、 千住 博 画伯 のWater Fallの原画が展示されていた。その余りの迫力に圧倒され、しばらく絵の前から動くことができなかった。ほとんど水墨画なみの色のない絵にこれほどの迫力があろうとは。画伯のウェブサイトや書籍ではこの迫力が微塵も伝わらないのが残念だ。よくよく調べていくうちに、画伯が多分現在ニューヨーク在住であることがわかった。いつかどこかですれちがう事もあるかも知れない...というのは考えが甘いかしら。

年末に、自分へのクリスマスプレゼントに、画伯の書籍を日系書店で取り寄せてもらって購入した。彼の絵を書いているときの説明や、その絵を描くに至ったいきさつなどが書いてあり、とても勉強になった。万一何かの機会で画伯の絵をニューヨークで目にすることができれば幸運だけど。
senju


一方、日本で同時にジミー大西画伯のカレンダーを購入した。正しくは注文して母に送ってもらったのだけど。一年以上前にジミーちゃんはニューヨークで展覧会をし、その絵の素晴らしさに惚れ込み、絵本などを購入したりした。画集はまだ出ておらず、今回のカレンダーはとても楽しみにしていた。中身をわくわくしながら開けると........ちょっと拍子抜けしてしまった。

ジミーちゃんは自分でも認めている通り、ちゃんと絵の基礎を学んでいない。本人はそれを気にしてNYの美術学校に行こうとしたのだが英語が話せずお流れになった。そもそも学校の先生に絵をみてもらうと、もうスタイルが完成しているので学ぶことなどないと言われたそうだけど。彼の自由自在な構図や勢いのある絵柄は、そこらへんの美術学生などよりもっともっとパワフルである。

で、今回のカレンダーである意味がっかりしたのが、スタイルが固まってしまいすぎていて、つまらなく見えてしまったことだ。ジミーちゃんが言っていたが、彼は色が混ぜられないので、絵の具をチューブから出してそのまま塗るそうだ。なので、どの月をめくってみても構図は違えどそこかしこが同じ色なのである。これでは飽きてしまう。画集なんかにしたらもっと飽きるだろう。これから先、どんな画風に変わっていくのか。これからが正念場かも知れない。





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Last updated  2005/01/09 11:42:32 AMコメント(0) | コメントを書く


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