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2005/01/17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ゴールデン・グローブ賞が終わった約一ヶ月後にはアカデミー賞が発表される。ゴールデン・グローブを取ったからといって自動的にアカデミー賞を取る訳ではないので、この違いがみどころ。コンサバといわれるアカデミー賞でも、近年ジャック・ニコルソンを押さえて若いエイドリアン・ブロディにあげたり、マーティン・スコセッシ監督を押さえて性犯罪でアメリカに立ち入り禁止のロマン・ポランスキー監督が受賞したりしたので、意外性はこちらの方があるかも知れない。(今この「ピアニスト」の例を書いたけど、アカデミー会員はユダヤ人が多いのかと思った)

ぶっちぎり人気のない今年の作品賞は接戦。各作品の見所は...

「アビエイター」The Aviator(英語は「エイビエイター」と読む。飛行家と言う意味)
アメリカ初の億万長者、ハワード・ヒューズの自伝的映画。彼はオイルビジネスで成功した父親(ヒューズが18歳の時に死亡)の遺産をもとに映画ビジネスを開始し、ハリウッドに乗り込み成功を納める。平行して飛行機の開発に情熱を注ぎ、自ら試験飛行に臨む冒険家でもあった。長身でハンサムであった彼はハリウッド女優たちと浮き名を流し、順風満帆な人生であるかのよう。しかし彼は強迫神経症を煩っており、汚れた事、乱れた事が大嫌い。この病が彼を次第に狂気に導いて行くのであった...。

トリビア
監督のマーティン・スコセッシは大の飛行機嫌い。ティーンエイジャーの時にヒューズの自伝を読んで惚れ込んだレオナルド・ディカプリオがプロデューサー兼主演を務める。最初は「アリ」「コラテラル」で知られるマイケル・マンが監督をするはずだったが、「アリ」で自伝的映画に食傷してしまった彼は降板。ディカプリオは「Gangs of New York」で一緒に映画を作ったスコセッシ監督に脚本を送る。しかし、表紙とタイトルを隠して(破って?)送ったので、スコセッシ監督は飛行機ものと知らず脚本を読み始め、結局ハマって映画を引き受ける事になった。ちなみに、飛行シーンではディカプリオはこの作品で一度も飛行機に乗っていないそうだ。監督の頼みで合成にしたそう。

スコセッシ監督は映像にこだわった。昔の映画は天然カラーでも退色しており、緑色がきちんと表現されていなかった(らしい)。映画の前半はその退色した色調でまとめられている(後半もかなあ。後半は緑が少ないから気がつかなかったけど)。最初の飛行実験で落ちた畑の色、ヒューズが食べるステーキに添えられたグリーンピースの色...、細部に非常にこだわっている。

ヒューズが墜落して大ケガをした飛行実験では、実際に地上でふたりの人間が犠牲になったそうだ。彼は体の70%以上にやけどを負った。

「ハーキュリーズ(ヘラクレス)」(映画を見てね)は、これが最初で最後の飛行だったそうだ。







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Last updated  2005/01/19 11:15:45 PM
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