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2005/05/13
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カテゴリ: 映画
巨匠リドリー・スコット監督の最新作、というよりは、オーランド・ブルーム君の初主演作と言うのを全面に押し出した「キングダム・オブ・ヘブン」。噂に違わない大作なのだが、若干長尺なのと(約二時間半)テーマが重たいので敬遠されたのか、オープニング成績は一位ではあるものの$20ミリオンに届かない今ひとつの成績だった。戦闘シーンが生々しいので、オーランド君目当てで見に行ったローティーンの女の子なんかにはちょっと酷かも知れない。

時代は12世紀、舞台は聖地エルサレム。十字軍のテンプル騎士である父親からエルサレムの領地を受け継いだ息子がオーランド君扮する主人公。子供を亡くして悲嘆にくれて自殺した妻と、人殺しとなった自らの贖罪のために聖地へ赴く。そこでイスラムの英雄サラディンから聖地を護るために、陣頭指揮を取る運命になってしまうのだが...。

非現実的なのは、オーランド君は鍛冶屋なんですな。父からほんのちょっと剣術を習っただけなのに、とっても強いのです。しかも戦術を組む事ができ、設計や計算もできたりするのです。どんなにサラディンから攻め込まれても、彼はラスト・サムライのトム・クルーズのようにほぼ無傷なのです。カッコよすぎるというのが一番の感想です。事実かっこいいし。

面白かった(?)のが、後半の戦闘シーンが、まるで「The Load of the Rings」に似ているのです。エルサレムは壁に囲まれた山形の街で、ほとんどローハンに似ています。街を奪還されないための籠城なのですが、やぐらを組んで責めて来るイスラム軍という図はまるで「Two Towers」や「The Return of the King」です。思わずイスラム軍の中に巨大なゾウを探してしまいました。そして、無敵のレゴラス君/オーランド君が超人的に戦っているのですな。今回は黒髪に無精髭付きだけど。

という訳で、十字軍の歴史ドラマというより、エンターテインメント性の高い映画ですが、色んな意味で見る価値はあります。ただ、「グラディエーター」ほど、男性客を楽しませる要素はないかも知れません。オーランド君はこういう映画をしょって立つには早すぎるし可愛すぎると思いました。やっぱりラッセル・クロウぐらい男くさくないとなあというのが正直な感想です。






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Last updated  2005/05/16 12:17:43 AM
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いい映画とは思いますが、興行的にはふるわなかったみたいですね。 (2005/05/16 02:23:28 AM)

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