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2005/08/19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この会社で私と一緒にフリーランスデザイナーとして働く60代(多分)のおばちゃま。おばちゃまは広告代理店にいたとかで、作品はかなりデザインのセンスがよい(服装はヒッピーのようなのだが)。いろいろ勉強させてもらっているのだが、ひとついい意味でも悪い意味でも自己主張が強いのが難点だ。

各ページをデザインするのに、映画とかテレビとか本とかテーマがあるのだが、アートディレクターと3人でどのページを担当するかと言うミーティングででも、「あたしはこのキャラクターが可愛いページを担当するわ!」とまず、自己主張する。アートディレクターも私にも反論の余地はない。私もたまーにこのページをやりたいなーと思うものがあるが、いつの間にかおばちゃまに取られていたりする。油断ならん。しかしぼーっとしている私もアホなもので、先月号などはおばちゃまにおいしい見開きページなどを見事に全部取られてしまった。

私は結構日本では自己主張するほうだったので、一時期ある会社で嫌われていたかも知れない(汗)。しかしアメリカでは私程度の自己主張は全然おとなしい方なのだ。そしてここは、自分のやりたい事はやりたい!と言ったもの勝ちなのである。そして残るのは結果。勤勉でした、というのはあまり褒められたものでもなく、要領よくハデな結果を残さなければ意味がないのだ。

こういうことはデザイン業界だけなのかと思っていたら、職種に関係なくアメリカ企業に勤める友人はクチを揃えて「アメリカ人の狡猾さにはかなわないわよね!」と言う。金融関係の友達でも、やはり上司に取り入ったり、大きな仕事を任せてもらえるよう手回ししたりといったことが日常茶飯事みたいだ。

来月号は私とおばちゃまで仕事を分けて自宅でやる訳だが、早速おばちゃまの自己主張が始まり、自分の楽しいと思う仕事を取っていった。私はもはやどうでもいいので反論はなし。それでも面倒くさいカレンダーのページをもっていってくれたりしたのでちょっとうれしい。私は年長者、特に気難しい人には全面降伏する傾向があり、おばちゃまと争う意思はない。デザイナー+ニューヨーク+一人暮らし+年配+女性、ここまではいいけど(私も似たようなものだし)、これに自己主張が激しいが加わると...こんな人とは争わないのが身のためである。





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Last updated  2005/08/20 05:05:44 AM
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