トランクルーム貝塚のオヤジ奮戦記

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2018.08.27
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子供の頃からずっと織物業に携わっている両親を見てきたのを含め長かった織物時代から、身をもって零細企業の経営方法をはじめとする社会人としての生き方のノウハウなどイロンナ事を、長い人生の中で学んできました。

その中でも、 最も大事だと感じたことは「他人(他社)に期待しない」 です。

あくまでも「自力本願」「独立独歩」・・・自分一人で何とかする(しようとする)精神こそ大事だと悟ったのです。

もちろん人間は社会を構成する一員ですし、「もちつもたれつ」という考え方がベースにありますが、根の部分で生きていく上で「他人(他社)に期待しない」考え方が大事だと思うのです。

他人(他社)に期待するから、裏切られたときのショックは大きいです。

ならば、最初から期待しなければ気分的にグッと楽になります・・・

そうすると、自分で何とかガンバロウ・・・と背水の陣で臨む覚悟ができるのです。

長年織物業を営んできましたが、ビジネススタイルは1つの商社だけの賃織り(委託生産)でした。

所謂100%商社に「おんぶにだっこ」です。

取引先は大手総合商社の伊藤忠さんでしたので、同業他社より取引条件面では格段に良く安心と言えば安心でしたが、実は内心「もし何らかの原因で、明日から取引中止と言われたら・・・オワリだな」と心配でした。

この不安がバブル崩壊後の伊藤忠の大規模なリストラで的中したのです。



その辺が、40数年伊藤忠一本で商売してきたお陰と、未だに感謝しています・・・(涙)。

ただ、その後はいくら支店や合繊メーカーを紹介してくれても、実際の受注活動は私の営業力に掛かっていますので、サラリーマン時代の新規開拓していた営業力が役に立ったのです・・・

営業経験がなければ、その時点でアウト。

この時ほど、他人のメシを食ってきて(サラリーマン営業経験をして)ヨカッタと、自分自身に感謝しましたねェ・・・(笑)。

しかしこんな事って何も会社経営だけに限らず、一般サラリーマンも会社から突然首(解雇)を言い渡されたり、嫁さんから突然離婚を切り出されたり・・・世間に山ほどあるある。

それに対抗するために、いつか起業するためにサラリーマンでいる間にスキルを磨くとか、もっと経済的に稼ぐ努力をすれば、会社も嫁さんも放っておきません・・・というか、他社からのヘッドハンティングや他の女からのアプローチを断るのに難儀します(笑)。

まァしかし、この時ほど「営業力」の大切さを身に染みたことはありません。

伊藤忠とは全く関係の無い大阪市内の業界では有名な某繊維専門商社から受注するのに、新規で飛び込み毎週1回用も無いのに訪問し、実際の注文を取るのに実に1年も掛かりましたし、二部上場の繊維専門商社も新規で飛び込んで注文を取ることが出来ました・・・(涙)。

商社から受注(賃織り)するという事は、契約書を交わし代表である私が個人保証をするという、むしろ継続的に受注ができる「取り組み」に近いモノがありました。

その頃から、地元信用金庫を織物創業前の昭和一ケタ時代の祖父の代から長年メインバンクにして信用金庫創業家理事長もうちの仏壇にお参りに来るという関係でしたが、金融機関もバブルの後遺症で大変な事になっているというのを冷静に考えると、「アテに出来ない」と判断しました。

取った行動は、借金を全額返済して根抵当を抹消し、メインバンクをまだ安全な公的金融機関に変更した事です。



経営者というのは目的(会社を倒産させない)を達成するために、常に頭をクールにニュートラルポジションにキープすることが求められ、一時の感情に走ったり流されたらダメなのです・・・

一連の私の行動に、信用金庫の担当者は当然ビックリ仰天。

取引が長かったので、貝塚支店長だけでなく、他の支店に転勤した支店長や理事までが「どうしたんですか?」という問い合わせが殺到しました・・・

しかし、それぞれに事情を説明して分ってもらいました。

分ってもらうと言うより、もう決断して行動に移していましたので、説明も何も無い訳ですが・・・(笑)。

ビジネスで最も大事な一連の「vs商社」「vs銀行」の行動の根本にあるのは、「もうこれから頼りにしませんよ」というアナウンスです。

強いて言えば「決別宣言」だったのです。



ちょうどこの一連の行動の前に父親が急死しており、心身ともプレッシャーが私に集中しヘトヘトになりながらもこの難局を切り抜けたことで自分自身にチョット自信を持ちました。

チョット自信を持つことによって、より「他人(他社)に期待しない」生き方に徐々にシフトしていったのです。

それが織物業の「廃業」であり、トランクルームへの「転業」だったのです。

そして転業を機に更に一歩進めて、銀行から借金をしない「無借金経営」にしました。

これで完全に、銀行とはオサラバです・・・(嬉涙)。

銀行に借金があれば自由に経営出来ず、あらゆる面で銀行のコントロール化に置かれます。

織物業を「廃業」して、トランクルームに「転業」・・・そのあと無借金だからこそ、不動産屋、音楽スタジオ、卓球場、自習室と自由に経営できたのです。

しかも、文字通り「他人に期待しない」という事で、5つの仕事を一人でこなしていますし、織物時代の教訓で、1社に依存しない危機分散化の徹底という意味合いもありますが・・・

しかし天国の親父から「お前はオレが居なくなってから、一体何をやっとんのや?」と怒られそうですが・・・(笑)。

まァ、これで誰にも頼らず迷惑を掛けずにメシが食えているのですから、ヨシとしましょう・・・(笑)。

他人(他社)に期待しないというスタンスは、常に今の状況に満足せず「今後ドンドン見直していく」という考えがベースにあり、公私とも特定の顧客(友人)に依存せず新規顧客をドンドン増やしていこうという積極的で好循環的経営に自然と向かわせます。

いつも同じ取引先や固定客のみだと安心感はありますが、知らぬ間に空気が淀んできます。

気がつくと、浮き世離れしていた・・・なんていう例が世間には沢山あります。

会社では倒産です。

倒産にならないように、経営者としては公私とも「他人(他社)に期待しない」生き方を選んでいるのです。

サラリーマンでも首にならないように一生懸命ガンバルというより、社会で生き抜く為に(どこでも通用するように)自分のスキルを磨くという「大きく広い考え方」で仕事をした方が長い目で見ると「柔軟性」があると思います。

会社は決して一生面倒を見ませんし(むしろ50歳以上は要らない)、一般社会もドンドン変化しているからです。

基本的に60歳で定年(65歳まで継続雇用可)、男の平均寿命が80歳で年金支給開始が将来的に65歳から70歳に伸びると予想すると(しかも減額される)、この「空白」の10年は長すぎます。

要は仕事のゴールを会社と同じ60歳と仮定するのは非現実的で、FP的にトータルライフを考えれば70歳をゴールと考えなければ計算が合わなくなるのです。

ココが正に人生の盲点で、今我々還暦オーバー世代がぶち当たっている壁であり、若者が想像したくない将来像です。

という事で、織物時代に比べて売り上げは大幅に減りましたが、自分の目の届く範囲で商いできているという「気持ちよさ」があります。

過去の12年間で5つのビジネスで、もう約6000人以上のエンドユーザー相手にビジネスしてきたでしょうか・・・

イロンナお客さん(人)を見てきましたが、弊社独自の審査基準や私の経験上の勘があるものの、基本的には「来る者拒まず、去る者追わず」というスタンスです。

今はパソコンやスマホといったIT全盛ですが、それだけに頼らない(期待しない)というの心にあり、一方で紙媒体でも保管するというのも決して忘れません・・・(笑)。

というようなビジネススタイルでやってきましたが、まだビジネスとして成り立っている(客がついている)のを見ると、まだしばらくは仕事できそうです・・・(笑)。

まァしかし、長い間たいした病気もせずに頑張って来れたのも(未だに入院歴無し)、丈夫に生んでくれた母親のお陰です。

体格と知能は親の遺伝ですが、割と二枚目で背が高かった父に似たかったですが、今では三枚目で身長が低くても母に似てヨカッタと感謝しています。

父に似ていたら病弱でしたが、私は母に似て内蔵も歯も丈夫で近視でしたが今ではメガネ要らずですから・・・(笑)。

10代20代はルックスと学業で、30代から50代は経済力がモノを言いますが、50超えると体形も美貌も崩れ始め(経済力の低下も)、70代以降は歯とメガネ無しでちゃんと歩けてお漏らしをしない事がチャームポイントになってきますから・・・(笑)。

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Last updated  2018.09.01 05:26:28
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